JPH03196667A - 多層化モノリシックマイクロ波集積回路 - Google Patents
多層化モノリシックマイクロ波集積回路Info
- Publication number
- JPH03196667A JPH03196667A JP1339007A JP33900789A JPH03196667A JP H03196667 A JPH03196667 A JP H03196667A JP 1339007 A JP1339007 A JP 1339007A JP 33900789 A JP33900789 A JP 33900789A JP H03196667 A JPH03196667 A JP H03196667A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- strip line
- line
- strip
- microstrip
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims abstract description 23
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 16
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 16
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 12
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 claims description 6
- 239000012212 insulator Substances 0.000 claims description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 2
- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical compound [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 11
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 description 11
- 239000010703 silicon Substances 0.000 description 11
- JBRZTFJDHDCESZ-UHFFFAOYSA-N AsGa Chemical compound [As]#[Ga] JBRZTFJDHDCESZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 229910001218 Gallium arsenide Inorganic materials 0.000 description 6
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 4
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 4
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 229910052581 Si3N4 Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- HQVNEWCFYHHQES-UHFFFAOYSA-N silicon nitride Chemical compound N12[Si]34N5[Si]62N3[Si]51N64 HQVNEWCFYHHQES-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
- Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
- Waveguides (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は異なった層の線路−を接続する多層化モノリシ
ックマイクロ波集積回路に関するものである。
ックマイクロ波集積回路に関するものである。
従来の技術
第5図(a)に従来の多層化モノリシックマイクロ波集
積回路の平面図を示す。第5図(b)に同図(a)のa
−a’線での断面図を示す。lOはひ化ガリウム基板、
20.30.40はシリコンオキシナイトライド膜であ
り、50.60は接地導体、70は接地導体50.60
問に構成されたストリップ線路、80はマイクロストリ
ップ線路である。90は接地導体60に設けられた孔で
ありシリコンオキシナイトライドが充填されている。1
00は孔90を貫通してマイクロストリップ線路80と
ストリップ線路70を接続するスルーホールである。な
お、ここにスルーホールとは、穿設された孔90内にマ
イクロストリップ線路80及びストリップ線路70とを
導電部材で接続したものを1う。
積回路の平面図を示す。第5図(b)に同図(a)のa
−a’線での断面図を示す。lOはひ化ガリウム基板、
20.30.40はシリコンオキシナイトライド膜であ
り、50.60は接地導体、70は接地導体50.60
問に構成されたストリップ線路、80はマイクロストリ
ップ線路である。90は接地導体60に設けられた孔で
ありシリコンオキシナイトライドが充填されている。1
00は孔90を貫通してマイクロストリップ線路80と
ストリップ線路70を接続するスルーホールである。な
お、ここにスルーホールとは、穿設された孔90内にマ
イクロストリップ線路80及びストリップ線路70とを
導電部材で接続したものを1う。
以上のように構成された従来の多層化モノリシックマイ
クロ波集積回路において信号はスルーホール100を介
してマイクロストリップ線路80からストリップ線路7
0に伝わる。
クロ波集積回路において信号はスルーホール100を介
してマイクロストリップ線路80からストリップ線路7
0に伝わる。
第6図(a)に別の従来の多層化モノリシックマイクロ
波集積回路の平面図を、第6図(b)に同図(a)のa
a’線での断面図を示す。210はひ化ガリウム基
板、220.230.235.240はシリコンオキシ
ナイトライド膜である。
波集積回路の平面図を、第6図(b)に同図(a)のa
a’線での断面図を示す。210はひ化ガリウム基
板、220.230.235.240はシリコンオキシ
ナイトライド膜である。
250.255.260は接地導体、270は接地導体
250.255 rWlに構成されたストリップ線路、
280はマイクロストリップ線路である。
250.255 rWlに構成されたストリップ線路、
280はマイクロストリップ線路である。
290.295はそれぞれ、接地導体260.255に
設けられた孔であり、300は孔290.295を貫通
してマイクロストリップ線路280とストリップ線路2
70を接続するスルーホールである。
設けられた孔であり、300は孔290.295を貫通
してマイクロストリップ線路280とストリップ線路2
70を接続するスルーホールである。
以上のように構成された従来の多層化モノリシックマイ
クロ波集積回路において信号はスルーホール300を介
してマイクロストリップ線路280からストリップ線路
270に伝わる。
クロ波集積回路において信号はスルーホール300を介
してマイクロストリップ線路280からストリップ線路
270に伝わる。
発明が解決しようとする課題
しかしながら前記のような構成では、スルーホール10
0や300を設けた場合、作成の工程が複雑になり歩留
まりが悪くなるという課題を有していた。
0や300を設けた場合、作成の工程が複雑になり歩留
まりが悪くなるという課題を有していた。
又、第6図のように何層か隔てたところにある信号線路
270.280同士をスルーホール300で接続した場
合スルーホール300が深さ方向に長くなり、スルーホ
ール部分で生じるインピーダンスの不連続が伝送線路の
不要反射や回路特性の劣化を引き起こすという課題を有
していた。
270.280同士をスルーホール300で接続した場
合スルーホール300が深さ方向に長くなり、スルーホ
ール部分で生じるインピーダンスの不連続が伝送線路の
不要反射や回路特性の劣化を引き起こすという課題を有
していた。
本発明はかかる点に鑑み、歩留まりのよい多層化モノリ
シックマイクロ波集積回路を提供することを目的とする
。
シックマイクロ波集積回路を提供することを目的とする
。
また本発明は異なった層の線路間を接続したときに接続
部分にインピーダンスの不連続が生じにくい多層化モノ
リシックマイクロ波集積回路を提供することを目的とす
る。
部分にインピーダンスの不連続が生じにくい多層化モノ
リシックマイクロ波集積回路を提供することを目的とす
る。
課題を解決するための手段
請求項1の本発明は、半導体基板上に接地金属膜と絶縁
膜が交互に積層され、第1の絶縁膜層に第1のストリッ
プ線路が構成され、第2の絶縁膜層に第2のストリップ
線路が構成されるとともにその第2のストリップ線路の
一部と前記第1のストリップ線路の一部が立体的に重な
るようtこ配置されるか、または、最上層の絶縁膜上に
マイクロストリップ線がを構成されるとともに前記マイ
クロストリップ線路の一部と前記第1のストリップ線路
の一部が立体的に重なるように配置され、前記第1のス
トリップ線路と前記第2のストリップ線路または前記マ
イクロストリップ線路間にある接地金属膜の、前記第1
のストリップ線路と前記第2のストリップ線路または前
記マイクロストリップ線路の立体的に重なる部分に孔が
設けられ、該孔に絶縁体が充填されていることを特徴と
する多層化モノリシックマイクロ波集積回路である。
膜が交互に積層され、第1の絶縁膜層に第1のストリッ
プ線路が構成され、第2の絶縁膜層に第2のストリップ
線路が構成されるとともにその第2のストリップ線路の
一部と前記第1のストリップ線路の一部が立体的に重な
るようtこ配置されるか、または、最上層の絶縁膜上に
マイクロストリップ線がを構成されるとともに前記マイ
クロストリップ線路の一部と前記第1のストリップ線路
の一部が立体的に重なるように配置され、前記第1のス
トリップ線路と前記第2のストリップ線路または前記マ
イクロストリップ線路間にある接地金属膜の、前記第1
のストリップ線路と前記第2のストリップ線路または前
記マイクロストリップ線路の立体的に重なる部分に孔が
設けられ、該孔に絶縁体が充填されていることを特徴と
する多層化モノリシックマイクロ波集積回路である。
請求項4の本発明は、半導体基板上に接地金属膜と絶縁
膜が交互に積層され、第1の絶縁膜層に第1のストリッ
プ線路が構成され、第2の絶縁膜層に第2のストリップ
線路が構成されるとともに前記第2のストリップ線路の
一部と前記第1のストリップ線路の一部が立体的に重な
るように配置されるか、または、最上層の絶縁膜上にマ
イクロストリップ線路が構成されるとともに前記マイク
ロストリップ線路の一部と前記第1のストリップ線路の
一部が立体的に重なるように配置され、前記第1のスト
リップ線路と前記第2のストリップ線路または前記マイ
クロストリップ線路間にある接地金属膜の、前記第1の
ストリップ線路と前記第2のストリップ線路または前記
マイクロストリップ線路の立体的が重なる部分に孔が設
けられ、その孔の周囲で前記第1のストリップ線路と前
記第2のストリップ線路または前記マイクロストリップ
線路間にある接地金属膜が金属膜で接続されて外導体を
構成し、前記孔に絶縁体が充填され、前記孔の中心にス
ルーホールが設けられて中心導体が形成され、前記第1
のストリップ線路と前記第2のストリップ線路または前
記マイクロストリップ線路間が接続されたことを特徴と
する多層化モノリシックマイクロ波集積回路である。
膜が交互に積層され、第1の絶縁膜層に第1のストリッ
プ線路が構成され、第2の絶縁膜層に第2のストリップ
線路が構成されるとともに前記第2のストリップ線路の
一部と前記第1のストリップ線路の一部が立体的に重な
るように配置されるか、または、最上層の絶縁膜上にマ
イクロストリップ線路が構成されるとともに前記マイク
ロストリップ線路の一部と前記第1のストリップ線路の
一部が立体的に重なるように配置され、前記第1のスト
リップ線路と前記第2のストリップ線路または前記マイ
クロストリップ線路間にある接地金属膜の、前記第1の
ストリップ線路と前記第2のストリップ線路または前記
マイクロストリップ線路の立体的が重なる部分に孔が設
けられ、その孔の周囲で前記第1のストリップ線路と前
記第2のストリップ線路または前記マイクロストリップ
線路間にある接地金属膜が金属膜で接続されて外導体を
構成し、前記孔に絶縁体が充填され、前記孔の中心にス
ルーホールが設けられて中心導体が形成され、前記第1
のストリップ線路と前記第2のストリップ線路または前
記マイクロストリップ線路間が接続されたことを特徴と
する多層化モノリシックマイクロ波集積回路である。
作用
請求項1の本発明は、第1のストリップ線路と第2のス
トリップ線路または前記マイクロストリップ線路間が立
体的に重なる部分で結合し、第1のストリップ線路と第
2のストリップ線路または前記マイクロストリップ線路
間がマイクロ波周波数帯域で高周波的に結合する。異な
った屑の線路間を接続するのにスルーホールを設ける必
要がなくなり歩留まりが向上する。
トリップ線路または前記マイクロストリップ線路間が立
体的に重なる部分で結合し、第1のストリップ線路と第
2のストリップ線路または前記マイクロストリップ線路
間がマイクロ波周波数帯域で高周波的に結合する。異な
った屑の線路間を接続するのにスルーホールを設ける必
要がなくなり歩留まりが向上する。
請求項4の本発明は、第1のストリップ線路と第2のス
トリップ線路または前記マイクロストリップ線路間を接
続するスルーホールの部分が同軸線路となり、その特性
インピーダンスを適当に定めることによりインピーダン
スの不連続が軽減される。
トリップ線路または前記マイクロストリップ線路間を接
続するスルーホールの部分が同軸線路となり、その特性
インピーダンスを適当に定めることによりインピーダン
スの不連続が軽減される。
実施例
以丁に本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図(a)は本発明の一実施例における多層化モノリ
シックマイクロ波集積回路の平面図、第1図(b)は同
図(a)のa−a’線における断面図である。第1図に
おいて、410はひ化ガリウム基板、420.430.
440はシリコンオキシナイトライド膜であり、450
.460は接地導体、470は接地導体450.460
問に構成されたストリップ線路、480はマイクロスト
リップ線路である。490は接地導体460に設けられ
た孔であり、シリコンオキシナイトライドが充填されて
いる。
シックマイクロ波集積回路の平面図、第1図(b)は同
図(a)のa−a’線における断面図である。第1図に
おいて、410はひ化ガリウム基板、420.430.
440はシリコンオキシナイトライド膜であり、450
.460は接地導体、470は接地導体450.460
問に構成されたストリップ線路、480はマイクロスト
リップ線路である。490は接地導体460に設けられ
た孔であり、シリコンオキシナイトライドが充填されて
いる。
以上のように構成されたこの実施例の多層化モノリシッ
クマイクロ波集積回路において、マイクロストリップ線
路480とストリップ線路470は孔490の部分で結
合し、高周波信号はマイクロストリップ線路480から
ストリップ線路470にまたその逆向きにも伝わる。ス
ルーホールを用いないでマイクロストリップ線路480
とストリップ線路470を接続できるため製造時の歩留
まりを向上させることができる。
クマイクロ波集積回路において、マイクロストリップ線
路480とストリップ線路470は孔490の部分で結
合し、高周波信号はマイクロストリップ線路480から
ストリップ線路470にまたその逆向きにも伝わる。ス
ルーホールを用いないでマイクロストリップ線路480
とストリップ線路470を接続できるため製造時の歩留
まりを向上させることができる。
以上のようにこの実施例によれば、ストリップ線路47
0とマイクロストリップ線路480間が立体的に重なっ
ている部分で、ストリップ線路470とマイクロストリ
ップ線路480閏にある接地導体に孔490を設けるこ
とにより、マイクロストリップ線路480とストリップ
線路470を結合させ、ストリップ線路470とマイク
ロストリップ線路480との間で高周波信号を導通させ
ることができる。しかも直流電流を遮断する効果を有す
る。
0とマイクロストリップ線路480間が立体的に重なっ
ている部分で、ストリップ線路470とマイクロストリ
ップ線路480閏にある接地導体に孔490を設けるこ
とにより、マイクロストリップ線路480とストリップ
線路470を結合させ、ストリップ線路470とマイク
ロストリップ線路480との間で高周波信号を導通させ
ることができる。しかも直流電流を遮断する効果を有す
る。
第2図(a)は本発明の他の実施例における多層化モノ
リシ・ンクマイクロ波集積回路の平面図、第2図(b)
は同図(a)のa−a’線における断面図である。第2
図において第1図と同一部材は同一番号を用いて説明を
行う。第2図において、ストリップ線路470とマイク
ロストリップ線路480のそれぞれに、線路と同一材質
で構成された突起510.520を互いに向き合った側
に付加した以外は第1図と同じ構成である。
リシ・ンクマイクロ波集積回路の平面図、第2図(b)
は同図(a)のa−a’線における断面図である。第2
図において第1図と同一部材は同一番号を用いて説明を
行う。第2図において、ストリップ線路470とマイク
ロストリップ線路480のそれぞれに、線路と同一材質
で構成された突起510.520を互いに向き合った側
に付加した以外は第1図と同じ構成である。
以上のように構成されたこの実施例の多層化モノリシッ
クマイクロ波集積回路において、マイクロストリップ線
路480とストリップ線路470の間隙530は第1図
の場合に比較して狭くなり、マイクロストリップ線′#
1480とストリップ線路470の結合が第1図に比べ
て強くなる。よって、第1図の実施例に比較してストリ
ップ線路480とストリップ線路470間で高周波信号
が伝わり易くなり、また、より低い周波数の信号も伝わ
るようになる。
クマイクロ波集積回路において、マイクロストリップ線
路480とストリップ線路470の間隙530は第1図
の場合に比較して狭くなり、マイクロストリップ線′#
1480とストリップ線路470の結合が第1図に比べ
て強くなる。よって、第1図の実施例に比較してストリ
ップ線路480とストリップ線路470間で高周波信号
が伝わり易くなり、また、より低い周波数の信号も伝わ
るようになる。
以上のようにこの実施例によれば、ストリップ線路47
0とマイクロストリップ線路480にそれぞれ線路と同
一材質で構成された突起510.520を付加すること
により、線路間の結合を強くし、ストリップ線路470
とマイクロストリップ線路480間で高周波信号が伝わ
り易く、より低い周波数の信号を伝えることができる。
0とマイクロストリップ線路480にそれぞれ線路と同
一材質で構成された突起510.520を付加すること
により、線路間の結合を強くし、ストリップ線路470
とマイクロストリップ線路480間で高周波信号が伝わ
り易く、より低い周波数の信号を伝えることができる。
第3図(a)は本発明の他の実施例における多層化モノ
リシックマイクロ波集積回路の平面図、第3図(b)は
同図(a)のa−a’線における断面図である。第3図
において第1図、第2図と同一部材は同一番号を用いて
説明を行う。第3図において、突起510,520の間
隙530に、誘電体膜の一例としてのシリコンオキシナ
イトライドより誘電率の高い窒化シリコン膜540を形
成した以外は第2図と同じ構成である。
リシックマイクロ波集積回路の平面図、第3図(b)は
同図(a)のa−a’線における断面図である。第3図
において第1図、第2図と同一部材は同一番号を用いて
説明を行う。第3図において、突起510,520の間
隙530に、誘電体膜の一例としてのシリコンオキシナ
イトライドより誘電率の高い窒化シリコン膜540を形
成した以外は第2図と同じ構成である。
以上のように構成されたこの実施例の多層化モノリシッ
クマイクa波集積回路において、マイクロストリップ線
路480とストリップ線路470間の結合が第2図の場
合にくらべて大きくなる。
クマイクa波集積回路において、マイクロストリップ線
路480とストリップ線路470間の結合が第2図の場
合にくらべて大きくなる。
よって、第2図の実施例に比較してストリップ線路48
0とストリップ線路470閏で高周波信号が伝わり易く
なり、また、より低い周波数の信号も伝わるようになる
。
0とストリップ線路470閏で高周波信号が伝わり易く
なり、また、より低い周波数の信号も伝わるようになる
。
以上のようにこの実施例によれば、突起510.520
の間隙530に誘電率の高い窒化シリコン膜を形成する
ことにより、線路間の結合を強くし、ストリップ線路4
70とマイクロストリップ線路480間で高周波信号が
伝わり易く、より低い周波数の信号を伝えることができ
る。
の間隙530に誘電率の高い窒化シリコン膜を形成する
ことにより、線路間の結合を強くし、ストリップ線路4
70とマイクロストリップ線路480間で高周波信号が
伝わり易く、より低い周波数の信号を伝えることができ
る。
第4図(a)に本発明の別の一実施例における多層化モ
ノリシックマイクロ波集積回路の平面図を、第4図(b
)に断面図を示す。610はひ化ガリウム基板、620
.630.635.640はシリコンオキシナイトライ
ド膜である。650゜655.660は接地導体、67
0は接地導体650.655間に構成されたストリップ
線路、680はマイクロストリップ線路である。690
.695はそれぞれ、接地導体660.655に設けら
れた孔であり、700はシリコンオキシナイトライドが
充填された孔690.695を貫通してマイクロストリ
ップ線路680とストリップ線路670を接続するスル
ーホールである。710は孔690の周囲で接地導体6
60.655閏を接続する金属膜の円筒である。スルー
ホール700の直径をDt、ストリップ線路670とマ
イクロストリップ線路68()の特性インピーダンスを
ZO、シリコンオキシナイトライドの比誘電率をErと
した場合、ZO=I38・log(Do/ (Dt・シ
ーεr))をみたすように、外導体710の内径DOを
設定している。
ノリシックマイクロ波集積回路の平面図を、第4図(b
)に断面図を示す。610はひ化ガリウム基板、620
.630.635.640はシリコンオキシナイトライ
ド膜である。650゜655.660は接地導体、67
0は接地導体650.655間に構成されたストリップ
線路、680はマイクロストリップ線路である。690
.695はそれぞれ、接地導体660.655に設けら
れた孔であり、700はシリコンオキシナイトライドが
充填された孔690.695を貫通してマイクロストリ
ップ線路680とストリップ線路670を接続するスル
ーホールである。710は孔690の周囲で接地導体6
60.655閏を接続する金属膜の円筒である。スルー
ホール700の直径をDt、ストリップ線路670とマ
イクロストリップ線路68()の特性インピーダンスを
ZO、シリコンオキシナイトライドの比誘電率をErと
した場合、ZO=I38・log(Do/ (Dt・シ
ーεr))をみたすように、外導体710の内径DOを
設定している。
以上のように構成された本実施例の多層化モノリシック
マイクロ波集積回路においてマイクロストリップ線路6
80とストリップ線路670はスルーホール700を介
して接続される。このとき外導体710に囲まれたスル
ーホール700は同軸線路と同様な形状になり、マイク
ロストリップ線路680やストリップ線路670と同じ
特性インピーダンスを持つようになる。よって、スルー
ホール部分にインピーダンスの不連続が生じにくく、信
号の不要反射や回路の特性の劣化を引き起こしにくい。
マイクロ波集積回路においてマイクロストリップ線路6
80とストリップ線路670はスルーホール700を介
して接続される。このとき外導体710に囲まれたスル
ーホール700は同軸線路と同様な形状になり、マイク
ロストリップ線路680やストリップ線路670と同じ
特性インピーダンスを持つようになる。よって、スルー
ホール部分にインピーダンスの不連続が生じにくく、信
号の不要反射や回路の特性の劣化を引き起こしにくい。
なお、各実施例において半導体基板としてひ化ガリウム
基板410.610を用いていたが、他の半導体基板を
用いてもよい。絶縁膜としてシリコンオキシナイトライ
ド膜420.430.440.610.620.630
.635.640を用いたが他の絶縁膜を用いてもよい
、層によって絶縁膜の材質を変えてもよい。又、第2図
の実施例においてストリップ線路470、マイクロスト
リップ線路480両方に突起510.520を設けてい
るがどちらか一方のみでもよい。第4図の実施例におい
て、スルーホール700の部分の特性インピーダンスを
故意にストリップ線路670やマイクロストリップ線路
680の特性インピーダンスと異なる値にして、インピ
ーダンス整合回路として用いてもよい。
基板410.610を用いていたが、他の半導体基板を
用いてもよい。絶縁膜としてシリコンオキシナイトライ
ド膜420.430.440.610.620.630
.635.640を用いたが他の絶縁膜を用いてもよい
、層によって絶縁膜の材質を変えてもよい。又、第2図
の実施例においてストリップ線路470、マイクロスト
リップ線路480両方に突起510.520を設けてい
るがどちらか一方のみでもよい。第4図の実施例におい
て、スルーホール700の部分の特性インピーダンスを
故意にストリップ線路670やマイクロストリップ線路
680の特性インピーダンスと異なる値にして、インピ
ーダンス整合回路として用いてもよい。
発明の詳細
な説明したように、本発明によれば多層化モノリシック
マイクロ波集積回路において異なった層にある線路どう
しを接続するのにスルーホールを設ける必要がなくなり
歩留まりが向上する。
マイクロ波集積回路において異なった層にある線路どう
しを接続するのにスルーホールを設ける必要がなくなり
歩留まりが向上する。
又、本発明によれば、多層化モノリシックマイクロ波集
積回路において異なった屑の線路問を接続する場合に、
スルーホールによるインピーダンスの不連続の発生を防
止することができ、その実用的効果は大きい。
積回路において異なった屑の線路問を接続する場合に、
スルーホールによるインピーダンスの不連続の発生を防
止することができ、その実用的効果は大きい。
第1図(a)は本発明の一実施例における多層化モノリ
シックマイクロ波集積回路の平面図、第1図(b)はそ
の断面図、第2図(a)は本発明の他の実施例における
多層化モノリシックマイクロ波集積回路の平面図、第2
図(b)はその断面図、第3図(a)は本発明の他の実
施例における多層化モノリシックマイクロ波集積回路の
平面図、第3図(b)はその断面図、第4図(a)は本
発明の一実施例における多層化モノリシックマイクロ波
集積回路の平面図、第4図(b)はその断面図、第5図
(a)は従来の多層化モノリシックマイクロ波集積回路
の平面図、第5図(b)はその断面図、第6図(a)は
他の従来の多層化モノリシックマイクロ波4J積回路の
平面図、第6図(b)はその断面図である。 1O1210,410,610・・・ひ化ガリウム基板
、 20、30、40、220、230、235.24
0.420.430.440.620.630.635
.640・・・シリコンオキシナイトライド膜、 70
、270.470、670・・・ストリップ線路、80
.280.480.680・・・マイクロストリップ線
路、100.300.700・・・スルーホール、50
.60.250.255.260.450.460.6
50.655.660・・・接地導体、710・・・外
導体、490.690・・・孔、510.520・・・
突起、540・・・誘電体膜。
シックマイクロ波集積回路の平面図、第1図(b)はそ
の断面図、第2図(a)は本発明の他の実施例における
多層化モノリシックマイクロ波集積回路の平面図、第2
図(b)はその断面図、第3図(a)は本発明の他の実
施例における多層化モノリシックマイクロ波集積回路の
平面図、第3図(b)はその断面図、第4図(a)は本
発明の一実施例における多層化モノリシックマイクロ波
集積回路の平面図、第4図(b)はその断面図、第5図
(a)は従来の多層化モノリシックマイクロ波集積回路
の平面図、第5図(b)はその断面図、第6図(a)は
他の従来の多層化モノリシックマイクロ波4J積回路の
平面図、第6図(b)はその断面図である。 1O1210,410,610・・・ひ化ガリウム基板
、 20、30、40、220、230、235.24
0.420.430.440.620.630.635
.640・・・シリコンオキシナイトライド膜、 70
、270.470、670・・・ストリップ線路、80
.280.480.680・・・マイクロストリップ線
路、100.300.700・・・スルーホール、50
.60.250.255.260.450.460.6
50.655.660・・・接地導体、710・・・外
導体、490.690・・・孔、510.520・・・
突起、540・・・誘電体膜。
Claims (5)
- (1)半導体基板上に接地金属膜と絶縁膜が交互に積層
され、第1の絶縁膜層に第1のストリップ線路が構成さ
れ、第2の絶縁膜層に第2のストリップ線路が構成され
るとともにその第2のストリップ線路の一部と前記第1
のストリップ線路の一部が立体的に重なるように配置さ
れるか、または、最上層の絶縁膜上にマイクロストリッ
プ線がを構成されるとともに前記マイクロストリップ線
路の一部と前記第1のストリップ線路の一部が立体的に
重なるように配置され、前記第1のストリップ線路と前
記第2のストリップ線路または前記マイクロストリップ
線路間にある接地金属膜の、前記第1のストリップ線路
と前記第2のストリップ線路または前記マイクロストリ
ップ線路の立体的に重なる部分に孔が設けられ、該孔に
絶縁体が充填されていることを特徴とする多層化モノリ
シックマイクロ波集積回路。 - (2)第1のストリップ線路と第2のストリップ線路ま
たはマイクロストリップ線路が立体的に交差する部分で
両方または一方の線路の厚みが増大していることを特徴
とする請求項1記載の多層化モノリシックマイクロ波集
積回路。 - (3)第1のストリップ線路と第2のストリップ線路ま
たはマイクロストリップ線路の間隙に前記絶縁膜より誘
電率の高い誘電体膜が形成されたことを特徴とする請求
項1または2記載の多層化モノリシックマイクロ波集積
回路。 - (4)半導体基板上に接地金属膜と絶縁膜が交互に積層
され、第1の絶縁膜層に第1のストリップ線路が構成さ
れ、第2の絶縁膜層に第2のストリップ線路が構成され
るとともに前記第2のストリップ線路の一部と前記第1
のストリップ線路の一部が立体的に重なるように配置さ
れるか、または、最上層の絶縁膜上にマイクロストリッ
プ線路が構成されるとともに前記マイクロストリップ線
路の一部と前記第1のストリップ線路の一部が立体的に
重なるように配置され、前記第1のストリップ線路と前
記第2のストリップ線路または前記マイクロストリップ
線路間にある接地金属膜の、前記第1のストリップ線路
と前記第2のストリップ線路または前記マイクロストリ
ップ線路の立体的が重なる部分に孔が設けられ、その孔
の周囲で前記第1のストリップ線路と前記第2のストリ
ップ線路または前記マイクロストリップ線路間にある接
地金属膜が金属膜で接続されて外導体を構成し、前記孔
に絶縁体が充填され、前記孔の中心にスルーホールが設
けられて中心導体が形成され、前記第1のストリップ線
路と前記第2のストリップ線路または前記マイクロスト
リップ線路間が接続されたことを特徴とする多層化モノ
リシックマイクロ波集積回路。 - (5)第1のストリップ線路と第2のストリップ線路ま
たは前記マイクロストリップ線路間にある前記接地金属
膜を接続する金属膜で同軸線路の外導体が構成され、前
記孔の中心に設けられたスルーホールで同軸線路の中心
導体が構成され、各ストリップ線路の特性インピーダン
スをZOとした場合、同軸線路の特性インピーダンスが
ZOになるように前記金属膜の孔の寸法と前記スルーホ
ールの寸法を設定したことを特徴とする請求項4記載の
多層化モノリシックマイクロ波集積回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1339007A JPH03196667A (ja) | 1989-12-26 | 1989-12-26 | 多層化モノリシックマイクロ波集積回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1339007A JPH03196667A (ja) | 1989-12-26 | 1989-12-26 | 多層化モノリシックマイクロ波集積回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03196667A true JPH03196667A (ja) | 1991-08-28 |
Family
ID=18323388
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1339007A Pending JPH03196667A (ja) | 1989-12-26 | 1989-12-26 | 多層化モノリシックマイクロ波集積回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03196667A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003502972A (ja) * | 1999-06-17 | 2003-01-21 | テレフオンアクチーボラゲツト エル エム エリクソン | 電気伝送装置 |
JP2017069837A (ja) * | 2015-09-30 | 2017-04-06 | 日本ピラー工業株式会社 | マイクロストリップ線路・ストリップ線路変換器及び平面アンテナ装置 |
-
1989
- 1989-12-26 JP JP1339007A patent/JPH03196667A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003502972A (ja) * | 1999-06-17 | 2003-01-21 | テレフオンアクチーボラゲツト エル エム エリクソン | 電気伝送装置 |
JP2017069837A (ja) * | 2015-09-30 | 2017-04-06 | 日本ピラー工業株式会社 | マイクロストリップ線路・ストリップ線路変換器及び平面アンテナ装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6674347B1 (en) | Multi-layer substrate suppressing an unwanted transmission mode | |
JP3346752B2 (ja) | 高周波パッケージ | |
JP3241139B2 (ja) | フィルムキャリア信号伝送線路 | |
JP3241019B2 (ja) | コプレーナ線路 | |
JP3314594B2 (ja) | 高周波回路用電極及びこれを用いた伝送線路、共振器 | |
JP2661568B2 (ja) | 導波管・平面線路変換器 | |
JP2002536904A (ja) | ワイドバンドインピーダンスカプラー | |
JP2004320109A (ja) | 高周波伝送線路及び高周波基板 | |
JPH03196667A (ja) | 多層化モノリシックマイクロ波集積回路 | |
JPH08139503A (ja) | 高周波半導体装置用基板 | |
JP3100232B2 (ja) | 高周波用電子部品の信号線路 | |
JPH0685099A (ja) | 高周波用回路基板の信号回路 | |
JP2002185201A (ja) | 高周波用配線基板 | |
JP3303226B2 (ja) | フリップチップ実装構造 | |
JP2004247980A (ja) | 伝送線路の接続構造及び方法 | |
JP2004120659A (ja) | 高周波信号伝送用積層構造およびそれを用いた高周波半導体パッケージ | |
JP2003297967A (ja) | 高周波信号伝送用積層構造およびそれを用いた高周波半導体パッケージ | |
JP3409767B2 (ja) | 高周波回路基板 | |
JP3462062B2 (ja) | 高周波用伝送線路の接続構造および配線基板 | |
JPH10107514A (ja) | 高周波回路基板 | |
JPS60153603A (ja) | 共平面回路 | |
JP2678506B2 (ja) | 多層ストリップ線路 | |
KR960010010B1 (ko) | 레인지 커플러 | |
JPH05199019A (ja) | 高周波回路パッケージ | |
KR100760193B1 (ko) | 분기 선로가 구비된 다층형 브로드사이드 커플러 |