JPH03192782A - レーザ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、目標物を観察しながら、該目標物を照準光
により照準し、レーザ光を照射して該目標物を手術・治
療あるいは加工するレーザ装置に関する。

従来の技術 従来のレーザ装置、例えばレーザ光照射準備スイッチを
備えたレーザ光凝固装置において、レーザ光照射準備ス
イッチのＯＮ１０　ＦＦの表示はレーザ光凝固装置本体
のコントロールパネル上でのみ行われ、オペレータはそ
れを見ていた。

発明が解決しようとする課題 ところが、被検眼の観察視野内ではオペレータが照射準
備スイッチのＯＮ／ＯＦＦの確認ができないので、レー
ザ光凝固装置を操作しているオペレータは装置本体のコ
ントロ−ルパネルで照射準備スイッチのＯＮ／ＯＦＦを
確認しなければならず、行っている手術・治療に対する
注意力が散漫になり、人体に悪影響を与えるレーザ光の
誤照射を生じる恐れがある。

レーザ加工の場合にも、同様であり、照射準備スイッチ
のＯＮ１０　Ｆ　Ｆの確認ができないために誤照射の危
険性があった。

また、仮に観察視野内において別枠を設けて、照準光の
ＯＮ／ＯＦＦ表示を例えば文字で表示するようにすると
、専用の光学系を必要とし、構成が複雑で従来の装置よ
りも大型化してしまう。

発明の目的 このためにこの発明は観察視野内でレーザ光照射準備ス
イッチのＯＮ／ＯＦＦの確認が簡単な構成で行えるよう
にしたレーザ装置を提供することを目的とする。

発明の要旨 この発明は特許請求の範囲に記載のレーザ装置を要旨と
している。

課題を解決するための手段 上記課題を解決するために、本発明では、目標物を観察
する観察光学系１０と、目標物にレーザ光１４を照射す
るレーザ光源１と、レーザ光から目標物を照準する照準
光に切り換えるレーザ光切換手段であるフィルタ７と、
レーザ光１４を照射可能な状態にさせるレーザ光照射準
備スイッチ１１とを有する。レーザ光照射準備スイッチ
１１がたとえばＯＦＦの場合に、レーザ光切換手段によ
る照準光を点滅させる制御手段であるチョッパー６と点
滅駆動部５を備え、観察光学系１０を通してレーザ光照
射準備スイッチ１１の確認が可能な構成である。

作用 照射光に切換えて点滅することによりレーザ光照射準備
スイッチ１１がＯＦＦであることを知らせる。

実　　施　　例 以下、本願発明を、例えばレーザ光凝固装置に適用した
実施例について説明する。

第１図において、レーザ装置は、レーザ光源１、制御装
置２、制御パネル３、フィルタ駆動部４、点滅駆動部５
、チョッパー６、フィルタ７、ハーフミラ−９、観察光
学系１０を有している。

レーザ光源１は例えばアルゴン／ダイレーザである。

制御パネル３には、レーザ光照射準備スイッチ１１、レ
ーザ光照射スイッチ１２とその他、レーザ光の出力及び
照射時間等の設定を行う設定部１３を備えている。なお
、レーザ光照射スイッチ１２はフットスイ・ソチある０
はコントロールレバーに配置されている場合がある。

制御装置２は、制御パネル３の上の設定部１３に設定さ
れた条件に応じてレーザ光源１のレーザ光１４の出力や
照射時間を調整する。

レーザ光源１は制御装置２を介して制御パネル３に接続
されている。フィルタ駆動部４は制御装置２に接続され
ている。フィルタ駆動部４には、フィルタ７が取り付け
である。

点滅駆動部５は制御装置２に接続されている。点滅駆動
部５には、チョッパー６が取り付けである。上述したよ
うにフィルタ７を、レーザ光１４の光路上に挿入させる
ことで、レーザ光１４を照準光に切り換える。レーザ光
照射準備スイッチ１１がＯＦＦならばチョッパー６によ
り第２図のように所定の振動周期でこの照準光を点滅さ
せる。点滅する照準光は、ハーフミラ−を介して被検眼
１６の照射部（患部）１７に導かれる。一方、レーザ光
照射準備スイッチ１１がＯＮなら照準光は点滅しない。

制御装置２は点滅駆動部５による点滅を制御する。すな
わち制御パネル３上のレーザ光照射準備スイッチ１１の
ＯＦＦ表示に応じて第２図に示すように、レーザ光照射
準備スイッチのＯＦＦの場合には照準光を等時間間隔で
点滅する。

一方レーザ光照射準備スイッチ１１がＯＮの場合には光
路上からチョッパー６を退避させて一定の照準レベルで
常打する ［動　作］ まず制御パネル２において操作者（検者）１５は治療又
は手術のための設定条件であるレーザ光の出力や照射時
間等を設定する。その際に、レーザ光照射準備スイッチ
１１はＯＦＦの状態であるので、レーザ光１４は発射し
ない。

制御装置２は設定条件に応じて、所定のレーザ光１４の
照射を行えるが、制御パネル３上のレーザ光照射準備ス
イッチ１１がＯＮの状態でかつレーザ光照射スイッチ１
２がＯＮの状態でない限り、レーザ光１４は照射されな
い。レーザ光照射準備スイッチ１１がＯＮの状態でレー
ザ光照射スイッチ１２もＯＮであれば、レーザ光１４の
照射が可能である。

治療時にシャッタ８は退出され、同時に点滅駆動部５の
チョッパー６とフィルタ７も退出され、レーザ光１４は
ダイクロイックミラ（図示せず）、ハーフミラ−９を介
して設定の照射時間の治療の間、照射部（患部）１７に
導かれる。

上述したように、レーザ光照射準備スイッチ１１のＯＮ
／ＯＦＦ表示を照準光の常打７魚滅によりオペレータ（
検者）１５に知らしめることで、オペレータ１５は被検
眼６の照射部（患部）１７から眼を移さないで判断する
ことができ、即座にレーザ光照射可能になっているかど
うかを確認できる。従来の制御パネル上を見る動作なし
に容易に確認できるので、作業効率を向上できて、しか
も見落し等による誤照射を防止できる。

ところで、点滅駆動部の点滅の手段には、電子光学的変
調器や音響光学的変調器等を用いることもできる。この
場合の照準光源としてランプを用いる。照準光源として
はＬＥＤやＬＤのような電気的に点滅できる応答性の良
い発光素子を用いることもできる。これにより上記光変
調器は不要となる。

本願発明は、以上の実施例に限定されるものではなく、
レーザ加工分野などにおいても適用が可能である。また
レーザ光照射準備スイッチがＯＮのときに照準光を点滅
するようにしでもよい。

発明の効果 レーザ光照射準備スイッチがＯＮまたはＯＦＦの場合に
観察視野内に点灯している照準光を点滅させる制御手段
を備えることで、観察視野内でレーザ光照射準備スイッ
チのＯＮ／ＯＦＦ状態を確認することができ、従来の装
置本体のコントロールパネル上で確認しなければならな
かった煩雑な操作を省き、操作の能率を高めて、誤照射
を未然に防止することができる効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の実施例であるレーザ光凝固装置を
示す略図、第２図と第３図は、この発明の実施例である
レーザ光照射準備スイッチのＯＦＦ時の、０８時の照準
状態の光出力の時間に対する照射量を示す図である。 １・・・・・・レーザ光源 ２・・・・・・制御装置 ３・・・・・・制御パネル ６・・・・・・チョッパー ７・・・・・・フィルタ １１・・・レーザ光照射準備スイッチ １２・・・レーザ光照射スイッチ １３・・・設定部 Ｆｉｇ、　１ ２−

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　目標物を観察する観察光学系と、目標物にレーザ光を
   照射するレーザ光源と、レーザ光から目標物を照準する
   照準光に切り換えるレーザ光切換手段と、 レーザ光を照射可能な状態にさせるレーザ光照射準備ス
   イッチとを有するレーザ装置において、 レーザ光照射準備スイッチがＯＮまたはＯＦＦの場合に
   レーザ光切換手段による照準光を点滅させる制御手段を
   備え、観察光学系を通してレーザ光照射準備スイッチの
   ＯＮ／ＯＦＦの確認が可能な構成になることを特徴とす
   るレーザ装置。