JPH0320566Y2 - - Google Patents

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JPH0320566Y2
JPH0320566Y2 JP1986040587U JP4058786U JPH0320566Y2 JP H0320566 Y2 JPH0320566 Y2 JP H0320566Y2 JP 1986040587 U JP1986040587 U JP 1986040587U JP 4058786 U JP4058786 U JP 4058786U JP H0320566 Y2 JPH0320566 Y2 JP H0320566Y2
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JP
Japan
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holder
fixing part
closing plate
main body
flange
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JP1986040587U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は陶磁器製の置物等に形成された開口面
に閉止板を取付ける構造に関するものである。
〔従来の技術〕
陶磁器製の置物・おもちや等において、例えば
底に開口面が形成されているときには、裏返した
ときに内部の空洞や駆動機構などが見えるため、
一般的にはボール紙等を両面テープ、ボンドなど
の接着剤により接着し、目かくしする程度であつ
た。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、このような従来の方法では、ボール紙
等を接着剤や両面テープにより接着しているだけ
なので、はがれやすかつた。また、ボール紙等は
強度が小さいため、目かくしをしていたボール紙
等が破損しやすく、ボール紙と共に本体も破損す
ることもあり、ボール紙等によつて本体を保護す
ることはできなかつた。
また、強度の大きい金属等硬質のホルダーを用
いた場合には、軽微な衝撃でもホルダーの設置さ
れたフランジ部分が欠けてしまうという問題点が
あつた。
さらに、陶磁器製製品は同一の型を使用しても
水分や土質の微妙な違いにより焼成後の製品の形
状および寸法のばらつきが大きく、開口面に閉止
板を取付け、固定することができないことがあつ
た。
そこで、本考案は以上の問題点を解決し、置物
等の寸法・形状のばらつきによらず、閉止板を取
付けることのできる陶磁器製置物等の閉止板取付
構造を提供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案は陶磁器製
置物等本体に形成された開口面に閉止板を取付け
る構造において、前記開口面近くの内壁にフラン
ジを形成し、一方閉止板の周縁近くの複数箇所に
は上方に突出し、下面が開放されると共に外側に
向けてホルダー設置窓が開設され、上面にネジ固
定部を有する箱型のホルダー固定部を設け、前記
ホルダー固定部に設けたホルダー設置窓に本体よ
りも軟質の材料で形成され、中央に長孔を有し先
端に突出片を有するホルダーを挿入し、ホルダー
の突出片と前記閉止板の周縁とによつて前記本体
のフランジを挟持し、前記ホルダーをホルダーの
長孔を介してホルダー固定部に設けたネジ固定部
にネジ止め固定するようにしたものである。
〔作用〕
本考案の陶磁器製置物等の閉止板取付構造は、
陶磁器製置物等の本体に形成された開口面の近く
の内壁にフランジを形成させる一方、閉止板の周
縁近くの数箇所にホルダー固定部を形成させ、ホ
ルダー固定部に設置される長孔を有するホルダー
を本体より軟質な材料により成形する。まず、前
記閉止板をフランジ下面に嵌装させる。次に、ホ
ルダー固定部にホルダーを挿入し、ホルダーと閉
止板の周縁とによりフランジが挟持されるように
ホルダーの設置位置を調整し、ホルダーの長孔に
ネジを通し、ネジによりホルダーをホルダー固定
部に締付け固定している。このように、ホルダー
が長孔を有するため設置位置を調整でき、置物等
の開口面およびフランジの形状・寸法にばらつき
が生じても、閉止板を本体に確実取付けることが
できる。
また、ホルダーと閉止板の周縁とによりしつか
りフランジが保持されているため、容易に外れる
ことはなく、本体内部を目かくしするのと同時
に、丈夫な閉止板を取付ければ、閉止板により本
体を保護することができる。
さらに、ホルダーを本体より軟質な材料により
成形しているため、衝撃が加えられたときに、ホ
ルダー取付部におけるフランジが破損するという
心配がない。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面により説明する。本考案
の陶磁器製置物等の閉止板取付構造の一実施例と
して、置物の底部に形成された開口面に閉止板と
しての底板を取付ける構造を示している。第1図
は本考案の陶磁器製置物等の閉止板取付構造の一
実施例を示し一部を破断した側面図、第2図は要
部の斜視図、第3図は同じく縦断面図である。
陶磁器製置物の本体1の底部に形成された開口
面近くの内壁にフランジ2が形成されている。閉
止板としての底板3はプラスチツクにより成形さ
れ、第1図に示されるように、下面の数箇所に足
3aを有している。また、底板3の周縁4近くの
四隅にはホルダー固定部5が形成され、このホル
ダー固定部5は第2図に示されるように、底板3
の上側に箱型に突出して形成され、また下面は第
3図の断面図に示されるように開放された開口部
6となつている。上側に突出したホルダー固定部
5の一側面にホルダー設置窓7が開設され、上面
にはネジ固定部8が形成されている。ネジ固定部
8の中心にはネジ15の直径より小さい径の穴9
が開設されている。ホルダー10は本体1よりも
軟質な材料のプラスチツクにより成形され、第5
図に示されるように、中央に長孔11を有し、一
端に突出片12が形成されている。長孔11の幅
はネジ15の直径よりも狭くなるように形成され
ている。
次に底板3の取付けを説明する。
まず、本体1の底部開口面に底板3を挿入し、
フランジ2の下面に嵌装させる。次に第4図に示
すように、ホルダー10をホルダー固定部5の下
面に開設された開口部6から矢印Aの方向に挿入
し、ホルダー設置窓7から突出片12を出し、フ
ランジ2の上面に突出片12が係合するようにホ
ルダー10の設置位置を調整する。ホルダー10
の突出片12と底板3の周縁4とによりフランジ
2を挟持させ、ホルダー10の長孔11にネジ1
5を下から押し入れ、ネジ15をネジ固定部8の
穴9に圧入し、ホルダー10をホルダー固定部5
に固定する。このときホルダー10とネジ15と
の間に薄肉の平板ワツシヤ16を介置させ、ネジ
15が長孔11の長さ方向にずれないようにしつ
かりホルダー10に固定させている(第3図)。
このようにして底板3が取付けられた置物等の
本体1は、底板3の下面に形成された足3aによ
りわずかに持上げられ、本体の下端は下に接触せ
ずに、支えられている。置物等の本体1に取付け
られた底板3はホルダー10と底板3の周縁4と
によりにより本体1のフランジ2にしつかり固定
され、容易に外れたり、ぐらついたりすることが
なく、プラスチツク製の丈夫な底板により、置物
等の底部を目かくしするのと同時に、本体を保護
することができる。
また、陶磁器製の置物等は、同一型を用いて
も、材料中の水分等の含有量の違いにより焼成後
の成形品の形状・寸法が変化するが、ホルダー1
0が長孔11を有するため、ホルダー10の設置
位置を調整し、ネジで締付け、ホルダー10を適
切な位置に設置することができる。従つて、成形
品の寸法・形状のばらつきによらず、底板を本体
に確実に固定できる。
ホルダー10が置物等の本体1より軟質の材料
で成形されているため、外部から衝撃が加えられ
たときに、衝撃をホルダー10が吸収して、ホル
ダー10取付部におけるフランジの破損を防止す
ることができる。
以上、本考案の実施例を図面により説明してき
たが、本考案はこの実施例に限定されるものでは
ない。例えば、実施例では置物の底に形成された
開口面に底板を取付ける構造を示していいるが、
置物・おもちや等において側面など他の部分に形
成された開口面に閉止板を取付ける構造にも適用
することができる。また、ホルダー10をプラス
チツクにより成形しているが、硬質ゴムなど他の
材料により成形してもよい。また、ホルダー固定
部5を実施例では底板の四隅に形成しているが、
辺の中央付近に形成させてもよく、ホルダー固定
部の数も四箇所に限らず、三箇所・六箇所などで
もしつかり固定できればよい。
〔考案の効果〕
本考案の陶磁器製置物等の閉止板取付構造にあ
つては、ホルダーを閉止板のホルダー固定部にネ
ジにより締付け固定することにより、ホルダーと
閉止板の周縁とでフランジを挟持し、閉止板を陶
磁器製置物等の本体に取付けることができる。ホ
ルダーが長孔を有することにより成形品の寸法・
形状にばらつきが生じても、ホルダーの設置位置
の調整が可能であり、閉止板を本体に確実に固定
することができる。取付けられた閉止板は容易に
外れることはなく、置物等の開口部を目かくし
し、さらに、丈夫な閉止板を取付ければ本体を保
護することができる。
また、ホルダーを本体よりも軟質な材料により
成形することにより、外部から衝撃が加えられた
ときに、ホルダーが衝撃を吸収して、ホルダーの
取付部におけるフランジの破損を防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す一部破断した
平面図、第2図は要部を示す斜視図、第3図は同
じく縦断面図、第4図はホルダー設置前の縦断面
図、第5図はホルダーの斜視図である。 1……本体、2……フランジ、3……閉止板
(底板)、4……周縁、5……ホルダー固定部、6
……開口部、7……ホルダー設置窓、8……ネジ
固定部、9……穴、10……ホルダー、11……
長孔、12……突出片、15……ネジ、16……
ワツシヤ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 陶磁器製置物等本体に形成された開口面に閉止
    板を取付ける構造において、前記開口面近くの内
    壁にフランジを形成し、一方閉止板の周縁近くの
    複数箇所には上方に突出し、下面が開放されると
    共に外側に向けてホルダー設置窓が開設され、上
    面にネジ固定部を有する箱型のホルダー固定部を
    設け、前記ホルダー固定部に設けたホルダー設置
    窓に本体よりも軟質の材料で形成され、中央に長
    孔を有し先端に突出片を有するホルダーを挿入
    し、ホルダーの突出片と前記閉止板の周縁とによ
    つて前記本体のフランジを挟持し、前記ホルダー
    をホルダーの長孔を介してホルダー固定部に設け
    たネジ固定部にネジ止め固定した陶磁器製置物等
    の閉止板取付構造。
JP1986040587U 1986-03-22 1986-03-22 Expired JPH0320566Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986040587U JPH0320566Y2 (ja) 1986-03-22 1986-03-22

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986040587U JPH0320566Y2 (ja) 1986-03-22 1986-03-22

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Publication Number Publication Date
JPS62152790U JPS62152790U (ja) 1987-09-28
JPH0320566Y2 true JPH0320566Y2 (ja) 1991-05-02

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ID=30854803

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JP1986040587U Expired JPH0320566Y2 (ja) 1986-03-22 1986-03-22

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JPS5014072U (ja) * 1973-05-31 1975-02-14

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JPS5014072U (ja) * 1973-05-31 1975-02-14

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JPS62152790U (ja) 1987-09-28

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