JPH03192000A - 衣類乾燥機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、上面部から衣類の挿脱を行なう衣類乾燥機に
関するものである。

従来の技術 従来の上面部から衣類の挿脱を行なう衣類乾燥機は、第
４図に示すように外枠３４の上面に衣類挿脱用の開口部
３５を覆う蓋３６を設け、内部の回転ドラム３７にはそ
の円筒胴部に設けたドラム投入口３８を覆う開閉自在の
ドラム蓋３９が装着されている。そして、衣類の挿脱に
際しては、外枠３４の蓋３６を開けて、その後回転ドラ
ム３７の最上部に位置するドラム蓋３９をスライド開閉
し、衣類を出入れする構成であった。

発明が解決しようとする課題 このような従来の衣類乾燥機では、外枠に設けた蓋を開
けて、さらに内部の回転ドラムに設けたドラム蓋を開け
るといった二重の蓋開放動作を必要とするため、衣類挿
脱の作業性が悪く、操作が面倒であるという課題を有し
ていた。

本発明は上記課題を解決するもので、衣類の出し入れを
容易にした衣類乾燥機を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、回転ドラムは所定
位置で停止する構成とし、前記回転ドラムには円筒！＃
４部に沿って開閉自在に移動するドラム蓋と、このドラ
ム蓋が回転ドラムの円筒胴部に設けたドラム投入口を塞
ぐように係止する止め金具を設け、前記止め金具の開放
時に、ドラム蓋の自重にて前記ドラム投入口の開口方向
にドラム蓋を移動するように構成したものである。

作用 本発明は上記した構成において、ドラム蓋は蓋の自重に
よりドラムの回転中心に対して回転をする力を得ること
となり、ドラム蓋により回転ドラムの円筒胴部に設けた
ドラム投入口を塞ぐように係止する止め金具を開放した
ときには、ドラム蓋は自然にドラム投入口を開口する方
向に移動することとなる。

実施例 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明
する。

第１図および第２図において、外枠１は上枠２と下枠３
とにより形成し、上枠２に開口部４を設け、この開口部
４に開閉自在の蓋５を設ける。回転ドラム６１ヨ円筒状
で、外枠１内に回転自在に支承する。回転ドラム６には
その円筒胴部に衣類を挿脱するドラム投入ロアを設ける
とともに、ドラム投入ロアには開閉自在のドラム蓋８を
設けている。この回転ドラム６はその一端側に円筒状の
支持筒部９をもち、この支持筒部９は、外枠１に固定し
た前面支持板１０にて軸受部材１１を介して係合支持さ
れ、回転ドラム６の他端側は軸受１２にて回転自在に支
承している。熱交換型送風機１３はケーシング１４に収
設され、ケーシング１４の仕切部１５により乾燥用空気
ａと冷却用空気すの各々を送風するとともに、両空気間
の熱交換を行なう。回転ドラム６に面したケーシング１
４にはシャフト１６を固着し、その周囲には吸気口１７
を設けている。一方、前面支持板１０にはヒーター１８
を内設したヒーターカバー１９が固着されており、前記
前面支持板１０のヒーター１８に面した箇所に流入口２
０を設けている。回転ドラム６の軸受１２を固着した側
には乾燥用空気ａの流出口２１を設け、この流出口２１
をリントを回収するメッシ二部を有するフィルター２２
を保持するフィルターカバー２３を着脱自在に設けて覆
っている。

外枠１に固定されたケーシング支持板２４に前記ケーシ
ング１４は固定されている。前面支持板１０とケーシン
グ支持板２４とに固定した継板２５に固着されたモータ
ー２６には、ドラム駆動用プーリー２７とファン駆動用
ブー９−２８が設けられていて、各々に回転ドラム６お
よび熱交換型送風１１１３のプーリー２９との間にドラ
ムベルト３１Ｏ、ファンベルト３１が張設され、回転ド
ラム６と熱交換型送風機１３を回転駆動するようにして
いる。

本実施例の特徴とするドラム蓋８は、第３図のように回
転ドラム６のドラム投入ロアに円筒胴部に沿って設けた
案内溝３２．３２“により遊合支持され、円筒胴部に沿
って開閉自在に移動する。

ドラム蓋８は止め金具３３によりドラム投入ロアを塞ぐ
ように係止されている。したがって、ドラム蓋８を開け
るときには止め金具３３を開放して、案内溝３２．３２
°に沿ってドラム蓋８を移動させればドラム投入ロアは
開口する。

ところで回転ドラム６は、停止するときドラム蓋８の重
心が回転ドラム６中心を通る鉛直方向より製品前方側に
位置するような所定位置で停止するようにしておき、停
止状態で前記止め金具３３を開放したとき、ドラム蓋８
には自重により下方に力がはたらくが、案内溝３２．３
２’に規制され円筒胴部に沿って移動することとなり、
回転ドラム投入ロアはドラム蓋８の自重により自動的に
開口する。

このように本発明の実施例の衣類乾燥機によれば、ドラ
ム蓋は止め金具を開放するだけで自動的に移動してドラ
ム投入口が開口するため、衣類の挿脱の際のドラム蓋の
開閉操作が簡単になり、衣類の出し入れが容易にできる
。

発明の効果 以上の実施例の説明より明らかなように、本発期によれ
ばドラム蓋は止め金具を開放するだけで自動的に移動し
て回転ドラムのドラム投入口が開口するため、衣類の挿
脱作業に際するドラム蓋の開閉操作が簡単となり、外枠
の上面部から衣類の挿脱を行なう形態の衣類乾燥機にお
いても、使い勝手を大幅に向上することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の衣類乾燥機の縦断側面図、
第２図は同要部縦断面図、第３図は同衣類乾燥機の回転
ドラムの要部斜視図、第４図は従来の衣類乾燥機の要部
縦断面図である。 １・・・・・・外枠、４・・・・・・開口部、６・・・
・・・回転ドラム、７・・・・・・ドラム投入口、８・
・・・・・ドラム蓋、１３・・・・・・熱交換型送風１
１（送風手段）、１８・・・・・・ヒーター（加熱手段
）、３２・・・・・・案内溝、３２“・・・・・・案内
溝、３３・・・・・・止め金具。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 衣類挿脱用の開口部を有する外枠と、この外枠内に回転
   自在に設けられた回転ドラムと、この回転ドラム内に空
   気を流通させる送風手段と、回転ドラムに流入する空気
   を加熱する加熱手段と、前記回転ドラムの円筒胴部に設
   けたドラム投入口およびこのドラム投入口を開閉自在に
   覆い円筒胴部に沿って移動するドラム蓋と、このドラム
   蓋を係止する止め金具とを備え、前記回転ドラムは所定
   位置で停止する構成とし、前記止め金具を開放したとき
   前記ドラム蓋は自重にてドラム投入口が開口する方向に
   移動するように構成してなる衣類乾燥機。