JPH03192523A - 光学情報記録媒体および情報再生装置 - Google Patents

光学情報記録媒体および情報再生装置

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JPH03192523A
JPH03192523A JP1329627A JP32962789A JPH03192523A JP H03192523 A JPH03192523 A JP H03192523A JP 1329627 A JP1329627 A JP 1329627A JP 32962789 A JP32962789 A JP 32962789A JP H03192523 A JPH03192523 A JP H03192523A
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JP1329627A
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Akito Sakamoto
章人 酒本
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Maxell Ltd
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Hitachi Maxell Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 し産業上の利用分野] 本発明は、シート状をなし、情報を表わすビットパター
ンが二次元ドツトパターンで記録された光学情報記録媒
体とその情報再生装置に関する。
[従来の技術] 情報を表わすビットパターンを二次元ドツトパターンと
して記録したシート状の光学情報記録媒体が知られてい
る。これを、以下、第7図および第8図によって説明す
る。
第7図において、シート状の光学情報記録媒体1には所
定数のブロック2A、2B、2C,2D。
・・・・・・が設けられ、夫々に情報を表わすビットパ
ターン(以下、情報ビットパターンという)がドツトパ
ターンとして記録されている。これらブロックは主走査
方向Xに1000ビツト記録されてその長さが30mm
であって、副走査方向Yに240ビツト記録されてその
長さが7.2mmである。したがって、1ブロツクニは
、1000x240x”/、=30にバイトの情報ビッ
トパターンが記録され、光学情報記録媒体1が1Mバイ
トの容量を有しているものとすると、33個のブロック
が形成される。
第8図は第1図におけるブロックの一部の記録パターン
を示す図である。
同図において、情報ビットパターンは主走査方向Xに時
系列に記録され、この記録が順次副走査方向Yに順次ず
らされている。この情報ビットパターンによるドツトパ
ターンを構成する各ビットは30μm×30μmの大き
さの正方形をなしており、その“1”ビットはたとえば
白ドツトとして、その“0”ビットはたとえば黒ドツト
として夫々記録されている。そこで、第7図の各ブロッ
ク2A、2B、2C,2D、・・・・・・では、主走査
方向Xのドツト列は1000個のドツトからなり、この
ドツト列の長さ(ブロックの主走査方向Xの長さ)は3
0μm X 1000ドツト= 30+amとなる。そ
して、これらドツト列のピッチも30μmとして隣接ド
ツト列が直接接するようにし、かつ1ブロツクに240
個のドツト列が設けられているから、ブロックの副走査
方向Yの長さは30ALmX240ドツト=7.2mm
となる。
かかる光学情報記録媒体1から情報を再生する場合には
、各ブロック毎に直径30μmの光スポットによって矢
印X方向の主走査が行なわれ、この主走査が矢印Y方向
にドツト列の1ピツチずつずらされて、ドツト列が順番
に読出し走査される。
第9図は上記光学情報記録媒体1の情報再生装置におけ
る走査手段(スキャナ)の−例を示す構成図である。
同図において、発光素子22から出力される光ビームは
、アパーチャ23でその直径が設定された後、ハーフミ
ラ−25で反射され、コリメートレンズ26で平行ビー
ムとなる。この平行ビームはミラー27で反射され、フ
ォーカスレンズ28を通った後、回転ミラー29で反射
されて光学情報記録媒体1に照射される。ここで、光ビ
ームの直径がアパーチャ23によって設定され、フォー
カスレンズ28によって光学情報記録媒体1上に焦点が
合わされることにより、光学情報記録媒体1上にこの光
ビームによる直径30μmの光スポットが形成される。
回転ミラー29はモータ30によって回転し、これによ
り、光学情報記録媒体1上で光スポットが矢印X方向(
第7図、第8図)に移動して主走査が行なわれ、また、
光学情報記録媒体1がモータ30の1回転毎に光学情報
記録媒体1上のドツト列の1ピツチずつ矢印Y方向(第
7図、第8図)に移動することにより、光スポットの主
走査が矢印Y方向にこの1ピツチずつずれて副走査が行
なわれる。
この光スポットが照射されることにより、光学情報記録
媒体1から各ドツト列のドツトパターンに応じて濃度変
調された光ビームが反射され、回転ミラー29.フォー
カスレンズ28.ミラー27゜コリメートレンズ26.
ハーフミラ−25を介して受光素子24で受光される。
したがって、受光素子24からは、光学情報記録媒体1
上の主走査方向Xに沿うドツトパターンに応じてレベル
が変化する信号が出力される。この信号が光学情報記録
媒体1上に記録されている情報を表わす再生情報ビット
パターン信号である。
なお、上記では、回転ミラーを用いた機械的な走査手段
であったが、実質的にもしくは等価的に光学情報記録媒
体の面に平行移動する部材による走査手段やイメージス
キャナのような電気的に走査する手段を用いてもよい。
ところで、上記のようにして光学情報記録媒体から元の
情報ビットパターン信号を得るためには、この光学情報
記録媒体からスキャナによって得られた再生信号を2値
化し、読出用クロックを用いて2値化された再生信号の
1”  It Q I+ビットを判別する必要がある。
このような元の情報ビットパターン信号の再現するため
の読出用クロックは、従来、上記再生信号から生成する
のが一般的であり、たとえば、 (1)スキャナの走査に同期したクロックもしくは非同
期のクロックを用いて再生信号のパ1′″の期間 u 
Q jjの期間の長さを計数し、この計数結果から再生
信号のビット周期を得、このビット周期に一致した周期
の読出用クロックを生成して再生信号の“l 71 、
  Z#Ql+ビットを判別する方法(2)情報信号の
変調方式としてMFM変調や2−7変調などの自己刻時
可能な変調方式を用い、PLL (位相ロックループ)
を用いて2値化された再生信号の立上り、立下りエツジ
に同期した読出用クロックを生成し、これでもって再生
信号のII I II   11011ビツトを判別す
る方法などがある。
また、(3)の方法として、第10図に示すように、光
学情報記録媒体の各ブロック2A、2B。
2G、2D、・・・・・・(第7図)内に、情報ビット
パターン信号が記録された情報記録部に対して矢印X方
向の主走査が先行するように、タイミング信号が記録さ
れたタイミング検出部を設ける方法がある。このタイミ
ング検出部には、矢印X方向の幅が情報記録部でのドツ
トの幅に等しく30μmであって、矢印Y方向に平行で
かつブロックの矢印Y方向の長さ全体にわたって伸延す
るバーが所定個数、この30μmの間隔で並んで記録さ
れている。そして、情報記録部の各ドツト列の主走査に
先立ってタイミング検出部を主走査することにより、タ
イミング信号を再生し、ドツト列の主走査のときには、
このタイミング信号から読出用クロックを生成して情報
記録部から得られる再生信号のul )l   110
 I+ビットを判別する。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記(1)の方法によると、この方法が
再生信号のIt l II 、  It Q IIの期
間の長さを計数して読出用クロックの周期を得るように
しているが、光学情報記録媒体は、通常、紙、4#脂も
しくは金属などの基材上に情報ビットパターンに応じた
ドツトパターンが形成されたものであるから、温度、湿
度などの使用環境が変化すると、基材の寸法が変化して
ドツト列におけるドツトの長さやピッチが変化してしま
い、このために、ドツト列の全体を主走査し終ってから
ドツトピッチを算出して読出用クロックの周期を決める
などの処理が必要となる。したがって、リアルタイムで
の情報再生ができなくなり、再生時間が長くなるという
問題がある。
これに対し、上記(2)の方法では、再生信号のエツジ
に同期して読出用クロックを生成するものであるから、
上記(1)の方法のような問題は生じない、しかし、光
学情報記録媒体のブロックなどに傷などの欠陥が初期の
段階からあったり、その取扱いによって増加してくると
、再生信号に欠落や湧出しなどのノイズが生じ、このノ
イズがPLLに対して再生信号のエツジと同様の作用を
なして読出用クロックに同期ずれが生ずる。また、情報
信号を上記MFM変調や2−7変調で変調して情報ビッ
トパターン信号とすると、再生時のdl l II 、
  II Q jfiビットの判別に際しての各ビット
の時間軸方向の判別マージンが低下し、読出用クロック
のわずかな位相ずれに対しても判別に誤りが生ずる。
第10図に示した上記(3)の方法では、タイミング検
出部から再生されるタイミング信号によって読出用クロ
ックが生成されるから、情報記録部に欠陥があっても、
読出用クロックはこれに影響されることはないし、また
、タイミング検出部に欠陥があったとしても、検出され
る多数のバーのピッチから正しいピッチを予測できて欠
陥に影響されない周期の読出用クロックを得ることがで
きる。
しかし、この方法によると、1ドツト列全体が読み出さ
れる期間読出用クロックの周期は一定であるから、上記
の使用環境の変化によって光学情報記録媒体が伸縮し、
しかも、タイミング検出部と情報記録部との間で伸縮の
程度が異なったり。
あるいは情報記録部内でも主走査方向Xに沿って伸縮の
程度が異なったりすると、再生信号の各ビットと読出用
クロックとが同期しなくなり、正しい情報ビットパター
ン信号の再生ができなくなる。
本発明の目的は、かかる問題点を解消し、使用環境の変
化や欠陥の情報再生への影響を防止することができるよ
うにした光学情報記録媒体とその情報再生装置を提供す
ることにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明による光学情報記録
媒体は、情報ビットパターンが記録されている情報領域
に、主走査方向に配列されたドツトからなる補正パター
ンを設ける。
また、本発明による情報再生装置は、該情報領域からの
該情報ビットパターン信号の再生に先立って該補正パタ
ーンから補正パターン信号を再生するものであって、再
生された該補正パターン信号から該補正パターン信号に
周期が一致した読出用クロックを生成する手段を設け、
該読出用クロックで再生される該情報ビットパターン信
号のビット判別を行なうようにする。
[作用] 本発明による光学情報記録媒体においては、その基材が
使用環境によって主走査方向に寸法変化すると、情報領
域での情報ビットパターン信号を表わすドツトパターン
のドツトの大きさ、ピッチが変化するが、補正パターン
もこの寸法変化の影響を受け、そのドツトパターンのド
ツトの大きさ、ピッチも情報ビットパターン信号を表わ
すドツトパターンのドツトの大きさ、ピッチと同程度に
変化する。したがって、これらのドツトの大きさ、ピッ
チは、使用環境に影響されず、互いに等しくすることが
できる。
本発明による情報再生装置においては、情報ビットパタ
ーン信号の再生に先立って補正パターン信号が再生され
、これから読出用クロックが作成されるが、この補正パ
ターン信号のビット周期は、使用環境に影響されること
なく、次に再生される情報ビットパターン信号のビット
周期に一致することになり、かつ読出用クロックの周期
は補正パターン信号のビット周期と等しいから、この読
出用クロックは情報ビットパターン信号の各ビットと同
期することになる。また、この読出用クロックは、補正
パターン信号に自己相関演算などの処理を施すことによ
り、ノイズや欠陥によって影響されることはない、した
がって、読出用クロックにより、再生された情報ビット
パターン信号のビット判別が高い精度で行なわれること
になる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面によって説明する。
第1図は本発明による光学情報記録媒体の一実施例を示
す図であって、1は光学情報記録媒体。
2A、2B、2G、2Dはブロック、3A、3B。
3C,3Dは補正パターンである。
同図において、光学情報記録媒体1上には、第7図と同
様に、情報ビットパターンが記録されたブロック2A、
2B、2C,2D、・・・・・・が設けられているが、
さらに、これらブロック毎に主走査方向Xに沿い、ブロ
ックの長さ全体で伸延する補正パターン3A、3B、3
C,3D、・・・・・・が設けられている。ブロック毎
に設けられたこれら補正パターンは、これに対するブロ
ックよりも、副走査方向Yに関して先行して配置されて
いる。
第2図は第1図におけるP領域(補正パターン3Aの一
部とブロック2Aの一部とを含む領域)を拡大して示す
図である。
同図において、補正パターン3Aは主走査方向Xに沿っ
て白ドツトと黒ドツトとが交互に一列に並んでなるドツ
ト列であって、これら自ドツト。
黒ドツトは、ブロックでのドツトと形状、大きさが等し
く、辺の長さが2μm〜100μmの正方形、もしくは
主走査方向Xでの辺の長さが2μm〜1o。
μmの長方形とすればよいが、ここでは形状が30μm
X30μmの大きさの正方形とする。また、補正パター
ン3Aとブロック2Aとの間には、ドツトの一辺の長さ
30μmもしくはその整数倍の間隔が設けられており、
補正パターン3Aの各ドツトは、夫々ブロック2八間で
の副走査方向Yのドツト並びと一致するように、配置さ
れている。したがって、ブロック2Aでのドツト列のド
ツト数を1000とすると、補正パターン3Aは夫々が
500個ずつの白ドツトと黒ドツトからなっている。
以上のことは、他のブロック2B、2C,2D。
・・・・・・についても同様である。
かかる光学情報記録媒体1から情報を再生する場合には
、たとえばブロック2Aに記録された情報を読み出すも
のとすると、まず、矢印X方向の主走査により、補正パ
ターン3Aが読み出され、次に、ブロック2Aの読み出
しが行なわれるが、補正パターン3Aからの読出し信号
によって読出用クロックが生成され、ブロック2Aの読
出しに際しては、生成された読出用クロックを用いてブ
ロック2Aの再生信号の“1”0”ビットの判別が行な
われる。
ここで、ブロック2Aの任意の位置のドツトに対する再
生信号のビット判別は、このドツトの位置と同じ矢印Y
方向の並びの補正パターン3A上の位置にあるドツトに
よる読出用クロックによって行なわれる。そして、光学
情報記録媒体1に主走査方向Xに使用環境の変化によっ
て伸縮があっても、補正パターン3Aとこれに対するブ
ロック2Aとは同程度に伸縮し、したがって、補正パタ
ーン3Aを読み出すことによって得られる読出用クロッ
クはブロック2Aからの再生信号のビットと同期する。
光学情報記録媒体1は、基材として厚さ200μmのP
ET(ポリエチレンテレフタレート)フィルム上にAQ
を厚さ1000人蒸着したものを用い、この基材上にジ
アゾニウム塩とカプラを分散させたセルローズアセテー
トブチレート樹脂を塗布して乾燥したものを感光フィル
ムとし、これに補正パターンやブロックのドツトパター
ンが形成されたフォトマスクを密着させて紫外線露光し
、アンモニア雰囲気中で現像して製造することができる
第3図は第1図、第2図に示した光学情報記録媒体1に
対する情報再生装置の一実施例を示すブロック図であっ
て、4は光学ヘッド、5は増幅器、6は2値化回路、7
は基準クロック発生器、8゜9はスイッチ、10はA/
D (アナログ/ディジタル)変換器、11はアドレス
発生回路、12はRAM (ランダムアクセスメモリ)
、13はデータバス、14はアドレスバス、15はRA
M、16はカウンタ、17はゲートパルス発生回路、1
8はアンドゲート、19はカウンタ、20は判別回路、
21はアドレス発生回路である。
同図において、いま、第1図のブロック2Aの情報読出
しを行なうものとすると、まず、スキャナ(図示せず)
により、補正パターン3Aの読出し走査が行なわれ、光
学ヘッド4からこの補正パターンの再生信号(以下、補
正パターン信号という)が出力される。この補正パター
ン信号は、増幅器5で増幅された後、2値化回路6で1
11 IfII OF+の2レベルをとるように2値化
される。
ここで、補正パターン3Aの読出し時には、スイッチ8
,9はQ側に閉じている。
2値化回路6から出力される補正パターン信号はスイッ
チ9を介してA/D変換器1oに供給され、基準クロッ
ク発生器7で発生されてスイッチ8を介して供給される
基準クロックφをサンプリングパルスとし、たとえば並
列8ビツト構成にディジタル化されてRAM12に供給
される。また、この基準クロックφはアドレス発生回路
11に供給され、このアドレス発生回路11の出力によ
ってRAM12のアドレスが基準クロックφ毎に指定さ
れて、A/D変換器10の出力データが順次RAM12
の指定されるアドレスに書き込まれる。
ここで、アドレス発生回路11は図示しないCPU(中
央処理装置)からアドレスバス14を介して供給される
アドレス制御信号によって制御され、これにより、アド
レス発生回路11はスキャナの主走査に同期してリセッ
トされ、補正パターン3Aの主走査方向X(第1図)で
の各位置が夫々RAM12のアドレスと一対一に対応す
るようにしている。
このようにして1000ドツト分の補正パターン信号が
RAM12に書き込まれると、CPUがデータバス13
を介してRAM12から補正パターン信号を読み出し、
自己相関演算処理を行なって自己相関関数を決める。補
正パターン信号が1”ビットとri O”ビットとが交
互に配列された周期性信号であるから、得られた自己相
関関数は、第4図に示すように、補正パターン信号と同
じ繰返し周期で振動する関数であり、この振動の頂点と
谷部との間の間隔が補正パターン信号のビット長、すな
わちビット周期となる。この自己相関関数は補正パター
ン信号と同じ500サイクルからなり、自己相関関数の
基点からある距離はなれたところでの周期は補正パター
ン信号の基点から同じ距離はなれたところでの周期と等
しい。
このように自己相関関数が求まると、CPUは、次に、
この自己相関関数の頂点で立上り、谷部で立下る読出用
クロックを生成し、データバス13を介してRAM15
に送って書き込む。このとき、アドレス発生回路21が
基準クロック発生器7からの基準クロックφを受けてR
AM15の書込アドレスを指定する。
このようにして、補助パターン信号から読出用クロック
が形成され、RAM15に格納されるが、この際、上記
のように補助パターン信号を自己相関演算処理すること
により、第1図の補助パターン3A上に傷などがあって
補助パターン信号に欠落があったりノイズが混入したり
しても、これらが除かれて欠陥がない読出用クロックが
得られる。
以上が補助パターン3A(第1図)から再生されだ補助
パターン信号から読出用クロックを生成する処理である
が、次に、ブロック2A(第1図)の情報再生が行なわ
れる。以下、この再生処理動作を第5図を用いて説明す
る。但し、第5図は第3図における各部の信号を示す波
形図であって、第3図に対応する信号には同一符号をつ
けている。
光学ヘッド4によってブロック2A(第1図)から再生
された情報ビットパターン信号aは、増幅器5で増幅さ
れた後、2値化回路6で4711)“0”の2レベルを
とるように2値化される。ここで、スイッチ8,9はR
側に切り換えられており、2値化回路6から出力される
情報ビットパターン信号すはアンドゲート18に供給さ
れる。
一方、アドレス発生回路21は、基準クロック発生器7
から基準クロックφが供給されて順次RAM15の読出
しアドレスを指定する。このとき、アドレス発生回路2
1はCPUからアドレスバス14を介して供給されるア
ドレス制御信号によってスキャナの主走査に同期してリ
セットされ、ブロック2A(第1図)の主走査方向Xで
の各位置とRAM15での読出しアドレスとが一対一に
対応するようにしている。これにより、ブロック2Aで
主走査が開始される毎に、RAM15から読出用クロッ
クCが最初から読み出される。
カウンタ16は、この読出用クロックCの立上り、立下
りエツジでリセットされながら、基準クロックφをカウ
ントし、そのカウント値がゲートパルス発生回路17に
供給される。ゲートパルス発生回路17はカウンタ16
のカウント値をデコードし、読出用クロックCの立上り
、立下りエツジでエツジパルスdを生成するとともに、
このエツジパルスdよりも時間t工だけ遅れた遅延パル
スeと同じく時間tz(但し、tz>tt)だけ遅れた
遅延パルスfとを生成し、さらに、遅延パルスeのタイ
ミングで立上って遅延パルスfのタイミングで立下がる
パルス幅10(=1.−1□)のゲートパルスgを生成
する。但し、読出用クロックCのパルス幅をTとすると
、tz<’rである。
ゲートパルスgはアンドゲート18に供給され、2値化
回路6から出力される情報ビットパターン信号すがこの
ゲートパルスgによってゲートされる。このゲートは情
報ビットパターン信号すのビット毎に行なわれ、しかも
、RAM15の読出しをスキャナの主走査に同期させて
読出用クロックCを情報ビットパターン信号すに同期さ
せていることにより、アンドゲート18での抽出期間が
情報ビットパターン信号すの各ビットのエツジにかから
ないようにしている。したがって、情報ビットパターン
信号すのtt 171ビット期間にノイズによる欠落が
なく、60″ビット期間にノイズによる湧出しパルスが
ないときには、アンドゲート18の出力りは、情報ビッ
トパターン信号が“1″ビツトのとき111 P+  
 140”ビットのとき“0”となる。アンドゲート1
8の出力りはカウンタ19に供給される。また、このよ
うにゲートパルスgのパルス幅を情報ビットパターン信
号すのビット長よりも短くするとスキャナの走査速度む
らによって情報ビットパターン信号すにジッターが生じ
たり、光学情報記録媒体1の寸法変化によって情報ビッ
トパターン信号のビット長が短くなっても、これに影響
されず、情報ビットパターン信号すの各ビットを抽出で
きる。
カウンタ19は、ゲートパルス発生回路17で生成され
るエツジパルスdによってリセットされるとともに、ア
ンドゲート18の出力りが“O“のとき、基準クロック
φの供給が阻止されてカウントを停止する。そして、エ
ツジパルスdによるリセット後、アンドゲート18の出
力りが1”となると、カウンタ19は基準クロックφが
供給されてカウントを開始し、そのカウント値が弁別回
路20に供給される。
弁別回路20はたとえばデコーダとD型フリップフロッ
プによって構成されている。デコーダはカウンタ19の
カウント値を予め設定された閾値と比較し、このカウン
ト値が閾値以上である期間を表わす1”のパルスiを生
成する。これらカウント値と閾値との比較により、パル
スiはアンドゲート18の“1”の出力りよりも時間t
□だけ遅れる。
カウンタ19は、アンドゲート18の出力りが“1”と
なることによってカウントを開始するが、この出力りが
途中で“011となると、基準クロックφの供給が阻止
されてカウントを停止し、この出力りの立下り時点での
カウント値を次のエツジパルスdでリセットされるまで
保持する。これにより、カウンタ19がカウントを開始
して時間t3が経過しないうちにアンドゲート18の出
力りが“0”となると、それ以降カウンタ19のカウン
ト値は弁別回路2o内のデコーダに設定される上記閾値
よりも小さい値に保持され、デコーダはtt I II
のパルスiを発生しない。これに対し、カウンタ19が
カウントを開始して時間t、を経過した後、アンドゲー
ト18の出力りが“O”となるときには、それ以降カウ
ンタ19のカウント値は上記閾値以上の値に保持される
から、デコーダはカウンタ19のカウント値が上記閾値
となった時点からカウンタ19がエツジパルスdによっ
てリセットされる時点までのパルス幅の“1″パルスi
を出力する。
次に、判別回路20では、D型フリップフロップにより
、パルスiがゲートパルス発生回路17で生成される遅
延パルスfをクロックとしてサンプルホールドされる。
そこで、アンドゲート18に情報ビットパターン信号す
の1”ビットが供給されたときには、遅延パルスfの発
生時点T工。
T、、T4で“1”のパルスiが存在し、D型フリップ
フロップの出力、すなわち判別回路2oの出力信号jの
レベルはこれらの時点で“1”に設定される。アンドゲ
ート18に゛′0″ビットが供給されたときには、遅延
パルスfの発生時点T2゜T、で“1“のパルスiが存
在せず、判別口$20の出力信号jのレベルはこれらの
時点でu Ouに設定される。
このようにして情報ビットパターン信号すのit 1 
tt   re Otyビットが判別され、この判別結
果を表わすビットパターン信号jが判別回路20から出
力される。このビットパターン信号jはゲートパルス発
生回路17から出力される遅延パルスfと位相同期し、
かつそのビット周期はこの遅延パルスfの周期、したが
って、読出用クロックCやエツジパルスdの周期に等し
い。
ところで、アンドゲート18の出力からのパルスiの遅
延時間t、は、情報ビットパターン信号すの“1”ビッ
トがアンドゲート18に供給されたとき、必ず遅延パル
スfがパルスiのパルス期間内にあるように設定されな
ければならず、このためには、少なくともta<t、−
tユニj、であることが必要である。
しかし、遅延時間t、をあまり小さくすると、情報ビッ
トパターン信号すの11011ビット期間にn、で示す
ような短いノイズの湧出しかあって、これがアンドゲー
ト18で抽出されたとき、これに応答してカウンタ19
がカウントを開始してしまい、弁別回路2o内で遅延パ
ルスfの発生時点でパルスiが発生してしまうこともあ
る。このように、短いノイズの湧出しn□も“1″ビツ
トと誤判別してしまうおそれがあるので、上記遅延時間
t、をあまり小さくすることができない。
また、上記遅延時間t、をt0近くにあまり大きくする
と、たとえば情報ビットパターン信号すの1”ビット期
間の前半部分にnlで示す欠落が生じ、この結果、アン
ドゲート18の出力りの立上りエツジがゲートパルスg
の立上りエツジよりもわずかでも遅れると、この出力り
のパルス幅がt、よりも短くなり、カウンタ19がカウ
ントを開始しないうちにアンドゲート18の出力りのパ
ルス期間を経過してしまってカウンタ19はカウントし
ない、このために、弁別回路20ではパルスiが発生せ
ず、その出力信号jは′0”となる。
このように、ノイズによる“1”ビットの欠落n1によ
って′1”ビットを′0”ビットと誤判別するおそれが
あるので、上記遅延時間t1をあまり大きくすることが
できない。
以上のことから、上記遅延時間t3をゲートパルスgの
パルス幅t、の1八倍程度に設定するのが好ましい。
なお、情報ビットパターン信号すの“1”ビット期間内
にn2で示す欠落があり、この欠落n2がアンドゲート
18で抽出されてその出力り内にあっても、この欠落n
、がこの出力りの立上りエツジから時間t、遅れた時点
にない限り、カウンタ19のこの出力りの立上りエツジ
からの時間t3だけのカウント開始遅れによってマスク
され、あるいはカウンタ19のカウント開始後ではアン
ドゲート18の出力りのレベルはこのカウントに影響し
ないから、弁別回路20は誤動作しない。
以上のようにして、弁別回路2oの出力信号jは情報ビ
ットパターン信号すの各ビットが正しく判別された信号
であり、ノイズを含まない元の情報ビットパターン信号
である。この情報ビットパターン信号jはスイッチ9を
介してA/D変換器10に供給され、その各ビットに同
期したゲートパルス発生回路17からスイッチ8を介し
て供給されるエツジパルスdをサンプリングパルスとし
て、情報ビットパターン信号jの順次のビットが1回ず
つサンプリングされて、たとえば並列8ビツト構成でデ
ィジタル化され、RAM12に書き込まれる。
以上のように、この実施例では、第1図に示した光学情
報記録媒体1の補正パターンから再生される補正パター
ン信号により、ノイズによる影響がなく、かつ光学情報
記録媒体1の使用環境によって生ずる伸縮に応じた周期
の読出用クロックが得られ、この読出用クロックにより
、光学情報記録媒体1から再生される情報ビットパター
ン信号のtt 1 ##   1(0”ビットを誤りな
く判別することができ、光学情報記録媒体1から正確に
情報を再生することができる。
ところで、第1図に示した光学情報記録媒体1の基材が
、上記のように、PETフィルムからなる場合、このP
ETフィルムの温度膨張係数が2XIO−’℃−1程度
、程度膨張係数がlXl0−s%RH−”程度であるか
ら、光学情報記録媒体1上のドツトの大きさが302m
X30μm、ブロックの主走査方向Xに1000ドツト
記録されているものとすると、温度が±30℃、湿度が
±30%RHと夫々変化する使用環境のもとでは、光学
情報記録媒体1上では、主走査方向Xで、最悪の場合、
約1ドツトの長さに相当する±27μmの寸法変化があ
る。そこで、読出用クロックの周期を一定とすると、主
走査の開始時と終了時とでは、読出用クロックのタイミ
ングが再生された情報ビットパターン信号の略1ビツト
ずれてしまい、弁別マージンとして30%のタイミング
余裕があったとしても、約1へはエラーとなってしまう
。これに対し、上記実施例では、光学情報記録媒体の寸
法変化に応じて周期が変化する読出用クロックを生成す
ることができるので、この読出用クロックと再生された
情報ビットパターン信号とのタイミングが常に一致する
ことになり、情報ビットパターン信号の“1”OI+ビ
ット判別のエラーが大幅に低減される。
第6図は本発明による光学情報記録媒体の他の実施例の
1つの補正パターンと1つのブロックの一部を拡大して
示すパターン図であって、2はブロック、3は補正パタ
ーンである。
第1図に示した実施例では、補正パターン3A。
3B、3C,3D、・・・・・・は夫々主走査方向Xに
白ドツトと黒ドツトとが交互に配列された1つのドツト
列であったが、第6図に示す実施例では、補助パターン
3はかかるドツト列が複数個(第6図では4個)副走査
方向Yに配列されてなるものである。これらドツト列で
は、これら間に隙間がないように、かつ白ドツトは白ド
ツトで、また、黒ドツトは黒ドツトで副走査方向Yに並
ぶようにしている。もちろん、第1図、第2図に示した
実施例と同様に、補正パターン3の各ドツトはブロック
2でのドツトと副走査方向Yに並んでいる。
かかる光学情報記録媒体からの情報の再生に際しては、
補正パターン3が複数回(この場合4回)矢印X方向に
主走査されて1回毎に矢印Y方向の異なる位置から補正
パターン信号が再生される。
かかる光学情報記録媒体に対する情報再生装置は、第3
図に示す構成をとることができるが、第1図に示した光
学情報記録媒体1からの情報再生に際しては、再生され
た補正パターン信号を自己相関演算処理することにより
、ノイズに影響されない読出用クロックを得るようにし
たのに対し、第6図に示す光学情報記録媒体からの情報
再生に際しては、補正パターン3からの夫々の主走査に
よる再生補正パターン信号を全て加算して平均化するこ
とにより、ノイズの影響を軽減し、その影響がない読出
用クロックを得て第3図のRAM15に書き込むように
している。
したがって、この実施例においても、先の実施例と同様
の効果が得られる。
なお、先の挙げた数値は実施例の説明の便宜1示したに
すぎず、これら数値が本発明を限定するものではない。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明による光学情報記録媒体に
よれば、基材の寸法変化によって情報ビットパターン信
号の記録ドツトの大きさ、ピッチが変化しても、これと
同程度に補正パターンのドツトの大きさ、ピッチも変化
し、該補正パターンから再生される補正パターン信号に
より、再生された情報ビットパターン信号のビット毎に
タイミングが一敦した読出用クロックを得ることができ
る。
また、本発明による情報再生装置によれば、上記光学情
報記録媒体から再生される補正パターン信号を自己相関
演算処理や平均化処理することにより、光学情報記録媒
体上の欠陥によって補正パターン信号にノイズや欠落が
生じても、これらに影響されない上記読出用クロックを
得ることができるし、該読出用クロックから生成される
ゲートパルスで再生された情報ビットパターン信号をゲ
ートシ、そのゲート出力の時間長を計数することにより
、該情報ビットパターン信号に欠落やノイズがあっても
、これらに影響されない該情報ビットパターン信号のビ
ット判別が可能となるし、該ゲートパルスのパルス幅を
該情報ビットパターン信号のビット長よりも短くするこ
とにより、光学情報記録媒体の寸法変化によるドツトパ
ターンのドツト長の変化や読取手段の走査速度の不均一
に伴う情報ビットパターン信号のジッターによって影響
されることなく、情報ビットパターン信号のビット判別
が可能となる。このようにして、情報再生のエラーを大
幅に低減できて、しかも情報ビットパターン信号の変調
方式も、NZR変調も可能となるなど、自由度が増大化
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による光学情報記録媒体の一実施例を示
す図、第2図はその要部拡大図、第3図は本発明による
情報再生装置の一実施例を示すブロック図、第4図は第
3図における補正パターン信号の自己相関演算処理の説
明図、第5図は第3図における各部の信号を示す波形図
、第6図は本発明による光学情報記録媒体の他の実施例
を示す要部拡大図、第7図は従来の光学情報記録媒体の
一例を示す図、第8図は第7図におけるドツトパターン
を示す図、第9図は光学情報記録媒体の走査手段の一例
を示す構成図、第10図は従来の光学情報記録媒体にお
けるドツトパターンの他の例を示す図である。 1・・・・・・光学情報記録媒体、2.2A、2B、2
G、2D・・・・・・ブロック、3.3A、3B、3C
。 3D・・・・・・補正パターン、4・・・・・・光学ヘ
ッド、6・・・・・・2値化回路、7・・・・・・基準
クロック発生器、8゜9・・・・・・スイッチ、12,
15・・・・・・RAM、16・・・・・・カウンタ、
17・・・・・・ゲートパルス発生回路、18・・・・
・・アンドゲート、19・・・・・・カウンタ、20・
・・・・・判別回路。 第 1 図 第 ? 図 第 図 主走査方向距離 1 2 3 4 5 第 図 第 図 第 8 図 第 0 図 第 図 りQ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一方向を主走査方向とし、該主走査方向に直交す
    る他方向を副走査方向とする情報領域に、情報ビットパ
    ターン信号をドットパターンとして記録した光学情報記
    録媒体において、該主走査方向に沿つて配列される1列
    のドットからなる補正パターンを設けたことを特徴とす
    る光学情報記録媒体。
  2. (2)請求項(1)において、前記情報領域は等しい記
    録容量の複数個のブロックに分割されて該各ブロックに
    前記情報ビットパターン信号が記録され、該ブロック毎
    に前記補正パターンを設けたことを特徴とする光学情報
    記録媒体。
  3. (3)請求項(1)または(2)において、前記情報ビ
    ットパターン信号のドットパターンおよび前記補正パタ
    ーンにおける各ドットの前記主走査方向の大きさが2μ
    m以上、100μm以下であることを特徴とする光学情
    報記録媒体。
  4. (4)請求項(1)、(2)または(3)記載の光学情
    報記録媒体から前記情報ビットパターン信号を再生する
    情報再生装置であつて、前記情報領域からの前記情報ビ
    ットパターン信号の再生に先立つて前記補正パターンか
    ら補正パターン信号を再生し、かつ再生された該補正パ
    ターンから該補正パターン信号に周期、位相が一致した
    読出用クロックを生成する手段を設け、該読出用クロッ
    クによつて再生された前記情報ビットパターン信号のビ
    ット判別を行なうことを特徴とする情報再生装置。
  5. (5)請求項(4)において、前記手段は、再生された
    前記補正パターン信号を自己相関演算処理し、該演算処
    理によつて得られた前記補正パターン信号の周期を前記
    読出用クロックの周期とすることを特徴とする情報再生
    装置。
  6. (6)一方向を主走査方向とし、該主走査方向に直交す
    る他方向を副走査方向とする情報領域に、情報ビットパ
    ターン信号をドットパターンとして記録した光学情報記
    録媒体において、該主走査方向に沿つて配列される1列
    のドットからなる補正パターンを複数個該副走査方向に
    並べて設けたことを特徴とする光学情報記録媒体。
  7. (7)請求項(6)において、前記情報領域は等しい記
    録容量の複数個のブロックに分割されて該各ブロックに
    前記情報ビットパターン信号が記録され、該ブロック毎
    に前記複数個の補正パターンを設けたことを特徴とする
    光学情報記録媒体。
  8. (8)請求項(6)または(7)において、前記情報ビ
    ットパターン信号のドットパターンおよび前記補正パタ
    ーンにおける各ドットの前記主走査方向の大きさが2μ
    m以上、100μm以下であることを特徴とする光学情
    報記録媒体。
  9. (9)請求項(6)、(7)または(8)記載の光学情
    報記録媒体から前記情報ビットパターン信号を再生する
    情報再生装置であつて、前記情報領域からの前記情報ビ
    ットパターン信号の再生に先立つて前記複数個の補正パ
    ターン夫々から補正パターン信号を再生し、かつ再生さ
    れた該補正パターン信号から該補正パターン信号に周期
    、位相が一致した読出用クロックを生成する手段を設け
    、該読出用クロックによつて再生された前記情報ビット
    パターン信号のビット判別を行なうことを特徴とする情
    報再生装置。
  10. (10)請求項(9)において、前記手段は、前記夫々
    の補正パターンから再生された前記補正パターン信号を
    加算平均演算処理し、該演算処理によって得られた前記
    補正パターン信号を前記読出用クロックとすることを特
    徴とする情報再生装置。
  11. (11)請求項(4)、(5)、(9)または(10)
    において、前記手段によつて生成された前記読出用クロ
    ックを記憶するメモリ手段と、前記情報ビットパターン
    信号の再生のための前記情報領域の主走査に同期して該
    メモリ手段から前記読出用クロックを読み出す読出し手
    段とを設けたことを特徴とする情報再生装置。
  12. (12)請求項(11)において、前記読出用クロック
    の周期毎にゲートパルスを発生するゲートパルス発生手
    段と、該ゲートパルスによつて再生された前記情報ビッ
    トパターン信号を抽出するゲート手段と、該ゲート手段
    の出力レベルの時間長を計数して前記情報ビットパター
    ン信号の各ビットの“1”、“0”を判別する判別手段
    とを有することを特徴とする情報再生装置。
  13. (13)請求項(12)において、前記ゲートパルスの
    パルス幅は前記情報ビットパターン信号のビット長より
    も短いことを特徴とする情報再生装置。
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