JPH03197041A - 複合材 - Google Patents

複合材

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JPH03197041A
JPH03197041A JP1334797A JP33479789A JPH03197041A JP H03197041 A JPH03197041 A JP H03197041A JP 1334797 A JP1334797 A JP 1334797A JP 33479789 A JP33479789 A JP 33479789A JP H03197041 A JPH03197041 A JP H03197041A
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JP
Japan
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resin
composite material
resin layer
vinyl chloride
ultraviolet absorber
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JP1334797A
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Inventor
Izuru Tateno
館野 出
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Nippon Carbide Industries Co Inc
Original Assignee
Nippon Carbide Industries Co Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、耐熱変形性、耐熱寸法安定性及び耐候性が共
に優れ、かつ難燃性建材として、屋外で使用可能な樹脂
窓枠や樹脂外壁材、屋根材等に使用可能な樹脂系複合材
に関する。
〔従来の技術〕
建材として使用される樹脂麿形品は、塩化ビニル樹脂や
AB8樹脂、PB樹脂、pp樹脂などを原料とした成形
品が主に使用されており、屋内では、床材、天井材、室
内ドア、樹脂製内窓枠、中本、カーテンボックス、曲り
縁等に広く利用されている。
一方屋外の太陽光や風雨に晒される用途には、雨どい、
樹脂外窓枠、サイジング、ぬれ縁、シャッター フェン
ス等があるが、例えば塩化ビニル樹脂製窓枠は外観色が
「白」がほとんどであり、特に「褐色」など濃色のもの
は、夏季には成形品の表面温度が80℃以上にも上昇し
、変形や熱収縮が大きく、長期使用に耐えない。
3゜ 又長期の太陽光暴露や風雨により褪色、又はチョーキン
グを生じ、初期の呈色とは格段の外観変化を生じ、耐衝
撃強度が大きく低下することが常であった。又、ABa
製のサイジング(外壁材)やシャッターは耐熱変形性は
良いが、耐候性は塩化ビニル樹脂製の成形品よりも著し
く劣り、長期の使用により表面ヒビ割れや耐衝撃性の著
しい劣化が見られる上、可燃性であるため、建材部品と
しては多くは使用されていないのが現状である。
これらの背景から、近年例えば、塩化ビニル樹脂とアク
リル樹脂の複合成形品により、上述の耐候性を改良する
例や、成形品の着色層(例えば顔料混入部分)に赤外線
の透過又は反射機能を持たせ、着色成形品にも拘らず、
表面温度の上昇を抑えようとする試みが為されている。
しかし前例の場合、不質的に耐熱変形性の改良が為され
ないことや、衝撃を受けた際、アクリル層にクラックが
入り易く、これがノツチ効果などを生じて塩化ビニル樹
脂層の耐衝撃性を低下させる欠点がある。又後側の場合
、表面温度の上昇は若干抑えることができるが、充分と
は言えず、又経時的に温度上昇抑制機能は低下Tるとい
う欠点もある。
又これらは、建築材として必要な難燃性、少燃性といっ
た火災時を想定した改良は全くされていないのが現状で
ある。
〔発明が解決すべき問題点〕
不発明者は、屋外建材等に利用できる樹脂成形品、即ち
着色成形品でありても、耐熱変形性や耐熱収縮性に優れ
、長期に使用しても変色・褪色が少なく、強度劣化や外
観の劣化がわずかで耐候性に優れ、建材としての難燃特
性に優れる複合材を得ることを目的に鋭意検討した結果
、塩素化塩化ビニル系樹脂を含んでなる成形物囚の表面
の1部又は全体が少なくとも380 nmの波長の光を
実質的に遮蔽し得る樹脂層の)で被榎されていることを
特徴とする複合材によって上記目的の複合材を得ること
ができることを見出し、本発明を完成した。
〔問題点を解決するための手段〕
以下、本発明について説明する。本願発明は(11塩素
化塩化ビニル系樹脂を含んでなる成形物(A)の表面の
1部又は全体が少なくとも380nmの波長の光を実質
的に遮蔽し得る樹脂層の)で核種されていることを特徴
とする複合材。
(2)#樹脂層の)が少なくとも380 nm及びそれ
以下290 nmまでの波長の光を実質的に遮蔽し、5
00 nm及びそれ以上の波長の光を実質的に透過する
ことを特徴とする複合材。
(3)該樹脂層側)が塩化ビニル樹脂と紫外線吸収剤と
から成る組成物により得られることを特徴とする複合材
(4)該樹脂層ω)がアクリル系樹脂(ポリメチルメタ
アクリレート:PMMA:系樹脂)と紫外線吸収剤とか
ら成る組成物により得られることを特徴とする複合材。
(5)該樹脂層(B)が樹脂重量に対し、0,3〜5重
量%の紫外線吸収剤を含有しており、かつ咳紫外線吸収
剤がベンゾフェノン系紫外線吸収剤、ベンゾトリアゾー
ル系紫外線吸収剤から選択される少なくとも1種以上の
紫外線吸収剤であることを特徴とする複合材。
(6)誼樹脂層の)において、含有される紫外線吸収剤
含有量(至))の値をxb 、樹脂層の)の最低厚さ(
μ)の値をYbで表わす時、下記式%式% を満足することを特徴とする複合材。
(7)該樹脂層側)がゴム成分を5重量−以上含むアク
リル系樹脂から成り、400 nm以上の可視光線な実
質的に透過することを特徴とする複合材。
(8)該塩素化塩化ビニル系樹脂(4)が塩素含有量C
C13)62〜69%、比粘度(ηsp) 0.20以
上の塩素化塩化ビニル樹脂である複合材。
(9)該成形物(4)が塩素化塩化ビニル樹脂と塩化ビ
ニル樹脂を含んでなる成形物(4)である複合材。
(II  該成形物(4)が塩素化塩化ビニル樹脂10
0重量部に対し、耐衝撃性改良剤を3〜30重量部含有
する組成物からなることを特徴とする複合材。
αυ 該耐衝撃改良剤が、塩素化ポリエチレン、エチレ
ン−酢ビ共重合樹脂、多成分アクリルゴム系樹脂、MB
S(メチルメタアクリレート、ブタジェン、スチレン共
重合樹脂)、NBR(ニトリル、ブタジェン共重合樹脂
)から選ばれる少くともIIIの耐衝撃性改良剤である
ことを特徴とする複合材。
である。
先ず塩素化塩化ビニル樹脂を含んでなる成形物(4)に
ついて述べる。該成形物(4)を構成する樹脂としては
、塩素化塩化ビニル樹脂単独の場合はもちろん、塩化ビ
ニル樹脂、AB8樹脂、アクリル系樹脂、塩素化ポリエ
チレン樹脂等との任意の比率の混合樹脂も含まれるが、
耐熱性や難燃性の点から塩素化塩化ビニル樹脂を主成分
とするものが特に奸才しい。塩素化塩化ビニル樹脂とし
ては、通常塩素含有量約59〜72重量−1比粘度(J
I8 K6721準拠)約0.20以上のものが用いら
れるが、塩素含有量62〜68重量−1比粘度0.20
〜0.60のものが好ましく、さらに好ましくは塩素含
有量約62〜65重量−1比粘度0.30〜0.50の
ものが成形性及び難燃性に優れるため好適である。
塩素化塩化ビニル樹脂の製造法としては、例えば、塩化
ビニル樹脂粉末を気相中で、又は水中に懸濁した状態で
、あるいは溶媒に溶解した状態で塩素化することによっ
て製造され、例えば、特公昭36−888号公報などに
記載の方法で製造される。
また成形品(A)を成形するためのコンパウンドを調整
するに当り、慣用の配合成分として、例えば耐衝撃性を
向上Tるための各種の耐衝撃向上剤として、MBS(メ
チルメタアクリレート、ブタジェン、スチレン共重合体
)、λB8(アクリルニトリル、ブタジェン、スチレン
共重合体)、CPB (jji素化ポリエチレン)、N
BR(ニトリル、ブタジェンゴム)、多成分アクリルゴ
ム系樹脂、87人(エチレン、酢ビ、コポリマー)など
のゴム状物質が用いられるが、耐候性の点からCPB、
BVA、多成分アクリルゴム系樹脂が特に好ましく用い
られる。さらに気温等環境変化に対する寸法安定性を向
上する目的でガラス繊維、ロックウール等の繊維、ガラ
ス中空ビーズ、酸化チタン、炭酸カルシウム、ゼオライ
ト等の充てん剤が好ましく使用される、さらに慣用の配
合成分として錫系、鉛系などの各種安定剤、金属石けん
、高級脂肪酸、高級アルコール、アマイド系ワックス類
などの滑剤、フェニルα−ナフチルアミン等の酸化防止
剤、2.4−ジヒドロキシベンゾフェノンなどの紫外線
吸収剤、アゾ系顔料などの着色剤等を用いることができ
る。
これらの配合剤の添加量については、本発明の目的をそ
こなわない範囲で任意に選択することができるが、通常
、塩素含有樹脂100重量部に対し、耐衝撃向上剤は5
〜30重量部、安定剤は0.5〜7重量部、滑剤は0.
5〜5重量部、酸化防止剤は0〜2重量部、紫外線吸収
剤は0〜5重量部、着色剤は0〜5重量部、充てん剤は
0〜20重量部の範囲で選択される。
本発明に用いる塩素化塩化ビニル樹脂な含んでなる成形
物は、前記の各種配合成分を、例えばヘンシェルミキサ
ーやスーパーミキサー リボンブレンダー、バンバリー
ミキサ−1摺潰機、ミキシングロールなどの混合機に投
入し、適轟な温度で均一に混合することにより調整する
ことができる。このようにして成形物(4)を成形する
ためのコンパウンド(4)が調整される。これを各種成
形機にて成形し成形品(4)が得られる。
次に少なくとも380 amの波長の紫外光を遮蔽し得
る樹脂層側)について述べる。
本発明における「少なくとも380 nmの波長の光を
実質的に遮蔽し得る樹脂層(B)」とは、少なくとも3
80 nmの波長の光の光線遮蔽率が80−以下、好ま
しくは90%以下、特に好ましくは95%以下であるこ
とを意味する。と同時に500 nm以上の可視光線に
ついては、目的によって不透明、透明の選択が可能であ
るが、クリやな視感と(4)層の模様や図柄を透視でき
る目的に使用する場合には、500nm以上の可視光線
透過率が90−以上で、耐候性の持続性の良い組成が選
択される。
又樹脂層側)の厚みとしては、好ましくは15〜100
0μ、特に好ましくは25〜500μ、更に好ましくは
30〜300μであり、15μ未満では該樹脂層が摩耗
などのため“ばくり”を生じ易い上、紫外線遮蔽剤の含
有濃度を異常に高くする必要があるため、白化、脆化を
生じ、本発明の役割を果さない。
次に(B)層に使用される樹脂としては、アクリル系樹
脂、増化ビニル系樹脂、A8樹脂が好適に使用されるが
、特にアクリル系樹脂がそれ自体の耐候性に優れるため
好適に使用される。
又使用される紫外線遮蔽剤としては、樹脂層側)が透明
であり、(4)層の図柄などが透視できることが必要な
場合は、特に俤)層の樹脂に相溶性のある紫外線吸収剤
が選択される。
又俤)層における紫外線吸収剤の含有量をxb−1俤)
層の厚さをYbμとすると xb −yb≧25 (より好ましくは≧50、更に好
ましくは≧100) 0.2≦xb≦5(より好ましくは 0.3≦xb≦3) で表わされる紫外線吸収剤含有条件を満足することが好
ましい。
使用される樹脂としては、アクリル系樹脂、塩化ビニル
系樹脂、人S樹脂など、各種の樹脂を用いることができ
るが、成形物(4)との熱融着性、又は接清性に問題の
ないものが選ばれる。
又樹脂[(B)には、成形品(4)に核種して、外観の
向上など装飾性な付与する目的などの他、成形品(A)
が紫外線に晒されて強度劣化が褪変色するのを防ぐ役割
をもつため、紫外線遮蔽剤が含有される。
紫外線遮蔽剤としては、ベンゾフェノン系の紫外線吸収
剤、ベンシトIJアゾール系の紫外線吸収剤などの紫外
線吸収剤が、500nm以上の可視光線透過率の良好に
樹脂層の)を成形するに好適に用いられる。この場合、
成形物(4)の表面模様や色などが樹脂層CB)の表面
より透視でき、かつ成形物(4)の紫外線lこよる強度
劣化が防止できる。
一方、酸化チタン、顔料、金属粉、炭カル、その他各種
充てん剤など光陰ぺい性の良い添加剤が樹脂層(B)で
可視光線、紫外線を共に遮蔽して成形物(4)の紫外線
による劣化を防ぐ場合に好適に用いられる。
この場合、外観は樹脂層@)の色、模様等に支配され、
成形物囚の外観は全く敞ぺいされる。
該(B)層において使用される紫外線吸収剤の具体例を
示すと、例えば2− (2’−ヒドロキシ−5jsで−
ジーtert−ブチルフェニルロベンゾトリアゾール 
2 (  2/−ヒドロキシ3’  tert−ブチル
−5′−メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾ
ール、2−(2’−1ドロキシ−3’  tert−ア
ミル−5′−イソブチルフェニル)−5−クロロベンゾ
トリアゾール、2 − ( 2’−ヒドロキシ−3′−
イソブチル−5′−メチルフェニル)−5−クロロベン
ゾトリアゾール、2 − ( 2’−ヒドロキシ−3′
−イソブチル−5’−7’口ビルフェニル)−5−クロ
ロベンゾトリアゾールの如き2′−ヒドロキシフェニル
−5−クロロベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤類、例
えば2−( 2’−ヒドロキシ−3: 5?−ジーte
rtーブチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−( 
2’−ヒドロキシ−51−メチルフェニル)ベンゾトリ
アゾールの如き2′−ヒドロキシフェニルベンゾトリア
ゾール系紫外線吸収剤類、例えば2,2′−ジヒドロキ
シ−4−メトキシベンゾフェノン、2.2’−ジヒドロ
キシ−4.4′−ジメトキシベンゾフェノン、2. 2
!4. 4!−テトラヒドロキシベンゾフェノンの如き
2.2′−ジヒドロキシベンゾフェノン系紫外線吸収剤
類、例えば2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノ
ン、2、4−ジヒドロキシベンゾフェノンの如き2−ヒ
ドロキシベンゾフェノン系紫外線吸収剤類、例えば2−
エチルへキシル−2−シアノ−3.3−ジフェニルアク
リレートの如きシアノアクリレート系紫外線吸収剤類、
例えばフェニルサリ千リレートの如きサリチル酸エステ
ル系紫外線吸収剤類などを例示Tることができる。好ま
しくは2 − ( 2’−ヒドロキシフェニル)−5−
クロロベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤類、2−(2
′−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール系紫外線
吸収剤e,2.2’−ジヒドロキシベンゾフェノン系紫
外線吸収剤類、2−ヒドロキシベンゾフェノン系紫外線
吸収剤類等が挙げられ、特に好ましくは2 − ( 2
’−ヒドロキシフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾ
ール系紫外線吸収剤,2.2’−ジヒドロキシベンゾフ
ェノン系紫外線吸収剤類が挙げられる。
充てん剤としては、例えばシリカ、タルク、クレー、炭
酸カルシウム、硅酸、硅酸塩、雲母、アルミナホワイト
、ケイ礫土、グラファイト、アスベスト、水酸化アルミ
、水酸化マグネシウム、木粉、ガラス粉、各種無機繊維
など、光遮蔽性を有する無機・有機材を挙げることがで
きる。
顔料、着色剤としては、例えば、フタロシアニンブルー
 フタロシアニンブリーツ、ハンザイエロー アリザシ
ンレーキ、酸化チタン、亜鉛華、パーマネントレッド、
カーボンブラック、キナクリドン、沈降性シリカ、ペリ
レンレッド、クロムバーミリオン、クロムイエロー ポ
リアンクラウン、イソインドリン、群青、コバルトブル
ー、黄鉛などが挙げられる。
樹脂層側)は、上述の樹脂に各種の紫外#iI遮蔽剤を
配合し、各種ブレンダーにてコンパウンディングされる
。得られたコンパウンドをコンパウンド(A)とする。
           。
コンパウンド(4)及びコンパウンドΦ)を単独に又は
同時に用い、ロール、押出機、プレス機、射出成形機な
ど各種の加工機械によってそれぞれ単独で成形した後、
熱融着又は接着剤等により両者を一体化させるか、共押
出法、インサート成形といった同時成形法によって成形
物(4)に紫外線遮蔽機能をもった樹脂層(B)を被覆
一体化させることができる。
又この時、(B)層の耐衝撃性が(4)層に悪影響を及
ぼさない様にするため、CB)mがゴム成分を含有して
いることが望ましい。含有量としてはω)層中5%以上
のゴム成分を含ませることにより効果が表われる。但し
501以上のゴム成分を含む場合は、表面硬度を下げ汚
染を生じ易い上、耐候性の低下が大きいので望ましくな
い。
又(4)層と(B)Jlとの間に、ゴム状物質を含む樹
脂層を介在させた複会品として成形Tることもできる。
この場合は、俤)#自体にゴム成分を含有させる必要が
省かれる。
上述のゴム成分又はゴム状物質としては、多成分アクリ
ル系ゴムCPE (m素化ポリエチレン)、NBR(ニ
トリル・ブタジェンゴム)、EVA (1千しン・酢ピ
コポリマー)、gp’r(1千しン・プロピレンターポ
リマー)、クロロブレンゴム、軟質高重合度塩化ビニル
樹脂など各種エラストマーが含まれるが、耐候性とA層
、B層に適度の相溶性又は融着性があり、ゴム弾性のあ
るものとして多成分アクリル系ゴム、B層人、cpgが
好適に選択される。
実施例1 塩素含有量((4%)651比粘度(+7sp) 0.
25の塩素化塩化ビニル樹脂100重量部に耐衝撃性改
良剤として多成分アクリル系ゴム(三菱レイヨン■、メ
タブレンW−800)15重食部、安定剤・滑剤として
、ジブチル錫マレエート2.5重量部、ステアリン酸カ
ルシウム1.5重量部、低分子量ポリエチレン0.7重
量部、高級アルコール1.0重量部、顔料として酸化チ
タン(Ti Os ) 2.5重量部を配合し、コンパ
ウンドを得た。得られたコンパウンドをコンパウンド(
4)とする。
次にゴム成分含有のポリメチルメタアクリレート系樹脂
(三菱レイヨン■、アクリベット70;アクリル醗エス
テルゴム約30重量係含有)100重量部に紫外線吸収
剤として2(2′−ヒドロキシ−3′−1−ブチル−5
′−メチルフェニル)5−クロロトリアゾール(日本チ
バガイギー■、チマビン326)0.4重量部及び2(
2′−ヒトo4シー3.′5′−ジーt −ブチルフェ
ニル)5−クロロトリアゾール(日本チバガイギー■、
チマヒン327)0.3重量部を混合し、コンパウンド
を得た。得られたコンパウンドを(B)とTる。
次lこ55酊グのコニカル異方向押出機に40龍ダの共
押出用移動押出機を取り付け、両押重機ともシリンダー
温度170〜200℃、ダイス温度190〜210℃に
設定し、55鰭グ押出機にはコンパウンド(イ)、40
1111ダ押出機にはコンパウンド(B)を投入し、コ
ンパウンド(ホ)からなる厚さ3 w f) A層とコ
ンパウンドω)からなる厚さ200μのB層との共押出
成形品を得た。
得られた複合成形品につき各糧特性を試験した。
試験結果を第1表に記した、 実施例2〜10及び比較例1〜5 実施例1と同様にして、第1表に記した組成を含むフン
パウンド(4)及びフンパウンド(B)を得、これらを
用いて同様にして表−1及び表−2に示す厚さのA層・
B層からする共押出成形品を得た。
得られた複合成形品につき各種特性を試験し、この結果
を表−1及び表−2に記した。
尚、表−1及び表−2の紫外線吸収剤の種類は、■2(
2′−ヒドロキシ−3′−1−ブチル−5′−メチルフ
ェニル)5−クロロトリアゾールと2(2′−ヒドロキ
シ−3’、5’−1−ブチルフェニル)5クロロトリア
ゾールを併用、◎は2(2′−ヒドロキシ−3′−1−
ブチル−5′−メチルフェニルシン5−クロロトリアゾ
ールと2.2′ジヒドロキシベンゾフエノンの併用、θ
は2−エチルへキシル−2−シアノ−3,3−ジフェニ
ルアクリレートである・ 〔評価方法〕 (11B層に2ける紫外線吸収能の測定予め、各実施例
、比較例で用いる組成のコンパウンド俤)を用い、共押
出用40suI$押出機にて規足の条件及び厚みのの)
層に相当する成形物を単独で作り、分光光度計〔島津製
作所■製UV−200〕によりて缶)層の成形物におけ
る光線透過率(全透過率)曲線を測定した。又290 
nmから380 nmの紫外光のうち光線透過率が最も
大きくなる波長及びその時の光線透過率を表−1に記し
た。
(2)耐候性試験 複合成形品を(B)層側に光が当る様に、サンシャイン
ウェザ−メーターにセットしくJ l5A1415に従
って)、促進暴露試験を行い、2000 Hr経過後の
試料の変色度合を未暴露の試料と比較した。
促進暴露の条件は、ブラックパネル温度を63℃±3℃
に設定し、スプレー水のサイクルを120分中1B分間
スプレーとした。
評価は目視による外観及び耐衝撃性の低下率で評価した
。目視評価の等級は A 全く光沢・変色・その他外観変化なしB 若干の光
沢減あり、その他は変化なしCやや光沢減あり、   
  〃 D 光沢減あり、 E   #  、若干の変色あり F   l  1やや変色あり G 光沢減少が大、変色あり H#   、変色穴である 工 著しい光沢減少あり、l J 著しい光沢低下、変色が著しい 010区分に分けて評価した。
耐衝撃性の低下率は、未暴露の試料のシャルピー値を8
(1)、試験後のシャルピー値をS(!)とすると、下
記式により求めた。
又シャルピー測定の打撃面は(A)層及び俤)層の積層
方向と直角方向とした。
離燃性 成形物(A)と樹脂層@)が一体化された複合材より、
巾15sow、長さ605wの試験片を取り出し、試験
片の一端を平行に支持しながら、他端よりガスバーナー
の炎を10秒あてた後炎を試験体から離した時の試験体
の燃焼状況と煙の発生状況を肉眼で観察し、以下の様に
評価した。
(煙)◎ × ×× (難燃性) ◎ 全く出ない。
わずかに薄い煙が出る。
薄い煙の他、黒煙も発生Tる。
やや多量の煙が出る。
多量の煙が発生する。
直ちに消火し、変形がわずかで ある。
直ちに消火するが、やや変形し ている。
徐々に消火し、変形が大きい。
燃焼部分が溶融滴下又は灰化欠 落している。
燃焼が止らず全て灰化する。
××

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)塩素化塩化ビニル系樹脂を含んでなる成形物(A
    )の表面の1部又は全体が少なくとも380nmの波長
    の光を実質的に遮蔽し得る樹脂層(B)で被覆されてい
    ることを特徴とする複合材。 (2)該樹脂層(B)が少なくとも380nm及びそれ
    以下290nmまでの波長の光を実質的に遮蔽し、50
    0nm及びそれ以上の波長の光を実質的に透過すること
    を特徴とする請求項(1)記載の複合材。 (3)該樹脂層(B)が塩化ビニル樹脂と紫外線吸収剤
    とから成る組成物により得られることを特徴とする請求
    項(1)記載の複合材。 (4)該樹脂層(B)がアクリル系樹脂(ポリメチルメ
    タアクリレート:PMMA:系樹脂)と紫外線吸収剤と
    から成る組成物により得られることを特徴とする請求項
    (1)記載の複合材。 (5)該樹脂層(B)が樹脂重量に対し、0.3〜5重
    量%の紫外線吸収剤を含有しており、かつ該紫外線吸収
    剤がベンゾフェノン系紫外線吸収剤、ベンゾトリアゾー
    ル系紫外線吸収剤から選択される少なくとも1種以上の
    紫外線吸収剤であることを特徴とする請求項(1)に記
    載の複合材。 (6)該樹脂層(B)において、含有される紫外線吸収
    剤含有量(%)の値をXb、樹脂層(B)の最低厚さ(
    μ)の値をYbで表わす時、下記式 Xb・Yb≧25 0.2≦Xb≦5 を満足することを特徴とする請求項(1)に記載の複合
    材。 (7)該樹脂層(B)がゴム成分を5重量%以上含むア
    クリル系樹脂から成り、400nm以上の可視光線を実
    質的に透過することを特徴とする請求項(1)記載の複
    合材。 (8)該塩素化塩化ビニル系樹脂(A)が塩素含有量(
    Cl%)62〜69%、比粘度(ηsp)0.20以上
    の塩素化塩化ビニル樹脂である請求項(1)記載の複合
    材。 (9)該成形物(A)が塩素化塩化ビニル樹脂と塩化ビ
    ニル樹脂を含んでなる成形物(A)である請求項(1)
    記載の複合材。 (10)該成形物(A)が塩素化塩化ビニル樹脂100
    重量部に対し、耐衝撃性改良剤を3〜30重量部含有す
    る組成物からなることを特徴とする請求項(1)記載の
    複合材。 (11)該耐衝撃改良剤が、塩素化ポリエチレン、エチ
    レン−酢ビ共重合樹脂、多成分アクリルゴム系樹脂、M
    BS(メチルメタアクリレート、ブタジエン、スチレン
    共重合樹脂)、 NBR(ニトリル、ブタジエン共重合樹脂)から選ばれ
    る少くとも1種の耐衝撃性改良剤であることを特徴とす
    る請求項(1)記載の複合材。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011140209A (ja) * 2009-05-28 2011-07-21 Sekisui Chem Co Ltd 耐燃焼性シート
JP2014511782A (ja) * 2011-03-25 2014-05-19 レノリット クラムリントン リミテッド フレキシブル積層フィルム

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