JPH03191908A - カバー交換式クッション - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野］ 本発明は、少くとも１つの詰め物と、少くとも１つの開
口を有していてクッションをその両側で包み込むカバー
とを含む、例えば庭園家具用に使用されるクッションに
関する。

〔従来の技術〕

この種のクッションは一般に良く知られている。

そのような交換できるカバーは、一般にクッションの洗
濯を容易にするために使用される。

クッションが汚れてきたとき、クッション全体を洗濯機
で洗うのは総じて問題である。これはしばしば詰め物の
体積を減らし、形状を変化させるので、洗った後のクッ
ションの状態がもはや魅力的な外観を呈さないという結
果になる。

それにクッションは通常の家庭用洗濯機に適さないこと
が多い。

上述の問題は交換可能なカバーを使用することで解決さ
れる。カバーを外しそれをクッションとは別に例えば洗
濯機で洗うことにより洗濯が容易にできるからである。

これら公知の交換式カバー付きクッションのもう１つの
利点は、新らしいカバーを掛けかえることにより、使用
者が、全く新品のクッションを購入するよりもかなり安
価に容易に、好ろ、傾向、あるいは流行の変化に適応し
たクッションを入手できることにある。これら交換式カ
バー付きクッションの他の利点の１つは、ある限られた
数量の詰め物と、大量の多様にデザインされたクッショ
ンカバーを備えることにより、小売商の在庫量を著しく
減することができることである。これによってクッショ
ンの広範な選択が小売商から潜在購買者に提供され、一
方、小売商は完全なりッションを大量に在庫する必要が
なくなる。

上述のすべての利点にかかわらず交換式カバーを備えた
クッションは、カバーがゆるんで垂れ下りはじめ、しわ
が発達し、特にクッションの背の下部には確実に折り重
りが生じるという欠点がある。そのようになったクッシ
ョンの外観に魅力はない。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、より良い外観が得られ、望ましくない
ひだやしわの生じる危険が著しく減少するクッションを
提供することにある。

〔発明の構成概要及び作用効果〕

この目的は、カバーの内側および詰め物の外側にそれぞ
れ互に連結し合う解放自在な連結具を設けることによっ
て達成される。

この方法によってカバーをその面の色々な点において詰
め物に取付けることが可能となり、それによってひだや
しわが生じる危険が避けられ、そして詰め物を含むクッ
ションの魅力的な外観が得られる。

他の利点は詰め物がカバーに充分固定され所定の位置か
らずれなくなることである。

結果として、交換式カバー付きクッションの使用がより
容易になり、それによってその利点が更に有効に利用さ
れることになる。

〔実施例〕

以下添付図面を参照して本発明を一層詳細に説明する。

第１図に示すクッションは詰め物１およびカバー４によ
って形成される。図の通り背部の詰め物３のまわりには
背部カバー５が配置されている。カバー４．５は互に連
結されている。カバー４１５の各側面にはそれぞれジッ
プファスナー７および８が取付けられており、それによ
って詰め物を取出すためカバーを開けることができる。

クッションの外観を良くするため、そしてまた相応する
クッションに折り重りやしわが生じるのを防ぐため、詰
め物にはスナップ９が備えられている。カバーは、その
全体を４で示すが、その内側の対応する位置に結合相手
である雌形スナップ１０を備えている。これら前後両面
に配置されたスナップを使うことによってカバーは詰め
物にしっかり取付けられる。その結果クツ小片など他の
固定手段を使用することも可能である。

カバー４はクッションに関して可撓性を有するため、カ
バーと詰め物の間に充分な空間を作ることができるので
、カバーを開は締めするシップファスナーを開け、そこ
から手を通して相応するスナップにまで届かせることも
容易にできる。座席側クッションに配置されたスナップ
９．１０にも同様な配慮がなされている。また装飾の目
的から、カバーの外側のスナップの位置に飾りボタン１
１を配置することも可能である。

本発明の好適な実施例によれば、詰め物のいずれの側に
も配置されたスナップは互に連結され、詰め物が“装飾
張り“された効果を発揮させる。本発明による方法を通
して、この効果は同様に、ゆるい交換可能なカバーを有
するクッションによっても作りだされる。

第２図に示す実施例は、スナップ９．ｌＯがそれぞれベ
ルクロテープまたはその代りの接着材料の小片と組合わ
されている点で第１図の実施例と相異する。これによっ
てよりしっかりした固定が得られる。

第３図は、第３の実施例による連結部材の詳細を示す。

この実施例による連結部材１４は、一般に合成樹脂で作
られ、詰め物５．１２に配置された開口内に取付けられ
たスリーブ１５を含む。スリーブ１５はまた別に、例え
ばにかわなど接着剤によって、詰め物５，１２に配置さ
れた開口内に固定させることもできる。

スリーブ１５は中空であり、その両端に開口１６が備え
られている。開口１６の縁には幾つかの、本実施例にお
いては４つの歯１７が備えられている。

本実施例においては、布地上に配置された連結部材が更
に、ふくらみ部分２０を持つ突起部１９を備えた円盤１
８を含む。円盤１８はカバーの布地に例えば縫い付ける
かまたは接着剤によって連結されている。カバーが詰め
物のまわりに取付けられる場合、ふくらみ部分２０を持
った突起部１９は開口１６内に押し込まれ、その場合ふ
くらみ部分２０は歯１７を通り抜けてすべり込み、そし
て歯１７を通り抜けることによってそこに固定される。

しかし連結部材が別個にびょうを含み、これらのびょう
をカバーに配置された開口を通して詰め物に配置された
連結部材に連結させることも可能である。

第４図に示す詰め物１は、背もたれ部分３と座席部分２
とによって形成される。４個の詰め物固定用プレート２
１が背もたれ部分３の前面に配置されている。同様に４
個の詰め物固定用プレートが背もたれ部分３の背面の対
応する位置に配置されている。すべての詰め物固定用プ
レート２１は円形に配列された１６個の穴２４を備えて
いる。４対の相対して定置された詰め物固定用プレート
２１は、縫い合せ２２によって互に結び付けられている
。

座席部分３の上面部と下面部の双方にはそれぞれ２個ず
つの詰め物固定用プレート２１が配置されている。ここ
でも２対の詰め物固定用プレートは相対する位置に配置
され、縫い合せ２２によって互に結び付けられている。

背もたれの高い座席に適したこのクッションの場合、隣
り合って位置された詰め物固定用プレート間の横方向の
距離は２０ＣＩ＋であり、一方すべての詰め物固定用プ
レートは間近な側縁から１９．５ｃｍの距離のところに
取付けられている。座席部分上の詰め物固定用プレート
と座席部分の前縁間の距離は２７．５ｃｍであり、そし
てこれら詰め物固定用プレートと中央縫い目間は２６．
５ｃｍ、一方中央縫目から背もたれクッションの下部詰
め物固定用プレートの１対までの距離は２９ＣＩ１１、
そして背もたれクッションの詰め物固定用プレート対の
横の間隔は２８ｃｍ、上部詰め物固定用プレートと上縁
間の距離も同しく　２８ＣＩ＋である。

背もたれの低い座席クッションの場合、これら寸法は同
様であるが、ただ１対の固定プレートだけが背もたれク
ッションの側面に配置され、１つの固定プレートは中央
縫い目から２９．５ｃｍの距離に、他の固定プレートが
上縁から２９．５ＣＩ１１の距離に位置付けられている
ことだけを例外とする。

いわゆるスツールクッションと呼ばれる単一のクッショ
ンの寸法は背もたれの低いクッションの背もたれ部の寸
法に対応する。

ベツドシート用のクッションの場合は４個の詰め物固定
用プレート２１が詰め物の背もたれ部分の各側面に配置
され、その場合詰め物固定用プレートと側壁間の距離は
常に２３ｃｍであり、２個の上部詰め物固定用プレート
と上縁間の距離は２９ｃｍ、同じく上部および下部の詰
め物固定用プレート対の間の距離も２９ｃｍ、一方下部
の詰め物固定用プレート対と中央縫い目間の距離も２９
１である。座席部分においては、２列の詰め物固定用プ
レート間の距離が２６ＣＩＤ、背もたれ部分の場合も同
様であり、一方２つの詰め物固定用プレート列はそれぞ
れ間近な縁から２３ｃＩｌ離れている。中央縫い目に最
も近い位置にある詰め物固定用プレートの列と中央縫い
目間の距離は３４ｃｕｔ、また底部縫い目に最も近い位
置にある詰め物固定用プレートの列とこの底部縫い目間
の距離も同じ＜３４ｃｍである。詰め物固定用プレート
の中央列は両隣りのびょうの列からそれぞれ３３１離れ
ている。

本発明はまたカバー４を含む。カバー４は背もたれ部分
５と座席部分６とによって形成される。第４図に示すよ
うに、きのこ状突起を備えたプレート２３が背もたれ部
分５の内側および座席部分６の内側に配置されている。

カバー４が詰め物ｌのまわりに取付けられる場合きのこ
状突起は、固定用プレート２２に備えられた穴のなかに
しっかりつかまれる。このようにしてカバーはクッショ
ンに確実に取付けられ、表面の中央部においても見栄え
よく取付けられる。

プレート２３が、カバーの詰め物固定用プレート２２の
位置に対応する位置に配置されることは自明のことであ
る。

このために、第４図に示す背もたれの高いクッションの
場合、プレート２３は次に記す寸法に従って取付けられ
ている。すなわち、２列のプレート間の距離は１９　ａ
ｉ　、一方２列はそれぞれ間近な側縁から１８．５ｃｍ
の距離にある。

上縁とプレートの上部列との間の距離は２７ｃＩ１１、
同じくクッションの背もたれ部分の上部および下部プレ
ート列間の距離も２７ａａ、一方背もたれ部分の下部プ
レート列と縫い目間の距離は２ＢＣＩである。座席部分
の場合、プレートと中央縫い目間の距離は２５Ｃ１１、
そしてプレートと前部縫い目間は２６Ｃ１１である。

背もたれの低い座席クッションの場合も寸法は同じだが
、ただし背もたれ部分においてプレートと上縁間の距離
ならびにプレートと中央縫い目間の距離が２８Ｃ１ｌで
ある点だけが相異する。

スツールクッション用のカバーの寸法は、背もたれの低
いクッション用のカバーの寸法に対応する。

ベツドシート用クッションの場合、びょうの２列間の距
離は２５Ｃ１＋１、一方びょうの各列とそれぞれの間近
な側縁間の距離は２２ｃｍである。

背もたれ部分においては、２つの上部びょうと上縁間の
距離、２つの上部びょうと２つの下部びょう間の距離、
および２つの下部びょうと中央縫い目間の距離はそれぞ
れ２８Ｃ１ｍである。

座席部分において中央縫い目および間近なびょう列間の
距離は３３ｃｍ、同じく前部縫い目と間近なびょう列間
の距離も３３ＣＩ１１である。びょうの中央列は他のび
ょうからそれぞれ３２ｃｍ離れたところに位置する。

プレートの取付けについて、第５図を参照しつつ順次に
詳しく説明する。

第５図に示す通り、ともに正方形の詰め物固定用プレー
ト２１は詰め物１を通して縫い合せ２２によって互に連
結されている。これら詰め物固定用プレートの取付け中
、それらの位置定めは正確な方法で行なわれなければな
らない、さもないと詰め物固定用プレートの穴が互に同
心的でなくなり、縫い合せ２２が機械的にできなくなる
からである０位置定めを容易にするためプレートは正方
形に作られている。各詰め物固定用プレートには、円形
に規則的に配列された１６個の穴を備えている。この方
法もまた詰め物固定用プレートの機械的縫い合せ連結を
可能にするのに必要である。

カバー４の内側にもプレート２３が配置されている。第
６図に示す通り、これらプレート２３も円周上に配列さ
れた開口２４を備えている。

取付けのためプレート２３は切り込み目２６を有するき
のこ形突起２５を備えている。プレート２１はまたプレ
ート２１に設けられた中央開口２８に隣接する漏斗状縁
部２７を含む。カバー４をプレート２３の位置で詰め物
ｌのプレー１−２１の位置に押しつけることにより、き
のこ状突起２５が漏斗状縁部２７内に導びかれ、その場
合きのこ状突起２５は開口２８内に押し込まれ、きのこ
状突起の端部に配置されたふくらみ部分２９がプレート
２１のうしろ側に位置するようになる。このようにして
スナップ連結が有効になる。

第６図はまた、他の２つの実施例によるカバーの締付装
置を示す。この目的のためにカバー材料４に穴３０が配
置されており、それを通してきのこ状突起２５を備えた
びょう３１を押しつけるとびょうの体部がカバー４の外
側に位置され、一方突起２５は開口３０を通して張り出
す。ここに同じようにしてプレート２３との連結も達成
される。

布地の覆い３３のあるびょう３２の場合、びょうはリン
グ３４によってカバーに締め付けられる。

この目的のためにきのこ状突起２５が、第２の円錐状縁
部３５とともに備えられている。

きのこ状突起２５は開口３０を通して位置づけられ、そ
してリング３４が第２円錐状縁部３５のうしろの場所に
押しつけられ、それによってびよう３２はカバー４に締
め付けられる。びょう３２は次いでプレー）２１に“ス
ナップどめ”されることが可能である。

以上、本発明を主として庭園家具用クッションに関し説
明したが、本発明のクッションはこの用途のみに限られ
るものではなく、この他の用途にも広く利用し得るもの
である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の第１実施例によるクッションの１部
分を取去った斜視図である。第２図は、本発明の第２実
施例によるクッションの１部分を取去った斜視図である
。第３図は、本発明の第３実施例によるクッションの連
結部材の詳細図である。第４図は、本発明の第４実施例
による１部分を取去った斜視図である。第５図は、第４
図に示す実施例による詰め物の詳細断面図である。第６
図は、代替実施案による連結手段の斜視詳細断面図であ
る。 １・・・詰め物、２・・・クッションの座席部分、３・
・・クッションの背もたれ部分、４・・・カバー、７・
・・ジップファスナー、９，１０・・・スナップ、１１
・・・飾りボタン、１４・・・連結具、１６・・・開口
、１７・・・歯、１８・・・円盤、１９・・・突起部、
２０・・・ふくらみ部分、２１・・・詰め物固定用プレ
ート、２２・・・縫い合せ、２３・・・詰め物固定用背
後部プレート、２４・・・プレートの穴、２５・・・き
のこ状突起。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、少くとも１つの詰め物と、少くとも１つの開口を有
   していてクッションをその両側で包み込むカバーとを含
   むクッションであって、該カバーがその内側に、そして
   該詰め物がその外側に、相互に適合される解放可能な連
   結具を備えていることを特徴とするクッション。 ２、該カバーに配置された少くとも１つの開口は閉ざす
   ことが可能であることを特徴とする請求項１記載のクッ
   ション。 ３、該連結具がクッションに配列された凹所内に配置さ
   れていることを特徴とする請求項１又は２記載のクッシ
   ョン。 ４、該連結具が突起していることを特徴とする請求項１
   、２、３のいずれか１つの項に記載のクッション。 ５、該連結具がスナップで形成されていることを特徴と
   する請求項１〜４のいずれか１つの項に記載のクッショ
   ン。 ６、該各連結位置において２つの別々の連結具が結合さ
   れていることを特徴とする請求項１〜５のいずれか１つ
   の項に記載のクッション。 ７、前記請求項のいずれかに記載のクッションのための
   カバー。 ８、該カバーに取付けられた連結部材がカバーに配置さ
   れた開口を通って外に張出した別々の要素によって形成
   されていることを特徴とする請求項７記載のカバー。 ９、該カバーに配置された連結具の各個が内側に突出し
   切り込みを持つきのこ形の突起を備えた体部によって形
   成され、そして該体部がカバーの内側に縫い付けられた
   プレートによって形成され、かつ縫い付けのための開口
   を備えていることを特徴とする請求項７又は８に記載の
   カバー。 １０、該体部がカバーの外側に配置されたびょうによっ
   て形成され、それのきのこ形突起がカバーに配置された
   開口を通って突出していることを特徴とする請求項９記
   載のカバー。 １１、請求項１〜６のいずれかに記載のクッションのた
   めの詰め物。 １２、該詰め物のいずれかの側の互に対応する位置に配
   置された連結具が詰め物を通して相互に連結されている
   ことを特徴とする請求項１１記載の詰め物。 １３、該詰め物上に固定された連結具がそれぞれ詰め物
   に取付けられたプレートによって形成され、そして開口
   を備えていることを特徴とする請求項１１又は１２記載
   の詰め物。 １４、該プレートが開口に隣接し外向きに拡がる漏斗状
   穴を備え、かつ該プレートが正方形であって円形状に規
   則的に配置された幾つかの開口を備え、そして縫い付け
   糸が詰め物及び開口を通っておよんでいることを特徴と
   する請求項１３記載の詰め物。 １５、該プレートが詰め物のいずれかの側に配置され、
   その場合互に反対側にあって対峙するプレートは同心に
   なるよう配置され、かつその場合縫い付け糸が双方のプ
   レートの開口を通っておよんでいることを特徴とする請
   求項１４記載の詰め物。