JPH03196914A - 歯面形状修正装置 - Google Patents

歯面形状修正装置

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JPH03196914A
JPH03196914A JP33645089A JP33645089A JPH03196914A JP H03196914 A JPH03196914 A JP H03196914A JP 33645089 A JP33645089 A JP 33645089A JP 33645089 A JP33645089 A JP 33645089A JP H03196914 A JPH03196914 A JP H03196914A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は歯車の歯面形状を所望の形状に修正する歯面形
状修正装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、歯車の歯面形状を所望の形状に仕上げるには、ま
ず歯切り盤等によってワークとしての歯車の歯を概略形
状に切削し、次にこの歯車の歯面について所定座標系の
下で計測を行い、得られた計測データと設計データとを
比較して、両データをほぼ一致させる補正量が得られる
ように、歯面形状修正装置と歯車との相対的位置関係を
例えば手動調整により調整し、この状態で歯面の研摩を
行う手法が一般的であった。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら上述のような手動調整による手法を採用し
た場合、作業者が経験等に基づいて手動調整を行うため
所望の加工精度が得られるまで何回も研摩−計測−調整
の工程を繰返す必要があり、多大な作業時間を費してし
まう。また−旦所望の加工精度になるように調整しても
、ロッドが変ると歯切り盤等における歯車の加工傾向(
例えばタラウニング量、クラウニングセンタ)も変って
しまうため、その度に手動調整をし直さねばならない。
さらに、所望の加工精度になるように調整した場合であ
っても、研摩開始当初と多数のワークを研摩した後とで
は砥石の摩耗によってワークと砥石との相対的位置関係
が異なるものになるため、砥石の摩耗分を補正しないと
所望の加工精度が確保できなくなってしまう。
本発明は歯車の歯面の計測データと設計データとの比較
に基づきクラウニングカムの直線移動量および回動量を
設定することによって砥石と歯車との相対的位置関係を
調整することにより、上述した問題を解決することを目
的とする。
(課題を解決するための手段) この目的のため本発明の歯面形状修正装置は、第1図に
概念を示す如く、砥石と、該砥石と歯車との相対的位置
関係を規制するスイングテーブルと、該スイングテーブ
ルに結合されそのスイングテーブルに直線移動および回
動をなさせるクラウニングカムとを具え、前記歯車の歯
面形状の修正を行う歯面形状修正装置において、前記ク
ラウニングカムを直線移動させる直線移動手段と、前記
クラウニングカムを回動させる回動手段と、前記直線移
動手段の直線移動量および前記回動手段の回動量を当該
歯車の計測データと設計データとの比較に基づき設定す
る、設定手段とを具えて成ることを特徴とするものであ
る。
(作 用) 本発明によれば、設定手段はワークとしての歯車の計測
データと設計データとの比較に基づき直線移動手段の直
線移動量および回動手段の回動量を設定し、直線移動手
段はこの直線移動量だけクラウニングカムを直線移動さ
せ、回動手段はこの回動量だけこのクラウニングカムを
回動させ、このように設定されたクラウニングカムはス
イングテーブルに直線移動および回動をなさせ、このス
イングテーブルは砥石と歯車との相対的位置関係を規制
するから、歯面形状修正BnT時スイングテーブルがス
イングすると歯車は砥石に対し上記直線移動および回動
を合成した軌跡、したがって歯面形状に応じた曲線に沿
って移動するごとになり、ごの移動とともに砥石と歯車
との間に同一回転方向の回転力を与えることにより両者
の接触部分が研摩されて所望の歯面形状が得られる。
このようにして実際の歯面形状に応じてクラウニングカ
ムの移動量を適切に設定して、所定加工精度を満足する
所望の歯面形状が常に得られるように歯面形状修正装置
を自動調整することができ、手間のかかる手動調整・や
ロッド変更毎の再調整を廃止することができる。さらに
上記クラウニングカムの移動量の設定において砥石の摩
耗分を補正するごとにより、多数の歯車を歯面修正する
場合においても所望の加工精度を確保することができる
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に説明する。
第2図は本発明の歯面形状修正装置の第1実施例の全体
構成を示す図である。歯面形状修正装置10は機構部1
0aと制御部10bとから成り、機構部10aはスイン
グテーブル11、スライドテーブル12、クラウニング
カム機構13、歯車計測装置14等を具えて成るもので
ある。
スイングテーブル11の上面には、ここでは図示しない
ワーククランプ装置およびワーク回転装置が固定されて
おり、スイングテーブル11は、このワーククランプ装
置にクランプされたワークとしての歯車と、その歯車の
研摩を行う砥石との相対的位置関係を規制するものであ
る(なお本例で用いるワークは中間部にギヤが形成され
ている自動変速機の出力歯車である)。スイングテーブ
ル11の下面にはピボットセンタピンllaが埋設され
ており、ピボットセンタピンllaはスライドテーブル
12に係合される。スライドテーブル12はピボットセ
ンタピンllaを中心にスイングテーブル11を回動可
能に支持し、図示しない基台に支持されるサーボモータ
15の駆動により基台の長手方向(図示X軸方向)に直
線移動してワークを加工位置、81測位置に位置決めす
るとともに、修正加工時スイングテーブル11をX軸方
向に往復させる。サボモータ15にはスライドテーブル
12の位置データを得るためのパルスジェネレータ(以
下PGとする)16が同軸結合され、サーボモータ15
に位置決め時および修正加工時の速度指令を与えるため
サーボアンプ17が設けられている。
スイングテーブル11の側方には連結部材11bが固着
されており、連結部材11bはスイングテーブル11と
クラウニングカム機構13とを連結する。クラウニング
カム機構13はクラウニングカム18、ウオーム19、
→ノ”−ボモータ20.21、PC; 22.23およ
びサーボアンプ24.25を具えて成り、クラウニング
カム18にはクラウニングカムセンタを通る溝18aが
形成されており、溝18aには連結部材11bの先端部
が摺動自在に支持されている(この先端部には図示しな
いローラが装着されている)。またクラウニングカム1
8の外周部にはホイール18bが形成されており、ホイ
ール18bはウオーム19と噛合している。ウオーム1
9の軸線上にはウオーム駆動用のサーボモータ20が結
合されており、サーボモータ20の駆動によりウオーム
19を介してホイール18bが回動し、クラウニングカ
ム18の満18bはスライドテーブルの移動方向、つま
りX軸に対し所定角度をなす。サーボモータ2oにはク
ラウニングカム18の回動角度データ(クラウニングカ
ム角度データ)を得るためのPG22が同軸結合され、
サーボモータ20にクラウニングカム角度設定時の速度
指令を与えるためナーボアンプ24が設けられている。
さらに、クラウニングカム18、ウオーム19等が装着
されたベース26をX軸方向に直線移動させてクラウニ
ングセンタを位置決めするため、図示しない基台に支持
されるサーボモータ2】および、そのクラウニングセン
タデータを得るためのPC23が設けられており、サー
ボモータ21の駆動軸にカップリング21aを介して結
合されるボールネジ21bはベース26に結合される連
結部材27に螺合され、さらにサーボモータ23にクラ
ウニングセンタ位置決め時の速度指令を与えるためサー
ボアンプ25が設けられている。なおこの歯面形状修正
装置は、スライドテーブル12が原位置のときスイング
テーブル11のピホントセンタとワークセンタとが一致
し、スイングテーブル11の連結部材11bがクラウニ
ングカムセンタに位置するようになっており、この状態
からサーボモータ20.21を駆動することにより所望
のクラウニング量およびクラウニングセンタを設定する
ことができる。
さらに、歯面修正すべきワークの南面形状を計測するた
め、ワーク計測装置30を設ける。ワーク計測装置30
は前記基台上にスイングテーブル11、スライドテーブ
ル12と支障しないように設置され、サーボモータ31
、PG32、サーボアンプ33、リニアゲージ34およ
び測定子35を具えて成るものである。サーボモータ3
1のボールネジ31aにはリニアゲージ34を装着する
ブラケット31bが螺合されており、サーボアンプ33
からの計測位置の位置決め時の速度指令によってサーボ
モータ31が駆動されるとブラケノ) 31bがX軸方
向に移動して測定子35がワーク36の歯面に当接しつ
つ歯幅の全範囲に亘って移動し、その間1)G32が歯
幅方向の位置データを検出し、リニアゲージ34が歯厚
方向の位置データを検出する。なお本例ではワーク計測
装置を歯面形状修正装置内に設置しているが、装置外に
設置することも可能であり、またその構成も本例のもの
に限定されるものではない。
一方、歯面形状修正装置10の制御部10bは、PC基
板40〜42、位置決め基板43〜45、マルチパス4
6、中央処理基板47および記憶装置48を具えて成り
、PG基板40にはPCl3の検出データが、PC基板
41にはPC22,23の検出データが、PC基板42
にはPC,32およびリニアゲージ34の検出データが
夫々入力される。マルチパス46は上記基板40〜45
.47および記憶装置48との間で信号の授受を行うも
のであり、PG基板42からのワークの歯面形状計測デ
ータ(歯幅方向および歯I7方向の位置データ)はマル
チパス46を介して記憶装置48に一旦記憶される。中
央処理基板47はクラウニングカム機構13およびワー
ク計測装置30の制御を司どるものであり、計測位置の
位置決め時に位置決め基板45を介してサーボアンプ3
3に速度指令を行うとともに、記憶装置48から当該ワ
ークの歯面形状計測データおよび設計データ(基準値)
を読出して当該ワークのタラウニング量およびタラウニ
ングセンタの基準値に対する偏差を求め、この偏差を解
消する歯面形状修正加工が行えるように、位置決め基板
41を介してサーボアンプ24.25に速度指令を行う
。また中央処理基板47は、PCl3からPGw板40
に入力されるスライドテーブル12の位置データを読出
してスライドテーブル12の位置決め状態(加工位置ま
たは計測位置)を判定するとともに、その位置決め状態
を変更するとき位置決め基板43を介してサーボアンプ
17に速度指令を行う。なお制御部10bは歯面形状修
正装置に組込んでも別置きにしてもよい。
次に機構部10aの構成を第3図(a)の平面図および
同図(b)の正面図を用いてさらに詳しく説明する(図
中、一部の機器は記入を省略しである)。
機構部10aは、上述した各機器の他に、砥石50を駆
動する砥石駆動用モータ51と、砥石50をY軸の周り
に回動して砥石角度を調整する砥石回動用モータ52と
、砥石50をY軸方向に直線移動して位置決めする砥石
移動機構53と、油圧装置54と、冷却装置55と、こ
れら各機器の制御装置56とを具え、さらにスイングテ
ーブル11上に、ワーククランプ装置57とワーク回転
装置58とが設けである。
ワーククランプ装置57は内蔵するシリンダ57aを作
動させるとテールセンタ57bがX軸上を移動してワー
ク36の右端部に貫入し、ワーク36の左端部を支持す
るワーク回転装置58とともにワーク36をクランプす
る(このクランプ状態ではワーク回転装置58の回転力
はワーク外周に当接するホルダを介して、または接触部
の摩擦力によって、ワークに伝達される)。ワーク回転
装置58はこのクランプ状態において、計測時には計測
位置で図示しない近接スイッチと共働し°ζワークの歯
の割出し回動を行い、加工時には加工位置でワークの回
転駆動を行う(この回転方向は、例えば砥石駆動用モー
タ51の回転方向と同一にする)。なおこのワーク回転
装置には所望のサーボ制御精度を得るため、ブレーキと
して用いる図示しない電磁クラッチが結合しである。
スイングテーブル11は、第3図(b)に示すように、
そのピボットセンタピンllaがスライドテーブル12
の切欠内に係合されており、加工時にはスライドテーブ
ル12の往復につれてこのピボットセンタピンllaを
中心にして回動する。スライドテーブル12の下面に当
接する部材59内には、サーボモータ15の図示しない
ボールネジの駆動につれてスライドテーブル12をX軸
方向に往復させるスライド機構60が収容されており、
このスライド機構60は前述のようにスライドテーブル
12の計測位置または加工位置への位置決め機能をも有
している。
次にこの歯面形状修正装置の作用について詳細に説明す
る。計測時においては、まず第3図(b)に示す加工位
置(この位置ではX軸方向においてワークセンタおよび
スイングテーブルセンタ・スライドテーブルセンタが一
致する)より計測位置に移動させるため、中央処理基板
47より位置決め基板43、サーボアンプ17を経てサ
ーボモータ15に速度指令を行い、スライドテーブル1
2が計測位置に至るまでサーボモータ15を駆動し、位
置決め停止後スイングテーブル11を図示しないピン等
によりスイングしないように固定する(なおワークのク
ランプは、第3図(b)に示す状態からワーククランプ
装置57を右方に移動し、ワーク36の左端部をワーク
回転装置58に貫入した後、シリンダ57aの作動によ
りテールセンタ57bをX軸上において左行させてワー
ク36の右端部に貫入してワーク36を挟持することに
より行い、この際クラウニングカム機構13が原位置に
復帰して、スイングテーブル11の連結部材11bの先
端部がクラウニングカムセンタに一致した状態になると
ともに、スイングテーブル11がスライドテーブル12
と平行になるようにしておく)。次にワーク計測装置3
0全体をY軸方向に移動させてワークに接近させ、測定
子35をワークの歯面に接触させる。この状態で中央処
理基板47より位置決め基板45、サーボアンプ33を
経てサーボモータ31に速度指令を行い、順次ワークの
歯断面の各点において計測を行う。この計測は歯面の歯
幅骨のデータが得られるまで行い、求めたデータ、すな
わち歯幅方向位置データおよび歯厚方向位置データをP
G32、リニアゲージ34よりPC基板42を経て記憶
装置48に記憶しておく。
なお本例で用いるワーク計測装置30は、ワークに形成
される歯車が直歯でもはすばでも計測できるように、計
測系全体を傾動させる機構を具えているものとし、本例
で用いるワークははすば歯車であることから、得られた
計測データは座標変換して以下の歯面形状修正に用いる
ものとする。
一方、加工時においては、まずスライドテーブル12を
計測位置から第3図(b)に示す加工位置に復帰させて
位置決めした後、以下の自動タラウニング処理を行う。
すなわちまず記憶装置48から当該ワークの計測データ
および設計データ(基準値)を読出し、中央処理基板4
7によって両データを比較してその結果に基づき所望の
歯面形状が得られるようなりラウニングカム角度および
クラウニングセンタを設定するため(この設定値はテー
ブルデータのルンクアンブまたは予め求めておいた関係
式からの演算によるものとする)、位置決め基板41サ
ーボアンプ24を経てサーボモータ20に上記タラウニ
ングカム角度を得る速度指令を行うとともに、位置決め
基板41、サーボアンプ25を経てサーボモータ21に
上記クラウニングセンタを得る速度指令を行う。
上記設定完了後、砥石側においては、ワークから離間し
た状態の砥石50をY軸方向に移動してワークと接触さ
せるため、砥石移動機構53を作動させてワークと砥石
とを所定の噛合状態にするが、本例で用いるワークかは
すば歯車であることから、移動の前に砥石回動用モータ
を作動させて砥石角度がはすばの傾斜角に合うように調
整しておく。
この噛合状態において、ワーク回転装置58の駆動によ
りワーク36を高速回転(例えば250rpm )させ
るとともに、砥石駆動用モータ51の駆動により図示し
ないリング状のスプロケットをサイレントチェーンで駆
動して、砥石50をワーク36と同一回転方向に回転さ
せることにより、ワーク36の砥石50と接触する部分
が研摩される。
ここで上記クラウニングカム機構を用いる研摩により得
られる歯面形状とクラウニングカム機構の設定量との関
係は、一般に以下のように表わすことができる。例えば
第4図(a)に示すように、ワークセンタとスライドテ
ーブルセンタC1(これはスイングテーブル11のピボ
ットセンタでもある)とが−敗した状態でタラウニング
カムをθ。
回動させると、スライドテーブル12が全ストロ−り量
りの半分、つまり   右行する間、連結部材11bの
先端部はタラウニングカムセンタCtからC3まで移動
し、スライドテーブル12が左行する間タラウニングカ
ムセンタC2からC4まで移動する(なおこの図では説
明の都合上、タラウニングカムセンタの原位置をY軸上
に表わしている)。この間のスイングテーブル11のY
軸方向の振れl Lは、はずば歯車同士の噛合状態のビ
7チ円上の断面を示す第4図(b)およびそのI−I線
断面を示す同図(c)において圧力角をα、クラウニン
グ量をXとすると、 L = x / sin  a           
 −(1)と表わすことができる。ここでクラウニング
量Xは、第4図(a)に示すように、スイングテーブル
センタから連結部材11bの先端部までの距離をm(m
は装置諸元により定まる定数)とすると、般式 と表わされるから、この式をθについて解けばクラウニ
ング量に応じた所望のタラウニングカム角度を求めるこ
とができる。このクラウニング量Xは、例えばストロー
ク量h=30+nn+、圧力角α−20゜クラウニング
カム回動角度θ−30°のとき、X=0.07025 
mmとなる。
ところで実際のワークの歯面形状は、第4図(c)に示
す所望のクラウニング形状に比べてそのクラウニングセ
ンタ(クラウニング形状の最大値のある位置)が歯幅セ
ンタからずれたり、クラウニングFJxが設計データと
異なっていたりするから、前述したクラウニングカム角
度およびクラウニングセンタの設定の際に上記両データ
の偏差を解消するようなクラウニングカムの移動量とな
るように設定することにより、所定加工精度を満足する
所望の歯面形状を得ることができる(この移動量は、例
えばクラウニングセンタが歯幅センタからaだけ左方に
ずれていたら、スライドテーブルセンタをaだけ右方に
移動して削り残しの多い側がより多く削れるようにする
)。
なお、上記南面修正後のワークをワーク計測装置30で
計測し、得られた計測データおよび設計データに基づき
所定加工個数(例えば数百個)毎にクラウニングカム角
度を再設定するようにすればワーク加工による砥石の摩
耗分を補正することができ、多数のワークを順次歯面修
正する際にも自動的に所望の加工精度を確保することが
できる。
(発明の効果) かくして本発明の歯面形状修正装置は上述の如く、歯車
の歯面の計測データと設計データとの比較に基づきクラ
ウニングカムの直線移動量および回動量を設定すること
により砥石と歯車との相対的位置関係を調整するから、
実際の歯面形状に応してクラウニングカムの移動量を適
切に設定して、所定加工精度を満足する所望の歯面形状
が常に得られるように歯面形状修正装置を自動調整する
ことができ、手間のかかる手動調整やロンド変更毎の再
調整を廃止することができる。さらに上記クラウニング
カムの移動量の設定において砥石の摩耗分を補正するこ
とにより、多数の歯車を歯面修正する場合においても所
望の加工精度を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の歯面形状修正装置の概念図、第2図は
本発明の第1実施例の全体構成を示す図、 第3図(a) 、 (b)は夫々同側の機構部の構成を
示す平面図および正面図、 第4図(a) 、 (b) 、 (c)は同側の歯面形
状修正を説明するための図である。 lO・・・歯面形状修正装置 10a・・・機構部10
b・・・制御部     11・・・スイングテーブル
12・・・スライドテーブル 13・・・クラウニング
カム機構30・・・ワーク計測装置  36・・・ワー
ク50・・・砥石 ローーーーーー 第1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、砥石と、該砥石と歯車との相対的位置関係を規制す
    るスイングテーブルと、該スイングテーブルに結合され
    そのスイングテーブルに直線移動および回動をなさせる
    クラウニングカムとを具え、前記歯車の歯面形状の修正
    を行う歯面形状修正装置において、 前記クラウニングカムを直線移動させる直線移動手段と
    、 前記クラウニングカムを回動させる回動手段と、前記直
    線移動手段の直線移動量および前記回動手段の回動量を
    当該歯車の計測データと設計データとの比較に基づき設
    定する、設定手段とを具えて成ることを特徴とする歯面
    形状修正装置。
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