JPH0320310Y2 - - Google Patents

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JPH0320310Y2
JPH0320310Y2 JP17857484U JP17857484U JPH0320310Y2 JP H0320310 Y2 JPH0320310 Y2 JP H0320310Y2 JP 17857484 U JP17857484 U JP 17857484U JP 17857484 U JP17857484 U JP 17857484U JP H0320310 Y2 JPH0320310 Y2 JP H0320310Y2
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JP
Japan
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paper box
shrink film
film
exterior
cut
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JP17857484U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は易開封性包装体で、特には紙製容器を
外装シユリンクフイルムで被覆した易開封性を持
ち、しかも不正開封防止を可能とした包装体に関
する。
(従来の技術) 近来、菓子等の食品包装体において、不正開封
して、毒物を混入させ、再封するという事件が多
発して、社会的な問題となつている。
このような不正を防止する包装体としては、菓
子等を直接あるいは間接的に収納する個装の箱体
等の紙製容器をプラスチツクフイルムで外装し、
さらにはその封緘部あるいは、開封用切込部に不
正開封防止判別シール等を貼着していた。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来法においては、易開封性を考慮して例
えば第5図のように、紙箱101をプラスチツク
フイルム102で外層して、その開封部に切込1
03を設け、この切込103に、不正開封判別等
のシール104を貼着したものでは、シール10
4を剥すと同時に開封可能であるが、シユリンク
フイルムに切込を入れる工程とシール貼工程の二
種が必要となり、コスト高になるばかりでなく、
シユリンク包材のシール部から開封するために一
定巾必要であるため、定形の箱を包装した場合、
突起部が生じ、外観が悪いばかりか、この突起部
でこの外装フイルムを破るおそれがあつた。また
収縮しない外装フイルムの場合開封テープを設け
ることが可能であるが、シユリンク包装の場合こ
の開封テープが設けられず、開封箇所が解り難い
ものであつた。
(問題点を解決する手段) 本考案は上記の点に鑑み、紙箱を外装シユリン
クフイルムで被覆した包装体において、外コーナ
ーの一部で隣合いかつ連続した紙箱の二つの壁に
渡る罫線または切込からなる凹部形成部を設ける
と共に、前記シユリンクフイルムの該凹部形成部
上に切込またはミシン目等の開封手段を設けたこ
とを特徴とする不正開封防止可能な包装体であ
る。
(実施例) 以下、図面に示した実施例により、本考案を詳
細に説明する。
第1図は、本考案の包装体の斜視図であり、菓
子等の内容物が収納された個装の紙箱1は、ポリ
エチレン、ポリプロピレン等の外装シユリンクフ
イルム2で被覆されている。該紙箱1のコーナー
の一部には該コーナーで隣合いかつ連続した紙箱
の二つの壁に渡る罫線sよりなる凹部形成部3が
設けられている。この凹部形成部3内を指などで
押すと、第2図に示すような凹部3′となり、前
記外装シユリンクフイルム2との間には隙間がで
きるようにしたものである。
さらに、該外装シユリンクフイルム2におい
て、前記凹部形成部3上に位置する部分には切込
あるいはミシン目等の開封手段4が設けられてい
る。この開封手段4の形状としては、図面の実施
例としてはV字状に設けたが、この形状以外にも
種々選択できるものである。
次に本考案の開封方法としては、まず第2図に
示すように凹部形成部3を指などで押し込み凹部
3′とし、前記のようにこの凹部3′と外装シユリ
ンクフイルム2との間に隙間を設けることによ
り、予め開封手段4として設けられた切込等の入
つた外装シユリンクフイルム2部分を摘み、その
部分をきつかけとして容易に引裂き開封すること
ができる。
また、第3図は他の実施例を示すもので、上記
実施例と同様の包装体において、紙箱11のコー
ナー部への凹部形成部13としては隣合いかつ連
続した紙箱11の二つの壁に渡る二条の切込tが
設けられ、外装シユリンクフイルム12上に設け
る切込またはミシン目等の開封手段14としては
状のものを設けたことを特徴とし、開封方法は
前記実施例と同様に行える。
(効果) 本考案は以上の如き構成であつて、不正開封防
止効果、防湿性については従来のシユリンク包装
と大差なく、また開封についても簡単な動作で行
うことができ、また開封箇所もわかりやすいなど
の利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
図は開封時の状態を示す第1図のP−P断面図、
第3〜4図は他の実施例の開封前の斜視図および
開封時の斜視図、第5図は従来の包装体の断面図
である。 1,11……紙箱、2,12……外装シユリン
クフイルム、3,13……凹部形成部、3′,1
3′……凹部、4,14……開封手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 紙箱を外装シユリンクフイルムで被覆した包装
    体において、該紙箱のコーナーの一部に該コーナ
    ーで隣合いかつ連続した二つの壁に渡る罫線また
    は切込からなる凹部形成部を設けると共に、前記
    シユリンクフイルムの該凹部形成部上に切込また
    はミシン目等の開封手段を設けたことを特徴とす
    る不正開封防止可能な包装体。
JP17857484U 1984-11-24 1984-11-24 Expired JPH0320310Y2 (ja)

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JP17857484U JPH0320310Y2 (ja) 1984-11-24 1984-11-24

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JP17857484U JPH0320310Y2 (ja) 1984-11-24 1984-11-24

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Publication Number Publication Date
JPS6193475U JPS6193475U (ja) 1986-06-17
JPH0320310Y2 true JPH0320310Y2 (ja) 1991-05-01

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0739824Y2 (ja) * 1988-03-23 1995-09-13 冨士シール工業株式会社 破封用つまみラベル付き包装体

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Publication number Publication date
JPS6193475U (ja) 1986-06-17

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