JPH03192988A - Ｙ／ｃ分離回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は複合映像信号から、輝度信号と、色度信号を分
離するＹ／Ｃ分離回路に関するものである− 従来の技術 以下、従来のＹ／Ｃ分離回路について図面を参照しなが
ら説明する。

第３図は従来のＹ／Ｃ分離回路の構成図を示すものであ
り、１は複合映像信号の入力端子、２は前記複合映像信
号を１水平走査期間遅延させる遅延素子、４は入力複合
映像信号と遅延素子２の出力との減算を行う第１の減算
器、６は第１の減算器４の出力から色度信号を抽出する
バンドパスフィルタ、５はバンドパスフィルタ６の出力
と入力複合映像信号の減算を行う第２の減算器、８は輝
度信号出力端子、９は色度信号出力端子である。

以上のように構成された従来のＹ／Ｃ分離回路において
以下その動作について説明する。

入力端子１に入力された複合映像信号は、第１の減算器
４と、第２の減算器５、及び遅延素子２へ供給される。

遅延素子２は、入力された複合映像信号を！水平走査期
間遅延させ出力する。

他方、第１の減算器４は、入力複合映像信号と、遅延素
子２の出力との減算を行いバンドパスフィルタ６に出力
する。

バンドパスフィルタ６は、第１の減算器１の出力より色
度信号を抽出し、色度信号出力端子９から出力するとと
もに、第２の減算器５に供給する。

第２の減算器５では、バンドパスフィルタ６から供給さ
れた色度信号と入力端子ｌから供給された複合映像信号
との減算を行いその結果を輝度信号出力端子８から輝度
信号として出力する。

以上のような動作で、Ｙ／Ｃ分都が行われる。

発明が解決しようとする課題 近年、複合映像信号をフィールドメモリに記録させ１フ
イ一ルド分の映像信号を毎フィールド連続して出力する
機能（以下フィールドスチル機能と記す）を持つ映像機
器が普及しつつある。このフィールドスチル機能におい
ては映像信号の情報としては１フイ一ルド分のみしか持
っていないため、受像器で飛び越し走査を行う場合、第
４図に示すように垂直方向は２水平走査線が同じ映像信
号になり、垂直方向の解像度が劣化するとともに、視覚
的にも斜め線が階段状に見える等の問題を有している。

第４図において、ａ、ｂ、ｃは第２の減算器５の出力を
示している。

本発明はかかる点に鑑み、Ｙ／Ｃ分離用に用いている遅
延素子を利用し、フィールドスチル機能の映像信号に対
してＹ／Ｃ分離のみならず、ライン補間も可能にするこ
とを目的とする。

！Ｉ’ｌｌを解決するための手段 本発明は、入力された複合映像信号を１水平走査期間遅
延させる遅延素子と、前記遅延素子の出力と前記複合映
像信号の減算を行う第１の減算器と、前記第１の減算器
の出力から色度信号を抽出するバンドパスフィルタと、
前記バンドパスフィルタの出力を前記複合映像信号から
減算し輝度信号を得る第２の減算器と、前記複合映像信
号と前記遅延素子の出力の加算を行い補間輝度信号を得
る加算器、及び前記輝度信号と前記補間輝度信号を入力
としどちらかを選択出力するセレクタを備えたことによ
り、フィールドスチル機能において飛び越し走査を行っ
た場合、垂直方向に２水平走査線が同じ映像信号になる
現象を防止することを可能にしたものである。

作用 本発明は前記した構成により、フィールドスチル機能な
どのように１フイ一ルド分の映像信号が連続フィールド
で入力された場合に、輝度信号と補間輝度信号フィール
ド毎に選択出力することにより、飛び越し走査を行った
場合、垂直方向に２水平走査線が同じ映像信号になる現
象を防止し、前記した斜め線が階段状に見える等の視覚
上の問題を解決するものである。

実施例 第１図は本発明の一実施例におけるＹ／Ｃ分離回路の構
成を示す構成図、第２図はその効果を示す説明図である
。

第１図において、１は複合映像信号の入力端子、２は前
記複合映像信号を１水平走査期間遅延させる遅延素子、
３は入力端子１と遅延素子２のそれぞれの出力の加算を
行う第１の加算器、４は入力端子１と遅延素子２のそれ
ぞれの出力の減算を行う第１の減算器、６は第１の減算
器４の出力から色度信号成分を抽出するバンドパスフィ
ルタ、５はバンドパスフィルタ６と入力端子１の出力を
減算する第２の減算器、７は第２の減算器５と第１の加
算器３のそれぞれの出力のどちらかを選択するセレクタ
、８は輝度信号出力端子、９は色度信号出力端子である
。

以上のように構成されたＹ／Ｃ分離回路において、以下
その動作について説明する。

入力端子ｌに複合映像信号が入力されたとき、前記複合
映像信号は、第１の減算器４と、第２の減算器５と、第
１の加算器３、及び遅延素子２へ供給される。

遅延素子２は、入力された複合映像信号を１水平走査期
間遅延させ出力する。

他方、第１の減算器４と第１の加算器３は、それぞれ入
力端子１から供給された複合映像信号と、遅延素子２の
出力信号の減算と加算を行い、第１の減算器４はその減
算結果をバンドバスフィルタ６に出力し、第１の加算器
は加算結果をセレクタ７に出力する。

バンドパスフィルタ６は第１の減算器４の出力より色度
信号を抽出し、色度信号出力端子９から出力するととも
に、第２の減算器５に供給する。

第２の減算器５では、バンドパスフィルタ６から供給さ
れた色度信号と入力した複合映像信号との減算を行いそ
の結果をセレクタ７に出力する。

セレクタ７は、入力端子１から人力される複合映像信号
が、たとえばフィールドメモリの連続再生信号で第１フ
イールドと第２フイールドで同じ信号である場合のみ、
一方のフィールドでは、第１の加算器３の出力を選択し
輝度信号出力端子８より、出力する。このセレクタ７は
、通常の映像信号においては第２の減算器５の出力を選
択することにより従来例で述べたＹ／Ｃ分離回路の構成
、動作になるが、入力複合映像信号がフィールドスチル
機能による映像信号の場合は、セレクタ７は第２の減算
器５と第１の加算器３の出力をフィールド毎に選択し輝
度信号出力端子８より出力することにより、第２図に示
すように、飛び越し走査において垂直方向に２水平走査
線が同じ映像信号になるという現象を防止する。

第２図において、ａ、ｂ、ｃは第２の減算器５の出力で
あり、（ａ　＋　ｂ　）　／　２、（ｂ　＋　ｃ　）　
／　２は第１の加算器の出力であることを示す。

発明の詳細 な説明したように、本発明は、入力された複合映像信号
を１水平走査期間遅延させる遅延素子と、前記遅延素子
の出力と前記複合映像信号の減算を行う第１の減算器と
、前記第１の減算器の出力から色度信号を抽出するバン
ドパスフィルタと、前記バンドパスフィルタの出力を前
記複合映像信号から減算し輝度信号を得る第２の減算器
と、前記複合映像信号と前記遅延素子の出力の加算を行
い補間輝度信号を得る加算器、及び前記輝度信号と前記
補間輝度信号を入力としどちらかを選択出力するセレク
タを備えたことにより、フィールドスチル機能において
飛び越し走査を行った場合、垂直方向に２水平走査線が
同じ映像信号になる現象を防止することを可能にし、前
記した斜め線が階段状に見える等の視覚上の問題を解決
するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例におけるＹ／Ｃ分離回路の構成
図、第２図はフィールドスチル機能における本発明のＹ
／Ｃ分離回路の効果を示す説明図、第３図は従来のＹ／
Ｃ分離回路の構成図、第４図は従来のＹ／Ｃ分離回路の
効果を示す説明図である。 １・・・・・・入力端子、２・・・・・・遅延素子、３
・・・・・・第１の加算器、４・・・・・・第１の減算
器、５・・・・・・第２の滅１！Ｌ６・・・・・・パン
Ｆ′バスフィルタ、７・・・・・・セレクタ、８・・・
・・・輝度信号出力端子、９・・・・・・色度信号出力
端子。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 入力された複合映像信号を１水平走査期間遅延させる遅
   延素子と、前記遅延素子の出力と前記複合映像信号の減
   算を行う第１の減算器と、前記第１の減算器の出力から
   色度信号を抽出するバンドパスフィルタと、前記バンド
   パスフィルタの出力を前記複合映像信号から減算し輝度
   信号を得る第２の減算器と、前記複合映像信号と前記遅
   延素子の出力の加算を行い補間輝度信号を得る加算器、
   及び前記輝度信号と前記補間輝度信号を入力としどちら
   かを選択出力するセレクタとを備えたことを特徴とする
   Ｙ／Ｃ分離回路。