JPH03195313A - 電線切断・接続装置 - Google Patents

電線切断・接続装置

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JPH03195313A
JPH03195313A JP1331614A JP33161489A JPH03195313A JP H03195313 A JPH03195313 A JP H03195313A JP 1331614 A JP1331614 A JP 1331614A JP 33161489 A JP33161489 A JP 33161489A JP H03195313 A JPH03195313 A JP H03195313A
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power
gripping
sleeve
wire
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Tomohiro Murai
村井 友廣
Yoshitaka Kimura
義孝 木村
Tadataka Imanishi
今西 忠孝
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Chubu Electric Power Co Inc
Toshin Electric Co Ltd
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Chubu Electric Power Co Inc
Toshin Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は、架空電線の切断から接続に至る一連の作業を
システマテインクに行なうことが出来る電線切断・接続
装置に関する。 (従来の技術) 架空活線系で何等かのトラブルが発生した時、当該活線
に適当なバイパス線を取付け、バイパスされた適当箇所
(例えば、分岐線)を切断してこの切断箇所を離隔保持
し、その間に1ヘラプル箇所を修復し、爾後切断電線の
被覆剥離、スリーブの套嵌及び圧着等を経た後、この圧
着箇所をスリーブカバーにより被装すると共にテーピン
グ固定して再接続がなされる。従来、高所作業車のバケ
ット内の作業者が各作業工程毎の単機能工具(切断、被
覆剥離、スリーブ套嵌、圧着及びテーピング等の為の専
用]1具)を順次作業点まで移送させてこれらを位置決
めし、またこれら]二具を操作し、更には工具を取替え
る等の一連の活線作業を行なっていた。 (発明が解決しようとする課題) 然し乍ら、上記のような活線作業は熟練と時間を要し、
しかも切断箇所の安全」二重線相互の離隔の為のサポー
ト止具を数種取付ける必要があり、その合理的な工法の
確立が強く望まれていた。 − 本発明は、」−記に鑑みなされたものであり、切断され
た電線を離隔ユニットにより所定位置に離隔状態で保持
し、この離隔ユニットに関連した各工具ユニットを高所
作業車等に搭載されたマニピュレータ装置により移送し
これらを遠隔駆動操作することにより、上記一連の活線
作業を合理的且つシステマティックに行なうことが出来
るようにした新規な電線切断・接続装置を提供せんとす
るものである。 (課題を解決する為の手段) ]1記目的を達成する本発明の電線切断・接続装置を添
付図面に基づき説明する。第1図は本発明装置による活
線作業の要領を示す図、第2図は本発明装置を用いた電
線切断・接続要領の概略工程図、第3図は本発明に採用
される電線掴持・離隔ユニットの平面図、第4図は同正
面図、第5図は同側面図、第6図は第3図のA−A線断
面図、第7図は同B−B線断面図、第8図は第7図のC
C線断面図、第9図は第3図のD−D線断面図、第10
図は第9図のE−E線断面図、第11図は本発明に採用
される動力ユニットの平面図、第12図は同正面図、第
13図は同側面図、第14図は掴持・離隔ユニツ1へ、
動力ユニット及び切断ユニットの結合状態を示す部分切
欠正面図、第15図は第14図のF線部拡大断面図、第
16図及び第17図は動力ユニットに装備された動力装
置の縦断面図、第18図は切断ユニットの部分縦断正面
図、第」−9図は同側面図、第20図は第18図のG−
G線断面図、第21図は本発明に採用される剥離・磨き
・スリーブ套嵌ユニットの正面図、第22図は同側面図
、第23図は同装置要部の機構図、第24図は同動作状
態を示す側面図、第25図は同剥離・磨き装置の縦断面
図、第26図は同動力装置の縦断面図、第27図は同変
位手段の機構図、第28図は同ユニットを掴持・離隔ユ
ニットに装着した状態を示す正面図、第29図はスリー
ブ及びスリーブカバーの関係を示す図、第30図は本発
明に採用される圧縮ユニットの正面図、第31図は同側
面図、第32図は同縦断正面図、第33図は同縦断側面
図、第34図は同ユニットを掴持・離隔ユニットに装着
した状態を示す正面図、第35図は本発明に採用される
テーピングユニットの部分縦断正面図、第:36図は同
側面図、第37図は同二二ツ1−の回転駆動機構を示す
側面図、第38図は第37図のH−H線断面図、第39
図は同ユニットのテープ巻付は機構の側面図、第40図
は同機構によるテープ巻付は要領を示す説明図、第41
図は同ユニットに於けるテープカット機構の説明図、第
42図は同ユニットに於ける把持機構の側面図、第43
図は本発明装置に採用される把持ユニットの側面図、第
44図は同縦断正面図である。 即ち、本発明の電線切断・接続装置は、基台10」二に
架空電線を掴持する3個のクランプ11.12.13を
長手力面に沿って隔設具備し且つ中央のクランプ]2を
その長手力面に沿って摺動可能とすると共に、上記掴持
及び摺動動作を司るねし駆動手段14.15.16.1
7及び工具ユニットを着装させる為の結合ピン18 ・
髪上記基台10上に形設した電線掴持・離隔ユニット1
と、油圧動力装置21 及び該装置2]…・による動力
を−I−記ねし駆動手段14、]5.16.17に伝達
する為の連結軸22 を有し、上記電線掴持・離隔ユニ
ット1の裏面に着脱自在に装着IJT能とされ、装着さ
れた時には上記動力装置21・による動力が連結軸22
 を介して前記ねし駆動手段14、〕5.16、]7に
伝達されるようにした動力ユニツ1〜2と、 油圧動力により開閉動作する一対の切断刃:31.31
を有し、上記動力ユニット2しこ着脱自在に装着されて
前記クランプ12.13に掴持された電線を切断する切
断ユニット3と、 油圧動力により回転しく1つ左右に移行する左右・対の
剥離・磨き装置41.41、スリーブを内装した絶縁性
スリーブカバーを油圧動力により把持するスリーブカバ
ークランプ装置42、及びこれらの変位手段43を有し
、前記電線掴持・離隔ユニット]−に前記結合ピン18
 を介して着脱自在に装着され、切断された電線の端部
被覆を剥離し露出芯線の表面を磨くと共に1−記スリー
ブを雨露出芯線に共軛状態で套嵌する剥離・磨き・スリ
ーブ套嵌ユニソlへ4と、 油圧動力により駆動する可動圧縮ダイス51及び固定圧
縮ダイス52を含む圧縮主体50を左右移行可能に具備
し、前記電線掴持・離隔ユニット1に前記結合ピン18
 ・を介して着脱自在に装着され、套嵌されたスリーブ
を1−記圧縮ダイス51.52により求心方向に圧縮し
て露出芯線同士をL1着接続する圧縮ユニツ1〜5ど、 浦n−動力により回転するテ ブ巻付装置i’Z 61
を有し、1−記圧着接続部に被′JAされた入り一ブカ
バーの両端にテープを巻き何重でこれを電線の被覆に固
着させるためのテービンタユニッh 6ど、油圧動力に
より開閉動作する−・対の挟ハフ]、71を有し、面記
動力ユニノl−2等を把持して所定位置に移送・保持さ
せる為の把持ユニン1−7と、前記各ユニノI・3.4
.5.6.7を作業位置へ誘導する為の動力アーム81
を含むマニビュiノータ装置8と、 に記全ての操作を集中制御する]ントロールボ!] ノクス9ど、より成ることを要旨とするものである。 (作用) 上記構成の電線切断・接続装置を用いて架空活線の切断
・接続要領について述べる7本発明装置は、例えば、第
1図に示す如き高所作業車Iに搭載された伸縮且つ傾動
自在なブーム11の先端に作業用キャビンInと共に一
括装備される。該キャビンIII内には、上記コントロ
ールボンクス9、油圧ポース91・及び光ファイバーθ
 プル92 等の接続ボックス1vが装備され J、た
、作業音の作業スベ・−ス及び各工具二ニットの保管ス
ペースか該キャビン■内部に確保される。尚、油圧動力
源(不図示)は作業用■しこ搭載装備され、る1、以下
、第1図及び第2図を参照しながら各作業工程毎に説明
する。 [$備作業] 第1図に示す如く、上記ブーム11の先端にはウィンチ
■が装備され、該ウィンチ■のウィンチロープVaを地
」ユに降ろし、予め地」−で切断ユニノ0 1〜3が装着された動力ユニット2に該ウィンチロープ
Vaが掛止される。該動力ユニット2は、電線掴持・離
隔ユニット1を合体した状態で該ウィンチロープVaに
より巻き一■二げられ、被切断・接続電線■の近傍に配
置される。電線掴持・離隔ユニッl−1と動力ユニット
2どの合体は、後記の結合ピン19及びロック手段23
により一体的になされ、且つこの合体状態では連結軸2
2 と各ねじ駆動手段14.15.16.17とが整合
し、油圧動力装置21 による動力が連結軸22…・を
介してねじ駆動手段14.15.16.17に伝達可能
とされる。該動力装置21…・には油圧ホース91 及
び光フアイバーケーブル92…が事前に連結されている
。 電線■の近傍に配置された動力ユニット2は、動力アー
ム8]の先端に装着された把持ユニット7によって一端
が把持され、電線掴持・離隔ユニット1のクランプ11
.12.13が電線■に沿うよう誘導される。そして、
電線掴持・離隔ユニット1は、電柱■に予め装着された
サポート治具1 ■によって所定位置に固定される。該把持ユニット7の
把持操作及び動力アーム81による誘導操作は、キャビ
ン■内のコントロールボックス9により遠隔操作される
。 [電線の掴持1 上記の如く電線掴持・離隔ユニット1を被切断・接続電
線■に沿うよう配置した後、コン1−ロールボックス9
でのスイッチ操作によりクランプ]2.13を動作させ
、電線■に張架状態で掴持する。 ここでの電線■の掴持は、油圧により駆動する動力装置
21− の動力(回転動力)が連結軸22・よりねし駆
動手段14・に伝達され、該ねじ駆動−L段14…の作
動に伴うクランプ12、】3の閉動作によってなされる
。前記光フアイバーケーブル92 は、動力装置21・
−の回転角度(回転数)を検出してこれをコントローボ
ックス9にフィードバンクし、予めプログラミングされ
た入力情報と比較してクランプ]2の適正な掴持位置及
び適正な掴持力の設定がなされる。 [電線の切断] 2 上記の如く掴持された状態では、電線■は事前に動力ユ
ニット2に装着された切断ユニット3の一対の切断刃3
1.31(常時は開の状態にある)間に位置する。該切
断ユニット3には上記油圧ホース9]が連結され、コン
トロールボックス9で所定のスイッチ操作をすると、該
油圧ホース91を経て供給された油圧の作用により切断
刃31.31が閉動作し、上記電線■が切断される。
【電線の離隔] 上記の如く電線■が切断されると、直ちにクランプ12
がクランプ11側に摺動移動し、電線■の切断端部間が
互いに離隔される。このような離隔動作は、上記切断の
後備かなインタバルをもって行なわれ、これらのシーケ
ンスはコントロールボックス9内の制御回路に予めプロ
グラミングされており、上記スイッチ操作により切断・
隔離が自動的になされる。 その後、結合ピン19及びロック手段23による結合を
解除し、把持ユニット7による動力ユニット2の把持を
解除した後、ウィンチ■を操作し3 て動力ユニット2を切断ユニット3と共に地りに降ろす
。而して、第1図(ロ)に示す如く、電線掴持・離隔ユ
ニット1は、切断された電線■に装架された状態で保持
される。隣設電線の切断も必要とする場合は、電線掴持
・離隔ユニット1を複数個準備して上記同様の操作を行
ない、夫々を離隔状態に保持する。 この保持状態で、上記油圧ホース91、光フアイバーケ
ーブル92等を分離し、作業車Iは移動して本来のトラ
ブル補修等の作業に供せられる。 また、この開動力ユニット2から切断ユニツh 3が遊
離される。 【電線の接続準備作業】 上記補修等の作業を終えると、作業車■は電線掴持・離
隔作業位置に戻り、動力ユニツ1へ2と前記接続ボック
ス■との間に油圧ホース9]…及び光フアイバーケーブ
ル92 ・を接続し、上記同様ウィンチロープVaによ
り動力ユニット2を引き揚げる。該動力ユニット2を把
持ユニット7によって把持し、動力アーム81を操作し
て電線掴持・44 離隔ユニット1の下面に該動力ユニット2を合体させる
。そして、上記同様結合ピン19及びロック手段23に
より動力ユニット2と電線掴持・離隔ユニット1とを結
合一体とすると共に連結軸22…・を各ねじ駆動手段1
4、」−5,16,17に整合させる。
【剥離・磨き・スリーブ套嵌ユニットの準備]キャビン
■内で、スリーブカバーaにスリーブbを挿入組立てた
後、キャビン■内に格納されている剥離・磨き・スリー
ブ套嵌ユニツ1〜4のスリーブカバークランプ装置42
に該スリーブカバーaを把持させる。該ユニット4に油
圧ホース91−…及び光フアイバーケーブル92…・を
連結し、且つ動力アーム81の先端に該ユニット4を装
着し、動力アーム81を旋回操作して電線■に装架され
ている電線掴持・離隔ユニット上側に該ユニット4を誘
導移送させる。そして、結合ピン18により該電線掴持
・離隔ユニッ1へ1上に該ユニット4を設置固定する。 この状態では、該ユニット4は離隔保持された電線■の
対向する切断端部間に位5 置することになる〔第2図(ホ)参照〕。 【電線被覆の剥離・磨き作業】 クランプ12をクランプ13側に摺動させ、離隔された
電線■の切断端部を剥離・磨き・スリーブ套嵌ユニット
4の片側に近付けながら、該ユニット4の剥離・磨き装
置41.41を作動させると、該剥離・磨き装置41.
41は所定のプログラミングに従い電線■の長手方向に
沿って左右に移行しながら該電線■の軸心の廻りに回転
する。 この回転及び左右の移行動作は連結された油圧ホース9
1 ・からの油圧動力と光フアイバーケーブル92…・
による検出情報のフィードバック制御によりなされ、こ
れにより電線Vlの両切断端部から一定長の被覆が剥離
除去されると共に同時に露出芯線VI a、■bの表面
の磨きがなされる。この被覆剥離及び磨きは、第2図(
へ)(ト)に示す如く、片方毎になされる。
【スリーブ套嵌作業) 上記の如く電線被覆の剥離と磨きがなされた後、クラン
プ12が再びクランプ1」側に摺動移行し、6 切断電線■間にスリーブカバークランプ装置42を介装
し得る間隔が開けられる。その後、変位手段43を作動
させ、」1記剥離・磨き装置41.41を退却させると
共にスリーブカバーaを把持したスリーブカバークラン
プ装[42を上記間隔内に配置させる〔第2図(チ)参
照〕。 この状態ではスリーブカバーa内に絹み込まれたスリー
ブbと切断電線■とは合芯状態にあり、クランプ12を
クランプ13側に摺動移行させると、離隔側の露出芯線
VIaがスリーブbに挿通され、引続きこの摺動移行動
作を続けると下記の実施例で示すメカニズムによりスリ
ーブカバークランプ装置42が協動してクランプ13側
に移行し、他方の露出芯線■bがスリーブしに挿通され
てスリーブbが雨露出芯線VIa、VIbに共軛状態で
套嵌される〔第2図(す)参照〕。 その後、動力アーム81を旋回操作して剥離・磨き・ス
リーブ套嵌ユニット4をキャビン■内に撤去し、クラン
プ11が電線■を掴持し、クランプ12がスリーブカバ
ーaを軽く把持してクラン7 ブ11側に仮移動し、套嵌されたスリーブbを露出状態
として次の圧縮作業の準備がなされる〔第2図(ヌ)(
ル)参照〕。 【スリーブの圧縮作業】 キャビン■内に格納されている圧縮ユニット5を動力ア
ーム81の先端に装着し、更に該圧縮ユニット5に油圧
ホース91・及び光フアイバーケーブル92を連結し、
動力アー118】を旋回駆動させて上記同様電線掴持・
離隔ユニット1に結合ピン18を介して装着する。この
状態では、圧縮主体50の可動圧縮ダイス51及び固定
圧縮ダイス52との間に、雨露出芯線Vl ii 、V
T bに共軛的に套嵌されたスリーブbが位置する。 而して、コントロールボックス9により所定のスイッチ
操作をすると、可動圧縮ダイス51がスリーブbの直交
方向に作動し、該スリーブbが固定圧縮ダイス52との
間に挟着され、その圧縮力により変形して該スリーブb
に挿通されている露出芯線VIa、■bと圧着一体とさ
れる。圧縮主体50は上記の如く油圧動力と光ファイバ
ーケープ8 ル92による検出情報のフィードバック制御により左右
移行可能とされており、一定間隔毎に該圧縮主体50を
移行させながら、−]二二足縮操作を繰り返し、スリー
ブbの長手方向に沿った複数の箇所で上記圧着一体化が
なされる〔第2図(オ)参照〕。 圧縮操作終了後、動力アーム81を旋回操作して圧縮ユ
ニット5をキャビン川内に撤去し、クランプ〕2がクラ
ンプ13側に移行して圧縮されたスリーブbにスリーブ
カバーaが被装される〔第2図(ワ)参照〕。その後、
クランプ12によるスリーブカバーaの掴持及びクラン
プ11.13による電線Vla、■bの掴持が解除され
、更に、サポート治具■から電線掴持・離隔ユニット1
が遊離され、ウィンチV等の操作により該離隔ユニット
1及び動力ユニット2が地」二に降ろされる。 [テーピング作業] キャビン川内に格納されたテーピングユニット6を動力
アーム81の先端に装着し且つ油圧ホース91・ を該
テーピングユニット6に連結すると共に該テーピングユ
ニット6のテープ巻付装置69 1に絶縁粘着テープCを取付ける。次いで、コンhロー
ルボックス9で動力アーム81を旋回操作し、テーピン
グ作業ッ1−6を、そのテープ巻付装置61が上記電線
■の圧着接続部に被装されたスリーブカバーaを取り囲
むよう配置させる。 而して、コントロールボックス9で所定のスイッチ操作
をすると、上記テープ巻付装置61が回転動作し、スリ
ーブカバーaの両端部と電線■の被覆表面とに亘り絶縁
テープCが巻回され、スリーブカバーaは電線■の被覆
表面に水密的に固着一体とされる。 このテーピング作業が終了すれば、動力アーム81を旋
回してテーピング作業ツ1−6をキャビン川内に格納し
、また油圧ホース91 等を取外してこれらをキャビン
川内に収納するなどして全ての電線切断・接続作業が完
了する。 (実施例) 次に本発明の望ましい実施例を各構成ユニツI〜及び部
材毎に説明する。
【電線掴持・離隔ユニット1 0 第3図乃至第10図に於いて、電線掴持・離隔ユニyl
〜1は、基本的には絶縁性材料(硬質合成樹脂等)で製
せられた方形板状動力結合用基台10と、該動力結合用
基台10の片面(表面)にその長手方向に沿って隔設さ
れた3個のクランプ11.12.13と、該クランプ1
−1.12.13の開閉及び摺動動作を司るねし駆動手
段14.15.16.17とより成る。第2及び第3の
クランプ12.13の間の動力結合用基台10には、切
断ユニット3を貫装する為の工具貫通孔10aが開設さ
れ、また第2及び第3のクランプ12.13間で結合用
基台10の一側辺寄り上面には2個の結合ピン18.1
8が突設されている。更に、動力結合用基台]0の略中
央下面には動力ユニット2と結合一体とする為の結合ピ
ン19が突設されている。 クランプ11.12.13は、夫々がII (IIの字
形に成型された一対のクランプ片111.111. +
21.121.131.131より成り、これら各一対
のクランプ片1 ]、 1.111.121.121.
131.131は、動力結1 台用基台10」―に形設された絶縁性材料から成るクラ
ンプハウジング110.120、+30 fに、中央部
を境界として逆ねじが刻設されたねし軸141.15]
。 161 に互いに対向関係で螺装されている。従って、
各ねじ軸141、+5+、 16] が軸回転すると、
各−・対のクランプ片111、IIl、 121.12
1.131.131は、その軸方向に沿って互いに接近
及び離反するよう相互螺進・螺退運動を行ない、これに
より電線の掴持及びその解除がなされる。各クランプ片
1. ]、 ]、121.131の対向面には多数の凹
凸条112…、122・132…が刻設され、その摩擦
抵抗により電線の掴持安定性が図られる。尚、第2のク
ランプハウジング120は、動力結合用基台10上をそ
の長手方向に沿って(左右に)摺動可能とされている。 ねじ駆動手段]4、]−5,16,17は、」1記ねじ
軸1旧、151.161 と、その回転駆動の為の動力
伝達手段と、第2のクランプ12を左右に摺動させる為
の動力伝達手段とを含む。即ち、動力結合用基台10に
は、その]ζ面より動力ユニット2の連結軸22…・を
嵌受する4個のソケット14a、12− 5a、16a、17aが取設され、該ソケット14a、
15a、16a、】78には」1記連結軸22…・を嵌
受した時にこれと一体となって協動軸回転するソケット
軸14b、15b、16b、17bが軸装されている。 そして、これらソケノl−l1iIll14b、+5b
、+6b、17bは、連結軸22…・を連結した時の衝
撃を緩和する為スプリング]、4c、+5c、16c、
17cにより弾力付勢され、その」1端には連結時の衝
撃による」1丁弾力揺動を許容し且つ一体的に軸回転す
るよう笠歯車14d、15d、16d、+7dが結合さ
れている(具体的には、角柱状の軸をその長手方向に沿
って摺動可能に嵌合する)。 第1のクランプ11に係る」1記ねし駆動手段14は、
第7図に示す如く第]のクランプハウジング110内に
装備され、上記笠歯車+4dはこれと直交関係の笠歯車
142に噛合し、該笠歯車142に上記ねし軸141が
固着−・体とされている。従って、連結軸22による回
転動力は、ソケット軸14b、笠歯車14d、笠歯車1
42を経てねし軸141に伝達され、これによりクラン
プ片111.111の相互接近・離反がなされる。 3− 第2のクランプ12に係る電線掴持の為のねじ駆動手段
15及び左右摺動の為のねじ駆動手段17は、上記クラ
ンプハウジング110.120.130に亘って形成さ
れている。第6図に示す如く、第3のクランプハウジン
グ130には上記ソケッl−15aが取設され、該ソケ
ット15aに軸装されたソケット軸15b上端笠歯車1
5dに直交関係の笠歯車152が噛合し、該笠歯車15
2にはクランプハウジング110゜120.130間に
軸回転可能に横架されたスプライン軸153が固着一体
とされている。該スプライン軸153には、第9図及び
第10図に示す如く、第2のクランプハウジング120
内に於いて、該ハウジング1zOに軸回転可能に装着さ
れた笠歯車154が、互いに摺動を許容し且つスプライ
ン軸153の軸回転と協動して回転するように嵌合され
ている。そして、該笠歯車154にはねし軸151の基
端部に固着された笠歯車155に直交関係で噛合してい
る。従って、連結軸22による回転動力は、ソケット軸
15b、笠歯車15d、笠歯車152、スプライン軸1
53、笠歯車154及び笠歯車155を経てねじ軸15
1 に伝達24 され、クランプ片121.121の相互接近・離反がな
される。一方、クランプ12を左右摺動させる為のソケ
ット17aは、第7図及び第8図に示す如く、第1のク
ランプハウジング110内に取設され、該ソケット+7
aに軸装されたソケット軸17b上端の笠歯車17cl
は、クランプハウジング+10の壁面に軸着された笠歯
車171に直交関係で噛合している。該笠歯車171に
は平歯車172が同心的に固着一体とされ、また、クラ
ンプハウジング110.130間には」−記スプライン
軸153に平行且つ互いに逆ねじが刻設された2本のね
じ軸173.174が、第2のクランプハウジング12
0を貫き軸回転可能に横架されている。このねじ軸17
3.174には上記平歯車172に噛合する同径の平歯
車175.176が固着され、連結軸22による回転動
力は、ソケット軸17b、笠歯車1.7d、笠歯車17
1、平歯車172及び平歯車175.176を経てねじ
軸173.174 に伝達され、これによりねじ軸17
3.174が軸回転する。該ねじ軸173.174の第
2のクランプハウジング120に於ける貫通部分にはナ
ツト177.178が固着され、上記各ねじ軸25 173.174はこのナツト177.178に螺装され
ている。 従って、ねじ軸173.174が軸回転すると、ナツト
177.178が該ねじ軸173.174に対しその軸
方向に沿って螺進・螺退し、これによって第2のクラン
プハウジング120が動力結合用基台]−〇」二を左右
に摺動することになる。 第3のクランプ13に係る」1記ねじ駆動手段16は、
第6図に示す如く、第3のクランプハウジング130内
に装備され、上記笠歯車16dはこれと直交関係の笠歯
車162に噛合し、該笠歯車162に」1記ねじ軸16
1が固着一体とされている。従って、連結軸22による
回転動力は、ソケット軸16b、笠歯車16d、笠歯車
162を経てねじ軸161しこ伝達され、これによりク
ランプ片131.13]の相互接近・離反がなされる。 上記ねじ軸141.151.161.173.174は
台形ねじとされ、その相互の螺合抵抗により、クランプ
11.12.13の締付力の向上及び開放を防止し、ま
た第2のクランプハウジング120の不用意な移動を防
止するへく図られている。 26
【動力ユニット】
第11図乃至第17図に於いて、動力ユニット2は硬質
合成樹脂等の絶縁性板材で調製され、回倒では長手方向
両端部に前記ウィンチロープVaを掛止する為の複数の
フック孔24…が穿設されている。また、該動力ユニッ
ト2の略中央部厚み内には、前記結合ピン19のロック
手段23が内設されている。該ロック手段23は、第1
5図に示す如く、結合ピン19を嵌受するピン孔23a
 と、伸縮ロンド先端にロックピン23bを備えた油圧
シリンダ23cとより成る。結合ピン19には周溝19
aが凹設され、油圧シリンダ23cが伸張した時には、
ピン孔23aに嵌入された結合ピン19の該周溝19a
にロックピン23bの先端が嵌まり込み、そのロック作
用により結合ピン19の抜けが防止され、電線掴持・離
隔ベース1と動力ユニット2との結合一体化がなされる
。尚、符号23dは、油圧ホースの接続部であり、該接
続部23dを経て供給された油圧によりシリンダ23c
のロンドが伸縮し、結合ピン19のロック・アンロック
がなされる。 7− 該動力ユニット2の下面には前記ソケッh1.4a、1
5a、16a、17aに対応して4個の油圧動力装置2
1…・が数段され、該油圧動力装置21・の動力を伝達
する連結軸22…・が動力ユニット2を貫きその上面に
突出している。油圧動力装置21は、第16図及び第1
7図に示す如く、油圧モータ210を回転駆動源とし、
該油圧モータ210の出力軸と連結軸22との間に動力
伝達部を有し、これにより連結軸22を軸回転させんと
するものである。 動力伝達部は、油圧モータ210の出力軸に同軸的に結
合された摩擦板軸211と、摩擦用212と、摩擦板2
13と、スプリングワッシャ214と、締付調整ナソl
−2]5とより成り、摩擦板軸211の鍔部211a−
1−に、摩擦板213、摩擦用212の鍔部212a、
摩擦板213及びスプリングワッシャ214 をこの順
序で重積し、締付調整ナツト215を摩擦板軸211に
締め付け、これら各重積面でのフリクション効果により
摩擦板軸211と摩擦用212とが一体とされる。摩擦
用212には連結軸22が結合一体とされており、油圧
モータ210の回転動力は、これらを経て連結軸228
− に伝達される。このようなフリクション効果を伴う動力
伝達部を採用することにより、負荷側の異常の際に相互
がスリップし、動力側への過電負荷を未然に防止してそ
の安全性が維持される。尚、符号216は、油圧ホース
91を接続する為の接続部である。 第17図に示す油圧動力装置21は、−4−記にパルス
検出手段を付加し、油圧モータ2]0による回転角度(
回転数)を逐次検出し、予めコントロールボックス9に
プログラミングされたデータと比較して、油圧モータ2
10を適正回転角度に設定せんとしたものである。斯か
る油圧動力装置21は、上記第2のクランプ12の掴持
動作及び左右摺動動作の駆動源として用いられる。而し
て、上記摩擦板軸21]の周体には、周方向に多数の小
孔217aが穿設されたパルス検出板217が連成され
、またこの小孔217a・に対応して光センサーを含む
出光部218が配置されている。該出光部218に光フ
アイバーケーブル92を連結し、パルス検出板217に
よる反射光を該光フアイバーケーブル92を経9 てコントロールボックス9に光信号として入力し、予め
プログラミングされたデータと比較することにより、油
圧動力装置21の適正回転角度を演算し、これを該動力
装置21にフィー1くバックして、クランプ12の適正
掴持力及び適正左右摺動位置の設定を行なうことが出来
る。 動力ユニット2の前記工具貫通孔10aに対応する位置
には、切断ユニット結合孔25が開設され、該結合孔2
5には内筒断面が欠円状の筒状結合ソケッ1へ26が止
着固定されている。該結合ソケット26には、第14図
に示す如く次に説明する切断ユニット3の結合胴部が挿
入固定され、且つ前記電線掴持・離隔ユニット1が該動
力ユニット21に合体状態で結合一体とされ、この状態
で前述した如くウィンチロープVaにより被切断・接続
電線■の近傍に引き揚げられる。
【切断ユニット] 第18図乃至第20図は、本発明に採用される切断ユニ
ット3を示し、該ユニット3の基部には周体がフライス
カットされた結合胴部32を有し、0− 該結合胴部32を上記結合ソケット26に上から嵌合し
、固定ナツト33を該胴部32に下から螺合することに
より動力ユニット2に挟着状態で固定される。胴部32
の下端しこは油圧ホース接続部34を有し、該接続部3
4から供給された油圧は。 当該ユニット3に内設された油圧シリンダ35に供せら
れる。油圧シリンダ35の伸縮ロッドには連結軸36が
結着され、該連結軸36の上端にはリンクピン37a、
37aを介して一対のリンク37.37が枢着されてい
る。一方、該ユニット3の−に部には互いに平行なガイ
ドフレーム38.38が延設され、該ガイドフレーム3
8.38には支点ピン31a を介して一対の切断刃3
1.31が該支点ピン31aを支点として開閉動作する
よう枢着されている。亦、該切断刃31.31の基部は
、上記リンク37.37の他端部にリンクピン31b、
31bを介して枢着されており、上記油圧シリンダ35
のロッドが伸縮すると、リンク37.37が互いに開閉
脚し、該リンク37.37に連結された切断刃3〕−1
3]−は支点ピン31a を支点として開=31 閉動作する。従って、該切断刃31.31間に配置され
た電線■は、両切断刃3]−131の交差剪断力により
切断される。上記連結軸36の周囲には圧縮スプリング
39が弾装され、該連結軸36を基部側に弾力付勢して
いる。これは、切断時の衝撃を吸収緩和せんとしたもの
である。 切断刃31の刃先31cは円弧状に形成され、切断時に
電線■の周囲から出来るだけ均等に剪断力が負荷される
ようになすと共に電線■の逃げをこれによって防止して
いる。また、第20@に示す如く、刃面31dを凹曲加
工して刃先3]、cを出来るだけ鋭利にし、更に刃裏3
1eも凹曲加工して切断捻じれの防止を図るようになさ
れ、これによりスリーブbに対するスムースな挿入が約
束される。 [剥離・磨き・スリーブ套嵌ユニット1第21図乃至第
29図は、本発明に採用される剥離・磨き・スリーブ套
嵌ユニット4を示し、本ユニット4は第28図に示す如
く電線掴持・離隔ユニット]上に結合ピン18.1−8
を介して設置される。本ユニット4の上部にはアーム連
結軸42 OOが具備され、該連結軸400にマニピュレータ装置
8の動力アーム81の先端を連結し、コントロールボッ
クス9に於ける該動力アーム81の誘導操作により、上
記電線掴持・離隔ユニット1上の所定位置に該ユニット
4が設置される。 当該剥離・磨き・スリーブ套嵌ユニット4は、硬質合成
樹脂等の絶縁性材料で形成された本体フレーム40に、
内部に切削刃411及び磨き用ブラシ412を有し回転
しながら左右に移行する左右−対の剥離・磨き装置41
.41と、スリーブカバークランプ装w42と、これら
の変位手段43とを形設したことを基本構成とする。 剥離・磨き装置41.41は、支持体410の左右に相
互逆回転可能に保持された回転胴413.413より成
り、該各回転胴413.413の内部には上記切削刃4
11及び磨き用ブラシ412が付設されており、該回転
胴413.413に挿入された電線■の端部は。 回転胴413.413の回転と左右への移行に伴う切削
刃411の作用を受けて電線被覆が螺旋状に剥離され且
つブラシ412の接触により露出した芯線の表3− 面が磨かれる。回転胴413.413の基部にはワンウ
ェイクラッチ4]4.414を介して平歯車415.4
15が嵌着され、該平歯車415.415には後記する
正逆可変とされた回転動力が伝達され、ワンウェイクラ
ッチ414,414により、一方の回転胴413が回転
動作する時には他方の回転胴413が回転停止するよう
な関係が確立されている。各回転胴413,413の回
転方向は複合芯線の撚り方向に合致するよう設定される
。 変位手段43は、上記本体フレーム40の側部に設置さ
れ、油圧シリンダ431 と、該油圧シリンダ431の
伸縮ロッドに直状に結着されたラック432と、該ラッ
ク432に噛合するピニオンギア433と、該ピニオン
ギア433に一体とされた可動フレーム434とより成
る。該可動フレーム434は本体フレーム40の左右両
側に平行なフレーム片434a、434aを含み、該フ
レーム片434a、434aの可動側間には後記するね
じ軸44が軸回転可能且つピニオンギア433の軸心と
平行に横架されている。従って、油圧シリンダ431の
ロッドが伸縮すると、ラック432とピニオンギア43
3との噛合により、可動フレーム434はピニオンギア
433の軸心を中心として上下に揺動する。尚、符号4
35は、変位手段43の為の油圧ホース接続部である。 上記本体フレーム40には、−F記可動フレーム434
の揺動中心と同心的にスプライン軸45が軸回転可能に
横架されている。このスプライン軸45と上記ねし軸4
4とは、本体フレーム40の一側部に装着される油圧動
力装置46の動力を得て軸回転する。そして、前記剥離
・磨き装置41.41の支持体410を該ねじ軸44及
びスプライン軸45が貫通し、該ねし軸44及びスプラ
イン軸45の軸回転により、前記剥離・磨き装置41.
41の回転1t)I1413.413が回転し、且つ支
持体410が左右に移行する。即ち、支持体410には
ねじ軸44に螺合されたナツト旧6が固着され、ねじ軸
44が軸回転すると、ナツト416のねじ軸44に対す
る相対的螺進・螺退作用により支持体410は左右に移
行する。一方、支持体410内に軸着された平行な一対
の平歯車417,417が、スプライン軸5 45に該スプライン軸45と協動回転するが軸方向に摺
動自在な関係で嵌合されている。従って、スプライン軸
45が軸回転する時には同時に平歯車417、旧7もそ
の軸心の廻りに回転するが、」1記ねじ軸44の軸回転
に伴う支持体410の左右移行も許容される。そして、
−上記平歯車417.417は中間の平歯車418.4
18を介して前記平歯車415.415に噛合し、これ
によりスプライン軸45の軸回転は回転胴旧3,413
に回転伝達される。 上記油圧動力装置46は、第17図に示すものと同様油
圧モータ460及び伝達手段を含んで動力アーム81の
先端に内設され、第26図に示す如く本体フレーム40
に装着されてその出力軸が本体フレー1140に軸回転
可能に軸支された連結軸47に連結される。該連結軸4
7は上記スプライン軸45と直交関係にあり、両者に固
着された笠歯車471.451の噛合により連結軸47
の軸回転動力がスプライン軸45に回転伝達される。該
スプライン軸45の途中には、摩擦平歯車452が、摩
擦板453.453に挟装され旧つスプリングワッシャ
36 454及び締付ナツト455によりフリクション結合さ
れ、該摩擦平歯車452が」1記ねじ軸44の一端に固
着された平歯車441 と噛合している。従って、上記
連結軸47の軸回転動力は、スプライン軸45、摩擦平
歯車452及び平歯車441を介してねし軸44にも回
転伝達される。そして、ねじ軸44に過重負荷がかかる
と摩擦平歯車452がスリップして停止しく即ち、ねじ
軸44の軸回転が停止し)スプライン軸45の軸回転の
みがその後も継続される。 ここで、剥離・磨き装置41.41の動作について説明
する。第28図の如く切断・離隔電線■間に本ユニット
4が配置され(この時、剥離・磨き装置41.41の支
持体410は本体フレーム40の中央し;位置している
)、コントロールボックス9に於いて油圧動力装置46
を作動させると、スプライン軸45及びわし2軸/″I
/Iが同時に軸回転し、回転胴413.413のいずれ
かが回転しながら支持体410が左右いずれかの方向に
移行する。この時、上記切断・離隔電線■の一方が逐次
該回転胴7 413のいずれか一方に挿通され、切削刃旧1の作用を
受けて電線被覆が螺旋状に剥離され、且つブラシ412
の作用を受けて露出芯線Viaの表面磨きがなされる〔
第2図(へ)参照〕。支持体4】0の移行が継続し、可
動フレーム片434aに当たるとねし軸44に過重負荷
がかかり、上記の如く摩擦IZ両歯車52がスリップし
てねし軸44の軸回転が停止するが、スプライン軸45
の軸回転がその後も継続する。而して、支持体410が
移行中は、電線被覆は螺旋状に剥離されて剥離屑が線状
に連なって排出されるが、支持体410が停止後は切削
刃411が実質−1−電線■の円周方向に沿って回転す
ることになり、少なくとも一回転させれば上記剥離屑は
自然に電線被覆から切除されて落下することになる。 この支持体410が停止した後の回転111ii 41
3の回転インタバルは、油圧動力装置46に組み込まれ
たパルス検出下段ににろ検出情報とfめコン1−ロール
ボックス9にプログラミングされた入力情報との比較演
算によって制御される。このように片方の電線■の剥離
・磨きが完了すると、油圧動力装置;I8 46が逆回転して支持体IOが中央に戻り、そのまま動
作を継続して他方の電線■の被覆剥離・磨き動作が−J
=−記と同様に繰り返される〔第2図(ト)参照〕。 次にスリーブカバークランプ装置42について説明する
。該スリーブカバークランプ装置42は、下向き鉤型の
クランプ主体421 と、該クランプ主体421 に上
下揺動可能に枢着され下向きに傾斜したクランプ爪42
2とより成り、該クランプ爪422はその後端に取着さ
れた調整ボルト423によって高幅の調整が可能とされ
ている。−I−記クランプ主体421は前記支持体41
0に設けられた横向スタンドパー424によって左右摺
動可能に支持され、一方クランク爪422は同じく支持
体410に設けられ上記スタンドパー424より短いス
ライドパー425によって下向き揺動が阻止されるよう
支持されている。このように支持されたクランプ主体4
21 とクランプ爪422とで形成されたクランプ空間
は下向き″コ″の字状であり、そのクランプ中心とスプ
ライン軸45の軸心との距離は、前記回転胴413の中
心と:39 スプライン軸45の中心との距離に等しく設定されてい
る。 」1記構成のスリーブカバークランプ装置42によるス
リーブカバーのクランプ要領並びにスリーブの套嵌要領
について述へる。先ず、第29図に示す如く、導電性金
属で調製された筒状スリーブbをコム等の絶縁性材料で
得られた筒状スリーブカバーa内に挿入する。このよう
にスリーブbを内装したスリーブカバーaの中央把持小
径部a。 を上記クランプ主体421 の鉤型内面にあてがい、調
整ボルト423を操作し、クランプ爪422を該小径部
a、の対面面に当接させてこれをクランプJ−る。 但し、斯かる作業は、」1記剥離・磨き・スリーブ套嵌
ユニット4を電線掴持・離隔ユニット1に装着する前の
準備作業として既に完了1ノでいるものである。次に、
上記の如く電線の被覆剥離・磨き作業が終了すると、−
4二足変位手段43に動作させて剥離・磨き装置4]、
41を第24図の一点鎖線に示す如く変位させると共に
スII−ブカバー、1釦クランプしたスリーブカバーク
ラップ装置420 を露出芯線Vla、■b間に位置させる〔第2図(す)
参照〕。その後、前記第2クランプ12を第3クランプ
13側に移行させ、該第2タランプ12に掴持されてい
る電線V1の露出芯線■l+をスリーブカバーB内のス
リーブl)1;挿入させる。この操作を継続し、露出芯
線Vl bの先端がスリーブbの中央部内面に形成され
たリブb、に当たり7更に第2クランプ12の移行操作
を続(Jるど、スリーブし及びスリーブカバー’aが押
ハサれ ′れによりスリーブカバークランプ装置42は
、土−記スタンドパ−424及びスライドパー425に
ガイドされて摺動する。この摺動により、他方の露出芯
線Waがスリーブbの他端より挿入される。該囃出芯線
VIaが所定の位置まで挿入されると、−1−、記クラ
ンプ爪422がスライドパー425の支持から外れ(該
スライドパー425はスタンl−パー424より短い為
)、その自重により下向きに揺動し、これ(・コよりス
リーブカバーaがクランプ装置42によるクランプから
解放される。 上記の如く、電線の被覆剥離、磨き及びスリー1 ブの套嵌が完了すると、動力アーl−81−を操作して
剥離・磨き・スリーブ套嵌−上、ツ14に電線掴持・離
隔ユニッl−1から除去(−5A・AピノIII内し−
(・)ti納3!(ハする1、電線掴持・離隔コ!ノド
J1言4 第2図(ヌ)に示す如く、露出芯線Vi f
・2■1)間にスリ・−ブl)が共軛的に套嵌され5、
てれをスリ・−ブカバーaが被装した状態で残存する1
、その後、第2クランプ〕2をスリーブカバー、lの中
央部47移行させt、これを軽く掴持t、、 、 p、
’ 、’l )T  …ノ”1]側に再び移行させ、第
2図(ル) b−77’s t ?+°イスリーブカバ
ーaをスリーブ套嵌部分から説破させて状態で次の圧縮
の為に待機さ+!z2、
【圧縮ユごツl−1 第:((l lシ1乃至第34図は、本発明1.X採用
される圧縮ユニーツト5を示ず。回倒のハ:縮〕。−ツ
1〜5は、硬質合成樹脂等の絶縁性材料で調製されたケ
ーシングフlノーム500と、可動圧縮ダイス51及び
固定圧縮ダイス52を含む圧縮主体5Qと、該圧縮主体
50を左右に移動させる為の移動手段53とをi=たる
構成要素とする。」二記ケーシングフレ2− ム500の上部には動力アーム81の先端に装着する為
の連結軸54が形成され、前記キャビン■内に格納され
た当該ユニット5の連結軸54に動力アーム81の先端
を結合し、コントロールボックス9での操作により第3
4図に示す如く結合ピン18.18を介して電線掴持・
離隔ユニット1上に装着される。 圧縮主体50に於ける可動圧縮ダイス51の基部には油
圧シリンダ511の伸縮ロッドが連結され、更に該油圧
シリンダ511の基部には油圧供給用中間軸512がケ
ーシングフレーム500を貫くように設けられている。 該中間軸512の基部は油圧ホースの接続部513とさ
れ、該接続部513から供給された油圧動力による油圧
シリンダ511の伸縮により可動圧縮ダイス51が往復
動する。圧縮主体5oに於ける該可動圧縮ダイス51の
対向位置には固定圧縮ダイス52が固設され、両ダイス
51.52間に配置されたスリーブb付電線■が求心方
向に圧縮される。 圧縮主体50は、後記する移動手段53の移動3 ブロック530にその移動方向と直交する方向に挿通さ
れ、且つ圧縮スプリング501によって油圧シリンダ5
11の伸張方向に弾力付勢状態で弾装されている。 」1記ケーシングフレーム500の一側部には、油圧動
力連結軸531が形設され、該連結軸531に第30図
及び第34図に示す通り、剥離・磨き・スリーブ套嵌ユ
ニット4で用いたと同様動力アーム81の先端に内設さ
れた油圧動力装置55が連結される。ケーシングフレー
ム500の下部には該連結軸531に直交するねじ軸5
32が軸回転可能に軸装されている。該ねし軸532と
連結軸531とは笠歯車533.533の噛合によって
連関し、油圧動力装置55の回転動力は、連結軸531
、笠歯車533.533を介してねじ軸532に回転伝
達される。ねじ軸532には上記移動ブロック530が
螺装され、ねじ軸532の軸回転に伴い該移動ブロック
530がねじ軸532に対して相対的に螺進・螺退して
左右に移動する。 次に、」1記構成の圧縮ユニット5を用いてスリーブb
の圧着一体化要領について述べる。]二二足4 ダイス51.52間にスリーブbを套嵌した電線■を配
置し、コントロールボックス9での操作と油圧動力装置
55とにより移動手段53の移動ブロック530を間欠
的に左右に移行させる。該移動ブロック530が停止し
た時に上記油圧シリンダ511を作動させて可動圧縮ダ
イス51を直線移行させ、固定圧縮ダイス52との間で
スリーブbを圧縮する。この時、可動圧縮ダイス51が
移行してスリーブbの表面に当接すると、その反力が圧
縮主体50に負荷され、該圧縮主体50はスプリング5
01の弾力に抗して後退し、その結果固定圧縮ダイス5
2が実質的に可動圧縮ダイス51側に向いて動作を開始
することになり、これによりスリーブbは両ダイス51
.52による求心方向の抑圧作用により芯振れすること
なく均一に圧縮されることになる。このように移動手段
53の間欠移動と、可動圧縮ダイス51の動作の交互の
繰り返しによってスリーブしはその長手方向複数箇所に
於いて圧縮され、該スリーブbと露出芯線VIa、VI
 bの圧着一体化がなされる。尚、ケーシングフレーム
500の前面には移動位置表示目盛5Gが付設され、−
・方移動ブロック530には指示片534が付設され、
これにより移動ブロック530の移動量が明示される。 その後、動力アーム81を操作して該圧縮ユニット5を
キャビン■内に格納撤去し、第2クランプ12を第3ク
ランプ13側に移行させ、スリーブカバーaを圧縮一体
化されたスリーブbに被装させれば電線■の接続が完了
する〔第2図(ワ)参照〕。そして、前述の如く電線掴
持・離隔ユニツ1へ1及び動力ベース2を地上に降ろし
、空中には第2図(力)に示す如くスリーブカバーaが
被装された接続部がテーピング工程の待機状態とされる
。 【テーピングユニット1 第35図乃至第42図は、本発明に採用されるテーピン
グユニット6を示す。図に於けるテーピングユニット6
は、硬質合成樹脂等の絶縁性材料で調製された本体フレ
ーA% 60と、油圧動力により回転するテープ巻付装
置61と、スリーブカバーの中央部を把持する把持装置
62とを基本構成6− とする。 テープ巻付装置61は、上記本体フレーム6゜に回転可
能且つ左右に摺動可能に抱持された左右一対の開環筒状
回転ドラム63.63と、該回転1くラム63.63の
外周に協動回転し且つ軸方向に沿って相互摺動可能に套
嵌された筒状スプライン軸64.64と、上記回転ドラ
ム63.63の外側部に取設されたテープホルダ65.
65と、同じく回転トラム63.63の外側部に取設さ
れたテープカットホルダ66.66と、回転ドラム63
.63の回転・摺動の為の駆動手段67とより成る。フ
レーム本体60の中央部には、連結軸671が形設され
、該連結軸671に上記と同様の油圧動力装置(この場
合も動力アーム81内に油圧モータを内蔵したものが使
用される)が連結されてその回転動力が連結軸671 
に回転伝達される。該連結軸671の先端しこは笠歯車
672が固着され、該笠歯車672はフレーム本体60
の両側部間に軸回転可能に軸支された連結管673aに
固着された笠歯車673に直交関係で噛合している。該
連結管673aの47 両端部には平歯車674.674が固着され、該平歯車
674.674はスプライン軸64.64の周囲に固着
されたギア641641に噛合している。また、該平歯
車674.674の回転動力は、中間平歯車675.6
75を介し上記ギア641641の別の位置で噛合する
平歯車676.676に伝達される。連結軸671の軸
回転動力は、笠歯車672、笠歯車673、平歯車67
4,674を介してギア641641に伝達され、これ
によりスプライン軸64.64が同時に回転する。該ス
プライン軸64.64との上記套嵌関係により回転ドラ
ム63.63も協動回転する。この場合、スプライン軸
64.64及びギア641.641には開環部分があり
、その為平歯車674.674とギア641641との
噛合関係が途切れることがあるが、その時には平歯車6
76.676がギア641.64】に噛合しているから
、上記回転動力は連続してスプライン軸64.64即ち
回転ドラム63.63に回転伝達される。 れる。 一方、前記連結管673aには互いに逆ねじ関係のねじ
軸677.677が同軸的に螺装されている。従っ48 て、笠歯車673の回転に伴いねじ軸677.677が
その軸方向に沿って相対的に螺進・螺退し左右に移行す
る。この移行動作は同時に相互接近及び離反するように
なされる。また、上記ねし軸677.677の両側端部
にはフレーム本体60の両側面に平行で回転トラム63
.63の中心を曲率中心とする円弧状の可動プレート6
78.678が固着されている。 該可動プレー1−678,678は、回転ドラム63.
63の外側部に形成された鍔部631.631及びテー
プホルダ65.65等の取付板632.632間に挟装
され、上記ねじ軸677.677が左右に移行する時に
はこの可動プレート678.678の挟装関係及び上記
スプライン軸64.64と回転トラム63.63との嵌
合関係によって回転ドラム63.63が左右に移行する
。また、回転ドラム63.63が回転する時には、上記
鍔部631.631及び取付板632.632が可動プ
レート678.678に擦れ合うようにその回転が継続
される。 上記取付板632,632には、テープホルダ65.6
5及びテープカットホルダ66.66が取付けられ、テ
ープホルダ65.65に粘着テープC1Cの巻装リール
が装着される。該リールから繰り出された粘着テープc
、cはテープカットホルダ66.66に装着されたカッ
1〜軸661661の周囲に半巻袋され、取付板632
.632に取着されたテープガイド633.633を経
て開環対向部に取着されたテープセットピン634.6
34に仮貼着される。該テープセットピン634,63
4の表面には梨地状の細かな凹凸が形成され、テープの
仮貼着が安定化される。テープカットホルダ66.66
は、矢印X方向に弾力付勢状態で枢着されており、また
−側部には支点ローラ662.662が取着されている
。そして、上記カット軸661661には略その接線方
向しこ沿ってカット刃663.663が取着され、回転
ドラム63.63が回転しながら本体フレーム60の中
央部に移行してゆく過程で上記支点ローラ662.66
2が本体フレーム60の両側部に突設された支点ピン6
01601に当たると、テープカッ1〜ホルダ66.6
6が付勢弾力に抗して矢印y方向に揺動回転し、カット
刃663.663が突き上げられるようになリテープc
、cに触れてこれを切断する。 把持装置62は、4二記要領でスリーブbを套嵌圧着し
、スリーブカバーaを被装した電線■を把持し、テーピ
ングの間これを静止維持させんとするものであり、その
把持部が本体フレーム60の略中央筒内に配置されてい
る。該把持装置62は、第36図及び第42図に示す如
く、支点ピン621に枢着されて開閉動作する−・対の
クランプ片622.622と、該クランプ片622.6
22の背後に配設された油圧シリンダ623と、該油圧
シリンダ623の伸縮ロッド先端とクランプ片622.
622の途中に枢着連結されたリンク機構624.62
4とより成り、油圧シリンダ623のロットが伸張した
時にはクランプ片622.622が閉脚して上記電線■
のスリーブカバーaを把持する。尚、符号625は油圧
供給管路であり、626は油圧ホース接続部である。 上記構成のテーピングユニット6を用いてテーピングす
る要領について述へる。先ず、キャビン■内で、油圧回
転動力装置を備えた動力アーム8]の先端を1、記連結
軸671 に連結し、また油圧ホ1 −ス接続部626に油圧ホースを接続する。この場合の
油圧回転動力装置は第17図に示すものと同様のものが
充当される。この時、テープホルダ65.65に粘着テ
ープリールを装着し、その繰出テープc、cを第36図
に示す如く開環部分を横断するように仮止めしておくと
共に回転ドラム63.63を左右両側の始点位置に設定
しておく。 次に、コントロールボックス9で動力アーtz 81を
旋回操作し、圧着接続部にスリーブカバーaが被装され
た架空電線■に当該ユニット6を移送し、第39図の矢
視で示す如く、開環部分より」1記繰出テープC,Cに
電線■の被覆部分を当てながら回転1−ラ1163.6
3がこのスリーブカバーaによる被装部分を囲むよう配
置する。この時、上記繰出テープカットの先端部分は、
テープセットピン634.634から外れ、電線■の被
覆部分に貼着される。そして、把持装置62を動作させ
、スリーブカバーaの中央小径部a、を把持する。 次いで、コントロ・−ルボックス9での操作により、テ
ープ巻付装置61を作動させると、左右の回転ドラム6
3.63が電線■の廻りに回転しながら中央部に向かっ
て摺動移行する。この回転と摺動によりテープc、Oが
電線■の被覆表面からスリーブカバーaの表面に亘り螺
旋状に巻き付けられる。回転ドラ1163.63の内面
には押付ブラシ635  が付設され、該押付ブラシ6
35・の先端が巻き付けられたテープc、cの表面を圧
接するよう擦れ動き、これにより該テープc、cが被貼
着面に強固に貼着される。その後、回転ドラム63.6
3の回転・摺動が進行し、テープカットホルダ66.6
6の支点ローラ662.662が本体フレーム60の両
側部に突設された支点ピン601601に当たると、上
述の如くテープカットホルダ66.66が弾性揺動し、
テープc、cがカット刃663.663によって切断さ
れる。切断後、回転ドラム63.63を更に1〜2回転
させると、テープC1Cの切れ端が押付ブラシ635・
によって押し付けられ、スリーブカバーaの表面に貼着
される。これにより、テーピング作業が完了する。 爾後、テーピングユニット6をキャビン■内に格納する
と共に油圧ホース等を取外し、その他のユニット等も適
宜格納すれば全ての切断・接続作業が終了する。 [把持ユニット] 第43図及び第44図は、本発明に採用される把持ユニ
ット7を示す。本ユニy1〜7の本体70の基部には連
結軸72が軸回転可能に軸装され、油圧モータを内蔵し
た動力アーム81がこの連結軸72に連結されてその回
転動力が伝達される。 符号721は連結ロックボタンである。該連結軸72の
先端には摩擦軸73が同軸的に固着連結され、該摩擦軸
73の基部鍔−にに、摩擦板73a、摩擦用74の鍔部
、摩擦板73a及びスプリングワッシャ73bをこの順
序で同軸的に嵌装し、締付調整ナツト73cを摩擦軸7
3に螺合結着することによりこれらがスラスト方向に相
互圧接状態で締め付は固定されている。 上記摩擦用74の先端部にはねし軸75が固着され、該
ねし軸75にはスライドロンドア6が螺装されている。 該スライドロンドア6は当該本体70の長手方向に治っ
て摺動可能ではあるがそのラジアル方向には回転不能の
状態で嵌挿されている。−」1記連結1111II72
の軸回転動力は、摩擦軸73及び摩擦用74を経てねし
軸75に伝達されて該ねじ軸75を軸回転させる。該ね
じ軸75の軸回転によりスライ1くロッド76が相対的
に螺進・螺退しユニット本体70の長手方向に沿って前
進・後進を行なう。 −1−記スライドロンドア6の先端には、ロットビン7
61が固着され、該ロッドピン761には左右一対の1
′<”の字型の作動リンク77.77の基部が枢支され
ている。該作動リンク77.77の屈曲基部はユニット
7の本体70にピン771.771を介して枢着され、
上記の如くスライドロンドア6が前進・後進をした時に
は、該作動リンク77.77の先端部がピン771,7
71を中心として開閉動作する。また、作動リンク77
.77の先端は、左右一対の挟片71.71にピン77
2.772を介して枢着されている。一方、作動リンク
77.77の外側で本体70と挟片71.71との間に
は、ピン5 731.781.782.782を介して従動リンク7
8.78が枢着連架さ4υている。而して、」−記ピン
77】、772.781.782は、平行四辺形の頂点
に位置するよう配置され、これにより作動リンク77及
び従動リンク78は実質上平行リンク機構を構成する。 従って、スライドロッド76の前進・後進に伴う作動リ
ンク77.77のピン771.771を中心とした開閉
運動により、挟片71.71が、第44図の実線及び破
線で示す如く、互いに平行状態を保って開閉脚運動をす
ることになる。挟片71.71の対向面には緩衝材71
1,711が添着され、被把持物に対する衝撃の緩和及
び傷付の防止が図られている。また、上記摩擦軸73及
び摩擦用74によるフリクション結合による動力伝達手
段を採用することにより、油圧動力異常や把持負荷の異
常があったとき、これらが相互にスリップしその安全性
が図られる。このブリクションカは、−上記締付調整ナ
ツト73cの締付は力により可変出来る。 [マニュピレータ装置] 第1図に示す如く、マニュピレータ装置8はブー へ6 −ム■の先端に装着された複数の多関節動力アーム81
・ を含み、該動力アーム81…はコントロールボック
ス9での操作により、その先端が任意の方向に旋回駆動
するようになされている。また、該動力アーム81の先
端部には油圧モータが内蔵され、テーピングユニット6
或いは把持ユニット7を使用する場合は、この油圧モー
タが直接その動力源となる。 (発明の効果) 叙」−の如く、本発明の電線切断・接続装置に於いては
、電線の掴持、離隔、被覆剥離、磨き、スリーブ套嵌、
圧着接続、テーピング等の一連の作業がシステマテイン
クになされ、極めて合理的である。しかも、さしたる熟
練を要さず、安全且つ確実になされる。更に、電線の切
断・離隔維持は電線掴持・離隔ユニットによってなされ
るから、専用のサポート治具を特に必要とせず、またこ
の間に作業車は本来の修復作業等を行なうことが出来効
率的である。このように特筆すべき効果を有する本発明
の実用価値は極めて大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置による活線作業の要領な示す図、第
2図は本発明装置を用いた電線切断・接続要領の概略工
程図、第3図は本発明に採用される電線掴持・離隔ベー
スの平面図、第4図は同正面図、第5図は同側面図、第
6図は第3図のA−A線断面図、第7図は同B−B線断
面図、第8図は第7図のC−CIIA断面図、第9図は
第3図のD−DwjA断面図、第10図は第9図のE−
E線断面図、第11図は本発明に採用される動力ベース
の平面図、第12図は同正面図、第13図は同側面図、
第14図は掴持・離隔ベース、動力ベース及び切断ユニ
ットの結合状態を示す部分切欠正面図、第15図は第1
4図のF線部拡大断面図、第16図及び第17図は動力
ユニットに装備された動力装置の縦断面図、第18図は
切断ユニットの部分縦断正面図、第19図は同側面図、
第20図は第18図のG−G線断面図、第21図は本発
明に採用される剥離・磨き・スリーブ套嵌ユニッ]・の
正面図、第22図は同側面図、第23図は同装置要部の
機構図、第24図は同動作状態を示す側面図、第25図
は同剥離・磨き装置の縦断面図、第26図は同動力装置
の縦断面図、第27図は同変位手段の機構図、第28図
は同ユニットを掴持・離隔ベースに装着した状態を示す
正面図、第29図はスリーブ及びスリーブカバーの関係
を示す図、第30図は本発明に採用される圧縮ユニット
の正面図、第31図は同側面図、第32図は同縦断正面
図、第33図は同縦断側面図、第34図は同ユニットを
掴持・離隔ユニットに装着した状態を示す正面図、第3
5図は本発明に採用されるテーピングユニットの部分縦
断正面図、第36図は同側面図、第37図は同ユニット
の回転駆動機構を示す側面図、第38図は第37図のH
−H線断面図、第39図は同ユニットのテープ巻付は機
構の側面図、第40図は同機構によるテープ巻付は要領
を示す説明図、第41図は同ユニットに於けるテープカ
ット機構の説明図、第42図は同ユニットに於ける把持
機構の側面図、第43図は本発明装置に採用される把持
ユニットの側面図、第44図は同縦断正面図である。 (符号の説明)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、基台(10)上に架空電線を掴持する3個のクラン
    プ(11)(12)(13)を長手方向に沿って隔設具
    備し且つ中央のクランプ(12)をその長手方向に沿っ
    て摺動可能とすると共に、上記掴持及び摺動動作を司る
    為のねじ駆動手段(14)(15)(16)(17)及
    び工具ユニットを着装させる為の結合ピン(18)を上
    記基台(10)上に形設した電線掴持・離隔ユニット(
    1)と、 油圧動力装置(21…)及び該装置(21…)による動
    力を上記ねじ駆動手段(14)(15)(16)(17
    )に伝達する為の連結軸(22…)を有し、上記電線掴
    持・離隔ユニット(1)の裏面に着脱自在に装着可能と
    され、装着された時には上記動力装置(21…)による
    動力が連結軸(22…)を介して前記ねじ駆動手段(1
    4)(15)(16)(17)に伝達されるようにした
    動力ユニット(2)と、油圧動力により開閉動作する一
    対の切断刃(31)(31)を有し、上記動力ユニット
    (2)に着脱自在に装着されて前記クランプ(12)(
    13)に掴持された電線を切断する切断ユニット(3)
    と、油圧動力により回転し且つ左右に移行する左右一対
    の剥離・磨き装置(41)(41)、スリーブを内装し
    た絶縁性スリーブカバーを油圧動力により把持するスリ
    ーブカバークランプ装置(42)及びこれらの変位手段
    (43)を有し、前記電線掴持・離隔ユニット(1)に
    前記結合ピン(18)を介して着脱自在に装着され、切
    断された電線の端部被覆を剥離し露出芯線の表面を磨く
    と共に上記スリーブを両露出芯線に共軛状態で套嵌する
    剥離・磨き・スリーブ套嵌ユニット(4)と、 油圧動力により駆動する可動圧縮ダイス(51)及び固
    定圧縮ダイス(52)を含む圧縮主体(50)を左右移
    行可能に具備し、前記電線掴持・離隔ユニット(1)に
    前記結合ピン(18)を介して着脱自在に装着され、套
    嵌されたスリーブを上記圧縮ダイス(51)(52)に
    より求心方向に圧縮して露出芯線同士を圧着接続する圧
    縮ユニット(5)と、油圧動力により回転するテープ巻
    付装置(61)を有し、上記圧着接続部に被装されたス
    リーブカバーの両端にテープを巻き付けてこれを電線の
    被覆に固着させるためのテーピングユニット(6)と、
    油圧動力により開閉動作する一対の挟片(71)(71
    )を有し、前記動力ユニット(2)等を把持して所定位
    置に移送させる為の把持ユニット(7)と、前記各ユニ
    ット(3)(4)(5)(6)(7)を作業位置へ誘導
    する為の動力アーム(81)を含むマニピュレータ装置
    (8)と、 上記全ての操作を集中制御するコントロールボックス(
    9)と、 より成る電線切断・接続装置。
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