JPH03204416A - Frpプロペラシャフトのヨーク取付け構造 - Google Patents
Frpプロペラシャフトのヨーク取付け構造Info
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- JPH03204416A JPH03204416A JP2000847A JP84790A JPH03204416A JP H03204416 A JPH03204416 A JP H03204416A JP 2000847 A JP2000847 A JP 2000847A JP 84790 A JP84790 A JP 84790A JP H03204416 A JPH03204416 A JP H03204416A
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Links
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- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims abstract description 5
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 8
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- 229920002430 Fibre-reinforced plastic Polymers 0.000 abstract 5
- 239000011151 fibre-reinforced plastic Substances 0.000 abstract 5
- 239000000835 fiber Substances 0.000 abstract 2
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Landscapes
- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明:i F RPプロペラシャフトのヨーク取付上
構造に関するらのてうろ。
構造に関するらのてうろ。
(従来の技術)
近年、自動車業界においては自動車の軽量化等の要請か
ら、従来、金属一体構造とされていfニプロペラシャフ
トを、軽量の繊維強化It指(以下、FRPと略称する
)よりなる筒状のシャフト本体の両端部にそれぞれ金属
製のヨークを一体的に取り付けて構成しr:、 P R
Pプロペラシャフトを採用する傾向にある。
ら、従来、金属一体構造とされていfニプロペラシャフ
トを、軽量の繊維強化It指(以下、FRPと略称する
)よりなる筒状のシャフト本体の両端部にそれぞれ金属
製のヨークを一体的に取り付けて構成しr:、 P R
Pプロペラシャフトを採用する傾向にある。
この上うなFRPプロペラシャフトにおいては、FRP
製のシャフト本体にこれとは異質の金属製ヨークを取り
付ける関係上、これら相互間の接合強変の確保が重要な
課題となる。
製のシャフト本体にこれとは異質の金属製ヨークを取り
付ける関係上、これら相互間の接合強変の確保が重要な
課題となる。
ところで、従来よりこのようなFRP製のシャフト本体
と金属製のヨークとを接合する構造の一例として、例え
ば、シャフト本体をフィラメントワインディング成形法
によって成形する際に、ヨ−り側部(オを識ノヤフト本
体の内周側に堕き込んで両者の一体化を図る方1去か知
らイー、ておf)、その具体的方法として、 ■シャフト本体の内外両面をヨーク側にそノ:、ぞれ接
触3U゛ろ方法と、 ■シャフト本体の内径部とヨークの外径部とを相互に接
触させる方法とかある。
と金属製のヨークとを接合する構造の一例として、例え
ば、シャフト本体をフィラメントワインディング成形法
によって成形する際に、ヨ−り側部(オを識ノヤフト本
体の内周側に堕き込んで両者の一体化を図る方1去か知
らイー、ておf)、その具体的方法として、 ■シャフト本体の内外両面をヨーク側にそノ:、ぞれ接
触3U゛ろ方法と、 ■シャフト本体の内径部とヨークの外径部とを相互に接
触させる方法とかある。
ところか、上記■の場合には、比較的高い接合信頼性か
得られる反面、成形工程が複雑となり、まf二軸心の同
心変とが傾きの管理が困難であるため実用性に乏しい方
法と言わざるを得ない。
得られる反面、成形工程が複雑となり、まf二軸心の同
心変とが傾きの管理が困難であるため実用性に乏しい方
法と言わざるを得ない。
これに対して、上記■の場合には、上記■の場合に比し
て、成形か簡便であり且つ適度の接合力か確保し易くま
た精度的にも優れるが、その一方で、一般にそうである
か、FRPの材質とその配向方向とヨーク側部材の材質
の組み合わせ如何によっては、FRPを加熱硬化させた
後において該FRPの熱収縮による残留応力に起因して
接合面の半径方向に剥離力が作用しまた軸方向に剪断力
か作用し、これによって接合力か損なわれf二り、I”
RP @と金属1置との間で層間剥離を生乙易いとい
−)欠点か有つ、こr、らまた最適を接合構造と(よ言
えないしのである。
て、成形か簡便であり且つ適度の接合力か確保し易くま
た精度的にも優れるが、その一方で、一般にそうである
か、FRPの材質とその配向方向とヨーク側部材の材質
の組み合わせ如何によっては、FRPを加熱硬化させた
後において該FRPの熱収縮による残留応力に起因して
接合面の半径方向に剥離力が作用しまた軸方向に剪断力
か作用し、これによって接合力か損なわれf二り、I”
RP @と金属1置との間で層間剥離を生乙易いとい
−)欠点か有つ、こr、らまた最適を接合構造と(よ言
えないしのである。
このような事情から、例えば、実開昭61−18412
1号公報に開示されろように、FRP製のシャフト本体
を単独で成形しr二後、この7ヤフト本体の端部外周に
ヨークの筒部を嵌着させる一方、該シャフト本体の内周
側にテーパー状内周面を有し且つその軸方向に延びるス
リットをもつリングを嵌挿し、該リングをその内部に配
置したテーパー状外周面をもつ抑圧部材によって拡大径
変位させ、該拡径力によって上記シャフト本体とヨーク
とリングの王者間に所定の接触圧を付与し、これらの間
に作用する摩擦力によって該シャフト本体とヨークとを
相互に一体的に固定するようにしfニらのか提案されて
いる。
1号公報に開示されろように、FRP製のシャフト本体
を単独で成形しr二後、この7ヤフト本体の端部外周に
ヨークの筒部を嵌着させる一方、該シャフト本体の内周
側にテーパー状内周面を有し且つその軸方向に延びるス
リットをもつリングを嵌挿し、該リングをその内部に配
置したテーパー状外周面をもつ抑圧部材によって拡大径
変位させ、該拡径力によって上記シャフト本体とヨーク
とリングの王者間に所定の接触圧を付与し、これらの間
に作用する摩擦力によって該シャフト本体とヨークとを
相互に一体的に固定するようにしfニらのか提案されて
いる。
(発明か解決しようとする課題)
ところか、この公知例の如き構成のものにあっては、い
くらリングの拡径作用によってシャフト本体を拡径させ
てヨーク内周面との間に摩擦力を全土さけるとして乙、
1当ζ窄擦力を得るf二めに1該ノヤフト本体にヨーク
を嵌挿した状態においてこ嘩′、らJ)間の隙間寸法か
適正に管理されていないと予定しj= iJJ擦力振力
実に得ろことか困難てめ・)、接合部、)強度上の信頼
性か確保しにくいというll!含かある。
くらリングの拡径作用によってシャフト本体を拡径させ
てヨーク内周面との間に摩擦力を全土さけるとして乙、
1当ζ窄擦力を得るf二めに1該ノヤフト本体にヨーク
を嵌挿した状態においてこ嘩′、らJ)間の隙間寸法か
適正に管理されていないと予定しj= iJJ擦力振力
実に得ろことか困難てめ・)、接合部、)強度上の信頼
性か確保しにくいというll!含かある。
そこで本発明て:土、簡易な構造によってFRPの熱収
縮に起因する接合部の残留応力の発生を抑制しもってシ
ャフト本体とヨークとの間の強度上の信頼性を確実に確
保し得るようにしj二F RPプロペラシャフトのヨー
ク取付は構造を提案することを目的とするものである。
縮に起因する接合部の残留応力の発生を抑制しもってシ
ャフト本体とヨークとの間の強度上の信頼性を確実に確
保し得るようにしj二F RPプロペラシャフトのヨー
ク取付は構造を提案することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段)
本発明ではかかる課題を解決するための具体的手段とし
て、繊維強化樹脂によって所定長さの筒状に形成されf
ニノヤフト本体の両端部に金属製のヨークをそれぞれ取
り付けてなるFRPプロペラノヤフトにおいて、上記シ
ャフト本体の端部内局面にナットを埋込み配置するとと
もに、該シャフト本体の端部内周面のしかも上記ナツト
の軸方向りk l1111端而側に該すJトとその軸方
向において係1)(5得るようにしてiJ&推強化+a
t脂より構成されろ中間層を設(+、さらに上記ヨー7
の端部には上記ナツトに螺合可能ζ不ン部を形成すると
ともに、該ヨークのネジ部を上記ナットに対して上記中
間層を軸方向に挟乙゛ようにして上記シャフト本体の軸
方向外方から螺着せしめていることを特徴とするしので
ある。
て、繊維強化樹脂によって所定長さの筒状に形成されf
ニノヤフト本体の両端部に金属製のヨークをそれぞれ取
り付けてなるFRPプロペラノヤフトにおいて、上記シ
ャフト本体の端部内局面にナットを埋込み配置するとと
もに、該シャフト本体の端部内周面のしかも上記ナツト
の軸方向りk l1111端而側に該すJトとその軸方
向において係1)(5得るようにしてiJ&推強化+a
t脂より構成されろ中間層を設(+、さらに上記ヨー7
の端部には上記ナツトに螺合可能ζ不ン部を形成すると
ともに、該ヨークのネジ部を上記ナットに対して上記中
間層を軸方向に挟乙゛ようにして上記シャフト本体の軸
方向外方から螺着せしめていることを特徴とするしので
ある。
(作用)
本発明では、
■シャフト本体の成形時にその端部内周面にナットか埋
込み配置されているため、該ナツトの外周面とシャフト
本体の内周面との間にはFRP0′)#1収縮によって
所定の結合力が作用する、■ナツトの軸方向外側端面側
に該ナツトと軸方向において係合し得るようにして中間
層か形成されているため、該ナツトは該中間層と係合す
ることによってその軸方向外方(即ち、抜は方向)への
移動が規制される、 ■中間層を軸方向に挟むようにしてナツトにヨータを螺
着してt)ろf二め、軸方向に傾斜状聾て相互に当接す
るナツトどヨークのネジ部において不ノ、)1ランク相
互間に不ノ山川に対応して径方向外方への拡径力か作1
1′Iシ、該拡径力を受:十で上記ナツトか区方向に膨
張変化することによ−てFRPの硬化時シ)熱収縮によ
る残留応力の発生か抑制されろ、 等の作用か得られる3、 (発明の効果) 従って、本発明のFRPプロペラノヤフトのヨーク取付
:を構造によれば、中間層を設:十でナットのシャフト
本体からの抜は止めをより確実にするとともに、該ナツ
トにヨークのネジ部を螺着し該ネジ山角により発生する
ナツトの径方向への膨張作用によってFRPの熱収縮に
よる残留応力の発生を抑制してこれに起因するナツトと
シャフト本体との間の剥離作用の発生を防止しているた
め、該シャフト本体とヨークとの間の結合強度が高めら
れその信頼性が向上せしめられるらのである。
込み配置されているため、該ナツトの外周面とシャフト
本体の内周面との間にはFRP0′)#1収縮によって
所定の結合力が作用する、■ナツトの軸方向外側端面側
に該ナツトと軸方向において係合し得るようにして中間
層か形成されているため、該ナツトは該中間層と係合す
ることによってその軸方向外方(即ち、抜は方向)への
移動が規制される、 ■中間層を軸方向に挟むようにしてナツトにヨータを螺
着してt)ろf二め、軸方向に傾斜状聾て相互に当接す
るナツトどヨークのネジ部において不ノ、)1ランク相
互間に不ノ山川に対応して径方向外方への拡径力か作1
1′Iシ、該拡径力を受:十で上記ナツトか区方向に膨
張変化することによ−てFRPの硬化時シ)熱収縮によ
る残留応力の発生か抑制されろ、 等の作用か得られる3、 (発明の効果) 従って、本発明のFRPプロペラノヤフトのヨーク取付
:を構造によれば、中間層を設:十でナットのシャフト
本体からの抜は止めをより確実にするとともに、該ナツ
トにヨークのネジ部を螺着し該ネジ山角により発生する
ナツトの径方向への膨張作用によってFRPの熱収縮に
よる残留応力の発生を抑制してこれに起因するナツトと
シャフト本体との間の剥離作用の発生を防止しているた
め、該シャフト本体とヨークとの間の結合強度が高めら
れその信頼性が向上せしめられるらのである。
(実血例)
以■、添付図面を参照して本発明の好m r−、x噺例
を説明する。
を説明する。
第1図には、本発明の実施例にがかるFRPプロペラノ
ヤフトのヨーク取付は構造を備えf二自動車用のFRP
製プロペラノヤフト1の一方の軸端部か示されている。
ヤフトのヨーク取付は構造を備えf二自動車用のFRP
製プロペラノヤフト1の一方の軸端部か示されている。
このプロペラシャフトlは、所定径を持つFRP製のシ
ャフト本体2の左右両端部にそれぞれナツト4を介して
後述のヨーク3を螺着して構成されている。
ャフト本体2の左右両端部にそれぞれナツト4を介して
後述のヨーク3を螺着して構成されている。
以下、このプロペラシャフト1の具体的構成を、その製
造工程に従って説明する。
造工程に従って説明する。
先ず、第2図に示すように、マンドレル6の所定位置に
ナツト4をセントする。この時、該ナツト4の一端面4
aとマンドレル6の肩部端面6aとの間に所定の隙間7
が形成されるように該ナツト4のセット位置を設定する
。
ナツト4をセントする。この時、該ナツト4の一端面4
aとマンドレル6の肩部端面6aとの間に所定の隙間7
が形成されるように該ナツト4のセット位置を設定する
。
この状態で、該隙間7部分にFRPを、その外周面5a
と上記ナツト4の外周面4bとがほぼ而−となるように
巻き付けて未硬化状態の中間層5を彩[氏上る。
と上記ナツト4の外周面4bとがほぼ而−となるように
巻き付けて未硬化状態の中間層5を彩[氏上る。
次に、第3図に示すように、マンドレル6の外周面6b
から、L、記すt ト4.−)外周面1b渣び上記中間
層5J)外周面5aにかけてこ、机らを一体的に覆うよ
うにしてF RPを薄い層状に捲き付けて未硬化状態S
つシャフト本体2を形成する。
から、L、記すt ト4.−)外周面1b渣び上記中間
層5J)外周面5aにかけてこ、机らを一体的に覆うよ
うにしてF RPを薄い層状に捲き付けて未硬化状態S
つシャフト本体2を形成する。
休る後、この状態のままこれら未硬化状態のシャフト本
体2と中間層5に対して加熱硬化処理を施してこれを硬
化させ、これによって所定硬覚を持ち且つ相互に一体的
に融接合されたシャフト本体2と中間@5を得る。
体2と中間層5に対して加熱硬化処理を施してこれを硬
化させ、これによって所定硬覚を持ち且つ相互に一体的
に融接合されたシャフト本体2と中間@5を得る。
P R,Pの硬化完了後、シャフト本体2側からマンド
レル6を離脱させるととらに、該マンドレル6の脣部端
面6aに衝合状態にあったシャフト本体2の端面2bと
中間層5の端面5bに追加工を行ってその形状を整える
、 この実施例においては、ナツト4とシャフト本体2及び
中間層5とて0間には、P R,Pの熱収縮によって残
留応力か発生しており、従って、このままだと該ナツト
4とシャフト本体2及び中間層5J)間において剥離作
用か生じ易くなってお;〕、その接合強度とし15而に
t3いて:よ従来と同様に問題か浅ることになる乃\、
二S)実施例の乙ノ〕においてよ後述するように、この
ようζ残留応力の問題を該ナツト4にヨーク3のネジ部
3aを螺着することによって可及的に解消するようにし
ている。
レル6を離脱させるととらに、該マンドレル6の脣部端
面6aに衝合状態にあったシャフト本体2の端面2bと
中間層5の端面5bに追加工を行ってその形状を整える
、 この実施例においては、ナツト4とシャフト本体2及び
中間層5とて0間には、P R,Pの熱収縮によって残
留応力か発生しており、従って、このままだと該ナツト
4とシャフト本体2及び中間層5J)間において剥離作
用か生じ易くなってお;〕、その接合強度とし15而に
t3いて:よ従来と同様に問題か浅ることになる乃\、
二S)実施例の乙ノ〕においてよ後述するように、この
ようζ残留応力の問題を該ナツト4にヨーク3のネジ部
3aを螺着することによって可及的に解消するようにし
ている。
即ち、第3図のように、ナツト4をシャフト本体2と中
間層5とによって巻き込んで固定した後は、第1図に示
すように、ネジ部3aと連結部3bとを持つヨーク3を
、そのネジ部3aを上記中間層5を上記ナツト4との間
で軸方向に挟み込んだ状態で該ナツト4に螺着し、該中
間層5に所定の軸力をかける。尚、この場合、予じめ該
ネジ部3aの外周面と該ネジ部3a側の端面3cにそれ
ぞれ接着剤を塗布しておき、ヨーク3の螺着完了状株に
おいてはその接着剤によって該ネジ部3aとナツト4と
の間、及びヨーク3の端面3cとシャフト本体2及び中
間層5の端面2 a、 5 bとの間がそれぞれ接着固
定されるようにし、両者の結合力のより一層の向上を図
る。
間層5とによって巻き込んで固定した後は、第1図に示
すように、ネジ部3aと連結部3bとを持つヨーク3を
、そのネジ部3aを上記中間層5を上記ナツト4との間
で軸方向に挟み込んだ状態で該ナツト4に螺着し、該中
間層5に所定の軸力をかける。尚、この場合、予じめ該
ネジ部3aの外周面と該ネジ部3a側の端面3cにそれ
ぞれ接着剤を塗布しておき、ヨーク3の螺着完了状株に
おいてはその接着剤によって該ネジ部3aとナツト4と
の間、及びヨーク3の端面3cとシャフト本体2及び中
間層5の端面2 a、 5 bとの間がそれぞれ接着固
定されるようにし、両者の結合力のより一層の向上を図
る。
第1図に示すようにナツト1にヨーク;3のネジ部3a
を螺着しf二状態において1よ、先すすJト4か中間層
5と軸方向において相互に係合することからヨーク3の
シャフト本体2からの抜(+止めか確実となる。
を螺着しf二状態において1よ、先すすJト4か中間層
5と軸方向において相互に係合することからヨーク3の
シャフト本体2からの抜(+止めか確実となる。
また、ナツト4とヨーク3のネジ部3aとの螺合部分に
おいては、該ヨーク3の螺着による軸力を受けて相互に
当接するネジのフランク相互間には、不)山角に対応し
てナツト4を径方向外方へ拡径するような拡径力かネジ
リートに10って発生することになる。この拡径力を受
:すてナツト4はその径方向に膨張変化し、その外周囲
4bとシャフト本体2の内周面との間に所定の圧縮力を
発生させる。この圧縮力によってシャフト本体2の熱収
縮により発生した残留応力か減殺され、結果的に該残留
応力に起因するシャフト本体2とナツト4との間の眉間
剥離の発生が可及的に抑制され、該ナツト4とシャフト
本体2との間の接合位置が向上せしめられることとなる
。
おいては、該ヨーク3の螺着による軸力を受けて相互に
当接するネジのフランク相互間には、不)山角に対応し
てナツト4を径方向外方へ拡径するような拡径力かネジ
リートに10って発生することになる。この拡径力を受
:すてナツト4はその径方向に膨張変化し、その外周囲
4bとシャフト本体2の内周面との間に所定の圧縮力を
発生させる。この圧縮力によってシャフト本体2の熱収
縮により発生した残留応力か減殺され、結果的に該残留
応力に起因するシャフト本体2とナツト4との間の眉間
剥離の発生が可及的に抑制され、該ナツト4とシャフト
本体2との間の接合位置が向上せしめられることとなる
。
尚、このヨーク3の螺着によるナツト4の膨張量をシャ
フト本体2の熱収縮量より乙太き・く設定しf二場合に
は、該ナツト4とシャフト本体2との間に王縮応力を残
留さけてその接合部の接合位置をより一層高めることか
できる。
フト本体2の熱収縮量より乙太き・く設定しf二場合に
は、該ナツト4とシャフト本体2との間に王縮応力を残
留さけてその接合部の接合位置をより一層高めることか
できる。
このように、この実施例のFRPプロペランヤフトのヨ
ーク取付け+JIaによれば、FRP製のシャフト本体
2と中間層5とによって包み込まれたナツト4に対して
ヨーク3をネジによって機械的に結合するという簡易且
つ安価な構成とすることにより、該シャフト本体2とヨ
ーク3との間の接合部の強度上の信頼性の高いプロペラ
シャフトlを得ることかできるものである。
ーク取付け+JIaによれば、FRP製のシャフト本体
2と中間層5とによって包み込まれたナツト4に対して
ヨーク3をネジによって機械的に結合するという簡易且
つ安価な構成とすることにより、該シャフト本体2とヨ
ーク3との間の接合部の強度上の信頼性の高いプロペラ
シャフトlを得ることかできるものである。
11図は本発明のFRPプロペラノヤフトのヨーク取付
は構造が適用されたプロペラシャフトの要部縦断面図、
第2図及び第3図はプロペラシャフトの製造工程説明図
である。 l・・・プロペラシャフト 2・・・シャフト本体 3・・・ヨーク ト・・士ノド 5・・・中間− 〇・・・マノトレル ト・・隙間 出 願 人 マ ツ ダ 株式会社 代 理 人
は構造が適用されたプロペラシャフトの要部縦断面図、
第2図及び第3図はプロペラシャフトの製造工程説明図
である。 l・・・プロペラシャフト 2・・・シャフト本体 3・・・ヨーク ト・・士ノド 5・・・中間− 〇・・・マノトレル ト・・隙間 出 願 人 マ ツ ダ 株式会社 代 理 人
Claims (1)
- 1、繊維強化樹脂によって所定長さの筒状に形成された
シャフト本体の両端部に金属製のヨークをそれぞれ取り
付けてなるFRPプロペラシャフトにおいて、上記シャ
フト本体の端部内周面にはナットが埋込み配置され、さ
らに該シャフト本体の端部内周面のしかも上記ナットの
軸方向外側端面側には該ナットとその軸方向において係
合し得るようにして繊維強化樹脂より構成される中間層
が設けられており、さらに上記ヨークの端部には上記ナ
ットに螺合可能なネジ部が形成されるとともに、該ヨー
クはそのネジ部を上記ナットに対して上記中間層を軸方
向に挟むようにして上記シャフト本体の軸方向外方から
螺着せしめていることを特徴とするFRPプロペラシャ
フトのヨーク取付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000847A JPH03204416A (ja) | 1990-01-06 | 1990-01-06 | Frpプロペラシャフトのヨーク取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000847A JPH03204416A (ja) | 1990-01-06 | 1990-01-06 | Frpプロペラシャフトのヨーク取付け構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03204416A true JPH03204416A (ja) | 1991-09-06 |
Family
ID=11485031
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000847A Pending JPH03204416A (ja) | 1990-01-06 | 1990-01-06 | Frpプロペラシャフトのヨーク取付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03204416A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5683300A (en) * | 1994-02-17 | 1997-11-04 | Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho | Drive shaft made of fiber reinforced composite material and method of manufacturing the same |
KR970075423A (ko) * | 1996-05-31 | 1997-12-10 | 이대원 | 복합재료구동축과 요크부의 결합장치 |
-
1990
- 1990-01-06 JP JP2000847A patent/JPH03204416A/ja active Pending
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