JPH03203678A - プリンタ制御装置 - Google Patents

プリンタ制御装置

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JPH03203678A
JPH03203678A JP34491689A JP34491689A JPH03203678A JP H03203678 A JPH03203678 A JP H03203678A JP 34491689 A JP34491689 A JP 34491689A JP 34491689 A JP34491689 A JP 34491689A JP H03203678 A JPH03203678 A JP H03203678A
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JP
Japan
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head
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Application number
JP34491689A
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English (en)
Inventor
Jiro Tateyama
二郎 立山
Naohisa Suzuki
尚久 鈴木
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Publication of JPH03203678A publication Critical patent/JPH03203678A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、プリンタ制御装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、紙、 OHP用シートなどの記録媒体(以下記録
紙または単に紙ともいう)の 搬送方向に対し、垂直に
往復移動する記録ヘッドを搭載した可動部(以下これを
キャリッジと呼ぶ)を有する所謂シリアルタイプの記録
装置(以下シリアルプリンタと呼ぶ)は、種々の記録方
式による記録ヘッドを搭載した形態で提案されている。
このシリアルプリンタ、特にドツトマトリックスにて文
字。
図形その他の画像の形成を行うプリンタで使われている
記録ヘッドには、ワイヤートッド方式、感熱方式、熱転
写方式、インクジェット方式によるものなどがある。
この種プリンタにおいては、キャリッジの移動や、記録
のために文字コード等をドツトデータに展開して記録ヘ
ッドへ転送する処理等は従来単一のCPU等の主制御部
により行われていた。
CPUに負荷がかかるために、高速印字を行う際の問題
点は依然として解決されていなかった。
[発明が解決しようとする課題] 従って、記録速度を高めていくとソフトウェアによるC
PU単独の処理ではキャリッジの制御や印字データの変
換や転送が追いつかなくなってしまうという問題点が生
じていた。そこで、記録データ(印字データ)を記録ヘ
ッドの1走査分(1行分)蓄えるラインバッファをもた
せ、印字データを先に変換しておいてデータを転送する
方式などが用いられるが、キャリッジの往復移動の過程
で記録を行う所謂双方向印字を行おうとした場合では、
1行印字終了後に次行のデータを展開している間キャリ
ッジが完全に停止してしまうという問題があった。
また、印字データの転送をハードウェアですべて行なっ
た場合では、CPUは印字中のデータ転送処理からは開
放されるものの、現在転送されているデータとキャリッ
ジとの位置を合わせるのに[課題を解決するための手段
] 本発明は、これら問題点を解決することを目的とし、そ
のために本発明は、ドツトマトリクスにより画像を形成
する記録ヘッドを記録媒体に対し所定方向に走査するこ
とにより記録を行うプリンタの制御装置において、前記
記録ヘッドに対して与える記録データを格納した格納手
段から当該データを前記記録ヘッドへ転送する転送手段
と、前記記録ヘッドの走査のための駆動制御を行う駆動
制御手段と、前記転送手段および前記駆動制御手段と同
期させて駆動する同期手段とを具えたことを特徴とする
[作 用コ 本発明によれば、記録データを蓄える格納手段からデー
タをヘッドへ転送する回路と、記録l\ラッド査の駆動
制御を行う回路とを共通の同期信号で制御するようにし
たことにより、CPUは印字中は次の行のデータ変換の
みを集中して行うことができるので、プリンタの高速記
録に対応できるようになる。
[実施例コ 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
第1図(A)および(B)は本発明を適用可能な装置と
して電子タイプライタの外観構成例を示す。
ここで、1はキーボード部であり、文字、数字等キャラ
クタ入力用のキーやコントロールキー等のキー群2が配
列され、非使用時にはヒンジ3を中心に回動させること
により第1図(B)に示すように折りたためるようにな
っている。4は装置内部のプリンタ部にシート状記録媒
体を送給するための給紙トレーであり、同じく非使用時
には同図FB)に示すようにプリンタ部を覆って収納さ
れる。5は手動にて記録媒体のセットや排出を行うため
の送りノブ、6は入力した文章等を表示するための表示
器、7は本例に係る装置を運搬する際に用いられる把手
である。
第2図は本例に係るプリンタ部の構成例を示す。
ここで9は第3図および第4図につき詳述するインクジ
ェット記録ヘッドを有したヘッドカートリッジ、11は
これを搭載して図中S方向に走査するためのキャリッジ
である。13はヘッドカートリッジ9をキャリッジ11
に取付けるためのフック、15はフック13を操作する
ためのレバーである。このレバー15には、後述するカ
バーに設けられた目盛を指示してヘッドカートリッジの
記録ヘッドによる印字位置や設定位置等を読取り可能と
するためのマーカ17が設けられている。19はヘッド
カートリッジ9に対する電気接続部を支持する支持板で
ある。21はその電気接続部と本体制御部とを接続する
ためのフレキシブルケーブルである。
23は、キャリッジ11をS方向に案内するためのガイ
ド軸であり、キャリッジ11の軸受25に挿通されてい
る。27はキャリッジ11が固着され、これをS方向に
移動させるための動力を伝達するタイミングベルトであ
り、装置両側部に配置されたプーリ29A、 29Bに
張架されている。一方のプーリ29Bには、ギヤ等の伝
導機構を介してキャリッジモータ31より駆動力が伝達
される。
33は紙等の記録媒体(以下記録紙ともいう)の被記録
面を規制するとともに記録等に際してこれを搬送するた
めの搬送ローラであり、搬送モータ35によって駆動さ
れる。37は記録媒体を給紙トレー4側より記録位置に
導くためのペーパーパン、39は記録媒体の送給経路途
中に配設されて記録媒体を搬送ローラ33に向けて押圧
し、これを搬送するためのフィードローラである。34
はヘッドカートリッジ9の吐出口形成面に対向し記録媒
体の被記録面を規制するためのプラテンである。41は
記録媒体搬送方向上、記録位置より下流側に配置され、
記録媒体を不図示の排紙口へ向けて排紙するための排紙
ローラである。42は排紙ローラ41に対応して設けら
れる拍車であり、記録媒体を介してローラ41を押圧し
、排紙ローラ41による記録媒体の搬送力を生じさせる
。43は記録媒体のセット等に際してフィードローラ3
9.押え板459拍車42それぞれの付勢を解除するた
めの解除レバーである。
45は記録位置近傍において記録媒体の浮上り等を抑制
し、搬送ローラ33に対する密着状態を確保するための
押え板である。水側においては、記録ヘッドとしてイン
ク吐出を行うことにより記録を行うインクジェット記録
ヘッドを採用している。
従って記録ヘッドのインク吐出口形成面と記録媒体の被
記録面との距離は比較的微少であり、かつ記録媒体と吐
出口形成面との接触を避けるべくその間隔が厳しく管理
されなければならないので、押え板45の配設が有効で
ある。47は押え板45に設けた目盛、49はこの目盛
に対応してキャリッジ11に設けられたマーカであり、
これらによってち記録ヘッドの印字位置や設定位置が読
取り可能である。
51はホームポジションにおいて記録ヘッドのインク吐
出口形成面と対向するゴム等の弾性材料で形成したキャ
ップであり、記録ヘッドに対し当接/離脱が可能に支持
されている。このキャップ51は、非記録時等の記録ヘ
ッドの保護や、記録ヘッドの吐出回復処理に際して用い
られる。吐出回復処理とは、インク吐出口内方に設けら
れてインク吐出のために利用されるエネルギ発生素子を
駆動することにより全吐出口からインクを吐出させ、こ
れによって気泡や塵埃、増粘して記録に適さなくなった
インク等の吐出不良要因を除去する処理(予備吐出)や
、これとは別に吐出口よりインクを強制的に排出させる
ことにより吐出不良要因を除去する処理である。
53はインクの強制排出のために吸引力を作用するとと
もに、かかる強制排出による吐出回復処理や予備吐出に
よる吐出回復処理に際してキャップ51に受容されたイ
ンクを吸引するために用いられるポンプである。55は
このポンプ53によって吸尽された廃インクを貯留する
ための廃インクタンク、57はポンプ53と廃インクタ
ンク55とを連通ずるチューブである。
59は記録ヘッドの吐出口形成面のワイピングを行うた
めのブレードであり、記録ヘッド側に突出してヘッド移
動の過程でワイピングを行うための位置と、吐出口形成
面に係合しない後退位置とに移動可能に支持されている
。61はモータ、63はモータ61から動力の伝達を受
けてポンプ53の駆動およびキャップ51やブレード5
9の移動をそれぞれ行わせるためのカム装置である。
次に、上述したヘッドカートリッジ9の詳細について説
明する。
第3図は、インクジェット記録ヘッド本体をなす吐出ユ
ニット9aとインクタンク9bとを一体としたヘッドカ
ートリッジ9の外観斜視図を示し、図において、906
eば、ヘッドカートリッジ9を装着する際にキャリッジ
11に設けられたフック13によって掛止されるつめで
ある。図から明らかなようにつめ906eは記録ヘッド
全延長の内側に配設される。また、ヘッドカートリッジ
9の前方吐出ユニット9aの近傍には、この図には示さ
れないが位置決め用突き当て部が設けられている。90
6fは、キャリッジ11に立設されフレキシブル基板(
電気接続部)およびゴムパッドを支持するための支持板
が挿入されるヘッド開口部である。
第4図(A)およびCB)は、第3図に示したヘッドカ
ートリッジの分解斜視図を示し、上述のようにインク供
給源たるインク収容部を一体としたディスポーザブルタ
イプのものとしである。
同図(A)において、911はSi基板上に電気熱変換
素子(吐出ヒータ)と、これに電力を供給するAfl等
の配線とが成膜技術により形成されて成るヒータボード
である。921はヒータボード911に対する配線基板
であり、対応する配線は例えばワイヤボンディングによ
り接続される。
940はインク流路を限界するための隔壁や共通酸室等
を設けた天板であり、本例においてはオリフィスプレー
ト部を一体に有した樹脂材料で成る。
930は例えば金属製の支持体、950は押えばねであ
り、両者間にヒータボード911および天板940を挟
み込んだ状態で両者を係合させることにより、押えばね
950の付勢力によってヒータボード910と天板94
0とを圧着固定する。なお、支持体930は、配線基板
921も貼着等により設けられるとともに、ヘッドの走
査を行うキャリッジ11への位置決め基準を有するもの
とすることができる。また、支持体930は駆動に伴っ
て生じるヒータボード911の熱を放熱冷却する部材と
しても機能する。
960は供給タンクであり、インク供給源をなすインク
貯留部9bからインク供給を受け、ヒータボード911
 と天板940との接合により形成される共通液室にイ
ンクを導くサブタンクとして機能する。970は共通液
室へのインク供給口付近の供給タンク960内の部位に
配置されるフィルタ、980は供給タンク960の蓋部
材である。
900はインクを含浸させるための吸収体であり、イン
クタンク本体9b内に配置される。1200は上記各部
911〜980からなる記録エレメント9aに対してイ
ンクを供給するための供給口であり、当該ユニットをイ
ンクタンク本体9bの部分101Oに配置する前の工程
で供給口1200よりインクを注入することにより吸収
体900のインク含浸を行わせることができる。
1100はカートリッジ本体の蓋部材、1400はカー
トリッジ内部を大気に連通ずるために蓋部材に設けた大
気連通口である。1300は大気連通口1400の内方
に配置される撥?夜材であり、これにより大気連通口1
400からのインク漏洩が防止される。
供給口1200を介してのインクタンク9bへのインク
充填が終了すると、各部911〜980よりなる吐出ユ
ニット9aを部分1010に位置付けて配設する。
このときの位置決めないし固定は、例えばインクタンク
本体9bに設けた突起1012と、これに対応して支持
体930に設けた穴931とを嵌合させることにより行
うことができ、これによって第4図 (B)に示すヘッ
ドカートリッジ9が完成する。
そして、インクはカートリッジ内部より供給口1200
、支持体930に設けた穴932および供給タンク96
0の第4図(A)中実面側に設けた導入口を介して供給
タンク960内に供給され、その内部を通った後、導出
口より適宜の供給管および天板940のインク導入口9
42を介して共通液室内へと流入する。以上におけるイ
ンク連通用の接続部には、例えばシリコンゴムやブチル
ゴム等のパツキンが配設され、これによって封止が行わ
れてインク供給路が確保される。
第5図(A)およびCB)は、それぞれ、キャリッジ1
1の詳細を示す上面図および左側面図および右側面図で
ある。
これら図において、606はキャリッジ11の底部に立
設される支持板であり、可撓性のフレキシブル基板60
4、および基板604に形成される端子パッドに対応し
て設けられる突起部605Aを有するゴムパッド605
を支持する。
607は、キャリッジ11の前方において同様に底部に
立設される突き当て部材である。突き当て部材607は
、ヘッドカートリッジ9およびキャリツジ11の限定さ
れた配設スペースの範囲内で可能な限りインクタンクの
スペースを大きくとるために、その肉厚を薄く形成され
る。このため、部材607には、強度を確保するための
3本のリブ608が形成される。このリブ608が延在
する方向は、ヘッドカートリッジ着脱時における旋回方
向の動きに対応した強度を有するようキャリッジ11の
移動方向とする。また、リブ608は、ヘッドカートリ
ッジ9が装着されたときにその吐出面より0.1mm程
度前方へでるよう形成される。これにより、記録紙が何
らかの作用によって記録ヘッドの移動経路に突出した場
合でも、記録紙が吐出面を擦り損傷等を与えることを防
止できる。
ヘッドカートリッジの着脱操作を行なうための操作レバ
ー15は、キャリッジ11本体に設けられた軸601d
により回動自在に軸支される。フック13は、操作レバ
ー15の一部と係合した動きにより、その一部を係合さ
せたヘッドカートリッジ9の着脱動作を行なうために用
いられる。フック13は、これに形成される長穴603
cがキャリッジ11本体に設けられるガイド軸601c
に案内されることにより上記着脱にかかる動作を行なう
操作レバー15およびフック13等からなる着脱操作機
構は、キャリッジ11の側方、すなわち、キャリッジ1
1の移動方向側に設けられるため、キャリッジの移動に
よって着脱操作機構が大きなデッドスペースを形成する
ことは無い。
次に、ヘッドカートリッジ装着の際の位置決めのための
突き当て部について説明する。
601aは左右方向の位置決めのための突き当て部であ
り、突き当て部材607の側部に2ケ所設けられる。な
お、左右方向の位置決めは、突き当て部601aの外に
、支持板606に設けられる突き当て部601fが利用
される。
601bは前後方向位置決めのための突き当て部であり
、突き当て部材607の側方下部に形成される。
601cは上下方向位置決めのための突き当て部であり
、突き当て部材607の側方下部および支持板側方下部
の2ケ所に形成される。
第6図(A)および(B)は、それぞれキャリッジ11
にヘッドカートリッジ9が装着されたときの状態を示す
上面図および左側面図である。
これらの図において、906aは記録ヘッド装着時にキ
ャリッジ11の突き当て部に当接可能なようにヘッドカ
ートリッジ9に設けられる当接部であり、906bおよ
び906cは、それぞれ同様に突き当て部601bおよ
び601cに対応した当接部である。
ここで、第6図(A)を参照して記録ヘッドが装着され
た際の各部の保合関係を概説する。
ヘッドカートリッジ9の当接部906aは、キャリア6
の突き当て部601aと当接しており、同時にヘッドカ
ートリッジ9のつめ906とは、これに掛止されたフッ
ク13を介したコイルばね610の付勢力によって、図
中左方へ力を受ける。これにより、ヘッドカートリッジ
9は上記当接部を中心とするモーメント力を受ける。こ
のとき、ヘッドに設けられた基板906dは突き当て部
601fに当接し、その結果、ヘッドカートリッジ9の
左右方向の位置決めがなされ、その位置が保持される。
このとき、ゴムパッド605の突起部605Aは、基板
906dとの当接によって、圧縮変形される。この変形
により、フレキシブル基板604の端子パッドと基板9
06dの端子とを圧接する力が生じる。この場合、突き
当て部601fに基板906dが当接しているため、突
起部605Aの変形量は一定となり安定した上記圧接力
を得られる。
なお、上図においては、突起部605Aの圧縮変形した
状態は示されていない。
また、ヘッドカートリッジ9の前後および上下方向の位
置決めは、装着の過程においてなされるものである。
第7図は本例に係る文字処理装置の制御系の構成例を示
す。
ここで、100は装置の主制御部をなすマイクロプロセ
ッサ形態のCPUであり、キーボード1から入力された
データやコントロール信号に基づいて所要の処理を実行
する。102は各部の動作タイミング等を規定するため
の基本クロックを生成する水晶発振器である。+04は
CPU100が実行する記録制御手順等に対応したプロ
グラムその他の固定データを格納するROM 、 10
6はレジスタ等として用いる作業(ワーク)用のデータ
の格納領域や文書(テキスト)等の展開領域を有するR
AM 、 108はキャラクタジェネレータとして用い
られるROMである。110は例えば成品でデイスプレ
ィ(LCD)形態の表示器にデータを表示させるための
表示コントーラである。
114は第12図につき詳述するヘッドコントローラで
あり、吐出ユニット(記録ヘッド) 9aの吐出エネル
ギ発生素子群を駆動するためのヘッドドライバ116の
制御信号(C0M1〜8,5EGI〜8)を発生する。
118はキャリッジモータ31および搬送モータ35を
駆動するためのモータドライバであり、キャリッジモー
タ31の駆動制御信号CMI〜CM4はヘッドコントロ
ーラ114より、搬送モータ35の駆動制御信号PMI
〜PM4はCPIJlooより供給される。
120は記録のために受信したデータおよびこれを加工
した記録のために用いられるデータを例えば1行分格納
するためのバッファとして用いられるRAMである。1
22は各部104.106.108.110および11
4を結合するアドレス・データバス、R/Wは各部10
4〜108 i3よび114のリード/ライト状態を切
換えるコントロール信号である。
第8図は記録ヘッドおよびヘッドドライバ116の電気
的構成例を示す。
ここで、本例では吐出ユニット9aは64個の吐出口を
有するものとし、#l〜#64は吐出ユニット9aに設
けられた吐出口の位置に対応した番号を示すものとする
。R1−R64はそれぞれ#1〜#64の吐出口に対応
して設けられた吐出エネルギ発生素子としての発熱抵抗
体である。発熱抵抗体R1〜R64は8個を単位とした
ブロックに分割され、各ブロックに共通にコモン側ドラ
イバ回路C内のスイッチ用トランジスタQl−08が接
続される。トランジスタ01〜Q8は、それぞれ、制御
信号COMI〜C0M8のオン/オフに応じて通電経路
をオン/オフとする。なお、各発熱抵抗体R1〜R64
への通電経路に配置されたD1〜D64は逆流防止用の
ダイオードである。
各ブロック間で対応する位置にある発熱抵抗体に対して
は、セグメント側ドライバ回路S内のオン/オフ用トラ
ンジスタQ9〜Q16が接続される。
トランジスタQl−01,6は、それぞれ、制御信号5
EGl−3EG8のオン/オフに応じて発熱抵抗体に対
する通電経路をオン/オフする。
第9図はかかる構成によるヘッド駆動のタイミングチャ
ートを示す。ヘッド走査方向上のある位置において、コ
モン側制御信号C0M8〜COMIが順次オンとされる
。そのオンにより1つのブロックが選択されて通電可能
な状態となるので、当該選択されたブロック内において
記録に係る画像に応じてセグメント側制御信号5EG8
〜5EGIをそれぞれオンまたはオフとすることにより
、発熱抵抗体に選択的に通電がなされ、発熱に応じてイ
ンクが吐出されてドツト記録が行われる。
第1O図はキャリッジモータ31およびモータドライバ
118の主要部の構成例、第11図はその駆動タイミン
グを示す。本例においては、キャリッジモータ31とし
てコイルφ1〜φ4を有するステッピングモータを用い
、駆動信号CMI〜CM4により各コイルに接続された
スイッチ用トランジスタTri =Tr4を適切にオン
/オフすることにより、第11図に示すように2相励磁
方式にて駆動する。
第12図は本例に係るヘッドコントローラ114の詳細
な構成例を示す。
ここで、151は印字タイミングパルス発生器であり、
CPU100からの記録開始のためにバッファの記録デ
ータ格納領域からのデータ読出しを指令する信号(スタ
ート信号)の入力に応じ、クロック信号CLKに基づい
て発生したタイミングにて、記録ヘッドの駆動制御信号
COMI〜C0M8および5EGI〜5EG2を送出す
る。バッファ120において、PBは例えばデータ1行
分の容量を有し、記録されるデータを展開するための領
域(印字バッファ)、IBは同じく記録用に受信したデ
ータを展開するための領域(受信バッファ)であり、セ
レクタ153によりいずれかの領域のいずれかのアドレ
スが選択される。
155はアップダウンカウンタ形態のアドレスカウンタ
であり、開始アドレスレジスタ157に格納された記録
データ展開領域PB上の開始アドレスが設定され、スタ
ート信号の入力に応じ、クロック信号CLKに従ってカ
ウント値を歩進し、当該カウント値を出力する。このカ
ウント値が記録データ展開領域PB上の読出し指定され
るアドレス、すなわち記録(印字)のために読出される
印字アドレスどなる。159は比較器であり、アドレス
カウンタ155が出力した印字アドレスと、終了アドレ
スレジスタ161に格納された領域PB上の終了アドレ
スとを比較し、両者が一致したこと、すなわち設定され
た終了アドレスまで印字のための読出しが終了したこと
を判定する。
印字タイミングパルス発生器151は、信号C0M1〜
(:0M8の発生期間外にはアドレスカウンタ155の
動作を許可するイネーブル信号ENIを消勢し、ゲート
163を介して動作を停止させる。また、比較器159
が一致信号を判定したときにも、動作が停止される。
165はドツト/ステップカウンタであり、クロックC
LK 、すなわち印字タイミングを定めるためのクロッ
クCLKの入力を受け、走査方向上の所定ドツト数毎に
ステッピングモータであるキャリッジモータ31をステ
ップ駆動するための出力を発生する。この出力がシフト
クロックとして励磁信号CMI〜CM4を発生するシフ
トレジスタ167に与えられる。169はキャリッジモ
ータ31の起動時の相パターンを設定する開始相パター
ンレジスタである。
本例においては、アドレスカウンタ155をアップダウ
ンカウンタとするとともにシフトレジスタ167を双方
向性のものとし、例えばCPU100が与える走査方向
切換信号(ディレクション信号)に応じてアドレスカウ
ンタ155のカウント方向を切換えて記録データバッフ
ァPBからのデータ読出し順序を切換えるとともに、シ
フトレジスタ167のシフト方向を切換えてモータ31
の回転方向を切換えることにより、所謂双方向印字を可
能としている。また、本例においては、キャリッジ走査
方向上の記録領域の前に速かに記録時の速度に到達させ
、記録領域の後に速かに停止させるために、ドツト/ス
テップカウンタ165が出力するシフトクロックとは異
なる加減速用のシフトクロックを与える加減速制御部1
71を設けている。この加減速制御部171としては、
例えば、設定される倍率にて所定のクロック信号(クロ
ック信号CLKでもよい)を分周する分周器もしくは逓
倍する逓倍器、および加減速のパターンに応じた分周率
もしくは逓倍率のテーブルを格納した記憶部(例えばR
OM104の所定領域)等を有する構成とすることがで
きる。
175は受信バッファIBに受信データを格納する際の
格納先の受信バッファアドレス(受信アドレス)を指定
する信号をセレクタ153に出力する受信バッファ制御
カウンタであり、IB開始アドレスレジスタ177に格
納された受信バッファIB上の開始アドレスが設定され
、ライト信号の入力に応じ、クロック信号CLKに同期
してカウント値を歩進し、当該カウント値を出力する。
179は比較器であり、カウンタ175が出力した受信
アドレスと、IB終了アドレスレジスタ181に格納さ
れた受信バッファIB上の終了アドレスとを比較し、両
者が一致したこと、すなわち設定されたIB終了アドレ
スまで受信データの格納が終了したことを判定する。
印字タイミングパルス発生器151は、信号COMI〜
C0M8の発生期間には受信バッファ制御カウンタ17
5の動作を許可するイネーブル信号ENIを消勢する。
このときカウンタ175は動作を停止するとともに、デ
ータの送信元に対してビジー信号BUSYを送出し、デ
ータ受信ができない旨を通知する。
また、比較器179がIB終了アドレスと受信アドレス
との一致を判定したときにも、カウンタ175の動作が
停止される。
Hはヘッドコントローラに対してホストをなすデータ供
給源であり、第7図においてアドレス・データバス12
2に結合した例えばセントロニクス仕様のインタフェー
ス131を介して接続された機器132であってもよく
、あるいはそのような機器から入力した文書データ(テ
キスト)をそのまま格納したRAM106であっもよい
。そして、このデータ供給aHから受信したデータが受
信バッファIBに展開され、記録に先立って適宜のタイ
ミングでこれが読出された後、記録に適合する形態に加
工されて記録データバッファPBに展開される。
なお、本例にかかる各部レジスタ157.161゜16
9 、177、181は、RAM106の所定領域を用
いることができる。
第13図はバッファRAM120に設けられる記録デー
タバッファ領域PBおよび受信バッファ領域IBのメモ
リ空間上の配置例を示す。このように、開始アドレスレ
ジスタ157および終了アドレスレジスタ161の内容
によってそれぞれ示される印字開始アドレスPBSTA
RTから印字終了アドレスPBENDの範囲が記録デー
タバッファ領域PBとなり、IB開始アドレスレジスタ
177およびIB終了アドレスレジスタ181の内容に
よってそれぞれ示される受信データ開始アドレスIBS
TARTから受信データ終了アドレスIBENDの範囲
が受信バッファ領域IBとなる。
なお、図においてPBPOINTは記録データバッファ
領域PB上印字が終了したアドレスを示すポインタ(印
字済アドレスポインタ)であり、アドレスカウンタ15
5の内容に対応している。IBDATAは受信バッファ
領域IB上データ受信が終了したアドレス(データ受信
済アドレス)であり、カウンタ175の内容に関連して
いる。
第14図は、記録データバッファ領域PBのアドレスマ
ツプを示す説明図である。各アドレス“00”〜“FF
” (以下アドレス$00〜$FFのように表記)には
それぞれ8ビツトのデータが格納され、1ビツトが記録
データの1ドツトに対応している。従って$00〜$0
7. $08〜OF、・・・、$F8〜$FFで示され
るアドレス群にそれぞれ含まれるビット数が、記録素子
内である64ドツトに対応し、各アドレス群において吐
出口番号#1〜#64と図示のように対応する。なお、
1行(記録ヘッドの1回の操作で記録される行)のデー
タが記録データバッファ領域PBに展開されるが、図で
は簡略のためにアドレスSFFまでしか示していない。
このような実際のドツト記録データに対応した記録デー
タバッファ領域の構成に対し、受信バッファIBはデー
タ供給aHより受信した例えば文字コード形態のデータ
を格納するもので、データ領域としての規模は領域PB
に比して小である。
第15図は以上の構成による記録時の信号C0M8〜C
OMIの出力タイミング、モータ駆動信号CMI〜CM
4の出力タイミング、データ受信のタイミング、および
領域PB、 IBセレクトのタイミングを示すタイミン
グチャートである。なお、図では走査方向1ドツトをモ
ータの1ステツプに対応したものとしている。
図に示すように、走査方向上のある位置での記録時には
バッファ領域PBが選択され、その位置に印字すべきデ
ータを格納しているアドレス(例えばS00〜$07)
が順次指定されて当該データが選出され、信号C0M8
〜COMIを順次出力するとともに各出力のタイミング
で第9図に示したようにデータに対応して信号5EG8
〜5EGIを出力することにより記録が行われて行く。
そして、その位置での記録終了時にバッファ領域IBを
選択し、受信データの格納が行われる。
第16図は本例による記録時の動作手順の一例を示す。
本手順が起動されると、まずステップS1にて記録デー
タの書込みに備えて記録データバッファ領域PBをオー
ルクリアした後、ステップS3にて上記各種レジスタの
設定、すなわち1ステップ当りのドツト数、バッファP
B上の開始アドレスPBSTART、同じく終了アドレ
スPBEND 、記録方向およびキャリッジモータ31
の開始相パターン等の設定を行なう。次に受信データバ
ッファIBから読出した1行分の文字コード等につきC
GROM108を用いて例えばRAM106上の所定領
域に展開を行い、これを第1行目のドツトデータとして
記録データバッファPB上に書込む。
次に、ステップS7にて印字スタート信号をアドレスカ
ウンタ155、印字タイミングパルス発生器151に出
力することにより、印字動作が開始する。記録動作の過
程で、記録済のバッファPB上のアドレス位置に対応す
る次行のデータが書込まれる。すなわち、アドレスカウ
ンタ155の現在値と次行データの格納アドレスとを比
較しくステップS9)、現在層のデータが印字済となっ
た時点でそのアドレスに次行データを書込む(ステップ
5ll)。この書込みの処理は、コモン側駆動信号間の
期間、すなわち第15図における期間Δを用いて行うこ
とができる。ただし、記録動作はアドレスカウンタ、タ
イミングパルス発生器の動作により行われるので、CP
U100はコモン側駆動信号のいずれの発生期間にもそ
の他の処理を実行することができる。なお、記録データ
バッファPBに格納すべきデータの受信および加工につ
いては第17図について後述する。
ステップSPおよびSllの処理は走査方向上の各記録
位置について実行され(ステップ513)、従って1行
のデータの記録終了時には次行のデータがバッファ領域
PB上に展開されていることになる。
そして、1行分の印字終了後には、ステップS15にて
所定量の記録媒体の搬送、および往復印字を行うための
走査方向再設定を行い、1頁分の印字が終了するまでス
テップS7以降の手順を繰返す。
第17図は第15図においてコモン側信号C0M8〜C
OMIの出力後、すなわち走査方向上ある位置での記録
後に行われるデータ受信時の動作例を示すフローチャー
トである。
本手順では、ステップS21にてレジスタ181に受信
データ終了アドレスIBENDをセットし、ステップS
23にてレジスタ177に受信データ開始アドレスIB
STARTをセットする。
次にステップS25では受信データ終了アドレスIBE
NDとデータ受信済アドレスIBDATAとを比較し、
両者が一致していればステップS27にて1行分のデー
タ受信が既に終了しているのでデータ供給源Hに対し受
信ができない旨の信号を送出し、一致していなければス
テップS29にて送信を許可する。これらステップS2
5. S27およびS29の処理は、第12図における
比較器179による比較の動作、一致または不一致時に
受信バッファ制御回路175がBUSY信号を出力する
、または解除する動作として実行される。そして、デー
タ供給源は送信許可(BUSY信号の解除)に応じ、デ
ータ送信を行う。
次にステップS31では受信済データアドレスIBDA
TAと開始アドレスIBSTARTの現在値とを比較し
、両者が一致していればデータ供給源Hがデータを送信
して来ない状態であるので待機する。
一方、両者が一致していれば、ステップS33に進み、
アドレスIBSTARTの現在値によって示されるアド
レスの内容を読出し、ドツトデータに展開する等適宜の
加工を施してこれをRAM106の所定領域に格納して
おく。この格納されたデータが、上述のように記録動作
中のタイミングで記録データバッファPBに展開される
ことになる。
次に、ステップS35ではアドレスIBSTARTの値
を+1歩進し、ステップS37にてその値がIBEND
を越えたか否かを判定する。ここで肯定判定であれば1
行分の受信データについて読出しの処理が終了した場合
であるので本手順を終了し、否定判定であればステップ
S25に復帰して以降の手順を繰返す。
以上のように、本例によれば、記録データバッファPB
からデータを記録ヘッドへ転送する回路である印字タイ
ミングパルス発生器151と、キャリッジの移動を制御
する回路であるドツト/ステップカウンタ165とを共
通の同期信号で制御することにより、CPU100は印
字中は次行のデータ格納等地の処理を集中して行うこと
ができるので、プリンタの高速印字に対応できるように
なる。さらに、それら回路とデータを受信するための制
御である受信バッファ制御カウンタ175とを同期させ
て適切に時分割で動作させることにより、印字動作中の
CPU100への負荷を一層軽減し、印字のスルーブツ
トをさらに向上できる効果もある。
第18図は以上の実施例において採用可能なキャリッジ
モータ31の励磁相切換え時間とキャリッジ速度との関
係を示す。
第12図について述べた加減速制御部171により、等
速でキャリッジを移動させるべき印字領域の前後で、そ
れぞれ、キャリッジを速やかに初速V0(=O)から記
録時の速度v1まで加速しく時刻t。〜t1)、逆に速
度■、から停止させることができる(時計t、〜14)
。しかし加速区間から等速区間に切換わった直後におい
ては、オーバーシュートあるいはさらにアンダーシュー
トが生じて必ずしも記録に許容できる速度となっていな
いこともある。そこで、第18図に示すように、これが
整定するまでの期間(1,〜12)に印字を行わない領
域を設け、許容できる誤差範囲となるまで記録を待たせ
るようにすればよい。これには、例えば印字開始アドレ
スPBSTARTから走査方向の数ドツト分に対応した
バッファ領域は記録データを書込まない領域(O”を書
込む領域)として用いればよい。また、記録時の速度や
加速パターンに応じて、そのようなデータ書込みを行わ
ない領域の大きさを可変とすることができる。
また、上側においては記録動作の間に次行のデータがバ
ッファPBに書込まれて行くが、これに先立って当該書
込みに係るアドレスはクリアされているのが望ましい。
このために、印字データが読出されたアドレスは直ちに
クリアするようにすれば、次行のデータを書込む際に改
めてソフトウェアによりクリアを行わなくても直接デー
タを上書きすれば足りるので好都合である。そこで、例
えば設定されたアドレスのデータを読出した後、アドレ
スカウンタの値が変化する前に当該アドレスをOクリア
する回路を印字タイミングパルス発生回路151に付加
することができる。
しかし一方で、本例に係る装置を用いて文字等のキャラ
クタのみならずイメージ等を記録する場合には、上述の
ような双方向印字を行わず、いずれか一方向の走査での
み記録を行うのが画像品位向上のためには望ましい。こ
のような場合、1行の記録終了後には、キャリッジリタ
ーンを実行し、キャリッジを所定の位置に戻すことにな
るが、当該キャリッジリターンを印字タイミングパルス
発生器151の動作に同期させると、キャリッジリター
ン時に既に格納した次行データがクリアされてしまうこ
とになるので、このようなイメージ記録時におけるキャ
リッジリターンの動作中はクリア等を行わないようにす
る。このためには、バッファメモリ120にリード/ラ
イトの信号を送らず、出力も止めるようにすればよい。
さらに、本例において印字中に強制的に各部の動作を停
止させるコマンドを付加するのも有効である。例えば、
印字再開に装置カバーをオーブンする等において強制停
止を必要とする場合もあるからである。このようなコマ
ンドが与えられた場合、停止したアドレスの状態を保持
させるようにすれば、印字最下位時に続きのアドレスか
ら動作が始まるので、処理のなおしを行うことが不要と
なる。
加えて、上側ではホストをなすデータ供給源からデータ
受信のみを行う場合について述べたが、本発明をさらに
データ送信が可能なインタフェース部分に対しても適用
し、そのデータアクセス時に同期を行う構成とすること
ができる。これは、データをさらに外部に転送する際に
有効な構成となる。
さらに加えて、シフトレジスタ、ラッチ、ドライバが内
蔵された形態の記録ヘッドを用い、データをシリアル転
送する場合においても、本発明は容易に適用できる。こ
の場合には、第20図に示すように、シリアルデータが
出力され、シフトクロック(SCLK)とラッチ(LA
TCH)信号にてデータが蓄えられヒート(HEAT)
信号の入力で出力がなされる。そして、ヒート動作が行
われた後にモータ励磁相(CM)を切り換えてやること
により、ヒートタイミングとの同期をとることができる
。また、受信のインターフェイスを考慮して、1列分の
データを送った後に受信データを読み込み、そのあとに
相を切り換えるようにすればよい。
また、上側では記録ヘッドとしてインクジェット記録ヘ
ッドを用いた場合について述べたが、サーマルヘッドを
用いてもよい。
(その他) なお、本発明をインクジェット記録装置に適用する場合
には、その中でもバブルジェット方式の記録ヘッド、記
録装置において優れた効果をちたらすものである。かか
る方式によれば記録の高密度化、高精細化が達成できる
からである。
その代表的な構成や原理については、例えば、米国特許
第4723129号明細書、同第4740796号明細
書に開示されている基本的な原理を用いて行うものが好
ましい。この方式は所謂オンデマンド型、コンティニュ
アス型のいずれにも適用可能であるが、特に、オンデマ
ンド型の場合には、液体(インク)が保持されているシ
ートや液路に対応して配置されている電気熱変換体に、
記録情報に対応していて核沸騰を越える急速な温度上昇
を与える少なくとも1つの駆動信号を印加することによ
って、電気熱変換体に熱エネルギを発生せしめ、記録ヘ
ッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結果的にこの駆
動信号に一対一で対応した酸体(インク)内の気泡を形
成できるので有効である。この気泡の成長、収縮により
吐出用開口を介してl夜体(インク)を吐出させて、少
なくとも1つの滴を形成する。この駆動信号をパルス形
状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が行われるので
、特に応答性に優れた液体(インク)の吐出が達成でき
、より好ましい。このパルス形状の駆動信号としては、
米国特許第4463359号明細書、同第434526
2号明細書に記載されているようなものが適している。
なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特
許第4313124号明細書に記載されている条件を採
用すると、さらに優れた記録を行うことができる。
記録ヘッドの構成としては、上述の各明細書に開示され
ているような吐出口、液路、電気熱変換体の組合せ構成
(直線状液流路または直角l夜流路)の他に熱作用部が
屈曲する領域に配置されている構成を開示する米国特許
第4558333号明細書、米国特許第4459600
号明細書を用いた構成も本発明に含まれるものである。
加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通するスリッ
トを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示する特開昭
59−123670号公報や熱エネルギの圧力波を吸収
する開孔を吐出部に対応させる構成を開示する特開昭5
9−138461号公報に基いた構成としても本発明の
効果は有効である。すなわち、記録ヘッドの形態がどの
ようなものであっても、記録を確実に効率よく行いつる
からである。
加えて、上側のようなシリアルタイプのプリンタにおい
て、装置本体に装着されることで装置本体との電気的な
接続や装置本体からのインクの供給が可能になる交換自
在のチップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自
体に一体的に設けられたカートリッジタイプの記録ヘッ
ドを用いた場合にも本発明は有効である。
また、本発明に記録装置の構成として設けられる、記録
ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助手段等を付加
することは本発明の効果を一層安定できるので、好まし
いものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッド
に対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧
或は吸引手段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子
或はこれらの組み合わせによる予備加熱手段、記録とは
別の吐出を行なう予備吐出モードを行なうことも安定し
た記録を行なうために有効である。
また、搭載される記録ヘッドの種類ないし個数について
も、例えば単色のインクに対応して1個のみが設けられ
たものの他、記録色や濃度を異にする複数のインクに対
応して複数個数設けられるものであってもよい。
さらに加えて、本発明   ゛   ラ 装置の形態と
しては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出力端末
として用いられるものの他、リーグ等と組合せた複写装
置、さらには送受信機能を有するファクシミリ装置の形
態を採るものであってもよい。
[発明の効果] 本発明によれば、記録データを蓄える格納手段からデー
タをヘッドへ転送する回路と、記録ヘッド走査の駆動制
御を行う回路とを共通の同期信号で制御するようにした
ことにより、CPUは印字中は次の行のデータ変換のみ
を集中して行うことができるので、プリンタの高速記録
に対応できるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)および(B)は、本発明の一実施例にかか
る装置としての電子タイプライタの使用時および収納時
の外観斜視図、 第2図は、本発明に適用可能なプリンタの一構成例を示
す斜視図、 第3図は、第2図に示したヘッドカートリッジの外観斜
視図 第4図(A)および(B)は、第3図に示したヘッドカ
ートリッジの分解斜視図および外観斜視図、 第5図(A)および(B)は、第2図に示したキャノッ
ジの上面図および側面図、 第6図(A)および(B)は、上記へッドカートノッジ
を上記キャリッジに搭載した状態を示す上面図および側
面図、 第7図は本例に係る文字処理装置の制御系の構成例を示
すブロック図、 第8図は本例に係る文字処理装置のプリンタ部における
記録ヘッドおよびヘッドドライバの電気的構成の一例を
示す回路図、 第9図はそのヘッド駆動のタイミングチャート、 第10図は本例に係るプリンタ部におけるキャリッジモ
ータおよびモータドライバの構成例を示す回路図、 第11図はそのモータ駆動のタイミングチャート、 第12図は本例に係るプリンタ部の制御装置をなすヘッ
ドコントローラの構成例を示すブロック図、 第13図は記録データを格納するためのバッファのメモ
リ空間上の配置例を示す説明図、第14図はそのバッフ
ァにおける記録データバッファ領域のアドレスマツプを
示す説明図、第15図は本例に係るヘッドコントローラ
の各部の動作タイミングの一例を示すタイミングチャー
第16図は本例による記録時の動作手順の一例を示すフ
ローチャート、 第17図は同じくデータ受信時の動作例を示すフローチ
ャート、 第18図は本例において採用可能なキャリ・ソジモータ
の励磁相切換え時間とキャリ・ンジ速度との・・・ヘッ
ドカートリッジ、 ・・・吐出ユニット、 ・・・キャリッジモータ、 ・・・CPU、 ・・・プログラムROM、 ・・・ワーク/テキストRAM、 ・・・CG ROM、 ・・・ヘッドコントローラ、 ・・・ヘッドドライバ、 ・・・モータドライバ、 ・・・バッファRAM、 ・・・印字タイミングパルス発生器、 ・・・アドレスカウンタ、 179・・・比較器、 ・・・ドツト/ステップカウンタ、 ・・・シフトレジスタ、 ・・・受信バッファ制御カウンタ、 ・・・データ供給源、 ・・・受信データバッファ、 ・・・記録データバッファ。 第 ■ 図 第3図 第5図(A”) 第6図(B) 第6図(A) SEG2 第9図 第1O図 井l −#64 第16図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)ドットマトリクスにより画像を形成する記録ヘッド
    を記録媒体に対し所定方向に走査することにより記録を
    行うプリンタの制御装置において、前記記録ヘッドに対
    して与える記録データを格納した格納手段から当該デー
    タを前記記録ヘッドへ転送する転送手段と、前記記録ヘ
    ッドの走査のための駆動制御を行う駆動制御手段と、 前記転送手段および前記駆動制御手段と同期させて駆動
    する同期手段と を具えたことを特徴とするプリンタ制御装置。
JP34491689A 1989-12-29 1989-12-29 プリンタ制御装置 Pending JPH03203678A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34491689A JPH03203678A (ja) 1989-12-29 1989-12-29 プリンタ制御装置
US08/155,916 US5485178A (en) 1989-12-29 1993-11-23 Printer control apparatus for synchronously controlling driving of recording head and transfer of data

Applications Claiming Priority (1)

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JP34491689A JPH03203678A (ja) 1989-12-29 1989-12-29 プリンタ制御装置

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58195278A (ja) * 1982-05-10 1983-11-14 Mitsubishi Electric Corp プリンタ制御装置
JPS5936286A (ja) * 1982-08-24 1984-02-28 株式会社リコー 文字パタ−ン発生装置
JPS62208121A (ja) * 1986-03-10 1987-09-12 Hitachi Ltd 文書編集印刷装置

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