JPH03202736A - 溶銑温度の連続測温方法 - Google Patents
溶銑温度の連続測温方法Info
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- JPH03202736A JPH03202736A JP34186889A JP34186889A JPH03202736A JP H03202736 A JPH03202736 A JP H03202736A JP 34186889 A JP34186889 A JP 34186889A JP 34186889 A JP34186889 A JP 34186889A JP H03202736 A JPH03202736 A JP H03202736A
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- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 title abstract 23
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Landscapes
- Radiation Pyrometers (AREA)
- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、高炉から出銑され、樋を経て、スキンマーの
仕切り板にてスラグと分離された直後の溶銑溜め槽内の
溶銑の温度を連続測温する方法に関する。
仕切り板にてスラグと分離された直後の溶銑溜め槽内の
溶銑の温度を連続測温する方法に関する。
[従来の技術]
従来、スキンマーの仕切り板直後の溶銑溜め槽内の溶銑
温度測定は、電極温度計を直接溶銑内に断続的に挿入し
て行っていた。
温度測定は、電極温度計を直接溶銑内に断続的に挿入し
て行っていた。
[発明が解決しようとする課題]
高温の溶銑温度を測温するために、従来の電極温度計は
1回の使用で使用不能となりその都度取り替えて測温す
る必要があり、このため測温が断続的となり、また、測
温にばらつきが発生する要因ともなっている。一方、こ
の間に溶銑温度が大幅な変化が発生した場合、その原因
が炉内の操業状況の変化によるものか等、何であるかを
判断し、場合によっては高炉の操業条件を変更する必要
がある。この間には、断続的な測温の他にも操業実績の
解析、機器操作等のためのタイムラグがあり、操業条件
の変更が遅れることが従来より問題視されている。
1回の使用で使用不能となりその都度取り替えて測温す
る必要があり、このため測温が断続的となり、また、測
温にばらつきが発生する要因ともなっている。一方、こ
の間に溶銑温度が大幅な変化が発生した場合、その原因
が炉内の操業状況の変化によるものか等、何であるかを
判断し、場合によっては高炉の操業条件を変更する必要
がある。この間には、断続的な測温の他にも操業実績の
解析、機器操作等のためのタイムラグがあり、操業条件
の変更が遅れることが従来より問題視されている。
そこで本発明は、上記の問題点に鑑み、スキンマーの仕
切り板直後の溶銑溜め槽内の溶銑温度を連続的に測温し
、早めに操業実績の変化を把握して問題点の解析等に対
応出来る計測方法の開発を目的とするものである。
切り板直後の溶銑溜め槽内の溶銑温度を連続的に測温し
、早めに操業実績の変化を把握して問題点の解析等に対
応出来る計測方法の開発を目的とするものである。
[課題を解決するための手段]
本発明に係る溶銑温度の連続測温方法は、出銑口後、ス
キンマーの仕切り板によりスラグと分離された溶銑を、
溶銑溜め槽内の溶銑最上面より上方の側壁にて溶銑に浸
漬しない箇所に複数の形状記憶合金を温度センサとして
取り付け、感知した輻射熱で変化する歪み変化量を連続
的に取り出し電気信号に変換して計測するものである。
キンマーの仕切り板によりスラグと分離された溶銑を、
溶銑溜め槽内の溶銑最上面より上方の側壁にて溶銑に浸
漬しない箇所に複数の形状記憶合金を温度センサとして
取り付け、感知した輻射熱で変化する歪み変化量を連続
的に取り出し電気信号に変換して計測するものである。
[作用コ
本発明における溶銑温度の連続測温方法は、例えば物理
的融点が約1300℃のT1Ni系の形状記憶合金から
なる温度センサを溶銑に浸漬しない箇所に設置して、溶
銑の輻射熱により歪みを発生させ、その歪み量を電気信
号に変換させ、溶銑液面より上記センサ取り付は位置迄
の距離の補正を計算器等により行い、溶銑温度をオシロ
グラフ等に連続記録させると共に、許容範囲を逸脱した
際にアラーム等を出させ、対策を講じることを図るもの
である。
的融点が約1300℃のT1Ni系の形状記憶合金から
なる温度センサを溶銑に浸漬しない箇所に設置して、溶
銑の輻射熱により歪みを発生させ、その歪み量を電気信
号に変換させ、溶銑液面より上記センサ取り付は位置迄
の距離の補正を計算器等により行い、溶銑温度をオシロ
グラフ等に連続記録させると共に、許容範囲を逸脱した
際にアラーム等を出させ、対策を講じることを図るもの
である。
[実施例]
以下、本発明の一実施例を第1図、第2図および第3図
により説明する。
により説明する。
高炉1の出銑口2より大樋3を経てスキンマの仕切り板
4でスラグと分離された溶銑を溜めて主樋6より溶銑運
搬車等(図示せず〉に分配する溶銑溜め槽5において、
該溶銑溜め槽5内の耐熱側壁5aで溶銑最上面5bより
上方で溶銑に浸漬しない箇所に複数のNiTi系の形状
記憶合金を温度センサ7として取り付け、感知した輻射
熱で変化する歪み変化量を連続して取り出し電気信号に
変換(図示せず〉して計測させるものである。
4でスラグと分離された溶銑を溜めて主樋6より溶銑運
搬車等(図示せず〉に分配する溶銑溜め槽5において、
該溶銑溜め槽5内の耐熱側壁5aで溶銑最上面5bより
上方で溶銑に浸漬しない箇所に複数のNiTi系の形状
記憶合金を温度センサ7として取り付け、感知した輻射
熱で変化する歪み変化量を連続して取り出し電気信号に
変換(図示せず〉して計測させるものである。
上記N i T i糸形状記憶合金の温度センサ7は、
物理的融点が約1,300℃であるので、高温(約15
00℃〉の溶銑に浸漬した場合は、使用不能となるので
溶銑最上液面5bより上方に取り付け、計測値を溶銑液
面より上記センサ取り付は位置迄の距離により補正する
ことで実際の溶銑温度を求める。
物理的融点が約1,300℃であるので、高温(約15
00℃〉の溶銑に浸漬した場合は、使用不能となるので
溶銑最上液面5bより上方に取り付け、計測値を溶銑液
面より上記センサ取り付は位置迄の距離により補正する
ことで実際の溶銑温度を求める。
第4図のグラフは、溶銑液面より上記センサ取り付は位
置迄の距離と温度低下の関係を示す実験結果であり、縦
軸は輻射熱湯度t (’C) 、横軸は溶銑液面からの
距離1(m〉を示す、この結果によれば、0.8mの間
隔を設けることにより約1150℃の輻射熱の計測が可
能となることがわかる。
置迄の距離と温度低下の関係を示す実験結果であり、縦
軸は輻射熱湯度t (’C) 、横軸は溶銑液面からの
距離1(m〉を示す、この結果によれば、0.8mの間
隔を設けることにより約1150℃の輻射熱の計測が可
能となることがわかる。
第5図は、輻射熱の変化を連続的に計測した値を計算機
により溶銑液面からの距離により補正させてオシログラ
フに記録させたもので、縦軸に溶銑温度t(’C)、横
軸に計測経過時間T(分)を示している0図中の丸印を
点線で結んだ線は従来の測温値を示すものであり、よく
一致している。
により溶銑液面からの距離により補正させてオシログラ
フに記録させたもので、縦軸に溶銑温度t(’C)、横
軸に計測経過時間T(分)を示している0図中の丸印を
点線で結んだ線は従来の測温値を示すものであり、よく
一致している。
[発明の効果]
以上のように本発明の溶銑温度の連続測温方法によれば
連続して測温が可能であるので、温度変化の傾向を連続
的に把握することにより、温度管理が容易に出来ると共
に、複数の測温点の集中管理が可能となり、効率的な管
理が出来る。
連続して測温が可能であるので、温度変化の傾向を連続
的に把握することにより、温度管理が容易に出来ると共
に、複数の測温点の集中管理が可能となり、効率的な管
理が出来る。
第1図は本発明の一実施例を示す平面図、第2図は第1
図内の■〜■矢視側面図、第3図は第1図内の■〜■矢
視断面図、第4図および第5図は実験結果のグラフ図で
ある。 1・・・高炉、2・・・出銑口、3・・・大樋、4・・
・スキンマーの仕切り板、5・・・スキンマーの溶銑溜
め檜、5a・・・耐熱側壁、5b・・・溶銑最上面、6
・・・主樋、7・・・温度センサ。
図内の■〜■矢視側面図、第3図は第1図内の■〜■矢
視断面図、第4図および第5図は実験結果のグラフ図で
ある。 1・・・高炉、2・・・出銑口、3・・・大樋、4・・
・スキンマーの仕切り板、5・・・スキンマーの溶銑溜
め檜、5a・・・耐熱側壁、5b・・・溶銑最上面、6
・・・主樋、7・・・温度センサ。
Claims (1)
- スキンマーの仕切り板直後の溶銑溜め槽内の溶銑最上面
より上方の側壁に複数の形状記憶合金を温度センサとし
て取り付け、感知する輻射熱を連続的に取り出して電気
信号に変換することを特徴とする溶銑温度の連続測温方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34186889A JPH03202736A (ja) | 1989-12-29 | 1989-12-29 | 溶銑温度の連続測温方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34186889A JPH03202736A (ja) | 1989-12-29 | 1989-12-29 | 溶銑温度の連続測温方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03202736A true JPH03202736A (ja) | 1991-09-04 |
Family
ID=18349371
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34186889A Pending JPH03202736A (ja) | 1989-12-29 | 1989-12-29 | 溶銑温度の連続測温方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03202736A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113020553A (zh) * | 2019-12-24 | 2021-06-25 | 新东工业株式会社 | 浇注装置 |
-
1989
- 1989-12-29 JP JP34186889A patent/JPH03202736A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113020553A (zh) * | 2019-12-24 | 2021-06-25 | 新东工业株式会社 | 浇注装置 |
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