JPH03193206A - タンデム圧延機の板クラウン制御装置 - Google Patents
タンデム圧延機の板クラウン制御装置Info
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- JPH03193206A JPH03193206A JP1335291A JP33529189A JPH03193206A JP H03193206 A JPH03193206 A JP H03193206A JP 1335291 A JP1335291 A JP 1335291A JP 33529189 A JP33529189 A JP 33529189A JP H03193206 A JPH03193206 A JP H03193206A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B37/00—Control devices or methods specially adapted for metal-rolling mills or the work produced thereby
- B21B37/28—Control of flatness or profile during rolling of strip, sheets or plates
- B21B37/38—Control of flatness or profile during rolling of strip, sheets or plates using roll bending
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Control Of Metal Rolling (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
（産業上の利用分野）
本発明は、圧延材を複数台の圧延スタンドに順次通して
連続圧延するタンデム圧延機の板クラウン制御装置に関
するものである。
連続圧延するタンデム圧延機の板クラウン制御装置に関
するものである。
（従来の技術）
タンデム圧延機の出側板クラウンの制御技術については
、例えば、辻ほか「熱間圧延における高精度板厚・クラ
ウン制御技術の開発」（「鉄と鋼」第７４年（１９８８
）第３号第７７〜８４ページ）に記載されているものが
知られている。この文献中の第８１ページ「３．２
クラウン形状制御杖術」の項に述べられているように、
従来の板クラウンの制御は、「圧延に先立ってあらかじ
めロールクロス角、ロールベンダー力を設定する初期設
定機能と、圧延中にロールベンダーのみを操作するダイ
ナミック制御機能により構成された」クラウン形状制御
システムによって実施されている。
、例えば、辻ほか「熱間圧延における高精度板厚・クラ
ウン制御技術の開発」（「鉄と鋼」第７４年（１９８８
）第３号第７７〜８４ページ）に記載されているものが
知られている。この文献中の第８１ページ「３．２
クラウン形状制御杖術」の項に述べられているように、
従来の板クラウンの制御は、「圧延に先立ってあらかじ
めロールクロス角、ロールベンダー力を設定する初期設
定機能と、圧延中にロールベンダーのみを操作するダイ
ナミック制御機能により構成された」クラウン形状制御
システムによって実施されている。
第３図に示すように板の中央部の圧さをｈｅ。
端縁部の圧さをｈｅとすれば、板クラウンｃｈおよび比
率板クラウンＣは一般に Ｃｈ−ｈ ｃ−ｈ ｅ −（１）で表わさ
れる。
率板クラウンＣは一般に Ｃｈ−ｈ ｃ−ｈ ｅ −（１）で表わさ
れる。
第４図は通常の４段圧延機におけるワークロールベンダ
ーの力の関係を示したものである。内側に配置した一対
のワークロール２の両外側にバックアップロール３を配
置し、圧延材１を、ワークロール２の間を通すことによ
って圧延を行う。ここでワークロール２のワークロール
チョック部にかけられた力ＰＢがベンダー圧力である。
ーの力の関係を示したものである。内側に配置した一対
のワークロール２の両外側にバックアップロール３を配
置し、圧延材１を、ワークロール２の間を通すことによ
って圧延を行う。ここでワークロール２のワークロール
チョック部にかけられた力ＰＢがベンダー圧力である。
タンデム圧延機において板クラウン制御を行う場合に重
要なことは、最終スタンドのみならず各スタンド出側の
板平坦度を悪化させることなく板クラウンを修正するこ
とである。板平坦度は品質管理上非常に重要な要素であ
るとともに、各スタンド出側の平坦度の悪化は板破断な
どの事故につながるおそれがあり、板平坦度の悪化を招
いてまでも板クラウンの修正を行うことはできないから
である。
要なことは、最終スタンドのみならず各スタンド出側の
板平坦度を悪化させることなく板クラウンを修正するこ
とである。板平坦度は品質管理上非常に重要な要素であ
るとともに、各スタンド出側の平坦度の悪化は板破断な
どの事故につながるおそれがあり、板平坦度の悪化を招
いてまでも板クラウンの修正を行うことはできないから
である。
（発明が解決しようとする課題）
上述した従来のクラウン制御技術においては、タンデム
圧延機において、どのスタンドをどのように制御して板
クラウンの制御を遂行するのかが明確でなく、また、板
クラウン制御に伴う板平坦度の取扱いも明確でなかった
。
圧延機において、どのスタンドをどのように制御して板
クラウンの制御を遂行するのかが明確でなく、また、板
クラウン制御に伴う板平坦度の取扱いも明確でなかった
。
本発明は、板平坦度不良を伴うことなく、板クラウンを
所望の値に制御することの可能な、タンデム圧延機の板
クラウン制御装置を提供することを目的とする。
所望の値に制御することの可能な、タンデム圧延機の板
クラウン制御装置を提供することを目的とする。
（課題を解決するための手段）
本発明のタンデム圧延機の板クラウン制御装置は、タン
デムに配置された複数の圧延スタンドと、各圧延スタン
ドに付加されるベンダー圧力を制御するベンダー圧力制
御手段とを備えているタンデム圧延機において、複数の
圧延スタンドのうち最終圧延スタンドの出側の圧延材の
比率板クラウンを検出する比率板クラウン検出手段と、
この比率板クラウン検出手段によって検出された比較値
と比率板クラウンの設定値との偏差に基づいて各圧延ス
タンド出側の板平坦度を悪化させない各圧延スタンドの
ベンダー圧力の修正量を演算するベンダー圧力修正量演
算手段と、各スタンドの演算されたベンダー圧力の修正
量に基づいてベンダー圧力制御手段を操作する操作量を
各スタンドでの制御タイミングを考慮して演算する操作
量演算手段とを備え、ベンダー圧力制御手段は前記演算
された操作量に基づいて各圧延スタンドに付加されるベ
ンダー圧力を制御することを特徴とする。
デムに配置された複数の圧延スタンドと、各圧延スタン
ドに付加されるベンダー圧力を制御するベンダー圧力制
御手段とを備えているタンデム圧延機において、複数の
圧延スタンドのうち最終圧延スタンドの出側の圧延材の
比率板クラウンを検出する比率板クラウン検出手段と、
この比率板クラウン検出手段によって検出された比較値
と比率板クラウンの設定値との偏差に基づいて各圧延ス
タンド出側の板平坦度を悪化させない各圧延スタンドの
ベンダー圧力の修正量を演算するベンダー圧力修正量演
算手段と、各スタンドの演算されたベンダー圧力の修正
量に基づいてベンダー圧力制御手段を操作する操作量を
各スタンドでの制御タイミングを考慮して演算する操作
量演算手段とを備え、ベンダー圧力制御手段は前記演算
された操作量に基づいて各圧延スタンドに付加されるベ
ンダー圧力を制御することを特徴とする。
（作 用）
このように構成された本発明のタンデム圧延機の板クラ
ウン制御装置によれば、最終圧延スタンド出側の圧延材
の比率板クラウンが比率板クラウン検出手段によって検
出される。そして、比率板クラウンの検出値と設定値と
の偏差に基づいて各圧延スタンド出側の板平坦度を悪化
させないような各圧延スタンドのベンダー圧力の修正量
がベンダー圧力修正量演算手段によって演算される。こ
の演算されたベンダー圧力の修正量に基づいてベンダー
圧力制御手段を操作する操作量が操作量演算手段によっ
て各スタンドでの制御タイミングを考慮して演算される
。そしてこの演算された操作量に基づいて各圧延スタン
ドに付加されるベンダー圧力がベンダー圧力制御手段に
よって制御される。これにより、板平坦度不良を伴うこ
となく、板クラウンを所望の値に制御することができる
。
ウン制御装置によれば、最終圧延スタンド出側の圧延材
の比率板クラウンが比率板クラウン検出手段によって検
出される。そして、比率板クラウンの検出値と設定値と
の偏差に基づいて各圧延スタンド出側の板平坦度を悪化
させないような各圧延スタンドのベンダー圧力の修正量
がベンダー圧力修正量演算手段によって演算される。こ
の演算されたベンダー圧力の修正量に基づいてベンダー
圧力制御手段を操作する操作量が操作量演算手段によっ
て各スタンドでの制御タイミングを考慮して演算される
。そしてこの演算された操作量に基づいて各圧延スタン
ドに付加されるベンダー圧力がベンダー圧力制御手段に
よって制御される。これにより、板平坦度不良を伴うこ
となく、板クラウンを所望の値に制御することができる
。
（実施例）
第１図に本発明による板クラウン制御装置の一実施例の
構成を示す。この実施例の板クラウン制御装置１０は、
タンデムに配置された４台の圧延スタンド＃１．・・・
＃４を有しているタンデム圧延機に用いられ、クラウン
メータ４と、比較機５と、ベンダー圧力演算装置６１，
６２．６３と、遅延装置７２．７３と、操作量演算装置
８１，８２゜８３とを備えている。
構成を示す。この実施例の板クラウン制御装置１０は、
タンデムに配置された４台の圧延スタンド＃１．・・・
＃４を有しているタンデム圧延機に用いられ、クラウン
メータ４と、比較機５と、ベンダー圧力演算装置６１，
６２．６３と、遅延装置７２．７３と、操作量演算装置
８１，８２゜８３とを備えている。
上記圧延機においては、各圧延スタンドは一対のワーク
ロール２及びバックアップロール３を有しており、各圧
延スタンドのワークロール２の間を圧延材１が通過する
毎に厚さが減じられて最終段の圧延機、すなわち圧延ス
タンド＃４の出側より最終圧延製品が取り出されるよう
になっている。
ロール２及びバックアップロール３を有しており、各圧
延スタンドのワークロール２の間を圧延材１が通過する
毎に厚さが減じられて最終段の圧延機、すなわち圧延ス
タンド＃４の出側より最終圧延製品が取り出されるよう
になっている。
なお、最終段の圧延スタンド＃４を除いた圧延スタンド
＃１．＃２．＃３のそれぞれのワークロール２に付加さ
れるベンダー圧力ＰＢはベンダー圧力制御装置９１．９
２．９３によってそれぞれ制御される。
＃１．＃２．＃３のそれぞれのワークロール２に付加さ
れるベンダー圧力ＰＢはベンダー圧力制御装置９１．９
２．９３によってそれぞれ制御される。
クラウンメータ４は圧延スタンド＃４の出側の圧延材１
の比率板クラウンＣＡＣＴを検出する。
の比率板クラウンＣＡＣＴを検出する。
比較器５はクラウンメータ４の検出値ＣＡ０Ｔと図示し
ない設定器によって設定された比率板クラウンの目標値
ＣＲＥＰとを比較し、その偏差へ〇４ （−ＣＲＥＰｔ ＣＡＣＴ、を演算する。ベンダー圧
力演算装置６１．６２及び６３は偏差ΔＣ４が零となる
ような圧延スタンド＃１． ＃２．及び＃３に付加す
るベンダー圧力の修正量△ＰＢ□、ΔＰＢ□。
ない設定器によって設定された比率板クラウンの目標値
ＣＲＥＰとを比較し、その偏差へ〇４ （−ＣＲＥＰｔ ＣＡＣＴ、を演算する。ベンダー圧
力演算装置６１．６２及び６３は偏差ΔＣ４が零となる
ような圧延スタンド＃１． ＃２．及び＃３に付加す
るベンダー圧力の修正量△ＰＢ□、ΔＰＢ□。
及び△ＰＢ３を各々演算する。遅延装置７２及び７３は
演算されたベンダー圧力の修正量ΔＰＢ２’及びΔＰＢ
３を、圧延スタンド＃２及び＃３までの圧延材の移動時
間を考慮して各圧延機での制御位置が同一の位置となる
ようにタイミンクをずらして操作量演算装置８２及び８
３に送出する。
演算されたベンダー圧力の修正量ΔＰＢ２’及びΔＰＢ
３を、圧延スタンド＃２及び＃３までの圧延材の移動時
間を考慮して各圧延機での制御位置が同一の位置となる
ようにタイミンクをずらして操作量演算装置８２及び８
３に送出する。
操作量演算装置８１はベンダー圧力演算装置６１によっ
て演算されたベンダー圧力の修正量ΔＰＢ１に基づいて
ベンター制御装置９１を操作する操作量を演算する。操
作量演算装置８２及び８３は演算されたベンダー圧力の
修正量ΔＰＢ２及びΔＰＢ３に基づいてベンダー制御装
置９２及び９３を操作する操作量を演算する。
て演算されたベンダー圧力の修正量ΔＰＢ１に基づいて
ベンター制御装置９１を操作する操作量を演算する。操
作量演算装置８２及び８３は演算されたベンダー圧力の
修正量ΔＰＢ２及びΔＰＢ３に基づいてベンダー制御装
置９２及び９３を操作する操作量を演算する。
ベンダー圧力制御装置９１，９２．及び９３は、操作量
演算装置８１．８２および８３の出力に基づいて各々圧
延スタンド＃１． ＃２．及び＃３のワークロールに付
加するベンダー圧力を制御する。
演算装置８１．８２および８３の出力に基づいて各々圧
延スタンド＃１． ＃２．及び＃３のワークロールに付
加するベンダー圧力を制御する。
次に、上記実施例の動作を説明する。まず、圧延材１が
＃４スタンド出側にあるクラウンメータ４に到達すると
、クラウンメータ４によって比率板クラウンが検出され
る。そしてこの検出値ＣＴ Ｃと目標の比率板板クラウンＣＲＥＰとの偏差４ ΔＣ４が比較器５にて演算される。
＃４スタンド出側にあるクラウンメータ４に到達すると
、クラウンメータ４によって比率板クラウンが検出され
る。そしてこの検出値ＣＴ Ｃと目標の比率板板クラウンＣＲＥＰとの偏差４ ΔＣ４が比較器５にて演算される。
次に、この偏差ΔＣ４は各スタンドのベンダー圧力演算
装置６１〜６３に送出される。
装置６１〜６３に送出される。
ベンダー圧力演算装置６１〜６３は、比較器５によって
演算される比率板クラウンの偏差△Ｃ４を打ち消すよう
なベンダー圧力の修正量を演算する。ベンダー圧力の修
正量は、以下の（３）。
演算される比率板クラウンの偏差△Ｃ４を打ち消すよう
なベンダー圧力の修正量を演算する。ベンダー圧力の修
正量は、以下の（３）。
（４）、及び（５）式により演算される。
ΔＰ８、−（ｑ）・ΔＣ
（３）
ここで
ΔＰＢ１：＃１スタンドのベンダー圧力の修正量ΔＰ
Ｂ２ ： ｓ ２スタンドのベンダー圧力の修正量ΔＰ
Ｂ３：＃３スタンドのベンダー圧カの修正量αＢｔ：＃
１スタンドのベンダー圧力影響係数αＢ２：＃２スタン
ドのベンダー圧力影響係数αＢ３：＃３スタンドのベン
ダー圧力影響係数α１１２ ’ ” ２スタンドの入側
比率板クラウン影響係数 αＨ３：＃３スタンドの入側比率板クラウン影響係数 ΔＣ４：比率板クラウン偏差 である。
Ｂ２ ： ｓ ２スタンドのベンダー圧力の修正量ΔＰ
Ｂ３：＃３スタンドのベンダー圧カの修正量αＢｔ：＃
１スタンドのベンダー圧力影響係数αＢ２：＃２スタン
ドのベンダー圧力影響係数αＢ３：＃３スタンドのベン
ダー圧力影響係数α１１２ ’ ” ２スタンドの入側
比率板クラウン影響係数 αＨ３：＃３スタンドの入側比率板クラウン影響係数 ΔＣ４：比率板クラウン偏差 である。
これらのベンダー圧力の修正量ΔＰＢｌ’ΔＰＢ２’Δ
ＰＢ３を求める式の導き方を以下に示す。
ＰＢ３を求める式の導き方を以下に示す。
まず、各スタンド出側の比率板クラウンＣ１は各スタン
ドの圧延荷重、ワークロールクラウン、ベンダー圧力、
入り側の比率板クラウンによって次式にて表わされる。
ドの圧延荷重、ワークロールクラウン、ベンダー圧力、
入り側の比率板クラウンによって次式にて表わされる。
Ｃｉ ″ａＰｉ” Ｐｌ ＋ａＲ１” Ｒ１＋ａＢｉ”
ＰＢｉ＋αＨ１” Ｃ１−１・・・・・・・・・（６
）ここで、 ｉ ： １０ ＣＲｉ’ ＰＢｉ’ １−１ ａＢｌ’ ａ！？１’ ａＢｌ’ ａｌ１１’ である。
ＰＢｉ＋αＨ１” Ｃ１−１・・・・・・・・・（６
）ここで、 ｉ ： １０ ＣＲｉ’ ＰＢｉ’ １−１ ａＢｌ’ ａ！？１’ ａＢｌ’ ａｌ１１’ である。
スタンド番号
！スタンドの圧延荷重
ｉスタンドのワークロールクラウン
ｉスタンドのベンダー圧カ
ニｉスタンド入側の比率板クラウン
圧延荷重影響係数
ロールクラウン影響係数
ベンダー圧力影響係数
板クラウン影響係数
次に、（６）式に示す比率板クラウンＣ１の変化量は（
７）式によって表わされる。
７）式によって表わされる。
ΔＣｆ””ＰＩ”ΔＰ １＋ （ｌ Ｒｔ ”△ＣＲ１
＋ａＢｉ’ΔＰＢｌ＋ａＨ１”八Ｃ１−１（７） （７）式に示すΔＰ 、ΔＣＲ１は板クラウン制御 御の外乱であるが、板クラウン制御はこの△Ｐ１、△Ｃ
Ｒ１による板クラウン変化量も含めてベンダー圧力を制
御するものであるから、ベンダー圧力と板クラウンの関
係は以下の（８）式で表わすことができる。
＋ａＢｉ’ΔＰＢｌ＋ａＨ１”八Ｃ１−１（７） （７）式に示すΔＰ 、ΔＣＲ１は板クラウン制御 御の外乱であるが、板クラウン制御はこの△Ｐ１、△Ｃ
Ｒ１による板クラウン変化量も含めてベンダー圧力を制
御するものであるから、ベンダー圧力と板クラウンの関
係は以下の（８）式で表わすことができる。
△Ｃ１”＝ａＢ１”△ＰＢｌ＋ａ＋１１”△Ｃ１−１・
・・・・・・・・（８） 各スタンド出側の比率板クラウン修正量へ〇１〜△Ｃ４
は ΔＣ１″″ａＢビΔＰＢ１ ΔＣ−α φΔＰ ＋α ・ΔＣ（９）２ ８２
Ｂ２ Ｂ２ １Δｃ３−αＨ３°
ΔＰＢ３＋αＨ３’ΔＣ２△Ｃ４−αＨ４’△Ｃ３ で表わされる。
・・・・・・・・（８） 各スタンド出側の比率板クラウン修正量へ〇１〜△Ｃ４
は ΔＣ１″″ａＢビΔＰＢ１ ΔＣ−α φΔＰ ＋α ・ΔＣ（９）２ ８２
Ｂ２ Ｂ２ １Δｃ３−αＨ３°
ΔＰＢ３＋αＨ３’ΔＣ２△Ｃ４−αＨ４’△Ｃ３ で表わされる。
平坦度に影響を与えない条件は、スタンドの人出側比率
板クラウン変化量を一定にするようにベンダー圧力を操
作すればよい。
板クラウン変化量を一定にするようにベンダー圧力を操
作すればよい。
すなわち、
ΔＣ１−△Ｃ４
ΔＣ２−△Ｃ４・・・・・・・・・（１０）△Ｃ３−△
Ｃ４ と制御すれば各スタンド出側平坦度は悪化しない。
Ｃ４ と制御すれば各スタンド出側平坦度は悪化しない。
この（９）及び（１０）式から上記（３）、（４）およ
び（５）式が導出される。
び（５）式が導出される。
ベンダー圧力の修正量演算に用いる影響係数αＢ１、α
Ｂ２、αＨ３、αＨ２、αＨ３は、実験又は理論式（日
本鉄鋼協会、「板圧延の理論と実際」、特別報告書Ｎｏ
３６参照）より求められる係数である。
Ｂ２、αＨ３、αＨ２、αＨ３は、実験又は理論式（日
本鉄鋼協会、「板圧延の理論と実際」、特別報告書Ｎｏ
３６参照）より求められる係数である。
上述のようにしてベンダー圧力演算装置６１において演
算されたベンダー圧力の修正量ΔＰＢ１は操作量演算装
置８１に直接に送出され、ベンダー圧力演算装置６２．
６３において各々演算されたベンダー圧力の修正量ΔＰ
Ｂ２、ΔＰＢ３は遅延装置７２．７３を介して操作量演
算装置８２．８３に送出され、各々ベンダー圧力制御装
置９１．９２゜９３を介して圧延スタンド＃１．＃２．
＃３を操作する操作量が演算される。
算されたベンダー圧力の修正量ΔＰＢ１は操作量演算装
置８１に直接に送出され、ベンダー圧力演算装置６２．
６３において各々演算されたベンダー圧力の修正量ΔＰ
Ｂ２、ΔＰＢ３は遅延装置７２．７３を介して操作量演
算装置８２．８３に送出され、各々ベンダー圧力制御装
置９１．９２゜９３を介して圧延スタンド＃１．＃２．
＃３を操作する操作量が演算される。
この演算された各操作量に基づいてベンダー圧力制御装
置９１，９２．９３によって圧延スタンド＃１．＃２．
＃３に付加されるベンダー圧力が制御される。これによ
り、板平坦度不良を伴うことなく、板クラウンを所望の
値に制御することができる。
置９１，９２．９３によって圧延スタンド＃１．＃２．
＃３に付加されるベンダー圧力が制御される。これによ
り、板平坦度不良を伴うことなく、板クラウンを所望の
値に制御することができる。
上記実施例の板クラウン制御装置を伝達関数で表わした
ブロック図を第２図に示す。
ブロック図を第２図に示す。
第２図は、第１図に示すクラウンメータ４を一タンドの
ベンダー圧力演算装置６２を係数延装置７２をデレー（
ｅ−Ｔ１°８）、＃３スタンドの遅延１ｆｉｆｆｉ７３
ヲテレ−（ｅ−Ｔ２ °”）、＃１スタンドの操作量演
算装置８１をＰＩ制御系にてスタンドの操作量演算装置
８３をＰＩ制御系にてはラプラス演算素子である。
ベンダー圧力演算装置６２を係数延装置７２をデレー（
ｅ−Ｔ１°８）、＃３スタンドの遅延１ｆｉｆｆｉ７３
ヲテレ−（ｅ−Ｔ２ °”）、＃１スタンドの操作量演
算装置８１をＰＩ制御系にてスタンドの操作量演算装置
８３をＰＩ制御系にてはラプラス演算素子である。
本実施例の板クラウン制御は、第２図に示すように比較
器５にて演算された板クラウン偏差ΔＰＢｌ’ΔＰＢ２
’ΔＰＢ３を求め、次に、＃１スタンドのΔＰＢ１はデ
レーなしでＰＩ制御系８１に入力し、＃２スタンドのΔ
ＰＢ２は、＃１．＃２スタンド間の材料移動時間Ｔ１だ
けデレーした後にＰＩ制御系８２に入力し、＃３スタン
ドのΔＰＢ３は＃１． ＃３スタンド間の材料移動時
間Ｔ２だけデレーした後にＰＩ制御系８３に入力するこ
とにより、各スタンドのベンダー圧力変更点を同じにし
てベンダー圧力を変更するフィードバック制御によって
板クラウンを目標値ＣＲＥＰに制御する。
器５にて演算された板クラウン偏差ΔＰＢｌ’ΔＰＢ２
’ΔＰＢ３を求め、次に、＃１スタンドのΔＰＢ１はデ
レーなしでＰＩ制御系８１に入力し、＃２スタンドのΔ
ＰＢ２は、＃１．＃２スタンド間の材料移動時間Ｔ１だ
けデレーした後にＰＩ制御系８２に入力し、＃３スタン
ドのΔＰＢ３は＃１． ＃３スタンド間の材料移動時
間Ｔ２だけデレーした後にＰＩ制御系８３に入力するこ
とにより、各スタンドのベンダー圧力変更点を同じにし
てベンダー圧力を変更するフィードバック制御によって
板クラウンを目標値ＣＲＥＰに制御する。
上記板クラウン制御装置の一連の動作はクラウンメータ
より検出される比率板クラウンＣＡＣＴが、ＦＰ 目標の比率板クラウンＣ４と等しくなるまで繰り返し行
われる。
より検出される比率板クラウンＣＡＣＴが、ＦＰ 目標の比率板クラウンＣ４と等しくなるまで繰り返し行
われる。
以上の実施例においては、ベンダー圧力演算装置及び遅
延装置を各スタンド毎に設けているが、１つの演算器で
ペングー圧力修正量を演算し、その出力を圧延材の移動
に同期させて、各スタンドに対して供給させるようにし
ても良い。
延装置を各スタンド毎に設けているが、１つの演算器で
ペングー圧力修正量を演算し、その出力を圧延材の移動
に同期させて、各スタンドに対して供給させるようにし
ても良い。
なお、上記実施例では圧延スタンドの台数が４の場合に
ついて説明したが本発明はこれに限定されるものではな
い。
ついて説明したが本発明はこれに限定されるものではな
い。
以上述べたように本発明によれば板平坦度不良を伴うこ
となく、板クラウンを所望の値に制御することができる
。
となく、板クラウンを所望の値に制御することができる
。
第１図は本発明によるタンデム圧延機の板クラウン制御
装置の一実施例を示すブロック図、第２図は第１図に示
す板クラウン制御装置を伝達関数で表わしたときのブロ
ック線図、第３図は板クラウンを説明する説明図、第４
図はベンダー圧力を説明する説明図である。 １・・・圧延材、２・・・ワークロール、３・・・バッ
クアップロール、４・・・クラウンメータ、５・・・比
率器、１０・・・板クラウン制御装置、６１，６２゜６
３・・・ベンダー圧力演算装置、７２．７３・・・遅延
装置、８１．８２．８３・・・操作量演算装置、９１．
９２．９３・・・ベンダー圧力制御装置。
装置の一実施例を示すブロック図、第２図は第１図に示
す板クラウン制御装置を伝達関数で表わしたときのブロ
ック線図、第３図は板クラウンを説明する説明図、第４
図はベンダー圧力を説明する説明図である。 １・・・圧延材、２・・・ワークロール、３・・・バッ
クアップロール、４・・・クラウンメータ、５・・・比
率器、１０・・・板クラウン制御装置、６１，６２゜６
３・・・ベンダー圧力演算装置、７２．７３・・・遅延
装置、８１．８２．８３・・・操作量演算装置、９１．
９２．９３・・・ベンダー圧力制御装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 タンデムに配置された複数の圧延スタンドと、各圧延ス
タンドに付加されるベンダー圧力を制御するベンダー圧
力制御手段とを備えているタンデム圧延機において、 前記複数の圧延スタンドのうち最終圧延スタンドの出側
の圧延材の比率板クラウンを検出する比率板クラウン検
出手段と、 この比率板クラウン検出手段によって検出された比較値
と比率板クラウンの設定値との偏差に基づいて各圧延ス
タンド出側の板平坦度を悪化させない各圧延スタンドの
ベンダー圧力の修正量を演算するベンダー圧力修正量演
算手段と、 各スタンドの演算されたベンダー圧力の修正量に基づい
て前記ベンダー圧力制御手段を操作する操作量を各スタ
ンドでの制御タイミングを考慮して演算する操作量演算
手段とを備え、 前記ベンダー圧力制御手段は前記演算された操作量に基
づいて各圧延スタンドに付加されるベンダー圧力を制御
することを特徴とするタンデム圧延機の板クラウン制御
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1335291A JPH03193206A (ja) | 1989-12-25 | 1989-12-25 | タンデム圧延機の板クラウン制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1335291A JPH03193206A (ja) | 1989-12-25 | 1989-12-25 | タンデム圧延機の板クラウン制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03193206A true JPH03193206A (ja) | 1991-08-23 |
Family
ID=18286879
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1335291A Pending JPH03193206A (ja) | 1989-12-25 | 1989-12-25 | タンデム圧延機の板クラウン制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03193206A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100417514B1 (ko) * | 1999-12-29 | 2004-02-05 | 주식회사 포스코 | 박슬래브 공정에서 바 크라운 제어방법 |
| KR100417515B1 (ko) * | 1999-12-29 | 2004-02-05 | 주식회사 포스코 | 미니밀 사상압연기 평탄도 제어방법 |
| KR100983734B1 (ko) * | 2007-09-14 | 2010-09-24 | 가부시키가이샤 히타치세이사쿠쇼 | 열간 탠덤 압연 밀의 크라운 형상 제어 장치 및 방법 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63123509A (ja) * | 1986-11-12 | 1988-05-27 | Toshiba Corp | 連続圧延機の板クラウン制御装置 |
-
1989
- 1989-12-25 JP JP1335291A patent/JPH03193206A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63123509A (ja) * | 1986-11-12 | 1988-05-27 | Toshiba Corp | 連続圧延機の板クラウン制御装置 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100417514B1 (ko) * | 1999-12-29 | 2004-02-05 | 주식회사 포스코 | 박슬래브 공정에서 바 크라운 제어방법 |
| KR100417515B1 (ko) * | 1999-12-29 | 2004-02-05 | 주식회사 포스코 | 미니밀 사상압연기 평탄도 제어방법 |
| KR100983734B1 (ko) * | 2007-09-14 | 2010-09-24 | 가부시키가이샤 히타치세이사쿠쇼 | 열간 탠덤 압연 밀의 크라운 형상 제어 장치 및 방법 |
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