JPH03193059A - 動静脈シャント部の血圧及び、血液粘度の連続測定装置 - Google Patents

動静脈シャント部の血圧及び、血液粘度の連続測定装置

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JPH03193059A
JPH03193059A JP1333436A JP33343689A JPH03193059A JP H03193059 A JPH03193059 A JP H03193059A JP 1333436 A JP1333436 A JP 1333436A JP 33343689 A JP33343689 A JP 33343689A JP H03193059 A JPH03193059 A JP H03193059A
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pressure
blood
arteriovenous shunt
shunt part
measuring
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Michio Ota
道男 太田
Yoriaki Kumagai
熊谷 頼明
Jun Ikebe
池辺 潤
Yoshiyuki Yamaumi
嘉之 山海
Toshihiro Dazai
太宰 利博
Takamasa Mori
森 多加応
Michiyo Onodera
小野寺 三千代
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IRYO KOGAKU KENKYUSHO KK
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IRYO KOGAKU KENKYUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は動静脈シャント部の血圧及び、血液粘度の連
続測定装置に関し、さらに詳しくは、患者の動静脈シャ
ント部の血圧及び、血液粘度の両者または、一方を連続
的に測定するようにした動静脈シャント部の血圧及び、
血液粘度の連続測定装置に関する。
〔従来の技術〕
人工透析の実施に当たっては、透析患者の血圧や、血液
粘度を確実に把握しながら実施することが肝要であって
、そのために、血圧はカフ式血圧計を用いて測定し、血
液粘度は血液を採取して粘度計を用いて測定しており、
何れの場合も間欠的な測定であった。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述のような血圧や、血液粘度の測定では、透析患者に
とって、人]ユ透析中に見られる急激な血圧変化や、血
液粘度の上昇は甚だ危険であるにも拘らず、これを確実
に把握することができず、患者を危険にさらすことがあ
った。
そこで、この発明は人工透析中の患者の状態、とくに血
圧ならびに、血液粘度の両方あるいは、何れか一方を連
続的に測定できる装置を提供することを目的とするもの
である。
〔課題を解決するための手段〕
上述のような問題を解決するために、この発明は、人工
透析用血液回路に対して、血液ポンプの」二流と、ダイ
アライザーの下流との2ケ所に圧力測定部を備え、側圧
力測定部の圧力の和と、差とから、患者の動静脈シャン
ト部の血圧及び、血液粘度の両者または、一方を連続的
に測定するように構成したことを特徴とするものである
〔作用〕
この発明の連続測定装置によれば、大王透析中の血圧な
らびに、血液粘度を間欠的ではなく、連続的にモニタす
ることができるので、透析患者の容体の変化を瞬時に検
知することができ、患者の容体の変化に応した処置を直
ちに施すことができる。
〔実 施 例〕
以下、この発明の実施例を添付した図面に沿って説明す
る。
先ず、第1図において、患者の腕における動静脈シャン
ト部1の圧力をPo9体外循環血液回路2内のポンプ5
の」二流3における圧力をPl、ダイアライザ6のド流
4における圧力をP2.血液回路内の流量をQ、シャン
ト部と圧力測定部の間の流体抵抗をRとすると、 Pi  =PO−R@Q P2 = Po−1−R−Q この2つの式の和と差を用いて P□ = (Pl +P2 ’) /2R=  (P2
 −Pl  )/2Q と求めることができる。
この流体抵抗Rは、管路か細いものほど流体抵抗が大き
いことから、主としてシャント部に穿刺された留置針の
流体抵抗によるものである。
流体力学においては、細管の流体抵抗は、管の直径をり
、長さをり、流体の粘度を71とする時、R=1,28
μ/πD4 で与えられる。従って、流体抵抗は血液粘度に比例する
ことが分かる。
上述の測定方式を採用した装置について説明を加える。
先ず、第1図に示すように、この測定装置は圧力変換器
7,8、さらには演算部9ないし演算部14、そして、
表示部15から構成されている。圧力変換器7,8の信
号は回路9,10により増幅され、回路II、 12に
より動静脈シャント部の圧力POと、シャント部と圧力
測定部の間の流体抵抗Rが81算され、回路I3. +
4によりアラーム状態が検出される。
表示部15には動静脈シャン]・部の圧力POと、シャ
ント部と圧力測定部の間の流体抵抗Rの時間的経過及び
、設定されたアラームレベル、検知されたアラームの内
容が表示される。
上述のようにこの発明の連続測定装置によれば、実時間
で連続的に、透析患者の血圧と、血液粘度とを測定する
ことができ、人工透析中の患者の状態を常に監視し、第
2図および、第3図における「処置」点において適切な
処置を施すことができる。
その結果、急激な血圧降下に対しても(第2図)、直ち
に治療手段を施すことができ、例えば、生理食塩水を注
入するとか、除水速度を減少させるとか、さらには昇圧
剤を投与するなどの処置が行われる。
次に、流体抵抗をモニタすることによって、血液の粘度
の変化を知ることができ、一般には人士透析治療の進行
に従い、粘度は上昇するので第′3図のようにシャント
部た圧力測定部の間の流体抵抗Rも増加するが、過度の
増加は体内の血液循環を阻害するので前記流体抵抗Rを
モニタすることで、これを適切に下げることができる(
第3図A点)。
また、シャント部と圧力測定部の間の流体抵抗Rの急峻
な上昇は、留置針の入口が血管壁で塞がれる場合にみら
れるものであり、この場合も適切な処置を直ちに採るこ
とができる(第3図B点)。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、この発明の動静脈シャ
ント部の血圧及び、血液粘度の連続測定装置によれば、
一般に人工透析中には除水により総循環血液量が減少し
て、血圧は低下し、血液粘度は上昇するので、このよう
な変化が過度に発生すると、ショック状態を呈し、危険
な状態に陥るので、患者によっては2.3分の間に血圧
が大きく低下して【7まい、カフ式上腕血圧旧による測
定では間欠的に血圧を知るだけであるが、それを連続的
に知ることができ、また、血液の粘度の変化をも連続的
に知ることができ、これにより人7「透析患者の体内の
変化の状態に合わせて適切な処置を迅速に施し得るなと
の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の測定装置を使用する状態をしめず説
明図、第2図および第3図は測定結果を示す線図である
。 1・動静脈シャント部、2・・・入玉透析用血液回路、
3.4・・・エアートラップ、5・・血液ポンプ、6 
・・ダイアライザ、7,8・・・圧力変換器、9.10
・・・信号増幅器、 11、12・・加減回路、13゜ 15・・・表示回路 14・・・アラーム検知回路、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)人工透析用血液回路に対して、血液ポンプの上流
    と、ダイアライザーの下流との2ヶ所に圧力測定部を備
    え、両圧力測定部の圧力の和と、差とから、患者の動静
    脈シャント部の血圧及び、血液粘度の両者または、一方
    を連続的に測定するように構成したことを特徴とする動
    静脈シャント部の血圧及び、血液粘度の連続測定装置。
JP1333436A 1989-12-22 1989-12-22 動静脈シャント部の血圧及び、血液粘度の連続測定装置 Expired - Lifetime JPH06149B2 (ja)

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