JPH03197921A - コンタクトレンズ用の洗浄剤 - Google Patents

コンタクトレンズ用の洗浄剤

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Publication number
JPH03197921A
JPH03197921A JP33957789A JP33957789A JPH03197921A JP H03197921 A JPH03197921 A JP H03197921A JP 33957789 A JP33957789 A JP 33957789A JP 33957789 A JP33957789 A JP 33957789A JP H03197921 A JPH03197921 A JP H03197921A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protease
contact lens
detergent
origin
perfume
Prior art date
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Pending
Application number
JP33957789A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Igari
猪狩 正紘
Tamako Nonaka
野中 瑞子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kuraray Co Ltd
Original Assignee
Kuraray Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP33957789A priority Critical patent/JPH03197921A/ja
Publication of JPH03197921A publication Critical patent/JPH03197921A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はコンタクトレンズ用の洗浄剤に間する。
更に詳しくは、プロテアーゼを含有するコンタクトレン
ズ用の洗浄剤に関する。
[従来の技術] コンタクトレンズにはソフトコンタクトレンズとハード
コンタクトレンズがあり、それぞれ視力補正用具として
広く使用されている。
しかしながら、いずれのコンタクトレンズも長期間にわ
たって使用すると、コンタクトレンズの表面または内部
に涙液中のタンパク質が付着して徐々に蓄積する現象が
が起こってくることが多くある。このためにコンタクト
レンズが曇ってきて透明度が低下したり、コンタクトレ
ンズを装用中に異物感を生じたりするという現象が発生
し、使用者に著しい不便や不快感を与える。また、ある
場合には変性したタンパク質が原因となってアレルギー
性の炎症を起こすことさえもある。
しかも、このようなコンタクトレンズに付着したタンパ
ク質の中には、界面活性剤を有効成分とする通常のコン
タクトレンズ用洗浄剤による洗浄では簡単に除去し得な
いものがある。
そこでこのようなタンパク質を除去するために、従来で
はタンパク質分解酵素であるプロテアーゼを含有した、
いわゆる酵素系のタンパク質除去剤が実用化されている
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、プロテアーゼは、真菌、細菌や動・植物
から抽出・精製し、さらに除菌するというプロセスで製
造されたものであるので、不純物に基づくなんらかの有
機的な臭気を伴うことが多くある。このような場合、コ
ンタクトレンズを洗浄しようとする使用者にこのような
匂いが到達して不快感と不潔感をもたらす原因となる。
[課題を解決するための手段] 本発明者らはこのような問題を解決するために鋭意検討
を重ね、特定の芳香を有する化合物を添加することによ
り、このような不純物に基づくなんらかの有機的な臭気
がもはや感知されなくなり、しかも本来の、タンパク質
を除去するという性能を損なわず、そのうえ元々の不純
物に基づく有機的臭気の有無にかかわらず、使用者に清
潔感と爽快感を与え得ることができることを見出し、本
発明に至った。
即ち本発明はプロテアーゼと香料を含有することを特徴
とするコンタクトレンズ用の洗浄剤である。
プロテアーゼの種類に間しては特に限定がなく、例えば
、パパイン、プロメラインなどの植物起源のプロテアー
ゼ、ペプシン、トリプシン、キモトリプシン、バンクレ
アチンなどの動物起源のプロテアーゼ、バチルス属など
の細菌が産生ずる細菌起源のプロテアーゼ、アスペルギ
ウス属、リゾパス属、ストレプトミセス属などの糸状菌
が産生ずる糸状菌起源のプロテアーゼなどが使用できる
これらのなかでもパパイン、細菌起源のプロテアーゼ、
糸状菌起源のプロテアーゼが安価で使用しやすくかつ性
能もよく好ましい。
洗浄剤の形態としては錠剤、顆粒又は粉末のような固体
として用いてもよいし、水系の溶液として用いてもよい
。溶液の場合にはプロテアーゼの経時的な活性低下が問
題となる場合が有り、保存性をよくするために水と混和
性の有機溶剤、例えばエチレングリコール、プロピレン
ゲ、リコール、グリセリン、エチルアルコール、アセト
ンなどを添加するのが好ましい。また錠剤型の場合には
洗浄効果を上げるために発泡タイプとしてもよい。
この他に界面活性剤、PH調整剤や浸透圧調整剤などを
適宜添加するのは自由である。
香料の種類としては芳香を有するものを適宜好みにあわ
せて使用すればよいが、できれば原料であるプロテアー
ゼに同伴する臭気がある場合にはこれを隠蔽する能力の
有るものが好ましい。例えばアニスアルデヒド、アニソ
ール、アネトール、アミルシンナミックアルデヒド、4
−アリルベラトロール、イソオイゲノール、γ−ウンデ
カラクトン、ウンデシレンアルデヒド、オイゲノール、
カプロン酸アリル、L−カルボン、カンファーギ酸イソ
アミル、ギ酸シトロネリル、クマリン、ケイ皮アルコー
ル、ケイ皮酸エチル、ゲラニオール、酢酸ジメチルベン
ジルカルビニル、酢酸シンナミル、酢酸ベンジル、酢酸
メンタニル、サフロール、サリチル酸イソアミル、シク
ラメンアルデヒド、シトラール、シトロ、ネラール、シ
トロネロール、ジペンテン、シネオール、ジヒドロジャ
スモン、ジャスモン、テトラソドロ、リナロール、ヒド
ロキシシトロネラールファルネソール、フェニルアセト
アルデヒド、フェニルエチルアルコール、フェニル酢酸
エチル、バニリン、プロピオン酸イソアミル、ベンジル
アルコール、ボルネオール、マルトール、メチルフェニ
ルグリジッド酸エチル、ムスクケトン、メチルヨノン、
メントール、ヨノン、リナロール、リモネンなどが挙げ
られる。なかでもγ−ウンデカラクトン、カンファー、
ゲラニオール、酢酸ベンジル、サフロール、シトラール
、シネオール、フェニルエチルアルコール、バニリン、
メチルフェニルグリジッド酸エチル、メチルヨノン、ヨ
ノンなどが香気と臭気の隠蔽力の強さ点で好ましい。こ
れらの香料は単品で用いてもよいが、調合して使用した
ほうが効果が大きい。
香料の濃度は種類にもよるが、0.0001重量%〜5
重量%が好ましい。0.0001重量%以下では効果が
殆どなく、また5重量%以上では香料の溶解が困難で油
滴状になりコンタクトレンズの表面に吸着してレンズの
変形などの原因になりやすい。香料の濃度のより好まし
い範囲はは0゜001重量%〜0.5重量%である。プ
ロテアーゼを含有する洗浄剤に香料を添加する方法は例
えば直接に香料成分を錠剤や溶液に添加してもよいし、
水に溶解ないし希釈した際に破壊するようなマイクロカ
プセルに詰めて添加しておいてもよい。
かかる洗浄剤を使用してソフトコンタクトレンズまたは
ハードコンタクトレンズを洗浄するのは通常の酵素系の
洗浄剤の使用方法とまったく同一の方法により実施する
ことができる。例えばプロテアーゼと香料を含有する錠
剤を所定量の水に溶解してその中にコンタクトレンズを
浸漬する方法によってもよいし、また香料を含有する濃
厚なプロテアーゼ溶液を希釈してその中にコンタクトレ
ンズを浸漬する方法によってもよい。
[実施例コ 次に実施例により本発明を具体的に説明するが、本発明
はこれらにより何ら制限されるものではない。
実施例中、「部」はすべて重量部を表わす。
比較例 0.5mol/lのトリエタノールアミン水溶液にPH
7,0となるまで酢酸を添加した。
この液10部にバチルス属の細菌起源のプロテアーゼ1
.0部を溶解し次にグリセリン10部を添加した。この
液体は芳香がなく、かつ生臭い臭気が感じられた。
別にフッ化アルキルメタクリレートを主成分とし、シロ
キサニルアルキルメタクリレートを含有しない酸素透過
性コンタクトレンズを1%リゾチーム水溶液中、100
℃に1日放置した。
冷却後、流水ですすぐことによりタンパク質で汚染され
たハードコンタクトレンズを得た。このレンズを上記の
酵素含有液の10倍希釈液中に室温で1日放置した後、
目視及び顕微鏡で観察した。その結果コンタクトレンズ
上にはタンパク質の残存はなく、洗浄効能力は良好であ
った。しかし、この洗浄作業中に臭気による不快感が感
じられた。
一方、同じように作製したタンパク汚染レンズを蒸留水
中で同様に処理したものではコンタクトレンズの表面に
明らかな曇りが認められた。
実施例1 シトラール0.5gを50gのエチレングリコールに溶
解した。この1.0部を比較例の酵素液33部に加えた
ところ均一に溶解した。この液はもはや生臭い臭気が感
じられず、かつレモン様の芳香が感じられた。比較例と
同様にこの10倍希釈液を用いて、タンパク質で汚染さ
れたハードコンタクトレンズを処理したところ、洗浄効
果は良好であった。この作業中には臭気による不快感が
なく、芳香による快適感が感じられた。
第  1  表 実施例2〜10 第1表の香料について実施例1の場合と同様に操作して
第1表の結果を得た。
以下余白 X:生臭さが感じられる O:生臭さが感じられない [発明の効果コ 本発明のコンタクトレンズ用洗浄剤は使用者に清潔感と
爽快感を与えるということにおいてコンンタクトレンズ
の洗浄による清潔化という目的に沿ったものであり、実
用的な意義が大きい。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. プロテアーゼと香料を含有することを特徴とするコンタ
    クトレンズ用の洗浄剤。
JP33957789A 1989-12-26 1989-12-26 コンタクトレンズ用の洗浄剤 Pending JPH03197921A (ja)

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JP33957789A JPH03197921A (ja) 1989-12-26 1989-12-26 コンタクトレンズ用の洗浄剤

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JP33957789A JPH03197921A (ja) 1989-12-26 1989-12-26 コンタクトレンズ用の洗浄剤

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JPH03197921A true JPH03197921A (ja) 1991-08-29

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ID=18328791

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Application Number Title Priority Date Filing Date
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Cited By (2)

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GB2252421A (en) * 1990-12-31 1992-08-05 Tchelva Ramanathan Cleaning soft contact lenses
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