JPH03200479A - 電動車両における自動運転操作方式 - Google Patents

電動車両における自動運転操作方式

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JPH03200479A
JPH03200479A JP1342131A JP34213189A JPH03200479A JP H03200479 A JPH03200479 A JP H03200479A JP 1342131 A JP1342131 A JP 1342131A JP 34213189 A JP34213189 A JP 34213189A JP H03200479 A JPH03200479 A JP H03200479A
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JP
Japan
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steering
switch
motor
driving
mode
Prior art date
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JP1342131A
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English (en)
Inventor
Yukihiro Minesawa
峯沢 幸弘
Masami Ishikawa
雅美 石川
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Aisin AW Co Ltd
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
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Publication date
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    • Y02T10/72Electric energy management in electromobility

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  • Power Steering Mechanism (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、記憶された運転操作を自動的に反復する電動
車両における自動運転操作方式に関するものである。
[従来の技術] 従来、駆動力源としてホイルモータ(以下、単にモータ
と称す)を使用する電動車両が知られている。駆動方式
としては、一つのモータで後輪のみ、あるいは前輪のみ
を駆動する方式、前輪駆動用のモータと後輪駆動用のモ
ータの二つのモータを使用する方式等柱々の方式が知ら
れている。また、モータを駆動するための電源としては
、鉛蓄電池等の充電可能な二次電池(以下、バッテリー
と称す)のみを使用する方式、バッテリーと発電機を併
用するハイブリッド方式等が知られている。
そして、駆動方式および電源方式として何れの方式を採
用した場合においても、車速、アクセル開度、ブレーキ
踏み込み量等の走行状態に応じてモータに最適な駆動力
あるいは制動力を与えるための演算を行う制御装置が搭
載されているのが一般的である。
更に、ステアリングの方式としては、前輪のみを手動ス
テアリングにより操作する方式、前輪は手動ステアリン
グを行い、後輪はステアリングモータにより自動ステア
リングを行う方式等が知られている。そして、後者の場
合には、後輪操舵用のステアリングモータの回転角は制
御装置により前輪のステアリング角度に応じて同相に、
あるいは逆相に制御されるようになされている。
[発明が解決しようとする課題] 以上のような種々の提案により、騒音が少なく、排気ガ
スの無い電動車両を構成することが可能となるのである
が、ステアリングハンドル(以下、単にハンドルと称す
)の操作はエンジンを搭載した自動車と同様であり、走
行させるためには運転者がハンドル、アクセルあるいは
ブレーキ等を操作しなければならないし、車庫入れ、あ
るいは縦列駐車等を行う場合には、依然として熟練を要
する複雑な操作が必要であり、初心者には難しいもので
あった。
本発明は、上記の課題を解決するものであって、ハンド
ル操作、特に、日常決まったハンドル操作が必要なパタ
ーン化されたハンドル操作を自動的に反復できる電動車
両における自動運転操作方式を提供することを目的とす
るものである。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、本発明の電動車両におけ
る自動運転操作方式は、駆動用モータと、前輪操舵用の
手動ステアリングと、後輪操舵用のステアリングモータ
と、前記手動ステアリングをロックする手動ステアリン
グロック用ブレーキと、前記駆動用モータ、前記ステア
リングモータおよび手動ステアリングロック用ブレーキ
を制御する制御装置とを備える電動車両において、前記
制御装置は所定のタイミング毎に運転操作状態を示すデ
ータを取り込んで記憶し、前記記憶された運転操作状態
を示すデータを読み出して記憶された運転操作を反復再
現すると共に、通常走行時には前記手動ステアリングロ
ック用ブレーキを解除し、運転操作状態記憶時および運
転操作反復時には前記手動ステアリングロック用ブレー
キをロックすることを特徴とする。
[作用および発明の効果コ 本発明が適用される電動車両は、車両駆動用モータと、
前輪用手動ステアリングと、後輪用ステアリングモータ
と、前記前輪用手動ステアリングをロックする手動ステ
アリングロック用ブレーキと、これらを制御する制御装
置を備えている。そして、制御装置は、通常走行時には
手動ステアリングロック用ブレーキを解除するが、運転
操作状態を記憶するときには運転者に指示された所定の
角度でロックし、運転操作状態を記憶する。運転操作反
復時には、制御装置は手動ステアリングロック用ブレー
キを、運転操作記憶時と同じ角度にロックすると共に、
記憶された運転操作状態を読み出して反復再現する。
従って、車庫入れあるいは縦列駐車等の面倒な操作が必
要な場合に、−旦熟練者が記憶モードでステアリング操
作、ブレーキ操作、アクセル操作等を記憶しておけば、
その次からは反復モードを選択することにより、自動的
に車庫入れ等を行わせることができるので、初心者に多
い苦手な運転を自動化し、以て安全性を向上させること
ができる。また、反復モード時においては、前輪は記憶
モード時と同じ角度に固定されるので、記憶モード時の
軌跡を正確にトレースできるものである。
[実施例] 以下、図面を参照しつつ実施例を説明する。
第1図は本発明に係る電動車両における自動運転操作方
式の一実施例の構成を示す図であるが、第1図(a)は
本発明が適用される電動車両の透過斜視図、同図(b)
は回路構成の例を示すブロック図であり、図中、1は制
御装置、2はモータドライバ、3は駆動用モータ、4は
ステアリングモータ、5は電源装置、8は手動ステアリ
ング、7は後輪ステアリングセンサ、8は前輪ステアリ
ングセンサ、9はスイッチ、10は車速センサ、11は
アクセルセンサ、12はブレーキセンサ、13は手動ス
テアリングロック用ブレーキ、14は表示装置、15は
ステアリングモータドライバ、16は駆動用モータドラ
イバを示す。
第1図(a)、(b)において、制御装置1は、演算を
行うマイクロプロセッサおよびROM、RAM等のメモ
リ装置を含んでいるものであり、例えば第1図(a)に
示すように後輪の近傍に配置され、後述するように、通
常の走行時における走行制御処理、記憶モード処理、反
復モード処理および手動ステアリングロック用ブレーキ
13のロック、ロック解除の処理を行うものである。な
お、制御装置1はデジタル処理を行うものであり、各セ
ンサの出力は図示しないA/D変換回路によってアナロ
グ信号からデジタル信号に変換されるものである。
モータドライバ2は、第1図(b)に示すように、駆動
用モータ3のための駆動用モータドライバ16とステア
リングモータ4のためのステアリングモータドライバ1
5を含んでおり、それぞれ周知のスイッチング回路等で
構成される。そして、駆動用モータドライバ16は、例
えば充電可能なバッテリーあるいは燃料電池で構成され
る電源装置5から所定の電流を駆動用モータ3に供給す
ることにより、制御装置1から指示された駆動力あるい
は制動力を発生させる。また、ステアリングモータドラ
イバ15は制御装置lから指示される舵角に基づいて電
源装置5からステアリングモータ4に電流を供給し、以
てステアリングモータ4を指令された角度だけ指令され
た方向に回転させる。
駆動用モータ3は全ての車輪に対してそれぞれ一つずつ
配設されており、各車輪は駆動用モータ3によってそれ
ぞれ直接に駆動される。なお、駆動用モータ3としては
回生制動可能なモータが使用される。
ステアリングモータ4は第1図(a)に示すように後輪
を操舵するためのものであるが、その先端には後輪ステ
アリングセンサ7が配設されている。
その構成例を第2図に示す。ステアリングモータ4は車
体フレーム41に、ネジあるいはボルト/ナツト等の周
知の固着手段により固着されている。
リレーロッド57の所定の位置にはラック56が形成さ
れており、リレーロッド57のラック56には、後輪操
舵用のステアリングモータ4により減速機60を介して
減速回転されるピニオンギヤ61が噛み合わされている
。なお、図においてステアリングモータ4、減速機60
及びラック56とピニオンギヤ61との噛み合い部は、
A−A線の左側半分の断面がA−A線の右側半分の断面
、すなわち第2図における断面に対して直交する断面と
なっている。ピニオンギヤ61の回転軸62の下端には
、外歯からなり互いに噛み合う一対の歯車83.84を
介して後輪ステアリングセンサ7が配設されている。こ
のように一対の歯車63゜64を介することにより、回
転軸62の上下動を吸収するようにしている。もちろん
、後輪ステアリングセンサ7は回転軸62に直接取り付
けることもできる。
電源装置5は充電可能なバッテリーあるいは燃料電池等
で構成される。なお、第1図(a)においては電源装置
5は前輪近傍と後輪近傍の2箇所に配置されているが、
その他の適当な位置に配置できるものであることは明ら
かである。また、2箇所に分散することなく一箇所に配
置してもよいことも明らかである。
前輪は手動ステアリング6により操舵される。
第1図(a)に示す電動車両は、前輪は手動ステアリン
グ6で、後輪はステアリングモータ4で操舵されるよう
になされているが、これは次の理由による。操舵を全て
制御装置1の制御で行うようにすることは可能であるが
、その場合には制御装置lが誤動作した場合に安全性を
確保することが困難になる。これに対して、メカニカル
な手動ステアリングを備えることによって運転者は前輪
を直接操舵できることになり、安全性を確保することが
できるものである。また、第1図(a)に示す電動車両
においては、前輪と後輪を操舵できるので、平行移動、
小回りが可能となるが、これについては後述する。
前輪ステアリングセンサ8は前輪の操舵角を検知するた
めのものであり、第1図(a)には図示しないが、周知
の構成のステアリングセンサが手動ステアリング6に配
設されている。
スイッチ9は、第1図(b)においては一つのブロック
で示されているが、これには種々のスイッチが含まれて
おり、例えば運転者と対向する位置に配置されたパネル
に配設されている。その例を第3図に示す。
第3図において、パネル20には表示装置14と種々の
スイッチが配設されている。表示装置14には車速を時
速で表示する車速表示部21、電源装置5の状態を表示
する表示部22および前輪の操舵角を表示する操舵角表
示部23が設けられており、該操舵角表示部23にはス
テアリングハンドルの表示と共に、手動ステアリング6
を操作すべき方向を示す矢印24.25の表示がなされ
る。なお、第3図に示す表示に限らず、その他の表示が
可能であることは当然である。
次にスイッチについて説明する。26は通常走行スイッ
チ、27は平行移動スイッチ、28は小回りスイッチ、
29は前進スイッチ、30はニュートラルスイッチ、3
1は後進スイッチ、32は自動走行スイッチ、33は記
憶モードスイッチ、34は反復モードスイッチ、35.
36.37は後輪ステアリング操作スイッチであり35
は後輪を右方向に操舵するスイッチ、38は後輪を左方
向に操舵するスイッチ、37は直進走行のためのスイッ
チである。なお、前進、ニュートラル、後進の切り換え
はスイッチでなく、シフトレバ−で行うようにしてもよ
い。
通常に走行する場合には、26〜31のスイッチを操作
する。即ち、通常走行スイッチ26および前進スイッチ
29をオンとすると前進を行うことが可能となり、通常
走行スイッチ26および後進スイッチ31をオンとする
と後進を行うことが可能となる。この場合、前輪の操舵
は手動ステアリング6により行われるが、同時に制御装
置1は前輪ステアリングセンサ8の出力を取り込んで前
輪操舵角を検知し、それに応じて後輪の操舵角を求め、
ステアリングモータドライバ15に指示する。つまり、
後輪の操舵角は前輪の操舵角に応じて決定されるので、
良好な走行性が得られる。平行移動スイッチ27がオン
となされると、左右方向への平行移動が可能となる。即
ち、平行移動時には運転者は手動ステアリング6により
前輪を車体と略直角にするが、このとき制御装置1は、
後輪を前輪の操舵方向と同じ方向に車体と略直角になる
ように操舵する旨の指示をステアリングモータドライバ
15に与える。これにより車両を平行移動させることが
できる。小回りスイッチ28は小さな回転半径で方向転
換する場合に使用されるスイッチで、当該スイッチがオ
ンとなされると制御装置1は後輪を前輪と逆方向に操舵
する。これにより極めて小さな回転半径で車両を回転さ
せることができる。その他のスイッチについては後述す
る。
車速センサ10は第1図(a)には図示しないが、車体
の適当な位置に配置されている。車速センサ10として
は周知の速度センサを使用することができるが、駆動用
モータ3が所定の時間に何回転したかを検知することに
よって車速を求めるようにしてもよい。
アクセルセンサ11、ブレーキセンサ12はそれぞれア
クセル踏み込み量、ブレーキ踏み込み量を検知するもの
であり、周知のものを使用することができる。
手動ステアリングロック用ブレーキ13は手動ステアリ
ング6を回転不可能とし、前輪の操舵角を固定させるた
めのものであり、その例を第4図に示す。第4図は手動
ステアリングロック用ブレーキの例を示す断面図であり
、ステアリング軸73は、車体に固定された支持部材7
0に回転可能に支持されており、該ステアリング軸73
にはステアリングロッド72を介してステアリングハン
ドル71が取り付けられている。支持部材70には板7
4が固定され、該板74にはカバー75がネジ88によ
りネジ止めされている。カバー75の内部空間には電磁
ブレーキで構成される手動ステアリングロック用ブレー
キ13が収納されている。電磁ブレーキは、ディスク7
6、コイル77、アーマチュア78およびスプラインア
ダプタ79で構成されている。コイル77はネジ等の周
知の手段により板74に固定されている。ディスク76
はステアリングロッド72に固定されており、ステアリ
ングハンドル71の操作と共に回転する。
また、ディスク76には、開口81が4箇所程度に設け
られ、更にピン90とスプリング89でt誇示されてい
るリリースプランジャ86が4個程度配設されている。
アーマチュア78は、ネジ84によりカバー75に固定
されたスプラインアダプタ79とスプライン結合されて
いる。ディスク76およびアーマチュア79の外周には
、それぞれ、互いに噛合するff182.83が形成さ
れている。
このような構成において、制御装置lからロックの指示
がなされると、電線87を介してコイル77に通電され
、コイル77には電磁力が発生してディスク76が磁化
する。これによってアーマチュア78はリリースプラン
ジャ8Bおよびスプリング80の力に打ち勝ってディス
ク76に吸引されm 82.83が噛み合い、ステアリ
ングハンドル71はロックされる。制御、装置fの指示
により通電が停止されると、アーマチュア78はリリー
スプランジャ8Bによって押し戻され、歯82.83の
噛合が解かれ、ステアリングハンドル71のロックが解
除される。
次に第5図を参照して制御装置1が行う処理について説
明する。
第5図(a)は制御装置lが行う処理のメインフローで
あり、まず、制御装置lは電源が投入されると初期設定
(]l)で立ち上げ処理を行い、立ち上げが完了すると
各種のセンサからデータを取り込む(S2)。即ち、前
輪ステアリングセンサ8から前輪の操舵角を、後輪ステ
アリングセンサ7から後輪の操舵角を、スイッチ26〜
36からはオン/オフの状態を、車速センサ10からは
車速を、アクセルセンサ11からはアクセル踏み込み量
を、ブレーキセンサ12からはブレーキ踏み込み量を取
り込む。
次に制御装置1はモード選択(S3)により、現在、通
常走行モードが選択されているか、記憶モードが選択さ
れているか、反復モードが選択されているかを判断する
。この判断は、スイッチ9のオン/オフ状態で行うこと
ができる。即ち、自動走行スイッチ32と記憶モードス
イッチ33が共にオンであれば記憶モードが選択されて
いると判断し、自動走行スイッチ32と反復モードスイ
、チ34が共にオンであれば反復モードが選択されてい
ると判断し、それ以外であれば通常走行モードであると
判断する。
S3で通常走行モードであると判断すると、制御装置1
は、手動ステアリングロック用ブレーキ13に対する通
電を停止してステアリングツ)ンドル71のロックを解
除(84)l、、通常走行モード処理(S5)を行い、
通常走行モード処理が終了すると、制御装置1は再びS
2のセンサ入力に戻るが、このループは所定時間、例え
ば、5m5ecあるいは10IIISeC毎に実行され
る。なお、以下の実施例では上記繰り返し周期は10 
m5ecであるとする。
S5の通常走行モード処理の例を第5図(b)に示す。
通常走行モード処理においては、制御装置1は、まず、
スイッチ26〜31を有効にする(S21)。これによ
って、通常走行スイッチ26と前進スイッチ29をオン
とすることにより前進を行うことができ、通常走行スイ
ッチ26と後逸スイッチ30をオンとすることにより後
進を行うことができ、また、平行移動スイッチ27をオ
ンとすることにより平行移動を行うことができ、小回り
スイッチ28をオンとすることにより小回りを行うこと
ができる。
次に、制御装置lはS23でモータ指令値の演算を行う
。当該処理においてはステアリングモータ4に対する後
輪操舵角と、当該電動車両に必要な駆動力または制動力
が演算される。後輪操舵角は、前輪操舵角と車速から求
めることもできるし、前輪操舵角のみから求めることも
できる。前者の場合には、高速時には後輪は前輪と同位
相となされ、低速時には後輪は前輪と逆位相となされる
後者の場合には前輪操舵角が小さい場合には後輪は前輪
と同位相となされ、前輪操舵角が大きい場合には後輪は
前輪と逆位相となされる。
駆動力、制動力を求めるための演算は、例えば第5図(
C)に示すような流れにより行われる。まず、制御装置
1は、S2で取り込んだ、アクセル踏み込み量を示すア
ークセル信号と速度信号により駆動指令値マツプを参照
して駆動指令値Aを読み込む(S31)。駆動指令値マ
ツプは、例えば第6図(a)に示すように、アクセル信
号と速度信号に応じて駆動力値が書き込まれたマツプで
あり、第6図(a)の駆動指令値マツプによれば、速度
信号の値がvIであるとき、アクセル信号値がA CI
であれば、制御装置1はA=eとし、アクセル信号値が
A C2であれば制御装置1はA=dとする。
次に制御装置1は、S2で取り込んだ、ブレーキ踏み込
み量を示すブレーキ信号により制動指令値マツプを参照
して制動指令値Bを読み込む(S32)。制動指令値マ
ツプは、例えば第6図(b)に示すように、ブレーキ信
号に応じて制動力値が書き込まれたマツプであり、第6
図(b)の制動指令値マツプによれば、ブレーキ信号値
す、であれば、制御装置1はB=BIとする。
以上のようにして駆動指令値Aおよび制動指令値Bが得
られると、次に制御装置1は、下記の式によりモータ指
令値Tを演算する(833)。
T=αA−βB ここで、α、βはそれぞれアクセル信号、ブレーキ信号
で定められる係数であるが、これはアクセルとブレーキ
が同時に踏まれた場合の駆動と制動のバランスをとるた
めのものである。即ち、制御装置1は、ブレーキ踏み込
み量よりもアクセル踏み込み量の方が大きい場合にはα
〉βとし、アクセル踏み込み量よりもブレーキ踏み込み
量の方が大きい場合にはαくβとする。例えば、単純に
は、制御装置1は、アクセル踏み込み量の方が大きい場
合にはα=1.β=0とし、ブレーキ踏み込み量の方が
大きい場合にはα=o、β=1とする。
この係数α、βを求めるには、例えば、アクセル踏み込
み量とブレーキ踏み込み量に対応してα、βの値を書き
込んだマツプを使用することで行うことができる。
後輪操舵角およびモータ指令値Tの演算が終了すると、
制御装置1は後輪操舵角をステアリングモータドライバ
15へ、またモータ指令値Tを駆動用モータドライバ1
6にそれぞれ指示する(S24)。ステアリングモータ
ドライバ15は指示された操舵角によりステアリングモ
ータ4の回転方向および供給する電流の大きさを決定し
てステアリングモータ4へ電流を供給する。駆動用モー
タドライバ16は指示されたモータ指令値Tにより駆動
用モータ3に供給する電流の大きさを決定し、当該電流
をどの磁極に供給するかをモータ指令値の符号により決
定する。即ち、モータ指令値Tの符号は、アクセルが踏
まれている場合にはB=0であるから正の値となるが、
ブレーキが踏まれている場合には負となるから、モータ
指令値Tの符号が正であれば駆動力を発生するような位
置にある磁極に電流を供給するが、モータ指令値Tの符
号が負であれば制動力を発生するような位置にある磁極
に電流を供給するようにするのである。
このとき、スイッチ29〜31の出力に基づいて、前進
または後進の指令も行われる。
なお、第6図(a)に示す駆動指令値マツプおよび同図
(b)に示す制動指令値マツプは飽くまでも一例を示す
ものであって、第6図に示すものに限定されるものでは
ない。また、駆動力、制動力を求める方法は種々提案さ
れており、それらの従来知られた方法を採用することも
できるものである。
以上の処理によって、通常の走行が達成される。
次に、第5図(d)を参照して記憶モード時の処理につ
いて説明する。
記憶モードは、パターン化された運転操作、例えば車庫
入れ等の運転を行ったときのハンドル、アクセル、ブレ
ーキ等の操作内容を記憶するためのモードであり、自動
走行スイッチ32および記憶モードスイッチ33をオン
とすることにより記憶モードに入ることができる。
制御装置1は、第5図(a)の83において記憶モード
が選択されたと判断すると、手動ステアリングロック用
ブレーキ13に通電してステアリングハンドル71の操
作ができないようにする(S6)と共に、スイッチ29
.30,31.35.36および37を有効とし、スイ
ッチ26〜28を無効とする。スイッチ35.3B、3
7は後Vを操舵するためのスイッチであり、スイッチ3
5がオンとなされると制御装置1はステアリングモータ
ドライバ15に対して右回転の指示を与え、スイッチ3
6をオンとすると制御装置1はステアリングモータドラ
イバ15に対して左回転を指示し、直胤スイッチ37を
オンとする制御装置1はステアリングモータドライバ1
5に対して直進を指示する。なお、記憶モード時におけ
る後輪操舵はこれらのスイッチに代えてシロイスティッ
クを使用することも可能である。
以上のように、記憶モード時においては前輪は操舵不能
となされ、スイッチ29〜31.35〜37の操作およ
びアクセルとブレーキの操作で後輪を操舵することによ
って走行が行われる。この状態は、運転者の向きが反対
ではあるが、通常の前輪操舵の車両と同じであることが
分かる。従って、記憶モード時においては前輪は操舵角
O″の位置にロックされることが望まし″いが、所望の
操舵角でよいことは当然である。記憶する走行軌跡によ
っては06でない操舵角にロックする方が好ましい場合
があるからである。そこで、前輪の操舵角が運転者によ
り所望の角度に設定された状態で自動走行スイッチ32
および記憶モードスイッチ33がオンとなされると、制
御装置1はその操舵角で手動ステアリング6をロックす
ることになる。従って、運転者が現在の前輪操舵角を明
確に認識できるように、表示装置14に前輪ステアリン
グセンサ8から取り込んだ前輪の操舵角を表示するよう
にしてもよいものである。
さて、制御装置1は、第5図(a)の86で手動ステア
リングロック用ブレーキ13をロックした後、記憶モー
ド処理(S7)を実行する。この記憶モード処理は、例
えば第5図(d)に示すように行われる。
記憶モード処理においては、まず、直前のモードが記憶
モードであったか否かを判断する(S41)。直前のモ
ードが記憶モードであれば引き続いて時刻カウンタをイ
ンクリメントする(S43)が、今回初めて他のモード
から記憶モードに切り換えられたのであれば、後輪操舵
角等の操作内容を記憶するためにメモリをクリアすると
共に、時刻カウンタおよび走行距離カウンタをリセット
(S42)t、てから時刻カウンタをインクリメントす
る。
次に、S44では、運転者の操作に応じて第5図(b)
に示す通常走行モード処理が行われる。このとき、車両
は後輪のみが操舵されることは前述した通りである。
制御装置1は、S47において、車速センサ10から取
り込んだ車速と当該ルーチンにおける今回の処理時間(
10m5ec)とから当該処理時間中に走行する距離を
演算し、これまでの積算距離に加算して今回のルーチン
における処理までの積算距離を求める。
S47の処理が終了すると、制御装置lは、S48にお
いて、S47で求めた積算走行距離、S2で取り込んだ
アクセルセンサ11の出力値わよびブレーキセンサ12
の出力値、後輪ステアリングセンサ7の出力値、前後進
スイッチ29〜31の出力値をメモリに書き込み、リタ
ーンする。なお、アクセルセンサ値およびブレーキセン
サ値に代えて、駆動用モータドライバ16に指令したモ
ータ指令値Tを記憶するようにしてもよいものである。
制御装置lは当該ルーチンを処理した後、所定の時間(
10m5ec)後に再び82以下の処理を繰り返すが、
次に87の記憶モード処理のルーチンに入ってきたとき
には、S41では直前のモードが記憶モードであると判
断されるので、S43で時刻カウンタがインクリメント
され、844以下の処理が行われる。
このようにして記憶された運転操作データの構造の例を
第7図に示す。第7図によれば、記憶運転操作データは
、スタートからの時間、積算走行距離、アクセル踏み込
み量、ブレーキ踏み込み量、後輪操舵角および前後進ス
イッチの値が書き込まれているのが分かる。なお、運転
操作データがルーチンの繰り返し周期である10m5e
c毎に収集されることは明らかである。また、第7図に
おいては前後進スイッチの値はニュートラルの場合には
「O」、前進の場合には「1」、後進の場合には「2」
となされているが、その他の値でよいことは当然である
。また、第7図には図示していないが、運転操作データ
には手動ステアリング6がロックされたときの操舵角も
書き込まれる。
次に反復モード処理について説明する。反復モードは記
憶モード時に記憶された運転操作を反復再現するモード
であり、自動走行スイッチ32および反復モードスイッ
チ34が共にオンとなされると制御装置1は反復モード
が選択されたものと判断し第5図(a)の83から88
に分岐し、まず、現在前輪操舵角が記憶モード時と同じ
であるか否かを判断する(S8)。即ち、反復モード時
においても手動ステアリング6はロックされ、後輪のみ
で操舵されるのであるが、このとき、前輪の操舵角が記
憶モード時と異なっていると記憶された通りの軌跡を再
現することができない。そこで、まず、S8において、
S2で取り込んだ前輪ステアリングセンサ8の出力値と
運転操作データに書き込まれた記憶モード時の前輪操舵
角を比較することにより、現在の前輪操舵角が記憶モー
ド時と同じであるか否かを判断し、同じであれば手動ス
テアリングロック用ブレーキ13に通電して手動ステア
リング6をロックするが、同じでなければS11に分岐
し、前輪操舵角を記憶モード時と一致させるためには手
動ステアリング6をどちらの方向に回転させればよいか
を判断し、右回転が必要であれば812で矢印25(第
3図)を点灯させ、左回転が必要であれば矢印24を点
灯させる。
そして、前輪操舵角が記憶された角度と一致したと判断
すると、制御装置1は手動ステアリングロック用フレー
キ13に通電して手動ステアリング6をロックする(S
9)。なお、手動ステアリン″グ6の回転方向の指示は
、第3図に示す矢印24.25の表示に代えて、音声に
より行ってもよいものである。
以上のようにして前輪操舵角を記憶モード時の操舵角に
ロックすると、制御装置1は次にSIOにおいて反復モ
ード処理を実行するが、運転操作を反復再現する方式に
は、少なくとも次の二つの方式が考えられる。いま、第
8図(a)に示すように、車両をスタートマーク95に
位置させたAの状態からBの状態を経てCの状態にする
車庫入れの場合の運転操作を考えると、後輪操舵角は積
算距離の増加に伴って概ね第8図(b)に示すように変
化する。なお、第8図(b)においては後輪操舵角の増
大する方向は後輪を左回りに操舵する方向を示し、減少
する方向は後輪を右回りに操舵する方向を示す。即ち、
第8図(a)のAで示す状態においては後輪操舵角はO
o−であるが、前進すると共にスイッチ36により左回
りに操舵、BからCに移行するにつれてスイッチ35に
より右回りに操舵されて中心位置(O@)を通り越し、
最後には再びスイッチ36により左回りに操舵されてC
の状態になされる。
従って、収集された運転操作データから第8図(b)に
示す運転操作マツプを作成し、反復運転時の積算走行距
離によって当該運転操作マツプを参照してそのときの後
輪操舵角を読み出し、求められた後輪操舵角値をステア
リングモータドライバ15に指令することにより反復運
転が可能であることが分かる。これが第1の反復運転方
式である。
これは次のような観点に基づく方式である。つまり、記
憶モード時においては運転者が何らかの運転操作を行う
のであるが、反復時には必ずしも記憶モード時に運転し
た者が乗車するわけではなく、他の者が乗車したり、あ
るいは誰も乗車しないことがあるから、記憶時と反復時
とでは全体の重量は異なることが考えられる。また、記
憶時と反復時とではタイヤの空気圧も異なるのが一般的
であろう。このようなことから、記憶時と反復時とでは
車輪の径が異なる可能性があるから、記憶された時刻と
同じ時刻に記憶されたと同じモータ指令値を指示したと
しても、必ずしも同じ距離を走行するとは限らない可能
性が高いことになる。そこで、時間は無視しても、第8
図(b)に示されるような運転操作マツプを忠実に再現
すれば、記憶された通りの軌跡を正確にトレースできる
のであり、このように積算走行距離を主体にして反復再
現するようになされたのが第1の反復運転方式であり、
例えば、第5図(e)に示すような処理が行われる。
まず、制御装置1は、直前のモードが反復モードであっ
たか否かを判断する(S51)。直前のモードが反復モ
ードであれば、時刻カウンタをインクリメン) (85
3)して855以下の処理を実行するが、直前のモード
が反復モードでなく、今回初めて反復モードに入ったの
であれば、以後の処理を行うために時刻カウンタおよび
走行距離カウンタをリセット(S52)し、次に時刻カ
ウンタをインクリメントしてから855以下の処理を行
う。
S55では、S2で取り込んだ車速センサ10の値と当
該ルーチンにおける処理時間とから当該処理時間中にお
ける走行距離を算出し、前回までの積算走行距離に加算
して、反復モード時における実積算走行距離を算出する
次に、制御装置1は、第7図に示す運転操作データを参
照して、S55で求めた実積算走行距離に最も近い距離
データに対応したアクセル信号値、ブレーキ信号値、後
輪操舵角および前後進スイッチ値を読み出す(856)
。例えば、いまS55で求められた積算走行距離が3m
であったとするとζ 制御装置1は第7図の運転操作デ
ータを参照して、アクセル踏み込み1125%、ブレー
キ踏み込み量0%、後輪操舵角−30″前後進スイッチ
値1を読み出すのである。次に、制御装置1は856で
読み出した前後進スイッチ値から前進を行うか後進を行
うかを決定しく557)、駆動用モータドライバ16へ
指令するモータ指令値を演算(S58)して、得られた
モータ指令値を駆動用モータドライバ16に指示する(
859)。S58のモータ指令値の演算は第5図(C)
に示す流れにより行われる。なお、運転操作の反復を開
始するときには、制御装置1は第7図の運転操作データ
の最初のデータを読み込んでモータ指令値を演算するが
、記憶された運転操作データの初めの値は、積算走行距
離はOmであり、アクセル踏み込み量、ブレーキ踏み込
み量が共に0%であることが多く、この場合には演算の
結果得られるモータ指令値はOとなり、当該第1の反復
運転方式においては積算走行距離により走行軌跡のマツ
チングを行う方式である関係上、いつまでも走行距離が
Omの場合のデータを読み出してしまい、車両が走行し
ないという事態が生じる。そこで、運転操作の反復を開
始するときには、最初の時刻のデータから得られるモー
タ指令値がOであった場合には次の時刻のデータを読み
出してモータ指令値を演算するようにし、この処理をモ
ータ指令値がOでなくなるまで続けるようにする。第7
図に示す運転操作データの例においては、制御装置1は
まず、時刻0.1 m5ecのデータを読み込んでモー
タ指令値を演算するが、この場合には前後進スイッチの
値は0、即ちニュートラルスイッチ30がオンとなされ
ているからモータ指令値はOとなるので、次に0.2 
m5ecのデータを読み込んでモータ指令値を演算する
。しかし、この場合には前進スイッチ29がオンとなさ
れているがブレーキが踏まれているのでモータ指令値は
Oとなるから、次に0.3m5ecのデータを読み込ん
でモータ指令値を演算する。この場合には前進スイッチ
29がオンであり、しかもアクセルが踏まれているから
、モータ指令値はOでない値が得られ、このモータ指令
値が初めてS59で駆動用モータドライバ16に指示さ
れることになる。この処理は運転操作の反復を開始する
ときのみ行われるものであって、−旦Oでないモータ指
令値が得られた後は、モータ指令値は55Eiで読み出
されたデータに基づいて演算される。
以上、アクセル信号およびブレーキ信号からモータ指令
値を演算する場合について説明したが、当該第1の反復
運転方式においては積算走行距離により記憶された軌跡
とのマツチングを行うものであり、その場合速度は低速
の方がマツチングをとるのが容易であるから、モータ指
令値は予め定められた低速を与える一定値としてもよい
ものである。
以上のようにして、モータ指令値が演算され、駆動用モ
ータドライバ16への指示が終了すると、制御装置1は
、次に85E3で読み出した後輪操舵角をステアリング
モータドライバ15に指令(S60)してリターンし、
所定の時間(10鵬5ee)後に再び上述した82以下
の処理を実行する。
以上の動作により、車両は記憶モードで記憶された走行
軌跡を反復することができる。
以上が第1の反復運転方式であるが、次に第2の反復運
転方式について第5図(f)を参照して説明する。上述
した第1の反復運転方式がオープンループ制御であるの
に対して、第2の反復運転方式は後輪操舵角に関してフ
ィードバック制御を行うようにしたものであり、そのた
めに第5図(f)に示すフローチャートは、第5図(e
)に示す処理に後輪操舵角の演算を行う処理(S71)
が追加されたものとなっている。
S71の後輪操舵角演算処理は、S2で取り込んだ現在
の後輪操舵角と、S67で読み込んだ運転操作データに
書き込まれた後輪操舵角との差から後輪の操舵角を補正
する処理であり、S71で得られた後輪操舵角の補正角
をステアリングモータドライバ15に指示することによ
り後輪の操舵角のずれを修正することが可能となる。
なお、上述した858およびS69におけるモータ指令
値演算処理は、当該電動車両の制動が駆動用モータ3の
回生制動のみで行われる場合には、第5図(C)に示す
流れで行うことができるが、メカニカルブレーキをも併
用している場合には、第9図に示すように、96で示す
駆動用モータ3に対する制動指令値に97で示すメカニ
カルブレーキによる制動量を加えて作成されている98
で示すマツプにより制動指令値を求めるようにする。
以上の処理により記憶された軌跡をより正確に反復する
ことができる。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、パタ
ーン化された運転操作を記憶させておくことによって自
動的に反復運転を行うことができるので、車庫入れある
いは縦列駐車等の複雑な運転操作を必要とする場合にお
いても安全に行うことができる。また、本発明は、通常
の電動車両に適用できるばかりでなく、駆動用モータお
よびステアリングモータを搭載している車両であれば適
用することが可能であり、特に、工場内で決まったパタ
ーンで走行する搬送車には好適であり、また、玩具にも
適用することができるものである。
以上、本発明の一実施例について説明したが、本発明は
上記実施例に限定されるものではなく、種々の変形が可
能であることは当業者に明らかである。例えば、上記実
施例では運転操作の記憶を必要としたが、予め所定の運
転操作をROMカードあるいはICカードに記憶させて
おき、これらのROMカードあるいはICカードをセッ
トすることによっても反復運転を行うことができるもの
であり、これは特に玩具等に好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る電動車両における自動運転操作方
式の一実施例の構成を示す図、第2図は後輪のステアリ
ング機構の例を示す断面図、第3図はスイッチ類および
表示装置が配置されたパネルの例を示す図、第4図はス
テアリングロック用ブレーキの構成例を示す図、第5図
は制御装置が行う処理の流れを示す図、第6図は駆動指
令値マツプおよび制動指令値マツプの例を示す図、第7
図は運転操作データの構造例を示す図、第8図は反復運
転方式を説明するための図、第9図は反復モード時に使
用する制動指令値マツプの例を示す図である。 1・・・制御装置、2・・・モータドライバ、3・・・
駆動用モータ、4・・・ステアリングモータ、5・・・
電源装置、8・・・手動ステアリング、7・・・後輪ス
テアリングセンサ、8・・・前輪ステアリングセンサ、
9・・・スイッチ、lO・・・車速センサ、11・・・
アクセルセンサ、12・・・ブレーキセンサ、13・・
・手動ステアリングロック用ブレーキ、14・・・表示
装置、15・・・ステアリングモータドライバ、16・
・・駆動用モータドライバ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)駆動用モータと、前輪操舵用の手動ステアリング
    と、後輪操舵用のステアリングモータと、前記手動ステ
    アリングをロックする手動ステアリングロック用ブレー
    キと、前記駆動用モータ、前記ステアリングモータおよ
    び手動ステアリングロック用ブレーキを制御する制御装
    置とを備える電動車両において、前記制御装置は所定の
    タイミング毎に運転操作状態を示すデータを取り込んで
    記憶し、前記記憶された運転操作状態を示すデータを読
    み出して記憶された運転操作を反復再現すると共に、通
    常走行時には前記手動ステアリングロック用ブレーキを
    解除し、運転操作状態記憶時および運転操作反復時には
    前記手動ステアリングロック用ブレーキをロックするこ
    とを特徴とする電動車両における自動運転操作方式。
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