JPH03200091A - 電子ペースメーカ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、人間の行なう反復動作を検知し、それらを行
為者に報知しうる電子ベースメーカに関するものである
。

［従来の技術］ 従来のこの種ペースメーカは人間の反復動作を検知し、
その回数をディジタル表示するものが主であった。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、上記従来例では人間の行なう反復動作中
に、行為者自らがその反復回数や反復速度を容易に確認
することができず、前記反復動作のベースを把握できな
いという課題があった。本発明は前記課題を解決するも
ので、前記反復動作中にその回数及び速度を行為者自ら
が容易に確認しうる装置を提供することを目的とするも
のである。

［課題を解決するための手段］ 上記課題を解決するため、本発明に基づく電子ベースメ
ーカは、人間の行なう反復動作を検知し、その反復動作
の一周期毎にディジタルパルス信号を出力するセンサ部
と、このセンサ部の検知信号の出力回数をカウントする
演算部と、この演算部のカウント値を表示する表示部と
、前記反復動作の目標反復回数と単位時間当りの目標反
復速度との両者の設定が可能な操作部と、前記目標反復
回数と前記目標反復速度とを共に登録する記憶部と、前
記反復回数や前記反復速度に対応又は関連する数値情報
及びメツセージ情報の両者が各々独立に登録されたメモ
リと、前記数値情報及び前記メツセージ情報の両者をそ
れぞれ個別に音声合成し音声信号として出力する音声合
成部と、時間値の登録ができかつ前記登録時間間隔の一
周期毎に電気信号を出力するタイマと、このタイマから
出力される電気信号間隔内に前記演算部に対し前記反復
動作の実際の反復回数をカウントさせると共に常時前記
単位時間当りの反復回数の実際の値と前記記憶部に登録
された前記目標反復速度との比較及び前記演算部でカウ
ントされる反復回数と前記記憶部に登録された前記目標
反復回数との比較を行なう指令信号を出力し、更に前記
操作部の前記目標反復回数及び目標反復速度の設定時に
上記記憶部に前記目標反復回数及び前記目標反復速度を
登録させ前記表示部に前記目標反復回数及び前記目標反
復速度を表示させる指令信号を出力すると共に前記演算
部でカウントされた反復回数と前記目標反復回数との比
較結果と、前記メモリに登録され前記単位時間当りの反
復回数と前記目標反復速度との比較結果に各々対応する
前記数値情報及び前記メツセージ情報の両者を各々音声
合成して出力することを前記音声合成部に対し指示する
信号を出力する制御部と、から成る電子ベースメーカを
提供するものである。

［作用］ 本発明に基づく電子ベースメーカでは、人間の行なう反
復動作中に、センサ部で検知されたディジタルパルス信
号を演算部でカウントし、タイマで登録された時間間隔
の一周期毎に制御部に対し電気信号を出力し、制御部で
は前記信号間隔内に演算部に対し反復回数をカウントさ
せ、かつ単位時間当たりの反煉回数を計算させることに
よって、あらかじめ記憶部に登録された目標反復回数と
前記センサ部で検知された実際のカウント値との比較結
果と、同様に前記記憶部に登録された目標反復速度と前
記単位時間当たりの反復回数との比較結果を、それぞれ
制御部より音声合成部に対して指令することによって、
前記比較結果にそれぞれ対応した数値情報及びメツセー
ジ情報を各々音声報知できる。

［実施例］ 以下本発明の一実施例について図面を参照しながら説明
する。

第１図は本発明における一実施例を示す電子ベースメー
カのブロック図である。センサ部１では例えば人間の腰
に取付け、反復動作を行なう度に腰が振動し、その振動
に対応して振動子接点が接する度にディジタルパルス信
号を出力し、演算部２でカウントし、表示部５でカウン
トごとにカウント値を表示する。タイマ６では時間値が
登録でき、登録時間間隔の一周期毎に制御部９に対し、
電気信号を出力し、制御部９では、信号間隔内に演算部
２に対し反復回数をカウントさせ、かつ単位時間当たり
の反復回数を計算させる。操作部４では目標反復回数及
び目標反復速度の設定が可能で、設定時には、設定値が
表示部５で表示され、制御部９を介して記憶部３に登録
される。例えば、操作部４ではスタート及びストップボ
タンが用意されており、目標値設定後にスタートボタン
を押し、演算部２でカウントを開始し、ストップボタン
でカウントを終了する。演算部２では、常時、実際の反
復回数と記憶部３に登録された目標反復回数の比較と、
実際の単位時間当たりの反復回数と記憶部３に登録され
た目標反復速度とを比較しており、制御部９では、前記
回数比較結果と速度比較結果に対応した数値情報及びメ
ツセージ情報を各々音声合成して出力する為に音声合成
部８に対し、指令信号を出力する。音声合成部８では制
御部９からの指令信号に従い、メモリ７に登録された数
値情報及びメツセージ情報を各々音声合成してスピーカ
１０で音声出力する。

例えば、目標反復回数をｒ　２０００Ｊと設定しスター
トボタンを押すと、その時点から演算部２でカウントを
開始し、常時目標反復回数ｒ　２０００Ｊと比較して、
カウント値が２０００になった時に制御部９より音声合
成部８に指令して、音声で「二」　「セン」または「モ
クヒョウタツセイ」等の報知を行なう。また目標反復速
度を「６ｏ／分」と設定し、スタートボタンを押すと、
その時点からタイマ６での登録時間間隔の一周期毎の演
算部２でのカウント値つまり単位時間当たりのカウント
値と、目標反復速度「６０７分」とを比較して、例えば
単位時間当たりのカウント値が「４０７分」になった時
には制御部９より音声合成部８に指令して、音声で「オ
ソイ、モツトハヤク」または「ガンバレ」等の報知を行
なう。また、目標反復回数、例えばｒ　２０００Ｊに達
するまでに反復動作ペースに変えたい場合には、例えば
ｒ　０−１０００Ｊ　、　ｒ　３０／分」次に［１００
０−２０００Ｊ　　ｒ　６０／分」と設定し、スタート
ボタンを押すと、まず実際のカウント値がｒｌｏｏｏＪ
に達するまで、目標反復速度「３０７分」と実際の反復
速度を比較し、次に実際のカウント値ｒ　２０００Ｊに
達するまで、目標反復速度「６０７分」と実際の反復速
度を比較して、それぞれ目標反復速度に対して実際の反
復速度が速いならば、音声で「ハヤイ、モツトユックリ
」または「ブリーズベースダウン」等の報知を行い、目
標反復速度に対して実際の反復速度が同じならば、音声
で「イイゾ、ソノチョウジ」または「ナイスペース」等
の報知を行う。

第２図は、本発明における一実施例を示す電子ペースメ
ーカのフローチャートである。

まずステップ２０１で割込み禁止を行ない、続いてボタ
ン操作により目標反復回数と目標反復速度の設定を行な
う（ステップ２０２）。ステップ２０３で実際のセンサ
部からのディジタルパルス信号のカウント値をリセット
する。スタートスイッチが押されると（ステップ２０４
）　、割込みの許可を行なう（ステップ２０５）。割込
みが許可されるとセンサ部からのディジタルパルス信号
がカウントされ（ステップ２１Ｇ）　、そのつどステッ
プ２０２で設定された目標反復回数と比較しくステップ
２０６）、致した場合は処理を終了する。またカウント
されるごとにカウント値を表示する（ステップ２０７）
。

タイマ割込みによって、現在までのカウント値と前回タ
イマ割込み時のカウント値の差つまり実際の反復速度を
計算しくステップ２２０）　、その速度をメモリに格納
する（ステップ２２１）。ステップ２０８ではメモリに
格納された実際の速度とステップ２０２で設定された目
標反復速度との比較を行なう。

この時目標反復速度に許容差、例えば±５を設はステッ
プ２２１でメモリに格納された実際の反復速度が許容差
内であれば、目標の反復ペースが保たれていると判断し
、許容差外であれば反復ペースが乱れていると判断し、
ペース指示または励ましのメツセージ等の出力を行なう
（ステップ２０９）。

また、平均速度が許容差内であっても、ペース指示また
は励ましのメツセージ等の出力を行なえる。

尚、本発明の実施例は上側のみに限定されるものでなく
、本発明の要旨の範囲内に於て、様々な構成又は構造の
ものが具体化されうるちのである。

［発明の効果］ 以上の説明から理解される様に本発明に基づく電子ペー
スメーカでは人間の行なう反復動作中に常時反復回数と
反復速度を計算し、反復回数と目標反復回数の比較結果
及び反復速度と目標反復速度の比較結果に各々対応した
数値情報とメツセージ情報を各々行為者に音声報知する
為、反復動作ペースを容易にかつ確実に知ることが可能
となる。

３・・・・・・記憶部、 ５・・・・−・表示部、 ７・・・・・・メモリ、 ９・・・・・・制御部、

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 人間の行なう反復動作を検知しその反復動作の一周期毎
   にディジタルパルス信号を出力するセンサ部と、このセ
   ンサ部の検知信号の出力回数をカウントする演算部と、
   この演算部のカウント値を表示する表示部と、前記反復
   動作の目標反復回数と単位時間当りの目標反復速度との
   両者の設定が可能な操作部と、前記目標反復回数と前記
   目標反復速度とを共に登録する記憶部と、前記反復回数
   や前記反復速度に対応又は関連する数値情報及びメッセ
   ージ情報の両者が各々独立に登録されたメモリと、前記
   数値情報及び前記メッセージ情報の両者をそれぞれ個別
   に音声合成し音声信号として出力する音声合成部と、時
   間値の登録ができかつ前記登録時間間隔の一周期毎に電
   気信号を出力するタイマと、このタイマから出力される
   電気信号間隔内に前記演算部に対し前記反復動作の実際
   の反復回数をカウントさせると共に常時前記単位時間当
   りの反復回数の実際の値と前記記憶部に登録された前記
   目標反復速度との比較及び前記演算部でカウントされる
   反復回数と前記記憶部に登録された前記目標反復回数と
   の比較を行なう指令信号を出力し、更に前記操作部の前
   記目標反復回数及び前記目標反復速度の設定時に前記記
   憶部に前記目標反復回数及び前記反復速度を登録させ前
   記表示部に前記目標反復回数及び前記目標反復速度を表
   示させる指令信号を出力する共に前記演算部でカウント
   された反復回数と前記目標反復回数との比較結果と、前
   記メモリに登録され前記単位時間当たりの反復回数と前
   記目標反復速度との比較結果に各々対応する前記数値情
   報及び前記メッセージ情報の両者を各々音声合成して出
   力することを前記音声合成部に対し指示する信号を出力
   する制御部と、から成る電子ペースメーカ。