JPH03198981A - 箔の溶接方法 - Google Patents

箔の溶接方法

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JPH03198981A
JPH03198981A JP1336301A JP33630189A JPH03198981A JP H03198981 A JPH03198981 A JP H03198981A JP 1336301 A JP1336301 A JP 1336301A JP 33630189 A JP33630189 A JP 33630189A JP H03198981 A JPH03198981 A JP H03198981A
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JP
Japan
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welding
foil
welded
parts
bent
Prior art date
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Pending
Application number
JP1336301A
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English (en)
Inventor
Tokihiko Kataoka
時彦 片岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、近年、生産技術の向上環により用途が拡大し
つつある0、31未満の薄板すなわち箔の溶接方法に関
するものである。
〈従来の技術〉 金属箔は、電子部品、精密機器等を中心に広く使用され
ている。しかし、接合技術については機械的な接合、ろ
う付は等が主流であり、強度、連続性等で利点の多い溶
接による接合については、薄いことによる種々の問題点
があって、まだ研究開発段階にあるのが実情であり、抵
抗シーム溶接。
超音波接合、レーザー溶接、マイクロプラズマ溶接法等
の溶接方法が種々検討されている。
板厚が0.3−未満の被溶接材の溶接方法の問題点はつ
ぎのとおりである。
■溶接後の凝固収縮およびシーム溶接、超音波溶接時の
加圧等による変形がひどくなる(第3図参照)。
0人熱が大きくなり板厚に対しビード(溶融)幅が広く
なると溶は落ちが発生ずる。
■重ね溶接において上下2枚の板の溶接部の接触が不完
全な場合、入熱例の穴あき等欠陥を生じる。
〈発明が解決しようとする課題〉 本発明は、前述のような現状に鑑み、溶接後の変形が少
なく、溶は落ちや上層の仮の穴あきのないような箔の溶
接方法を提供するためになされたものである。
〈課題を解決するための手段〉 本発明は、■板厚が0.3−未満の薄板(以下箔と称す
)を突合せ溶接する場合に、箔の相対する突合せ部をそ
れぞれ溶接線に平行に折り曲げ、それぞれの折り曲げ部
を互いに突合せて溶接することを特徴とする箔の溶接方
法で、かつ■突合せ溶接における溶接線と直交する断面
形状が山形であることを特徴とする前項■記載の箔の溶
接方法で、さらに02枚以上の箔の重ね溶接をする場合
に、箔の溶接部をそれぞれ溶接線に平行に折り曲げて突
起部を形成し、それぞれの突起部を重ねて?8接するこ
とを特徴とする箔の溶接方法で、また02枚以上の箔の
重ね溶接をする場合に、上層の箔の突起部の高さより、
下層の箔の突起部の高さの方が高いことを特徴とする前
項■記載の箔の溶接方法である。
〈作用〉 前記の問題点が、板厚が薄いことによって発生すること
に着目し本発明をなすに至った。
本発明によれば、板厚が0.3m未満の薄板(箔)の突
合せ溶接に際し、第1図(a)に示すように溶接前に被
溶接材を溶接線に対して平行に折り曲げて折り曲げ部を
形成することによって、溶接線方向、かつ板厚方向への
変形に対する耐力を増すことができる。これによって溶
接部の伸縮によって発生ずる変形を抑制することができ
る。
次に、下向きの溶接においてこの被溶接材に形成した折
り曲げ部を溶接時に突合せて入熱方向に対し突合せ部を
凸形状とすることによって溶は落ちを抑制することがで
き、結果として溶接条件の範囲が広くなる。
また、重ね溶接の場合は、被溶接材の溶接部を折り曲げ
て突起部を形成し、上層の箔と下層の箔の突起部の高さ
Hを変えることによって、溶接部の二枚の箔の接触を良
くすることができる。これによって、入熱側と反対側の
板の未溶融、入熱側の板の穴あきといった欠陥を防ぐこ
とができる。
なお、板厚が0.3■以上になると前記の■〜■の問題
点がほとんどなく、また、段差をつけにくいことなどの
ために、本発明に係る方法は板厚0.3−未満の薄板す
なわち箔に適用される。
〈実施例〉 第1図および第2図に本発明の実施例を示す。
被溶接材の溶接部を溶接線にそって高さH:1+w。
幅W:2mの折り曲げ部および突起部を形成し、その凸
部の中央を溶接した状態を示した。
第1表に突合せ溶接による実験結果を、第2表に重ね溶
接による実験結果を示す、溶接素材(被溶接材)として
は、5O3304を使用し、溶接条件は第3表に示す、
全て下向きの溶接で凸部を上向きとして行った。
本発明方法を用いた実施例のNn1. 2および5〜1
2では、溶接後の変形および溶接部欠陥もなく良好な結
果が得られた。
実施例Haloと比較例Nl114. Na17を比較
すると判るように、溶接前に段差を設けることによって
二枚の板の溶接部の接触を良くし、入熱側の穴あきおよ
び溶は落ちを防止できる。
2枚以上の箔の重ね溶接をする場合に、入熱例の箔の突
起部の幅より下層の箔の突起部の幅を小さくすることに
よっても、特許請求の範囲第4項と同じく溶接部の欠陥
の発生および溶接部の変形を防ぐことができる。この実
施例を実施例Na1Bに示す。
実施例N[L9と比較例阻16との比較でも溶接部の接
触を良くすることによって入熱側の穴あき防止の効果が
認められる。また、実施例Na7,8.9゜11、12
と比較例N[115,16を比較すると、溶は落ちを防
止する効果が認められる。
一方、比較例Nci13に示すように板厚が0.3−以
上では、溶接部の変形、欠陥といった問題が生じない。
なお、本実施例では、プラズマ溶接、レーザー溶接につ
いて説明したが、本発明はこれに限るものではなくシー
ム溶接にも有効である。また、段差についても凸形状に
ついてのみ示したが、凹形状でも溶接後の変形を防ぐこ
とができるし、他の台形や、もっと複雑な形状でも同様
に溶接後の変形を防ぐことができる。
〈発明の効果〉 本発明方法によると、変形のない箔の溶接ができ、また
溶は落ちや上層の仮の穴あきといった溶接欠陥の発生を
すくなくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る箔の突合せ溶接方法の説明図、第
2図は本発明に係る箔の重ね合せ溶接方法の説明図、第
3図は従来法による箔の突合せ溶接部および近傍の外観
図である。 l・・・被溶接材、   2・・・突合せ溶接部、3・
・・折り曲げ部、   4・・・突起部、5・・・重ね
合せ溶接部、6・・・溶接金属、■・・・高さ、   
  W・・・幅。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、板厚が0.3mm未満の薄板(以下箔と称す)を突
    合せ溶接する場合に、箔の相対する突合せ部をそれぞれ
    溶接線に平行に折り曲げ、それぞれの折り曲げ部を互い
    に突合せて溶接することを特徴とする箔の溶接方法。 2、突合せ溶接における溶接線と直交する断面形状が山
    形であることを特徴とする請求項1記載の箔の溶接方法
    。 3、2枚以上の箔の重ね溶接をする場合に、箔の溶接部
    をそれぞれ溶接線に平行に折り曲げて突起部を形成し、
    それぞれの突起部を重ねて溶接することを特徴とする箔
    の溶接方法。 4、2枚以上の箔の重ね溶接をする場合に、上層の箔の
    突起部の高さより、下層の箔の突起部の高さの方が高い
    ことを特徴とする請求項3記載の箔の溶接方法。
JP1336301A 1989-12-27 1989-12-27 箔の溶接方法 Pending JPH03198981A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015045245A1 (ja) * 2013-09-24 2015-04-02 三恵技研工業株式会社 消音器及びその製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015045245A1 (ja) * 2013-09-24 2015-04-02 三恵技研工業株式会社 消音器及びその製造方法
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