JPH03203030A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JPH03203030A
JPH03203030A JP33859989A JP33859989A JPH03203030A JP H03203030 A JPH03203030 A JP H03203030A JP 33859989 A JP33859989 A JP 33859989A JP 33859989 A JP33859989 A JP 33859989A JP H03203030 A JPH03203030 A JP H03203030A
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optical
optical head
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、光ディスク、光磁気ディスク等光記録媒体を
使用して、情報の記録・再生、あるいは記録・再生・消
去を行う光学的記録装置に係り、特に、その光学ヘッド
の安定した高速操作が図れる光学的記録装置の改良に関
するものである。
[従来の技術] この種の光学的記録装置としては、第8図に示すように
半導体レーザ等の光源(a)と、この光源(a)からの
拡散レーザ光を平行なレーザ光に変換するコリメータレ
ンズ(b)と、このレーザ光のスポット形状を楕円形状
から略円形状に変換するビーム整形プリズム(C)と、
光記録媒体(d)に入射する入射レーザ光と光記録媒体
(d)から反射してくる反射レーザ光とを分離するビー
ムスプリッタ(e)と、このビームスプリッタ(e)を
通過し直線偏光であるレーザ光を円偏光に変換させるI
/4波長板(f)と、移動可能に設けられ上記174波
長板(f)を通過したレーザ光を光記録媒体(d)の収
束面に収束させる対物レンズ(g)と、上記ビームスプ
リッタ(e)により分離された反射レーザ光をトラッキ
ングエラー信号、フォーカシングエラー信号、並びに、
再生RF信号を得るための四分割PINフォトダイオー
ド(h)へ入射させるシリンドリカルレンズ(Dとでそ
の主要部を構成するものが知られている。
そして、この様な光学的記録装置においては、上記光記
録媒体(d)面へ、渦巻き状、若しくは同心円状に情報
を記録し、あるいは、記録された情報を再生するため、
対物レンズ(g)等光学系が組込まれた光学ヘッドを光
記録媒体(d)の半径方向(すなわち、トラック方向)
に沿って移動操作する一方、光記録媒体(d)の面振れ
等に対処するため、この光学ヘッドを光記録媒体(d)
に対し垂直方向(すなわち、フォーカス方向)へ移動操
作する必要があり、従来、以下に示すような駆動系が利
用されていた。
まず、その−例としては、第9図〜第10図に示すよう
に光記録媒体(d)の近傍に配置され、フォーカス制御
用駆動コイル(pl)を組込んだ光学ヘッド()le)
が搭載された断面時H字形状の可動台01)と、この可
動台(kl)の下端面に設けられ可動台(kl)を移動
可能に支持するキャリッジ(kl)並びに直線軸受03
)と、上記可動台(kl)の両脇に取付けられトラック
制御用駆動コイル(pl)が巻回された一対のボビン(
k4)  (k5)と、これ等ボビン(k4)  (k
5)の筒部に挿通された磁気ヨーク(k6)  (k7
)と、各ボビン(k4)  (k5)の上下両側に設け
られたトラック制御用永久磁石(ml)〜(m4)と、
このトラック制御用永久磁石(mり  (m4)の長さ
方向に亘って配設されたフォーカス制御用永久磁石(m
5)  (m6)と、これ等永久磁石(if)〜(m6
)を保持する磁性保持体(k8)とでその主要部が構成
され、上記フォーカス制御用駆動コイル(pl)への通
電に伴う電磁力により光学ヘッド(He)をフォーカス
方向へ移動操作してフォーカス制御を行う一方、上記ト
ラック制御用駆動コイル(pl)への通電に伴う電磁力
により可動台01)に搭載された光学ヘッド(He)を
矢印A方向へ移動操作してトラック制御を行うものであ
った。
一方、他の例としては、第11図に示すように光記録媒
体(d)の近傍に配置され、この光記録媒体(d)の回
転に伴う空気流により浮動する光学ヘッド(fle)と
、この光学ヘッド()le)を浮動可能に支持するバネ
状サスペンション(nl)と、このバネ状サスペンショ
ン(nl)の基端側を保持し駆動装置02)により移動
操作される移動部材(n3)とでその主要部が構成され
、この移動部材(n3)により光学ヘッドCHe)がト
ラック方向へ移動操作されてトラック制御を行う一方、
光学ヘッド(He)の上記浮動現象を利用してフォーカ
ス制御を行うものであった。
しかし、前者の光学的記録装置においては上記フォーカ
ス制御用駆動コイル(pDを利用してフォーカス制御を
行う構成のため、その制御系が複雑になる欠点があり、
かつ、第10図に示すように光学ヘッド(tie)が、
可動台(kl) 、キャリッジ(kl) 、ボビン(k
4)  (k5) 、及び、磁気ヨーク(k6)  (
k7)等で構成される駆動源(k)から離れた部位に配
置され、移動操作時においてこの光学ヘッド(He)に
モーメント力が作用し易いため、トラック制御が安定し
ない欠点があった。
一方、後者の光学的記録装置においては、光学ヘッド(
He)の浮動現象を利用してフォーカス制御を行う構成
のため、その制御系が簡略化される利点を有しているが
、上記光学ヘッド(He)が駆動装置(n2) 、移動
部材(n3)等で構成される駆動源(n)から離れた部
位にバネ状サスペンション(nl)を介して配置される
ため、移動操作時において光学ヘッド(f(e)にモー
メント力が作用し易く、前者の光学的記録装置と同様に
トラック制御が安定しない欠点があった。
そこで、これ等の欠点を解消する光学的記録装置として
以下に示す装置が開発されている。
すなわち、この光学的記録装置は第12図〜第14図に
示すように、光記録媒体の近傍に配置されトラック制御
用駆動コイル(ql)とこのコイル(ql)が巻回され
たボビン(ql)より成る楕円筒状の第−及び第二可動
体(rl)  (+2)と、これ等第−及び第二可動体
(rり  (+2)の底面側に取付けられたキャリッジ
(Q3)並びに直線軸受(Q4)と、これ等第−及び第
二可動体(rl)  (+2)の筒部に挿通され光記録
媒体の半径方向に亘って配設された一対の磁気ヨーク(
q5)  (q6)と、これ等磁気ヨーク(q5)  
(q6)の近傍にその長さ方向に沿って配設された永久
磁石(q7)  (q8)を有する駆動部(q)と、 上記第−及び第二可動体(rl)  (+2)の隙間部
に弾性支持材(S)を介して搭載され、光記録媒体の回
転に伴う空気流により浮動すると共に光源からの集束光
を光記録媒体の収束面に収束させる光学ヘッド(He)
とでその主要部が構成され、上記トラック制御用駆動コ
イル(ql)への通電に伴う電磁力により第−及び第二
可動体(fl)(+2)を移動させて光学ヘッド(I(
e)をトラック方向へ移動操作するようにしたものであ
る。
そして、この光学的記録装置においては、光学ヘッド(
He)の浮動現象を利用してフォーカス制御を行う構成
のためその制御系が簡略化されると共に、上記光学ヘッ
ド(t(e)を第−及び第二可動体(11)  (+2
)の隙間部に搭載しているため光学ヘッド(He)を駆
動部(q)の駆動中心近傍に配置でき、光学ヘッド()
Ie)に作用するモーメント力が低減してそのトラック
制御が安定する利点を有するものであった。
[発明が解決しようとする課題] ところで、この光学的記録装置においては上述したよう
にトラック制御が安定する反面、上記第−及び第二可動
体(+I)  (+2)がトラック制御用駆動コイル(
ql)とこのコイル(Ql)が巻回されたボビン(ql
)とで構成されているためその重量が嵩む欠点があり、
かつ、第14図に示すように光学ヘッド(He)が搭載
される第−及び第二可動体(rり  (+2)の隙間部
にはトラック制御用駆動コイルが無いため、その分、通
電に伴う電磁力強度が弱くなる欠点があった。
従って、上記光学ヘッド(He)をトラック方向へ高速
で移動させることができないため、アクセスタイムの短
縮が図れない問題点があった。
[課題を解決するための手段] 本発明は以上の問題点に着目してなされたもので、その
課題とするところは、光学ヘッドの安定した高速操作が
図れる光学的記録装置を提供することにある。
すなわち請求項1に係る発明は、 回転する光記録媒体の近傍に配置され駆動用コイルが巻
回された可動体と、この可動体の挿通部に挿通され光記
録媒体の半径方向に亘って配設された一対の磁気ヨーク
と、この磁気ヨークの近傍にその長さ方向に沿って配設
された磁石とを有する駆動部と、 上記可動体に弾性支持材を介して搭載され、光記録媒体
の回転に伴う空気流により浮動すると共に、光源からの
集束光を光記録媒体の収束面に収束させる光学ヘッドと
を備え、 上記駆動用コイルへの通電に伴う電磁力により可動体を
移動させて光学ヘッドを光記録媒体の半径方向へ移動操
作するようにした光学的記録装置を前提とし、 上記可動体が、筒状に成形され光記録媒体と対向する側
面に開口部を備えるコイル本体と、このコイル本体内の
開口部形成部位に設けられコイル本体の内側壁との間で
上記磁気ヨークの挿通部を形成する一対の補強コイル壁
とから成り、これ等コイル本体と補強コイル壁とが巻回
されたコイルを互いに接着しかつ一体的に成形されたボ
ビンレスの駆動用コイルにより構成されていると共に、
上記コイル本体内の開口部と対向する内側壁面に光源か
らの集束光を光記録媒体側へ反射させる反射部材が配置
され、 かつ、上記コイル本体の開口部に弾性支持材を介して光
学ヘッドが取付けられていることを特徴とするものであ
り、 一方、請求項2に係る発明は、 上記弾性支持体が渦巻き状の金属材料により形成された
渦巻きばねにて構成されていることを特徴とするもので
ある。
このような技術的手段において、上記可動体は巻回した
コイルをエポキシ樹脂等の接着剤により接着すると共に
、開口部を備えるコイル本体と補強コイル壁から成る所
定形状に一体的に成形されたボビンレスの駆動用コイル
により構成されているものである。
また、上記コイル本体の内側壁と補強コイル壁とで形成
される挿通部に挿通される磁気ヨークは、この磁気ヨー
クの近傍に配置された磁石により磁化される炭素鋼、純
鉄等の磁性体により構成されるものである。
また、上記磁気ヨークの近傍に配設される磁石は、この
磁石と磁気ヨークとの間に磁気ヨーク側へ向かう磁力線
を形成するもので、上記可動体を構成する駆動用コイル
へ通電した場合にこの駆動用コイルに電磁力を作用させ
、その可動体を光記録媒体のトラック方向へ移動操作す
るようにしたものである。尚、この磁石については、こ
れを希土類鉄系磁石等の永久磁石で構成しても、あるい
は電磁石で構成してもよく任意である。
一方、上記可動体に搭載される光学ヘッドについては、
この技術的手段をr穴開は型」、「バブル型」、あるい
は「相変化型」等の光学的記録装置に適用した場合、光
記録媒体の回転に伴う空気流により浮動する浮動本体と
、この浮動本体の光路相開[1部に取付け^れ光源から
の集束光を光記録媒体の収束面へ収束させる対物レンズ
とでその主要部が構成されるものであり、また、この技
術的手段を「光磁気記録型」の光学的記録装置に適用し
た場合には、上記浮動本体並びに対物レンズと、浮動本
体の光路用開口部近傍に取付けられ光記録媒体の収束面
へ向けて磁界を形成するコイル等の磁界発生手段、l−
でその主要部が構成されるものである。尚、上記浮動本
体についてはその底面側に光記録媒体からの浮動圧を効
率的に受けられるようにするため、少なくとも滑走面と
空気導入面を設けることを要する。また、浮動本体の浮
動走行を安定化させる目的で浮動本体の長さ方向に/1
)って空気を逃がす凹溝、すなかち、中央逃げ部を形成
してもよい。この場合、上記凹溝の本数、並びにその形
状についてはその目的に応じて任意に設定できる。
また、上記コイル本体内の内側壁面上に設けられる反射
部材としては、光源からの集束光を光記録媒体側へ反射
できるものならその構成は任意であり、例えば、ミラー
、プリズム等が適用できる。
尚、上記反射部材をコイル本体内の内側壁面に設けたこ
とにより、光源からの集束光はこのコイル本体内を通過
することになるため、コイル本体内のスペースを無駄無
く利用できると共に、光学ヘッドの配設位置をより可動
体の駆動中心軸に近付けられる利点がある。
また、上記光学ヘッドをコイル本体の開口部に取付ける
弾性支持材はこの光学ヘッドを浮動可能に支持するもの
ならその構成は任意であるが、請求項2に係る発明のよ
うにこの弾性支持体を渦巻きばねで構成した場合、光学
ヘッドの支持具合が均等となりかつ光学ヘッドに対する
渦巻きばねの浮動追随性が良好なために光学ヘッドの浮
動走行が安定すると共に、渦巻き具合を調整して取付は
操作時における微調整が可能となるため取付は操作の簡
便化が図れる利点がある。
[作用] 上述したような技術的手段によれば、 上記可動体が、筒状に成形され光記録媒体と対向する側
面に開「コ部を備えるコイル本体と、このコイル本体内
の開LJ部形成部位に設けられコイル本体の内側壁との
間で上記磁気ヨークの挿通部を形成する一対の補強コイ
ル壁とから成り、これ等コイル本体と補強コイル壁とが
巻回されたコイルを互いに接着しかつ一体的に成形され
たボビンレスの駆動用コイルにより構成されているため
、ボビンを除いた分だけ可動体の軽量化が図れると共に
、上記補強コイル壁により可動体の剛性と駆動用コイル
への通電に伴う電磁力強度をも高めることが可能となり
、 また、上記コイル本体内の開口部と対向する内側壁面に
光源からの集束光を光記録媒体側へ反射させる反射部材
が配置され、 かつ、上記コイル本体の開11部に弾性支持材を介して
光学ヘッドが取付けられていることから、上記光学ヘッ
ドの取付は位置が可動体の駆動中心軸近傍により接近す
るため、光学ヘッドの移動時におけるモーメント力を更
に低減することが可能となる。
[実施例] 以下、本発明の実施例について図面を参照して詳細に説
明する。
すなわち、この実施例に係る光学的記録装置は、第1図
〜第6図に示すように光ディスク(1)の近傍に配置さ
れた光学ヘッド(2)と、この光学ヘッド(2)を光デ
ィスク(1)のトラック方向へ移動操作する駆動部(3
)とでその主要部が構成されているものである。
まず、上記光学ヘッド(2)は、光ディスク(1)の回
転に伴う空気流により浮動すると共に光源(図示せず)
からのレーザ光を光ディスク(1)側へ導入する光路用
量11部(21)が開設されたアメレミナセラミックス
製の浮動本体(22)と、この浮動本体(22)の光路
用開目部(21)に取付けられ光源からのレーザ光を光
ディスク(1)の収束面へ収束させるプラスチック製の
対物レンズ(23)とで構成されており、かつ、浮動本
体(22)の光ディスク(1)と対向する面の空気流入
端と空気流出端には空気の流入と流出をスムーズにさせ
るテーバ(24)  (25)が設けられていると共に
、その中央部には光学ヘッド(2)の浮動走行を安定化
させる中央逃げ部(26)が設けられている。
一方、上記駆動部(3)は、巻回したコイルをエポキシ
系の接着剤にて接合しかつ一体的に成形したボビンレス
の駆動用コイル(40)により形成された可動体(4)
と、この可動体(4)の底面側に取付けられたアルミニ
ウム製のキャリッジ(51)並びに直線軸受(52)と
、上記可動体(4)の挿通部(41)に挿通され光ディ
スク(1)のトラック方向に亘って配設された一対の純
鉄製磁気ヨーク(61)  (62)と、これ等磁気ヨ
ーク(61)(62)の長さ方向に沿って配設され希土
類鉄系永久磁石で形成された円弧形状の磁石(71) 
 (72)と、これ等磁石(71)  (72)を保持
する純鉄製の磁性保持体(73)と、上記キャリッジ(
51’l 、直線軸受(52)等の構成部材全体を支持
する純鉄製の磁性固定台(74)とでその主要部が構成
され−Cいる。
尚、上記キャリッジ(51)の直線軸受(52)との接
触面側には、耐久性向上のためクロム金属等の硬質薄膜
が形成されており、かつ、摩擦力低減のためベアリング
(53)が嵌込まれている。
また、上記可動体(4)は、第2図及び第4図に示すよ
うに、楕円筒状に成形され上記光ディスク(1)と対向
する側面に略正方形状の開口部(43)が開設されたコ
イル本体(42)と、このコイル本体(42)内の開口
部(43)形成部位に設けられコイル本体(42)の内
側壁(44)との間で上記磁気ヨーク(61)  (6
2)の挿通部(41)を形成する一対の補強コイル壁(
45)  (46)とから成っており、かつ、コイル本
体(42)内の上記開口部(43)と対向する内側壁面
上には光源からのレーザ光を光ディスク(1)側へ導入
するプリズム(47)が配置されている。
尚、上記コイル本体(42)内側壁(44)の断面形状
は、第2図に示すように円弧形状磁石(71)(72)
の曲率半径と路間等の円弧形状に設定されて磁石(71
)  (72)からの磁力線を効率良く受けられるよう
になっており、一方、上記補強コイル壁(45)  (
46)の断面形状はコイル本体(42)内側壁(44)
より曲率半径の大きな円弧形状に設定され、コイル本体
(42)内に無駄なスペースが形成されないよう調整さ
れている。
次に、第6図に示すリン青銅製のバネ材(8)を上記コ
イル本体(42)の開口部(43)に取付けると共に、
このバネ材(8)を介し上記光学ヘッド(2)を開口部
(43)に取付けてこの光学的記録装置は成るものであ
る。
この様に構成された光学的記録装置においては、従来の
装置と同様、駆動用コイル(40)への通電に伴う電磁
力により上記可動体(4)が光ディスク(1)のトラッ
ク方向へ移動し、これに伴って光学ヘッド(2)も移動
操作されてトラック制御がなされる一方、フォーカス制
御については光学ヘッド(2)の浮動現象を利用して行
いその駆動系の簡略化が図られているものである。
そして、この光学的記録装置においては上記可動体(4
)がボビンレスの駆動用コイル(40)にて構成されて
いるため、従来の装置に較べてボビンを備えていない分
だけ可動体(4)の軽量化が図れる利点を有している。
因みに、この実施例において光学ヘッド(2)を含めた
可動部の総重量は以下に示すように4g以下であり、従
来のものと較べて60%軽くなっている。
光学ヘッド   ・・・・・・・・・0.3g駆動用コ
イル  ・・・・・・・・・1.8gプリズム    
・・・・・・・・・0.3gバネ材等の取付は治具・・
・0.7g また、この光学的記録装置においては、上記コイル本体
(42)内の開口部(43)形成部位に一対の補強コイ
ル壁(45)  (46)を設けているためコイル本体
(42)の剛性が高められると共に、開口部(43)形
成部位にもコイル本体(42)と補強コイル壁(45)
  (46)用のコイルが存在しているため駆動用コイ
ルへの通電に伴う電磁力強度が高まる利点を有している
更に、上記コイル本体(42)内の開口部(43)と対
向する内側壁面に光源からのレーザ光を光ディスク(1
)側へ反射させるプリズム(47)を配置し、かつ、コ
イル本体(42)の開口部(43)にバネ材(8)を介
して光学ヘッド(1)を取付けていることから、光学ヘ
ッド(1)の取付は位置が可動体(4)の駆動中心軸近
傍に接近するため、光学ヘッド(1)の移動時における
モーメント力を低減できる利点を有している。
従って、この光学的記録装置においては、可動体(4)
の高剛性と軽量化が図れ、かつ、通電に伴う電磁力強度
も高めることができると共に、光学ヘッド(1)の移動
時におけるモーメント力をも低減できるため、光学ヘッ
ド(2)の安定した高速操作が可能となり、アクセスタ
イムの短縮が図れる利点を有している。
また、光学ヘッド(2)を取付けるバネ材(8)につい
ては、光学ヘッド(2)を浮動可能に支持でき、かつ、
光源からのレーザ光を遮らない形状のものならその構成
は任意であり、この実施例において適用した第6図のバ
ネ材(8)に替えて、例えば、第7図(A)〜(C)に
示すバネ材も当然のことながら適用することができる。
尚、第7図(B)に示された渦巻きばねを適用した場合
、光学ヘッド(1)の支持具合が均等になって光学ヘッ
ド(1)の浮動走行が安定すると共に、このばね材の渦
巻き具合を調整して取付は操作時における微調整が可能
となって取付は操作の簡便化が図れる利点を有している
[発明の効果コ 請求項1に係る発明によれば、可動体の高剛性と軽量化
が図れ、かつ、通電に伴う電磁力強度をも高めることが
できると共に、光学ヘッドの移動時におけるモーメント
力をも低減できるため、光学ヘッドの安定した高速操作
が可能となる効果を有しており、 また、請求項2に係る発明によれば、 光学ヘッドを支持する弾性支持体が渦巻き状の金属材料
により形成された渦巻きばねにて構成されていることか
ら、光学ヘッドの支持具合が均等となりかつ光学ヘッド
に対する渦巻きばねの浮動追随性が良好なために光学ヘ
ッドの浮動走行が安定すると共に、渦巻き具合を調整し
て取付は操作時における微調整が可能となるため取付は
操作の簡便化が図れる効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図は本発明の実施例を示しており、第1図
は実施例に係る光学的記録装置の概略斜視図、第2図は
第1図のn−n面断面図、第3図は第を図の■−■面断
面図、第4図は第1図において光学ヘッドとバネ材を省
略した光学的記録装置の概略斜視図、第5図はこの装置
の構成部材であるキャリッジと直線軸受の斜視図、第6
図は実施例において適用されたバネ材の平面図、第7図
(A)〜(C)は他の実施例に係るバネ材の平面図を夫
々示しており、また、第8図〜第14図は従来例を示し
ており、第8図は光学的記録装置の構成概略図、第9図
は光学的記録装置の概略斜視図、第1O図は第9図のX
−X面断面図、第11図は他の従来例に係る光学的記録
装置の概略斜視図、第12図も他の従来例に係る光学的
記録装置の概略斜視図、第13図は第12図のxm−x
m面断面図、第14図は第12図において光学ヘッドと
弾性支持材を省略した光学的記録装置の概略斜視図であ
る。 [符号説明コ (1)・・・光ディスク (2)・・・光学ヘッド (3)・・・駆動部 (4)・・・可動体 (8)・・・バネ材 (4G)・・・駆動用コイル (41)・・・挿通部 (42)・・・コイル本体 (43)・・・開口部 (45)  (46)・・・補強コイル壁(61)  
(62)・・・磁気ヨーク(71)  (72)・・・
磁石

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)回転する光記録媒体の近傍に配置され駆動用コイ
    ルが巻回された可動体と、この可動体の挿通部に挿通さ
    れ光記録媒体の半径方向に亘って配設された一対の磁気
    ヨークと、この磁気ヨークの近傍にその長さ方向に沿っ
    て配設された磁石とを有する駆動部と、 上記可動体に弾性支持材を介して搭載され、光記録媒体
    の回転に伴う空気流により浮動すると共に、光源からの
    集束光を光記録媒体の収束面に収束させる光学ヘッドと
    を備え、 上記駆動用コイルへの通電に伴う電磁力により可動体を
    移動させて光学ヘッドを光記録媒体の半径方向へ移動操
    作するようにした光学的記録装置において、 上記可動体が、筒状に成形され光記録媒体と対向する側
    面に開口部を備えるコイル本体と、このコイル本体内の
    開口部形成部位に設けられコイル本体の内側壁との間で
    上記磁気ヨークの挿通部を形成する一対の補強コイル壁
    とから成り、これ等コイル本体と補強コイル壁とが巻回
    されたコイルを互いに接着しかつ一体的に成形されたボ
    ビンレスの駆動用コイルにより構成されていると共に、
    上記コイル本体内の開口部と対向する内側壁面に光源か
    らの集束光を光記録媒体側へ反射させる反射部材が配置
    され、 かつ、上記コイル本体の開口部に弾性支持材を介して光
    学ヘッドが取付けられていることを特徴とする光学的記
    録装置。
  2. (2)上記弾性支持体が渦巻き状の金属材料により形成
    された渦巻きばねにて構成されていることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の光学的記録装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59148153A (ja) * 1983-02-14 1984-08-24 エヌ・ベ−・フイリツプス・フル−イランペンフアブリケン 光学情報記録読取装置
JPS63266643A (ja) * 1987-04-23 1988-11-02 Oki Electric Ind Co Ltd 対物レンズ駆動装置

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