JPH03199705A

JPH03199705A - 型材の連結構造

Info

Publication number: JPH03199705A
Application number: JP33955389A
Authority: JP
Inventors: Yukio Iizuka; 雪夫飯塚
Original assignee: Daifuku Co Ltd
Current assignee: Daifuku Co Ltd
Priority date: 1989-12-26
Filing date: 1989-12-26
Publication date: 1991-08-30
Anticipated expiration: 2009-08-22
Also published as: JPH0663527B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、たとえば型材を連結して枠組体を形成すると
きなどに採用される型材の連結構造に関するものである
。

従来の技術外側に開放する蟻溝を長さ方向に全長に形成した型材を
直角状に連結するものとして、たとえば米国特許明細書
第３，０６１，０５５号公報の構造が提供されている。

この従来形式では、一方のポストの蟻溝にブロックを嵌
合によって装着し、そしてブロックに形成したねじ孔に
センタボルトを螺合し、このセンタボルトのエンドをポ
ストに形成したセンタホールに嵌入させることで、ポス
トに対してブロックを位置決めしている。他方のポスト
にはボルト受けが装着され、このボルト受けに挿通した
ボルトを前記ね・じ孔に螺合し、締め付けることで両ポ
ストを直角状で連結している。

発明が解決しようとする課題上記の従来形式によると、たとえば他方のポストがボル
ト軸心の周りに回動するなど相対的な位置決めがむずか
しく、筐たボルトはポストの内部に位置していることか
ら、締め付は操作は容易にかつ強く行えない。

本発明の目的とするところは、相対的な位置決めを自動
的に行え、しかも連結操作は容易に強く行える型材の連
結構造を提供する点にある。

課題を解決するための手段上記目的を達成するために本第１発明にかける型材の連
結構造は、外側に開放する蟻溝を長さ方向全長に形成し
た型材を直角状に連結する構造であって、両型材が形成
するコーナ部に配置自在な角当て部材を設け、この角当
て部材に、両型材の外面に当接自在な一対の当接面を９
０度変位して形成し、前記角当て部材の角部で雨曇接面
間に亘る位置に、前記蟻溝に密状に突入自在なフランジ
亘る位置に、前記蟻溝内に挿入自在なナツト体を設ける
とともに、このナツト体に螺合自在なねじ体の挿通孔を
、前記角当て部材の９０度変位した三箇所に形成してい
る。

さらに本第２発明にかける型材の連結構造は、少くとも
一方の当接面でかつ挿通孔の周り２、少くとも一方のテ
ーバ外面を有する突起部を形成し、前記テーバ外面が当
接自在なテーパ受け面を、−対の蟻溝形成片間に亘って
形成している。

作用上記した本第１発明の構成にかいて型材間の連結は次の
ようにして行われる。すなわち、會ず挿通孔に外側から
通したねじ体をナツト体に螺合することで、これらナツ
ト体を角当て部材に仮止めし得る。次いでナツト体を対
応する型材の蟻溝に対して、スライド形式により挿入さ
せる。この挿入動の前後において、フランジ部が蟻溝に
突入される。そして挿入動によって両型材を所定のレベ
ル位置に対応させた状態で、ねじ体の締め付けを行う。

この締め付けにより、ナツト体と当接面で型材を挟持す
ることになって角当て部材と両型材との固定を行える。

その際に７ランノ部が蟻溝に密状に突入していることか
ら、角当て部材と両型材とは、相対的に位置ずれするこ
となく固定されることになる。

また上記した本第２発明の構成によると、ねじ体の締め
付けによシ型材と角当て部材とを固定する際に、テーパ
受け面とテーバ外面とが圧接されることになり、これに
より角当て部材に対する型材の長さ方向での位置決めを
正確に行える。

実施例以下に本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

直角状に連結を行かうとする一対の型材１．２は同一の
形状であって、たとえばアμミニウムの引き抜き成形に
よって製造される。すなわち型材１゜２は四角棒状であ
って、各面側には外側に開放する蟻溝１０を長さ方向に
全長に形成している。そして蟻溝ｌＯの外側に開放した
スリット部１１は一対の形成片１２間に存在する。両型
材１．２の長さ方向の両端部で必要な箇所には、外戚が
９のテーバ受け１ｆ１１３が、両形成片１２間に亘って
座ぐり加工などで形成される。両型材１．２が形成する
コーナ部に配置自在な角当て部材２０は三角形板状であ
って、両型材１，２の外面１ａ、２ａに当接自在な一対
の当接面２１．２２を９０度変位して形成している。前
記角当て部材２００角榔で雨曇接面２１．２２間に亘る
位置から、側面視でＬ形の７ランノ部２３を突設してい
る。ここで７ランノ部２３のｅｉｗ、は、前記スリット
部１１の輻Ｗ２に対し同じかわずかに小さくしてあり、
以って７ランノ部２３はスリット部１１に密状に突入自
在となる。前記角当て部材２０の９０度変位した三箇所
には、前記７’Ｆンジ部２３を避けて当接面２１　、２
２で開放する挿通孔２４．２５が形成される。そして挿
通孔２４．２５　Ｋ外側から通されるビス状のねじ体２
６゜２７は、前記蟻溝】０内に挿入した板状のナツト体
１４゜１５に螺合自在となる。前記角当て部材２０にシ
いて、少くとも一方の当接面２２でかつ挿通孔２５のＮ
４りには、外すぼまり状のテーバ外面２８を有する突起
部四が一体に形成されて訃シ、このテーバ外面２８は前
記テーパ受け面１３に当接自在となる。さらに角当て部
材２０には、板厚方向の貫通孔３０が形成されている。

次に上記実施例にかいて型材１．２の連結作業を説明す
る。まず角当て部材２００当接面２１．２２にナツト体
１４．１５を対向させ、挿通孔２４　、２５に外側から
通したねじ体２６　、２７をナツト体１４．１５　Ｋ螺
合して仮止めを行う。次いで一方の型材１の端部にかい
てナツト体１４を蟻溝１０内に挿入させる。この挿入動
の前後Ｋ＞いて、フランジ部２３がスリット部１１に：
突入される。このような挿入動を行ったのち、角当て部
材２０を型材１の所定、レベル位置まで移動させる。次
いで他方の型材２を、その蟻溝１０にナツト体１５が挿
入されるべく差し込むのであり、この差し込みに引き続
いてフランジ部２３がスリット部１１に突入される。差
し込みは型材２の端面２ｂが型材ｌの外面１ａに当接す
る唾で行われ、これによりテーパ受け面１３に突起部２
９が対向する。なか他方の型材２に角当て部材２０を装
着したのち、この角当て部材２０を一方の型材ｌに装着
する順序でもよい。その後、たとえば型材ｌに対する型
材２のレベル位置を調整しながらねじ体２６．２７の締
め付けを行う。この締め付けにより、ナツト体１４と当
接面２１で形成片１２を挾持することになって型材１と
角当て部材２０との固定を行え、またナツト体１５と当
接面２２で形成片１２を挾持することになって型材２と
角当て部材２０との固定を行える。その際にフランジ部
２３が型材１のスリット部１１に書状に突入しているこ
とから、型材ｌと角当て部材２０とは相対的に位置ずれ
することなく固定され、またフランジ部２３が型材２の
スリット部１１に書状に突入していることから、型材２
と角当て部材２０とは相対的に位置ずれすることなく固
定される。すなわち一対の型材１．２は、角当て部材２
０を介して相対的に位置ずれすることなく連結されるこ
とになる。

さらに型材２と角当て部材２０とを固定する際に、テー
パ受け面１３とテーバ外面２８とが圧接されることにな
り、これにより角当て部材２０に対する型材２の長さ方
向での位置決めを正確に行える。

上記実施例では、たとえば第２図に示すように上下一対
の角当て部材２０を配設して型材１．２の連結を強固に
行っているが、これは上または下の一方のみを使用した
連結であってもよい。また角当て部材２０などを介して
の型材１．２の連結は、第２図、第３図の仮想線で示す
ように、あらゆる方向に、かつ多数本に行えるものであ
る。

上記のような型材１．２の連結により、たとえば第４図
、第５図に示すように枠組体３５を構成できる。このよ
うな枠組体３５には、その外側にカバー板が配設される
のであり、その取付けは前記貫通孔３０を利用して行わ
れる。すなわち第２図、第３図の仮想線で示すように、
ナツト体３６を装着したカバー板３７が、型材１．２間
に外側から嵌め込まれたのち角当て部材２０の外側面に
当接され、そして貫通孔３０に内側から通したビス３８
が前記ナツト体あに螺合され締め付けられる。

発明の効果上記構成の本第１発明によると、角当て部材のフランジ
部が蟻溝に書状に突入することで、この角当て部材と両
型材とは、それぞれガタ付きなど生じることなく、かつ
相対的に位置ずれすることなく固定することができ、以
って両型材を、相対的な位置決めを自動的に行って正確
に連結することができる。しかも連結操作は、外部から
ねじ体を回動させることで容易に強固に行うことができ
る。

また本第２発明の構成によると、ねじ体の締め付けの際
にテーパ受け面とテーバ外面とが圧接されることで、角
当て部材に対する型材の長さ方向での位置決めを、正確
にかつ自動的に行うことができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示し、第１図は分解斜視図、
第２図は連結状態での一部切欠き正面図、第３図は同平
面図、第４図は一使用例である枠組体の正面図、第５図
は同側面図である。１．２・・・型材、１ａ、２ａ・・・外面、ｌＯ・・・
蟻溝、１１・・・スリット部、１２・・・形成片、１３
・・・テーパ受け面、１４゜１５・・・ナツト体、２０
・・・角当て部材、２１．２２・・・当接面、乙・・・
フランジ部、２４　、２５・・・挿通孔、２６　、２７
・・・ねじ体、２８・・・テーバ外面、２９・・・突起
部、Ｗｌ・・・フランジ部幅、Ｗ２・・・スリット部幅
。第２図第、３図

Claims

【特許請求の範囲】

１、外側に開放する蟻溝を長さ方向全長に形成した型材
を直角状に連結する構造であって、両型材が形成するコ
ーナ部に配置自在な角当て部材を設け、この角当て部材
に、両型材の外面に当接自在な一対の当接面を９０度変
位して形成し、前記角当て部材の角部で両当接面間に亘
る位置に、前記蟻溝に密状に突入自在なフランジ部を外
方に突設し、前記蟻溝内に挿入自在なナット体を設ける
とともに、このナット体に螺合自在なねじ体の挿通孔を
、前記角当て部材の９０度変位した二箇所に形成したこ
とを特徴とする型材の連結構造。２、少くとも一方の当
接面でかつ挿通孔の周りに、外すぼまり状のテーパ外面
を有する突起部を形成し、前記テーパ外面が当接自在な
テーパ受け面を、一対の蟻溝形成片間に亘って形成した
ことを特徴とする請求項１記載の型材の連結構造。