JPH03203702A - 光フアイバカプラの製造方法 - Google Patents

光フアイバカプラの製造方法

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Publication number
JPH03203702A
JPH03203702A JP34185289A JP34185289A JPH03203702A JP H03203702 A JPH03203702 A JP H03203702A JP 34185289 A JP34185289 A JP 34185289A JP 34185289 A JP34185289 A JP 34185289A JP H03203702 A JPH03203702 A JP H03203702A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
adhesive
groove
fiber coupler
coupler
Prior art date
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Pending
Application number
JP34185289A
Other languages
English (en)
Inventor
Masumi Fukuma
眞澄 福間
Kazuhiko Arimoto
和彦 有本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumiden Opcom Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumiden Opcom Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Sumiden Opcom Ltd, Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumiden Opcom Ltd
Priority to JP34185289A priority Critical patent/JPH03203702A/ja
Publication of JPH03203702A publication Critical patent/JPH03203702A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、複数本の光ファイバを加熱・融着・延伸して
なる光ファイバカプラの製造方法、特に、カブラ製造後
の保護方法に関するものである。
(従来の技術) 従来、光ファイバカプラは、融着延伸後、保護部材であ
る石英ケース等により接着剤により固定されるのが一般
的であった。接着剤としては、熱硬化性エポキシ樹脂ま
たは、紫外線(UV)硬化型樹脂が用いられていた。
接着剤を用いて固定する従来の技術の問題点は、第一に
、光ファイバを融着延伸後、石英ケースを融着延伸した
ファイバに近づけ、その両端部に接着剤を塗布し、石英
ケースと光ファイバを一体化させる方法を採るので、接
着剤を塗布する作業を必要とする点であり、第2に、接
着剤を硬化させるのに要する時間は、速いものでも15
分程度の接着時間を要求するから、保護ケースの取付工
程に時間を要する点である。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、上述した問題点に鑑みてなされたもので、保
護部材に延伸後の光ファイバカプラを固定するのに、塗
布時間や硬化時間を問題としない接着物質を用いること
により、その解決を図ることを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は、複数本の光ファイバを融着・延伸した後、保
護部材に固定してなる光ファイバカプラの製造方法にお
いて、融着・延伸後、少なくとも一つの直線状の溝を有
し、且つ、該溝の両端部付近に熱溶融性の接着剤を予め
配置した保護部材を加熱し、融着・延伸した光ファイバ
カプラを溝内に挿入し、冷却して固定することを特徴と
するものである。
熱溶融性の接着剤として、低融点金属、例えば、半田を
用いることができる。
保護部材の材質として石英を用い、その溝の両端部付近
の少なくとも接着剤を配置する部分にクロムが蒸着して
おくことができる。
光ファイバとして、ポリイミド樹脂が被覆されたものを
用いることができる。
熱溶融性の接着剤として、ロウを用いることができる。
(作 用) 保護部材へ光ファイバカプラを固定する接着剤として、
熱溶融性の接着剤、例えば、半田やロウを用いると、温
度により、溶融や固化ができ接着が可能である。その固
化時間が短いばかりでなく、接着剤を予め保護部材の溝
の両端部付近に配置しておくことで、光ファイバカプラ
を溝内に挿入してからの接着・塗布の作業が不要となる
(実施例) 第1図は、本発明の製造方法の一実施例を適用する光フ
ァイバカプラ製造装置の構成図である。
図中、1は光ファイバのガラス部、2は光ファイバの被
覆部、3はクランパ、4は延伸ステージ、5はバーナ、
6は石英ケ・−ス、7は保護部材移動用アーム、8は保
護部材載置台、9はヒーター10は加熱用電源、11は
スイッチである。被覆の一部が除去された光ファイバは
、その被覆部2がクランパ3によりクランプされ、ガラ
ス部1がバーナ5により加熱され、クランパ3が延伸ス
テージ4により張力を与えられて融着した光ファイバの
延伸が行なわれる。第1図は、バーナによる加熱延伸に
より所望の分岐比となり、延伸を停止した状態を示すも
のである。この状態においては、保護部材として用意し
た石英ケース6が光ファイバの下方に位置される。石英
ケース6は、ヒーター9を有する保護部材載置台8に載
置されて、保護部材移動用アーム7により位置決めされ
る。ヒーター9は、加熱用電源10からスイッチ9を介
して電流を供給され、保護部材6を加熱する。
保護部材の構造と光ファイバカプラを保護部材に固定す
る工程を第2図で説明する。
第2図(A)に図示した保護部材6は、石英を材料とす
るケースであり、7字状の溝6aが加工されており、こ
の溝6aの両端部付近にはクロムの蒸着層6bが設けら
れている。また、この蒸着層6bを設けた部分には、半
田6Cが盛られている。クロムは、石英との接着性がよ
く、かつ、半田とのぬれ性が良好な性質を有するから、
この層を設けることにより、半田と石英との接着性をよ
くし、後述するように光ファイバカプラを石英ケースに
確実に固定することが可能となる。
上述した石英ケース6は、第2図(B)に示すようにヒ
ーター9を有する保護部材載置台8に保持されてスイッ
チ11のオンにより半田6cが溶融される。第1図にお
ける保護部材移動用アーム9を上昇させて、第2図(C
)に示すように、光ファイバカプラを溝内に挿入する。
その後、第2図(E)に図示したような、周縁にクロム
の蒸着層6dを被着した蓋6eを同図(D)に示すよう
に石英ケース6にかぶせ、スイッチ11をオフにして自
然冷却をして、光ファイバカプラを保護部材に固定する
なお、光ファイバの被覆材料として、通常の光ファイバ
で用いられている°紫外線硬化性樹脂を用いると、ごの
樹脂が120℃以上に加熱されると分解が進んでしまう
から、接着剤の選択について被覆材を考慮する必要があ
る。ポリイミド樹脂は耐熱性に優れているから、これを
コートした光ファイバを用いると、接着剤の選択範囲は
広くなる。
また、石英ケースの蓋にクロムを図のように蒸着した理
由は、蓋と半田との接着性を良好にしておくことにより
、蓋を同時に半田で固定することを可能とし、蓋の取付
工程の時間短縮を図るためである。
試作した値を説明すると、石英ケースの寸法は、外形が
、厚さ3mm、幅3mm、長さ50mmで、溝寸法が、
深さ2mm、角度60’で、その両端の10mmにクロ
ムを蒸着した。溝が7字状であるのは、クロムを蒸着し
やすくするためであり、これを半田槽に入れ、スズ半田
を付着させた。
カブラは、外径125μmの波長1.3μm帯の単一モ
ード光ファイバに30μmのポリイミドをコートした光
フアイバ2本を用い、1.3μmの波長で50%の分岐
比を有する光ファイバカプラを試作して、本発明の方法
により、石英ケースに取り付けた。ポリイミドの被覆除
去は、ポリイミドをバーナにより火炎の中に入れ、燃や
すことで除去した。除去する長さは20mm程度である
が、その間隔においた金属板で光ファイバを挟んでおき
、それ以上被覆が燃えないようにした。保護部材への固
定に要する時間は、3分以内であった。
試作したカブラ10本につき、−40〜+80°Cまで
のヒートサイクルによるカブラの分岐比の変化を測定し
たところ、±2%以内であった。
また、ロウを用いる場合についても、試作を行なった。
ロウは、研磨装置への固定に用いられるロウ(ワックス
)を用いた。これはさきに示した構造の石英のケースに
予めワークスの粉末を入れておき、加熱溶融させて、光
ファイバカプラを挿入し、固定した。このワックスは8
0’Cで軟化するので、−40〜+60°Cの範囲での
ヒートサークル(1サイクル2hrで10サイクル)を
印加したが、分岐比の変動は、±2%以内であった。
(発明の効果) 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、熱溶
融性の接着剤を用いたことにより、カブラ製造工程にお
ける、保護部材への固定作業時間を著しく短縮すること
ができる。また、接着剤の保持、その他取扱において固
化することがないから、カブラの製造装置の簡略化が図
ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を説明するための光ファイ
バカプラ製造装置の概略図、第2図は、保護部材の構造
と光ファイバカプラを保護部材に固定する工程の説明図
である。 1・・・光ファイバのガラス部、2・・・被覆部、3・
・・クランパ、4・・・延伸ステージ、5・・・バーナ
、6・・・石英ケース、6a・・・固定溝、6C・・・
半田、7・・・保護部材移動用アーム、8・・・保護部
材載置台、9・・・ヒーター

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  複数本の光ファイバのを融着・延伸した後、保護部材
    に固定してなる光ファイバカプラの製造方法において、
    融着・延伸後、少なくとも一つの直線状の溝を有し、且
    つ、該溝の両端部付近に熱溶融性の接着剤を予め配置し
    た保護部材を加熱し、融着・延伸した光ファイバカプラ
    を溝内に挿入し、冷却して固定することを特徴とする光
    ファイバカプラの製造方法。
JP34185289A 1989-12-29 1989-12-29 光フアイバカプラの製造方法 Pending JPH03203702A (ja)

Priority Applications (1)

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JP34185289A JPH03203702A (ja) 1989-12-29 1989-12-29 光フアイバカプラの製造方法

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JP34185289A JPH03203702A (ja) 1989-12-29 1989-12-29 光フアイバカプラの製造方法

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JPH03203702A true JPH03203702A (ja) 1991-09-05

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ID=18349252

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JP34185289A Pending JPH03203702A (ja) 1989-12-29 1989-12-29 光フアイバカプラの製造方法

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