JPH03199285A - グラウト組成物 - Google Patents

グラウト組成物

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JPH03199285A
JPH03199285A JP33646689A JP33646689A JPH03199285A JP H03199285 A JPH03199285 A JP H03199285A JP 33646689 A JP33646689 A JP 33646689A JP 33646689 A JP33646689 A JP 33646689A JP H03199285 A JPH03199285 A JP H03199285A
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Takashi Ayada
綾田 隆史
Masamichi Kabaya
蒲谷 正道
Masakatsu Uchida
昌勝 内田
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Taiheiyo Cement Corp
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Nihon Cement Co Ltd
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  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
  • Soil Conditioners And Soil-Stabilizing Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はグラウト組成物に関し、特に、セメント、砂及
び流動コークスからなるグラウト組成物に関するちので
ある。
[従来の技術1 従来から、プラントの据付け、逆打ちコンクリートの打
継ぎ、コンクリートのジャンカの補修等にグラウト材が
使用されている。
これまで、各種のグラウト材が開発されているが、セメ
ント系グラウト材が最も広く用いられており、その構成
は、セメント及び砂(さらに必要に応じて砂利、砕石)
の素材に、用途や目的に応じて各種の添加材が配合され
ている。
一般に、素材のみのグラウト材を水と混練し打設すると
、凝結過程で収縮し、既設部位との間に空隙(層)がで
きる。その収縮をなくすため、添加材として流動コーク
スを配合した、いわゆる無収縮グラウト材が公知である
(米国特許N。
3.503.767 、同No、3.519.449)
 。
添加材として配合される上記流動コークスは、重質炭化
水素(例えばピッチ)を流動コーキング法で熱分解した
際に生成する副産物であって、粒径を主に44〜300
 urn、水分を3重遺%以下に調整してセメント系グ
ラウト材の添加材としたものである。この流動コークス
は、セメントに対し3〜10重量%配合されるのが普通
である。
〔発明が解決しようとする課題] 前記流動コークスを配合したグラウト材を用いれば、凝
結過程での未硬化成型物の収縮については解決する。
しかし、前記無収縮グラウト材でも流動性をよくするた
め、通常多量の水で混練されるので、過剰水のブリージ
ングや骨材分離の問題が生じていた。
ブリージングにより、グラウト材を打設した後、過剰水
が未硬化成型物と既設部位の界面ににじみ出て、薄い水
膜を形成する。その水は時間と共に消失し、その後に密
層が形成され、界面の接着不良原因となっていた。
また、骨材の分離は1強度低下の原因ともなっていた。
ブリージングや骨材分離は、増粘剤の添加によって防ぐ
ことは可能であるが、粘性が大きくなり流動性が低下す
るので、適度の流動性を得るためには更に水を加えなけ
ればならず、そのためグラウト材の強度が低下するとい
う問題があった。
〔課題を解決するための手段1 本発明者らは、無収縮性を維持し、かつ、増粘剤を使用
しなくても、ブリージング水及び骨材分離が生じないグ
ラウト材について研究した結果、流動コークスとポリア
ルキルスルホン酸塩又ぼメラミンホルマリン樹脂スルホ
ン酸塩とが、ある範囲で組み合わされているとき、前記
目的が達成できることを見出し、本発明を完成させた。
すなわち1本発明の要旨は、セメント、砂及び流動コー
クスからなるグラウト材に、ポリアルキルアリルスルホ
ン#塩及び/又はメラミンホルマリン樹脂スルホン酸塩
を、前記流動コークスに対して3〜35重量%配合して
なることを特徴とするグラウト組成物である。
本発明のグラウト組成物は、流動コークスとポリアルキ
ルスルホン酸塩又はメラミンホルマリン樹脂スルホン酸
塩(以下有機混和剤という)とが相まって、ブリージン
グ水の発生及び骨材分離を抑制するものと思われる。
したがって、配合する有機混和剤と流動コークスとの比
率が重要な因子であり、有機混和剤の配合比率は流動コ
ークスに対し3〜35重量%、好ましくは4〜20重量
%である。3重量%未満では、ブリージング水の発生を
抑制する効果がなく、35重量%を超える配合は、硬化
体の強度が低下するので好ましくない。
本発明のグラウト組成物に用いられるセメント、砂及び
流動コークスは、公知のものが使用される6 すなわち、セメントは各種ポルトランドセメント、混合
セメント及びアルミナセメント等であり、砂は川砂、海
砂、珪砂等、一般のモルタルやコンクリートに使用され
ているものでよい、流動コークスは、前述したとおりで
あるが、特に粒度については74〜149 u園を主に
したものが効果が大きい。
本発明のグラウト組成物には、水量が変化しない程度に
増粘剤を使用し、有機混和剤と併用することも可能であ
る。
本発明のグラウト組成物を製造するには、流動コークス
が配合された市販のグラウト材に有Ia混和剤を添加混
合してもよい、また、前記砂及び流動コークスを、セメ
ントに対してそれぞれ100〜400重量%、3〜10
重電%配合し、有機混和剤を前述した配合比率に従って
配合し、混合すれば、本発明のグラウト組成物が得られ
る。その混合方法は常套手段に従う。
本発明の組成物において、有機混和材の添加の時期及び
方法は、上記に限定されない、すなわち、本発明のグラ
ウト組成物の目的とする作用は、前記各材料を混練し、
性成型し、凝結を経て、硬化しはじめるまでの期間のブ
リージング水の発生抑制にあるから、前述のように有機
混和剤を予め混合して、グラウト組成物とする場合はも
とより、前記グラウト材を水と混練する際に有機混和剤
を添加する場合、あるいは有機混和剤を予め溶解させた
水で混練する場合等、グラウト材としての使用時に、本
発明のグラウト組成物としての構成を有する場合はすべ
て本発明に含まれるものである。
【実施例] 以下、本発明を実施例に基いて説明する。
実施例1〜8、比較例1〜4 下記に示すセメント、砂及び流動コークスを用いて、砂
及び流動コークスをそれぞれセメントに対し100重量
%、7重量%配合し、慣用のミキサで混合してグラウト
材を製造した(ただし、比較例2はセメントと砂のみ)
早強ポルトランドセメント: 日本セメント■製「大日本早強セメント」珪砂: 日本プラスター■製rNP珪砂NP−40J流動コーク
ス: 1、C,P、R社製rPLAJ、 主粒度ニア4〜1491m、水分=0.7重量%上記グ
ラウト材に、ポリアルキルアリルスルホン酸塩(花王■
製「マイティ100」あるいはメラミンホルマリン樹脂
スルホン酸塩(昭和電工■製「メルメントF−10Jを
流動コークスに対し、第1表に示す比率(重量%)で配
合し、慣用のミキサで混合してグラウト組成物を製造し
た。
また、比較のため増粘材(信越化学■製「ハイメトロー
ズ」を使用したグラウト材も製造した。
得られた各グラウト組成物に、水17重量%を添加し、
混練して混練物を作り、下記試験法でブリージングの測
定を行なった。
得られた結果を第1表に示す。
ブリージング試験法 内径14cm、高さ13cmの容器にグラウト組成物の
混線物を二層に注入し、最終的に容器面より約1cm下
に混線物の上面がなるように、各層ごとに突き棒で15
回笑いて成型した。
次いで、成型物を20℃、相対温度85%の恒温恒湿室
に入れ、3時間後におけるブリージング水を秤量し、そ
のデータを全水看で割ってブリージング率(重量%)と
した。
工狙望崖 KODAN 304−1976 r無収縮モルタル品質
管理試験方法」に準拠した。
なお、本発明のグラウト組成物の混合物の無収縮性につ
いては、iii記ブリージング試験法で用いた容器に、
実施例1〜8の各混線物を容器頂面まで注入し、ナイフ
で平面にした後、その上面の動きをマイクロメータで測
定した結果、0〜2%土面が上昇し、無収縮であること
を確認した。
第1表 [発明の効果] 本発明は、流動コークスを含んだグラウト材に、特定量
の有機混和剤を配合したことにより、得られたグラウト
組成物は、硬化し始めるまで無収縮を維持しつつ、ブリ
ージング水の発生及び骨材分離が抑制される。
その結果、逆打ちの打継ぎやジャンカの補修をした際、
既設部位との界面に水膜ができないので、界面の接着不
良が解消される。
しかも、本発明で配合される有PA混和剤は、その人手
が容易であり、グラウト組成物の製造にも特別な手段を
要せず、実用性が著しく高い。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)セメント、砂及び流動コークスからなるグラウト
    材に、ポリアルキルアリルスルホン酸塩及び/又はメラ
    ミンホルマリン樹脂スルホン酸塩を、前記流動コークス
    に対して3〜35重量%配合してなることを特徴とする
    グラウト組成物。
JP33646689A 1989-12-27 1989-12-27 グラウト組成物 Expired - Fee Related JP2909593B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005194168A (ja) * 2003-12-11 2005-07-21 Taiheiyo Material Kk セメント混和材
JP2006298675A (ja) * 2005-04-18 2006-11-02 Taiheiyo Material Kk 高流動混和材

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