JPH03196233A - マイクロコンピュータ - Google Patents

マイクロコンピュータ

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JPH03196233A
JPH03196233A JP1335761A JP33576189A JPH03196233A JP H03196233 A JPH03196233 A JP H03196233A JP 1335761 A JP1335761 A JP 1335761A JP 33576189 A JP33576189 A JP 33576189A JP H03196233 A JPH03196233 A JP H03196233A
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JP
Japan
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microinstruction
microaddress
microcomputer
microinstructions
microprogram
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JP1335761A
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English (en)
Inventor
Yuji Ota
祐二 太田
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、マイクロプログラムをも考慮したシステムデ
バッグ若しくはシステム評価に利用し得るマイクロコン
ピュータに関し、例えば、マイクロプログラムの一部又
は全部がユーザに開放されたマイクロコンピュータの応
用システムに対するエミュレーションを可能にする評価
用マイクロコンピュータに適用して有効な技術に関する
【従来の技術〕
マイクロコンピュータことにそれに含まれるCPU(セ
ントラル・プロセッシング・ユニット)による命令制御
形態としてはハードワイアードロジック制御があるが、
この制御方式は動作が速い反面制御のための回路規模が
大きくなって複雑化し、而も融通性に欠けるという欠点
を持つ。マイクロプログラム制御はこの欠点を克服する
ための制御方式であり、マクロ命令(機械語命令)の処
理を、それより小さなマイクロオペレーションに分解し
、個々のマイクロオペレーションにマイクロ命令を対応
付けて、一連のマイクロ命令即ちマイクロプログラムを
実行することによってマクロ命令を実行するというもの
である。
従来マイクロプログラムはユーザに開放されることは殆
どなく、ユーザが自由にプログラムする性質のものでは
ないと考えられていた。このような前提に立てば、ユー
ザは、マイクロコンピュータに所要の動作をさせるとき
、マクロ命令によって構成される動作プログラムを考慮
すれば十分であって、マイクロプログラムに対してはそ
の存在を全く意識する必要はなかった。したがって、マ
イク自コンピュータ応用システムの評価やソフトウェア
デバッグを、エミュレータなどを利用して行う場合には
、マクロ命令によって構成される動作プログラムを評価
用マイクロコンピュータに実行させてエミュレーション
などを行えばよかった。
尚、マイクロプログラム制御について記載された文献の
例としは昭和62年11月5日に株式会社培風館発行の
[超高速MOSデバイス]第263頁乃至265頁があ
る。
〔発明が解決しようとする11題〕 ところで、マイクロプログラムは絶対的にユーザに開放
されないとは限らず、例えば特殊な動作に個別的に対応
するため、或いはマクロ命令の実行速度を上げたりする
ために、マイクロプログラムについてもその一部又は全
部をユーザに開放してプログラマブル化し、マイクロコ
ンピュータの高機能化や個別化を図ることができるよう
にするというような要請もある。このような要請に基づ
いてマイクロプログラムがユーザに開放されると、ユー
ザによるマイクロコンピュータシステムの開発環境は従
来よりも複雑化し、例えばエミュレーションに際しては
後からマイクロプログラムについても把握できるように
しなければならない。
しかしながら、従来のマイクロコンピュータはマイクロ
プログラムの開放を予定しておらず、エミュレータなど
に利用される評価用マイクロコンピュータであっても、
マイクロプログラムアドレスやマイクロ命令などのマイ
クロプログラム制御系の情報は外部に一切出力されず、
また外部からマイクロプログラムを直接制御するための
信号入力機能なども一切存在していなかった。
このため、マイクロプログラムの一部又は全部をユーザ
に開放したマイクロコンピュータにつき、その応用シス
テムに対する開発環境を整えておくことの必要性が本発
明者によって見出された。
本発明の目的は、マイクロプログラムの一部又は全部を
ユーザに開放することによって一層複雑化されるシステ
ム開発の容易化に寄与する曇とができるマイクロコンピ
ュータを提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は本明
細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう。
〔課題を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば下記の通りである。
すなわち、マイクロプログラム制御によって命令を実行
するマイクロコンピュータに、実行すべきマイクロ命令
の所在を示すマイクロアドレスを外部に出力させる機能
を付加し、また、実行順に従ってマイクロ命令を外部に
出力させる機能を付加する。
これにより、マクロ命令とマイクロ命令群との対応関係
を認識しながらその命令実行状態を追跡可能になるが、
さらに、システムやソフトウェアの評価に際して所要の
マイクロ命令を指定して実行させたいという要求に対し
ては、前記マイクロアドレスに従ってメモリから読み出
されるマイクロ命令又は外部から与えられるマイクロ命
令を選択するマイクロ命令選択ゲートをマイクロ命令デ
コーダの前段側に配置しておくとよい。
また、システムやソフトウェアの評価に際してマイクロ
プログラムを所要の位置から実行させたいという要求に
対しては、マクロ命令の種類に応じたマイクロ命令群の
マイクロ命令を順番に指定していくマイクロプログラム
カウンタの他に、マイクロ命令群の先頭アドレスを任意
に指定可能なマイクロスタートアドレスジスタを設け、
マイクロアドレス選択ゲートで双方の出力を択一的に選
択させるようにするとよい。
そして、マイクロ命令の実行サイクル時間はマクロ命令
の実行サイクル時間に比べて著しく短い。
この点に着目すると、マイクロプログラムを考慮したシ
ステム評価やソフトウェア評価をやり易くするには、設
定された条件に該当するマイクロ命令の実行後にマイク
ロ命令の実行を停止させるマイクロブレークポイント制
御手段をマイクロコンピュータに内蔵させておくことが
望ましい。
同様の理由により、マイクロアドレスやマイクロ命令登
確実にトレース可能にするには、マイクロアドレスやマ
イクロ命令のトレース手段をマイクロコンピュータに内
蔵させた方がよい。
〔作 用〕
上記した手段によれば、実行すべきマイクロ命令の所在
を示すマイクロアドレスを外部に出力させる機能、並び
に実行順に従ってマイクロ命令を外部に出力させる機能
は、マクロ命令とマイクロ命令群との対応関係を認識し
ながらその命令実行状態を追跡可能に作用し、これによ
り、マイクロプログラムの一部又は全部をユーザに解放
した場合に複雑化するシステム開発の容易化に寄与する
[実施例〕 第2図には本発明の一実施例に係るマイクロコンピュー
タ1が示される。このマイクロコンピュータ1はその応
用システムやソフトウェアの評価に用いられる評価チッ
プとされ、エミュレータのようなデバッグ装置2と評価
対象とされるターゲットシステム3との間に配置され、
例えばエミユレーション用マイクロコンピュータのよう
にターゲットシステム3を代行制御するものとして位置
付けられる。
このマイクロコンピュータ1は、特に制限されないが、
CPUl0を中心に、その動作プログラムが格納される
プログラムメモリ11、CPUl0の作業領域やデータ
の一時記憶領域などとして利用されるメインメモリ12
1割込みコントローラ13、タイマ・カウンタ14.シ
リアル・コミユニケージ目ン・インタフェース15なを
含み。
それらは内部バス16に共通接続されている。この内部
バス16はデバッグ装置2とインタフェースされるシス
テムインタフェース17、並びにターゲットシステム3
とインタフェースされるユーザインタフェース18に結
合されている。
ユーザインタフェース18は、ターゲットシステム3の
制御に本来利用されるターゲットマイクロコンピュータ
と称される図示しない実マイクロコンピュータのインタ
フェースに対応され、インタフェースケーブル19を介
してその実マイクロコンピュータのソケットに接続され
る。システムインタフェース17は、マイクロコンピュ
ータ1によるターゲットシステム3の代行制御状態をモ
ニタしたり1代行制御に必要な状態をマイクロコンピュ
ータ1の内部に設定したりするための各種情報をやりと
りするための信号入出力機能を有する。
前記プログラムメモリ11は書き換え可能なRAMによ
って構成され、評価対象とされる動作プログラムがシス
テムインタフェース17を介してロードされる。この動
作プログラムを構成する命令はマクロ命令である。
CPUl0はプログラムメモリ11からフェッチしたマ
クロ命令をマイクロプログラム制御によって実行する。
ここで、CPUl0のマイクロプログラムはその一部又
は全部がユーザに開放されている。したがって、そのよ
うなCPUl0をコアとするマイクロコンピュータの応
用システムを評価するには、マクロ命令だけでなくマイ
クロ命令にも着目しなければならない。
第2図にはCPUl0の一例が示される。
CPUl0は、マイクロプログラム制御によってマクロ
命令を実行するための基本的な構成として2例えば、命
令レジスタ20.マイクロアドレスコントローラ21.
マイクロアドレスデコーダ22、制御記憶23.マイク
ロ命令レジスタ24゜マイクロ命令デコーダ25、及び
実行ユニット26を備える。
制御記憶23にはユーザによって一部又は全部が定義さ
れたマイクロプログラムが保持される。
マイクロプログラムは、各種マクロ命令のオペレーショ
ンコードなどに1対1対応するマイクロ命令群によって
構成される。個々のマイクロ命令の形式は水平型又は垂
直型とされる。この制御記憶23はマイクロアドレスデ
コーダ22の出力によってアクセスされ、これによって
読み出されるマイクロ命令はマイクロ命令レジスタ24
に一部ラッチされた後、マイクロ命令デコーダ25で解
読される。その解読結果は実行ユニット26など各種内
部回路の制御信号として所定の回路に供給される。尚、
実行ユニット26には各種演算器やレジスタを備え、C
PUバス27に接続されている。
マイクロアドレスデコーダ22に供給されるマイクロア
ドレスはマイクロアドレスコントローラ21によって生
成される。内部バス16に接続するCPUバス27を通
して転送されるマクロ命令が命令レジスタ21にフェッ
チされると、そのマクロ命令のオペレーションコードは
例えば命令デコーダ30でデコードされる。このデコー
ド結果は、当該マクロ命令に対応するマイクロ命令群の
先頭マイクロアドレスであって、これがマイクロプログ
ラムカウンタ32にラッチされて、マイクロアドレスデ
コーダ22に供給される。尚、マクロ命令のオペレーシ
ョンコードの一部がそのままマイクロアドレスになって
いるような命令フォーマットが利用される場合には、命
令デコーダ30は不要である。このようにして制御記憶
23がアセスされることにより、そのマクロ命令に応す
る先頭のマイクロ命令のデコード結果に従って実行ユニ
ット26などが制御される。一連のマイクロ命令群のう
ちの第2番目以降のマイクロ命令は、直前に制御記憶2
3から読み出されたりしたマイクロ命令のネクストアド
レスフィールドのコード情報がマイクロアドレスジェネ
レータ33に供給されることによって指定される。この
マイクロアドレスジェネレータ33の出力と命令デコー
ダ30の出力とは、マイクロプログラム制御を受けるセ
レクタ34で選択される。尚、前記マイクロプログラム
カウンタ32は実質的にマイクロアドレスレジスタとし
て機能される。
次に、前記CPUl0における基本的な構成に対し、マ
イクロ命令もしくはマイクロプログラムにも着目したシ
ステム評価やソフトウェアデバッグを可能とするための
構成例を説明する。
デバッグ装!2によりマイクロプログラムをも考慮した
ソフトウェアデバッグが行われるとき。
デバッグ対象マイクロプログラムは未だ完成されていな
いことが予想されるため、前記制御記憶23を書き換え
可能なRAMによって構成することができる。書き換え
可能であるという点においてはEPROM (エレクト
リカリ・プログラマブル・リード・オンリ・メモリ)や
EEPROM (エレクトリカリ・イレーザブル・アン
ド・プログラマブル・リード・オンリ・メモリ)であっ
てもよいが、その場合には書き換え回数の制限を考慮し
なければならない。
前記マイクロアドレスデコーダ22に供給されるマイク
ロアドレスはモニタバス40を介して、システムインタ
フェース17に含まれるマイクロアドレスの出力専用バ
ッファ回路41及び外部端子群42から外部に出力可能
にされている。マイクロアドレスの外部出力はマイクロ
命令の動作サイクルに同期され、その制御はマイクロプ
ログラムで行われるにのようにして外部に出力されるマ
イクロアドレスは、特に制限されないが、デバッグ装置
2に含まれる図示しないメモリに、マイクロ命令の動作
サイクルに従って順番に蓄えられていく。このようにし
て蓄えられたマイクロアドレスからそれに対応するマイ
クロ命令による処理手順がわかり、さらにマクロ命令と
の対応付けや実際の処理動作との対応付が可能になる。
尚、マクロ命令レベルでのマクロ命令アドレスやデータ
などの各種バス情報はシステムインタフェース17を介
して外部に出力されることは言うまでもなく、この点は
通常の評価用マイクロコンピュータと同じである。
そして、このときマイクロプログラムを所要の位置から
実行させたいという要求に対しては、マクロ命令の種類
に応じたマイクロ命令群のマイクロ命令を順番に指定し
ていくマイクロプログラムカウンタ32の他に、マイク
ロ命令群の先頭アドレスを任意に指定可能なマイクロス
タートアドレスジスタ43が設けられ、マクロアドレス
セレクタ44で双方の出力を択一的に選択するようにな
っている。マイクロスタートアドレスジスタ43に対す
るアドレス設定は、特に制限れないが、内部バス16や
CPUバス27を通した外部からのデータ転送によって
行うことができる。
さらにこのCPUl0は処理順に従ってマイクロ命令も
外部に出力可能になっている。例えば、マイクロ命令デ
コーダ25の入力から分岐するモニタバス45がシステ
ムインタフェース17に含まれるマイクロ命令の出力専
用バッファ回路46及び外部端子群47に接続され、こ
れを通してマイクロ命令が外部に出力可能にされている
。マイクロ命令の外部出力はマイクロ命令の動作サイク
ルに同期され、その制御は例えばマイクロプログラムで
行われる。このようにして外部に出力されるマイクロ命
令は、特に制限されないが、デバッグ装置2に含まれる
図示しないメモリに、マイクロ命令の動作サイクルに従
って順番に蓄えられていく。このようにして蓄えられた
マイクロ命令からそれに対応する一連のマイクロ命令群
による処理手順がわかり、さらにマクロ命令との対応付
けや実際の処理動作との対応付も可能になる。
このとき、所要のマイクロ命令を指定して実行させたい
という要求に対しては、例えば内部バス16やCPUバ
ス27を通した外部からのデータ転送によって情報の書
込みが可能にされる別のマイクロ命令レジスタ48を設
け、マイクロアドレスに従って制御記憶23から読み出
されるマイクロ命令又は前記マイクロ命令レジスタ48
から出力されるマイクロ命令を選択するマイクロ命令セ
レクタ49を前記マイクロ命令デコーダ25の入力側に
配置しておく。
マイクロ命令の実行サイクル時間はマクロ命令の実行サ
イクル時間に比べて著しく短い。この点に着目すると、
マイクロプログラムを考慮したシステム評価やソフトウ
ェア評価をやり易くするために、設定された条件に該当
するマイクロ命令の実行後にマイクロ命令の実行を停止
させるためのマイクロブレークポイント制御部50が内
蔵されている。マイクロブレークポイント制御部50は
、特に制限されないが、内部バス16やCPUバス27
を通した外部からのデータ転送によって条件設定され、
マイクロコンピュータ1によるターゲットシステム3の
代行制御中は処理順に従ってマイクロアドレスをサンプ
リングしながらそれが設定条件に一致するか否かを判定
する0判定結果信号若しくは判定結果データはマイクロ
命令レジスタ24又はマイクロ命令デコーダ25に供給
される。何れにしてもその判定結果が一致を意味すると
きは、例外的な処理を介して正規のマイクロフローの処
理が停止される。このマイクロ命令レベルのブレークが
成立した状態は、例えばマクロ命令レベルのブレークと
実質的に同じとなり、それまでのトレース結果などを利
用したデバッグ装置2側での処理が可能にされる。
前述のようにマイクロ命令の実行サイクル時間はマクロ
命令の実行サイクル時間に比べて著しく短いという点に
鑑みると、前記マイクロアドレスやマイクロ命令をマイ
クロコンピュータ1の内部でトレースする方が確実であ
る。したがって、第3図に示されるように、サンプリン
グバス40がら供給されるマイクロアドレスを処理順に
蓄えていくマイクロアドレストレースメモリ51と、サ
ンプリングバス45から供給されるマイクロ命令を処理
順に蓄えていくマイクロ命令トレースメモ1J52とを
、例えば前記システムインタフェース17に設けておく
ことができる。双方のトレースメモリ51.52に対す
るトレース用アクセスタイミングはマイクロ命令の処理
サイクルに同期してCPUl0の内部で生成される。例
えばマイクロ命令に含まれる所定の制御コードなどを流
用して或いはすでに確立された専用コードを利用して制
御される。双方のトレースメモリ51.52に格納され
た情報は、外部端子群53を介してデバッグ装置から読
出し可能にされる。
上記実施例によれば以下の作用効果を得るものである。
(1)マイクロ命令の処理順に従ってそのマイクロアド
レスを外部に出力可能にされているから、外部に出力さ
れたマイクロアドレスからそれに対応するマイクロ命令
による処理手順がわかり、さらにマクロ命令との対応付
や実際の処理動作との対応付けが可能になる。同様に、
マイクロ命令それ自体を外部に出力可能にすることによ
っても、外部に出力されたマイクロ命令群からそれに対
応する一連のマイクロ命令群による処理手順がわかり、
さらにマクロ命令との対応付や実際の処理動作との対応
付けが可能になる。
(2)上記のようにマイクロアドレス又は(及ヒ)マイ
クロ命令が外部に出力可能にされることにより、マクロ
命令とマイクロ命令群との対応関係を認識しながらその
命令実行状態を追跡可能になり、これにより、マイクロ
プログラムの一部又は全部をユーザに開放した場合に複
雑化するシステム開発の容易化に寄与する。
(3)マイクロプログラムカウンタ32の他に、マイク
ロ命令群の先頭アドレスを任意に指定可能なマイクロス
タートアドレスジスタ43を設け、マイクロアドレスセ
レクタ44によって双方の出力ヲ択一的に選択してマイ
クロアドレスデコーダ22に供給可能にすることにより
、システムやソフトウェアの評価に際してマイクロプロ
グラムを所要の位置から実行させることができるように
なる。
(4)制御記憶23から読み出されるマイクロ命令又は
マイクロ命令レジスタ48を介して外部から任意に与え
られるマイクロ命令を選択するマイクロ命令セレクタ4
9をマイクロ命令デコーダ25の前段側に配置しておく
ことにより、システムやソフトウェアの評価に際して所
要のマイクロ命令を任意に指定して実行させることがで
きる。
(5)マイクロ命令の実行サイクル時間はマクロ命令の
実行サイクル時間に比べて著しく短いという点に着目す
ると、設定された条件に該当するマイクロ命令の実行後
にマイクロ命令の実行を停止させるマイクロブレークポ
イント制御部5oをCPUl0若しくはマイクロコンピ
ュータ1に内蔵しておくことにより、マイクロプログラ
ムを考慮したシステム評価やソフトウェア評価をやり易
くすることができる。
(6)同様の理由により、マイクロアドレスやマイクロ
命令をトレースする専用メモリ51.52をマイクロコ
ンピュータ1に内蔵させることにより、マイクロ命令や
マイクロアドレスを夫々に専用化された外部出力端子か
ら直接出力してその情報を外部で蓄えていく場合に比べ
、マイクロアドレスやマイクロ命令を確実にトレースす
ることができる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づいて
具体的に説明したが、本発明はそれに限定されるもので
はなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可
能であることは言うまでもない。
例えばマイクロブレークポイント制御手段はマイクロア
ドレスに対してブレークポイント制御を行う構成に限定
されず、マイクロ命令を入力してブレークポイント制御
を行うようにしてもよい。
また、前記マイクロアドレストレースメモリ51やマイ
クロ命令トレースメモリ52はシステムインタフェース
17に配置したマルチボート形式のメモリに限定されな
い。例えばそのようなトレースメモリをその一方のボー
トを内部バス16に接続して設けてもよい、この場合、
トレースすべき情報の書込みはやはりそれ専用のボート
から行うようにする。内部バス16に接続されるボート
はトレースされた情報を読み出したりするときに利用さ
れる。
また、マイクロプログラム制御のための基本的な構成は
上記実施例に限定されず適宜変更することができる0例
えばマイクロ命令のネクストアドレスをマイクロ命令レ
ジスタを経由せずに直接制御記憶の出力から与える構成
、ネクストアドレスの生成にマクロ命令コードの一部を
利用する構成22レベルのような複数レベルのマイクロ
プログラムを利用する構成であってもよい、ここで複数
レベルのマイクロプログラム構造にはナノプログラムを
利用する場合を含む。必要ならば夫々のレベルのマイク
ロプログラムに関してそのアドレスや命令を外部に出力
させてもよい。
さらに本発明で言うマイクロコンピュータとは上記実施
例のようにプログラムメモリや周辺回路を内蔵したシン
グルチップ型のものを意味するだけでなく、少なくとも
CP Uを含めばよく、この意味においてマイクロプロ
セッサも本発明のマイクロコンピュータに含まれる。
以上の説明では主として本発明者によってなされた発明
をその背景となった利用分野である評価用のマイクロコ
ンピュータに適用した場合について説明したが、本発明
はそれに限定されるものではなく、モード切り替えによ
って評価用とされるマイクロコンピュータなどにも広く
適用可能である。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば下記の通りである。
すなわち、マイクロプログラム制御によって命令を実行
するマイクロコンピュータに、実行すべきマイクロ命令
の所在を示すマイクロアドレスを外部に出力させる機能
を付加し、また、実行順に従ってマイクロ命令を外部に
出力させる機能を付加することにより、マクロ命令とマ
イクロ命令群との対応関係を認識しながらその命令実行
状態を追跡可能になり、これによって、マイクロプログ
ラムの一部又は全部をユーザに開放した場合に複雑化す
るシステム開発の容易化に寄与することができるという
効果がある。
また、マクロ命令に従ってマイクロ命令を順番に指定し
ていくマイクロプログラムカウンタの他に、マイクロ命
令群の先頭アドレスを任意に指定可能なマイクロスター
トアドレスジスタとを設け、マイクロアドレス選択ゲー
トで双方の出力を択一的に選択させるようにすることに
より、シテムやソフトウェアの評価に際してマイクロプ
ログラムを所要の位置から実行させることができるよう
になる。
前記マイクロアドレスに従ってメモリから読み出される
マイクロ命令又は外部から与えられるマイクロ命令を選
択するマイクロ命令選択ゲートをマイクロ命令デコーダ
の前段側に配置しておくことにより、システムやソフト
ウェアの評価に際して所要のマイクロ命令を任意に指定
して実行させることができるようになる。
マイクロ命令の実行サイクル時間はマクロ命令の実行サ
イクル時間に比べて著しく短いという点に着目すると、
設定された条件に該当するマイクロ命令の実行後にマイ
クロ命令の実行を停止させるマイクロブレークポイント
制御手段をマイクロコンピュータに内蔵させておくこと
により、マイクロプログラムを考慮したシステム評価や
ソフトウェア評価をやり易くすることができる。
同様の理由により、マイクロアドレスやマイクロ命令の
トレース手段をマイクロコンピュータに内蔵させること
により、マイクロアドレスやマイクロ命令を確実にトレ
ースすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るマイクロコンピュータ
に含まれるCPUの一例ブロック図。 第2図は本発明の一実施例に係るマイクロコンピュータ
の全体ブロック図。 第3図は本発明の他の実施例に係るマイクロコンピュー
タに含まれるCPUの一例ブロック図である。 1・・・マイクロコンピュータ、10・・・CPU、1
7・・・システムインタフェース、18・・・ユーザイ
ンタフェース、20・・・命令レジスタ、22・・・マ
イクロアドレスデコーダ、23・・・制御記憶、24・
・・マイクロ命令レジスタ、25・・・マイクロ命令デ
コーダ、26・・・実行ユニット、30・・・命令デコ
ーダ、32・・・マイクロプログラムカウンタ、44・
・・マイクロアドレスセレクタ、48・・・マイクロ命
令レジスタ、49・・・マイクロ命令セレクタ、50・
・・マイクロブレークポイント制御部、51・・・マイ
クロアドレストレースメモリ、52・・・マイクロ命令
トレースメモリ。 第  1  図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、マイクロプログラム制御によって命令を実行するマ
    イクロコンピュータであって、実行されるべきマイクロ
    命令の所在を示すマイクロアドレスを外部に出力可能に
    されて成るマイクロコンピュータ。 2、マイクロプログラム制御によって命令を実行するマ
    イクロコンピュータであって、実行順に従ってマイクロ
    命令を外部に出力可能にされて成るマイクロコンピュー
    タ。 3、マイクロプログラム制御によって命令を実行するマ
    イクロコンピュータであって、実行されるべきマイクロ
    命令とその所在を示すマイクロアドレスとを外部に出力
    可能にされて成るマイクロコンピュータ。 4、実行すべきマイクロ命令の所在を示すマイクロアド
    レスをマイクロ命令の実行サイクル毎に蓄えるマイクロ
    アドレストレース手段を有する請求項1又は3に記載の
    マイクロコンピュータ。 5、実行されるべきマイクロ命令をマイクロ命令の実行
    サイクル毎に蓄えるマイクロ命令トレース手段を有する
    請求項2又は3に記載のマイクロコンピュータ・ 6、前記マイクロアドレスに従ってメモリから読み出さ
    れるマイクロ命令又は外部から与えられるマイクロ命令
    を択一的に選択するマイクロ命令選択ゲートをマイクロ
    命令デコーダの前段側に配置した請求項1乃至5の何れ
    か1項にに記載のマイクロコンピュータ。 7、マクロ命令に従ってマイクロ命令群の先頭アドレス
    が設定されると共にマイクロ命令の実行状態に従ってそ
    の設定アドレスが更新されるマイクロプログラムカウン
    タと、マイクロ命令群を指定する先頭マイクロアドレス
    を任意に指定するためのマイクロスタートアドレスジス
    タと、前記マイクロプログラムカウンタの出力と前記マ
    イクロスタートアドレスレジスタの出力とを択一的に選
    択してマイクロプログラムメモリのアクセスアドレスと
    するマイクロアドレス選択ゲートとを含む請求項1乃至
    6の何れか1項に記載のマイクロコンピュータ。 8、設定された条件に該当するマイクロ命令の実行後に
    マイクロ命令の実行を停止させるマイクロブレークポイ
    ント制御手段を含む請求項1乃至8の何れか1項に記載
    のマイクロコンピュータ。
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