JPH0320284A - オルガノシロキサンの製造法 - Google Patents

オルガノシロキサンの製造法

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JPH0320284A
JPH0320284A JP2145536A JP14553690A JPH0320284A JP H0320284 A JPH0320284 A JP H0320284A JP 2145536 A JP2145536 A JP 2145536A JP 14553690 A JP14553690 A JP 14553690A JP H0320284 A JPH0320284 A JP H0320284A
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ゲルハルト・シユタイガー
Johann Mueller
ヨハン・ミユラー
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F7/00Compounds containing elements of Groups 4 or 14 of the Periodic Table
    • C07F7/02Silicon compounds
    • C07F7/08Compounds having one or more C—Si linkages
    • C07F7/0834Compounds having one or more O-Si linkage
    • C07F7/0838Compounds with one or more Si-O-Si sequences
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、一般式: l R4−n S i (O S i R3)n【式中、R
は同一かまたは異なり、水素原子を表わすかまたは基1
個あたり1〜18個の炭素原子を有する場合によっては
置換されたl価の炭化水素基を表わし、 R1はRまたは塩素原子を表わし、 nは3または4を表わす]で示されるオルガノシロキサ
ン(1)を、一般式: (R 3S i )2O 【式中、Rは前記のものを表わす]で示されるオルガノ
ジシロキサン(2)を、一般式:R4−nsicIn c式中、Rおよびnは前記のものを表わす]で示される
クロルシラン(3)と、触媒としての窒化塩化燐(4)
の存在下に反応させることによって製造する方法に関す
る。
従来の技術 英国特許第1195761号明細書(公告日:1970
午6月24日、Wacker−Chemie G+nb
H)の記載により、オルガノハロゲン化珪素化合物を、
ハロゲン化珪素化合物と、Si結合ハロゲン原子を有す
るオルガノシロキサンとを、窒化塩化燐の存在下に反応
させることによって得ることは、公知である。欧州特許
第115772号明細書(発行日:l989年2月15
日、H.−J.K6tzsch他、Htils Tro
isdorf AG)には、触媒としてのFeC13お
よび塩化水素の存在下でクロルシランを用いるオルガノ
ジシロキザンの分解が記載されている。
発明が解決しようとする課題 オルガノシロキサンが選択的にこれまでよりも高い収量
で得られる窒化塩化燐の存在下でオルガノジシロキサン
とクロルシランとを反応させることによってオルガノシ
ロキサンを製造する方法を提供するという課題が課され
た。更に、有機基と珪素原子との分解を促進せず、かつ
Si結合水素原子またはSi結合有機官能基を有する有
機珪素化合物を使用することもできる、反応のための触
媒系を提供するという課題も課された。これらの課題は
、本発明によって解決される。
課題を解決するための手段 本発明の対象は、窒化塩化燐に対して共触媒(5)を一
緒に使用し、この場合共触媒として、一般式: X −C (O )−R 2 [式中、R2は同一かまたは異なり、水素原子を表わす
かまたは基1個あたり1〜8個の炭素厚子を有する場合
によっては置換されたl価の炭場合 1価のものを表わし、 R3は基1個あたり5〜7個の炭素原子を有する2価の
炭化水素基を表わす]で示されるアミド、一般式: X −C (O )−X 【式中、Xは前記のものを表わす]で示される尿素もし
くは尿素誘導体およびシアヌル酸の群から選択されたも
のを一緒に使用することを特徴とする、 から選択されたものを一緒に使用することを特徴とする
、一般式: l R4−n S i (O S i R3)n1式中、R
は同一かまたは異なり、水素原子を表わすかまたは基1
個あたり1−18個の炭素原子を有する場合によっては
置換されたl価の炭化水素基を表わし、 R1はRまたは塩素原子を表わし、 nは3または4を表わす1で示されるオルガノシロキサ
ン(1)を、一般式: (R3S i )2O 【式中、Rは前記のものを表わす]で示されるオルガノ
ジシロキサン(2)と、一般式:R4−nsic1n 【式中、Rおよびnは前記のものを表わす]で示される
クロルシラン(3)とを、触媒としての窒化塩化燐(4
)の存在下に反応させることによって製造する方法であ
る。
基Rの例は、アルキル基、例えばメチル基、エチル基、
n−プロビル基、イソプロビル基、1−n−ブチル基、
2−n−ブチル基、イソブチル基、第三ブチル基、n−
ペンチル基、インペンチル基、ネオペンチル基および第
三ペンチル基、ヘキシル基、例えばn−ヘキシル基、ヘ
ブチル基、例えばれ−ヘプチル基、オクチル基、例えば
n−オクチル基およびインオクチル基、例えば2 .2
 .4−トリメチルベンチル基、ノニル基、例えばn−
ノニル基、デシル基、例えばn−デシル基、ドデシル基
、例えばn−ドデシル基オクタデシル基、例えばn−オ
クタデシル基:アルケニル基、例えばビニル基およびア
リル基;シクロアルキル基、例えばシクロベンチル基、
シクロヘキシル基、シクロへプチル基およびメチルシク
ロヘキシル基;アリール基、例えばフェニル基、ナフチ
ル基およびアントリル基およびフエナントリル基;アル
カリール基、例えばo−  m=  p−トリル基、キ
シリル基およびエチルフェニル基;アラルキル基、例え
ばベンジル基、a−フェニルエチル基およびβ−フエニ
ルエチル基である。
置換基Rの例は、シアンアルキル基、例えばβ−シアン
エチル基;ハロゲン化炭化水素、例えばハロゲン化アル
キル基、例えば3 ,3 .3 −トリ7ルオルーn−
プロビル基、2,2,2.2’2 ’,2 ’一へキサ
フルオルイソグロビル基、ヘプタフルオルイソプロビル
基およびハロゲン化アリール基、例えば3−アセトキシ
プロビル基、3−アクリルオキシプロビル基および3−
メタクリルオキシプロビル基:アルコキシアルキル基、
例えば3−メトキシプロビル基、3−(2−メトキシエ
トキシ)一プロピル基および3−グリシドオキシプロビ
ル基;およびメルカプトアルキル基、例えば3−メルカ
プトプ口ビル基および3ーメチルチオプロビル基である
基R2の例は、アルキル基、例えばメチル基、エチル基
、n−プロビル基、イソプロビル基1−n−ブチル基、
2−n−プチル基、イソブチル基、第三ブチル基、n−
ペンチル基、インベンチル基、ネオペンチル基および第
三ペンチル基、ヘキシル基、例えばn−ヘキシル基、ヘ
プチル基、例えばn−ヘプチル基、オクチル基、例えば
n−オクチル基およびインオクチル基、例えば2 ,2
 .4−1−リメチルペンチル基;アルケニル基、例え
ばビニル基およびアリル基;シクロアルキル基、例えば
シクロベンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル
基およびメチルシクロヘキシル基;アリール基、例えば
フェニル基;アルカリール基、例えばo−m−p一トリ
ル基、キシリル基およびエチルフェニル基:およびアラ
ルキル基、例えばベンジル基、a−フエニルエチル基お
よびβ−フェニルエチル基である。
基R2の例は、ハロゲン化炭化水素、例えば2−クロル
エチル基および3−クロルプロビル基;ヒドロキシアル
キル基、例えば2−ヒドロキシエチル基および3−ヒド
ロキシグロビル基;アルコキシアルキル基、例えば2−
メトキシエチル基;およびアミノアルキル基、例えば2
−(ジメチルアミノ)エチル基である。
基R3の例は、シクロヘキシレン基である。
オルガノジシロキサン(2)の特に好ましい例は、抗生
物質の合或の際に廃棄物として生じるヘキサメチノレジ
シロキサンである。オノレガノジシロキサンの他の好ま
しい例は、1.3−ジビニル−1.1,3.3−テトラ
メチルジシロキサンおよびl.1.3.3−テトラメチ
ルジシロキサンである。また、汚染されたオルガノジシ
ロキサン、例えばトルオールまたはクロロホルムのよう
な溶剤を含有するオルガノジシロキサンを使用すること
もできる。アミン含有オルガノジシロキサンは、使用前
に中和すべきである。
式(3)のクロルシランの特に好ましい1つの例は、テ
トラクロルシランである。Si結合した有機官能基を有
するクロルシランの1つの例は、3−メタクリル才キシ
プロビルトリク口ルシランである。
反応は、次の反応式により行なわれる:CI)3(R3
S40)2O+SiC14−−CISi(OSiRs)
3+3R3SiCl(II)3(RaS io)2O+
RsiC1a−→RSi(OSiRa)s+3RaSi
C1(I[[)4(R3SiO)2O+  SiC14
−−→Si(OSiR3)4+4R3Siclオルガノ
シロキサン(1)の製造と同時に、反応式(I)、(I
f)および(III)に示されているように、トリオル
ガノクロルシランが得られる。
本発明方法によれば、反応の際に特に、クロルシラン(
3)の場合にSt結合塩素原子1グラム原子あたりオル
ガノジシロキサン少なくとも1モルが使用される。
本発明方法により得られたオルガノシロキサン(1)の
例は、3−クロロー3−トリメチノレシロキシヘキサメ
チルトリシロキサン、1.l.5.5−テトラメチル−
3−クロロ−3−ジメチルシロキシトリシロキサン、1
.5−ジビニノレ−1.1.5.5−テトラメチル−3
−クロロー3−ビニルジメチルシロキシトリシロキサン
、3−メタクリルオキシグロピル−3−トリメチルシロ
キシヘキサメチルトリシロキサン、3.3−ビス(トリ
メチルシロキシ)ヘキサメチノレトリシロキサン、l.
1,5.5−テトラメチル−3.3−ビス(ジメチルシ
ロキシ)トリシロキサンおよび1.5−ジビニル−1 
.1 .5 .5−テトラメチル−3.3−ビス(ビニ
ルジメチルシ口キシ)トリシロキサンである。
オルガノジシロキサン(2)とクロルシラン(3)との
反応を促進する窒化塩化燐(4)は、例えば五塩化燐4
00重量部を塩化アンモニウム130重量部と反応させ
ることによって得られt;ものであることができる(例
えば、“Ber ichLe der Deutsch
en Che+iischan Gesellscha
ft“、1924年57版、第1345頁参照)か、ま
たは五塩化燐2モルと、塩化アンモニウムlモルとの反
応によって得ることができるものである(例えば、米国
特許第3839388号明細書、発行日:l974竿1
0月1日、S.Nitzsche他、Wacker−C
hests G+++bH参照)。勿論、少なくとも2
つ異なる種類の窒化塩化燐からの混合物を使用すること
もできる。
窒化塩化燐(4)は、有利に有機珪素化合物(2)およ
び(3)のそれぞれ使用した量の全体量に対してそれぞ
れ0.1〜50重量も、殊に0.5〜2O重量への量で
使用される.分布を改善しかつ配量を簡易化するために
、窒化塩化燐は、不活性溶剤中の溶液の形で使用される
。適当な溶剤の例は、炭化水素、例えばヘキサンもしく
はシクロヘキサンおよびI\ロゲン化炭化水素、例えば
塩化メチレンもしくは1,2.3−}リクロルプロパン
である。特に、この溶液は、窒化塩化燐および溶剤の全
重量に対して窒化塩化燐2O〜60重量%を含有する。
共触媒(5]の例は、式: HC(O)N(CH3)2、 HC(O)NH2、 83C C(O)N(C H3)2、 H3CC(O)NH2、 H3NC(O)NH2、 (H ac )2N G (O )N (C H 3)
2、(n−Bu)NHC(O)NH(n−Bu)、共触
媒(5)の好ましい例は、テトラメチル尿素およびN 
’,N ’−ビス(2−ヒドロキシエチル)尿素である
共触媒(5)は、特にそれぞれ使用した有機珪素化合物
(2)および(3)の全体量に対してそれぞれ0.1重
量ppm” 1重量%、有利に0.1〜1000重量p
pmの量で使用される。分布を改善しかつ配量を簡易化
するために、共触媒(5)は、不活性溶剤中、例えば炭
化水素、例えばヘキサンもしくはハロゲン化炭化水素、
例えば塩化メチレン中の溶液の形で使用することもでき
る。
本発明による方法は、特に060〜90°0、有利に2
O〜55℃で使用される。本発明による方法で使用され
る圧力は、通常周囲大気の圧力である。
本発明による方法は、オルガノジシロキサン(2)およ
びクロルシラン(3)と、窒化塩化燐(4)および共触
媒(5)との混合後に反応を、特に撹拌下および温度制
御下で、反応混合物が反応して生じるまで制御するよう
にして簡単な方法で実施される。反応時間は、特に4〜
100時間、有利に2O〜70時間である。
特に、触媒は、反応の進行後に不活性になるこのことは
、例えば反応生戊物を触媒と、減圧下に蒸留により分離
するか、触媒をモレキュラーシーブに吸着するか、また
は塩基、例えばアミンまたは金属酸化物で中和すること
によって行なうことができる。特に、触媒の失活は、第
三アミンまたは金属酸化物を用いて行なわれる。第三ア
ミンの例は、トリエチルアミンおよびトリーn−プチル
アミンである。金属酸化物の例は、酸化マグネシウムで
ある。有利には、窒化塩化燐の場合に燐1グラム原子あ
たりアミンまたは金属酸化物約1〜5モルが使用される
分布を改善しかつ配量を簡易化するために、例えばアミ
ンは、不活性溶剤中の溶液の形で使用することができる
。有利には、この溶液は、アミおよび溶剤の全重量に対
してアミン2O〜60重量%を含有する。オルガノジシ
ロキサン(2)と、クロルシラン(3)との反応の際に
本発明方法に対して記載された温度条件および圧力条件
は、アミンおよび金属酸化物を用いての触媒の中和にも
当てはまる。本発明により得られたオルガノシロキサン
(1)は、特に分別蒸留によって得られる。
本発明により得られたオルガノシロキサン(l)は、こ
の種のオルガノシロキサンを従来法で使用するような全
ての目的に使用することができる。これには、例えばオ
ルガノシロキサン(1)それ自体としての使用または戊
形体および被膜を製造するための中間生戊物としての使
用が属し;さらに、シリコーン樹脂およびシリコーンコ
ムの架橋剤としての使用、シロキサン連鋼反応停止剤と
しての使用、単量体のシリル化剤としての使用ならびに
保護基としての使用が属する。
次の例中で使用される窒化塩化燐は、、次のようにして
製造された: 五塩化燐4 1 7e (2モル)およびテトラクロル
エタンlo00mIl中の塩化アンモニウム53.39
(1モル)からなる混合物を還流下に12時間沸騰加熱
する。こうして得られた明黄色の溶液から、160℃で
圧力を約1.33hPa(絶対)を減少させながら揮発
或分を除去する。
残留物として残存する黄色の結晶は、本質的に式: C  I3PNPc  12NPC  I3・PC16
で示される化合物からなる。
実施例 例l: 内部温度計、撹拌機および還流冷却器を備えた4Qの多
数口7ラスコ中で、ヘキサメチルジシロキサン1707
9(10.5モル)およびテトラクロルシラン5 9 
59 (3.5モル)からなる混合物に、撹拌下にテト
ラメチル尿素4.69(O.2重量%)および塩化メチ
レン中の窒化塩化燐の25%の溶液183.4gを加え
る。冷却することによって、反応温度を45℃に保持す
る。21時間後、反応混合物の揮発戊分を2O0ミリバ
ールおよび100℃で留去する。粗製留出液は、3−ク
ロルー3−トリメチルシロキシヘキサメチルトリシロキ
サン56%、3.3−ジクロロヘキサメチルトリシロキ
サン29%および3.3−ビス(トリメチルシロキシ)
ヘキサメチルトリシロキサンl6%を含有する。この粗
製留出液を分別蒸留し、そこから2Oミリバールおよび
83〜87℃で3−クロルー3−トリメチルシロキシヘ
キサメチルトリシロキサン3139(理論値の27%)
を97%のガスクロマトグイーにより測定した純度で得
る。
比較試験l: ヘキサメチルジシロキサン4869(3.0モル)およ
びテトラクロルシラン1709(1.0モル)からなる
混合物に撹拌下に室温で塩化メチレン中の窒化塩化理論
値の25%の溶液l.9mffを添加する。室温で8時
間の撹拌の後、触媒をトリ一〇一ブチルアミン2.2m
fiの添加によって不活性にする。反応混合物を蒸留す
ることにより、l8〜34℃および2ミリバールで3.
3−ジクロロヘキサメチルトリシロキサン55gを生じ
るが、しかし3−クロルー3−トリメチルシロキシヘキ
サメチルトリシロキサンは、全く生じない。また、蒸留
残渣(1 2g)中および冷却勾配(トリメチルクロル
シランおよびl.1 ,1〜トリクロルー3.3.3−
トリメチルジシロキサンからなる混合物583g)中に
は、望ましい3−クロルー3−トリメチルシロキシヘキ
サメチルトリシロキサンは存在していない。
例2: 1.3−ジビニル−1.1.3.3−テトラメチルジシ
ロキサン18349(9.86モル)、塩化メチレン中
のテトラメチル尿素の2.5%の溶液2.4gおよびテ
トラクロルシラン5599(3.29モル)からなる混
合物に撹拌下に室温で塩化メチレン中の窒化塩化燐の2
5%の溶液24gを添加する。46時間後、反応混合物
を酸化マグネシウムで中和し、この混合物を濾過する。
濾液の揮発性或分を回転蒸発器中で30℃および約4ミ
リ−バールで蒸発させ、引続き分別蒸留する。93〜1
00℃および6ミリバールで、1.5−ジビニル−1.
1.5.5−テトラメチル−3−クロロー3−ビニルジ
メチルシロキシトリシロキサン3349(理論値の30
%)を94%のガスクロマトグラフィーにより測定した
純度で得る。
比較試験2: 1.3−ジビニル−1.1.3.3−テトラメチルジシ
ロキサン2 7 8g(1 .5モル)およびテトラク
ロルシラン859(O.5モル)からなる混合物に塩化
メチレン中の窒化塩化燐の25%の溶液1maを添加す
る。室温で116時間の撹拌の後、トリーn−プチルア
ミン1−1mffを添加し、次いで30分間さらに撹拌
し、引続き反応混合物を分別蒸留する。45〜52℃お
よび3ミリバールで、1.5−ジビニル−1.1.5.
5−テトラメチル−3.3−ジクロロトリシロキサン8
5gを得るが、しかし1.5−ジビニル−1.1.5,
5−テトラメチル−3−クロロ−3−ビニルジメチルシ
ロキシトリシロキサンは全く得られない例3: ヘキサメチルジシロキサン9 7 2g (6.0モル
)、3−メタクリルオキシプ口ビルトリク口ルシラン2
 6 19 (1 .0モル)、塩化メチレン中の窒化
塩化燐の25%の溶液9.86g、テトラメチル尿素0
.249および2.6−ジー第三ブチルー4−メチルフ
ェノール0.39からなる混合物を室温で70時間撹拌
する。次いで、トリクロルシランおよび過剰のへキサメ
チルジシロキサンを蒸発させ、残留物を水で中性になる
まで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、濾別し、濾液を
蒸留塔により分別蒸留する。主要留分として、110−
115℃および5ミリバールで3−メタクリルオキシプ
ロビル−3−トリメチルシロキシヘキサメチルトリシロ
キサン2 1 5g(理論値の51%)を99.7%の
ガスクロマトグラフィーにより測定した純度で得る。
比較試験3: ヘキサメチノレジシロキサン2 4 3g(1 .5モ
ル)、3−メタクリルオキシプロビルトリクロルシラン
6 5.4g(O.2 5モル)、窒化塩化燐900p
pmおよび2,6−ジー第三ブチルー4−メチルフェノ
ール5 0 0 ppmからなる混合物を室温で116
時間撹拌する。トリーn−プチルアミン0.96mQを
添加することによって、窒化塩化燐を不活性にし、引続
き反応混合物を分別蒸留する。107〜113℃および
3ミリバールで3−メタクリルオキシプ口ビル−3−ト
リメチルシロキシヘキサメチルトリシロキサン25g(
理論値の23%)を得る。
例4: ヘキサメチノレジシロキサン2 4 3g (1 .5
モル)、テトラクロルシラン4 2.59 (O.2 
5モル)およびN,N’−ビス(2−ヒドロキシエチル
)尿素0.359からなる混合物に、室温−で撹拌下に
] .2.3−}リクロルプロパン中の窒化塩化燐の2
5%の溶液2 2 .8 mQを添加する。21時間後
、過剰のへキサメチルジシロキサンならびにトリメチル
クロルシランを30℃および2Oミリバールで留去する
。残留物に水50mQを添加し、引続き水相を再び分離
し、有機相を硫酸ナトリウムで乾燥し、引続き分別蒸留
する。35〜47℃および3ミリバールで3.3一ビス
(トリメチルシロキシ)へキサメチルトリシロキサン7
5g(理論値の78%)を得る。
例5: 1.3−ジビニル−1 ,l ,3 .3−テトラメチ
ルジシロキサン558g(3.0モル)、テトラメチル
尿素0.329および塩化メチレン中の窒化塩化燐の2
5%の溶液12.99からなる混合物に6時間で25℃
でテトラク口ルシラン85g(O.5モル)および1.
3−ジビニル−1.1.3,3−テトラメチルジシロキ
サン1869(1.0モル)からなる混合物を滴加する
。更に、2O時間の反応時間の後、反応混合物の揮発性
或分を30℃および2Oミリバールで留去する。
残留物をシリカゲル509により濾別し、次いで濾液を
分別蒸留する。85〜105℃および2ミリバールで、
1.5−ジビニル−1..l,5.5ーテトラメチル−
3.3−ビス(ビニルジメチルシロキシ)トリシロキサ
ン85g(理論値の44%)を得る。
比較試験5: 1.3−ジビニル−1.1,3.3−テトラメチルジシ
ロキサン5 9 59 (3.2モル)、テトラク口ル
シランl 3 69 (O.8モル)および塩化メチレ
ン中の窒化塩化燐の25%の溶液2ml2からなる混合
物を室温で8時間撹拌する。次に、窒化塩化燐を不活性
にするためにトリ一〇−プチルアミン2 .3 mJ2
を添加する。引続き、30分の撹拌の後に判の混合物を
分別蒸留する。2O〜22゜Cおよび2ミリバールで1
 .1 .1−トリクロロ−3−ビニル−3.3−ジメ
チルジシロキサン216gを得、23〜42℃および2
ミリバールで1.5−ジビニル−1.1.5.5−テト
ラメチルー3,3−ジクロロトリシロキサン53gを得
、かつ42〜72℃および2ミリバールで1.5−ジビ
ニル−1.1,5.5−テトラメチル−3.3−ジクロ
ロトリシロキサンと1.5−ジビニル−1.1.5.5
−テトラメチル−3−クロロー3−トリメチルシロキシ
トリシロキサンとからなるl:lの混合物を得る。冷却
勾配中でビニルジメチルク口ルシラン3729が捕集さ
れる。望ましい1.5−ジビニル−1.1.5.5−テ
トラメチル−3.3−ビス(ビニルジメチルシロキシ)
トリシロキサンは得られない。
例6: テトラメチルジシロキサン8049(6.0モル)、テ
トラクロノレシラン1 7 4 09 (1 .0モル
)、テトラメチル尿素0.29および塩化メチレン中の
窒化塩化燐の25%の溶液7.89からなる混合物を室
温で28時間撹拌する。次に、易揮発性戒分を2O℃お
よび2Oミリバールで蒸発させ、残留物を水で中性にな
るまで洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、かつビグル
ー塔により分別蒸留する。47〜60℃および2ミリバ
ールで、1,l.5.5−テトラメチル−3.3−ビス
(ジメチルシ口キシ)トリシロキサン135.2g(理
論値の41%)を得る。
比較試験6: テトラメチルジシロキサン5 3 69 (4.0モル
)、テトラクロルシラン1 7 09 (1 .0モル
)および塩化メチレン中の窒化塩化燐の25%の溶液2
maからなる混合物を室温で116時間撹拌する。次に
、窒化塩化燐が不活性になるまでトリ一〇一プチルアミ
ン1,lml2を添加する。
引続き、30分の撹拌の後、反応混合物を分別蒸留する
。30〜43℃および10ミリバールで、l ,l .
5 .5−テトラメチル−3.3−ジクロロトリシロキ
サン179を得、ならびに44〜47゜CおよびlOミ
リバールで1 .1 ,5 .5−テトラメチル−3−
クロロ−3−ジメチルシロキシトリシロキサン98gを
得るが、しかし望ましい1 ,l ,5,5−テトラメ
チル−3,3−ビス(ジメチノレシロキシ)トリシロキ
サンは得られない。
比較試験7: テトラメチルジシロキサン268g(2.0モル)とテ
トラクロルシラン8 5g(O.5モル)とからなる混
合物に撹拌下にFeC130.0’411を添加し、引
続き2分間HCIを導入する。この場合、この混合物の
温度は40℃に上昇する。なお4時間さらに撹拌し、次
いで反応混合物をピグルー塔により分別蒸留する。2O
〜46℃および1ミリバールでl.l.5.5−テトラ
メチル−3.3−ジクロロトリシロキサンとテトラメチ
ルジシロキサンとからなる混合物419を得、ならびに
46〜48℃および1ミリバールで1.1.5.5−テ
トラメチル−3−クロロー3−ジメチルシロキシトリシ
ロキサン13.59を得る。望ましいl.l.5.5−
テトラメチル−3.3−ビス(ジメチルシロキシ)トリ
シロキサンは、得られない。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式: R^1_4−nSi(OSiR_3)n [式中、Rは同一かまたは異なり、水素原子を表わすか
    または基1個あたり1〜18個の炭素原子を有する場合
    によっては置換された1価の炭化水素基を表わし、 R^1はRまたは塩素原子を表わし、 nは3または4を表わす]で示されるオルガノシロキサ
    ン(1)を、一般式: (R_3Si)_2O [式中、Rは前記のものを表わす]で示されるオルガノ
    ジシロキサン(2)と、一般式:R_4−nSiCl_
    n [式中、Rおよびnは前記のものを表わす]で示される
    クロルシラン(3)とを、触媒としての窒化塩化燐(4
    )の存在下に反応させることによって製造する方法にお
    いて、窒化塩化燐に対して共触媒(5)を一緒に使用し
    、この場合共触媒(5)として、一般式: X−C(O)−R^2 [式中、R^2は同一かまたは異なり、水素原子を表わ
    すかまたは基1個あたり1〜8個の炭素原子を有する場
    合によっては置換された1価の炭化水素基を表わし、 Xは式:R^2_2N−または▲数式、化学式、表等が
    あります▼を表わし、この場合 R^2は前記のものを表わし、 R^3は基1個あたり5〜7個の炭素原子を有する2価
    の炭化水素基を表わす]で示されるアミド、一般式: X−C(O)−X [式中、Xは前記のものを表わす]で示される尿素もし
    くは尿素誘導体およびシアヌル酸の群から選択されたも
    のを一緒に使用することを特徴とする、オルガノシロキ
    サンの製造法。
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