JPH03206904A - ブリッジ測定装置 - Google Patents

ブリッジ測定装置

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JPH03206904A
JPH03206904A JP238390A JP238390A JPH03206904A JP H03206904 A JPH03206904 A JP H03206904A JP 238390 A JP238390 A JP 238390A JP 238390 A JP238390 A JP 238390A JP H03206904 A JPH03206904 A JP H03206904A
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Yasushige Shimizu
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は機械的ひずみの測定装置等に適用して好適なブ
リッジ測定装置に関する。
〔従来の技術〕
以下に、第7図を参照して、従来の機械的ひずみの測定
装置について説明する。第7図において、(5)はひず
みゲージで、端子ab間、端子bc間。
端子cd間、端子da間がその各端子間に設けられるひ
ずみ感応素子R+、Rz、R3,R4を介して夫々接続
されてブリッジ回路を構成している。尚、ひずみ感応素
子R,−R,は伸縮に応じてその抵抗値が変化する。そ
して、端子a及びCは電源回路(2)の出力端と夫々接
続され、端子す及びdは増幅回路(6)の入力端と夫々
接続される。
電源回路(2)は、ひずみゲージ回路(5)の端子ac
間にケーブルC,,C,を介して電源電圧として、交流
電圧(以下電圧と記述する)を供給する。
増幅回路(6)は、ひずみゲージ(5)の端子bd間に
発生する電圧を増幅すると共に、この増幅した電圧を処
理回路(7)へ供給する。
処理回路(7)は増幅回路(6)から供給される電圧に
従って所定の処理を行い、その結果を外部の機器(例え
ばモニタ、プリンタ、パーソナルコンピュータ等)に出
力する。
さて、上述した計測装置を用いてひずみの計測を行うに
は、ひずみを測定したい被測定物に、ひずみゲージ(5
)を直接貼付けて、被測定物のひずみ量を測定する。
先ず、電源回路(2)がケーブルCZ、C3を介してひ
ずみゲージ(5)の端子ac間に所定の電圧を供給する
。この時、ひずみゲージ(5)を貼付けた被測定物のひ
ずみ量が、ひずみゲージ(5)を貼付けた時と変わらな
ければ、ひずみゲージ(5)の各端子a −dを接続す
るひずみ感応素子R1〜R4の抵抗R+〜R4は全て等
しいままである。従ってひずみゲージ(5)の端子bd
間に電圧は発生しない(ブリッジの平衡状M)。反対に
、ひずみゲージ(5)を貼付つけた被測定物のひずみ量
が、このひずみゲージを貼付けた時と変っていれば、各
ひずみ感応素子R,−R4の抵抗R8〜R4は等しくは
なくなり、従って、各々の状態に応じて端子bd間に電
圧が発生する。そして、この端子bd間に発生した電圧
は、ケーブルC,,C,を介して増幅回路(6)に供給
されて、処理回路(7)によって、ひずみ量が計測され
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の測定装置では、ひずみゲージ、即ち、抵
抗ブリッジ回路と、電源回路及び計測回路との間の距離
が長いと、これら間を接続するケーブルの抵抗器によっ
て、測定誤差が生じると言う欠点があった。
かかる点に鑑み、本発明は、測定対象の変化に応じて抵
抗値が変化する抵抗素子を含み、非測定時には4辺の抵
抗器の抵抗値が互いに等しく成る抵抗ブリッジ回路と、
該抵抗ブリッジ回路の一組の対角点間に、抵抗値の等し
い第1及び第2のケーブルを通じて電源電圧を供給した
とき、抵抗ブリッジ回路の他の一組の対角点間から得ら
れた検出電圧が、第1及び第2のケーブルと抵抗値の等
しい第3及び第4のケーブルを通じて供給される計測回
路とを有するブリッジ測定装置において、ケーブルの抵
抗値による測定誤差を除去しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕 本発明は、測定対象の変化に応じて抵抗値が変化する抵
抗素子を含み、非測定時には4辺の抵抗器の抵抗値が互
いに等しく成る抵抗ブリッジ回路(5)と、抵抗ブリッ
ジ回路(5)の−組の対角点間に、抵抗値の等しい第1
及び第2のケーブルC2+ C3を通して電源電圧を供
給したとき、抵抗ブリッジ回路(5)の他の一組の対角
点間から得られた検出電圧が、第1及び第2のケーブル
Cz、Ciと抵抗値の等しい第3及び第4のケーブルC
I、 Caを通じて供給される計測回路(1)とを有す
るブリッジ測定装置において、第1〜第4のケーブルC
2,CI+ C1104の抵抗分による測定誤差を補正
する補正回路(3)と、補正回路(3)及び計測回路(
1)と、第1〜第4のケーブルc、、c、、c、、c、
との間に接続され、補正時及び測定時で切換えが行われ
る第1〜第4の切換えスイッチSWz、SWi、 SI
L+、SWaとを設ける。
補正回路(3)は、補正時に、第3の切換えスイッチS
W、を介して第3のケーブルC0に反転入力端子が接続
され、非反転入力端子が接地され、第1及び第2の切換
えスイッチSWz、SW3を介して第1及び第2のケー
ブルC,,C3に出力端子が接続されると共に、第4の
切換えスイッチSW4を介して第4のケーブルC4に直
流電圧E1を供給したとき、出力端子に直流電圧E2が
得られる第1の演算増幅器(8)と、補正時に、反転及
び非反転入力端子の一方及び他方に夫々直流電圧E、±
2E、及び基準直流電圧E4が供給され、出力端子に直
流電圧E、が出力される第2の演算増幅器(10)と、
補正時に、第1の演算増幅器(8)の出力端子からの直
流電圧E2及び第2の演算増幅器(10)の出力端子か
らの直流電圧E、を供給して、直流電圧E1+2E、を
出力する加算回路(9)と、補正時に、第2の演算増幅
器(10)の出力端子からの直流電圧E。
及び基準直流電圧E4の比E、/E、を算出し、測定時
に、電源電圧に比E、/E、を乗算した電圧を出力し、
出力電圧が第1及び第2の切換えスイッチSW3. S
WIを介して第1及び第2のケーブルC,,C,に供給
される演算回路(11)とを備え、測定時に、第3及び
第4のケーブルC,,C,が第3及び第4の切換えスイ
ッチSWI、 SW、を介して計測回路(1)に接続さ
れるようにしたものである。
〔作用] かかる本発明によれば、補正時に、第4の切換えスイッ
チSW、を介して第4のケーブルC4に直流電圧E1を
供給したとき、第1の演算増幅器(8)の出力端子に直
流電圧E2が得られ、第2の演算増幅器(10)の反転
及び非反転入力端子の一方及び他方に夫々直流電圧E1
+2EZ及び基準直流電圧E4が供給され、出力端子に
直流電圧E1が出力され、第1の演算増幅器(8)の出
力端子からの直流電圧E2及び第2の演算増幅器(10
)の出力端子からの直流電圧E、が加算回路(9)に供
給されて、直流電圧E1+2Ezが出力され、演算回路
(11)によって、第2の演算増幅器(10)の出力端
子からの直流電圧E、及び基準直流電圧E4の比El/
E4を算出する。
測定時に、演算回路(11)が電源電圧に比E、/E4
を乗算した電圧を出力し、その出力電圧が第1及び第2
の切換えスイッチSW2. SW3を介して第1及び第
2のケーブルC2,C,に供給され、第3及び第4のケ
ーブルCr 、Caが第3及び第4の切換えスイッチS
W、、 SW4を介して計測回路(1)、に接続される
〔実施例〕
以下に、第1図乃至第6図を参照して、本発明を機械的
ひずみの測定装置に適用した一実施例を詳細に説明する
も、第7図に示したひずみ測定装置と同様の部分につい
ての図示及び説明は一部省略する。
第1図はひずみ測定装置の全体を示し、(5)はひずみ
ゲージで、ケーブルCI+CZIC3+Caを介して、
切替器(4)のスイッチSW、、 S匈Z+ 5Wff
、 sLに夫々接続されている。
切替器(4)は、後述する制御回路(12)からの切替
制御信号によって、同図に示す実線及び破線の矢印の如
く各スイッチ5WI−3W4を夫々切替える。
そして、各スイッチSW、−SW、が夫々実線の矢印の
如く切替えられると、ひずみゲージ(5)はケーブルC
3〜C4を介してケーブル長補正回路(3)の各部と接
続され、各スイッチSW、−5W、が夫々破線の矢印の
如く切替えられると、ひずみゲージ(5)はケーブルC
I”’ C4を介してケーブル長補正回路(3)中の演
算回路(11)の出力側及び計測回路(1)に夫々接続
される。
次に、切替器(4)の各スイッチSW、−SW、が夫々
実線の矢印の如く切替えられた、即ち、ひずみゲージ(
5)がケーブルC,−C4を介してケーブル長補正回路
(3)に接続された場合におけるそのケーブル長補正回
路(3)の構成について説明する。
(12)は制御回路で、切替制御信号を切替器(4)に
供給して各スイッチSW、〜SW4の切替えを行わせ、
更に、電源回路(2)に電圧制御信号を供給する。そし
て、この後、第6図について後述する演算回路(11)
にクロックパルスCLKを供給する。
(2)は電源回路で、制御回路(12)からの電圧制御
信号に応じて、直流電圧、又は交流電圧を歪みゲージ、
演算回路(11)及びオペアンプ(10)に夫々供給す
る。
オペアンプ(10)は、その非反転入力端子に供給され
る電源回路(2)からの直流電圧(以下、電圧と記述す
る)と、その反転入力端子に供給される加算回路(9)
から供給される電圧に応じて所定の電圧を出力し、切替
器(4)のスイッチSL及びケーブルC4を介してひず
みゲージ(5)にこの電圧を供給する。
(8)はオペアンプで、その出力側は、スイッチSW:
l及びS−2を介してケーブルCz及びC3に接続され
、その反転入力端子は、スイッチ舖、を介してケーブル
CIに接続され、その非反転入力端子は接地される。
加算回路(9)は、オペアンプ(8)、 (10)から
の各出力電圧を加算し、その加算電圧をオペアンプ(1
0)の反転入力端子へ供給する。
(11)は演算回路で、電源回路(2)からの電圧と、
オペアンプ(lO)からの出力電圧を逐次比較すること
によって、その比を内部のレジスタ(21) (第6図
参照)に記憶する。そして、切替器(4)の各スイッチ
SW、−SW、が同図に示す破線の矢印の如く切替えら
れると、電源回路(2)からの、交流電圧を、レジスタ
(21)に記憶されている比に応じた電圧にして、この
電圧(ケーブルによる電圧降下分を補正する電圧)をケ
ーブルCt及びC1を介してひずみゲージ(5)に供給
する。
次に、上述したケーブル長補正回路(3)内の加算回路
(9)、演算回路(11)の回路構成及びその動作と、
補正方法について第2図を参照して説明する。
第2図は、切替器(4)が制御回路(12)からの切替
制御信号によって、第1図に示す実線の矢印の如く、各
スイッチSW、〜S讐、を夫々切替えた場合のひずみゲ
ージ(5)及びオペアンプ(8)を示す回路図である。
ひずみゲージ(5)の端子dにはケーブルC4が接続さ
れ、端子すはケーブルC1を介してオペアンプ(8)の
反転入力端子に接続されている。そして端子a及びbに
はケーブルC2及びC3が夫々接続され、更にこれらの
ケーブルC2及びC3はオペアンプ(8)の出力側に接
続されている。Rcl+  Rcz+RC3,Re4は
ケーブルC1,Ct、Cz、Caのケーブル抵抗である
そして、ケーブルC4の、ひずみゲージ(5)の端子d
との接続点とは反対側の端子を仮りにeとし、オペアン
プ(8)の出力側を仮に端子fとする。そしてこのとき
端子eにE、の電圧を印加すると、端子fにはR2の電
圧が出力され、端子dには、印加電圧E、がケーブルC
4のケーブル抵抗RC4によって電圧降下した、印加電
圧E、より低い電圧が供給される。この端子dに供給さ
れる、印加電圧E、より低い電圧は、第3図に示される
等価回路によって求めることができる。
第3図の等価回路では、素子R,−R,の抵抗R,−R
,を共にR1抵抗Rc l−Rc sを共にrとしてい
る。ひずみゲージ(5)を構成するブリッジ回路の端子
a及びbは仮想接地である。このとき端子eに印加され
る印加電圧E1と端子fから出力される電圧E2の関係
は次に記す式■で表すことができる。
E2=−□ ・E、   ・・・・■ 2r十R 更に、第3図に示す点d、即ち、第2図のブリッジ回路
の端子dに供給される電圧をR4とすれば、この電圧E
4は次に記す式■で表すことができる。
そして、■及び■弐より、電圧E4は次に記す式■で表
すことができる。
=E1+2E、        ・・・・■従って、第
2図に示すブリッジ回路の各素子R1〜R4の抵抗RI
””’ R4がすべて等しく、且つ、各ケーブルC,−
C,の導体抵抗RC1〜Rc 4がすべて等しい場合は
、第2図に示すブリッジ回路の端子dに接続されている
ケーブルC4の端子eに電圧E1を印加して、オペアン
プ(8)の出力端子fから出力される電圧をE2とおく
と、ブリッジ回路の端子dに供給される電圧E4は、印
加電圧E1と出力電圧E2の2倍の電圧を加えた電圧と
等しくなる。
そして、第2図に示したひずみゲージ(5)の端子dに
電圧E、を供給するには、端子eに、電圧E。
とその電圧E、の、ケーブルC4のケーブル抵抗Rc4
による電圧降下分とを加えた電圧(以下、補正電圧と記
述する)を端子eに印加すれば良いことが分る。従って
、上述した補正電圧を得るには、第2図に示すひずみゲ
ージ(5)の端子dに供給される電圧と、印加電圧E1
の比を求められばよい。
しかしながら、通常ケーブルCI” C4は百〜数百m
の長さのものが使用されるので、ブリッジ回路の端子d
に供給される電圧をケーブル長補正回路(3)で検出す
ることは困難である。従って、上述した式■、■及び■
から得たE a −E l+ 2 E zという結果を
利用して、第2図に示す端子eに印加する電圧E、及び
端子fに出力される電圧E2からE4を合成すれば良い
ことが分る。
次に、上述した電圧E4を合成する加算回路(9)を第
4図について説明する。尚、各抵抗はR□=R−z =
 R−z = R−a = R−s/2と成っている。
(14)はオペアンプで、その反転入力端子は抵抗RI
ISを介して端子fに接続され、比反転入力端子は接地
されている。そして、このオペアンプ(14)の出力側
は直列に接続された抵抗R、z、 R,、を通じて端子
eに接続され、更に、抵抗R,,,R,□の接続中点と
このオペアンプ(14)の反転入力端子が直接接続され
て、オペアンプ(14)の出力電圧がそのオペアンプ(
14)の反転入力端子にフィードバックされるように成
されている。そして、このオペアンプ(14)の出力側
は、オペアンプ(15)、入力抵抗Ra4及び負帰還抵
抗R1で構成される反転増幅回路の入力側に接続される
。そして、この反転増幅回路を構成するオペアンプ(1
5)の出力端子は端子gと接続される。そして、端子e
に電圧E+を印加し、端子fに電圧E2を印加すると、
オペアンプ(14)の出力端子から−(E++2Ez)
の電圧が出力され、これが次段の反転増幅回路によって
位相反転されて、オペアンプ(15)の出力端子からE
1+2Ezの電圧が出力される。
次に第5図を参照して、第2図におけるひずみゲージ(
5)及びケーブルC,−C,のケーブル抵抗Rc I 
”” Rc 4の等価回路と、第4図に示した加算回路
(9)を用いて、印加電圧E1とひずみゲージ(5)の
端子dに供給される電圧E4との比を求める方法を説明
する。
ひずみゲージ(5)及びケーブル01〜C4のケーブル
抵抗Rcl〜Rc 4の等価回路は、夫々端子e及びf
を介して、夫々オペアンプ(10)の出力端子及び加算
回路(9)のオペアンプ(14)の反転入力端子に接続
される。そして、加算回路(9)のオペアンプ(15)
の出力端子はオペアンプ(10)の反転入力端子に接続
される。オペアンプ(1o)の非反転入力端子には端子
jを介して第1図に示した電源回路(2)からの直流電
圧E4が供給される。
次に、端子jに供給される電圧E4と、端子eに出力さ
れる電圧E、の関係を説明する。
同図における各オペアンプ(8)、 (10)、 (1
4)及び(15)のオープンループゲインを無限大とお
けば、次の式■が得られる。
E a ”” E I+ 2 E z     ・・・
・■第3図のひずみゲージ(5)及びケーブルC6〜C
1のケーブル抵抗P CI ””’ RC4の等価回路
から得た式■、■及び■より次の式■及び■が得られる
2r+R E+=□ ・E4  ・・・・■ 従って、式■、■から、次の式■が得られる。
この弐■によれば、端子りの電圧Edは、端子jに供給
される電圧E4と等しくなることが分かる。
従って、端子りに供給される電圧E4と端子eに供給さ
れる電圧E1の比を得るには、端子jに供給される電圧
E4と端子eに供給される電圧E。
の比を得れば良いことになる。
次に、第6図を参照して、上述した端子jに供給される
電圧E4と端子eに供給される電圧E1の比を得る方法
について説明する。
(20)はD/Aコンバータで、基準電源の供給される
端子jを介して、第1図に示す電源回路(2)の出力端
子と接続される。そして、D/Aコンバータ(20)の
入力端子はレジスタ(21)のパラレル出力端子に接続
されて、D/Aコンバータ(20)の次段のオペアンプ
(16)の反転入力端子に出力電流を供給するようにな
されている。オペアンプ(16)は、D/Aコンバータ
(20)からの供給電流に応じた電圧を出力する。オペ
アンプ(17)は、その反転入力端子が抵抗Rb、を介
してD/Aコンバータ(20) (7)の基準を源供給
端子に接続され、抵抗Rb2を介してその出力端子に接
続され、その非反転入力端子は、抵抗RbSを介してオ
ペアンプ(16)の出力端子と接続され、更に一端が接
地された、抵抗R16がその入力端子に接続される。
(18)はオペアンプで、その反転入力端子が抵抗Rb
3を介してオペアンプ(17)の出力端子に接続される
と共に、抵抗R14を介して自己の出力端子に接続され
、非反転入力端子は接地されて、反転増幅回路を構成し
ている。(19)はコンバレータテ、その反転入力端子
がオペアンプ(18)の出力端子と接続され、非反転入
力端子は端子eを介して第1図に示すオペアンプ(10
)の出力端子と接続されている。そして、そのコンパレ
ータ(18)の出力端子はレジスタ(21)に接続され
ている。
次に、この演算回路の動作を説明する。D/Aコンバー
タ(20)の基1!電源供給端子には基準電圧E4が供
給され、レジスタ(21)には第1図に示される制御回
路(12)からのクロックパルスCLKが供給される。
一方コンバレータ(19)の非反転入力端子には電圧E
Iが供給される。そして、オペアンプ(17)の反転入
力端子には電圧E4が供給され、非反転入力端子にはオ
ペアンプ(16)からの電圧の抵抗Rbs及びR1によ
って分圧された電圧が供給サレ、その出力端子からの電
圧はオペアンプ(18)で位相が反転されてコンパレー
タ(19)の反転入力端子に供給される。そして、コン
パレータ(19)でオペアンプ(18)からの電圧と、
電圧E、とが比較され、オペアンプ(18)からの電圧
が電圧E1と略同じに成るまで、例えば“1”が出力さ
れ、その間レジスタ(21)は、クロックパルスCLK
によってD/Aコンパレータ(20)に複数ビットの並
列データを与える。レジスタ(21)からの複数ビット
の並列データが供給されたD/Aコンバータ(2o)は
、例えば“O”を供給された入力端子に関連する電流を
夫々発生し、更にこれらの電流を加算してオペアンプ(
16)に供給する。そして、コンパレータ(19)の反
転入力端子に供給される電圧と、非反転入力端子に供給
される電圧が略同じ値になると、第1図の制御回路(1
2)は、レジスタ(21)に対するクロックパルスCL
Kの供給を停止する。かくして、レジスタ(21)には
、電圧E、と電圧E1の比El/E4が記憶される。
さて、この後、第1図に示す切替器(4)の各スイッチ
SW、〜SW4の同図に示す破線の如く切替えると、演
算回路(11)の出力端子、即ち、第6図に示した端子
k及び2がケーブルC2及びC3を介してひずみゲージ
(5)と接続される。この後、電源回路(2)が制御回
路(12)からの制御信号によって、ひずみゲージ(5
)に供給するべき交流電圧の半分の振幅の交流電圧を演
算回路(11)の基準電圧入力端子、即ち、第6図に示
した端子jに供給すると、演算回路(11)の出力端子
、即ち、第6図に示した端子k及び!の電位差は、ひず
みゲージ(5)に供給するべき交流電圧に、ケーブルC
,,C,の導体抵抗Rc 2 、  Rc 3による電
圧降下分が加えられた電位と成り、従って、ひずみゲー
ジ(5)には、供給されるべき電圧と略回し電圧が供給
される。
尚、第6図で示した演算回路(11)のオペアンプ(1
6)の出力電圧を分圧している抵抗RbSとRh&の比
を小さくすればする程、長いケーブルの補正ができる。
即ち、第6図で示した演算回路(11)の端子jに供給
される電圧E4と端子eに供給される電圧E1の比E、
/E4をkとし、ひずみゲージ(5)に供給すべき電圧
をV、とすれは、その比には次の弐■で表すことができ
る。
と成り、 全ての値が正の数であるから、 又、上述した実施例の演算回路(11)は、マイクロコ
ンピュータを使用しても良い。
従って、ひずみゲージ(5)に供給すべき電圧Vbは次
のように成る。
尚、E、=E、の関係が保証されるケーブルのケーブル
抵抗rの範囲は、 〔発明の効果〕 上述せる本発明によれば、測定対象の変化に応じて抵抗
値が変化する抵抗素子を含み、非測定時には4辺の抵抗
器の抵抗値が互いに等しく成る抵抗ブリッジ回路と、抵
抗ブリッジ回路の一組の対角点間に、抵抗値の等しい第
1及び第2のケーブルを通じて電源電圧を供給したとき
、抵抗ブリッジ回路の他の一組の対角点間から得られた
検出電圧が、第1及び第2のケーブルと抵抗値の等しい
第3及び第4のケーブルを通じて供給される計測回路と
を有するブリッジ測定装置において、ケーブルの抵抗値
による測定誤差を除去することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック線図、第2図
はひずみゲージ、ケーブル及びオペアンプを示す回路図
、第3図はそのひずみゲージ、ケーブル及びオペアンプ
を示す回路の等価回路、第4図は加算回路を示す回路図
、第5図はひずみゲージ、ケーブル及びオペアンプを示
す回路の等価回路と、加算回路と、オペアンプの接続状
態を示す回路図、第6図は演算回路を示す回路図、第7
図は従来例を示すブロック線図である。 (1)は計測回路、(2)は電源回路、(3)はケーブ
ル長補正回路、(4)は切替器、(5)はひずみゲージ
、(6)は増幅回路、(7)は処理回路、(8) 、 
(10) 、 (14) 、 (15) 。 (16) 、 (17)及び(18)はオペアンプ、(
11)は演算回路、(19)はコンパレータ、(20)
はD/Aコンバータ、 (21)はレジスタである。 代 理 人 松 隈 秀 盛

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 測定対象の変化に応じて抵抗値が変化する抵抗素子を含
    み、非測定時には4辺の抵抗器の抵抗値が互いに等しく
    成る抵抗ブリッジ回路と、該抵抗ブリッジ回路の一組の
    対角点間に、抵抗値の等しい第1及び第2のケーブルを
    通じて電源電圧を供給したとき、上記抵抗ブリッジ回路
    の他の一組の対角点間から得られた検出電圧が、上記第
    1及び第2のケーブルと抵抗値の等しい第3及び第4の
    ケーブルを通じて供給される計測回路とを有するブリッ
    ジ測定装置において、 上記第1〜第4のケーブルの抵抗分による測定誤差を補
    正する補正回路と、 該補正回路及び上記計測回路と、上記第1〜第4のケー
    ブルとの間に接続され、補正時及び測定時で切換えが行
    われる第1〜第4の切換えスイッチとを設けて成り、 上記補正回路は、 補正時に、上記第3の切換えスイッチを介して上記第3
    のケーブルに反転入力端子が接続され、非反転入力端子
    が接地され、上記第1及び第2の切換えスイッチを介し
    て上記第1及び第2のケーブルに出力端子が接続される
    と共に、上記第4の切換えスイッチを介して上記第4の
    ケーブルに直流電圧E_1を供給したとき、上記出力端
    子に直流電圧E_2が得られる第1の演算増幅器と、上
    記補正時に、反転及び非反転入力端子の一方及び他方に
    夫々直流電圧E_1+2E_2及び基準直流電圧E_4
    が供給され、出力端子に上記直流電圧E_1が出力され
    る第2の演算増幅器と、 上記補正時に、上記第1の演算増幅器の出力端子からの
    直流電圧E_2及び上記第2の演算増幅器の出力端子か
    らの直流電圧E_1を供給して、上記直流電圧E_1+
    2E_2を出力する加算回路と、上記補正時に、上記第
    2の演算増幅器の出力端子からの直流電圧E_1及び上
    記基準直流電圧E_4の比E_1/E_4を算出し、測
    定時に、上記電源電圧に該比E_1/E_4を乗算した
    電圧を出力し、該出力電圧が上記第1及び第2の切換え
    スイッチを介して上記第1及び第2のケーブルに供給さ
    れる演算回路とを備え、 上記測定時に、上記第3及び第4のケーブルが上記第3
    及び第4の切換えスイッチを介して上記計測回路に接続
    されるようにしたことを特徴とするブリッジ測定装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005034980A (ja) * 2003-06-27 2005-02-10 Koide Kinzoku Kogyo Kk 切断機
CN105241372A (zh) * 2015-11-18 2016-01-13 招商局重庆交通科研设计院有限公司 消除导线电阻影响的全桥惠斯通电桥应变测量系统及方法

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