JPH03200951A - 記録媒体の搬送位置決め装置 - Google Patents

記録媒体の搬送位置決め装置

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JPH03200951A
JPH03200951A JP2216636A JP21663690A JPH03200951A JP H03200951 A JPH03200951 A JP H03200951A JP 2216636 A JP2216636 A JP 2216636A JP 21663690 A JP21663690 A JP 21663690A JP H03200951 A JPH03200951 A JP H03200951A
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sheet
recording
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Makoto Okoda
大古田 誠
Kaoru Tamura
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、放射線撮影装置における記録媒体の搬送並び
に位置決め装置に関し、−層詳細にはいわゆる立位型の
放射線撮影装置において、記録媒体を撮影部に対して円
滑に送給すると共に定位置において固定し、撮影後の記
録媒体を後段の放射線画像情報の読取装置に確実に搬送
することを可能とした記録媒体の搬送位置決め装置に関
する。
[従来の技術] 立位型の放射線撮影装置とは、略直立状態にある被写体
の放射線画像を撮影するものであるが、従来の立位型放
射線撮影装置においては、所定の位置に供給されたX線
フィルムが一枚づつ枚葉されて、ローラやエンドレスベ
ルトにより撮影装置本体から突出している撮影部の先端
面、すなわち撮影面まで搬送され、この位置に固定され
ている一対の増感紙の間に挿入されて位置決めされ撮影
が行われていた。
然しなから、係る従来の立位型放射線撮影装置にあって
は、X線フィルムはローラやエンドレスベルトにより特
に撮影装置本体から撮影部へ搬送する部分および一対の
増感紙間に挿入する部分において、小さな曲率半径で曲
げられて搬送するためX線フィルムに強い曲げの力が加
わり好ましくなかった。
また、撮影部の上部付近および下部付近には、X線フィ
ルムを撮影装置本体から撮影部の撮影面まで搬送し、撮
影後撮影面から退出させるためのローラやエンドレスベ
ルトを設ける必要があるため、その分だけ撮影部が大型
にならざるを得なかった。
また、撮影部の外側上端部には立位撮影用の顎あてが設
けられているが、撮影部内側上部には前述したようにロ
ーラやエンドレスベルトが設けられるため、前記類あて
から撮影位置にあるX線フィルム先端までの距離が長く
なり、有効な撮影範囲が制限され、撮影しうる部位が制
限されるという問題もあった。
また近年、いわゆる蓄積性螢光体よりなるシートに放射
線画像情報を一旦蓄積せしめ、しかる後にレーザ光で蓄
積性螢光体シートを走査して励起し、放射線画像情報を
輝尽発光光の形で放出させ、これを光電的に読み取って
得た電気信号に基づき放射線画像を再生するシステムが
提案されている(米国特許第4.258.264号、同
4.276、473号、同4.315.318号等〉。
この放射線画像情報記録再生システムにおいて用いられ
る蓄積性螢光体は一時的に放射線画像情報を蓄積する仮
の記録媒体であり、放射線画像情報を読み取った後に残
留する放射線エネルギーを、例えば、特開昭56−11
392号、同56−12599号等に示される方法によ
って放出させることにより繰り返し使用することが可能
である。
従って、係る放射線画像情報記録再生システムにおける
立位型放射線撮影装置にあっては、蓄積性螢光体シート
に蓄積された放射線画像情報の読取手段および蓄積性螢
光体シート中の残留放射線エネルギーを放出せしめる消
去手段を含ましめて放射線画像情報記録読取装置とし、
仮の記録媒体である蓄積性螢光体シートが当該装置内で
循環再使用され得るようにすることが望ましい。
[発明が解決しようとする課題] 然しながら、上述のように蓄積性螢光体シートを循環再
使用可能なように立位型放射線画像情報記録読取装置を
構成するときは、蓄積性螢光体シートはその厚みがX線
フィルムよりも大きく、また著しく剛性も高いため蓄積
性螢光体シートに強い曲げの力を加えるということはX
線フィルムを扱う場合よりも特に大きな問題となる。さ
らに、X線フィルムと違って蓄積性螢光体シートは繰り
返し使用されるため上記曲げの問題は非常に重要な問題
である。
本発明は、上記事情に鑑みなされてもので簡単な機構に
よりシート状の記録媒体に強い曲げの力を加えることな
く確実にそのシート状の記録媒体を撮影位置に搬送位置
決めすることができ、さらに撮影しろる部位が制限され
ることのない記録媒体の搬送位置決め装置を提供するこ
とを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は前記の課題を解決するためになされたものであ
って、記録媒体をその間に挟持して搬送し、位置決めす
るための部材であって、垂直方向に延在する第一の板体
と、該第一の板体と対向する位置に設けられた第二の板
体とを有する挟持部材と、該挟持部材を拡開した状態で
該挟持部材を垂直状態で記録媒体受取位置に保持し、前
記挟持部材が記録媒体を受け取った後、該挟持部材を変
位動作させ、該挟持部材内の記録材料が撮影位置に位置
決めされるように前記挟持部材を垂直状態で位置決めし
、撮影後、前記挟持部材を変位動作させて、前記記録媒
体を挟持部材外へ排出する位置決め手段とを有し、前記
位置決め手段は前記挟持部材を構成する第一板体と第二
板体の変位動作を平行移動により行うことを特徴とする
なお、本発明において、記録媒体とは、放射線画像情報
を一時的あるいは永久的に蓄積記録しうるシート状材料
を指し、X線写真フィルムおよび増感紙より成るもの、
蓄積性螢光体シートを含む。
[作用] 挟持部材を構成する第一の板体と第二の板体とによって
記録媒体を垂直状態に保持しながら撮影台へと移送し、
次いで、略垂直状態のままで記録媒体に対して撮影を行
った後、記録媒体を再び垂直状態のまま搬送等に臨ませ
るよう変位させ、第一板体と第二板体とを離間させて、
記録媒体を放出する。
[実施例] 以下添付図面に基づき、本発明に係る記録媒体の搬送位
置決め装置につき放射線画像情報記録読取装置に組み込
まれた状態での好適な実施例を挙げて詳細に説明する。
第1図において参照符号10は、立位型の放射線画像情
報記録読取装置を示し、前記装置10は鉛直方向に延在
する第一の筺体12と水平方向に延在する第二の筺体1
4とを含む。第一筺体12の正面部上方には撮影部16
を配設し、一方、その側壁部上方に操作部18が配設さ
れる。
次に、第2図を参照して第一筺体12と第二筺体14の
内部構成について説明する。撮影部16の下方には鉛直
方向から若干偏位している一組の互いに圧接する受け用
ローラ対20が配設され、このローラ対20の下方に傾
斜する第一のガイド部材22とこのガイド部材22に対
設ししかも鉛直方向に延在する第二のガイド部材24が
配設される。これらの第一および第二のガイド部材22
.24の下方にさらに一組のローラ対26が設けられる
と共に前記ローラ対26の下方に長尺ではあるが後述す
る蓄積性螢光体シートの長さよりもやや短めの第三のガ
イド部材28が配設される。なお、第三ガイド部材28
とその下方に設けられる第四のガイド部材30との間に
ローラ対32が軸支されている。また、前記第四ガイド
部材30の下方にローラ対34が設けられている。
次に、ローラ対34の下方に第一筺体12の内部隅角部
で屈曲するエンドレス状の第一の搬送ベルト36が設け
られる。この場合、前記、搬送ベルト36の屈曲部には
図示するように3個のローラからなる第一のローラ群3
8が配設され且つ第10−ラ群38の上方には第五番目
のガイド部材40が配設される。搬送ベルト36は、第
二筺体14の下部中央部で終端する。
次いで、前記第一搬送ベルト36の終端部から若干離間
してエンドレス状の第二の搬送ベルト42が配設される
。この第2搬送ベルト42は、第二筺体14の隅角部で
上方に指向するように屈曲しており、さらにその内側屈
曲部に4個のローラからなる第二のローラ群44が設け
られる。さらに、前記搬送ベルト42の終端部から若干
離間してエンドレス状の一対の第三の搬送ベルト46、
第四の搬送ベルト48が水平方向に延在する。第三搬送
ベルト46と第四搬送ベルト48とは互いに所定間隔離
れて配置されており、その間隔部分に小径のローラ50
が回転自在に配置されている。
なお、前記搬送ベルト46並びに48の上面に位置する
ローラ52.54は、前記小径ローラ50と共に搬送さ
れてくる蓄積性螢光体シートを確実に保持するための押
圧機能を果たすものである。第四搬送ベルト48の終端
部に近接してさらに上方に屈曲するエンドレス状の第五
のベルト56が設けられている。このベルト56の一面
には3個のローラからなる第三のローラ群58が設けら
れる。
第五搬送ベルト56と第三ローラ群58の上方にはさら
に一組の対峙する第五のガイド部材6oが配設されると
共に前記第五のガイド部材6oの上方には対設された一
組のローラ対62を介して第六のガイド部材64が配設
される。第2図から諒解されるように前記第六ガイド部
材64は第五ガイド部材60に対し短く構成されており
、また前記第六ガイド部材64の上方にはさらに第七の
ガイド部材66が配設されている。第七ガイド部材66
はその上方と下方とに夫々配置されたローラ対68.7
0と関連的に配置されてなるものである。
すなわち、前記ローラ対68とローラ対7oとの間隔は
搬送されるべき蓄積性螢光体シートの鉛直方向長さより
もやや短めの間隔であることが肝要である。
ところで、前記ローラ70の上方には短めの第へのガイ
ド部材72を介してさらに一組のローラ対74が配設さ
れ、このローラ対74と次段の搬送ベルト76との間に
は前記第五ガイド部材6oと略同じ長さの第九のガイド
部材78が設けられる。
前記第九ガイド部材78の終端部分には前記のように近
接ししかもそれ自体屈曲配置されているエンドレス状の
搬送ベルト76が設けられる。
この搬送ベルト76は図から諒解されるように第一筺体
12の略頂部に位置するものである。前記のように屈曲
する構成であるために搬送ベルト76の内側には6個の
ローラからなる略同−円周上に配置された第四のローラ
群80が設けられる。
なお、前記搬送ベルト76および第四ローラ群80の下
方には一組のローラ対82.84が設けられている。
以上が放射線画像記録読取装置10における蓄積性螢光
体シートの搬送系の基本構成であり、次にこれに関連的
に配置される読取部、消去部、撮影部について説明する
先ず、読取部86について説明する。読取部86は、基
本的にはレーザ光源88と、前記レーザ光源88から導
出されるレーザ光をシート上に走査させるためのガルバ
ノメータミラーを含む図示しない走査光学系と、集光用
反射ミラー9oと、走査するレーザ光によってシートよ
り放出される輝尽発光光の一部および前記反射ミラー9
oにより反射された輝尽発光光を効果的に集光する集光
光学素子92を含む。なお、前記集光光学素子92の頂
部にはフォトマル94が装着されている。
次に、消去部96につき説明する。消去部96は前記ガ
イド部材66に対設された筐体98を有し、この筐体9
8の内部には多数の光源、例えば、螢光灯からなる消去
灯群100を含むものである。
なお、消去灯群1(10からの光によって撮影済の蓄積
性螢光体シートに悪影響を及ぼすことのないように筐体
98、ガイド部材66の下#部シート導入口並びに上端
部シート導出口およびローラ対68.70を囲繞する透
光部材102.104を配設しておくと好適である。
そこで、撮影部について第21!lおよび第3図を参照
して以下説明する。
先ず、第一筐体12から膨出形成された撮影部16(7
)内部空間1061.ニー組ノ板体108a、 108
bG所定間隔離間して固設する。夫々の板体108a。
108b(7)前側上端部ニハ、W欠110a、 11
0bカ刻!されると共にその下方に横方向に延在する長
孔112a、 112bが形成される。さらに前記長孔
112a。
112bの下方に略長方形状の孔114a、 114b
が夫々設けられている。
そこで、前記−組の板体108a、108bの離間空間
にさらに別異の一組のカーボンファイバー強化プラスチ
ック製の第一の板体116および第2の板体118が配
設される。なお、この場合板体116および118は放
射線を均一に透過させるものであれば良く、例えば、プ
ラスチック板体、アルミニウム板体等が好ましく用いら
れる。また、これらの板体の表面部分には後述の蓄積性
螢光体シートの導入、位置決めおよび排出を好適に行う
ために発泡したポリエチレンを面状に貼着しておくとよ
い。さらに第二板体118に鉛板を貼着することも可能
であり、この場合放射麺の散乱を効果的に阻止できる。
板体116の雨上端部は屈曲して前記切欠110a、 
110bを介して板体108aS108bめ上端部分に
軸支され、一方、板体116の下端部近傍には屈曲する
舌片120a。
120bが形成され、前記舌片120a、 120bは
孔114a。
114bを経て板体108a、 108bの外方へ伸び
ている。
以上のように構成される板体116は下端部において軸
122を介して前記板体118と上端部が開閉自在とな
るように係合せしめられている。
すなわち、図示されてはいないが板体116と板体11
8との間には後述する蓄積性螢光体シートが通過可能な
ほどの間隙が設けられていると共に前記間隙は下蓋12
4により閉塞可能である。
下蓋124は板体108a、 108bの外側部分で下
蓋アーム126に連結され、またこの下蓋アーム126
はその上部において長孔112a、 112bを滑動す
る軸128により変位自在に保持される。前記下蓋アー
ム126の上端部には舌片130が設けられ、この舌片
130はその矢印A方向(第3図参照〉に移動の途中で
板体108aS108bから外方へ突出する下蓋開閉ピ
ン132と係合するように構成される。なお、軸128
の下方において前記下蓋アーム126に孔を穿設し、こ
の孔にワイヤ134の一端部を結着し、一方、前記ワイ
ヤ134の他端部はピン136を介してコイルスプリン
グ138に接続させ、前記コイルスプリング138の端
部は板体108aに設けられたピン140に結着せしめ
られている。
次に、軸128には前記下蓋アーム126の外側におい
て第一クランクアーム142の一端部が軸支される。一
方、前記第一クランクアーム142の他端部は軸144
を介して第二クランクアーム146の一端部に接続され
ると共にこのクランクアーム146の他端部は軸148
°を介して第一のスプロケット148に連結している。
前記第一スプロケット148は板体108aに軸支され
るものであり、前記第一スプロケット148に噛合する
チェーン150は図示しない駆動用モータの駆動軸に直
結する第二のスプロケット152にも噛合している。
なお、説明を省略したが板体108b側にも前記と同様
の機構が組み込まれることは勿論である。
次にその作用並びに効果について説明する。
消去部96に配置された消去灯群100によりそれまで
蓄積していた放射線画像情報を消去された蓄積性螢光体
シート154は、ローラ対(70,74〉およびガイド
部材78を経て屈曲する搬送ベルト76とローラ群80
に至る。すなわち、シート154は前記搬送ベルト76
とローラ群80とにより挟持されて湾曲し、次いでロー
ラ対82.84に到達する。この時、第2図に示すよう
に前記ローラ対82とローラ対84との間に第一のセン
サ156を配設しておけば、前記シート154の到達を
容易に確認することができる。そこで、図示しないモー
タが駆動回転して板体118をクランク142.146
およびコイルスプリング138の作用下に第4図Aに示
す位置に変位させる。すなわち、板体116と板体11
8とは軸122を軸としてその上端部が拡開した状態と
なる。また、この時、下蓋124は閉塞状態にある。こ
の状態で、蓄積性螢光体シート154が板体116と1
18とにより構成される挟持部材に落下供給せしめられ
、上方からシート154は前記下蓋124に係止される
ことになる。
次いで、図示しないモータはさらに駆動され、これによ
って前記クランク142および146は伸長して板体1
16および118が最接近状態になり静止せしめられる
。すなわち、下蓋124により保持されたシート154
は撮影面158に対し前記の薄い板体116を介して対
峙することになり前記下蓋124により係止されたシー
ト154は板体116および118により挟持されてこ
こでしっかりと位置決めされる(第4図B参照)。この
位置決めに際しては、板体116.118に貼着された
前記発泡ポリエチレンが好適に作用する。すなわち、そ
の柔らかい面が適当な摩擦係数をもってシート154に
接し且つその表面を損傷することがないからである。
このような位置において図示しない被写体に対して放射
線を照射し、前記蓄積性螢光体シート154に放射線画
像が投影されることになる。
撮影が終了すると、静止状態にあったモータは再び駆動
されて板体116.118を第4図Cの位置を経て、第
4図りの位置まで変位させる。
この時ピン132は下蓋アーム126の舌片130に当
接するためにこの下蓋アーム126は軸12Bを介して
回動する。すなわち、板体116と118の下端開放部
を閉塞していた下蓋124が開放されるために、撮影済
のシート154は下方に落下し、ローラ対20により捕
捉されることになる。なお、ローラ対20とローラ対2
6との間に第二のセンサ160を設けておけば、その落
下を容易に検出することができる。
次いで、この撮影済シート154は、ガイド部材28、
ローラ対32等を介して読取部86に搬送され光源88
からのレーザー光で走査され集光光学素子92で読み取
られ被写体の画像情報が得られる。
次に、本発明に係る記録媒体の搬送位置決め装置の別の
実施例を第5図A乃至Cに示す。この場合、前記実施例
と同一の参照符号は同一の構成要素を示すものとする。
この実施例では、チェーン150、スプロケツH48,
152を採用することなく第二のクランクアーム146
を直接モータ162の偏心駆動軸に連結している。
この実施例において、モータ162が駆動されてクラン
ク142.146の作用下に板体118を第5図Aに示
す位置に変位させる。すなわち、板体118の上端部は
、クランク142.146の作用下に第5図Aにおいて
ローラ対84の右側ローラの真下に至るまで変位する。
従って、前記ローラ対84を通過するシート154は板
体118の内面を滑動して下蓋124に係止される。こ
の時、下蓋124は図示されていないスプリングにより
常に閉蓋状態となるように付勢されており、従って、下
蓋124はビン132に当接することなくその屈曲形状
によって板体116”と板体118の下端部を閉蓋状態
で保持している。
モータ162が回転を継続すると板体118は前記クラ
ンク142.146の作用下に撮影面158方向に移動
変位し、さらにこの板体118は板体116をも押圧し
ながら移動させることになる。
従って、下蓋124によって下端部を保持されている蓄
積性螢光体シート154は前記板体116並びに118
によって挟持された状態で移動変位し、撮影面158に
前記の薄い板体116を介して対峙することになる(第
5図B参照)。この状態で撮影が行われる。
撮影中、静止状態にあったモータ162は撮影が終了す
ると再び駆動され、クランクアーム142.146が動
作して板体116.118を第5図Cに示す位置まで移
動させる。すなわち、モータ162の回転はクランクア
ーム146の端部を最上点まで上げると共に更に下方に
指向させ、この結果、クランクアーム142を撮影面1
58の近接点から離間させる。このことは、板体118
をも揺動させて撮影面158から離間させることを意味
する。結局、板体116と118の上端部が拡開される
ようになり、二つの板体116 、118の下端部を係
止している下蓋124がビン132に当接する。このた
め、ビン132はその一端部が前記下蓋124により阻
止されている状態でさ−らに板体118が揺動するため
に第5図Cに示すようにその屈曲部を開威し、この結果
、実質的にはシート154・が通過するに十分な間隙が
板体116.118間に両底され前記撮影済シート15
4は落下する。このように落下したシート154は前記
のようにローラ対20により捕捉される。
ところで、前記のようにシート154の排出が終了した
後もモータ162はさらに回転を続けるために、板体1
16.118は第5図Aに示す位置に復帰し次のシート
154の挿入に待機することになる。撮影済のシート1
54は前記のように読取部86、消去部96等に搬送さ
れる。
さらにまた、本発明に係る撮影媒体の搬送位置決め装置
の他の実施例を第6図A乃至Fに示す。この場合も、前
記実施例と同一の参照符号は同一の構成要素を示すもの
とする。
そこで、この実施例ではチェーン・スプロケットとコイ
ルスプリングとを採用している。すなわち、板体116
の側部の略中央部端部にコイルスプリング170の一端
部を係着し、この板体116の下端部にガイド部材17
2を取着する。ガイド部材172の内部には板体116
の下端部に固着された棒体174を摺動自在に配設して
おく。
一方、前記板体118には、軸176を配設し、これを
図示しないチェーンに係着する。このチェーンは図示し
ないスプロケットにより変位する。
以上のような構成で第6囚人に示すように板体116と
板体118とが撮影面(図示せず)に近接状態にあり、
従って、前記の二枚の板体116.118に挟持された
シート154に放射線画像が投影されると、当該装置は
シー) 154の排出動作に移行する。そこで、軸17
6が変位して板体118を平行に移動させると、板体1
16もコイルスプリング170に抗して揺動し、第6図
Bに示す位置に至る。この時、棒体174は、ガイド部
材172の内部を摺動する。
次いで、さらに板体118が変位するとピン132が下
蓋アーム126に当接するために(第6図C参照)図示
されていないスプリングにより閉蓋状態となっていた下
蓋124は前記と同様に開蓋し、撮影済シート154は
落下する(第6図り参照〉。シート154を排出して後
、コイルスプリング170は板体116.118を一旦
第6図Eに示す位置に移動させる。この位置では前記下
蓋124は、図示されていない上記スプリングによりも
との状態、すなわち、閉蓋状態に復帰している。この状
態で次のシー) 154を挿入し、さらに板体116.
118を移動させれば、夫々の板体は第6図Fに示す位
置まで復帰し、次の撮影動作に待機することになる。
さらに他の実施例を第7図A乃至Eに示す。
この実施例においても前記実施例と同一の参照符号は同
一の構成要素を示すものとする。
そこで、この実施例では板体116と板体118との間
にシー) 154の落下方向両端部を案内する案内部材
180を設け、さらに前記板体116と板体118との
間にコイルスプリング182を配設している。すなわち
、前記コイルスプリング182は常時両板体116.1
18を互いに近接するように付勢している。この場合、
板体116と板体118とは実質的に垂直で且つ平行状
態に保持されている。
このような構成のもとに撮影が終了すると(第6図C参
照)、第一および第二の板体116.118は図示しな
いワイヤ、クランクあるいは平行リンク等により撮影面
158から引き離され第7図Bに示す位置に至る。次に
、板体118のみがコイルスプリング182に抗して引
張られて板体116と板体118とは離間し、ピン13
2が下蓋アーム126に当接すると前記と同様に下蓋1
24が開蓋して案内部材180に沿い撮影済シート15
4は排出され、ローラ対84に対して鉛直方向において
やや内側に偏位して設けられたローラ対20を経て次工
程へ送られる(第7図C参照)。
この時、板体118を板体116から引き離すように引
張っている手段、例えば、ワイヤを弛緩してコイルスプ
リング182により若干撮影面158の方向に戻すとピ
ン132との係合を解かれた下蓋アーム126は元に戻
り、前記ガイド部材180と板体118との間ではその
下端部は閉塞状態になる(第7図り参照)。そこで、次
のシート154”を垂直状態のままで挿入して板体11
6.118を近接させれば次の撮影動作に待機すること
ができる(第7図C参照〉。
以上、本発明につき記録媒体として蓄積性螢光体シート
を用いた場合について説明したが記録媒体としてX線フ
ィルムを用いることも可能である。この場合にはX線フ
ィルムを挟持する挟持部材の第一の板体および第二の板
体基々に増感紙を設けてX線フィルムをその両側から挟
持するようにしなければならない。
また、本発明は上述した実施例に限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良
並びに設計変更が可能であることは勿論である。
[発明の効果コ 本発明によれば、以上のように簡単な構造で可及的に記
録材料を撮影面に近づけることができ、その際、記録媒
体はその板体による受取位置、撮影位置、放出位置のい
ずれにおいても垂直状態が維持されている。従って、記
録媒体に、無理に撓曲させる応力を与えることなく、こ
れによって撮影精度の高い放射線画像情報を得ることが
できる。しかも機械的構成であるために動作が確実で、
さらに撮影部への組み込みも容易である等の実質的効果
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明装置が組み込まれる立位型放射線画像
情報記録読取装置の外観斜視図、第2図は、本発明装置
と、放射線画像情報記録読取装置の撮影部、読取部、消
去部等との相関関係を示す内部説明図、 第3図は、本発明装置の一実施例を示す斜視図、 第4図は、第3図に示す実施例の動作説明図、第5図は
、本発明装置の他の実施例の動作を示す説明図、 第6図は、本発明装置の別の実施例の動作原理を示す説
明図、 第7図は、本発明装置のさらに別の実施例の動作原理を
示す説明図である。 なお、第4図乃至第7図において、・は固定であること
を示し、また○は可動であることを示す。 、26・・ローラ対  82.84・・ローラ対読取部
     88・ レーザ光源 集光光学素子  96・ 消去部 消去灯群   106・ 空間 板体     110・ 切欠 長孔     114・ 孔 第1板体   118・ 第2板体 下蓋     126・ 下蓋アーム 下蓋開閉ピン 134・ ワイヤ コイルスプリング 、146  ・・クランクアーム 、154°・・蓄積性螢光体シート ・撮影面 ・コイルスプリ ・ガイド部材 ・コイルスブリ 162・・モータ ング 180・・案内部材 ング

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)記録媒体をその間に挟持して搬送し、位置決めす
    るための部材であって、 垂直方向に延在する第一の板体と、該第一の板体と対向
    する位置に設けられた第二の板体とを有する挟持部材と
    、 該挟持部材を拡開した状態で該挟持部材を垂直状態で記
    録媒体受取位置に保持し、前記挟持部材が記録媒体を受
    け取った後、該挟持部材を変位動作させ、該挟持部材内
    の記録材料が撮影位置に位置決めされるように前記挟持
    部材を垂直状態で位置決めし、撮影後、前記挟持部材を
    変位動作させて、前記記録媒体を挟持部材外へ排出する
    位置決め手段とを有し、前記位置決め手段は前記挟持部
    材を構成する第一板体と第二板体の変位動作を平行移動
    により行うことを特徴とする記録媒体の搬送位置決め装
    置。
  2. (2)特許請求の範囲第1項記載の装置において、前記
    位置決め手段は挟持部材を記録媒体を搬送して落下する
    第一の搬送系の直下に位置決めし、次いで記録媒体の落
    下方向と直交する方向へと変位させ、記録後に記録媒体
    を第二の搬送系の直上に位置決めすることからなること
    を特徴とする記録媒体の搬送位置決め装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS49139975U (ja) * 1973-03-31 1974-12-03
JPS5833237A (ja) * 1981-08-21 1983-02-26 Konishiroku Photo Ind Co Ltd X線撮影装置

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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