JPH03193921A - ニードルフェルトの製造システム - Google Patents

ニードルフェルトの製造システム

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JPH03193921A
JPH03193921A JP33213089A JP33213089A JPH03193921A JP H03193921 A JPH03193921 A JP H03193921A JP 33213089 A JP33213089 A JP 33213089A JP 33213089 A JP33213089 A JP 33213089A JP H03193921 A JPH03193921 A JP H03193921A
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村上 文男
Eiichi Morita
栄一 森田
Tokuji Iwasaki
岩崎 徳二
Yasushi Suzuki
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] 〈産業上の利用分野〉 本発明は、゛特に、製紙用抄紙機に用いるのに適するニ
ードルフェルト及びそのフェルト用ウェブの製造を自動
化し得るニードルフェルトの製造システム、カードマシ
ンの制御装置及びニードルマシンの制御装置に関する。
〈従来の技術〉 例えば製紙用抄紙機に於ては湿紙用対向ローラ間で圧縮
して湿紙の水分を除去しているが、そのローラには比較
的幅の広い無端ベルト状のニードルフェルトなどが巻回
されている。このニードルフェルトは、公知のカードマ
シンを用いて製造されたウェブを、駆動ローラを有する
複数のローラ間に掛は渡された無端ベルト状の基布に重
ね合せ、基布を周回させつつ、その両面または片面に多
層にニードリングすることにより製造される。
上記したようなニードルフェルトの製造に於て、羊毛や
合成繊維からなるウェブ原料を供給する工程、カーデイ
ング工程、ウェブのドラフト処理工程、ウェブからなる
バットをニードルマシンに供給する工程、バットを基布
にニードリングする工程などがある。従来、各工程は自
動化されておらず、各工程ごとに対応して設けられた各
操作盤を手動にて操作していた。また、各工程に於ける
運転条件を手動にて設定することから、人手作業による
依存度が高いため作業者の個人差による影響が生じ、製
品の品質の高精度な均一化が難しいという問題があった
〈発明が解決しようとする課題〉 このような従来技術の問題点に鑑み、本発明の主な目的
は、ニードルフェルトの製造を自動化しかつより一層均
−な品質のニードルフェルトを製造し得るニードルフェ
ルトの製造システム、カードマシンの制御装置及びニー
ドルマシンの制御装置を提供することにある。
[発明の構成〕 〈課題を解決するための手段〉 このような目的は、本発明によれば、ニードルフェルト
用ウェブを製造するためのカードマシンと、無端ベルト
状の基布を周回させつつ当該基布に前記ウェブからなる
バットをニードリングにより一体的に絡みつかせてニー
ドルフェルトを製造するためのニードルマシンとを有す
るニードルフェルトの製造システムに於て、前記ニード
ルフェルトの通気度及びまたは厚さを計測するための手
段と、前記各マシンによる自動運転を前記計測結果に基
づいて適宜調整しつつ制御するための制御手段とを有す
るニードルフェルトの製造システム、或いはニードルフ
ェルト用ウェブを製造するためのカードマシンの制御装
置に於て、前記ウェブの目付量を連続的に計測するため
の計量手段と、前記計測結果に基づいて前記カードマシ
ンの運転制御量を調整するための制御手段とを有するこ
とを特徴とするカードマシンの制御装置、或いは無端ベ
ルト状の基布を周回させつつ当該基布にウェブからなる
バットをニードリングにより一体的に絡みつかせてニー
ドルフェルトを製造するためのニードルマシンの制御装
置に於て、前記基布の周回数を検知するための周回検知
手段と、前記周回検知結果に応じて前記ニードリングの
際の針打ち深さ及び針打ち密度及び前記基布の送り速度
及び張力とを適宜変更するための制御手段とを有するこ
とを特徴とするニードルマシンの制御装置、或いは無端
ベルト状の基布を周回させつつ当該基布に前記ウェブか
らなるバットをニードリングにより一体的に絡みつかせ
てニードルフェルトを製造するためのニードルマシンの
制御装置に於て、前記ニードルフェルトの通気度及びま
たは厚さを計測するための通気度計測手段と、前記計測
結果に応じて前記ニードルマシンの運転制御量を調整す
るための制御手段とを有することを特徴とするニードル
マシンの制御装置を提供することにより達成される。
く作用〉 このようにすれば、ニードルフェルトの通気度及びまた
は厚さを計測し、その計測結果に基づいてカードマシン
及びニードルマシンの運転を適宜調整しつつ制御するこ
とにより、ニードルフェルトの製造システムを自動運転
化することができ、作業者の個人差に影響されない均一
な品質のニードルフェルトを製造することができる。ま
た、カードマシンの制御装置に於けるウェブの目付量を
連続的に計測するための計量手段を設けたり、ニードル
マシンの制御装置に於ける基布の周回数を検知するため
の周回検知手段を設けるなどして、各計測結果に基づい
て各マシンの運転制御量を調整することにより、それぞ
れ自動運転化が可能である。また、ニードルフェルトの
通気度及びまたは厚さを計測し、その計測結果に基づい
てニードルマシンの運転を適宜調整しつつ制御すること
により、ニードルマシンの自動運転化が可能である。
〈実施例〉 以下、本発明の好適実施例を添付の図面について詳しく
説明する。
第1図は、本発明が適用されたニードルフェルト製造装
置の全体を示す配置図である。このニードルフェルト製
造装置は、第1及び第2ホツパ1a、1bと、第1カー
ドマシン2と、中間給温機3、と第2カードマシン4と
、ランナウトコンベア5と、ラッパー6と、ニードルマ
シン7とをこの順に有している。第1及び第2ホツパ1
a、1bは、羊毛や合成繊維からなるフェルト原料を貯
蔵し、かつそのフェルト原料を第1カードマシン2へ一
定の割合で移送するための公知構造からなるものであり
、互いに直列に配設されている。第1カードマシン2は
、公知構造の1山タイプのものであって良く、第2ホツ
パ1bから送られてくるウェブ原料をカーデイング処理
する。中間給温機3は、第1カードマシン2がら送られ
てくるウェブを、その移送方向に沿う向きに所定の幅に
て繰り返し振って例えば5層に折り重ねるためのもので
ある。
中間給温機3で厚くされたウェブは、例えば公知の2山
構造の第2カードマシンにて再びカーデイング処理され
、ランナウトコンベア5を介してラッパー6に送られる
。ラッパー6は、ランナウトコンベア5から送られてく
るウェブを、その移送方向に沿う向きに繰返し振って例
えば4〜5回折り重ねて1層分のバットを形成するため
のものである。尚、ランナウトコンベア5にてウェブを
搬送する際とラッパー6に移送する際とに於て、ウェブ
のドラフト処理がなされるようになっている。ニードル
マシン7は、公知構造からなり、予めセットされた基布
を周回させつつ、上記バットを、基布に重ね合わせ、針
打ち機により基布に一体的に絡み付かせてニードルフェ
ルトを製造するためのものである。
このようにして構成されたニードルフェルト製造装置で
は、第1及び第2ホッパla、lbからラッパー6に至
るフェルト用ウェブの製造システムにより製造されたウ
ェブをニードルマシンに搬送するまでの経路が第1図の
矢印に示されるようになっているが、上記一連の製造工
程を自動化するために、特にウェブの均一度監視手段と
しての種々のセンサ及び計測器が設けられており、それ
らの個々について以下に示す。
第2図に示されるように、第1ホツパ1aに設けられた
ウェブ原料の貯蔵量検出センサ8には公知の透過型光電
センサが用いられている。第1ホツパ1aの側壁に設け
られた覗き窓には、貯蔵最検出センサ8を構成する投光
器及び受光器の一方が取付けられ、開口する側壁に他方
が取付けられており、第1ホツパ1a内のウェブ原料9
が所定レベル以下に減少したことを検出することができ
る。尚、ウェブ原料9は、第1ホツパ1a内に設けられ
たコンベアにより図の破線の矢印に示されるように移送
される。
第3図に示されるように、第1カードマシン2にて形成
されたウェブ11が、第1カードマシン2のドツファ2
aから中間給温機3に向けて、コンベア装置12により
図の矢印の向きに搬送される。コンベア装置12の架台
には、ブラケット13を介して反射型の光電センサから
なるウェブ途中切れ検出センサ14aが支持されており
、この検出センサ14aにより、ウェブ11の途中切れ
を検出するようにされている。尚、第1図に示されるよ
うにランナウトコンベア5及びラッパー6の各所定の位
置にも上記と同様の各検出センサ14b、14cが配置
されている。これら各検出センサ14a〜14cにより
、例えば各カードマシン2.4のワーカなどやラッパー
6の後記するチンロール部にウェブ11が絡まり、途中
切れを生じた場合に即座にその検出を行うことができる
中間給電機3に於て折り重ねられたウェブ11は、第2
カードマシン4に向けて搬送されるが、中間給電機3の
送り出しローラ16と、第2カードマシン4に導くため
のフィードローラ17との間には、第4図に示されるよ
うに、中間給電機3に於ける振り幅の異常変化を監視す
るためのウェブ振り幅検出センサ15が設けられている
。この検出センサ15は、第4図の矢印により示される
向きに搬送されるウェブ11の折り目である両側縁が所
定の振り幅内に収まっているかどうかを常時監視するた
めのものである。即ち、ウェブ11の両側縁部に対応さ
せて、振り幅方向に所定の間隔をおいて対をなす透過型
光電センサ15a、15bがそれぞれ配設されている。
両光型センサ15a、15bの両者間の間隔により規定
される許容値(第5図のa)からウェブ11の側縁が外
れた際には、振り幅異常であることを検出することがで
きる。
第6図は、第2カードマシン4にて製造されたウェブ1
1をそのドツファ4aからはぎ取る際に、ウェブ11の
両側縁部である両耳部分を吸引して引き離すための耳吸
い装置18が示されている。
この耳吸い装置18は、ドツファ4aからはぎ取られる
ウェブ11の両耳部4に対応する位置に設けられた一対
のノズル19と、ノズル19に吸い込み管を介して連結
された吸い込みファン20と、吸い込みファン20の吸
い込み口近傍に設けられた負圧センサ21とからなる。
例えば、ウェブ原料の種類などによりウェブ11の耳部
で繊維の絡みが発生してノズル19の詰まりを生じた際
に、吸い込み口に於ける圧力変化を負圧センサ21によ
り検出し、設定した許容値と比較することにより異常を
検出することができる。
第7図に示されるように第2カードマシン4にて製造さ
れたウェブ11をラッパー6に搬送するためのランナウ
トコンベア5は、ドツファ4aから連続する水平送りコ
ンベア5aと、ウェブ11をラッパー6の上部に向けて
搬送するための斜め送りコンベア5bとを有する。これ
ら両コンベア5 a s S b間には、一方のコンベ
ア5aから他方のコンベア5bに乗り移る際のウェブ1
1の重量を計測するための計量器22が設けられている
この計量器22は、第8図に示されるように、両コンベ
ア5a、5b間の乗り移り部にてウェブ11の下面を支
持しつつ重量計測するべく、ウェブ11の図の矢印によ
り示される搬送方向に直交する向きに延在する薄板状の
アルミ製麦は板23と、受は板23の両端部を支持する
一対の高精度型電子計量器24とを有する。従って、受
は板23上を通過するウェブ11の重量を高精度に連続
計量して、ウェブ11の目付は量を連続して計測するこ
とができる。
また、上記受は板23と、斜め送りコンベア5bとの間
にてウェブ11がドラフト処理されるように、両コンベ
ア5a、5bの送り速度が制御されるようになっており
、そのドラフト処理に於けるウェブ11の張り強さ検出
センサとしてのレーザ式光電センサからなるウェブ張り
過ぎ検出センサ25aを構成する投光器及び受光器が、
ウェブ11のコンベア5bへの乗り移り部にてウェブ1
1の幅方向にレーザ光を通すように互いに対向して設置
されている。従って、第9図に示されるように、通常時
には成る程度撓みをもって乗り移るようにされているウ
ェブ11が、図の想像線に示されるように張られるよう
になると、ウェブ張り過ぎ検出センサ25aによるレー
ザ光が遮断されるため、ウェブ11の張り過ぎを検出す
ることができる。
第10図にはラッパー6のチンロール26部が示されて
いる。ランナウトコンベア5にてラッパー6の上部に搬
送されたウェブ11は、フロアコンベア27に向けて下
降し、チンロール26を介してフロアコンベア27上に
載せられるようになっている。チンロール26及びフロ
アコンベア27の両者間にてもウェブ11がドラフト処
理されるように、ラッパー速度及びフロアコンベア27
の速度が制御されるようになっており、上記と同様に、
チンロール26とフロアコンベア27との間に於けるウ
ェブ11の張り過ぎを検出するべく、第11図に併せて
示されるようにウェブ11の張り過ぎ位置に対応してウ
ェブ張り過ぎ検出センサ25bを構成する投光器及び受
光器が互いに対向して設置されている。この場合にも、
第11図に示されるように、通常時には成る程度撓みを
もって乗り移るようにされているウェブ11が、図の想
像線に示されるように張られるようになると、ウェブ張
り過ぎ検出センサ25bによるレーザ光が遮断されるた
め、ウェブ11の張り過ぎを検出することができる。
第12図に示されるように、ラッパー6のチンロール2
6と上部ロール28との間には、防風用アングル29が
設けられておりζこの防風用アングル29には、ウェブ
11の幅を連続して計測するべくウェブ11の両側縁に
対応する位置に、第13図に併せて示されるように、7
つの反射型光電センサをウェブ11の幅方向に等ピッチ
p(例えば105mmピッチ)にてそれぞれ配設してな
るウェブ幅計測器31が設けられている。従って、ウェ
ブ11の幅を10關ピツチにて連続計測することができ
る。また、第14図に示されるように、各光電センサの
先端部には絡み防止板32が設けられており、これによ
り通過するウェブ11が光電センサの先端に絡むことを
防止できる。尚、ウェブ幅計測器31の内側部分には前
記した途中切れ検出センサ14cが設けられている。
第15図に示されるように、ラッパー6とニードルマシ
ン7との間には、ラッパー6にて複数層に折り重ねられ
たウェブからなるシート状のバット33がニードルマシ
ン7に向けて図の矢印の向きに送られるが、そのバット
33を所定の幅に切断するためのバットカッタ34が設
けられている。
バットカッタ34は、図示されない固定梁に支持されて
おり、初期データに基づいて設定された幅にバット33
を切り揃えるべく、バット33の幅方向に上記設定値に
対応して所定の間隔をおいて一対設けられている。両バ
ットカッタ34により、バット33の上記設定値に対し
て外側にはみ出す両耳部分を鋏34aにより連続して切
除するようにされている。また、各鋏34aのバット3
3の送り方向に沿う延長線上の上方には、バットカッタ
34の支柱にブラケットを介して一体的に取り付けられ
た反射型光電センサからなる切除不良検出センサ35が
設けられている。従って、バット33が完全に切除され
ていない場合には、切除不良検出センサ35により切除
不良を検出することができる。
また、制御手段としての後記する各コンピュータ及びプ
ログラマブルコントローラを有する操作盤36及び監視
盤37が、第1図に示されるように第2カードマシン4
の近傍に設置されており、上記した各装置を自動運転制
御するべくそれぞれ電気的に接続されている。監視盤3
7により、前記した各センサ及び各計測器からの検出信
号を読み取るようにされている。操作盤36には、各カ
ードマシン2.4のプレスト回転数の計測調整装置38
が内蔵されている。このプレスト回転数計測調整装置3
8は、各カードマシン2.4のプレストの過負荷による
駆動モータのベルトのスリップ及び供給電圧の変動など
よりプレスト回転数が変化して、ウェブ11に目付は斑
が生じることを防止するべく、プレスト回転数の許容範
囲を設定しかつ回転数異常を検出した際には異常信号を
操作盤36に出力し得るようなっている。また、ニード
ルマシン7の近傍にはニードルマシン計測制御装置39
が設置されており、ニードルマシン7に於ける後記する
各センサの検出結果に基づいた運転制御を行うようにな
っている。
次に前記した各センサ及び各計測器による検出結果に基
づいた制御の一実施例を示す。通常時には、各装置及び
各マシンが初期運転データに基づいて自動運転されてい
る。先ず、ウェブ原料貯蔵量検出センサ8によりウェブ
原料の貯蔵量が所定レベル以下になったことを検出した
際には、つ工ブ原料9の移送量が減少することにより目
付は斑を生じる虞れがあるため、その異常検出結果を操
作盤36へ化ツノして、操作盤36により運転を中断す
る制御を行う。尚、ニードルマシン7に於てバット33
を基布に空打ちしている場合には、ウェブ製造ラインの
みを停止させてニードルマシン7の運転を続行すること
ができる。
また、各途中切れセンサ14a〜14cによりウェブ1
1の途中切れを検出した際には、同様に異常検出結果を
操作盤36に出力して、即座に運転を中断する。従って
、従来のように作業者による目視確認による検出に対し
て早い処置が可能であることから、ウェブ製造に於ける
稼動損失が減少して、ニードルフェルト製造工程に於け
る稼動効率を向上し得る。
中間給毛機3に於けるウェブ11の振り幅が工場内の温
度及び湿度などの変動により変化すると、周期斑を作る
原因となるため、ウェブ振り幅検出センサ15により前
記した許容値外にウェブ11の振り幅が外れたことを検
出した際には、その異常検出結果を操作盤36に出力し
て、運転を中断する。これにより大きな周期斑を有する
ウェブ11が製造されることを好適に防止し得る。また
、負圧センサ21により吸い込み異常を検出した際にも
同様に操作盤36に異常検出結果を出力して運転を中断
し、前記した耳吸い不良によるウェブ斑が生じる原因を
早期に検出して対処することができる。
更に、ウェブ幅計測器31によるウェブ11の幅を計測
することにより、ウェブ原料9の種類の違い、耳吸い部
での吸い込み変化及びドラフト率、の変化などの許容値
以内での変化によるウェブ幅の変化を検出することかで
きる。このウェブ幅の変化はラッパー6に於けるウェブ
11を重ねることにより形成されるバット33に対して
、目付は量の変化としての影響を及ぼすため、後工程で
目付は量を調整する必要が生じたり7字斑が生じる原因
となる。従って、ウェブ幅の計測値を常時フィードバッ
クすることにより、バット33の形成時のウェブ11の
重ねに対するチンロール26及びそれに対向する対向ロ
ーラ30の送り速度であるラッパー速度及びフロアコン
ベア27のニードルマシン7へ向けての送り速度の最適
値を適宜算出し直すことができ、目付は量の精度向上及
び7字斑の減少により、品質の安定化が可能である。
また、従来の人手作業では所定の単位長さごとの重量を
計測して目付は量の目安としていたが、この場合には途
中の目付は量が不明であったため、品質の均一化が難し
かった。前記したようにウェブ重量計測器22によりウ
ェブ11の重量を連続計測することにより、目付は量を
連続的に計測することができ、品質の安定化及び目付は
置針測値の精度を向上し得る。尚、目付は量の計測には
上記構造のものに限ることなく、他の構造のものを適用
可能である。
第16図及び第17図は、本発明が適用されたニードル
マシン7を示す概略図である。
幅広の無端ベルト状をなす織布である基布41は、ニー
ドルマシン本体42を第16図に於ける時計回りに周回
するように複数のロール間に掛は渡されている。即ち、
基布41は、ニードルマシン7の中央部の下方に設けら
れた駆動ロール43及びタッチロール44間に挾持され
て第16図の矢印Aの向きに引き込まれるが、タッチロ
ール44から繰り出されてニードルマシン7の底面にて
一旦貯留された後、ガイドロール45にて上方に向けて
ガイドされ、ガイドロール45の上方に設けられたブレ
ーキロール46と、ニードルマシン本体42の右上方に
設けられたデリベリロール47との間にて水平状態に矢
印Bの向きに送られるようにされ、デリベリロール47
とその下方に設けられたガイドロール48間を下方に向
けてガイドされ、ガイドロール48により駆動ロール4
3に向けてガイドされて一周するようにされている。
ブレーキロール46及びデリベリロール47の両者間を
送られる基布41の上面には、図に於ける左方のラッパ
ー6からフロアコンベア27に送られてくる前記したバ
ット33が重ね合される。
ニードルマシン本体42の上部には、バット33を基布
41に一体的に絡みつかせるための針打ち機49が設け
られている。この針打ち機49は、公知構造のものであ
り、基布41の上面にその上方から臨むようにかつ複数
の千鳥状に配設された針を備える針盤50と、針盤50
と基布41の上面との間に介装されかつ多針に対応する
複数の貫通孔を備える薄板状のストリッパ51と、基布
41の下面をガイドしかつストリッパ51と同様に複数
の孔を備えるベツドプレート52とを有する。
ニードルマシン本体42の第16図に於ける右側面には
、第17図に併せて示されるように、−対のセンサブロ
ック53が、デリベリロール47及びガイドロール48
間を送られる基布41の両側縁部に対応する位置にそれ
ぞれ設けられている。
センサブロック53は、ニードルマシン本体42の側面
に固設されたガイドレール54により、基布41の裏面
に沿いかつ基布41の送り方向に直交する向きに往復動
自在に支持されている。
ところで、基布41の両側縁部には、基布41の送り方
向に対して互いにある程度一致する位置に、基布41の
周回を検知するための被検出体55が固着されている。
この被検出体55は、第18図に示されるように、両面
テープからなるシート状ベース56に高磁性体の例えば
直径30μmのアモルファス金属繊維からなる繊維状磁
性体57を並列に敷き並べて貼着してなるものである。
このように形成することにより、極細の繊維状磁性体5
7を容易に取り扱うことができると共に、本実施例に於
ける両面テープからなるシート状ベース56の片面の粘
着部により、被検出体55を基布41に容易に固着する
ことができる。この繊維状磁性体57を磁気的に検出す
ることにより、基布41の周回を検知することができる
前記したガイドレール54は、第19図及び第20図に
示されるように、ニードルマシン本体42の前記した側
面に固着された支持板58に取付はブロック59を介し
て固設されており、その支持板58には、ガイドレール
54の上方に所定の間隔をおいて平行するラックギヤ6
0が固設されている。ガイドレール54によりガイドさ
れるスライダ62には、センサブロック53のセンサ取
付板61が固設されており、センサ取付板61には、前
記被検出体55を磁気的に検出するための磁気センサ6
3が配設されている。磁気センサ63は、基布41の送
り方向に対して直交する向きに4個配設されている。セ
ンサ取付板61には、基布41の外側に対応する側に、
基布41の側縁を被検出体55を利用して検出すること
より基布41の幅を測定するための磁気センサ64が配
設されており、磁気センサ64の下方に、基布41の側
縁を常に検出することによりセンサブロック53のトラ
ッキング制御を行うための一対の光電センサ65が配設
されている。
センサ取付板61の上部には、モータユニット66が一
体的に結合されており、モータユニット66に設けられ
たモータ67によりギヤ駆動されるピニオンギヤ68が
、前記したラックギヤ60に噛合している。従って、モ
ータ67を正逆転することにより、センサブロック53
が、ガイドレール54にガイドされて左右方向に往復動
する。
ピニオンギヤ68には、同軸的にスリット盤69が結合
されており、その周方向に連続するスリットを回転セン
サ70によりカウントすることにより、センサブロック
53の移動距離を測定するようにされている。尚、前記
したニードルマシン計測制御装置39には、各センサ6
3〜65、モータ67及び回転センサ70がそれぞれ電
気的に接続されており、針打ち機49及び駆動ロール4
3の各駆動手段及び基布41に張力を与えるためのブレ
ーキロール46によるブレーキトルクの制御を行うよう
にされている。
次に、ニードルマシン7の作動要領を以下に示す。
先ず、無端ベルト状の基布41を各ロール間に掛は渡し
、一対の被検出体55を基布41の両側縁部の基準点に
貼着して、駆動ロール43により第16図の矢印への向
きに送り、周回させながらバット33を基布41に一体
的に絡み付かせるニードリングを行う。尚、ニードリン
グ作業開始前には、両センサブロック53は、ニードル
マシン本体42の両側端部の初期位置に位置決めされて
いる。
基布41を周回させた後に、自動的にまたはセンサブロ
ック53に設けられた図示されない起動開始スイッチを
手動操作することにより、センサブロック53が、基布
41の側縁部へ向けて移動し、一対の光電センサ65間
に基布41の側縁が位置するようにトラッキング制御さ
れて、基布41の側縁が蛇行してもセンサブロック53
が追随するようにされている。従って、基布41の1周
回毎に通過する被検出体55の軌跡の近傍に磁気センサ
63が位置するようになり、被検出体55の通過を確実
に磁気的に検出することができ、基布41の周回基準位
置の検知を行うことができる。
尚、磁気センサ63により被検出体55の通過を検出し
た際に即ち1周回毎にセンサブロック53を内側に移動
させて、磁気センサ64により被検出体55の側縁を検
出することにより基布41の幅を測定し記録して、製品
検査の合否の判定基準に用いる。
バット33は、針打ち機49の針をバット33及び基布
41を共に貫通するように打ち込むことにより、基布4
1に絡みついて一体化される。そして、初層のバット3
3がニードリングされたら、第2層目のバット33が積
重ねられて、上記と同様に針打ち機49により針を打ち
込み、以下、例えば第4乃至7層目の最終層まで繰り返
し、基布41にバット33をニードリングする作業が行
われて、ニードルフェルト71が製造される。
上記したようなニードリング作業に於ては、針打ち機4
9による針打ち深さ及び針打ち密度と基布41の送り速
度とを、周回数及びバット33の各層ごとに最適値に設
定する必要がある。本発明では、センサブロック53を
通過する被検出体55を磁気センサ63により検出する
ことができ、自動的に周回を検知することができる。そ
の検出信号がニードルマシン計測制御装置39に送られ
、針打ち機49及び駆動ロール43の各駆動手段と、ブ
レーキロール46の制動手段とが周回毎に対応する設定
値に自動的に制御される。
第21図には、フェルト厚さ計測装置72及びフェルト
の通気度計測装置73の設置状態が示されており、各計
測装置72.73が、前記したニードルマシン計測制御
装置39と電気的に接続されており、運転制御及び計測
値の監視が行われるようになっている。フェルト厚さ計
測装置72は、基布41にバット33を一体化してなる
ニードルフェルト71の厚さを自動的に計測するもので
あるが、第22図及び第23図に示されているように、
デリベリロール47の中間部にセンサ端としてのタッチ
ローラ74が弾発的に接触しつつ回転するようにされて
いる。即ち、ニードルマシン7の固定支持梁75に固設
されたブラケット76にフェルト厚さ計測装置72の支
持板77が支持されており、その指示板77には、タッ
チローラ74を支持する可動板78が図に於ける状態に
てデリベリロール47に向けて接離自在に支持され、か
つタッチローラ74をデリベリロール47に弾発的に圧
接させるべく圧力調節スプリング79により付勢されて
いる。支持板77と可動板78とが互いに対峙しており
、支持板77に固設されたレーザ変位センサ80により
可動板78の変位を計測することにより、ニードルフェ
ルト71の厚さを計測するようにされている。尚、支持
板77が、ブラケット76に対して回動自在に支持され
ており、第23図の矢印により示されるように、タッチ
ローラ74をデリベリロール47に圧接させた状態と跳
ね上げて離脱させた状態との2箇所位置でそれぞれ保持
可能にされていると共に、支持板77を手動にてまたは
図示されないアクチュエータにより自動的に移動し得る
ようになっている。
フェルト通気度計測装置73はニードルフェルト71の
通気度を自動的に計測するものであるが第21図及び第
24図に示されているように、デリベリロール47及び
ガイドロール48間のニードルフェルト71の裏面側に
吸い込みヘッド81の開口部が臨むようにされており、
この吸い込み。
ヘッド81は、ニードルマシン本体42に固設された駆
動シリンダ82によりニードルフェルト71の裏面に接
離する向きに移動可能に支持されている。吸い込みヘッ
ド81には吸い込み管83を介して吸い込みファン84
が接続されていると共に、吸い込み管83の吸い込みヘ
ッド81近傍には負圧センサ85が取り付けられている
。従って、駆動シリンダ82を適宜駆動して、吸い込み
ヘッド81をニードルフェルト71に接触させつつ吸い
込みファン84を回転させて吸引することにより、負圧
センサ85の出力により通気度を計測することができる
これらフェルト通気度計測装置73及びフェルト厚さ計
測装置72による各計測結果に基づいて、例えば針打ち
回数を調整して所定の通気度となるようにニードルマシ
ン7を制御したり、プレスト回転数を調整して所定の厚
さとなるように各カードマシン2.4を制御したりする
ことができる。
尚、いずれか一方の;1測結果を用いるものであっても
良い。
第25図は、前記したニードルフェルト製造システムの
制御手段の一実施例を示すブロック図である。本制御系
に於ては、生産管理本部86、工場の生産管理部87、
工場の現場事務所88、前記したニードルフェルト製造
システムの各機器からなる装置群89に大別されており
、生産管理部87、現場事務所88、装置群89は、複
数設けられていても良い。
生産管理本部86に設置されたホストコンピュータHC
が、日次、週次、月次の各生産計画データや設計指図デ
ータなどを含む所要のデータファイルを有し、かつその
ホストコンピュータHCから、生産管理部87に設置さ
れたFAコンピュータPCaに生産指示が与えられる。
FAコンピュータPCaには、データ設定及び入出力の
運転状況表示のためのコンソールCRTIとハードコピ
ー用プリンタP1とが接続されている。
生産管理部87にはスケジュール表示用コンピュータP
Cbとニードル工程監視用デイスプレィCRT2とが設
けられており、コンピュータPCbにはプリンタP2が
接続されていると共に、デイスプレィCRT2と並列に
プリンタP3が接続されるようになっている。現場事務
所88には、現場書類管理用コンピュータPCcとスケ
ジュール表示用コンピュータPCdとニードル工程監視
用デイスプレィCRT3とが設けられており、コンピュ
ータPCdにはプリンタP4が接続されていると共に、
デイスプレィCRT3と並列にプリンタP5が接続され
るようになっている。
装置群89に於ては、各装置毎にデータ入力用/現場監
視用コンピュータPCIとプログラマブルコントローラ
PLCIとが設けらており、プログラマブルコントロー
ラPLC1に前記したカードマシン2.4及びラッパー
6からなる装置CM1と前記したニードルマシン7から
なる装置NM1とが接続されている。尚、上記構成を1
組として例えば15組が並設されている。また、各プロ
グラマブルコントローラPLC16、PtCl2をそれ
ぞれ介して接続されたニードルフェルト製造時に於ける
空付き専用の2台のニードルマシンKMI、KM2と、
それぞれに対応するデータ入力用/現場監視用コンピュ
ータPC16、PCl3とが並設されている。
上記した各コンピュータなどにより、図に示されるよう
にローカルエリアネットワーク(LAN)が構成されて
おり、それぞれ互いにデータの授受が可能にされている
。ホストコンピュータHCからニードルフェルト製造に
必要なデータがFAコンピュータPCaにロードされる
と、FAコンピュータPCaが、上記データをファイル
受信し、ホストコンピュータHCに含まれていないデー
タ及び各装置の運転データを付加して、各プログラマブ
ルコントローラPLCI〜PLC17を介して各装置に
ダウンロードする。このデータ通信後には、各装置は、
ホストコンピュータHC及び各コンピュータP Ca 
−P Cdとのネットワークとは切り離されて、独立し
て作動し、各コンピュータPC1〜PC17からのデー
タに基づいて、各プログラマブルコントローラPLCI
〜PLCI7を介して運転制御される。
各コンピュータPCI〜PC17には、各プログラマブ
ルコントローラPLCI〜PLC17を介して、各装置
及び各マシンに設けられた前記した各センサ及び各計測
器からのデータが入力されることから、ウェブ原料から
製品としてのニードルフェルトが製造されるまでを常時
監視することができ、各人力データに基づいて適宜各装
置及び各マシンの運転制御量を自動的に調整することが
でき、均一な品質のニードルフェルトを自動運転にて好
適に製造することができる。また、各装置及び各マシン
は、前記自動運転から適宜個別に手動運転への切替えを
行うことができるようになっている。
[発明の効果] このように本発明によれば、ニードルフェルトの通気度
及びまたは厚さや、ウェブの目付は量を監視して、その
監視結果に基づいてカードマシンやニードルマシンの運
転制御量を適宜調整しており、ニードルフェルトの製造
を自動運転化することができ、人手作業による運転操作
の煩雑さを排除することができると共に、個人差による
影響を受けることのない均一な品質のニードルフェルト
を製造し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明が適用されたニードルフェルト製造装
置の全体を示す配置図である。 第2図は、ウェブ原料貯蔵量検出センサの設置状態を示
す要部斜視図である。 第3図は、途中切れ検出センサの設置状態を示す要部斜
視図である。 第4図は、ウェブ振り幅検出センサの設置状態を示す要
部斜視図である。 第5図は、ウェブ振り幅の検出要領を示す説明図である
。 第6図は、ウェブ茸成い装置を示す要部斜視図である。 第7図は、ランナウトコンベアの模式的側面図である。 第8図は、ウェブ重量の計量器及びウェブ張り過ぎ検出
センサの設置状態を示す要部斜視図である。 第9図は、第8図のIX線から見た部分断面図である。 第10図は、ウェブ張り過ぎ検出センサの設置状態を示
す要部斜視図である。 第11図は、第10図のXI線から見た部分断面図であ
る。 第12図は、ウェブ幅計測器を示す要部斜視図である。 第13図は、第12図のX■線に沿う方向から見たウェ
ブ幅計測器を示す要部拡大図である。 第14図は、第13図のXIV−XIV線に沿って見た
断面図である。 第15図は、バットカッタを示す要部斜視図である。 第16図は、ニードルマシンの全体を示す概略図である
。 第17図は、第16図のX■−X■線について見た側面
図である。 第18図は、基布に取り付けられ被検出体を示す斜視図
である。 第19図は、第16図のXIX−XIX線から見たセン
サブロックの拡大正面図である。 第20図は、第19図のxx−xX線から見た側面図で
ある。 第21図は、フェルト厚さ計測装置及びフェルト通気度
計測装置の設置状態を示す要部斜視図である。 第22図は、第21図のXXn線から見た部分拡大図で
ある。 第23図は、第22図のxxm−xxm線から見た側面
図である。 第24図は、フェルト通気度計測装置を示す要部斜視図
である。 第25図は、本発明が適用された制御系の全体を示すブ
ロック図である。 1a・・・第1ホツパ  1b・・・第2ホツパ2・・
・第1カードマシン2a・・・ドツファ3・・・中間給
毛機   4・・・第2カードマシン4a・・・ドツフ
ァ   5・・・ランナウトコンベア5a・・・水平送
りコンベア 5b・・・斜め送りコンベア 6・・・ラッパー    7・・・二一ドルマシン8・
・・貯蔵量検出センサ9・・・ウェブ原料11・・・ウ
ェブ    12・・・コンベア装置13・・・ブラケ
ット 14a〜14c・・・途中切れ検出センサ15・・・ウ
ェブ振り幅検出センサ 15a、15b・・・光電センサ 16・・・送り出しローラ17・・・フィードローラ1
8・・・耳吸い装置  19・・・ノズル20・・・吸
い込みファン21・・・負圧センサ22・・・計量装置
   23・・・受は板24・・・計量器 25a、25b・・・ウェブ張り過ぎ検出センサ26・
・・チンロール  27・・・フロアコンベア28・・
・上部ロール  29・・・防風用アングル30・・・
対向ローラ  31・・・ウェブ幅計測器32・・・絡
み防止板  33・・・バット34・・・バットカッタ
 34a・・・鋏35・・・切除不良検出センサ 36・・・操作盤    37・・・監視盤38・・・
プレスト回転数計測調整装置39・・・ニードルマシン
計測制御装置41・・・基布 42・・・ニードルマシン本体 43・・・駆動ロール  44・・・タッチロール45
・・・ガイドロール 46・・・ブレーキロール47・
・・デリベリロール48・・・ガイドロール49・・・
針打ち機   50・・・針盤51・・・ストリッパ 
 52・・・ベツドプレート53・・・センサブロック
54・・・ガイドレール55・・・被検出体   56
・・・シート状ベース57・・・繊維状磁性体 58・
・・支持板59・・・取付はブロック60・・・ラック
ギヤ61・・・センサ取付板 62・・・スライダ63
・・・磁気センサ  64・・・磁気センサ65・・・
光電センサ  66・・・モータユニット67・・・モ
ータ    68・・・ピニオンギヤ69・・・回転ス
リット盤70・・・回転センサ71・・・ニードルフェ
ルト 72・・・フェルト厚さ計測装置 73・・・フェルト通気度計測装置 74・・・タッチローラ 75・・・支持梁76・・・
ブラケット  77・・・支持板78・・・可動板  
  79・・・圧力調整スプリング80・・・レーザ変
位センサ 81・・・吸い込みヘッド82・・・駆動シリンダ83
・・・吸イ込ミ管  84・・・吸い込みファン85・
・・負圧センサ  86・・・生産管理本部87・・・
生産管理部  88・・・現場事務所89・・・装置群

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ニードルフェルト用ウェブを製造するためのカー
    ドマシンと、無端ベルト状の基布を周回させつつ当該基
    布に前記ウェブからなるバットをニードリングにより一
    体的に絡みつかせてニードルフェルトを製造するための
    ニードルマシンとを有するニードルフェルトの製造シス
    テムに於て、前記ニードルフェルトの通気度及びまたは
    厚さを計測するための手段と、前記各マシンによる自動
    運転を前記計測結果に基づいて適宜調整しつつ制御する
    ための制御手段とを有するニードルフェルトの製造シス
    テム。
  2. (2)ニードルフェルト用ウェブを製造するためのカー
    ドマシンの制御装置に於て、 前記ウェブの目付量を連続的に計測するための計量手段
    と、前記計測結果に基づいて前記カードマシンの運転制
    御量を調整するための制御手段とを有することを特徴と
    するカードマシンの制御装置。
  3. (3)無端ベルト状の基布を周回させつつ当該基布にウ
    ェブからなるバットをニードリングにより一体的に絡み
    つかせてニードルフェルトを製造するためのニードルマ
    シンの制御装置に於て、前記基布の周回数を検知するた
    めの周回検知手段と、前記周回検知結果に応じて前記ニ
    ードリングの際の針打ち深さ及び針打ち密度及び前記基
    布の送り速度及び張力とを適宜変更するための制御手段
    とを有することを特徴とするニードルマシンの制御装置
  4. (4)無端ベルト状の基布を周回させつつ当該基布に前
    記ウェブからなるバットをニードリングにより一体的に
    絡みつかせてニードルフェルトを製造するためのニード
    ルマシンの制御装置に於て、前記ニードルフェルトの通
    気度及びまたは厚さを計測するための通気度計測手段と
    、前記計測結果に応じて前記ニードルマシンの運転制御
    量を調整するための制御手段とを有することを特徴とす
    るニードルマシンの制御装置。
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