JPH03192170A - 熱転写用インキ組成物 - Google Patents

熱転写用インキ組成物

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JPH03192170A
JPH03192170A JP1331290A JP33129089A JPH03192170A JP H03192170 A JPH03192170 A JP H03192170A JP 1331290 A JP1331290 A JP 1331290A JP 33129089 A JP33129089 A JP 33129089A JP H03192170 A JPH03192170 A JP H03192170A
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JP
Japan
Prior art keywords
ink composition
binder resin
thermal transfer
ethylcellulose
viscosity
Prior art date
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Pending
Application number
JP1331290A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuji Oikawa
卓慈 及川
Akira Oizumi
大泉 昭
Hideki Doi
秀樹 土井
Takashi Shirane
隆志 白根
Shoei Majima
間島 昭栄
Ryoichi Kishi
良一 岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyodo Printing Co Ltd
Original Assignee
Kyodo Printing Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH03192170A publication Critical patent/JPH03192170A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、y華型熱転写用インキ組成物に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
従来、讐華型熱転写用インキ組成物として、fll染ね
と、ポリビニルブチラール樹脂を主成分とするバインダ
ー樹脂と、溶剤とからなるもの(特開昭Go−1010
87号公fIりが、また(2)気化性色素と、バインダ
ー樹脂と、無機塩又はシリカと、溶剤とを主成分とする
もの(特開昭58−21539fi号公報)が、さらに
(3)気化性色素と、架橋性のバインダー樹脂と、無機
塩又はシリカと、溶剤とからなるもの(特開昭58−2
15397号公報)が、また(4)昇華性染料と、ポリ
エステル系樹脂のバインダー樹脂と、溶剤とからなるも
の(特開昭60−124294号公報)が知られており
、上記(11,(21,+31のインキ組成物は、いず
れもグラビア印刷適性は優れているが、ポリエステル系
樹脂基材に対する密着性が悪く、また上記(4)のイン
キ組成物はポリエステル系樹脂基材に対する密着性は良
好であるがグラビア印刷適性が悪いという欠点がそれぞ
れ存在していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
一般に、昇華型熱転写記録方法においては、熱転写用イ
ンキ組成物が、熱転写用リボンに塗布された形でフルカ
ラー表現に利用されることが多く、そのために転写リボ
ン上にイエロー、マゼンタ。
シアン等の各色のインキ層を繰り返し配列に形成された
それぞれの間に差異を生じさせないように、グラビア印
刷により精密かつ均一に印刷されることが要求される。
即ち、多色用転写リボンを形成するには、グラビア印刷
機で各色を繰り返し配列に印刷することが必′νであり
J’7み、濃度等を精密かつ均一・に形成するには粘度
、流動性等を含めたグラビア印刷適性が優れていなくて
はならない。
又、昇華型熱転写記録方法は、サーマルへ、トの熱エネ
ルギーを制御することにより、転写リボン」二のインキ
層中に含まれる樹脂と染料のうら染寧°lだけを4華さ
せて被熱転写シート表面の受像層に染着する記録方法で
あっ°ζ、転写リボン基材とインキ中の樹脂とは強固に
密着していることが必要である。したがって、インキと
してはグラビア印刷適性及び基材に対する密着性の両方
に優れていることが要求されるが、そのために、上記(
1)。
+21. +31のインキ組成物では、ポリエステル系
樹脂基材に対する密着性を向トさせるためにアンカーコ
ートの前処理が必要となる。
また、上記(4)のインキ組成物では、グラビア印刷適
性を向上させるためにその粘度、fL動性の調整が面倒
であった。
本発明の熱転5川インキ組成物は、バインダー樹脂とし
てポリエステル系樹脂を適用することにより、ポリエス
テル系樹脂基材に対する密着性を良好としてアンカーコ
ートの前処理を省略すると共に、増粘剤(粘度調整剤)
として前記ポリエステル系樹脂に対する相溶性の高い高
粘度エチルセルリースを添加することにより粘度、流動
性の調整を容易にしてグラビア印刷適性を向」−ゼしめ
たものである。
〔!!題を解決するための手段〕
本発明は、色料、バインダー樹脂、増粘剤及び溶剤から
なり、前記バインダー樹脂はポリニスう−ル系樹脂を主
体とするものであり、前記増粘剤はエトキシ(−0Cx
11s)の含有率が45.0〜49.5重量%で容積比
80 : 20のトルエン・エタノール混合液による5
%溶液の25℃における粘度が40〜200 cpsで
あるエチルセルロースであって、重量lt O,5〜8
%の割合で添加されたものであることを特徴とする熱転
写用インキ&Il成物である。
本発明では、前記色料として、従来昇華型熱転写用イン
ニド組成物の成分として使用されている染料を採用する
ことができる。前記バインダー樹脂としてはポリエチレ
ンテレフタレート、ポリエチレンナノクレー1.変性エ
ーテル型ポリエステル、またはこれらのポリマーブレン
ド、共重合体等を適用することができ、前記溶剤に溶解
する性質のものを採用するのが好ましい。
前記エチルセルロースは、セルロース分子((C*Il
+eOs)n)のグルコース内の011基の−・部又は
全部をエトキシ(0Cxlls)に置換した分子構造を
有する熱可塑性セルロースエーテル樹脂であり、エトキ
シの含有量により、その物理的性質及び化を的性質が大
きく異なるものである。なお、グルコース内の011基
全部をエトキシに置換したものでは、エトキシの含有量
は54.88重量%となる。
111記エチルセル[1−スとしてエトキシの含有率を
45.0〜49.5重量%に設定する理由は、この範囲
内のものでは本発明の目的を達成するに好適な物理的、
化学的性質を有し、しかも入手が容易で実用的だからで
ある。
本発明では、前記測定条件による溶液粘度が40〜20
0cpsのエチルセルロースを添加するが、その理由は
、40cps未満では増粘効果が不十分で、インキ組成
物の流動性が得られず、200cpsを超えるものは、
一般市場で入手困難なためである。
また、本発明では、上記エチルセルロースの含有量を、
インキ組成物全体に対し0.5〜8%(以下、%は重I
!基準である)の範囲内で適宜に設定することによりイ
ンキ組成物の粘度、流動性を好適な値に調整することが
できるが、0.5%を下まわると粘度が低すぎて流動性
が過大となり、8%を超えると熱転写性が悪下し、1.
5〜5%が最適範囲となる。
前記溶剤としてはアルコール系、芳香族系、イソパラフ
ィン系、エステル系、ケトン系など各種の溶剤が単独ま
た混合物として、前記色料、バインダー樹脂の性質を考
慮して使用される。
さらに、本発明のインキ組成物では、必要に応じて任意
の助剤(添加剤)を加えてもよい。
〔作 用] 本発明のインキ組成物では、バインダー樹脂としてポリ
エステル系樹脂を適用したので、ポリニスデル系樹脂に
よる基Hに対する親和性が良好となり、該基材に対する
密着性が優れたものとなる。
また、エチルセルロースの添加量等を適宜に設定するこ
とにより容易に、インキ組成物の粘度、流動性を調整す
ることができてグラビア印刷適性が良好となると共に、
エチルむルl’l−スによりインキ組成物の耐熱性も補
強される。さらに、色料が11;1記バインダー樹脂中
に固溶体の形で含有されるので転移性も向上する。
〔実施例〕
実施例1 ポリエチレンテレフタレートフィルム(PUTフィルム
)を基材とし、成分2組成が第1表に示される熱転写用
インキ組成物をグラビアコーティングにより乾燥時の塗
布重量が1.Og/fflとなるように塗布、乾燥して
熱転写シートとした。インキ組成物の調製は成分混合物
をボールミルで3時間処理することにより行った。なお
、以下「部」は重量基準である。
以下余白 その結果、このインー1組成物は前記グラビア印刷適性
が優れているばかりでなく、基材への密着性も良好であ
ることが確認された。
実施例2 1) E ’rフィルムを基材とし、成分1組成が第2
表に示される熱転写用インキ組成物を実施例1と同一の
方法2条件で塗布、乾燥して熱転写シートとした。
以下余白 その結果、このインキ組成物は、グラビア印刷適性が優
れているばかりでなく、前記基材への密着性のいずれも
第1表のものと同等に優れていることが確認された。
〔発明の効果〕
本発明の熱転写用インキ組成物では、バインダー樹脂と
してポリエステル系のものを使用し、増粘側とし−で前
記所定のエチルセルロースを0.5〜8%(重量化)含
有することにより、グラビア印刷適性が優れたものとな
り、ポリエステル系基材に対する密着性が良好となり、
熱転写シートを調製するのに際し、アンカーコートの前
処理を省略することが可能となるなど実用上多大の効果
が得られるものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)色料、バインダー樹脂、増粘剤及び溶剤からなり
    、前記バインダー樹脂はポリエステル系樹脂を主体とす
    るものであり、前記増粘剤はエトキシ(−OC_2H_
    5)の含有率が45.0〜49.5重量%で容積比80
    :20のトルエン・エタノール混合液による5%溶液の
    25℃における粘度が40〜200cpsであるエチル
    セルロースであって、重量比0.5〜8%の割合で添加
    されたものであることを特徴とする熱転写用インキ組成
    物。
JP1331290A 1989-12-22 1989-12-22 熱転写用インキ組成物 Pending JPH03192170A (ja)

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ID=18242035

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996036673A1 (fr) * 1995-05-19 1996-11-21 Polycol Color Industries Co., Ltd Encre de couleur thermofusible

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996036673A1 (fr) * 1995-05-19 1996-11-21 Polycol Color Industries Co., Ltd Encre de couleur thermofusible
US5906678A (en) * 1995-05-19 1999-05-25 Polycol Color Industries Co., Ltd. Hot melt colored ink

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