JPH03202336A - プラスチック製予備成形体及びそれを用いた容器の製造方法 - Google Patents

プラスチック製予備成形体及びそれを用いた容器の製造方法

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JPH03202336A
JPH03202336A JP34341989A JP34341989A JPH03202336A JP H03202336 A JPH03202336 A JP H03202336A JP 34341989 A JP34341989 A JP 34341989A JP 34341989 A JP34341989 A JP 34341989A JP H03202336 A JPH03202336 A JP H03202336A
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JP
Japan
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stretching
blow molding
preform
container
mold
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JP34341989A
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English (en)
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Kaneo Yamada
務夫 山田
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、二軸延伸ブロー成形によってプラスチック製
容器を製造する方法及びその製造に適した予備成形体に
関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕炭酸飲
料や果汁飲料等を封入するプラスチック製容器、特にボ
トルは、耐熱変形性に優れた飽和ポリエステル樹脂等を
射出成形した後、延伸ブロー成形して製造される。
そのような容器は、衝撃力や容器自体の内圧、特に高温
環境での内圧に耐えて変形しないような剛性を備えてい
なければならない。特に底部には最も荷重がかかり易く
、接地面としての自立安定性を付与するために、単にガ
ラスビンのように平坦な形状とすれば、容易に変形して
しまう。
そのために、底部に種々の規則的な凹凸を形成して、剛
性を高めたものが考案され、使用されている(例えば、
特公昭4.9−5708号及び特開昭48−9880号
)。
その−例として、第7図と第8図に示す、いわゆるベタ
ロイド状(花弁状)のものがある。第7図はボトル2の
正面図であり、第8図は第7図を底面側から見た平面図
である。
延伸ブロー成形されたボトル2は、第7図ニ示すように
、口部4、胴部6及び底部8からなる。
また′s8図に示すように、底R8は、ブロー成形時に
延伸ロッドが突き当たった中央RIOと、環状の中央周
辺部12と、中央部10から等距離の周縁に等間隔に形
成されて、ボトル2を立てたときの接地面となる5つの
突出部14とを有する。さらに、突出部14.14・・
・の間には放射状の帯状部■6が形成されている。また
、第8図のX−X線に沿う縦断面である第9図に示すよ
うに、中央部10と中央周辺部12と帯状部16は半球
形の壁を構成する。
従来の二軸延伸ブロー成形においては、第10図に示す
ような、射出成形した予備成形体24をブロー成形型内
に設置して、延伸ロッド50で底部81を突き押しして
縦方向に延伸しながら、ロッド50の吹き出し孔52か
ら空気を吹き出すことによって予備成形体24を膨出さ
せて、第9図に示すような底部8を有するボトル2を得
る工程を、1段階で行っていた。
しかし、この方法によれば、予備成形体はその位置によ
って材料の伸びに差が生じ、従ってボトル2の各部に多
少の肉厚の差が生じていた。すなわち底部8において、
中央部lOと中央周辺部12はほとんど延伸されず厚肉
となり、突出部14と帯状部16は大きな低伸度で二軸
延伸されて薄肉となっていた。ポリマーからなるプラス
チックは、引き伸ばされるとポリマーの分子が延伸方向
に配向し、その結果、延伸方向の引張強度が延伸前に比
べて格段に大きくなる。一方、延伸されない部分もしく
は延伸が不十分な部分は脆いので、破壊やクーリーブに
よる変形が起きやすい。その際、突出814と中央部1
0を連結する中央周辺部12と、突出814の傾斜部分
141において、特に変形や破壊が起きやすかった。
従って本発明の目的は、延伸ブロー成形容器の底部の強
度を向上させるために、底部における未延伸部分を少な
くすることのできる製造方法、及びその製造に適した予
備成形体を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的に鑑み、鋭意研究の結果、本発明者は、射出成
形したプラスチック製予備成形体の底部に近い外側面の
部分に段差を形成することによって先端の部分を小径に
し、そのような予備成形体を用いて、第1段階のブロー
成形においては底部を含む先端の部分のみを延伸し、第
2段階のブロー成形において最終形状に成形することに
よって、底部における未延伸部分が少なくなり、強度が
向上することを発見し、本発明を完成した。
本発明におけるプラスチック製の予備成形体は、有底円
筒状の二軸延伸ブロー成形用予備成形体であって、上端
の口部と下端の底部とそれらを連結する胴部とからなり
、前記胴部は、前記底部の僅か上方の外側面に縮径状の
段差部分が形成されており、前記段差部分はブロー成形
後の容器における底面の周縁部に相当することを特徴と
する。
また、本発明のプラスチック製容器の製造方法は、(a
)射出成形によって、有底円筒状で胴部の外側面に段差
部分を有する前記予備成形体を作成する工程と、ら)前
記1次子備成形体を、前記胴部の下端部分及び前記底部
の周囲に空隙が形成されるようなキャビティを有する成
形型内に設置する工程と、(c)前記予備成形体を、前
記型内で延伸ブロー成形することによって、前記胴部の
下端部分及び前記底部のみを延伸する工程と、(d)得
られた予備成形体を、最終製品形状に相当するキャビテ
ィを有する成形型内に設置して、二軸延伸ブロー成形す
ることによって、最終形状の成形容器を得る工程とを有
することを特徴とする。
〔実施例〕
以下、本発明を図面を参照して、製造工程順に説明する
第1図に本発明の予備成形体を示す。いわゆるパリソン
と称する予備成形体20(以下「−次子備戊形体」とい
う)は、上端の口部41と下端の底部81、及びそれら
口部41と底部81の間の胴部61からなる有底円筒体
である。予it形体20は、飽和ポリエステル等のプラ
スチックを射出成形して得られる。18は射出成形時の
ゲートであり、成形後に取り去る。胴部61は、上方部
分62と、上方部分62よりも小径の下端部分63から
なり、それら画部分の境には環状の段差部分64が形成
されている。段差部分64は、ブロー成形後の完成品に
おける底面の周縁部分に相当する。
予備成形体20を、その下端部分63と底部81の温度
をガラス転位点以上、融点以下の延伸温度に保持して、
第2図に示すように、口部41で一対の金型30.30
により挟持し、1次ブロー成形型32内に設置する。予
備成形体20の下には空隙36が設けられている。延伸
ロッド50を予備成形体20の中に挿入して底部81を
突き押し、底部81が空隙36の底に突き当たるまで延
伸する。それと同時に加熱エアを吹き出し口52.52
から吹き出させることによって、第3図に示すように、
下端部分63と底部81が延伸された予備成形体22(
以下「二次子@成形体」という)を得る。あるいは第4
図に示すように、成形型32の空隙36をもっと大きく
することによって、底部81の延伸度をさらに大きくし
てもよい。
2次予備成形体22を型32から取り出したら、次に、
第5図に示すように、2次ブロー成形型34内に設置す
る。口部41は、やはり一対の金型30.30により挟
持する。また、今度は胴部61を延伸温度以上に保持し
ておき、底部81は延伸温度以下あるいは胴部61より
も低い温度まで冷却しておく。1次ブロー成形で使った
のと同様の延伸ロッド50を予備成形体22の中に挿入
して底部81を突き押しし、それと同時にエアを吹き出
し口52から吹き出させる。それによって、胴部61は
二軸延伸され、型34のキャビティの輪郭を有する、第
7図と第8図に示すような成形容器2が得られる。ここ
で、エアは加熱されたエアであるのが好ましいが、特に
加熱しないエアであってもよい。またエアは延伸ロッド
50内から吹き出す方法に代えて、ロンド周辺に沿って
上から′吹き込んでもよい。
成形容器2の底部8の断面を第6図に示す。中央周辺部
12と、突出部14の傾斜部分141は、それぞれ予備
成形体の底部81と下端部分63(第1.3及び4図参
照〉に相当し、上述の2段階に分けたブロー成形によっ
て十分に延伸されている。突出部14は予備成形体の段
差部分64に相当する。
〔発明の効果〕
以上説明した通り、本発明の予備成形体を用いて、2段
階の延伸ブロー成形によって容器を製造すれば、容器の
底部において、未延伸あるいは低延伸の部分が従来より
も少なくなる。従って、底部の強度が向上する。
また、予備成形体の段差部分を大きくすれば、底部にお
ける接地面となる周縁部分が厚肉化して、強度をさらに
向上させることができる。
さらにまた、底部が全体的に薄肉になるので、材料を節
減できるとともに、製品の重量も軽減される。
本発明は、底部の周縁に突出部が形成されたベタロイド
タイプのボトルを例示して説明したが、延伸ブロー成形
されたボトル状の容器は、突出部が形成されていなくて
も、はとんど全てのタイプにおいて、底面の中央部近傍
の延伸度が低くなる傾向がある。従って、そのような傾
向を有するあらゆるタイプの容器の製造に適用すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による1次子備成形体を示す
縦断面図であり、 第2図は本発明における第1段階の延伸ブロー成形工程
を説明する成形装置と予備成形体の縦断面図であり、 第3図は本発明の一実施例による2次予備成形体を示す
縦断面図であり、 第4図は2次予備成形体の他の実施例を示す縦断面図で
あり、 第5図は本発明における第2段階の延伸ブロー成形工程
を説明する成形装置と2次予備成形体の縦断面図であり
、 第6図は本発明の方法によって得られる容器の底部を示
す縦断面図であり、 第7図は本発明及び従来の方法によって得られる容器の
正面図であり、 第8図は第7図の容器の底部を示す平面図であり、 第9図は従来の方法によって得られる容器の底部を示す
縦断面図であり、 第10図は従来の予備成形体を示す縦断面図である。 4. 6. 8. 10・ 12・ 工4・ 16・ 18・ 20・ 22・ 24・ 32・ 34・ 50・ 62・ 63・ ・・ボトル 41・・・口部 61・・・胴部 81・・・底部 ・・中央部 ・・中央周辺部 ・・突出部 ・帯状部 ・ゲート ・1次予備成形体 ・2次子備成形体 ・予備成形体 ・1次ブロー成形型 ・2次ブロー成形型 ・延伸ロッド ・上方部分 ・下端部分 64・ ・段差部分

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)プラスチックからなる有底円筒状の二軸延伸ブロ
    ー成形用予備成形体であって、上端の口部と下端の底部
    とそれらを連結する胴部とからなり、前記胴部は、前記
    底部の僅か上方の外側面に縮径状の段差部分が形成され
    ており、前記段差部分はブロー成形後の容器における底
    面の周縁部に相当することを特徴とする予備成形体。
  2. (2)請求項1に記載の予備成形体において、前記底部
    の中央部を除く周辺部と、前記胴部の下端部分とが延伸
    されていることを特徴とする予備成形体。
  3. (3)請求項1に記載の予備成形体を用いて、二軸延伸
    ブロー成形によりプラスチック製容器を製造する方法で
    あって、 (a)射出成形によって、有底円筒状で胴部の外側面に
    段差部分を有する前記予備成形体を作成する工程と、 (b)前記1次予備成形体を、前記胴部の下端部分及び
    前記底部の周囲に空隙が形成されるようなキャビティを
    有する成形型内に設置する工程と、 (c)前記予備成形体を、前記型内で延伸ブロー成形す
    ることによって、前記胴部の下端部分及び前記底部のみ
    を延伸する工程と、 (d)得られた予備成形体を、最終製品形状に相当する
    キャビティを有する成形型内に設置して、二軸延伸ブロ
    ー成形することによって、最終形状の成形容器を得る工
    程と を有することを特徴とする容器の製造方法。
JP34341989A 1989-12-28 1989-12-28 プラスチック製予備成形体及びそれを用いた容器の製造方法 Pending JPH03202336A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180057091A (ko) * 2016-11-21 2018-05-30 (주)우성플라테크 유리병과 같은 훈육부를 갖는 중공성형품의 사출 연신 중공성형방법 및 그 중공성형품

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