JP3040375B2 - カードマシンの制御装置 - Google Patents

カードマシンの制御装置

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JP3040375B2
JP3040375B2 JP16558098A JP16558098A JP3040375B2 JP 3040375 B2 JP3040375 B2 JP 3040375B2 JP 16558098 A JP16558098 A JP 16558098A JP 16558098 A JP16558098 A JP 16558098A JP 3040375 B2 JP3040375 B2 JP 3040375B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に、製紙用抄紙
機に用いるのに適するカードマシンの制御装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】例えば製紙用抄紙機に於ては湿紙用対向
ローラ間で圧縮して湿紙の水分を除去しているが、その
ローラには比較的幅の広い無端ベルト状のニードルフェ
ルトなどが巻回されている。このニードルフェルトは、
公知のカードマシンを用いて製造されたウェブを、駆動
ローラを有する複数のローラ間に掛け渡された無端ベル
ト状の基布に重ね合せ、基布を周回させつつ、その両面
または片面に多層にニードリングすることにより製造さ
れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したようなニード
ルフェルトの製造に於て、羊毛や合成繊維からなるウェ
ブ原料を供給する工程、カーディング工程、ウェブのド
ラフト処理工程、ウェブからなるバットをニードルマシ
ンに供給する工程、バットを基布にニードリングする工
程などがある。従来、各工程は自動化されておらず、各
工程ごとに対応して設けられた各操作盤を手動にて操作
していた。また、各工程に於ける運転条件を手動にて設
定することから、人手作業による依存度が高いため作業
者の個人差による影響が生じ、製品の品質の高精度な均
一化が難しいという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決し
て、ニードルフェルト用ウェブの製造を自動化しかつよ
り一層均一な品質のニードルフェルトを製造することを
実現するために、本発明に於いては、ニードルフェルト
用ウェブを製造するカードマシンにより当該製造された
ウェブを次工程へ自動的に送るべく、前記次工程へ送ら
れる前記ウェブの目付量を連続的に計測するべくコンベ
ア間に設けられた計量手段と、前記ウェブの前記コンベ
ア間の張り過ぎを検出するための張り強さ検出センサと
を有し、前記張り強さ検出センサにより前記張り過ぎを
検出した場合には前記張り過ぎを防止するように前記カ
ードマシンの運転制御量を調整するための制御手段とを
有するものとした。
【0005】このようにすることにより、カードマシン
により製造され次工程に送られるニードルフェルト用ウ
ェブの目付量を連続的に計測すると共にウェブのコンベ
ア間の張り過ぎを検出し、その計測結果に基づいてカー
ドマシンの運転制御量を調整することから、カードマシ
ンの自動運転化が可能であり、作業者の個人差に影響さ
れない均一な品質のニードルフェルト用ウェブを製造す
ることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に添付の図面に示された具体
例に基づいて本発明の実施の形態について詳細に説明す
る。
【0007】図1は、本発明が適用されたニードルフェ
ルト製造装置の全体を示す配置図である。このニードル
フェルト製造装置は、第1及び第2ホッパ1a、1b
と、第1カードマシン2と、中間給毛機3、と第2カー
ドマシン4と、ランナウトコンベア5と、ラッパー6
と、ニードルマシン7とをこの順に有している。第1及
び第2ホッパ1a、1bは、羊毛や合成繊維からなるフ
ェルト原料を貯蔵し、かつそのフェルト原料を第1カー
ドマシン2へ一定の割合で移送するための公知構造から
なるものであり、互いに直列に配設されている。第1カ
ードマシン2は、公知構造の1山タイプのものであって
良く、第2ホッパ1bから送られてくるウェブ原料をカ
ーディング処理する。中間給毛機3は、第1カードマシ
ン2から送られてくるウェブを、その移送方向に沿う向
きに所定の幅にて繰り返し振って例えば5層に折り重ね
るためのものである。
【0008】中間給毛機3で厚くされたウェブは、例え
ば公知の2山構造の第2カードマシンにて再びカーディ
ング処理され、ランナウトコンベア5を介してカードマ
シンによる工程の次工程として設けられたラッパー6に
送られる。ラッパー6は、ランナウトコンベア5から送
られてくるウェブを、その移送方向に沿う向きに繰返し
振って例えば4〜5回折り重ねて1層分のバットを形成
するためのものである。尚、ランナウトコンベア5にて
ウェブを搬送する際とラッパー6に移送する際とに於
て、ウェブのドラフト処理がなされるようになってい
る。ニードルマシン7は、公知構造からなり、予めセッ
トされた基布を周回させつつ、上記バットを、基布に重
ね合わせ、針打ち機により基布に一体的に絡み付かせて
ニードルフェルトを製造するためのものである。
【0009】このようにして構成されたニードルフェル
ト製造装置では、第1及び第2ホッパ1a、1bからラ
ッパー6に至るフェルト用ウェブの製造システムにより
製造されたウェブをニードルマシンに搬送するまでの経
路が図1の矢印に示されるようになっているが、上記一
連の製造工程を自動化するために、特にウェブの均一度
監視手段としての種々のセンサ及び計測器が設けられて
おり、それらの個々について以下に示す。
【0010】図2に示されるように、第1ホッパ1aに
設けられたウェブ原料の貯蔵量検出センサ8には公知の
透過型光電センサが用いられている。第1ホッパ1aの
側壁に設けられた覗き窓には、貯蔵量検出センサ8を構
成する投光器及び受光器の一方が取付けられ、開口する
側壁に他方が取付けられており、第1ホッパ1a内のウ
ェブ原料9が所定レベル以下に減少したことを検出する
ことができる。尚、ウェブ原料9は、第1ホッパ1a内
に設けられたコンベアにより図の破線の矢印に示される
ように移送される。
【0011】図3に示されるように、第1カードマシン
2にて形成されたウェブ11が、第1カードマシン2の
ドッファ2aから中間給毛機3に向けて、コンベア装置
12により図の矢印の向きに搬送される。コンベア装置
12の架台には、ブラケット13を介して反射型の光電
センサからなるウェブ途中切れ検出センサ14aが支持
されており、この検出センサ14aにより、ウェブ11
の途中切れを検出するようにされている。尚、図1に示
されるようにランナウトコンベア5及びラッパー6の各
所定の位置にも上記と同様の各検出センサ14b、14
cが配置されている。これら各検出センサ14a〜14
cにより、例えば各カードマシン2、4のワーカなどや
ラッパー6の後記するチンロール部にウェブ11が絡ま
り、途中切れを生じた場合に即座にその検出を行うこと
ができる。
【0012】中間給毛機3に於て折り重ねられたウェブ
11は、第2カードマシン4に向けて搬送されるが、中
間給毛機3の送り出しローラ16と、第2カードマシン
4に導くためのフィードローラ17との間には、図4に
示されるように、中間給毛機3に於ける振り幅の異常変
化を監視するためのウェブ振り幅検出センサ15が設け
られている。この検出センサ15は、図4の矢印により
示される向きに搬送されるウェブ11の折り目である両
側縁が所定の振り幅内に収まっているかどうかを常時監
視するためのものである。即ち、ウェブ11の両側縁部
に対応させて、振り幅方向に所定の間隔をおいて対をな
す透過型光電センサ15a、15bがそれぞれ配設され
ている。両光電センサ15a、15bの両者間の間隔に
より規定される許容値(図5のa)からウェブ11の側
縁が外れた際には、振り幅異常であることを検出するこ
とができる。
【0013】図6は、第2カードマシン4にて製造され
たウェブ11をそのドッファ4aからはぎ取る際に、ウ
ェブ11の両側縁部である両耳部分を吸引して引き離す
ための耳吸い装置18が示されている。この耳吸い装置
18は、ドッファ4aからはぎ取られるウェブ11の両
耳部4に対応する位置に設けられた一対のノズル19
と、ノズル19に吸い込み管を介して連結された吸い込
みファン20と、吸い込みファン20の吸い込み口近傍
に設けられた負圧センサ21とからなる。例えば、ウェ
ブ原料の種類などによりウェブ11の耳部で繊維の絡み
が発生してノズル19の詰まりを生じた際に、吸い込み
口に於ける圧力変化を負圧センサ21により検出し、設
定した許容値と比較することにより異常を検出すること
ができる。
【0014】図7に示されるように第2カードマシン4
にて製造されたウェブ11をラッパー6に搬送するため
のランナウトコンベア5は、ドッファ4aから連続する
水平送りコンベア5aと、ウェブ11をラッパー6の上
部に向けて搬送するための斜め送りコンベア5bとを有
する。これら両コンベア5a、5b間には、一方のコン
ベア5aから他方のコンベア5bに乗り移る際のウェブ
11の重量を計測するための計量手段としての計量器2
2が設けられている。この計量器22は、図8に示され
るように、両コンベア5a、5b間の乗り移り部にてウ
ェブ11の下面を支持しつつ重量計測するべく、ウェブ
11の図の矢印により示される搬送方向に直交する向き
に延在する薄板状のアルミ製受け板23と、受け板23
の両端部を支持する一対の高精度型電子計量器24とを
有する。従って、受け板23上を通過するウェブ11の
重量を高精度に連続計量して、ウェブ11の目付量を連
続して計測することができる。
【0015】また、上記受け板23と、斜め送りコンベ
ア5bとの間にてウェブ11がドラフト処理されるよう
に、両コンベア5a、5bの送り速度が制御されるよう
になっており、そのドラフト処理に於けるウェブ11の
張り強さ検出センサとしてのレーザ式光電センサからな
るウェブ張り過ぎ検出センサ25aを構成する投光器及
び受光器が、ウェブ11のコンベア5bへの乗り移り部
にてウェブ11の幅方向にレーザ光を通すように互いに
対向して設置されている。従って、図9に示されるよう
に、通常時には或る程度撓みをもって乗り移るようにさ
れているウェブ11が、図の想像線に示されるように張
られるようになると、ウェブ張り過ぎ検出センサ25a
によるレーザ光が遮断されるため、ウェブ11の張り過
ぎを検出することができる。
【0016】図10にはラッパー6のチンロール26部
が示されている。ランナウトコンベア5にてラッパー6
の上部に搬送されたウェブ11は、フロアコンベア27
に向けて下降し、チンロール26を介してフロアコンベ
ア27上に載せられるようになっている。チンロール2
6及びフロアコンベア27の両者間にてもウェブ11が
ドラフト処理されるように、ラッパー速度及びフロアコ
ンベア27の速度が制御されるようになっており、上記
と同様に、チンロール26とフロアコンベア27との間
に於けるウェブ11の張り過ぎを検出するべく、図11
に併せて示されるようにウェブ11の張り過ぎ位置に対
応してウェブ張り過ぎ検出センサ25bを構成する投光
器及び受光器が互いに対向して設置されている。この場
合にも、図11に示されるように、通常時には或る程度
撓みをもって乗り移るようにされているウェブ11が、
図の想像線に示されるように張られるようになると、ウ
ェブ張り過ぎ検出センサ25bによるレーザ光が遮断さ
れるため、ウェブ11の張り過ぎを検出することができ
る。
【0017】図12に示されるように、ラッパー6のチ
ンロール26と上部ロール28との間には、防風用アン
グル29が設けられており、この防風用アングル29に
は、ウェブ11の幅を連続して計測するべくウェブ11
の両側縁に対応する位置に、図13に併せて示されるよ
うに、7つの反射型光電センサをウェブ11の幅方向に
等ピッチp(例えば10mmピッチ)にてそれぞれ配設し
てなるウェブ幅計測器31が設けられている。従って、
ウェブ11の幅を10mmピッチにて連続計測することが
できる。また、図14に示されるように、各光電センサ
の先端部には絡み防止板32が設けられており、これに
より通過するウェブ11が光電センサの先端に絡むこと
を防止できる。尚、ウェブ幅計測器31の内側部分には
前記した途中切れ検出センサ14cが設けられている。
【0018】図15に示されるように、ラッパー6とニ
ードルマシン7との間には、ラッパー6にて複数層に折
り重ねられたウェブからなるシート状のバット33がニ
ードルマシン7に向けて図の矢印の向きに送られるが、
そのバット33を所定の幅に切断するためのバットカッ
タ34が設けられている。バットカッタ34は、図示さ
れない固定梁に支持されており、初期データに基づいて
設定された幅にバット33を切り揃えるべく、バット3
3の幅方向に上記設定値に対応して所定の間隔をおいて
一対設けられている。両バットカッタ34により、バッ
ト33の上記設定値に対して外側にはみ出す両耳部分を
鋏34aにより連続して切除するようにされている。ま
た、各鋏34aのバット33の送り方向に沿う延長線上
の上方には、バットカッタ34の支柱にブラケットを介
して一体的に取り付けられた反射型光電センサからなる
切除不良検出センサ35が設けられている。従って、バ
ット33が完全に切除されていない場合には、切除不良
検出センサ35により切除不良を検出することができ
る。
【0019】また、制御手段としての後記する各コンピ
ュータ及びプログラマブルコントローラを有する操作盤
36及び監視盤37が、図1に示されるように第2カー
ドマシン4の近傍に設置されており、上記した各装置を
自動運転制御するべくそれぞれ電気的に接続されてい
る。監視盤37により、前記した各センサ及び各計測器
からの検出信号を読み取るようにされている。操作盤3
6には、各カードマシン2、4のブレスト回転数の計測
調整装置38が内蔵されている。このブレスト回転数計
測調整装置38は、各カードマシン2、4のブレストの
過負荷による駆動モータのベルトのスリップ及び供給電
圧の変動などよりブレスト回転数が変化して、ウェブ1
1に目付け斑が生じることを防止するべく、ブレスト回
転数の許容範囲を設定しかつ回転数異常を検出した際に
は異常信号を操作盤36に出力し得るようなっている。
また、ニードルマシン7の近傍にはニードルマシン計測
制御装置39が設置されており、ニードルマシン7に於
ける後記する各センサの検出結果に基づいた運転制御を
行うようになっている。
【0020】次に前記した各センサ及び各計測器による
検出結果に基づいた制御の一実施例を示す。通常時に
は、各装置及び各マシンが初期運転データに基づいて自
動運転されている。先ず、ウェブ原料貯蔵量検出センサ
8によりウェブ原料の貯蔵量が所定レベル以下になった
ことを検出した際には、ウェブ原料9の移送量が減少す
ることにより目付け斑を生じる虞れがあるため、その異
常検出結果を操作盤36へ出力して、操作盤36により
運転を中断する制御を行う。尚、ニードルマシン7に於
てバット33を基布に空打ちしている場合には、ウェブ
製造ラインのみを停止させてニードルマシン7の運転を
続行することができる。
【0021】また、各途中切れセンサ14a〜14cに
よりウェブ11の途中切れを検出した際には、同様に異
常検出結果を操作盤36に出力して、即座に運転を中断
する。従って、従来のように作業者による目視確認によ
る検出に対して早い処置が可能であることから、ウェブ
製造に於ける稼動損失が減少して、ニードルフェルト製
造工程に於ける稼動効率を向上し得る。
【0022】中間給毛機3に於けるウェブ11の振り幅
が工場内の温度及び湿度などの変動により変化すると、
周期斑を作る原因となるため、ウェブ振り幅検出センサ
15により前記した許容値外にウェブ11の振り幅が外
れたことを検出した際には、その異常検出結果を操作盤
36に出力して、運転を中断する。これにより大きな周
期斑を有するウェブ11が製造されることを好適に防止
し得る。また、負圧センサ21により吸い込み異常を検
出した際にも同様に操作盤36に異常検出結果を出力し
て運転を中断し、前記した耳吸い不良によるウェブ斑が
生じる原因を早期に検出して対処することができる。
【0023】更に、ウェブ幅計測器31によるウェブ1
1の幅を計測することにより、ウェブ原料9の種類の違
い、耳吸い部での吸い込み変化及びドラフト率の変化な
どの許容値以内での変化によるウェブ幅の変化を検出す
ることかできる。このウェブ幅の変化はラッパー6に於
けるウェブ11を重ねることにより形成されるバット3
3に対して、目付量の変化としての影響を及ぼすため、
後工程で目付量を調整する必要が生じたりV字斑が生じ
る原因となる。従って、ウェブ幅の計測値を常時フィー
ドバックすることにより、バット33の形成時のウェブ
11の重ねに対するチンロール26及びそれに対向する
対向ローラ30の送り速度であるラッパー速度及びフロ
アコンベア27のニードルマシン7へ向けての送り速度
の最適値を適宜算出し直すことができ、目付量の精度向
上及びV字斑の減少により、品質の安定化が可能であ
る。
【0024】また、従来の人手作業では所定の単位長さ
ごとの重量を計測して目付量の目安としていたが、この
場合には途中の目付量が不明であったため、品質の均一
化が難しかった。前記したようにウェブ重量計測器22
によりウェブ11の重量を連続計測することにより、目
付量を連続的に計測することができ、品質の安定化及び
目付量計測値の精度を向上し得る。尚、目付量の計測に
は上記構造のものに限ることなく、他の構造のものを適
用可能である。
【0025】図16及び図17は、本発明が適用された
ニードルマシン7を示す概略図である。
【0026】幅広の無端ベルト状をなす織布である基布
41は、ニードルマシン本体42を図16に於ける時計
回りに周回するように複数のロール間に掛け渡されてい
る。即ち、基布41は、ニードルマシン7の中央部の下
方に設けられた駆動ロール43及びタッチロール44間
に挾持されて図16の矢印Aの向きに引き込まれるが、
タッチロール44から繰り出されてニードルマシン7の
底面にて一旦貯留された後、ガイドロール45にて上方
に向けてガイドされ、ガイドロール45の上方に設けら
れたブレーキロール46と、ニードルマシン本体42の
右上方に設けられたデリベリロール47との間にて水平
状態に矢印Bの向きに送られるようにされ、デリベリロ
ール47とその下方に設けられたガイドロール48間を
下方に向けてガイドされ、ガイドロール48により駆動
ロール43に向けてガイドされて一周するようにされて
いる。
【0027】ブレーキロール46及びデリベリロール4
7の両者間を送られる基布41の上面には、図に於ける
左方のラッパー6からフロアコンベア27に送られてく
る前記したバット33が重ね合される。
【0028】ニードルマシン本体42の上部には、バッ
ト33を基布41に一体的に絡みつかせるための針打ち
機49が設けられている。この針打ち機49は、公知構
造のものであり、基布41の上面にその上方から臨むよ
うにかつ複数の千鳥状に配設された針を備える針盤50
と、針盤50と基布41の上面との間に介装されかつ各
針に対応する複数の貫通孔を備える薄板状のストリッパ
51と、基布41の下面をガイドしかつストリッパ51
と同様に複数の孔を備えるべッドプレート52とを有す
る。
【0029】ニードルマシン本体42の図16に於ける
右側面には、図17に併せて示されるように、一対のセ
ンサブロック53が、デリベリロール47及びガイドロ
ール48間を送られる基布41の両側縁部に対応する位
置にそれぞれ設けられている。センサブロック53は、
ニードルマシン本体42の側面に固設されたガイドレー
ル54により、基布41の裏面に沿いかつ基布41の送
り方向に直交する向きに往復動自在に支持されている。
【0030】ところで、基布41の両側縁部には、基布
41の送り方向に対して互いにある程度一致する位置
に、基布41の周回を検知するための被検出体55が固
着されている。この被検出体55は、図18に示される
ように、両面テープからなるシート状ベース56に高磁
性体の例えば直径30μmのアモルファス金属繊維から
なる繊維状磁性体57を並列に敷き並べて貼着してなる
ものである。このように形成することにより、極細の繊
維状磁性体57を容易に取り扱うことができると共に、
本実施例に於ける両面テープからなるシート状ベース5
6の片面の粘着部により、被検出体55を基布41に容
易に固着することができる。この繊維状磁性体57を磁
気的に検出することにより、基布41の周回を検知する
ことができる。
【0031】前記したガイドレール54は、図19及び
図20に示されるように、ニードルマシン本体42の前
記した側面に固着された支持板58に取付けブロック5
9を介して固設されており、その支持板58には、ガイ
ドレール54の上方に所定の間隔をおいて平行するラッ
クギヤ60が固設されている。ガイドレール54により
ガイドされるスライダ62には、センサブロック53の
センサ取付板61が固設されており、センサ取付板61
には、前記被検出体55を磁気的に検出するための磁気
センサ63が配設されている。磁気センサ63は、基布
41の送り方向に対して直交する向きに4個配設されて
いる。センサ取付板61には、基布41の外側に対応す
る側に、基布41の側縁を被検出体55を利用して検出
することより基布41の幅を測定するための磁気センサ
64が配設されており、磁気センサ64の下方に、基布
41の側縁を常に検出することによりセンサブロック5
3のトラッキング制御を行うための一対の光電センサ6
5が配設されている。
【0032】センサ取付板61の上部には、モータユニ
ット66が一体的に結合されており、モータユニット6
6に設けられたモータ67によりギヤ駆動されるピニオ
ンギヤ68が、前記したラックギヤ60に噛合してい
る。従って、モータ67を正逆転することにより、セン
サブロック53が、ガイドレール54にガイドされて左
右方向に往復動する。ピニオンギヤ68には、同軸的に
スリット盤69が結合されており、その周方向に連続す
るスリットを回転センサ70によりカウントすることに
より、センサブロック53の移動距離を測定するように
されている。尚、前記したニードルマシン計測制御装置
39には、各センサ63〜65、モータ67及び回転セ
ンサ70がそれぞれ電気的に接続されており、針打ち機
49及び駆動ロール43の各駆動手段及び基布41に張
力を与えるためのブレーキロール46によるブレーキト
ルクの制御を行うようにされている。
【0033】次に、ニードルマシン7の作動要領を以下
に示す。
【0034】先ず、無端ベルト状の基布41を各ロール
間に掛け渡し、一対の被検出体55を基布41の両側縁
部の基準点に貼着して、駆動ロール43により図16の
矢印Aの向きに送り、周回させながらバット33を基布
41に一体的に絡み付かせるニードリングを行う。尚、
ニードリング作業開始前には、両センサブロック53
は、ニードルマシン本体42の両側端部の初期位置に位
置決めされている。
【0035】基布41を周回させた後に、自動的にまた
はセンサブロック53に設けられた図示されない起動開
始スイッチを手動操作することにより、センサブロック
53が、基布41の側縁部へ向けて移動し、一対の光電
センサ65間に基布41の側縁が位置するようにトラッ
キング制御されて、基布41の側縁が蛇行してもセンサ
ブロック53が追随するようにされている。従って、基
布41の1周回毎に通過する被検出体55の軌跡の近傍
に磁気センサ63が位置するようになり、被検出体55
の通過を確実に磁気的に検出することができ、基布41
の周回基準位置の検知を行うことができる。尚、磁気セ
ンサ63により被検出体55の通過を検出した際に即ち
1周回毎にセンサブロック53を内側に移動させて、磁
気センサ64により被検出体55の側縁を検出すること
により基布41の幅を測定し記録して、製品検査の合否
の判定基準に用いる。
【0036】バット33は、針打ち機49の針をバット
33及び基布41を共に貫通するように打ち込むことに
より、基布41に絡みついて一体化される。そして、初
層のバット33がニードリングされたら、第2層目のバ
ット33が積重ねられて、上記と同様に針打ち機49に
より針を打ち込み、以下、例えば第4乃至7層目の最終
層まで繰り返し、基布41にバット33をニードリング
する作業が行われて、ニードルフェルト71が製造され
る。
【0037】上記したようなニードリング作業に於て
は、針打ち機49による針打ち深さ及び針打ち密度と基
布41の送り速度とを、周回数及びバット33の各層ご
とに最適値に設定する必要がある。本発明では、センサ
ブロック53を通過する被検出体55を磁気センサ63
により検出することができ、自動的に周回を検知するこ
とができる。その検出信号がニードルマシン計測制御装
置39に送られ、針打ち機49及び駆動ロール43の各
駆動手段と、ブレーキロール46の制動手段とが周回毎
に対応する設定値に自動的に制御される。
【0038】図21には、フェルト厚さ計測装置72及
びフェルトの通気度計測装置73の設置状態が示されて
おり、各計測装置72、73が、前記したニードルマシ
ン計測制御装置39と電気的に接続されており、運転制
御及び計測値の監視が行われるようになっている。フェ
ルト厚さ計測装置72は、基布41にバット33を一体
化してなるニードルフェルト71の厚さを自動的に計測
するものであるが、図22及び図23に示されているよ
うに、デリベリロール47の中間部にセンサ端としての
タッチローラ74が弾発的に接触しつつ回転するように
されている。即ち、ニードルマシン7の固定支持梁75
に固設されたブラケット76にフェルト厚さ計測装置7
2の支持板77が設けられている。
【0039】その支持板77には、タッチローラ74を
支持する可動板78が図に於ける状態にてデリベリロー
ル47に向けて接離自在に支持され、かつタッチローラ
74をデリベリロール47に弾発的に圧接させるべく圧
力調節スプリング79により付勢されている。支持板7
7と可動板78とが互いに対峙しており、支持板77に
固設されたレーザ変位センサ80により可動板78の変
位を計測することにより、ニードルフェルト71の厚さ
を計測するようにされている。尚、支持板77が、ブラ
ケット76に対して回動自在に支持されており、図23
の矢印により示されるように、タッチローラ74をデリ
ベリロール47に圧接させた状態と跳ね上げて離脱させ
た状態との2箇所位置でそれぞれ保持可能にされている
と共に、支持板77を手動にてまたは図示されないアク
チュエータにより自動的に移動し得るようになってい
る。
【0040】フェルト通気度計測装置73はニードルフ
ェルト71の通気度を自動的に計測するものであるが図
21及び図24に示されているように、デリベリロール
47及びガイドロール48間のニードルフェルト71の
裏面側に吸い込みヘッド81の開口部が臨むようにされ
ており、この吸い込みヘッド81は、ニードルマシン本
体42に固設された駆動シリンダ82によりニードルフ
ェルト71の裏面に接離する向きに移動可能に支持され
ている。吸い込みヘッド81には吸い込み管83を介し
て吸い込みファン84が接続されていると共に、吸い込
み管83の吸い込みヘッド81近傍には負圧センサ85
が取り付けられている。従って、駆動シリンダ82を適
宜駆動して、吸い込みヘッド81をニードルフェルト7
1に接触させつつ吸い込みファン84を回転させて吸引
することにより、負圧センサ85の出力により通気度を
計測することができる。
【0041】これらフェルト通気度計測装置73及びフ
ェルト厚さ計測装置72による各計測結果に基づいて、
例えば針打ち回数を調整して所定の通気度となるように
ニードルマシン7を制御したり、ブレスト回転数を調整
して所定の厚さとなるように各カードマシン2、4を制
御したりすることができる。尚、いずれか一方の計測結
果を用いるものであっても良い。
【0042】図25は、前記したニードルフェルト製造
システムの制御手段の一実施例を示すブロック図であ
る。本制御系に於ては、生産管理本部86、工場の生産
管理部87、工場の現場事務所88、前記したニードル
フェルト製造システムの各機器からなる装置群89に大
別されており、生産管理部87、現場事務所88、装置
群89は、複数設けられていても良い。
【0043】生産管理本部86に設置されたホストコン
ピュータHCが、日次、週次、月次の各生産計画データ
や設計指図データなどを含む所要のデータファイルを有
し、かつそのホストコンピュータHCから、生産管理部
87に設置されたFAコンピュータPCaに生産指示が
与えられる。FAコンピュータPCaには、データ設定
及び入出力の運転状況表示のためのコンソールCRT1
とハードコピー用プリンタP1とが接続されている。
【0044】生産管理部87にはスケジュール表示用コ
ンピュータPCbとニードル工程監視用ディスプレイC
RT2とが設けられており、コンピュータPCbにはプ
リンタP2が接続されていると共に、ディスプレイCR
T2と並列にプリンタP3が接続されるようになってい
る。現場事務所88には、現場書類管理用コンピュータ
PCcとスケジュール表示用コンピュータPCdとニー
ドル工程監視用ディスプレイCRT3とが設けられてお
り、コンピュータPCdにはプリンタP4が接続されて
いると共に、ディスプレイCRT3と並列にプリンタP
5が接続されるようになっている。
【0045】装置群89に於ては、各装置毎にデータ入
力用/現場監視用コンピュータPC1とプログラマブル
コントローラPLC1とが設けらており、プログラマブ
ルコントローラPLC1に前記したカードマシン2、4
及びラッパー6からなる装置CM1と前記したニードル
マシン7からなる装置NM1とが接続されている。尚、
上記構成を1組として例えば15組が並設されている。
また、各プログラマブルコントローラPLC16、PL
C17をそれぞれ介して接続されたニードルフェルト製
造時に於ける空付き専用の2台のニードルマシンKM
1、KM2と、それぞれに対応するデータ入力用/現場
監視用コンピュータPC16、PC17とが並設されて
いる。
【0046】上記した各コンピュータなどにより、図に
示されるようにローカルエリアネットワーク(LAN)
が構成されており、それぞれ互いにデータの授受が可能
にされている。ホストコンピュータHCからニードルフ
ェルト製造に必要なデータがFAコンピュータPCaに
ロードされると、FAコンピュータPCaが、上記デー
タをファイル受信し、ホストコンピュータHCに含まれ
ていないデータ及び各装置の運転データを付加して、各
プログラマブルコントローラPLC1〜PLC17を介
して各装置にダウンロードする。このデータ通信後に
は、各装置は、ホストコンピュータHC及び各コンピュ
ータPCa〜PCdとのネットワークとは切り離され
て、独立して作動し、各コンピュータPC1〜PC17
からのデータに基づいて、各プログラマブルコントロー
ラPLC1〜PLC17を介して運転制御される。
【0047】各コンピュータPC1〜PC17には、各
プログラマブルコントローラPLC1〜PLC17を介
して、各装置及び各マシンに設けられた前記した各セン
サ及び各計測器からのデータが入力されることから、ウ
ェブ原料から製品としてのニードルフェルトが製造され
るまでを常時監視することができ、各入力データに基づ
いて適宜各装置及び各マシンの運転制御量を自動的に調
整することができ、均一な品質のニードルフェルトを自
動運転にて好適に製造することができる。また、各装置
及び各マシンは、前記自動運転から適宜個別に手動運転
への切替えを行うことができるようになっている。
【0048】
【発明の効果】このように本発明によれば、カードマシ
ンで製造され次工程へ送られるニードルフェルト用ウェ
ブの目付量を連続監視すると共にウェブのコンベア間の
張り過ぎを検出して、その監視結果に基づいてカードマ
シンの運転制御量を適宜調整することから、ニードルフ
ェルト用ウェブの製造のためのカードマシンの自動運転
化を実現することができ、人手作業による運転操作の煩
雑さを排除することができると共に、個人差による影響
を受けることのない均一な品質のニードルフェルト用ウ
ェブを製造し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたニードルフェルト製造装置
の全体を示す配置図である。
【図2】ウェブ原料貯蔵量検出センサの設置状態を示す
要部斜視図である。
【図3】途中切れ検出センサの設置状態を示す要部斜視
図である。
【図4】ウェブ振り幅検出センサの設置状態を示す要部
斜視図である。
【図5】ウェブ振り幅の検出要領を示す説明図である。
【図6】ウェブ耳吸い装置を示す要部斜視図である。
【図7】ランナウトコンベアの模式的側面図である。
【図8】ウェブ重量の計量器及びウェブ張り過ぎ検出セ
ンサの設置状態を示す要部斜視図である。
【図9】図8のIX線から見た部分断面図である
【図10】ウェブ張り過ぎ検出センサの設置状態を示す
要部斜視図である。
【図11】図10のXI線から見た部分断面図である。
【図12】ウェブ幅計測器を示す要部斜視図である。
【図13】図12のXIII線に沿う方向から見たウェブ
幅計測器を示す要部拡大図である。
【図14】図13のXIV−XIV線に沿って見た断面図で
ある。
【図15】バットカッタを示す要部斜視図である。
【図16】ニードルマシンの全体を示す概略図である。
【図17】図16のXVII−XVII線について見た側面図
である。
【図18】基布に取り付けられ被検出体を示す斜視図で
ある。
【図19】図16のXIX−XIX線から見たセンサブロッ
クの拡大正面図である。
【図20】図19のXX−XX線から見た側面図であ
る。
【図21】フェルト厚さ計測装置及びフェルト通気度計
測装置の設置状態を示す要部斜視図である。
【図22】図21のXXII線から見た部分拡大図であ
る。
【図23】図22のXXIII−XXIII線から見た側面図
である。
【図24】フェルト通気度計測装置を示す要部斜視図で
ある。
【図25】本発明が適用された制御系の全体を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1a 第1ホッパ、1b 第2ホッパ、2 第1カード
マシン、2a ドッファ3 中間給毛機、4 第2カー
ドマシン、4a ドッファ 5 ランナウトコンベア、5a 水平送りコンベア、5
b 斜め送りコンベア 6 ラッパー、7 ニードルマシン、8 貯蔵量検出セ
ンサ、9 ウェブ原料 11 ウェブ、12 コンベア装置、13 ブラケット 14a〜14c 途中切れ検出センサ 15 ウェブ振り幅検出センサ、15a・15b 光電
センサ 16 送り出しローラ、17 フィードローラ、18
耳吸い装置 19 ノズル、20 吸い込みファン、21 負圧セン
サ、22 計量装置 23 受け板、24 計量器、25a・25b ウェブ
張り過ぎ検出センサ 26 チンロール、27 フロアコンベア、28 上部
ロール 29 防風用アングル、30 対向ローラ、31 ウェ
ブ幅計測器 32 絡み防止板、33 バット、34 バットカッ
タ、34a 鋏 35 切除不良検出センサ、36 操作盤、37 監視
盤 38 ブレスト回転数計測調整装置、39 ニードルマ
シン計測制御装置 41 基布、42 ニードルマシン本体、43 駆動ロ
ール 44 タッチロール、45 ガイドロール、46 ブレ
ーキロール 47 デリベリロール、48 ガイドロール、49 針
打ち機、50 針盤 51 ストリッパ、52 ベッドプレート、53 セン
サブロック 54 ガイドレール、55 被検出体、56 シート状
ベース 57 繊維状磁性体、58 支持板、59 取付けブロ
ック 60 ラックギヤ、61 センサ取付板、62 スライ
ダ、63 磁気センサ 64 磁気センサ、65 光電センサ、66 モータユ
ニット、67 モータ 68 ピニオンギヤ、69 回転スリット盤、70 回
転センサ 71 ニードルフェルト、72 フェルト厚さ計測装置 73 フェルト通気度計測装置、74 タッチローラ、
75 支持梁 76 ブラケット、77 支持板、78 可動板、79
圧力調整スプリング 80 レーザ変位センサ、81 吸い込みヘッド、82
駆動シリンダ 83 吸い込み管、84 吸い込みファン、85 負圧
センサ 86 生産管理本部、87 生産管理部、88 現場事
務所、89 装置群
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 靖 東京都葛飾区西新小岩5の5の17 (56)参考文献 特開 昭57−154448(JP,A) 特公 昭46−3300(JP,B1) 特公 昭48−22133(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D01G 15/36 D01G 25/00 D04H 17/00 D04H 18/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ニードルフェルト用ウェブを製造する
    カードマシンにより当該製造されたウェブを次工程へ自
    動的に送るべく、 前記次工程へ送られる前記ウェブの目付量を連続的に計
    測するべくコンベア間に設けられた計量手段と、前記ウ
    ェブの前記コンベア間の張り過ぎを検出するための張り
    強さ検出センサとを有し、 前記張り強さ検出センサにより前記張り過ぎを検出した
    場合には前記張り過ぎを防止するように 前記カードマシ
    ンの運転制御量を調整するための制御手段とを有するこ
    とを特徴とするカードマシンの制御装置。
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