JPH03206426A - 光ファイバ増幅器 - Google Patents

光ファイバ増幅器

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JPH03206426A
JPH03206426A JP2000951A JP95190A JPH03206426A JP H03206426 A JPH03206426 A JP H03206426A JP 2000951 A JP2000951 A JP 2000951A JP 95190 A JP95190 A JP 95190A JP H03206426 A JPH03206426 A JP H03206426A
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optical fiber
light
optical
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band
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Yasuro Kimura
康郎 木村
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正隆 中沢
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S3/00Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range
    • H01S3/05Construction or shape of optical resonators; Accommodation of active medium therein; Shape of active medium
    • H01S3/06Construction or shape of active medium
    • H01S3/063Waveguide lasers, i.e. whereby the dimensions of the waveguide are of the order of the light wavelength
    • H01S3/067Fibre lasers
    • H01S3/06754Fibre amplifiers

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  • Optics & Photonics (AREA)
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  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、1.5μm帯の信号光を希土類元素のエルビ
ウムが添加された光ファイバを増幅媒質として直接光増
幅する光ファイバ増幅器に関するものである。
(従来の技術) 従来、エルビウム(以下、Erと表記する)添加光ファ
イバを用いた光ファイバ増幅器の励起光源としては、励
起可能な波長が可視光から近赤外領域に存在するため、
気体レーザ、色素レーザ、固体レーザ及び半導体レーザ
が適用されてきた。
これら各種レーザの中では、実用上の観点から、半導体
レーザによる励起が望まれており、励起可能な光源とし
て0.8μm帯GaA,QAs半導体レーザ、0.98
μm帯1nGaAs歪量子井戸型レーザ、1.48μm
帯1nGaAsP半導体レーザが存在する。
これらの中で、0.8μm帯の励起波長では、励起吸収
というEr元索に特有の現象により(文献1 ;  R
.l.Laming. S.B.Poole. and
 E.J.Tarbox,”Pump excited
−state absorption in erbi
um−doped  fibers , Opt. L
ett. vol.13, No.l2,1084 (
1988)参照)、有効な励起が行われず、大きな増幅
度を得ることができないため、これまで、半導体レーザ
による励起で6 dB,色素レーザによる励起で15d
Bが報告されたのみであった(文献2 ;  Tj.W
hitley,”Laser diode pumpe
d operatton of  Er”−doped
 fiber aa+plif1er . Elect
ron. Lett. vol.24. No.25.
 1537 (1988)参照)。
このため、従来より、励起吸収の存在しない0.98μ
m帯、1.48μm帯が励起波長として望ましいとされ
できた。
実際、励起波長が0.8μm帯の場合、利得係数が0.
4dB/a+Wと低い値であるのに対して、励起波長が
0.98μm帯の場合、利得係数が4 . 0dB/m
W、1.48μm帯の場合、利得係数が2.2dB/m
Wと良好な値が得られる(なお、0.98μm帯及びl
,48μm帯の利得係数に関しては、『文献3 ; R
.S.Vodhanel. R.1.Laming. 
V.Shah. L.Curtis, D.P.Bou
r. W.L.Barnes. J.D.Minell
y. E.J.Tarbox. and P.J.Pa
vire, ”flighty eff1c1ent 
978nm diode−pumped erbium
−doped fiber amplifier wi
th 24dB gain”.Electron. L
ett. vol.25. No.20. 1388 
(1989). J及び『文献4 ; E.Dcsur
vire, C.R.Giles, J.R.Simp
son and J.L.Zysk1nd. ”Eff
icient erbium−doped fiber
 amplifier  at  λ−1.53μmw
ith high output saturatto
n power”.CLEO. Baltimore.
 LI.S.A., PD20 (1989).J参照
)。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、0.98μm帯半導体レーザは活性層幅
が広く、光ファイバとの結合が良くないこと、また、現
在、研究段階にあり入手するのが困難であることと、そ
の信頼性について不明であること等、実用に至るまでに
は解決すべき問題点をいくつか有している。
また、1.48μm帯半導体レーザについても、同様に
、未だ研究段階の状況である(文献5;H.Nakaz
awa. Y.Kimura and K.Suzuk
i. ”Effic1entEr”−doped op
tical amplifier  pumped b
y a1.48μm InGaAsP Laser d
iode”.  Appl. Phys.Lett..
 vol.54. No.4, 295 <1989)
.参照)。
また、Er添加光ファイバでは、信号光の波長1.5μ
mで単一モードとなるようにカットオフ波長を1.1μ
mから1.4μmの間に設定される。しかし、この場合
、0.8μm帯の半導体レーザ光では、高次のモードま
で励振されるために伝搬する光束が広がって励起光のエ
ネルギー密度が低くなってしまう。
一方、0.8μm帯の励起波長で単一モードとなるよう
な光ファイバでは、逆に1.5μm帯での曲げ損失が無
視できなくなるため、ファイバの曲がりに対しての利得
が不安定になってしまう。
従って、励起波長が0.8μm帯では、最適なファイバ
構造及び濃度、長さ等を得ることができないため、小型
で効率の良い光増幅器を実現できないと考えられていた
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、そ
の目的は、実用的な0.8μm帯の励起波長により30
dB程度の高利得と高出力を得られる光ファイバ増幅器
を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達戊するため、請求項(1)では、発振波長
領域が0.8μm帯にある励起光源と、Erを所定の濃
度で添加したEr添加光ファイバと、前記励起光源によ
る励起光と1.5μm帯信号光を合波し、該合波光を前
記Er添加光ファイバの一端に入射する光合波手段と、
前記Er添加光ファイバの他端からの出射光を入射し、
通過させる光アイソレータとを備えた。
また、請求項(2)では、前記光アイソレータに代えて
、前記Er添加光ファイバの他端からの出射光を入射し
、信号光のみを通過させる光ィルタを設けた。
また、請求項(3)では、請求項({〉記載の光ファイ
バ増幅器において、前記Er添加光ファイバの他端から
の出射光から信号光のみを通過させる光フィルタを、前
記光アイソレータの光入射側または光出射側に設けた。
また、請求項(4)では、請求項(1) , (2)ま
たは(3)記載の光ファイバ増幅器において、前記光合
波手段の合波光出射側または励起光及び信号光入射側の
少なくとも一方に光アイソレータを配置した。
また、請求項(5)では、請求項(1) . (2) 
.(3)または(4)記載の光ファイバ増幅器において
、各々が偏波または波長が異なる励起光を出射する複数
の励起光源と、これら励起光源からの励起光を合波し、
該合波光を前記光合波手段に入射する光合波手段を設け
た。
また、請求項(6)では、請求項(1) . (2) 
.(3) , (4)または(5)記載の光ファイバ増
幅器において、Er添加光ファイバを、コアの周囲に設
けられ該コアより低屈折率の第1のクラッドと、該第1
のクラッドの周囲に設けられ該第1のクラッドより低屈
折率の第2のクラッドとを備えた二重クラッド構造を有
する光ファイバにより構成した。
また、請求項(7)では、請求項(1) . (2) 
,(3) . (4) . (5)または(6〉記載の
光ファイバ増幅器において、Er添加光ファイバを、A
fiまたはPを酸化物の形で少なくとも1種類含む光フ
ァイバを用い、かつ、Erを1 0 0 0 ppm以
下の濃度で添加して構成した。
(8)請求項(1) . (2) . (3) , (
4) , (5) .(6)または(7)記載の光ファ
イバ増幅器を、複数個、多段に直列接続して、一の光フ
ァイバ増幅器を構戊した。
(作 用) 請求項(1)によれば、光伝送路を伝搬した信号光と励
起光源から出射された波長0.8μm帯の励起光とが光
合波手段に入射され、ここで合波された後、この合波光
はEr添加光ファイバの一端に入射される。
Er添加光ファイバに入射された合波光のうち、励起光
の波長0.8μm帯は、Erの吸収帯と一致する。この
ため、励起光によって光ファイバへの添加物であるEr
原子が励起され、励起準位の’ I 13/2と基底準
位の’ I 15/2の間に反転分布が形成される。
これにより、Er添加光ファイバ中を伝搬する信号光が
この部分を通過すると誘導放出により信号光が所定の増
幅度をもって増幅される。
増幅された信号光は、Er添加光ファイバの他端から出
射して光アイソレータに入射され、ここを通過して当該
光ファイバ増幅器の出力光として出力される。
また、請求項(2)によれば、Er添加光ファイバにて
増幅された信号光と増幅作用に供した励起光は、光フィ
ルタに入射される。ここで、励起光の進行が妨げられ、
信号光のみが当該光ファイバ増幅器の出力光として出力
される。
また、請求項(3)によれば、Er添加光ファイバにて
増幅された信号光と増幅作用に供した励起光は、光アイ
ソレータに入射され、ここを通過して、次に光フィルタ
に入躬される。ここで、励起光の進行が妨げられ、信号
光のみが当該光ファイバ増幅器の出力光として出力され
る。
または、Er添加光ファイバにて増幅された信号光と増
幅作用に供した励起光は、光フィルタに入射される。こ
こで、励起光の進行が妨げられ、信号光のみが光アイソ
レータに入射され、信号光のみが当該光ファイバ増幅器
の出力光として出力される。
また、請求項(4)によれば、光合波手段で合波された
信号光と励起光は、光アイソレータを介して、Er添加
光ファイバの一端に入射される。
または、光アイソレータを介した信号光あるいは励起光
が光合波手段に入射される。
また、請求項(5)によれば、各励起光源から出射され
た、偏波面あるいは波長の異なる各励起光は合波され、
直接あるいは光アイソレータを介して光合波手段に入射
され、ここで信号光と合波される。
また、請求項(6)によれば、1.5μm帯と長波長の
信号光は、コアと第1のクラッドに閉じ込められて伝搬
される。一方、0.8μm帯と短い波長の励起光は、第
1のクラッドをコア、第2のクラッドをクラッドとして
、この両領域に閉じ込められ伝搬される。
また、請求項(7)によれば、A,QまたはPが酸化物
の形で光ファイバの構戊要素として用いられ、かつ、E
rが1000ppm以下の濃度で添加されて増幅波長領
域が拡張される。
また、請求項(8)によれば、各段部で上記と同様の作
用が行われる。
(実施例) 第1図は、本発明に係る光ファイバ増幅器の第1の実施
例を示す構戊図である。
第1図において、1は励起光源で、発振波長領域が0.
8μm帯(0.78μm〜0.85μm)、例えば0.
818 p mのGaAρAs半導体レーザ、Ti:サ
ファイアレーザ、色素レーザ等からなり、所定強度の励
起光Pを出射する。
2は光合波手段で、例えば光ファイバカップラまたは導
波路型カップラからなり、波長1.5μm帯、例えば波
長1.535μmの信号光Sと励起光源1による励起光
Pとを合波する。
3はEr添加光ファイバで、一端が光合波手段2の合波
光出射部と接続され、全体に亘って希土類元素であるE
rが、添加濃度1000ppm以下、例えば2 0 p
pmから2 0 0 ppm前後の低濃度で添加され、
かつ、そのファイバ長が50mから150m程度に設定
されており、一端から入射した光合波手段2による合波
光のうち、励起光Pに基づく増幅作用によって信号光S
を増幅する。
4は無偏波型光アイソレータで、Er添加光ファイバ3
の他端に接続され、Er添加光ファイバ3の他端への戻
り光の入射を抑止する。
5は光バンドパスフィルタで、光アイソレータの光出射
側に格続され、信号光Sは通過させて、励起光Pを遮断
する。
?に、上記構成による動作を説明する。
例えば、図示しない光伝送路を伝搬した信号光Sと励起
光源1から出射された励起光Pとが光合波手段2に入射
され、ここで合波された後、この合波光がEr添加光フ
ァイバ3の一端に入射される。
Er添加光ファイバ3に入射された合波光のうち、励起
光Pとしては、上述したようにErの吸収帯と一致する
波長領域(0.8μm帯)を使用している。このため、
励起光Pによって光ファイバへの添加物であるEr原子
が励起され、励起準位の’I+3/■と基底準位の’ 
I 15/2の間に反転分布が形成される。
これにより、Er添加光ファイバ3中を伝搬する信号光
Sがこの部分を通過すると誘導放出により信号光Sが所
定の増幅度をもって増幅される。
増幅された信号光Sと増幅作用に供した励起光Pは、E
r添加光ファイバ3の他端から出射して光アイソレータ
4を通過し、次に、光バンドバスフィルタ5に入射され
る。ここで、励起光Pの進行が妨げられ、信号光Sのみ
が当該光ファイバ増幅器の出力光として出力される。
第2図は第1図の構成において、2種類のEr添加光フ
ァイバを用いて、光アイソレータ4の出射端で測定した
波長1.535μmの信号光Sに対する増幅度と励起波
長0.818μmの入射励起光強度との関係及び従来の
技術の項で引用した文献2に記載されている従来までに
報告された最良の結果を示すグラフである。第2図では
、横軸がEr添加光ファイバ3への入射励起光強度を、
縦軸が増幅度をそれぞれ表している。
図中、実線■で示す萌線は、Er添加濃度が1 6 0
 ppmで、GeO2とSi02の組成からなり、長さ
70mのEr添加光ファイバ3を用いた場合のiill
1定結果を示している。また、実線■で示す四線は、E
r添加濃度が88ppmで、Gem2,Ajl)2ch
とSi02の組成からなり、長さ124mのEr添加光
ファイバ3を用いた場合の測定結果を示している。一方
、図中、破線■で示す西線は、文献2からの引用結果で
ある(ファイバ長8m,Er添加濃度toooppm近
傍値)。
第2図から明らかなように、従来の光ファイバ増幅器で
は、増幅度が15dB程度で飽和してしまう(最大増幅
度約15dB)のに対して、本第1の実施例による光フ
ァイバ増幅器では、30dB以上の高増幅度が得られ、
その増幅度は従来より15dB以上大幅に改善されてい
る。
また、Erを添加しているコア部の径を小さくすること
によって(例えば、単一モード光ファイバの場合コア径
2〜3μm程度)、必要とする入射励起光強度を下げる
ことができるので、励起光源1として、いわゆるコンパ
クトディスクあるいは光ディスク用のGaA,QAs半
導体レーザの使用も可能である。
なお、上記測定では、■の光ファイバとしてAρを酸化
物の形で含むものを用いたが、Pを酸化物として含むも
のを用いても、上記とほぼ同様の効果を得ることができ
る。
以上説明したように、本第1の実施例によれば、コア径
が小さく比較的低濃度でErが添加され、かつ、100
m程度のEr添加光ファイバ3を増幅媒質として用いた
ので、励起波長が0.8μm帯の励起光Pによって61
.5μm帯信号光に対して高増幅度を実現できる利点が
ある。
また、Er添加光ファイバ3の他端(出射端)側に光ア
イソレータ4を配置したので、この他端への戻り光の入
射を阻止することができ、発振現象の発生を防止でき、
良好な増幅作用を発現できる。
さらに、光アイソレータ4の出射側に信号光Sのみを通
過させる光バンドパスフィルタ5を配置したので、不要
な励起光Pや雑音となる自然放出光を取り除いて増幅作
用を受けた信号光Sのみを当該光ファイバ増幅器の出力
光として取り出すことができ、1.5μm帯信号光を用
いた雑音の少ない良好な光通信システムを実現できる。
なお、光アイソレータ4と光バンドパスフィルタ5は、
いずれか一方を用いても、本発明の所期の目的を達成す
ることができ、また、光アイソレータ4と光バンドパス
フィルタ5との配置関係を入れ換えてもよい。
第3図は本発明に係る光ファイバ増幅器の第2の実施例
を示す構成図である。本第2の実施例では、前記第1の
実施例の構戊に加えて、光合波手段2の合波光出射端側
とEr添加光ファイバ3の一端(入射端)間に、無偏波
型光アイソレータ6を挿入している。
この構戊によりEr添加光ファイバ2の一端側における
反射による発振現象の発生を防止することができ、前記
第1の実施例の場合に比べて、より良好な増幅作用の発
現を実現できる。その他の構戊、作用、効果は、前記第
1の実施例と同様である。
第4図は、本発明に係る光ファイバ増幅器の第3の実施
例を示す構戊図である。本第3の実施例では、Er添加
光ファイバ3の増幅度が励起光の偏光に依存しないとい
う特性を利用した構成としている。
即ち、2個の励起光源、具体的には、X偏波の励起光を
出射する励起光源1aと、y偏波の励起光を出射する励
起光源1bと、これらX及びy偏波の励起光を合波する
偏光ビームスプリッタ7と、この合波光と信号光Sとを
合波する光合波手段としてのダイクロイックミラ−8と
、ダイクロイックミラ−8の信号光Sの入射側並びに合
波光出射側に配置したレンズ9a,9bとをEr添加光
ファイバ3の一端側前段に設けている。
このような構成にすることにより、前記第1の実施例の
効果に加えて、特に、出力の小さい半導体レーザを用い
た場合には、2倍の励起出力が得られる利点がある。
第5図は、本発明に係る光ファイバ増幅器の第4の実施
例を示す構戊図である。本第4の実施例では、第1図の
構成の光ファイバ増幅器を複数個、直列に多段接続して
、一つの光ファイバ増幅器を構成している。
これにより、大きな増幅度と光出力を得られる利点があ
る。
なお、第2及び第3の実施例による光ファイバ増幅器を
多段に接続して、一つの光ファイバ増幅器を構成できる
ことはいうまでもない。
第6図は、本発明に係るEr添加光ファイバの他の構成
例である二重クラッド型Er添加光ファイバの断面図で
ある。
このEr添加光ファイバ30は、励起光の光ファイバへ
の結合度を改善するために、クラッド部を二重化したも
のであり、具体的には、コア31の周囲を覆い、コア3
1より屈折率の小さい第1のクラッド32と、第1のク
ラッド32の周囲を覆い、第1のクラッド32より屈折
率の小さい第2のクラッド33を有している。
また第1のクラッド32の形状としては、第6図(a)
乃至(C)に示すように、長方形、楕円形、円形等、種
々の構成とすることが可能である。
このような二重クラッド構造では、1.5μm帯と長波
長の信号光Sは、コア31と第1のクラッド32に閉じ
込められて伝搬する。一方、0.8μm帯と短い波長の
励起光は、第1のクラッド32をコア、第2のクラッド
33をクラッドとしてこの両領域に閉じ込められ伝搬す
る。
これにより、0.8μm帯の励起光を長い距離伝搬させ
ても、エネルギー密度の低下をきたす恐れがなく、また
、ファイバの曲がりに対しても波長1.5μm帯の信号
光に対する増幅度を安定させることができる。従って、
GaAs,GaAρAs等の半導体レーザにより高い増
幅度を得ることができる。
(発明の効果) 以上説明したように、請求項(1)によれば、波長0.
8μm帯の励起光による励起によっても30dBを超え
る増幅度が得られる。従って、その励起光源に民生用の
0.8μm帯GaAρAs半導体レーザ等を用いること
により、小型で、経済性かつ信頼性に優れた光ファイバ
増幅器を実現できる利点がある。また、これを利用した
光通信システムが実現可能となる利点がある。
また、請求項(2)によれば、Er添加光ファイバの他
端側に光アイソレータを配置したので、この他端への戻
り光の入射を阻止することができる。
これにより、発振現象の発生を防止でき、良好な増幅作
用を発現できる。
また、請求項(3)によれば、Er添加光ファイバの他
端側に信号光のみを通過させる光フィルタを配置したの
で、不要な励起光や雑音となる自然放出光を取り除いて
増幅作mを受けた信号光のみを当該光ファイバ増幅器の
出力光として取り出すことができ、1.5μm帯信号光
を用いた雑音の少ない良好な光通信システムを実現でき
る。
また、請求項(4)によれば、請求項(1)の効果に、
請求項(2)及び(3)の効果を加えた効果が得られる
また、請求項(5)によれば、上記各効果に加えて、数
倍の励起出力が得られる利点がある。
また、請求項(6)によれば、上記各効果に加えて、G
aAsSGaAρAs等の半導体レーザにより高い増幅
度が得られる。
また、請求項(7)によれば、上記各効果に加えて、信
号光に対する増幅波長領域の拡張を図れる利点がある。
また、請求項(8)によれば、上記各効果に加えて、大
きな増幅度と光出力を得られる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る光ファイバ増幅器の第1の実施例
を示す構成図、第2図は第1図の光ファイバ増幅器の無
偏波型光アイソレータの出射端で測定したEr添加光フ
ァイバへの入射励起光強度と増幅度との関係を示すグラ
フ、第3図は本発明に係る光ファイバ増幅器の第2の実
施例を示す構成図、第4図は本発明に係る光ファイバ増
幅器の第3の実施例を示す構成図、第5図は本発明に係
る光ファイバ増幅器の第4の実施例を示す構成図、第6
図は本発明に係るEr添加光ファイバの他の構成列であ
る二重クラッド型Er添加光ファイバの断面図である。 図中、1,la,lb・・・励起光源、2・・・光合披
手段、3,30・・・Er添加光ファイバ、4.6・・
・無偏波型光アイソレータ、5・・・先バンドパスフィ
ルタ、7・・・偏光ビームスプリツタ、8・・・ダイク
ロイックミラー、31・・・コア、32・・・第1のク
ラッド、33・・・第2のクラッド。 ErJI加光ファイバ 3 本発明の第1の実施例を示す構或図 第1図 O 50        100       150Er
JI加光ファイバへの入射励起光強度(mW)200 第1図の光ファイバ増幅器の励起光強度と増幅度との関
係を示すグラフ第2v!J 本発明の第2の実施例を示す構或図 第3図 本発明の第3の実施例を示す構成図 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)発振波長領域が0.8μm帯にある励起光源と、 エルビウム(Er)を所定の濃度で添加したエルビウム
    添加光ファイバと、 前記励起光源による励起光と1.5μm帯信号光を合波
    し、該合波光を前記エルビウム添加光ファイバの一端に
    入射する光合波手段と、 前記エルビウム添加光ファイバの他端からの出射光を入
    射し、通過させる光アイソレータとを備えた ことを特徴とする光ファイバ増幅器。 (2)前記光アイソレータに代えて、前記エルビウム添
    加光ファイバの他端からの出射光を入射し、信号光のみ
    を通過させる光ィルタを設けた請求項(1)記載の光フ
    ァイバ増幅器。 (3)前記エルビウム添加光ファイバの他端からの出射
    光から信号光のみを通過させる光フィルタを、前記光ア
    イソレータの光入射側または光出射側に設けた請求項(
    1)記載の光ファイバ増幅器。 (4)前記光合波手段の合波光出射側または励起光及び
    信号光入射側の少なくとも一方に光アイソレータを配置
    した請求項(1)、(2)または(3)記載の光ファイ
    バ増幅器。(5)各々が偏波または波長が異なる励起光
    を出射する複数の励起光源と、これら励起光源からの励
    起光を合波し、該合波光を前記光合波手段に入射する光
    合波手段を設けた請求項(1)、(2)、(3)または
    (4)記載の光ファイバ増幅器。 (6)前記エルビウム添加光ファイバが、コアの周囲に
    設けられ該コアより低屈折率の第1のクラッドと、該第
    1のクラッドの周囲に設けられ該第1のクラッドより低
    屈折率の第2のクラッドとを備えた二重クラッド構造を
    有する請求項(1)、(2)、(3)、(4)または(
    5)記載の光ファイバ増幅器。 (7)前記エルビウム添加光ファイバが、アルミニウム
    (Al)またはリン(P)を酸化物の形で少なくとも1
    種類含み、かつ、エルビウムの添加濃度が1000pp
    m以下である請求項(1)、(2)、(3)、(4)、
    (5)または(6)記載の光ファイバ増幅器。 (8)請求項(1)、(2)、(3)、(4)、(5)
    、(6)または(7)記載の光ファイバ増幅器を、複数
    個、多段に直列接続してなる光ファイバ増幅器。
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