JPH0320580B2 - - Google Patents

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JPH0320580B2
JPH0320580B2 JP56126690A JP12669081A JPH0320580B2 JP H0320580 B2 JPH0320580 B2 JP H0320580B2 JP 56126690 A JP56126690 A JP 56126690A JP 12669081 A JP12669081 A JP 12669081A JP H0320580 B2 JPH0320580 B2 JP H0320580B2
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JP
Japan
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value
step motor
bypass passage
power supply
storage device
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JPS5830442A (ja
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Nobuyuki Kobayashi
Hiroshi Ito
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Toyota Motor Corp
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Publication date
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Priority to US06/323,977 priority patent/US4491922A/en
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Publication of JPH0320580B2 publication Critical patent/JPH0320580B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D31/00Use of speed-sensing governors to control combustion engines, not otherwise provided for
    • F02D31/001Electric control of rotation speed
    • F02D31/002Electric control of rotation speed controlling air supply
    • F02D31/003Electric control of rotation speed controlling air supply for idle speed control
    • F02D31/005Electric control of rotation speed controlling air supply for idle speed control by controlling a throttle by-pass
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M3/00Idling devices for carburettors
    • F02M3/06Increasing idling speed
    • F02M3/07Increasing idling speed by positioning the throttle flap stop, or by changing the fuel flow cross-sectional area, by electrical, electromechanical or electropneumatic means, according to engine speed
    • F02M3/075Increasing idling speed by positioning the throttle flap stop, or by changing the fuel flow cross-sectional area, by electrical, electromechanical or electropneumatic means, according to engine speed the valve altering the fuel conduit cross-section being a slidable valve
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D11/00Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated
    • F02D11/06Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance
    • F02D11/10Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance of the electric type
    • F02D2011/101Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance of the electric type characterised by the means for actuating the throttles
    • F02D2011/102Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance of the electric type characterised by the means for actuating the throttles at least one throttle being moved only by an electric actuator

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、燃料噴射量および点火時期等をマイ
クロプロセツサにより計算する電子制御機関のア
イドリング回転速度制御装置のステツプモータの
制御方法に関する。
[従来の技術] アイドリング回転速度制御装置では、絞り弁を
設けられている吸気通路部分に対して並列にバイ
パス通路が設けられ、このバイパス通路の流通断
面積がステツプモータにより位置を変化させる弁
体により制御され、アイドリング時ではこのバイ
パス通路の流通断面積が機関のアイドリング回転
速度に関係して制御されている。ステツプモータ
のステツプ値は第1の記憶装置に記憶されてお
り、中央処理装置は第1の記憶装置のステツプ値
に基づいてステツプモータを操作しており、中央
処理装置および第1の記憶装置を含む電子制御装
置は運転室の点火スイツチの開閉に関係して所定
の電力を供給されている。点火スイツチが開かれ
ると中央処理装置は、バイパス通路の流通断面積
の最大値に対応するステツプ値としての第1の値
と第1の記憶装置のステツプ値との差に基づいて
ステツプモータの操作量を算出し、ステツプモー
タはこの操作量に対応する分だけ電子制御装置か
らの電気信号により操作されてステツプモータの
ステツプ値は第1の値となる。また、バイパス通
路の流通断面積を、始動時の機関温度に関係する
値にして機関低温時のフアーストアイドルを図る
始動時制御は、電子制御装置の電源電圧が所定値
以上となるのに伴つて生じる初期化信号により実
施され、この始動時制御では、第1の値と機関温
度に関係して定められるバイパス通路の流通断面
積に対応するステツプ値としての第2の値との差
に基づいてステツプモータが操作されてバイパス
通路の流通断面積が所定の値となるようになつて
いる。
つまり従来では、点火スイツチが開かれたとき
に、ステツプモータを操作して、バイパス通路の
流通断面積を最大値に制御しておくことにより、
その後電子制御装置への電源供給が遮断されて、
第1の記憶装置の記憶が消失しても、次に点火ス
イツチが閉じられ、電子制御装置への電源供給が
再開されたときには、ステツプモータのステツプ
値が第1の値になつているものとして制御を開始
できるようにしている。
[発明が解決しようとする課題] ところでこの種の装置では、実際には点火スイ
ツチが閉じられていないにもかかわらず、何等か
の原因で電子制御装置への電源供給が遮断され、
第1の記憶装置の記憶が消失してしまうことがあ
る。このように電子制御装置の電力に異常が生じ
た場合には、ステツプモータのステツプ値は第1
の値に制御されない。
しかし電子制御装置は、こうした異常を識別で
きないため、その後電力供給が再開されると、ス
テツプモータのステツプ値は第1の値、すなわち
バイパス通路の流通断面積は最大値になつている
ものとして、制御を開始してしまい、バイパス通
路の流通断面積を良好に制御できなくなる。
例えば電子制御装置への電源供給開始時に上記
始動時制御を行つた場合、ステツプモータの操作
量が増大し、バイパス通路が全閉となり、機関回
転停止(エンスト)という事態が起る支障があ
る。
そこで本発明は、電子制御装置に上記のような
電力異常が発生しても、その後電子制御装置に電
力供給がなされたときには、ステツプモータを適
切に制御できるアイドリング回転速度制御装置の
ステツプモータの制御方法を提供することを目的
としてなされた。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達するためになされた本発明は、 絞り弁が設けられた吸気通路部分に並列にバイ
パス通路を備えると共に、該バイパス通路にステ
ツプモータの回転により位置変化されて該バイパ
ス通路の流通断面積を調節する弁体を備えた内燃
機関に設けられ、 上記ステツプモータのステツプ値を記憶する第
1の記憶手段、及び該第1の記憶手段に記憶され
たステツプ値に基づき上記ステツプモータを操作
して上記バイパス通路の流通断面積を制御する中
央処理装置を備えた電子制御装置と、 点火スイツチが閉じた時点で上記電子制御装置
への電力供給を開始し、点火スイツチが開いた後
一定時間経過した時点で上記電子制御装置への電
力供給を終了する継電器と、 を備え、上記電子制御装置が、内燃機関のアイド
リング時では、上記ステツプモータを操作して、
上記バイパス通路の流通断面積をアイドリング回
転速度に関係して制御し、点火スイツチが開かれ
ると、その後上記継電器が一定時間電力供給を継
続している間に、上記ステツプモータのステツプ
値が、上記バイパス通路の流通断面積の最大値に
対応した値となるよう上記ステツプモータを操作
するアイドリング回転速度制御装置において、 点火スイツチの開閉に関係なく電力供給を受け
て常に記憶を保持できる第2の記憶装置を設け、 該第2の記憶装置に上記ステツプモータのステ
ツプ値を常時記憶しておき、 上記第1の記憶装置への電力供給が開始された
ときに、該第1の記憶装置に第2の記憶装置のス
テツプ値を格納すること、 を特徴とするアイドリング回転速度制御装置のス
テツプモータの制御方法を要旨としている。
[作用及び発明の効果] このように本発明では、ステツプモータのステ
ツプ値を常時記憶しておく第2の記憶装置を設
け、第1の記憶装置への電力供給が開始されたと
きには、この第2の記憶装置のステツプ値を第1
の記憶装置に格納するようにしている。
このため電子制御装置の電力に異常が生じ、ス
テツプモータのステツプ値がバイパス通路の流通
断面積の最大値に対応した値に制御されていない
にもかかわらず、第1の記憶装置への電力供給が
一時的に遮断されてステツプ値の記憶が消失した
としても、その後電子制御装置の電力が正常に復
帰したとき、第2の記憶装置に記憶されているス
テツプ値により、第1の記憶装置のステツプ値を
ステツプモータのステツプ値に戻すことができ
る。従つて本発明によれば、、ステツプモータを
常に正確に制御することが可能となる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面と共に説明する。
第1図に示す如く、内燃機関の吸気系には、上
流から順番に、エアクリーナ1、吸入空気流量を
検出するエアフローメータ2、運転室の加速ペダ
ルに連動する絞り弁3、サージタンク4、および
吸気管5が設けられ、吸気管5は機関本体6へ接
続されている。機関本体6の燃焼室7は、シリン
ダヘツド8、シリンダブロツク9、およびピスト
ン10により区画され、混合気は、吸気弁14を
通つて燃焼室7へ供給されて燃焼され、排気弁1
5を通つて燃焼室7から排出される。また排気系
には、上流から順番に、排気分岐管18、排気ガ
ス中の有害成分の酸化および還元を促進する三元
触媒を収容する触媒コンバータ19、および排気
管20が設けられている。
また次に吸気系には、絞り弁3より上流の吸気
通路25の個所とサージタンク4とを接続するバ
イパス通路23が備えられ、バイパス通路23に
は電磁制御弁26が設けられている。バイパス通
路23は、アイドリング時および機関低温時の機
関の回転を安定化するために設けられており、電
磁制御弁26は、アイドリング回転速度および冷
却水温度(機関温度)に関係してバイパス通路2
3の流通断面積を制御する。なお電磁制御弁26
については後に詳述する。
吸気温センサ27はエアフローメータ2の近傍
に設けられ、吸入空気の温度を検出する。燃料噴
射弁28は、燃焼室7の方へ向けられて吸気管5
に取付けられ、電気入力信号に応動して開閉し、
燃料を噴射する。空燃比センサ29は、排気分岐
管18に取付けられて、排気ガス中の酸素濃度を
検出する。クランク角センサは、2つの部分3
0,31から成り、クランク軸に結合している配
電器32の軸の回転からクランク角を検出する。
一方の部分30は、クランク角が720゜変化するご
とに1つのパルスを発生し、他方の部分31はク
ランク角が30゜変化するごとに1つのパルスを発
生する。配電器32は点火コイル33から二次電
流を送られ、この二次電流を各燃料室の点火プラ
グへ分配する。スロツトルセンサ34は絞り弁3
の開度を検出する。車速センサ35は自動変速機
36の出力軸の回転、すなわち車速を検出する。
水温センサ37はシリンダブロツク9に取付けら
れて冷却水温度を検出する。点火スイツチ38
は、運転室に設けられており、エンジンキー39
により操作されて直流電源としての蓄電池40へ
接続されている。
電子制御装置41は、エアフローメータ2、吸
気温センサ27、空燃比センサ29、クランク角
センサの部分30,31、点火コイル33(点火
確認信号)、スロツトルセンサ34、車速センサ
35、水温センサ37、点火スイツチ38、およ
び始動電動機43の所定端子44から入力信号を
受け、電磁制御弁26、燃料噴射弁28、点火コ
イル33(一次電流)、および自動変速機36の
油圧制御回路のソレノイド42へ出力信号を送
る。電子制御装置41は、マイクロプロセツサと
してのCPU(中央処理装置)、ROM(読出し専用
記憶装置)、RAM(直接アクセス記憶装置)を含
み、CPUはROMの所定のプログラムに従つて燃
料噴射量、燃料噴射時期、および点火時期等を算
出する。
第2図は電子制御装置41の内部の詳細なブロ
ツク図である。CPU46、A/D(アナログ/デ
ジタル)変換器47、入出力インタフエース・
RAM48、ROM・入出力インタフエース49、
およびRAM50は、バス51を介して互いに接
続されている。点火スイツチ38は蓄電池40へ
接続され、点火スイツチの点火端子IGは主電源
54へ接続されている。主電源54および副電源
55は蓄電池40へ直接接続されている。
主電源54の電力は、CPU46、A/D変換
器47、第1の記憶装置としての入出力インタフ
エース・RAM48、ROM・入出力インタフエ
ース49へ供給される。点火スイツチ38が閉じ
られると、主電源54の所定の継電器が作動し
て、主電源54が直ちに電力供給可能な状態にな
り、また点火スイツチ38が開かれると、主電源
54の所定の継電器の作用により、点火スイツチ
38が開かれてから所定時間経過後に、主電源5
4からCPU46等への電力の供給が中止される。
一方、副電源55の電力は、第2の記憶装置と
してのRAM50に供給される。副電源55は、
点火スイツチ38の開閉に関係なく電力供給を行
なうので、RAM50は機関の停止中も記憶を保
持できる。
エアフローメータ2、吸気温センサ27、およ
び水温センサ37からのアナロゲ信号はA/D変
換器47へ送られる。空燃比センサ29、クラン
ク角センサの部分30,31、スロツトルセンサ
34、車速センサ35、および始動電動機43の
所定端子44からの出力は、入出力インタフエー
ス・RAM48へ送られる。エアコンデイシヨナ
(空気調和装置)のスイツチ58等はROM・入
出力インタフエース49へ送られる。燃料噴射弁
28への出力はCPU46から送られ、点火コイ
ル33への一次電流は入出力インタフエース・
RAM48から送られ、電磁制御弁26への4つ
の出力、およびソレノイド42への出力は、
ROM・入出力インタフエース49から送られ
る。
第3図は電磁制御弁26の詳細図である。
図に示す如く、電磁制御弁26は、周知のステ
ツプモータ63と、ステツプモータ63により変
位される弁部64とから成る。
弁部64において、弁体65は円錐状に形成さ
れ、弁棒66の一端に固定されている。軸線方向
の弁棒66の移動に伴つて弁体65の外周面と弁
座67の内周面との間の間隙寸法が変化し、これ
によりバイパス通路23の流通断面積が制御され
る。弁棒66の他端は所定の長さの範囲において
ねじ部68を形成されており、弁棒66は、案内
69により、軸線方向へは移動可能に、かつ回転
を阻止されてハウジング70に支持されている。
一方ステツプモータ63のロータ73は、半径
方向外側から内側へ順番に、永久磁石から成る第
1の筒体74、金属製の第2の筒体75、樹脂製
の第3の筒体76から成り、軸受77,78によ
りハウジング70に回転可能に支持されている。
第1ないし第3の筒体74,75,76は互いに
固着されており、第3の筒体76の内周は雌ねじ
を形成されて弁棒66のねじ部68に嵌合し、第
1の筒体74の外周面には等角度間隔にN極とS
極とが交互に設けられている。ロータ73の回転
により弁棒66は軸線方向へ変位する。ロータ7
3の外側には2つのステータ79,80が軸線方
向へ並んで配置されている。ステータ79,80
はそれぞれコイルを含み、それぞれのコイルに2
つの入力端子、したがつてステツプモータ63全
体では4つの入力端子が設けられている。ステー
タ79の磁極の位置とステータ80の磁極の位置
とは周方向にずれており、またソレノイドへ供給
される電流の向きの変更により磁極が反転するの
で、4つの入力端子へパルスを適当な順番で送る
ことによりステータ79,80のN極およびS極
の周方向へ徐々に移動し、ロータ73が所定量だ
け回転し、すなわちバイパス通路23の流通断面
積が所定量だけ増減される。
バイパス通路23の流通断面積のこの所定量の
増減は、ステツプモータ63の1ステツプの変化
に対応する。この電磁制御弁26では、ステツプ
モータ63のステツプ位置が0のとき、バイパス
通路23の流通断面積が零であり、ステツプモー
タ63のステツプ位置が125のとき、バイパス通
路23の流通断面積は最大となる。
次に第4図は、電力異常が発生していない正常
時にCPU46によつて制御されるステツプモー
タ63のステツプ位置の変化を示している。
なおステツプモータ63のステツプ位置は、第
1の記憶装置としての入出力インタフエース・
RAM48の所定の番地(以下この番地を
“CPMT”(counter of pulse motor)という。)
に記憶されている。また、このCPMTの値は、
副電源55から常時電源供給を受ける第2の記憶
装置としてのRAM50の所定の番地(以下この
番地を“CPMT2”という。)にも記憶されてい
る。
CPU46は、CPMTの値に基づいて、ステツ
プモータ63の操作量を以下のように算出し、ス
テツプモータ63を駆動制御する。
図に示す如く、まず時刻t1で点火スイツチ8が
開かれると、CPU46は、125−CPMTの値+15
だけステツプモータ63のステツプ位置を増大す
るように、ROM・入出力インタフエース49を
介して電磁制御弁26(ステツプモータ63)へ
電気信号を送る。
ここで125は、ステツプモータ63の最大のス
テツプ位置であり、バイパス通路23の流通断面
積が最大となるステツプモータ63のステツプ位
置であり、15はCPMTの値に関係なく加えられ
る値である。時刻t1におけるCPMTの値が20と
すれば、ステツプモータ63は120ステツプだけ
ステツプ位置を増大するように入力信号を受ける
が、ステツプモータ63の最大のステツプ位置は
125のために、15ステツプに相当する入力は無効
となり、電子制御装置41からの入力パルスが終
了した時刻t2におけるステツプモータ63のステ
ツプ位置は125となる。
つまり本実施例では、点火スイツチ8が開かれ
ると、主電源54の所定の継電器の動作によつて
主電源54からの電力供給が中止されるまでの間
に、ステツプモータ63のステツプ値をバイパス
通路23の流通断面積が最大となる125に制御す
る。
そしてこのようにステツプモータ63のステツ
プ値が最大値125に制御された後は、主電源54
の所定の継電器が作動して主電源54による電力
の供給が中止され、入出力インタフエース・
RAM48の記憶は消失する。
次に時刻t3で点火スイツチ46が閉じられ、主
電源54による電力供給が始まると、CPU46
は、始動時制御を行なう。
始動時制御では、ステツプモータ63のステツ
プ位置が冷却水温度、すなわち機関温度に対応す
るステツプ位置(SSTA)にされる。
すなわち、SSTAは、第5図に示す如く、始動
時の冷却水温度に応じて、機関温度が低いとき程
大きくなるよう値に設定され、CPU46は、ス
テツプモータ63のステツプ位置を、第1の記憶
装置としての入出力インタフエース・RAM48
に記憶されているCPMTの値からSSTAを減じ
た値(CPMT−SSTA)だけ減少させるように、
ステツプモータ63へパルスを送る。
この結果、時刻t3において、CPMTの値が125
である場合、CPU46は、始動時制御によつて、
ステツプモータ63のステツプ位置を、125から
SSTAまで減少させ、ステツプ位置がSSTAにな
つた時刻t4にて始動時制御を終了する。
そして時刻t4以降、CPU46は、ステツプモ
ータ63のステツプ位置を暖機の進行に連れて減
少させ、時刻t5で暖機が終了すると、その後は、
アイドリング時のアイドリング回転速度に関係し
てステツプモータ63のステツプ位置を帰還制御
する。
次に第6図は、主電源54の出力電圧が所定値
以下から以上に変化した時、すなわち点火スイツ
チ38が閉じられた時および主電源54からの供
給電力に異常があつた時(厳密には電力異常のた
めにメインプログラムの1回当りの実行時間が増
大した時)に発生する初期化信号により、CPU
46が上記始動時制御に先だつて実行する初期化
プログラムを表すフローチヤートである。
図に示す如く、この初期化プログラムが実行さ
れると、まずステツプ85にて、第2の記憶装置
としてのRAM50に記憶されたCPMT2の値が
正しいか否かを判別し、判別結果が正であればス
テツプ86へ、否であればステツプ87へ進む。
ここでCPMT2の値が正しいか否かは、例えば
CPMT2を2つ用意し(一方をCPMT2a、他方は
CPMT2bとする。)すべての桁においてCPMT2a
の値とCPMT2bの値とが互いに補数関係にある
か否かにより判別することができる。つまり例え
ばCPMT2aの値が2進表示で11001010で
CPMT2bの値が2進表示で00110101であれば、
両者の各桁の値は補数関係にあるので、CPMT2
の値は正しいと判断することができ、逆に少なく
とも1桁においてCPMT2aの値とCPMT2bの値
とが補数関係になければCPMT2の値は誤りと判
断することができる。
そしてステツプ85にてCPMT2の値が正しいと
判断された場合に実行されるステツプ86では、第
1の記憶装置としての入出力インタフエース・
RAM48のCPMTの値を、第2の記憶装置とし
てのRAM50のCPMT2の値とし、この初期化
プログラムを終了する。
一方ステツプ85にてCPMT2の値が誤つている
と判断された場合に実行されるステツプ87では、
CPMTの値を最大値125とする。そして続くステ
ツプ88にて、フラグFAを“1”(以下、2値論理
の一方、他方をそれぞれ“1”、“0”と定義す
る。)に、すなわちセツトし、この初期化プログ
ラムを終了する。なおフラグFA=“1”は始動時
制御の禁止を意味する。
ここでステツプ85にて、CPMT2の値が正しい
か否かを判断するのは、蓄電池40自体の電圧に
異常が生じた場合には、単に第1の記憶装置とし
ての入出力インタフエース・RAM48のCPMT
の値が誤つた値になるだけでなく、第2の記憶装
置としてのRAM50に記憶されたCPMT2の値
も誤つた値となるためである。
つまりCPMT2の値が誤つている場合に、
CPMTの値をCPMT2の値とすると、以降の制御
を良好に実行できなくなるため、本実施例では、
単にCPMTの値をCPMT2の値とするのではな
く、CPMT2の値が正しいかどうかを判断した上
で、CPMTの値をCPMT2の値とするようにして
いる。
次に第7図は上記始動時制御を実施するか否か
を選択するプログラムのフローチヤートである。
なおこのプログラムはメインプログラムに含ま
れ、第6図の初期化プログラムに続いて実行され
る。
図に示す如くこのプログラムが実行されると、
まずステツプ95にて始動電動機43が作動中か否
かを判別し、判別結果が正であれば、ステツプ96
にてフラグFAを“0”に、すなわちリセツトし
た後、ステツプ97へ進み、判別結果が否であれば
そのままステツプ97へ進む。
ステツプ97では、フラグFAが“1”であるか
否かを判別し、フラグFAが“1”であれば、ス
テツプ98にて、フラグFBを“1”に、すなわち
セツトした後、当該プログラムを終了する。なお
フラグFB=“1”は始動時制御が終了したことを
意味する。
一方ステツプ97にて、フラグFAが“0”であ
ると判別されると、ステツプ99にて、ステツプモ
ータ63のステツプ位置を(CPMT−SSTA)
だけ減じることにより、ステツプモータ63のス
テツプ位置をSSTAに制御する上述の始動時制御
を行ない、当該プログラムを終了する。
このように、本実施例では、 (1) 主電源54から電源供給を受けてステツプモ
ータ63のステツプ位置を記憶する第1の記憶
手段としての入出力インタフエース・RAM4
8の他に、点火スイツチ38の開閉に関係なく
副電源55から常時電源供給を受けてCPMT
の値をCPMT2に記憶する第2の記憶手段とし
てのRAM50を設け、 (2) 主電源54の出力電圧が所定値以下から以上
に変化し、入出力インタフエース・RAM48
を初めとする電子制御装置41の各部に電源供
給が開始された時(すなわち点火スイツチ38
が開から閉に切り替えられるか、主電源54か
らの供給電力に異常があつた時)には、第6図
の初期化プログラムによつて、RAM50に記
憶されているCPMT2の値が正しいか否かを確
認した上で、入出力インタフエース・RAM4
8のCPMTの値をRAM50に記憶された
CPMT2の値とするようにし、 (3) CPMTの値としてCPMT2の値がセツトされ
るか、実際に始動電動機が作動され、CPMT
の値が正しいときにのみ、始動時制御を実行
し、ステツプモータ63の実際のステツプ位置
とが異なつている虞のある時には、始動時制御
を実行しないようにしている。
このため本実施例によれば、主電源54からの
供給電力に異常が生じ、第1の記憶装置としての
入出力インタフエース・RAM48のCPMTの値
に誤りが生じたとしても、主電源54からの電力
供給再開時には、ステツプモータ63の実際のス
テツプ位置に対応して制御することができる。ま
た蓄電池40自体の電圧に異常が生じ、RAM5
0のCPMT2の値に誤りが生じた場合には、
CPMTの値にステツプ位置の最大値125をセツト
し、始動時制御を実行しないので、始動時制御に
よりステツプモータ63のステツプ位置が零とな
つて機関運転に支障が生じるのを防止することが
できる。
なお本実施例では、主電源54からの電力供給
が開始されたときに、入出力インタフエース・
RAM48のCPMTの値として、RAM50の
CPMT2の値をセツトするに当たつては、
CPMT2の値が正しいか否かを判断し、CPMT2
の値が異常であると判断すると、CPMTの値と
してCPMT2の値をセツトせず、CPMTの値とし
て最大のステツプ位置を表す125をセツトするよ
うにしているが、これは主電源54及び副電源5
5に電源供給を行なう蓄電池40自体の電圧に異
常が生じた場合に、CPMTの値にステツプモー
タ63の実際のステツプ位置に対応しない
CPMT2の値をセツトしてしまうのを防止するた
めであり、こうしたCPMT2の値の異常判定は行
わず、単に主電源54からの電力供給が開始され
たときに、入出力インタフエース・RAM48の
CPMTの値として、RAM50のCPMT2の値を
セツトするようにしても、主電源54からの供給
電力の異常に伴うステツプモータ63の誤制御を
防止することはできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用される電子制御機関の全
体を概略図に示す図、第2図は第1図の電子制御
装置の内部のブロツク図、第3図は第1図の電磁
制御弁のブロツク図、第4図はステツプモータの
ステツプ位置の変化を示す図、第5図は始動時制
御により設定されるステツプモータのステツプ位
置と冷却水温度との関係を示すグラフ、第6図は
初期化信号が発生した時に本発明に従つて第1の
記憶装置にステツプモータのステツプ位置を格納
する初期化プログラム例のフローチヤート、第7
図は本発明に従つて始動時制御の実施および非実
施を選択するプログラム例のフローチヤートであ
る。 3……絞り弁、23……バイパス通路、25…
…吸気通路、26……電磁制御弁、38……点火
スイツチ、48……入出力インタフエース・
RAM(第1の記憶装置)、50……RAM(第2の
記憶装置)、54……主電源、55……副電源、
63……ステツプモータ、65……弁体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 絞り弁が設けられた吸気通路部分に並列にバ
    イパス通路を備えると共に、該バイパス通路にス
    テツプモータの回転により位置変化されて該バイ
    パス通路の流通断面積を調節する弁体を備えた内
    燃機関に設けられ、 上記ステツプモータのステツプ値を記憶する第
    1の記憶手段、及び該第1の記憶手段に記憶され
    たステツプ値に基づき上記ステツプモータを操作
    して上記バイパス通路の流通断面積を制御する中
    央処理装置を備えた電子制御装置と、 点火スイツチが閉じた時点で上記電子制御装置
    への電力供給を開始し、点火スイツチが開いた後
    一定時間経過した時点で上記電子制御装置への電
    力供給を終了する継電器と、 を備え、上記電子制御装置が、内燃機関のアイド
    リング時では、上記ステツプモータを操作して、
    上記バイパス通路の流通断面積をアイドリング回
    転速度に関係して制御し、点火スイツチが開かれ
    ると、その後上記継電器が一定時間電力供給を継
    続している間に、上記ステツプモータのステツプ
    値が、上記バイパス通路の流通断面積の最大値に
    対応した値となるよう上記ステツプモータを操作
    するアイドリング回転速度制御装置において、 点火スイツチの開閉に関係なく電力供給を受け
    て常に記憶を保持できる第2の記憶装置を設け、 該第2の記憶装置に上記ステツプモータのステ
    ツプ値を常時記憶しておき、 上記第1の記憶装置への電力供給が開始された
    ときに、該第1の記憶装置に第2の記憶装置のス
    テツプ値を格納すること、 を特徴とするアイドリング回転速度制御装置のス
    テツプモータの制御方法。
JP12669081A 1981-08-14 1981-08-14 アイドリング回転速度制御装置のステツプモ−タの制御方法 Granted JPS5830442A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55138104A (en) * 1979-04-13 1980-10-28 Hitachi Ltd Engine controller

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