JPH03191834A - シリコンを使用したサーモパイル及びその製造方法 - Google Patents
シリコンを使用したサーモパイル及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH03191834A JPH03191834A JP1072898A JP7289889A JPH03191834A JP H03191834 A JPH03191834 A JP H03191834A JP 1072898 A JP1072898 A JP 1072898A JP 7289889 A JP7289889 A JP 7289889A JP H03191834 A JPH03191834 A JP H03191834A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- conductivity type
- silicon
- thermopile
- single crystal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims abstract description 18
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 title claims description 44
- 239000010703 silicon Substances 0.000 title claims description 44
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims abstract description 20
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims abstract description 20
- 229910021417 amorphous silicon Inorganic materials 0.000 claims abstract description 14
- 229910021420 polycrystalline silicon Inorganic materials 0.000 claims abstract description 12
- 239000012535 impurity Substances 0.000 claims abstract description 8
- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical compound [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 43
- 239000013078 crystal Substances 0.000 claims description 21
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 claims description 20
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 13
- 238000000059 patterning Methods 0.000 claims description 7
- 238000000151 deposition Methods 0.000 claims description 4
- 229910021419 crystalline silicon Inorganic materials 0.000 claims description 3
- 238000007740 vapor deposition Methods 0.000 claims 2
- 229910021421 monocrystalline silicon Inorganic materials 0.000 abstract description 23
- 239000000758 substrate Substances 0.000 abstract description 18
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 4
- 230000005678 Seebeck effect Effects 0.000 abstract description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 abstract 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 15
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 15
- 238000002955 isolation Methods 0.000 description 10
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 8
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 7
- 229920002120 photoresistant polymer Polymers 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000005229 chemical vapour deposition Methods 0.000 description 4
- 229910052814 silicon oxide Inorganic materials 0.000 description 4
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 3
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 3
- 150000002739 metals Chemical class 0.000 description 3
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 3
- 238000005530 etching Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000000206 photolithography Methods 0.000 description 2
- 241000238557 Decapoda Species 0.000 description 1
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 1
- PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N gold Chemical compound [Au] PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000010931 gold Substances 0.000 description 1
- 229910052737 gold Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005468 ion implantation Methods 0.000 description 1
- 150000004767 nitrides Chemical class 0.000 description 1
- 230000003647 oxidation Effects 0.000 description 1
- 238000007254 oxidation reaction Methods 0.000 description 1
- 230000004043 responsiveness Effects 0.000 description 1
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Radiation Pyrometers (AREA)
- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、赤外線などのセンサに利用できる、シリコン
を使用したサーモパイルとその製造方法に関する。
を使用したサーモパイルとその製造方法に関する。
単結晶シリコンを用いたサーモパイルとしては、P型シ
リコンストリップとアルミニウムを用いたものが報告さ
ている(G、D、NIEVELD、 Thermopi
lesFabricated using 5ilic
on Planar Technology+5ens
ors and Actuators、 3.(198
2/83)179−183)。
リコンストリップとアルミニウムを用いたものが報告さ
ている(G、D、NIEVELD、 Thermopi
lesFabricated using 5ilic
on Planar Technology+5ens
ors and Actuators、 3.(198
2/83)179−183)。
このサーモパイルは、n型シリコン単結晶内に形成され
た10〔μm)Xl、5(閣〕 (マスク寸法)の形状
を持つP型シリコンストリップと、その上部に形成され
たシリコン酸化膜で該ストリップと絶縁されたアルミニ
ウムストリップとを直列に接続してなる熱電対を多数用
いた構造である。
た10〔μm)Xl、5(閣〕 (マスク寸法)の形状
を持つP型シリコンストリップと、その上部に形成され
たシリコン酸化膜で該ストリップと絶縁されたアルミニ
ウムストリップとを直列に接続してなる熱電対を多数用
いた構造である。
比抵抗が5X10−”(ΩOa)のシリコンストリップ
を持つこのサーモパイルの熱起電力は、熱電対を152
組直列に接続したもので76(mV/K)得られ、内部
抵抗値は250(kΩ)である。
を持つこのサーモパイルの熱起電力は、熱電対を152
組直列に接続したもので76(mV/K)得られ、内部
抵抗値は250(kΩ)である。
このように、サーモパイルの熱電対としてP型シリコン
ストリップとアルミニウムストリップを使用した場合、
サーモパイルの出力である熱起電力への双方の材料の寄
与を比較すると、p型車結晶シリコンのゼーベック係数
は、そのドーピング濃度にも依存するが、その値はほぼ
450〜1600〔μV/K)をとるのに対し、アルミ
ニウムは−1,7〔μV/K )程度となり、熱電対の
出力感度に対するアルミニウムの寄与は相対的に極めて
小さい。従って、サーモパイルの出力を大きくするには
アルミニウムを大きなゼーベック係数をもつ別の材料に
代える必要がある。
ストリップとアルミニウムストリップを使用した場合、
サーモパイルの出力である熱起電力への双方の材料の寄
与を比較すると、p型車結晶シリコンのゼーベック係数
は、そのドーピング濃度にも依存するが、その値はほぼ
450〜1600〔μV/K)をとるのに対し、アルミ
ニウムは−1,7〔μV/K )程度となり、熱電対の
出力感度に対するアルミニウムの寄与は相対的に極めて
小さい。従って、サーモパイルの出力を大きくするには
アルミニウムを大きなゼーベック係数をもつ別の材料に
代える必要がある。
アルミニウムに代わる他の材料の候補としては、上述の
大きなゼーベック係数を持つ単結晶シリコンが挙げられ
る。熱電対としての条件は異種金属であること、である
が、これは、基板に形成されたP型シリコンストリップ
に対しアルミニウムに代るシリコンストリップはn型に
するなど、導電型を逆にすることで満足させることがで
きる。但し、両方とも単結晶というのは、作り方が問題
である。即ちこれらは絶縁する必要があり、アルミニウ
ムに代るシリコンストリップは、p型シリコンストリッ
プを形成したシリコン単結晶層の表面に絶縁膜を被着し
その上に形成することになるが、絶縁膜上に単結晶層は
形成しにくい。絶縁膜上に単結晶シリコンを形成する方
法としては、CVD法等によって絶縁膜上に堆積した多
結晶シリコンや非晶質シリコンをレーザー光などで照射
して溶融、再結晶化する方法、または、絶縁膜に穴を開
けて単結晶シリコン層の表面を露出させ、その穴から単
結晶シリコンを放射状に成長させる方法などがあるが、
これらは、結晶面方位の制御性や均一な結晶性と不純物
濃度を得ることなどに問題があり、まだ技術は確立して
いない。
大きなゼーベック係数を持つ単結晶シリコンが挙げられ
る。熱電対としての条件は異種金属であること、である
が、これは、基板に形成されたP型シリコンストリップ
に対しアルミニウムに代るシリコンストリップはn型に
するなど、導電型を逆にすることで満足させることがで
きる。但し、両方とも単結晶というのは、作り方が問題
である。即ちこれらは絶縁する必要があり、アルミニウ
ムに代るシリコンストリップは、p型シリコンストリッ
プを形成したシリコン単結晶層の表面に絶縁膜を被着し
その上に形成することになるが、絶縁膜上に単結晶層は
形成しにくい。絶縁膜上に単結晶シリコンを形成する方
法としては、CVD法等によって絶縁膜上に堆積した多
結晶シリコンや非晶質シリコンをレーザー光などで照射
して溶融、再結晶化する方法、または、絶縁膜に穴を開
けて単結晶シリコン層の表面を露出させ、その穴から単
結晶シリコンを放射状に成長させる方法などがあるが、
これらは、結晶面方位の制御性や均一な結晶性と不純物
濃度を得ることなどに問題があり、まだ技術は確立して
いない。
このように、シリコン単結晶とアルミニウムの熱電対で
は、熱起電力が十分でない。この熱電対ではアルミニウ
ムの寄与が少ないので、それを太き(すべく、同じ単結
晶シリコンを、導電型を変えて使用すると、熱起電力は
大きくなるが、製造が難かしい。
は、熱起電力が十分でない。この熱電対ではアルミニウ
ムの寄与が少ないので、それを太き(すべく、同じ単結
晶シリコンを、導電型を変えて使用すると、熱起電力は
大きくなるが、製造が難かしい。
それ故本発明は、単結晶シリコンとアルミニウムの熱電
対より熱起電力が大きく、製造は比較的容易でコストも
低廉な製造法を工夫して、どちらもサーモパイルとその
製造法を提供することを目的とするものである。
対より熱起電力が大きく、製造は比較的容易でコストも
低廉な製造法を工夫して、どちらもサーモパイルとその
製造法を提供することを目的とするものである。
本発明では単結晶シリコンストリップと多結晶または非
晶質シリコンストリップを用い、一方をn型、他方をp
型として熱電対を作り、この熱電対の複数個でサーモパ
イルとする。単結晶シリコンストリップは単結晶シリコ
ン基板に形成し、多結晶または非晶質シリコンストリッ
プは、該シリコン基板の表面に絶縁層を形成し、その上
にシリコン層を堆積させ、それをパターニングして作る
。
晶質シリコンストリップを用い、一方をn型、他方をp
型として熱電対を作り、この熱電対の複数個でサーモパ
イルとする。単結晶シリコンストリップは単結晶シリコ
ン基板に形成し、多結晶または非晶質シリコンストリッ
プは、該シリコン基板の表面に絶縁層を形成し、その上
にシリコン層を堆積させ、それをパターニングして作る
。
これには通常のトランジスタの製造工程を応用でき、製
造容易である。
造容易である。
第1図で14が単結晶シリコンストリップ、16が多結
晶または非晶質シリコンストリップであり、これらは一
方がP型、他方がn型と、導電型を異にする。こ〜では
シリコンストリップ1614を第1、第2導電型層とい
う。
晶または非晶質シリコンストリップであり、これらは一
方がP型、他方がn型と、導電型を異にする。こ〜では
シリコンストリップ1614を第1、第2導電型層とい
う。
第2導電型層14はシリコン単結晶層12に不純物を導
入(拡散またはイオン注入)して作られ、第1導電型層
16は絶縁層13上に堆積させた多結晶または非晶質シ
リコン層により作られるが、この多結晶または非晶質シ
リコン層は第1図の段階ではエツチングで除去され、層
16の部分を除いては残っていない。シリコン単結晶層
12はこ−では単結晶シリコン基板11上に成長させた
シリコンエピタキシャル層であるが、これは単結晶シリ
コン基板11そのものでもよい。シリコン単結晶層12
は第1導電型例えばn型とし、第2導電型本例ではP゛
型の層14の各々は層12との間に形成されるpn接合
で絶縁する。第1導電型層16の絶縁は周囲の絶縁層1
3.15a、15b、18が行なう。
入(拡散またはイオン注入)して作られ、第1導電型層
16は絶縁層13上に堆積させた多結晶または非晶質シ
リコン層により作られるが、この多結晶または非晶質シ
リコン層は第1図の段階ではエツチングで除去され、層
16の部分を除いては残っていない。シリコン単結晶層
12はこ−では単結晶シリコン基板11上に成長させた
シリコンエピタキシャル層であるが、これは単結晶シリ
コン基板11そのものでもよい。シリコン単結晶層12
は第1導電型例えばn型とし、第2導電型本例ではP゛
型の層14の各々は層12との間に形成されるpn接合
で絶縁する。第1導電型層16の絶縁は周囲の絶縁層1
3.15a、15b、18が行なう。
第11第2導電型16.14はその両端で、金属層17
により接続し、第1図(b)に示すようにジグザグ状の
直列接続体にする。これらの両端の一方が温接点、他方
が冷接点となり、その温接点側に絶縁層1日を介して電
磁波吸収体層19を配設する。
により接続し、第1図(b)に示すようにジグザグ状の
直列接続体にする。これらの両端の一方が温接点、他方
が冷接点となり、その温接点側に絶縁層1日を介して電
磁波吸収体層19を配設する。
電磁波吸収体jli19は赤外線などの電磁波を吸収、
昇温(降温)するもので、その昇温(降温)で温接点側
を加熱(冷却)する。
昇温(降温)するもので、その昇温(降温)で温接点側
を加熱(冷却)する。
このサーモパイルでは電磁波吸収体19に入射した電磁
波により該吸収体の温度が上昇(降温)し、この近傍に
ある熱電対の温接点の温度が冷接点側よりも上昇(降温
)する。これにより、熱電対の温接点と冷接点の間に温
度差が生じて、ゼーベック効果により熱起電力が発生す
る。電磁波は例えば赤外線であるが、電磁波吸収体19
に吸収されて熱になるものであれば何でもよく、全波長
帯域型である。第1導電型層16は多結晶または非晶質
シリコン、第2導電型層14はシリコン単結晶であるか
らゼーベック係数が大きく(シリコン単結晶は前記の4
50〜1600 (μV/k)、多結晶または非晶質シ
リコンは100〜240〔μV/k])、これらで構成
される熱電対の熱起電力は大きい。
波により該吸収体の温度が上昇(降温)し、この近傍に
ある熱電対の温接点の温度が冷接点側よりも上昇(降温
)する。これにより、熱電対の温接点と冷接点の間に温
度差が生じて、ゼーベック効果により熱起電力が発生す
る。電磁波は例えば赤外線であるが、電磁波吸収体19
に吸収されて熱になるものであれば何でもよく、全波長
帯域型である。第1導電型層16は多結晶または非晶質
シリコン、第2導電型層14はシリコン単結晶であるか
らゼーベック係数が大きく(シリコン単結晶は前記の4
50〜1600 (μV/k)、多結晶または非晶質シ
リコンは100〜240〔μV/k])、これらで構成
される熱電対の熱起電力は大きい。
サーモパイルは、か\る熱電対の複数個を直列に接続し
て構成するので、その紛然起電力は各々の熱電対が発生
する熱起電力の総和となる。
て構成するので、その紛然起電力は各々の熱電対が発生
する熱起電力の総和となる。
電磁波吸収体層19を設ける部分の厚みは薄くしておく
と、熱容量が小さく、昇温(降温)が速やかになるから
、応答性がよくなる。冷接点側は厚くしておくとシート
シンクになり、温度差をとることが容易になる。
と、熱容量が小さく、昇温(降温)が速やかになるから
、応答性がよくなる。冷接点側は厚くしておくとシート
シンクになり、温度差をとることが容易になる。
このサーモパイルでは異種金属(第1、第2導電型層)
を直接接続しないで、金属N17を介して接続する。温
接点側の温度はどこも等温と見做せるので、中間金属の
法則が適用され、金属層17は熱電対の起電力には影響
を及ぼさない。絶縁層18.15a、15bは、電磁波
吸収体層19の熱を周囲に逃さぬよう、熱伝導率の小さ
いものがよい。
を直接接続しないで、金属N17を介して接続する。温
接点側の温度はどこも等温と見做せるので、中間金属の
法則が適用され、金属層17は熱電対の起電力には影響
を及ぼさない。絶縁層18.15a、15bは、電磁波
吸収体層19の熱を周囲に逃さぬよう、熱伝導率の小さ
いものがよい。
第1図(a)のサーモパイルで、単結晶シリコン基Il
lはP型、シリコンエピタキシャル層12はn型、第2
導電型層I4はp゛型、第1導電型層16はn°型とす
る。また絶縁層15a、15b。
lはP型、シリコンエピタキシャル層12はn型、第2
導電型層I4はp゛型、第1導電型層16はn°型とす
る。また絶縁層15a、15b。
18はシリコン酸化膜、電磁波吸収体層19は合焦とす
る。
る。
第2導電型層14の寸法は例えば長さ1(mm)、幅3
0Cμm〕、厚さ(拡散深さ)5〔μm〕とし、第1導
電型層16の寸法は長さ1 (am、) 、幅30〔μ
m〕、厚さ1 〔μm〕とする。か\る第1、第2導電
型層で構成される熱電対の96対を1(m”)の面積を
持つ合焦19の周辺に十字状に配置した。
0Cμm〕、厚さ(拡散深さ)5〔μm〕とし、第1導
電型層16の寸法は長さ1 (am、) 、幅30〔μ
m〕、厚さ1 〔μm〕とする。か\る第1、第2導電
型層で構成される熱電対の96対を1(m”)の面積を
持つ合焦19の周辺に十字状に配置した。
このサーモパイルの素子寸法は4×4〔皿〕の大きさで
、ウェハ上のスクライプラインから0.5〔閣〕内側に
形成される。p゛シリコンらなる第2導電型層14の面
抵抗は10〔Ω/口〕であり、n゛シリコンらなる第1
導電型層16の面抵抗は100[Ω/口]で、サーモパ
イルの内部抵抗は352(KΩ〕である。この内部抵抗
は、第1、第2導電型層を非直線にすることで、素子寸
法をそれ程度えずに調整する(大きくする)ことができ
る。
、ウェハ上のスクライプラインから0.5〔閣〕内側に
形成される。p゛シリコンらなる第2導電型層14の面
抵抗は10〔Ω/口〕であり、n゛シリコンらなる第1
導電型層16の面抵抗は100[Ω/口]で、サーモパ
イルの内部抵抗は352(KΩ〕である。この内部抵抗
は、第1、第2導電型層を非直線にすることで、素子寸
法をそれ程度えずに調整する(大きくする)ことができ
る。
このサーモパイルは、室温において、熱電対の温接点と
冷接点の間に1〔K〕の温度差が生じたとき、86(m
V)の紛然起電力がある。これは、熱電対一対当り約0
.9(mV)であり、p°シリコン/アルミニウム熱電
対に比べると1.8倍の出力電圧の向上である。
冷接点の間に1〔K〕の温度差が生じたとき、86(m
V)の紛然起電力がある。これは、熱電対一対当り約0
.9(mV)であり、p°シリコン/アルミニウム熱電
対に比べると1.8倍の出力電圧の向上である。
放射状配置のサーモパイルは、p゛シリコン第2導電型
層14を短辺30〔μm〕、長辺120〔μm〕、長さ
1〔鵬〕の台形で、厚さ(拡散深さ)5〔μm〕とし、
n゛シリコン第1導電型層16を同様に短辺30〔μm
〕、長辺120〔μm〕、長さ1〔■〕の台形で、厚さ
1〔μm〕とし、か−る第1、第2導電型層で構成され
る熱電対の90対で構成した。このサーモパイルの内部
抵抗は209(KΩ〕で、紛然起電力は80(mV)で
あった。
層14を短辺30〔μm〕、長辺120〔μm〕、長さ
1〔鵬〕の台形で、厚さ(拡散深さ)5〔μm〕とし、
n゛シリコン第1導電型層16を同様に短辺30〔μm
〕、長辺120〔μm〕、長さ1〔■〕の台形で、厚さ
1〔μm〕とし、か−る第1、第2導電型層で構成され
る熱電対の90対で構成した。このサーモパイルの内部
抵抗は209(KΩ〕で、紛然起電力は80(mV)で
あった。
第2図に、電磁波吸収体層19の部分の厚みを薄くした
サーモパイルを示す。全図を通してそうであるが、他の
図と同じ部分には同じ符号が付しである。本例では電磁
波吸収体19の下部の単結晶シリコン基板11をエツチ
ングして除去することにより、この部分の厚みを薄くし
ている。例えば薄い部分は10数〔μm〕、厚い部分は
400〔μm〕である。このサーモパイルは十字状配置
または放射状配置のもので、断面でみて中央に電磁波吸
収体層19があり、その両側に第1、第2導電型層14
.16がある。20はアイソレーション用の拡散領域、
21は基板(こ−ではエビ層12)コンタクト用拡散領
域である。
サーモパイルを示す。全図を通してそうであるが、他の
図と同じ部分には同じ符号が付しである。本例では電磁
波吸収体19の下部の単結晶シリコン基板11をエツチ
ングして除去することにより、この部分の厚みを薄くし
ている。例えば薄い部分は10数〔μm〕、厚い部分は
400〔μm〕である。このサーモパイルは十字状配置
または放射状配置のもので、断面でみて中央に電磁波吸
収体層19があり、その両側に第1、第2導電型層14
.16がある。20はアイソレーション用の拡散領域、
21は基板(こ−ではエビ層12)コンタクト用拡散領
域である。
第3図に十字状配置のサーモパイルの、また第4図に放
射状配置のサーモパイルの平面図を示す。
射状配置のサーモパイルの平面図を示す。
第1、第2導電型層14.16は全て直列に接続され、
25.26がその両端に取付けられた端子である。
25.26がその両端に取付けられた端子である。
第5図にサーモパイルの製造工程を示す。先ず同図(1
)に示すよう単結晶シリコン基板11(ウェハ上の1チ
ップ分)を用意し、同図(2)に示すようにこの上に第
1導電型のシリコンエピタキシャル層12を成長させる
。次いで(3)熱処理し、表面にシリコン酸化膜(Si
n、膜)13を形成する。
)に示すよう単結晶シリコン基板11(ウェハ上の1チ
ップ分)を用意し、同図(2)に示すようにこの上に第
1導電型のシリコンエピタキシャル層12を成長させる
。次いで(3)熱処理し、表面にシリコン酸化膜(Si
n、膜)13を形成する。
次に(4)ホトレジスト31を塗布し、かつパターニン
グし、このパターニングしたホトレジストをマスクにエ
ツチングして(5)の状態にする。次いでホトレジスト
31を除き、(6)の状態にする。
グし、このパターニングしたホトレジストをマスクにエ
ツチングして(5)の状態にする。次いでホトレジスト
31を除き、(6)の状態にする。
素子分離層(アイソレージジン)20を形成するには、
上記(3)の熱処理で酸化膜を形成したのち、(4)′
この酸化膜13をホトリソグラフィでパターニングし
、これで開けた窓を通して不純物拡散を行ない、(5)
′の状態にする0次いで熱処理して、基板露出部を酸化
膜で覆う。その後は第5図(4)または(力′に移る。
上記(3)の熱処理で酸化膜を形成したのち、(4)′
この酸化膜13をホトリソグラフィでパターニングし
、これで開けた窓を通して不純物拡散を行ない、(5)
′の状態にする0次いで熱処理して、基板露出部を酸化
膜で覆う。その後は第5図(4)または(力′に移る。
第5図(7)の工程ではパターニングした酸化膜13を
マスクに不純物拡散して複数本の第2導電型層14を作
る。次は(9)に示すように、熱処理して表面に酸化膜
13を形成させ、この上にCVD法によりシリコンを堆
積させて(10)に示すように多結晶(または非晶質)
シリコン層32を作る。
マスクに不純物拡散して複数本の第2導電型層14を作
る。次は(9)に示すように、熱処理して表面に酸化膜
13を形成させ、この上にCVD法によりシリコンを堆
積させて(10)に示すように多結晶(または非晶質)
シリコン層32を作る。
次は(11)ホトレジスト31を塗布し、かつパタニン
グし、このパターニングしたホトレジストをマスクにシ
リコン層32をエツチングして(12)に示す如く、(
複数本の)第1導電型層16を作る。
グし、このパターニングしたホトレジストをマスクにシ
リコン層32をエツチングして(12)に示す如く、(
複数本の)第1導電型層16を作る。
第5図(7)′ は第5図(6)′から続くものであり
、この工程では酸化膜13に窓をあけ、この窓を通して
不純物拡散して基板コンタクト用拡散層21を作る。そ
の後、熱処理して露出部を酸化膜で覆い、(8)′ に
する。次いでホトレジストの塗布、そのパターニングを
行ない、(9)′の状態にする。これで前記(4)と同
じ状態になる。
、この工程では酸化膜13に窓をあけ、この窓を通して
不純物拡散して基板コンタクト用拡散層21を作る。そ
の後、熱処理して露出部を酸化膜で覆い、(8)′ に
する。次いでホトレジストの塗布、そのパターニングを
行ない、(9)′の状態にする。これで前記(4)と同
じ状態になる。
アイソレーション20と基板コンタクト21を作るには
(1)〜(3)、(4)′〜(9)’、 (4)、 (
5)・・・・・・としても、また(1)〜(3)、(4
)′〜(6)’、 (4)〜(9)、 (7)’、 (
8)’、 00)・・・・・・としてもよく、工程の順
序は適宜変更できる。
(1)〜(3)、(4)′〜(9)’、 (4)、 (
5)・・・・・・としても、また(1)〜(3)、(4
)′〜(6)’、 (4)〜(9)、 (7)’、 (
8)’、 00)・・・・・・としてもよく、工程の順
序は適宜変更できる。
アイソレーションして層14の拡散に入る工程はバイポ
ーラトランジスタの工程と同じであり、サーモパイルと
その制御用バイポーラトランジスタ回路を同じ基板に作
る場合、有利である。
ーラトランジスタの工程と同じであり、サーモパイルと
その制御用バイポーラトランジスタ回路を同じ基板に作
る場合、有利である。
熱酸化で表面に絶縁層(酸化膜)を作る工程では下面に
も絶縁層(酸化膜)ができるが、これは適宜除去しまた
はそのま一残してよい。図では適宜図示を省略している
。
も絶縁層(酸化膜)ができるが、これは適宜除去しまた
はそのま一残してよい。図では適宜図示を省略している
。
次は第5図03)に示すように、絶縁膜15a、13に
窓開きする。第1、第2導電型層14.16は完全に重
なってはおらず、位置的にずれている(従って03)、
C3)’ などは単一平面での断面図ではない)ので
、これらへ同時に窓開きすることは可能である。第5図
(C)θ■′は、絶縁膜層15aを堆積せずに、絶縁膜
層13だけに穴あけして、次の04)に入る場合を示す
。この場合以後の工程図の15aを除いた図を考えれば
よい。次に金属(アルミニウム)を蒸着して04)の状
態にし、これをパタニングして0ωに示すように金属J
117を作る。
窓開きする。第1、第2導電型層14.16は完全に重
なってはおらず、位置的にずれている(従って03)、
C3)’ などは単一平面での断面図ではない)ので
、これらへ同時に窓開きすることは可能である。第5図
(C)θ■′は、絶縁膜層15aを堆積せずに、絶縁膜
層13だけに穴あけして、次の04)に入る場合を示す
。この場合以後の工程図の15aを除いた図を考えれば
よい。次に金属(アルミニウム)を蒸着して04)の状
態にし、これをパタニングして0ωに示すように金属J
117を作る。
右側の金属層17は図示の第1、第2導電型層14.1
6の一端を接続するものであり、左側の金属層17.1
7は1つ手前の第1導電型層、1つ後の第2導電型金属
層と図示第1、第2導電型層14.16を接続するもの
である。次はCVD法に絶縁膜18を形成し、0ωの状
態にする。
6の一端を接続するものであり、左側の金属層17.1
7は1つ手前の第1導電型層、1つ後の第2導電型金属
層と図示第1、第2導電型層14.16を接続するもの
である。次はCVD法に絶縁膜18を形成し、0ωの状
態にする。
次は電磁波吸収体層19を形成するが、これにはθ′7
1のようにホトレジスト36を塗布し、パターニングし
、次いで00金を蒸着してリフトオフして電磁波吸収体
N(全黒)層に19を残す、という工程をとる。その後
、CVD法で保護膜(シリコン酸化膜または窒化膜)3
7を形成して09)の状態にする。09)′ はアイソ
レーション部分まで示したθ9の状態である。
1のようにホトレジスト36を塗布し、パターニングし
、次いで00金を蒸着してリフトオフして電磁波吸収体
N(全黒)層に19を残す、という工程をとる。その後
、CVD法で保護膜(シリコン酸化膜または窒化膜)3
7を形成して09)の状態にする。09)′ はアイソ
レーション部分まで示したθ9の状態である。
次は電磁波吸収体層19の部分の薄肉化を行なうが、こ
れにはQOのように裏面側の保護膜 7をパターニング
し、このパターニングした保護膜をマスクに異方性エツ
チングを行なって単結晶シリコン基板11を図示のよう
に袴る。単結晶シリコン基板11として(100)基板
を用いるとこのエツチングで(111)面が現われ、図
示の如き凹部が形成される。 CI’、 (21)’
はアイソレーション部まで含まれたC1. (21)
の状態を示す。なお12G(21)などでは上部の絶縁
N13.・・・・・・などを省略している。
れにはQOのように裏面側の保護膜 7をパターニング
し、このパターニングした保護膜をマスクに異方性エツ
チングを行なって単結晶シリコン基板11を図示のよう
に袴る。単結晶シリコン基板11として(100)基板
を用いるとこのエツチングで(111)面が現われ、図
示の如き凹部が形成される。 CI’、 (21)’
はアイソレーション部まで含まれたC1. (21)
の状態を示す。なお12G(21)などでは上部の絶縁
N13.・・・・・・などを省略している。
工程順は変更可能である。例えば06)より[相](2
1)07)08)の順にして、薄肉化の後に電磁波吸収
体を被着してもよい。
1)07)08)の順にして、薄肉化の後に電磁波吸収
体を被着してもよい。
第2導電型層14は後から形成してもよく、この場合の
製造工程を第6図に示す。この図の(1)は同(2)の
、単結晶シリコン基板11上に第1導電型のシリコンエ
ピタキシャル層12を成長させ、表面に絶縁膜13を形
成するまでの工程を示す。次は絶縁膜13に第1導電型
(n゛)の多結晶(または非晶質)シリコン層を成長さ
せ、それをパタニングして複数本の第1導電型層16を
形成して(4)の状態にするが、こ−までの工程を(3
)で示す。
製造工程を第6図に示す。この図の(1)は同(2)の
、単結晶シリコン基板11上に第1導電型のシリコンエ
ピタキシャル層12を成長させ、表面に絶縁膜13を形
成するまでの工程を示す。次は絶縁膜13に第1導電型
(n゛)の多結晶(または非晶質)シリコン層を成長さ
せ、それをパタニングして複数本の第1導電型層16を
形成して(4)の状態にするが、こ−までの工程を(3
)で示す。
この(4)の状態は第5図(12)に相当するが、第2
導電型1!14はない。5次いで熱処理またはCVDに
より表面に絶縁膜15aを形成して(5)の状態にし、
次にホトリソグラフィにより絶縁膜13に(6)のよう
に拡散窓をあける。この(6)も−平面での断面図では
なく、絶縁膜13の上、下でずれている。アイソレーシ
ョン部まで含めると(6)は(6)′ の如くである。
導電型1!14はない。5次いで熱処理またはCVDに
より表面に絶縁膜15aを形成して(5)の状態にし、
次にホトリソグラフィにより絶縁膜13に(6)のよう
に拡散窓をあける。この(6)も−平面での断面図では
なく、絶縁膜13の上、下でずれている。アイソレーシ
ョン部まで含めると(6)は(6)′ の如くである。
次に第6図(力に示すように、絶縁膜15にあけた窓を
通して不純物を拡散し、複数本の第2導電型層14を作
る。第2導電型層14を作る工程で、同時に多結晶シリ
コンゲートのMOSトランジスタのソースとドレインの
拡散頭載も自己整合で作ることが可能である。このよう
に第2導電型Jl14を後で作る工程は、MOS)ラン
ジスタを使った集積回路も同時にできる。その後、熱処
理またはCVDにより絶縁膜15bを形成し、(8)の
状態にする。また、アイソレーション20と基板コンタ
クト21を作るには、(1)〜(5)、第5図(4)′
〜(9)′(6)〜(8)としても、また、(1)〜(
5)、第5図(4)′ 〜(6)′、(6)〜(8)、
第5図(7)′〜(8)′ としてもよく、工程の順序
は適宜変更できる。次は第5図面または03)’ 、
04)、 Oω、・・・・・・の工程に移る。(8)′
は(8)をアイソレーション部まで含めて示す。
通して不純物を拡散し、複数本の第2導電型層14を作
る。第2導電型層14を作る工程で、同時に多結晶シリ
コンゲートのMOSトランジスタのソースとドレインの
拡散頭載も自己整合で作ることが可能である。このよう
に第2導電型Jl14を後で作る工程は、MOS)ラン
ジスタを使った集積回路も同時にできる。その後、熱処
理またはCVDにより絶縁膜15bを形成し、(8)の
状態にする。また、アイソレーション20と基板コンタ
クト21を作るには、(1)〜(5)、第5図(4)′
〜(9)′(6)〜(8)としても、また、(1)〜(
5)、第5図(4)′ 〜(6)′、(6)〜(8)、
第5図(7)′〜(8)′ としてもよく、工程の順序
は適宜変更できる。次は第5図面または03)’ 、
04)、 Oω、・・・・・・の工程に移る。(8)′
は(8)をアイソレーション部まで含めて示す。
第7図(a)は第2導電型層14と第1導電型層16の
両端部を重なるように配置したものである。
両端部を重なるように配置したものである。
第7図(b)は、14と16と金属層17の接続をイメ
ージした図である。この構造についても、第5図または
第6図の製造工程で作ることができる。
ージした図である。この構造についても、第5図または
第6図の製造工程で作ることができる。
以上説明したように本発明では、p型及びn型単結晶、
多結晶、非晶質シリコンをサーモパイルの熱電対として
用いるので、熱電対の起電力が、単結晶シリコンとアル
ミニウムの熱電対と比較すると1.8倍程度も大きくな
り、微弱な電磁波も検出可能な高感度サーモパイルを提
供することができる。また製造が容易であり、低コスト
化が可能である。
多結晶、非晶質シリコンをサーモパイルの熱電対として
用いるので、熱電対の起電力が、単結晶シリコンとアル
ミニウムの熱電対と比較すると1.8倍程度も大きくな
り、微弱な電磁波も検出可能な高感度サーモパイルを提
供することができる。また製造が容易であり、低コスト
化が可能である。
第1図は本発明のサーモパイルの原理説明図、第2図は
電磁波吸収体層部分を薄肉化したサーモパイルの概略断
面図、 第3図は十字状配置のサーモパイルの概略平面図、 第4図は放射状配置のサーモパイルの概略平面図、 第5図は本発明のサーモパイルの製造工程の説明図、 第6図は本発明のサーモパイルの他の製造工程の説明図
、 第7図は本発明の他のサーモパイルの説明図である。 第1図で14は第2導電型層、16は第1導電型層、1
7はこれらの端部を接続する金属層、19は電磁波吸収
体層である。 出 願 人 新日本製鐵株式会社
電磁波吸収体層部分を薄肉化したサーモパイルの概略断
面図、 第3図は十字状配置のサーモパイルの概略平面図、 第4図は放射状配置のサーモパイルの概略平面図、 第5図は本発明のサーモパイルの製造工程の説明図、 第6図は本発明のサーモパイルの他の製造工程の説明図
、 第7図は本発明の他のサーモパイルの説明図である。 第1図で14は第2導電型層、16は第1導電型層、1
7はこれらの端部を接続する金属層、19は電磁波吸収
体層である。 出 願 人 新日本製鐵株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、シリコン単結晶層に不純物を導入して形成された複
数本の第2導電型層と、 該シリコン単結晶層の表面の絶縁層上に堆積させた多結
晶または非晶質シリコン層で形成された複数本の第1導
電型層と、 これら第1、第2導電型層をその両方の端部で接続して
全体をジグザグ状にする金属層と、これら複数本の第1
、第2導電型層の前記金属層で接続された一方の端部に
、絶縁層を介して被着された、該端部の受光用の電磁波
吸収体層とを備えることを特徴とするシリコンを使用し
たサーモパイル。 2、第1導電型のシリコン単結晶層に複数本の第2導電
型の層を形成する工程と、 該シリコン単結晶層の表面に絶縁膜を形成し、その上に
第1導電型の多結晶または非晶質シリコン層を堆積させ
る工程と、 該第1導電型のシリコン層をパターニングして複数本の
第1導電型層を形成する工程と、 これら第1、第2導電型層の両端部を、隣接するそれら
の端部へ、絶縁層への窓開き、金属蒸着、パターニング
で形成した金属層により接続して全体をジグザグ状の直
列接続体にする工程と、該両端部の一方の温接点となる
側に、絶縁膜を介して電磁波吸収体層を形成する工程と
を有することを特徴とするシリコンを使用したサーモパ
イルの製造法。 3、第1導電型のシリコン単結晶層の表面に絶縁膜を形
成し、その上に第1導電型の多結晶または非晶質シリコ
ン層を堆積させる工程と、 第1導電型のシリコン層をパターニングして複数本の第
1導電型層を形成する工程と、 表面に絶縁層を形成しかつパターニングして窓開きし、
その窓を通してシリコン単結晶層に不純物を拡散して、
複数本の第2導電型層を形成する工程と、 これら第1、第2導電型層の両端部を、隣接するそれら
の端部へ、絶縁層への窓開き、金属蒸着、パターニング
で形成した金属層により接続して全体をジグザグ状の直
列接続体にする工程と、該両端部の一方の温接点となる
側に、絶縁膜を介して電磁波吸収体層を形成する工程と
を有することを特徴とするシリコンを使用したサーモパ
イルの製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1072898A JPH03191834A (ja) | 1989-03-24 | 1989-03-24 | シリコンを使用したサーモパイル及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1072898A JPH03191834A (ja) | 1989-03-24 | 1989-03-24 | シリコンを使用したサーモパイル及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03191834A true JPH03191834A (ja) | 1991-08-21 |
Family
ID=13502629
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1072898A Pending JPH03191834A (ja) | 1989-03-24 | 1989-03-24 | シリコンを使用したサーモパイル及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03191834A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6348650B1 (en) | 1999-03-24 | 2002-02-19 | Ishizuka Electronics Corporation | Thermopile infrared sensor and process for producing the same |
US7699520B2 (en) | 2006-02-03 | 2010-04-20 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Micro heat flux sensor array |
-
1989
- 1989-03-24 JP JP1072898A patent/JPH03191834A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6348650B1 (en) | 1999-03-24 | 2002-02-19 | Ishizuka Electronics Corporation | Thermopile infrared sensor and process for producing the same |
US7699520B2 (en) | 2006-02-03 | 2010-04-20 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Micro heat flux sensor array |
US8104952B2 (en) | 2006-02-03 | 2012-01-31 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Micro heat flux sensor array |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6573504B2 (en) | Infrared sensor and manufacturing method thereof | |
US5288649A (en) | Method for forming uncooled infrared detector | |
US5059543A (en) | Method of manufacturing thermopile infrared detector | |
EP0534768B1 (en) | Uncooled infrared detector and method for forming the same | |
US6518597B1 (en) | IR sensor and method for fabricating the same | |
JPH10209418A (ja) | 赤外線固体撮像素子 | |
JPS6159853A (ja) | シリコン結晶体構造 | |
US6332322B1 (en) | Electronic device having a thermally isolated element | |
JP3604130B2 (ja) | 熱型赤外線検出素子およびその製造方法ならびに熱型赤外線検出素子アレイ | |
JP2001330511A (ja) | 赤外線センサ | |
US8178844B2 (en) | Infrared detecting device and manufacturing method thereof | |
JPH03196583A (ja) | 縦型シリコンサーモパイル及びその製造方法 | |
JP3812881B2 (ja) | 赤外線検出素子 | |
JPS62160776A (ja) | 光起電検知器およびその製造方法 | |
JP2541458B2 (ja) | 赤外線センサおよびその製造方法 | |
JPH03191834A (ja) | シリコンを使用したサーモパイル及びその製造方法 | |
JPH0525290B2 (ja) | ||
US20230088920A1 (en) | Infrared sensor and method of controlling infrared sensor | |
JPH1140539A (ja) | フローティング部を有する半導体装置及びフローティング単結晶薄膜の形成方法 | |
JPH06137943A (ja) | 熱型赤外線センサ | |
JP2003282961A (ja) | 熱電対 | |
JPH03196582A (ja) | シリコン単結晶を使用したサーモパイル及びその製造方法 | |
JPH05126643A (ja) | 赤外線センサ | |
JP2001267542A (ja) | 赤外線センサおよびその製造方法 | |
JP3235361B2 (ja) | 赤外線検知素子 |