JPH03204484A - シート弁式三方弁 - Google Patents

シート弁式三方弁

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JPH03204484A
JPH03204484A JP34003689A JP34003689A JPH03204484A JP H03204484 A JPH03204484 A JP H03204484A JP 34003689 A JP34003689 A JP 34003689A JP 34003689 A JP34003689 A JP 34003689A JP H03204484 A JPH03204484 A JP H03204484A
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JP
Japan
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valve
pressure
outlet side
seat
valve body
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Keitaro Yonezawa
慶多朗 米澤
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Kosmek KK
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Kosmek KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、例えば工作機械のワーク固定用の油圧クラン
プにおいて、油圧ンリンダに圧油を供給・排出させるの
に用いる三方弁のうちでも、その弁体としてシート弁式
のものを採用することにより、弁体部分での圧油漏れを
防止する種類のシート弁式三方弁に関する。
(前提となる基本構造) この種のシート弁式三方弁には、基本的な構造が次のよ
うになっているものがある。
例えば、第1図と第4図、又は第6図に示すように、 シート弁式三方弁1の弁箱2内に弁室4を形成し、弁室
4の始端面側に圧力ポートPと入口側弁座15を形成す
るとともに、弁室4の終端面側にリターンポートRと出
口側弁座16を形成し、圧力ポートP及びリターンポー
トRに重ならない面に作業ポートAを開口し、 弁室4内にシート弁体14を挿入し、シート弁体14の
始端面側に入口側弁面18を形成するとともに、終端面
側に出口側弁面19を形成し、弁室4の室内圧で7一ト
弁体14を終端面側・\押圧して出口側弁面19を出口
側弁座16に閉弁接当させるのに対して、 排圧操作手段37でシート弁体14を弁室4の室内圧に
抗して始端面側へ押し付けて、入[コ側弁面18を入口
側弁座]5に閉弁接当させるように構成したものである
この基本構造の三方弁14は、次のように作動する。
圧力ポートPから作業ポートAへの圧油の供給時・又は
作業ポートAから圧力ポートPへの圧油の戻し時には、
図示のように、排圧操作手段37を下側の給圧位置に切
換える。すると、シート弁体14が弁室4の油圧で入口
側弁座15から離間すると七もに出口側弁座16に閉弁
接当し、圧力ポートPを作業ポートAにだけ連通させる
これに対して、作業ポートAの圧油をリターンポートR
へ排出する場合には、排圧操作手段37を上側の排圧位
置に切換える。すると、シート弁体14が出口側弁座1
6から離間するとともに入口側弁座15に閉弁接当し、
作業ポートAをリターンポートRにのみ連通させて圧油
を排出しながらも、圧力ポートP内の圧油が弁室4内に
漏れ出ることを防止する。
(従来の技術) 上記の基本構造において、従来では、第6図に示すよう
に、弁室4に単一部品からなるシート弁体14を挿入し
、この単一弁体形シート弁体14の出口側弁面19を閉
弁バネ60の弾圧力で出口側弁座16に閉弁接当させる
ように構成したものがある。
(発明が解決しようとする課題) 上記の従来技術では、給圧状態において、弁室14の室
内圧が、出口側弁面19の閉弁接当線よりも内側の非受
圧面積の全面に下向きに閉弁作用して、シート弁体14
を出口側弁座16へ強力に閉弁接当させる。
このため、次の問題がある。
(a)シート弁体14は、排圧操作時に上記の強力な閉
弁力と閉弁バネ60の弾圧力との合力に打ち勝つだけの
大きな操作力が必要になる。その結果、排圧操作手段3
7が大形のものにならざるを得ない。
(b)シート弁体14は、上記の強力な閉弁力で出口側
弁面19が変形したり摩耗したりするため、寿命が短い
本発明は、排圧操作手段を小形化すること、および、シ
ート弁体の寿命を長くすることを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記の目的を達成rるために、前記の基本構
造において、シート弁式三方弁を次のように構成したこ
とを特徴としている。
例えば、第1図と第4図に示すように、シート弁体14
は、入口側弁体部分23と出口側弁体部分22とを一定
寸法内でのみ伸縮移動自在に嵌合させて構成し、 入口側弁体部分23の始端面側に入口側弁面18を設け
、出1コ側弁体部分22の終端面側に出口側弁面19を
設け、 入口側弁体部分23と出口側弁体部分22との摺動嵌合
面24よりも内部に受圧排除室27を弁室4とは連通し
ない状態に設け、受圧す1除室27の受圧排除断面積8
1を出口側弁面19の閉弁接当線よりも内側の非受圧面
の非受圧り面積S、よりも狭(形成し、 これにより、出口側弁体部分22が弁室4の室内圧で出
口側弁座16に向かって押圧される閉弁用受圧面積S、
を、非受圧断面積S、から受圧排除断面積S1を差し引
いた広さに設定し、入口側弁体部分23を終端側への開
弁移動の途中で停止させる入口側弁体ストッパー33を
弁室4内に設け、この入口側弁体ストッパー33を入[
二]側弁体部分23に終端側から臨ませた。
(作用) 本発明は、第1図と第4図に示すように、次のように作
用する、。
第4図に示すように、両ボートP−Aに油圧力が作用せ
ず、かつ排圧操作手段37を非操作位置に切換えた状態
では、両弁体部分23・22が各弁座15・16に閉弁
接当されている。
作業ボートAへの圧油供給時には、図外の油圧源から圧
力ボートPへ圧油を供給する。すると、第1図(a)の
給圧状態Xで示すように、圧力ボートPの泊1圧力で入
口側弁体部分23が入口側弁座15から離間し、圧力ボ
ートPから作業ボートAへ圧油か供給されるとともに、
入1」側弁体ストッパー33が入口側弁体部分23の所
定量以上の開弁移動を阻止する。
三方弁1が、上記(a)図の給圧状態X・又は・その給
圧状態Xの終了に伴って(b)図の圧・力保持状態Yに
なると、出口側弁体部分22が弁室4の内圧力で出口側
弁座16に閉弁接当される。この場合、入口側弁体部分
23が入口側弁体ストッパー33で受は止められて両弁
体部分22・23間に接当防止用隙vINが形成されて
いる。これにより、出口側弁体部分22に閉弁力として
作用する弁室4の内圧力は、出口側弁面19の内側の非
受圧断面積S、から受圧排除室27の受圧排除断面積S
、を差し引いた環状の閉弁用受圧面積S3に働くだけな
ので、出口側弁体部分22に作用する閉弁力が小さくて
すむ。このため、出lコ側弁面19は、出口側弁座I6
への接当力が小さくてすみ、変形や摩耗が防止される。
一方、作業ボートA内の圧油をリターンボートRへ排出
するときには、第1図(c)に示すように、排圧操作手
段37を排圧位置に切り換える。すると、出口側弁体部
分22が出口側弁座16から離間して、作業ボートA及
び弁室4内の圧油がリターンボー)Rへ排出されるとと
もに、排圧操作手段37が出口側弁体部分22を介して
入口側弁体部分23を入口側弁座15に閉弁接当させる
。これにより、圧力ポートP内の圧油が弁室4内に漏れ
入ることを阻止する。
上記の場合、出口側弁体部分22の開弁に必要な操作力
は、環状の閉弁用受圧面積S、に作用する内圧力に対抗
するだけの小さい力ですむ。このため、排圧操作手段3
7は、操作力が軽くてすみ、小形のものに造れる。
(発明の効果) 本発明は、上記のように構成され作用することから次の
効果を奏する。
三方弁の給圧状態又は圧力保持状態において、出口側弁
体部分に閉弁力として作用する弁室の内圧力は、出口側
弁面の内側の非受圧断面積から受圧排除断面積を差し引
いた環状の閉弁用受圧面積に働くため、出口側弁体部分
に作用する閉弁力が小さくてすむ。
従って、三方弁を排圧操作手段で排圧状態に切り換える
ときに、出口側弁体部分の開弁に必要な操作力は、閉弁
用受圧面積に作用する内圧力に対抗するだけの小さい力
ですむ。このため、排圧操作手段は、操作力が軽(です
み、小形のものに造れる。
また、出口側弁体部分の出口側弁面は、出口側弁座への
接当力が小さ(てすむので、変形や摩耗を防止できる。
その結果、三方弁の寿命か長くなる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面で説明する。
(第1実施例) 第1図から第4図は、第1実施例を示している。
第2図に示す油圧クランプ装置の回路図において、マシ
ニングセンタ用のワークパレット9の固定台にワークW
か油圧クランプ10で固定可能とされている。油圧クラ
ンプ10のクランプ駆動油室10aが、三方弁1と両側
逆止弁付きクイックカプラ11とを順に介して油圧源U
に接続される。
また、三方弁1の圧力ボートPには、開閉弁12とリリ
ーフ弁13を順に介してオイルタンクTが接続される。
上記のクランプ装置は次のように作動する。
ワークWの荒加工時には、図示のように、三方弁1を給
圧状態Xに切換えるとともに、開閉弁12を閉弁状態に
切換え、この状態で、油圧tAUの圧油を三方弁1を介
して油圧クランプ10のクランプ駆動油室10aへ供給
し、クランプ駆動油室10aの内圧を荒加工用クランプ
油圧p+(第3図参照)にまで高めてワークWを強力に
押圧固定する。ワークWをクランプした後は、ワークバ
レット9が、クイックカブラ11で油圧gUから切り離
された後、マシニングセンタ内に搬入され、まず、ワー
クWに荒加工が施される。
仕上げ加工時には、開閉弁I2を開弁状態に切り換えて
、クランプ駆動油室10a内の圧油の一部をリリーフ弁
13からオイルタンクTへ排出することにより、クラン
プ駆動油室10aの内圧を仕上げ加工用クランプ圧力p
t(第3図参照)に下降させて、ワークWを歪まないよ
うに軽く押圧固定するのである。
そして、ワークWの仕上げ加工が終了してクランプ状態
を解除する時には、三方弁1を排圧状態Zに切換えて、
クランプ駆動油室10a内の圧油をオイルタンクTへ排
出するのである。
上記の三方弁1は、第4図の縦断面図で示すようにシー
ト弁式に構成されている。
即ち、弁箱2の下部に弁蓋3が油密状にねし止め固定さ
れ、弁箱2及び弁M3にわたって、上下方向に延びる弁
室4が形成される。弁室4内にシート弁体14が上下方
向に開閉作動自在に挿入される。
弁室4の始端面側である上端面側に圧力ボートPが開口
され、その開口縁に入口側弁座15が形成される。千カ
ボートPは前記の油圧AU(ここでは図示せず)に接続
されている。また、弁室4の終端面側である下端面側に
リターンボートRか開口され、その開口縁に出口側弁座
16が形成される。リターンポートRは前記オイルタン
クT(ここでは図示せず)に接続されている。さらに、
これら両ボートP−Rから外れる位置である弁室4の周
壁に作業ポートAが開口される。この作業ポーl−Aは
、弁箱2にねじ止め固定した口金6を介して前記の油圧
クランプ1oのクランプ駆動油室10aに連通される。
口金6内にはフィルタ8が装着されている。
シート弁体14は、出口側弁体部分22と入口側弁体部
分23とを弁室4内に下から順に挿入してなる。入口側
弁体部分23の上端面に金属製の入口側弁面18が形成
され、出口側弁体部分22の下面に合成樹脂製の出口側
弁面19が形成される。
これら両弁体部分22・23同士が一定寸法内でのみ伸
縮移動自在に嵌合される。即ち、入口側弁体部分23の
下端面に同人形成した摺動嵌合面24に、出口側弁体部
分22のピストン25がOリング26を介して上下方向
へ進退可能で油密状に挿入される。これにより、両弁体
部分22・23の開に受圧作動室27が弁室4とは連通
しない状態に形成される。
第1図の作動説明図で示すように、上記の受圧排除室2
7は、その横断面積である受圧排除断面積S1を、出口
側弁面19の閉弁接当線よりも内側の非受圧面の横断面
積である非受圧断面積S。
よりも狭く形成しである。これにより、出口側弁体部分
22が弁室4の室内圧で出口側弁座16に向かって押庄
される閉弁用受圧面積83が、非受圧断面積S、がら受
圧排除断面積S1を差し引いた環状の狭い面積に設定さ
れる。
また、@記第4図に示すように、受圧排除室27は、出
口側弁体部分22内の連連孔28を介してリターンボー
トRへ連通される。両弁体部分22・23間に装着した
閉弁ばね30−<:’、出口側弁体部分22が出口側弁
室16 L l′t′j弁接当されるとともに、入[1
側弁体部分23が入1−」側弁座15に閉弁接当さ才り
る1、これら両弁鉢部う〕22・23の閉弁状態ては、
両弁体部分22・2.1間に開弁用隙間りと短絡阻止用
伝動部32とが上下方向に介在される。この短絡阻止用
伝動部32は、出口側弁体部分22のピストン25の上
端部と入口側弁体部分23の土壁とで構成されている。
さらに、入口側弁体部分23を下側への開弁移動の途中
で停止させる入口側弁体ストッパー33が弁室4の下壁
に設けられる。この入口側弁体ストッパー33は、入口
側弁体部分23の下端の被ストッパ一部34に、開弁リ
フトMを空けて下側から臨ませられる。この開弁リフト
Mは、前記の開弁用隙間りよりも小さい寸法に設定され
る。
また、弁室4の下側部外に排圧操作手段37が設けられ
る。この排圧操作手段37は、空圧形単動ばね?ji帰
式に構成されている。即ち、弁箱2の下部に固定した空
圧シリンダ38内にピストン39か上下気密摺動自在に
挿入される。ピストン39の下側に空圧駆動室40か形
成されるとともに、上側に復帰ばね41が装着される。
上記ピストン39の上面から突設したピストンロッド4
2の上部に、出口側弁体部分22用の開弁具43が設け
られ、この開弁具43がリターンボ・−)R側から出口
側弁体部分22に対向される。
上記のシート弁式三方弁1は、次のように作動する。
第4図に示すように、両ポートP−Aに油圧力が作用せ
ず、かつ排圧操作手段37の空圧駆動室40から圧縮空
気が排出された無負荷状態では、両弁体部分22・23
がリターン弁体用閉弁ばね30の弾圧力で閉弁されてい
る。
油圧クランプ10をクランプ駆動するときには、図外の
油圧源U(第2図参照)から圧力ボートPへ圧油を供給
する。すると、圧力ボートPの油圧力で、入口側弁体部
分23が閉弁ばね30に抗して開弁する。
これにより、第1図(a)に示すように、圧カポ−1−
Pから作業ポートAへ圧油が供給され、油圧クランプ1
0をクランプ駆動していく。この給圧状態Xでは、出口
側弁体部分22が、開弁ばね30の弾圧力と弁室4の内
圧力との合力で出口側弁1! 16に開弁接当させられ
る。上記の弁室4の内圧力は、非受圧断面積S、から受
圧排除断面積S1を差し引いた環状面積である閉弁用受
圧面積S。
に作用して、出口側弁体部分22に下向きの閉弁力を加
えるのである。
また、入口側弁体部分23は、いったん開弁じた後では
、弁室4の内圧で上記の受圧排除断面積S、に相当する
下向きの受圧力が加わるため、開弁状態に保たれる。こ
のため、油圧源Uの油圧ポンプの吐出量の脈動等により
、圧力ボートPから弁室4内に流入してきた圧油の流量
が変動しても、前記第6図の従来例とは異なり、入口側
弁体部分23はチャタリングを起こさない。その結果、
騒音の発生が防止されるとともに、入口側弁体部分23
の入口側弁面18の損傷が防止される。しかも、給圧時
に入口側弁体部分23が全開状態に保持されるので、圧
油の流動抵抗が少なくてすみ、油圧クランプ10のクラ
ンプ作動速度が速い。
上記の給圧状態Xで油圧クランプ10のクランプ駆動が
終了して、三η弁1が(1))図の圧力保持状聾Yに保
持された状態では、両弁体部分22・23の間に接当防
止用隙間Nが形成されるため、出口側弁体部分22には
環状の閉弁用受圧面積S、に作用する小さい閉弁力しか
加わらない。これにより、出口側弁体部分22の合成樹
脂製の出口側弁面19が傷むことが防止される。
一方、油圧クランプ10のクランプ状態を解除するとき
には、排圧操作手段37の空圧駆動室40に圧縮空気を
供給して、ピストン39を復帰ばね41の弾圧力に抗し
て上向きに駆動する。すると、(C)図に示すように、
開弁具43で入口側弁体部分22か押し開かれて、作業
ポートA及び弁室4内の圧油がリターンボートRへ排出
されるとともに、開弁具43が出口側弁体部分22と短
絡阻止用伝動部32を順に介して入口側弁体部分23を
入口側弁座15に閉弁接当させる。これにより、圧力ボ
ートP内の圧油が弁室4内に漏れ入ることが阻止される
上記の場合、出口側弁体部分22の開弁に必要な操作力
は、環状の閉弁用受圧面積S3に作用する内圧力に対抗
するだけの小さい力ですむ。このため、排圧操作手段3
7は、操作力が軽くてすみ、空圧シリンダ38の直径が
小さい小形のものに造れる。しかも、排圧操作手段37
の排圧操作時には、開弁具43によって、出口側弁体部
分22の大面積の弁面19が出口側弁座16から即座に
離間するため、大きな通路断面積を確保でき、流動抵抗
が小さくてすむ。その結果、弁室4内の圧油がリターン
ボートRへ大流量で流出することが許容され、油圧クラ
ンプ10の復帰速度が速い。
なお、油圧クランプ10がアンクランプ状態に復帰した
後に、排圧操作手段37の空圧駆動室40から圧縮空気
を排出させると、ピストン39及びピストンロッド42
を介して開弁具43が下側に後退し、(a)図の給圧状
態Xに切換えられる。
なお、排圧操作手段37は、空圧操作式のものに代えて
、手動操作式に構成することも可能である。
(第2実施例) 第5図は、第2実施例を示している。
閉弁ばね46は、出口側弁体部分47のピストン48の
外周側で、出口側弁体部分47と入口側弁体部分49と
の間に装着される。
また、入口側弁体部分49の入口側弁面49aは、入口
側弁体部分49の上部に嵌め込んだ金属製球体50の外
周面で構成しである。
さらに、入口側弁体部分49の開弁移動を開弁リフトM
に制限する入口側弁体ストッパー51は、弁室4の周壁
から突設されている。
【図面の簡単な説明】
第1図から第5図は、本発明の実施例を示している。 第1図から第4図は、第1実施例を示し、第1図は、シ
ート弁式三方弁の作動説明図であって、 (a)図は、給圧状態を示す図、 (b)図は、圧力保持状態を示す図、 (C)図は、排圧状管を示す図で、 第2図は、シート弁式三方弁を備えた油圧クランプ装置
の回路図、 第3図は、その油圧クランプ装置のクランプ圧力の時間
変化を示す図、 第4図は、シート弁式三方弁の縦断面図である。 第5図は、第2実施例を示し、第4図に相当する部分図
である。 第6図は、従来例を示し、第4図に相当する図である。 1・・・シート弁式三方弁、2・・弁箱、4・・・弁室
、14・・・シート弁体、15・・・入口側弁座、16
・・出口側弁座、18・・・入口側弁体、19・・・出
口側弁体、22・・出口側弁体部分、23・・・入口側
弁体部分、24・・摺動嵌合面、27・・・受圧排除室
、33・・・入口側弁体ストッパー、37・・排圧操作
手段、A・・作業ポート、P・圧力ボート、R・リター
ンボート、Sl・受圧排除断面積、S、・・・非受圧断
面積、S3・・・閉弁用受圧面積。 X ′ ン′ 第4図 1 第1 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、シート弁式三方弁(1)の弁箱(2)内に弁室(4
    )を形成し、弁室(4)の始端面側に圧力ポート(P)
    と入口側弁座(15)を形成するとともに、弁室(4)
    の終端面側にリターンポート(R)と出口側弁座(16
    )を形成し、圧力ポート(P)及びリターンポート(R
    )に重ならない面に作業ポート(A)を開口し、 弁室(4)内にシート弁体(14)を挿入し、シート弁
    体(14)の始端面側に入口側弁面(18)を形成する
    とともに、終端面側に出口側弁面(19)を形成し、 弁室(4)の室内圧でシート弁体(14)を終端面側へ
    押圧して出口側弁面(19)を出口側弁座(16)に閉
    弁接当させるのに対して、排圧操作手段(37)でシー
    ト弁体(14)を弁室(4)の室内圧に抗して始端面側
    へ押し付けて、入口側弁面(18)を入口側弁座(15
    )に閉弁接当させるように構成した、 シート弁式三方弁において、 シート弁体(14)は、入口側弁体部分(23)と出口
    側弁体部分(22)とを一定寸法内でのみ伸縮移動自在
    に嵌合させて構成し、 入口側弁体部分(23)の始端面側に入口側弁面(18
    )を設け、出口側弁体部分(22)の終端面側に出口側
    弁面(19)を設け、 入口側弁体部分(23)と出口側弁体部分(22)との
    摺動嵌合面(24)よりも内部に受圧排除室(27)を
    弁室(4)とは連通しない状態に設け、受圧排除室(2
    7)の受圧排除断面積(S_1)を出口側弁面(19)
    の閉弁接当線よりも内側の非受圧面の非受圧断面積(S
    _2)よりも狭く形成し、 これにより、出口側弁体部分(22)が弁室(4)の室
    内圧で出口側弁座(16)に向かって押圧される閉弁用
    受圧面積(S_3)を、非受圧断面積(S_2)から受
    圧排除断面積(S_1)を差し引いた広さに設定し、 入口側弁体部分(23)を終端側への開弁移動の途中で
    停止させる入口側弁体ストッパー(33)を弁室(4)
    内に設け、この入口側弁体ストッパー(33)を入口側
    弁体部分(23)に終端側から臨ませた、 ことを特徴とするシート弁式三方弁。 2、入口側弁体部分(23)の入口側弁面(18)を金
    属で構成するのに対して、出口側弁体部分(22)の出
    口側弁面(19)を合成樹脂等の弾性部材で構成した、 請求項1に記載のシート弁式三方弁。
JP34003689A 1989-12-29 1989-12-29 シート弁式三方弁 Pending JPH03204484A (ja)

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