JPH03205Y2 - - Google Patents
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- JPH03205Y2 JPH03205Y2 JP1988033009U JP3300988U JPH03205Y2 JP H03205 Y2 JPH03205 Y2 JP H03205Y2 JP 1988033009 U JP1988033009 U JP 1988033009U JP 3300988 U JP3300988 U JP 3300988U JP H03205 Y2 JPH03205 Y2 JP H03205Y2
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- resin foam
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案は、例えば学校の体育の授業等におい
てマツト運動やとび箱等の際に使用する器械運動
用マツト等として好適に使用されるような体育用
マツトに関する。
てマツト運動やとび箱等の際に使用する器械運動
用マツト等として好適に使用されるような体育用
マツトに関する。
従来の技術
従来、この種の体育用マツトとして、合成繊維
等からなるフエルト、あるいはポリウレタンフオ
ームを中詰材とし、これを綿帆布からなるカバー
部材で覆うと共に、フエルト製中詰材を用いたも
のにあつてはカバー部材を約20cm間隔で縫製され
た厚さ6cm程度のものが広く使用されている。
等からなるフエルト、あるいはポリウレタンフオ
ームを中詰材とし、これを綿帆布からなるカバー
部材で覆うと共に、フエルト製中詰材を用いたも
のにあつてはカバー部材を約20cm間隔で縫製され
た厚さ6cm程度のものが広く使用されている。
考案が解決しようとする課題
しかしながら、中詰材をフエルトで構成したマ
ツトにあつては、反発弾性および衝撃吸収性に欠
けるものであることから、転倒や着地時等におけ
る局部集中的な衝撃荷重を効果的に吸収しえず、
所謂底つき感を生じ易い。一方、中詰材をポリウ
レタンフオームで構成したものにあつては、衝撃
吸収性を重視してやゝ柔らかめのものを用いる
と、反撥弾性に劣るものとなり、着地が沈み込ん
で捻挫を起し易いものになるのみならず、底つき
感を生じ易いものとなる反面、硬めのものを用い
ると初期反撥力が強く、衝撃吸収性に劣るものと
なる等の難点があつた。
ツトにあつては、反発弾性および衝撃吸収性に欠
けるものであることから、転倒や着地時等におけ
る局部集中的な衝撃荷重を効果的に吸収しえず、
所謂底つき感を生じ易い。一方、中詰材をポリウ
レタンフオームで構成したものにあつては、衝撃
吸収性を重視してやゝ柔らかめのものを用いる
と、反撥弾性に劣るものとなり、着地が沈み込ん
で捻挫を起し易いものになるのみならず、底つき
感を生じ易いものとなる反面、硬めのものを用い
ると初期反撥力が強く、衝撃吸収性に劣るものと
なる等の難点があつた。
また、従来の体操用マツトは、カバー部材とし
て主に綿帆布が用いられているところから、湿気
や埃を吸収し易く、また汚れを拭きとることもで
きないため非衛生的なものであつた。しかも、所
定間隔毎に縫製されていたため、表面が波打ち状
態となつており、外観体裁が悪いものであつた。
て主に綿帆布が用いられているところから、湿気
や埃を吸収し易く、また汚れを拭きとることもで
きないため非衛生的なものであつた。しかも、所
定間隔毎に縫製されていたため、表面が波打ち状
態となつており、外観体裁が悪いものであつた。
更には、特にフエルトを中詰材に用いたものに
あつては、重くて持運びに不便であり、またウレ
タンフオームを用いた比較的軽量なものにあつて
は使用時に往々にして床面に対してずれ動き易く
安全性に欠けるという難をも有するものであつ
た。
あつては、重くて持運びに不便であり、またウレ
タンフオームを用いた比較的軽量なものにあつて
は使用時に往々にして床面に対してずれ動き易く
安全性に欠けるという難をも有するものであつ
た。
この考案は、上述の問題点に鑑みてなされたも
ので、従来品と較べて一段と機能性に優れ、安全
性が向上され、かつ衛生的であり、しかも外観体
裁が良好なうえ軽量な体操用マツトを提供するこ
とを目的とするものである。
ので、従来品と較べて一段と機能性に優れ、安全
性が向上され、かつ衛生的であり、しかも外観体
裁が良好なうえ軽量な体操用マツトを提供するこ
とを目的とするものである。
課題を解決するための手段
この考案は、中詰材及び表面カバー部材として
従来とは異なる素材を用いて構成すると共に、滑
り止め用の部材を新たに設けることによつて所期
目的を達成したものである。
従来とは異なる素材を用いて構成すると共に、滑
り止め用の部材を新たに設けることによつて所期
目的を達成したものである。
即ち、この考案における体操マツトは、密度25
〜35Kg/m3、硬さ13〜19Kg/314cm2、厚さ2〜4
cmのポリウレタン樹脂発泡体層1aを下層とし、
酢酸ビニル含有量25〜28%、発泡倍率14〜15倍、
厚さ1.5〜3.0cmのエチレン−酢酸ビニル共重合体
樹脂発泡体層1bを上層として、上記両層1a,
1bを積層一体化して柔軟な中詰材1が形成さ
れ、該中詰材1が、基布に合成樹脂が被覆された
素材からなる袋状のカバー部材2により包被され
てマツト本体3が構成され、該マツト本体3の少
なくとも一側縁に、該マツト本体の表面または裏
面側から前記カバー部材2を延長して、下面に面
フアスナー7を有する連結片6が設けられ、他側
縁側の対応位置に前記面フアスナー7に対応する
相手方の面フアスナー8が設けられると共に、ネ
ツト状基布に表面に粘弾性を有する軟質合成樹脂
発泡体が被覆されたメツシユ状のシートからなる
滑り止め部材4が、前記マツト本体3の裏面の所
定個所に一体的に設けられてなることを特徴とす
るものである。
〜35Kg/m3、硬さ13〜19Kg/314cm2、厚さ2〜4
cmのポリウレタン樹脂発泡体層1aを下層とし、
酢酸ビニル含有量25〜28%、発泡倍率14〜15倍、
厚さ1.5〜3.0cmのエチレン−酢酸ビニル共重合体
樹脂発泡体層1bを上層として、上記両層1a,
1bを積層一体化して柔軟な中詰材1が形成さ
れ、該中詰材1が、基布に合成樹脂が被覆された
素材からなる袋状のカバー部材2により包被され
てマツト本体3が構成され、該マツト本体3の少
なくとも一側縁に、該マツト本体の表面または裏
面側から前記カバー部材2を延長して、下面に面
フアスナー7を有する連結片6が設けられ、他側
縁側の対応位置に前記面フアスナー7に対応する
相手方の面フアスナー8が設けられると共に、ネ
ツト状基布に表面に粘弾性を有する軟質合成樹脂
発泡体が被覆されたメツシユ状のシートからなる
滑り止め部材4が、前記マツト本体3の裏面の所
定個所に一体的に設けられてなることを特徴とす
るものである。
実施例
以下、この考案を図示実施例に基いて説明す
る。
る。
第1図ないし第3図において、1は中詰材、2
は中詰材1を覆う袋状に形成されたカバー部材、
3はマツト本体、4はマツト本体3の裏面に一体
的に設けられた滑り止め部材である。
は中詰材1を覆う袋状に形成されたカバー部材、
3はマツト本体、4はマツト本体3の裏面に一体
的に設けられた滑り止め部材である。
前記中詰材1は、長さ約200cm、幅約120cm、厚
さ約5.5cmに設定された平面視矩形状に形成され
てなるもので、たとえば厚さ約3.5cmのポリウレ
タン合成樹脂発泡体層1a上に、たとえば厚さ約
2.0cmのエチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)
樹脂発泡体層1bが積層一体化された2層構造と
なされている。
さ約5.5cmに設定された平面視矩形状に形成され
てなるもので、たとえば厚さ約3.5cmのポリウレ
タン合成樹脂発泡体層1a上に、たとえば厚さ約
2.0cmのエチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)
樹脂発泡体層1bが積層一体化された2層構造と
なされている。
上記ポリウレタン樹脂発泡体層1aとしては、
密度25〜35Kg/m3、硬さ13〜19Kg/314cm2程度、
厚さ2〜4cmの範囲のものが用いられる。いずれ
も下限値以下であると衝撃吸収性に劣り所謂底つ
き感が生ずるものとなり、密度、硬さが上限値以
上であると反発弾性に欠け、また厚さが上限値以
上であるとマツト本体3が厚くなり、また運動機
能性の低下を招くからである。
密度25〜35Kg/m3、硬さ13〜19Kg/314cm2程度、
厚さ2〜4cmの範囲のものが用いられる。いずれ
も下限値以下であると衝撃吸収性に劣り所謂底つ
き感が生ずるものとなり、密度、硬さが上限値以
上であると反発弾性に欠け、また厚さが上限値以
上であるとマツト本体3が厚くなり、また運動機
能性の低下を招くからである。
こゝに用いるポリウレタン合成樹脂発泡体の特
に好適な物性値(JIS K6401)は、次のとおりで
ある。
に好適な物性値(JIS K6401)は、次のとおりで
ある。
密 度 31Kg/m2
硬 さ 16Kg/314cm2
引張り強さ(JIS K6301) 0.5Kg/cm2
伸 び(JIS K6301) 100%
引裂き強さ(JIS K6301) 0.5Kg/cm
圧縮残留歪 5%
反発弾性 34%
繰り返し圧縮残留歪 5%
また、中詰材1の上層に用いる上記エチレン−
酢酸ビニル共重合体(EVA)樹脂発泡体層1b
としては、酢酸ビニル含有量25〜28%程度、発泡
倍率14〜15倍程度、厚さ1.5〜3.0cmの範囲のもの
が用いられる。発泡倍率が下限値以下であるとマ
ツトとして表面が硬すぎ、厚さが下限値以下であ
ると底つき感が生ずるものとなるからである。逆
に発泡倍率が上限値以上であると表面が柔かくな
りすぎて反発弾性に劣り、厚さが上限値以上であ
るとマツト本体3が厚くなりすぎ、また硬さが増
して安全性が低下するからである。好適な厚さ
は、2cm前後である。それの特に好適な物性値
(JIS K6767)は、次のとおりである。
酢酸ビニル共重合体(EVA)樹脂発泡体層1b
としては、酢酸ビニル含有量25〜28%程度、発泡
倍率14〜15倍程度、厚さ1.5〜3.0cmの範囲のもの
が用いられる。発泡倍率が下限値以下であるとマ
ツトとして表面が硬すぎ、厚さが下限値以下であ
ると底つき感が生ずるものとなるからである。逆
に発泡倍率が上限値以上であると表面が柔かくな
りすぎて反発弾性に劣り、厚さが上限値以上であ
るとマツト本体3が厚くなりすぎ、また硬さが増
して安全性が低下するからである。好適な厚さ
は、2cm前後である。それの特に好適な物性値
(JIS K6767)は、次のとおりである。
密 度 0.064Kg/cm3
硬 さ(25%圧縮) 0.46Kg/cm2
引張り強さ 9.6Kg/cm2
伸 び 170%
引裂き強さ 2.7Kg/cm
圧縮残留歪(25%圧縮) 1.7%
繰り返し圧縮残留歪(25%圧縮) 1.0%
反発弾性(JJS K6401) 54.6%
前記カバー部材2は、ポリエステル樹脂繊維等
よりなる基布に塩化ビニル合成樹脂等の合成樹脂
が被覆された素材からなるもので、前記中詰材1
に対応した形状及び大きさの袋状となるように縫
製されている。そして、その長手方向の一側部を
除く周縁部2aにはフアスナー5が設けられてお
り、これを開口することにより中詰材1を容易に
出入れしえ、該カバー部材2が破損した場合にも
容易に交換しうるようになされている。また、こ
のフアスナー5部分は通気孔の役目を果してお
り、これによりカバー部材1内外の空気の流通が
許容され、中詰材1の圧縮回復特性が常に良好な
状態に保持せしめられるものとなされている。上
記フアスナー5の両端部5aには、これを覆う態
様で袋状部3aが設けられており、該袋状部3a
に上記フアスナー5の抓み部を収納することによ
り、これが露出することによる危険性を回避しう
るようになされている。
よりなる基布に塩化ビニル合成樹脂等の合成樹脂
が被覆された素材からなるもので、前記中詰材1
に対応した形状及び大きさの袋状となるように縫
製されている。そして、その長手方向の一側部を
除く周縁部2aにはフアスナー5が設けられてお
り、これを開口することにより中詰材1を容易に
出入れしえ、該カバー部材2が破損した場合にも
容易に交換しうるようになされている。また、こ
のフアスナー5部分は通気孔の役目を果してお
り、これによりカバー部材1内外の空気の流通が
許容され、中詰材1の圧縮回復特性が常に良好な
状態に保持せしめられるものとなされている。上
記フアスナー5の両端部5aには、これを覆う態
様で袋状部3aが設けられており、該袋状部3a
に上記フアスナー5の抓み部を収納することによ
り、これが露出することによる危険性を回避しう
るようになされている。
而して、前記中詰材1はカバー部材2により覆
われてマツト本体3が構成されている。
われてマツト本体3が構成されている。
上記マツト本体3の長手方向の一側縁には、該
本体3の表面または裏面と面一状となるように所
定長さの連結片6が延設されており、その裏面に
は面フアスナー7が取付けられている。該連結片
6は前記カバー部材2を延長して形成されている
ものである。一方、マツト本体3の他側縁側の対
応位置には前記面フアスナー7に対応する相手方
の面フアスナー8が設けられている。而して、互
いに隣接配置された一方のマツト本体3の一側縁
部に延設された連結片6の面フアスナー7を、他
方のマツト本体3の他側縁部に取付けられた面フ
アスナー8に係止せしめることにより、両マツト
本体3,3どおしを分離自在に連結しうるものと
なされている。なお、9はカバー部材2に縫着さ
れた取手である。
本体3の表面または裏面と面一状となるように所
定長さの連結片6が延設されており、その裏面に
は面フアスナー7が取付けられている。該連結片
6は前記カバー部材2を延長して形成されている
ものである。一方、マツト本体3の他側縁側の対
応位置には前記面フアスナー7に対応する相手方
の面フアスナー8が設けられている。而して、互
いに隣接配置された一方のマツト本体3の一側縁
部に延設された連結片6の面フアスナー7を、他
方のマツト本体3の他側縁部に取付けられた面フ
アスナー8に係止せしめることにより、両マツト
本体3,3どおしを分離自在に連結しうるものと
なされている。なお、9はカバー部材2に縫着さ
れた取手である。
前記滑り止め部材4は、ポリエステル樹脂繊維
等からなるネツト状の基布に軟質塩化ビニル合成
樹脂等の表面に粘弾性を有する軟質合成樹脂発泡
体を被覆せしめたメツシユ状の柔軟なシート状物
である。このようにメツシユ状とすることによ
り、重量の軽減化を図ることができるばかりか、
摩擦抵抗が大きくなり、床面上の多少の埃にも拘
らず充分な滑り止め効果を達成しうるものとな
る。その厚さは、0.5〜2.0mm程度とするのが望ま
しく、特に好適には1.4mm前後のものが用いられ
る。この滑り止め部材4は、第2図に示すよう
に、マツト本体3の裏面、即ちカバー部材2の床
接触面の全面に亘つて重合され、周縁部および中
間部の複数箇所を熱融着することにより一体的に
設けられている。もつともその取付け箇所は必ず
しも上記実施例に限定されるものではなく所要箇
所に設けれるようにすれば良い。
等からなるネツト状の基布に軟質塩化ビニル合成
樹脂等の表面に粘弾性を有する軟質合成樹脂発泡
体を被覆せしめたメツシユ状の柔軟なシート状物
である。このようにメツシユ状とすることによ
り、重量の軽減化を図ることができるばかりか、
摩擦抵抗が大きくなり、床面上の多少の埃にも拘
らず充分な滑り止め効果を達成しうるものとな
る。その厚さは、0.5〜2.0mm程度とするのが望ま
しく、特に好適には1.4mm前後のものが用いられ
る。この滑り止め部材4は、第2図に示すよう
に、マツト本体3の裏面、即ちカバー部材2の床
接触面の全面に亘つて重合され、周縁部および中
間部の複数箇所を熱融着することにより一体的に
設けられている。もつともその取付け箇所は必ず
しも上記実施例に限定されるものではなく所要箇
所に設けれるようにすれば良い。
第4図は、他の実施例を示すもので、前記実施
例と同様な2個の中詰材1が、長さ方向の中間部
において区分され、かつその上端縁において連設
されたカバー部材2により覆われてなるものであ
り、長さ方向の中間部において折畳みうるように
なされている。他の構成は前記実施例と略同様で
あるので対応箇所に同一符号を付して説明を省略
する。
例と同様な2個の中詰材1が、長さ方向の中間部
において区分され、かつその上端縁において連設
されたカバー部材2により覆われてなるものであ
り、長さ方向の中間部において折畳みうるように
なされている。他の構成は前記実施例と略同様で
あるので対応箇所に同一符号を付して説明を省略
する。
考案の効果
この考案は、上述のとおり、中詰材1として前
記特定物性と厚さのポリウレタン樹脂発泡体層1
a上にやはり特定の物性と厚さを有するエチレン
−酢酸ビニル共重合体(EVA)樹脂発泡体層1
bを積層一体化した柔軟なものを使用しているの
で、適度な反発弾性および衝撃吸収性を得ること
ができ、器械運動等の使用時における局部集中的
な衝撃荷重を効果的に吸収しつゝ、所謂底つき感
をなくして、安全性を向上しうるばかりか良好な
感触を得ることができる。
記特定物性と厚さのポリウレタン樹脂発泡体層1
a上にやはり特定の物性と厚さを有するエチレン
−酢酸ビニル共重合体(EVA)樹脂発泡体層1
bを積層一体化した柔軟なものを使用しているの
で、適度な反発弾性および衝撃吸収性を得ること
ができ、器械運動等の使用時における局部集中的
な衝撃荷重を効果的に吸収しつゝ、所謂底つき感
をなくして、安全性を向上しうるばかりか良好な
感触を得ることができる。
また、カバー部材2として基布に合成樹脂を被
覆した素材を用いられると共に、中詰材1として
樹脂発泡体からなる積層物が用いられているか
ら、湿気や埃を吸収することがなく、またマツト
本体1の表面の汚れを容易に拭きとることができ
て衛生的であると共に、外観体裁を良好なものと
なしうる。
覆した素材を用いられると共に、中詰材1として
樹脂発泡体からなる積層物が用いられているか
ら、湿気や埃を吸収することがなく、またマツト
本体1の表面の汚れを容易に拭きとることができ
て衛生的であると共に、外観体裁を良好なものと
なしうる。
更に、マツト本体3の裏面の所要箇所に滑り止
め部材4が一体的に設けられてなるから、マツト
本体3が使用時には不慮にずれ動くような危険を
未然に回避しうるのはもとより、特に該滑り止め
部材4として、基布に軟質合成樹脂発泡体を被覆
したメツシユ状のシート状物を用いているので、
重量の軽減化を図ることができるばかりか、摩擦
抵抗が大きくなり、床面上の埃や砂等の存在にも
拘らず充分な滑り止め効果を達成しうるものとな
る。かつ、マツト本体3を構成するカバー部材2
に対する取付けも、該カバー部材2および該滑り
止め部材4のいずれも合成樹脂が被覆されてなる
ものであるから熱融着により容易かつ確実に行い
うる。
め部材4が一体的に設けられてなるから、マツト
本体3が使用時には不慮にずれ動くような危険を
未然に回避しうるのはもとより、特に該滑り止め
部材4として、基布に軟質合成樹脂発泡体を被覆
したメツシユ状のシート状物を用いているので、
重量の軽減化を図ることができるばかりか、摩擦
抵抗が大きくなり、床面上の埃や砂等の存在にも
拘らず充分な滑り止め効果を達成しうるものとな
る。かつ、マツト本体3を構成するカバー部材2
に対する取付けも、該カバー部材2および該滑り
止め部材4のいずれも合成樹脂が被覆されてなる
ものであるから熱融着により容易かつ確実に行い
うる。
また、マツト本体3の構成部材として上述の如
き素材を用いているので、従来品に較べて軽量化
を図ることができる。
き素材を用いているので、従来品に較べて軽量化
を図ることができる。
更にまた、マツト本体3の表面側または裏面側
の一側縁に、下面に面フアスナー7を有する連結
片6を延設する一方、他側縁側の対応位置に前記
面フアスナー7に対応する面フアスナー8を設け
ていることにより、隣接配置されるマツト本体
3,3どおしを、容易かつ確実に着脱自在に連結
しうる。従つて、従来品のように連結使用時に該
連結部分につまづいて転倒したりする危険性を回
避して安全に使用しうる。かつまた、その連結手
段として面フアスナー7,8を使用するものであ
るから、これにより怪我をするようなおそれもな
く安全である。
の一側縁に、下面に面フアスナー7を有する連結
片6を延設する一方、他側縁側の対応位置に前記
面フアスナー7に対応する面フアスナー8を設け
ていることにより、隣接配置されるマツト本体
3,3どおしを、容易かつ確実に着脱自在に連結
しうる。従つて、従来品のように連結使用時に該
連結部分につまづいて転倒したりする危険性を回
避して安全に使用しうる。かつまた、その連結手
段として面フアスナー7,8を使用するものであ
るから、これにより怪我をするようなおそれもな
く安全である。
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図
は一部切欠き全体斜視図、第2図は底面図、第3
図は第1図−線の断面図、第4図は他の実施
例を示す一部切欠き全体斜視図である。 1……中詰材、1a……ポリウレタン樹脂発泡
体層、1b……エチレン−酢酸ビニル共重合体
(EVA)樹脂発泡体層、2……カバー部材、3…
…マツト本体、4……滑り止め部材、7……面フ
アスナー、6……連結片、8……面フアスナー。
は一部切欠き全体斜視図、第2図は底面図、第3
図は第1図−線の断面図、第4図は他の実施
例を示す一部切欠き全体斜視図である。 1……中詰材、1a……ポリウレタン樹脂発泡
体層、1b……エチレン−酢酸ビニル共重合体
(EVA)樹脂発泡体層、2……カバー部材、3…
…マツト本体、4……滑り止め部材、7……面フ
アスナー、6……連結片、8……面フアスナー。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 密度25〜35Kg/m3、硬さ13〜19Kg/314cm2、厚
さ2〜4cmのポリウレタン樹脂発泡体層1aを下
層とし、酢酸ビニル含有量25〜28%、発泡倍率14
〜15倍、厚さ1.5〜3.0cmのエチレン−酢酸ビニル
共重合体樹脂発泡体層1bを上層として、上記両
層1a,1bを積層一体化して柔軟な中詰材1が
形成され、 該中詰材1が、基布に合成樹脂が被覆された素
材からなる袋状のカバー部材2により包被されて
マツト本体3が構成され、 該マツト本体3の少なくとも一側縁に、該マツ
ト本体の表面または裏面側から前記カバー部材2
を延長して、下面に面フアスナー7を有する連結
片6が設けられ、他側縁側の対応位置に前記面フ
アスナー7に対応する相手方の面フアスナー8が
設けられると共に、 ネツト状基布に表面に粘弾性を有する軟質合成
樹脂発泡体が被覆されたメツシユ状のシートから
なる滑り止め部材4が、前記マツト本体3の裏面
の所定個所に一体的に設けられてなることを特徴
とする体操用マツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988033009U JPH03205Y2 (ja) | 1988-03-11 | 1988-03-11 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988033009U JPH03205Y2 (ja) | 1988-03-11 | 1988-03-11 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01135960U JPH01135960U (ja) | 1989-09-18 |
JPH03205Y2 true JPH03205Y2 (ja) | 1991-01-08 |
Family
ID=31259639
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988033009U Expired JPH03205Y2 (ja) | 1988-03-11 | 1988-03-11 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03205Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4761221B2 (ja) * | 2007-04-27 | 2011-08-31 | 株式会社ニシ・スポーツ | 陸上競技用マット |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5532549A (en) * | 1978-08-30 | 1980-03-07 | Chubu Kakou Kk | Gym mat |
JPS5940054U (ja) * | 1982-09-08 | 1984-03-14 | 象印マホービン株式会社 | まほうびん |
-
1988
- 1988-03-11 JP JP1988033009U patent/JPH03205Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5532549A (en) * | 1978-08-30 | 1980-03-07 | Chubu Kakou Kk | Gym mat |
JPS5940054U (ja) * | 1982-09-08 | 1984-03-14 | 象印マホービン株式会社 | まほうびん |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01135960U (ja) | 1989-09-18 |
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