JPH0320068Y2 - - Google Patents

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JPH0320068Y2
JPH0320068Y2 JP1984079555U JP7955584U JPH0320068Y2 JP H0320068 Y2 JPH0320068 Y2 JP H0320068Y2 JP 1984079555 U JP1984079555 U JP 1984079555U JP 7955584 U JP7955584 U JP 7955584U JP H0320068 Y2 JPH0320068 Y2 JP H0320068Y2
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powder
die
push
plate
mounting frame
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JP1984079555U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はプレスにおける粉末成形装置に関する
ものである。
従来の技術 従来の粉末成形装置は第1図のように上パンチ
aとダイスbと下パンチcと突上げプレートdと
突上げピンeとを備えており、ダイスbと下パン
チcの空間に粉末fを充填し上パンチaにより加
圧することにより所定の製品を作成していた。
考案が解決しようとする問題点 しかし、一般に粉末fは硬く、粒子がミクロン
単位のため型精度に高精度が要求されていた。ま
た粉末fは加圧時金属とは異なり横方向の流動が
ないため充填量の均一化が要求されていたし、粉
末量の厚さに合せてダイス調整ができなかつた。
本考案は上記の事情に鑑みなされたものであつ
て、その目的とするところは、金型種類が少くて
すみまた突上げピンが不要になるばかりか製品精
度の向上を図ることが可能な粉末成形装置を提供
することにある。
問題点を解決するための手段及び作用 本考案は、ダイス32内に下パンチ14を嵌合
させ、ダイス32と下パンチ14とで形成される
空間内に粉末を供給し、上パンチ47にて上記空
間内の粉末を圧縮成形し、成形した成形品を突き
上げプレート13にてダイス32より突き上げる
ようにした粉末成形装置において、機体1に突上
げ用シリンダ10を設けると共に突上げ用シリン
ダ10のピストンロツド11側に突上げプレート
13を設け、突上げプレート13に下パンチ14
を設け、機体1に上下動可能にダイス取付枠30
を設けると共にダイス取付枠30にダイス32を
設け、ダイス取付枠30にプレート33を設け、
プレート33に、型中心側に移動可能に粉末ケー
ス34を設け、機体1に突上げ用シリンダ10の
ストロークを制限して製品突上げ高さを調整する
製品突上げ高さ調整機構Aを設け、機体1にダイ
ス取付枠30を上下調整して粉末充填高さの調整
を行う粉末充填高さ調整機構Bを上記製品突き上
げ高さ調整機構Aとは独立して設け、前記機体1
に粉末ケース34の移動操作機構35を設け、粉
末ケース34に振動発生機構Cを設けて構成して
あり、製品突上げ高さ調整機構Aを作動して突上
げ用シリンダ10のストロークを制限して製品突
上げ高さを調整し、また粉末充填高さ調整機構B
を作動してダイス32を上下して粉末充填高さを
調整し、更に振動発生機構Cにより粉末ケース3
4に振動を与えて粉末充填量の均一化を図るよう
にしたものである。
実施例 以下、本考案の実施例を第2図、第3図を参照
して説明する。1は機体であり、機体1の上部に
ボルスタ2が取付けてあり、ボルスタ2にダイセ
ツト3が取付けてある。またボルスタ2およびダ
イセツト3の中央には孔状部4,5が設けてあ
り、孔状部4に螺子部材6が嵌着してある。この
螺子部材6にホルダ7が螺合してあり、ホルダ7
にギヤ8が固定してある。
機体1には支持部材9を介して突上げ用シリン
ダ10が固設してあり、突上げ用シリンダ10の
ピストンロツド11にはこのピストンロツド11
より小径のロツド12が連結してあり、このロツ
ド12は前記ホルダ7および孔状部5を貫通して
いて、ロツド12の上端部には突上プレート13
が取付けてある。この突上プレート13に下パン
チ14が固定してある。
機体1には、ハンドル15またはピニオンギヤ
16の回転でギヤ17を回転させこのギヤ17に
噛合する前記ギヤ8を回転作動する入力機構18
が設けてある。
機体1には支持部材19を介して螺子杆20が
回転可能に設けてあり、螺子杆20にはギヤ21
が固定してある。
機体1には、ハンドル22またはピニオンギヤ
23の回転でギヤ24を回転し、中間ギヤ25を
介してギヤ21を回転作動させる入力機構26が
設けてある。
27はプレートであり、プレート27の下部に
はナツト部材28が固着してあり、ナツト部材2
8に螺子杆20が螺合している。プレート27は
ロツド29を介してダイス取付枠30を保持して
いて、このダイス取付枠30にダイス固定用プレ
ート31を介してダイス32が取付けてある。ま
たダイス取付枠30にプレート33が取付けてあ
り、プレート33に粉末ケース34が型中心側に
移動可能に設けてあり、この粉末ケース34は移
動操作機構35により移動操作なされるものであ
る。またプレート33にはガイドロツト36が取
付けてあり、ガイドロツド36はボルスタ2に設
けたガイド孔37に挿入してある。移動操作機構
35は前記ガイドロツド36に固定されたブラケ
ツト37,38を備えており、ブラケツト38に
はアーム39の基端部がピン40で取付けてあ
り、アーム39の上端部はロツド41を介して粉
末ケース34に連結してある。またブラケツト3
7には作動シリンダ50の基端部がピン42で取
付けてあり、作動シリンダ50のロツド43はア
ーム39にピン44で連結してあり、粉末ケース
34にはバイブレーシヨンシリンダ45が設けて
ある。
46はパンチホルダであり、47は上パンチで
ある。
そして、入力機構18、ギヤ8、ホルダ7で製
品突上げ高さ調整機構Aを構成している。
また入力機構26、ギヤ21、螺子杆20、ナ
ツト部材28、プレート27、ロツド29、ダイ
ス取付枠30で粉末充填高さ調整機構Bを構成し
ている。
次に作動を説明する。
作動シリンダ50を縮小作動してアーム39を
回動し、粉末ケース34を第2図に仮想線に示す
位置に移動し、供給管48から供給された粉末を
ダイス32と下パンチ14とが成す空間に供給
し、作動シリンダ50を伸長作動して粉末ケース
34を元の位置にもどす。上パンチ47を下降
し、上、下パンチ47,14とダイス32とによ
り粉末を製品に成形する。
また、入力機構26のハンドル22もしくはピ
ニオン23を回転し、ギヤ24、中間ギヤ25、
ギヤ21を介して螺子杆20を回転し、ナツト部
材28の送りによつてプレート27、ロツド29
を介してダイス取付枠30を上下動し、下パンチ
14の上面とダイス32の上面との高さ関係を変
えて空間の大きさを変化させて粉末充填高さを調
整する。
また、入力機構18のハンドル15もしくはピ
ニオン16を回転し、ギヤ17,8を介してホル
ダ7を回転し、このホルダ7を上下動してホルダ
7の下端面とピストンロツド11の端面との距離
lを調整し、製品突上げ高さを調整する。
また、前記粉末ケース34がプレート33上を
摺動し型中心に位置された後バイブレイシヨンシ
リンダ45を作動して粉末ケース34に振動を与
えることにより粉末充填量を均一化させる。
考案の効果 本考案は上記のようになるから、製品突上げ高
さ調整機構Aを作動して突上げ用シリンダ10の
ストロークを制限して製品突上げ高さを調整し、
また粉末充填高さ調整機構Bを作動してダイス3
2を上下して、粉末充填高さを調整し、更に振動
発生機構Cにより粉末ケース34に振動を与えて
粉末充填量の均一化を図ることができる。
このために金型種類が少くてすみまた突上げピ
ンが不要になるばかりか製品精度の向上を図るこ
とができる。
また粉末充填高さの調整を行う粉末充填高さ調
整機構Bを製品突上げ高さ調整機構Aとは独立し
て設けたことにより、粉末充填高さと製品突上げ
高さのそれぞれの高さ調整をそれぞれ別個に独立
して行うことができて製品の目標高さの設定を高
精度に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の粉末成形装置の縦断面図、第2
図は本考案一実施例の縦断面図、第3図は第2図
方向からの矢視図である。 1は機体、10は突上げ用シリンダ、14は下
パンチ、30はダイス取付枠、32はダイス、3
3はプレート、34は粉末ケース。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ダイス32内に下パンチ14を嵌合させ、ダイ
    ス32と下パンチ14とで形成される空間内に粉
    末を供給し、上パンチ47にて上記空間内の粉末
    を圧縮成形し、成形した成形品を突き上げプレー
    ト13にてダイス32より突上げるようにした粉
    末成形装置において、機体1に突上げ用シリンダ
    10を設けると共に突上げ用シリンダ10のピス
    トンロツド11側に突上げプレート13を設け、
    突上げプレート13に下パンチ14を設け、機体
    1に上下動可能にダイス取付枠30を設けると共
    にダイス取付枠30にダイス32を設け、ダイス
    取付枠30にプレート33を設け、プレート33
    に、型中心側に移動可能に粉末ケース34を設
    け、機体1に突上げ用シリンダ10のストローク
    を制限して製品突上げ高さを調整する製品突上げ
    高さ調整機構Aを設け、機体1にダイス取付枠3
    0を上下調整して粉末充填高さの調整を行う粉末
    充填高さ調整機構Bを上記製品突き上げ高さ調整
    機構Aとは独立して設け、前記機体1に粉末ケー
    ス34の移動操作機構35を設け、粉末ケース3
    4に振動発生機構Cを設けたことを特徴とする粉
    末成形装置。
JP7955584U 1984-05-31 1984-05-31 粉末成形装置 Granted JPS60195197U (ja)

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JP7955584U JPS60195197U (ja) 1984-05-31 1984-05-31 粉末成形装置

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JP7955584U JPS60195197U (ja) 1984-05-31 1984-05-31 粉末成形装置

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JPS60195197U JPS60195197U (ja) 1985-12-26
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4842918A (ja) * 1971-10-08 1973-06-21
JPS554541A (en) * 1978-06-26 1980-01-14 Mitsubishi Metal Corp Automatic control method of powder filling weights

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