JPH03191722A - 植物育成用布帛 - Google Patents

植物育成用布帛

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JPH03191722A
JPH03191722A JP1328061A JP32806189A JPH03191722A JP H03191722 A JPH03191722 A JP H03191722A JP 1328061 A JP1328061 A JP 1328061A JP 32806189 A JP32806189 A JP 32806189A JP H03191722 A JPH03191722 A JP H03191722A
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JP
Japan
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fabric
synthetic fiber
mesh structure
fiber mesh
colorant
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JP1328061A
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English (en)
Inventor
Yukio Nagaike
永池 幸夫
Yoshimitsu Hashimoto
善光 橋本
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SAKAI TEXTILE Manufacturing CO Ltd
Original Assignee
SAKAI TEXTILE Manufacturing CO Ltd
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/25Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor

Landscapes

  • Knitting Of Fabric (AREA)
  • Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
  • Protection Of Plants (AREA)
  • Greenhouses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、農業分野における植物育成用、すなわち生長
促進作用、防霜作用または防虫作用を有する合成繊維編
目構造布帛に関する。
従来の技術 従来は、寒冷紗または、プラスチックスフィルムが温室
栽培および路地栽培用に使用され、またプラスチックス
のカラーフィルムを用いて植物育成に有効な光の波長を
活用することが考えられてきた。しかし従来の寒冷紗は
、開口率が50%以上のメツシュ状織物のため、目ずれ
、斜行、織段などの欠点が目だち、また霜害抑止力は弱
い、また従来のフィルムは破れ島く、また使用時のほこ
りの蓄積によって、光透過率が減少するなどの欠点があ
った。
発明が解決しようとする問題点 本発明は、布帛を用いて植物育成に有効な光の波長を活
用でき、また光透過率の適正なものを得ることである。
さらに霜害を防止するために編目の開口率は何%が適正
かをきめること、および有害な紫外線を減少させること
などを目的としている。
またその加工方法については、比重の高いセラミックス
を長時間沈澱させない樹脂浴の調整、絞りロールへの樹
脂膜蓄積の防止、繰返しの使用によって樹脂膜が脱離し
て原糸の色が見える白化現象を防ぐことなどの問題点が
ある。
問題点を解決するための手段 開口率が25〜45%であり、セラミックスおよび色剤
を合成樹脂とともに、合成繊維編目構造布帛に塗工し、
乾燥熱処理して固着させたのである0本発明の合成繊維
編目構造布帛の中の1本の単繊維部分は、第1図に示す
ように分散染料により染着された合成繊維の回りに樹脂
層があり、樹脂層の中に顔料およびセラミックスが点在
している。
セラミックスが太陽光の輻射熱を吸収し、布帛自体の温
度により、ステファン・ボルツマンの法則により遠赤外
線を放射する。この布帛で覆われた植物は、布帛からの
遠赤外線の放射エネルギを受けて、植物に含まれている
水を共振させて活性化する。この布帛は網目構造布帛で
あるため、遠赤外線放射面積は、開口率とほぼ比例関係
にあり、放射量は開口率によって異なる。開口率が大き
くなると放射量は減少し、開口率が小さい場合は放射量
が大きくなる。
この布帛が植物の生長を活発にし、生長促進するために
は、その布帛の開口率は20〜50%、好ましくは25
〜45%である。波長400〜700nmの太陽光は植
物の光合成に重要であり、開口率が20%以下では布帛
の光透過量が減少するため、光合成も減少して好ましく
ない、開口率が50%を越えると、青色光または赤色光
の反射光量が減少する。つまり布帛を透過した白色光の
一部は、第2図に示すように、地面または植物に反射さ
れ、その反射光を布帛が吸収し植物の生理作用に有効な
反射光を出す、また一部は透過して無効となる。実験の
結果では、25〜45%の開口率が好ましい。
本発明の合成繊維編目構造布帛は、ポリエステル繊維ま
たはポリアミド繊維を用いて編組してなる編目構造布帛
、およびポリエステル繊維またはポリアミド繊維からな
る不織布に穴をあけて編目状にした布帛である。この不
織布を使用した合成繊維編目構造布帛は、先に穴をあけ
た不織布を用いても良いが、セラミックスおよび色剤を
合成樹脂とともに塗工し、乾燥熱処理した後、開口率2
5〜45%になるように、穴をあけるのが好ましい。
また410〜500 nmの波長域での反射光をもつ色
剤およびセラミックスを合成樹脂とともに、合成繊維編
目構造布帛に塗工し、乾燥熱処理して固着させて青色の
合成繊維編目構造布帛を得る、さらに640〜660 
nmの波長域での反射光をもつ色剤およびセラミックス
を合成樹脂とともに、合成繊維編目構造布帛に塗工し、
乾燥熱処理して固着させて赤色の合成繊維編目構造布帛
を得る。
植物の生長Mtiをつかさどる光の波長は、青色光の4
10〜500nm、赤色光の640〜66Qnmおよび
赤外光の700nm〜20μmが主なものである。植物
の生理作用に働く色剤は、青および赤であるが、青は鋼
フタロシアニン系有機顔料およびアントラキノン系分散
染料を用いる。
赤はアゾ系有機顔料およびアゾ系またはアミノケトン系
分散染料を用いる。
青色の布帛は、波!410〜soonmで反射率が大き
く、赤色の布帛は、波長640〜660nmで反射率が
大きく、それらは植物の生理作用に影響のある吸光度と
近似し植物の生長を促進する。
太陽光を利用する青色および赤色の布帛は、開口率が小
さいと太陽光を布帛の表面で反射し、植物に達する光の
量が減少する。また開口率が大きすぎると、太陽光の通
過量が大きくなり、有効波長の布帛からの反射量が減少
する。第3図に本発明の開口部を示す1例の平面図を示
す、開口率は全体の面積に対する開口部の百分率である
本発明の合成繊維編目構造布帛を霜害防止に用いる時、
いかなる色でも効果が得られるが、なるべく黒色の合成
繊維編目構造布帛を用いるのがよい、黒色布帛は、可視
光線の反射は無く、主に冬季における植物の霜枯れを防
止する目的で、日没から日の出まで使用する。この霜害
防止のための開口率も25〜45%で効果があることを
見いだした。この布帛はゴルフ場の芝、茶畑、野菜畑な
どのカバーとして使用する。
植物の中には、回りの空気が氷点下になると霜枯れを生
じて植物活性を失うものがある。この霜害防止のために
合成繊維編目構造布帛が必要となり、この布帛の開口率
は25〜50%の開口率のものを使って調べた結果、4
5%以下の開口率の合成繊維編目構造布帛が霜害防止と
いう点で良い結果を得た。
セラミックスは、アルミナ、ジルコニヤ、チタニャ、シ
リカ、コージライト、パーライトおよび酸化亜鉛などの
酸化物系セラミックスの中より、遠赤外線放射率が高く
、すなわち40°Cにて4〜20μmの波長帯において
、3M社社製標準体との相対放射率が80%以上、比重
が2〜6、平均粒径が0.5〜4μmのものを、1種ま
たは2種を選んで用いる。
合成繊維編目構造布帛に、上記のものを塗工するには、
まず顔料および染料、セラミックス、架橋剤、高級アル
コール系消泡剤を、合成樹脂エマルジョン液に加えて分
散し、アクリル系樹脂の増粘剤とアンモニア水を加えて
、調合液の粘度を100〜400cps、好ましくは1
50〜250cpsとする。
この調合液を合成繊維編目構造布帛に塗工し乾燥熱処理
を行う、この塗工は、布帛を拡布状で樹脂調合液に浸漬
し、マングルで均一に絞る通常の方法で行うが、マング
ルの絞りロールに発生する泡およびロール表面の乾燥を
防止するため、樹脂調合液中に高級アルコール系消泡剤
を添加する。
ロール表面が乾燥すると樹脂が蓄積し易く、蓄積樹脂が
布帛に付着し編目をうめる現象が生じ、布帛の品質を著
しく悪くする。
この樹脂調合液に、市販の無機系/育機系の紫外線吸収
剤を加えて、上記と同様の処理をすることにより、この
合成繊維編目構造布帛は、有害紫外線を減少させること
ができる。
樹脂調合液のセラミックスの沈澱速度を遅くし4時間以
上連続作業を可能にするため、セラミックスの粒径を0
.5〜5μm、比重を2〜6、樹脂液粘度を100〜4
00CpSに調整する。合成繊維編目構造布帛の編目に
樹脂膜を発生させないため樹脂調合液の表面張力を下げ
泡の発生の防止をする助剤として高級アルコール系消泡
剤を0.1〜0.5%使用する。高級アルコール系消泡
剤は消泡の役割および絞りロールに付着する樹脂の乾燥
を抑制する効果があり、絞りロールへの樹脂蓄積を減少
し蓄積樹脂が布帛に再付着して生ずる編目の樹脂膜発生
を防止する。
本発明の合成繊維編目構造布帛は、その使用に当って1
日に1回、もしくは数回掛けたり取り除いたりして繰返
し使用するが、この繰返し使用によって折り畳み部は、
布帛同士の摩擦によって、または折曲げによって、樹脂
が剥離し繊維がむきだしになる。この場合繊維が染色さ
れていないと白くなるが、本発明の合成繊維編目構造布
帛は、分散染料によって合成繊維を染色しているため、
白くならず見ばえが変らないという特徴を持っている。
合成繊維編目構造布帛に、色剤を加えた樹Jlll調合
液を塗工する時、色剤として顔料のみを用いると、植物
を育成するため繰返し使用すると、顔料層が脱落して原
糸の色が出現するつまり白化現象を起こし、有効な波長
域の光反射を得られない。
この白化現象を防止するには、樹脂調合液の中に分散染
料と顔料を9:1〜1:9の割合で、それぞれの色に配
合したものを加えることにより可能となる。熱処理時の
温度は、170〜200°C好ましくは185〜195
°Cである。この熱処理によりサーモゾル染色と樹脂ベ
ーキングが同時に行われ、白化現象を防止した着色布を
得ることができる。
作用 青色の布帛は青色光を出すため、青色光により制御され
ているフラビン蛋白に作用し、フラビン蛋白は青色光の
受容体と考えられ、気孔の開閉、届先性、集計の展開、
葉月などを制御し植物の生長を助ける。また暗所で出芽
操作を終えた水稲苗を強光下で緑化する場合に、葉緑素
形成が阻害され黄日化症状を呈する。この症状の進行し
た苗は苗質が低下し移植後の生育が劣る。青色の布帛は
この黄日化の発現防止に効果的である。また青色の布帛
は有しあぶら虫の着床に高い忌避効果がある。
植物の光作用には、赤色光および遠赤色光を吸収して代
謝系にはたらくフィトクロームの反応がある。フィトク
ロームは開環したテトラビロールを発色団としてもつ蛋
白質である。赤色光を反射する赤色の布帛は、その反射
光がフィトクロームを刺激し、フィトクロームは植物の
種子発芽、茎や葉の生長または分化など蛋白生合成系の
活性化クロロフィルなどの色素の生成、植物組織器官の
発達など光形態形成の制御を行う。
植物育成のための合成繊維編目構造布帛の開口率は、2
5〜45%である。開口率が25%未満では光の透過量
が少いため光合成に影響し好ましくない、また45%を
越えると青色光、赤色光の反射量が低下し、植物育成の
効果が得られなくなる。
霜害について見ると、合成繊維編目構造布帛の開口率が
50%を越えると、霜による植物の貧化が増加する。そ
の開口率が小さいと植物の貧化は減少する。しかし霜害
は開口率が30%以下では変らない、このように合成繊
維編目構造布帛の開口率を選択することにより、霜害防
止ができる。
セラミックスを塗工した合成繊維編目構造布帛で被覆し
たときは、セラミックスを塗工してないものより、保温
性が1〜2°C高くなり、植物の緑色保持性が向上する
青色光または赤色光を反射する青色または赤色の布帛は
、有効波長の反射光をだすことによって植物の生長を助
けることができる。青色のネットは、フラビン蛋白に作
用し植物の生理作用を活発にする。赤色のネットはフィ
トクロームの反応を活発にし、植物の生長を助けること
ができる。
実施例 実施例1) ポリエステル150dの原糸を使用し、ラッセル編機で
かご目構造に編組した、目付け200g/n!、幅24
0cm、開口率40%の布帛を用い電融コージライト(
比重2、平均粒径2.58m昭和電工社製)     
       10部NKバインダーM302(新中村
化学社1)13部 プラスコー)2248 (互応化学社m1)13部ブラ
ックCExLra(g国色素社製) 3部カヤロン ポ
リエステル ブラックBF(日本化薬社製)     
          1部ヨドゾールKAIO(カネボ
ー・エヌエスシー社製)              
  2部N、にフアスターMEG (新中村化学社製)
2部フォーマスターVL(サンノプコ社11)0.2部
アンモニア25%水溶液        1部水   
                        5
4.8部からなる樹脂調合液(調液粘度250cps)
に浸漬し、ビックアンプ85%に絞り、経方向に15%
のオーバフィードを掛け、幅を205cmに設定し、1
90°Cにて2分間の熱麩理を行うことで、セラミック
スを含有する黒色布帛を得た。
このようにして得た黒色布帛は、ポリエステルが分散染
料によって黒に染色され、その回りにセラミックスおよ
び顔料が固着されていて開口率は35%である。この黒
色の布帛を、JIS  L1096のスコツト摩耗試験
法で試験の結果、50回の摩耗ても白化現象を示さない
この黒色布帛(A)の遠赤外線放射率は、第4図に示す
ように開口率が35%にもかかわらず高い遠赤外線放射
率である。比較のため上記の樹脂調合液から、セラミッ
クスおよび顔料、染料を除いた調合液で、同様に処理し
た布帛(B)の遠赤外線放射率も第4図に示した。
この黒色布帛(A)と比較例の布帛(B)を、ゴルフ場
の芝生に掛けて、冬季に40日間の防霜試験を行った。
この黒色布帛を掛けた芝生は、あざやかな緑色をしてい
るが、比較例の布帛を掛けなかった所は、貧化して枯れ
芝ようになった。これは遠赤外線放射による効果と考え
られる。
実施例2) 実施例1)で使用したものと同様の編物を用い電融コー
ジライト(比重2、平均粒径2.58m昭和電工社製)
            10部NKバインダーM30
2(新中村化学社N)13部 プラスコートZ248 (互応化学社製)13部サイア
ニン ブルーBR(IC1社製)0.2部スミカロン 
ターキシブルー 〇(住友化学社m)        
      0.1部ヨドゾールKAIO(カネボー・
エヌエスシ社製)                 
2部NKフアスターMEG (浸中村化学社製)2部フ
ォーマスターVL (サンノプコ社11)0.2Bチア
ンニア25%水溶液       0.8部水    
                        5
8,7 部からなる樹脂調合液(調液粘度200cpS
)に<llL、実施例1)と同様の処理を行いセラミッ
クスを含有する青色の布帛を得た。この青色布帛は、ポ
リエステルが分散染料によって青に染色され、その回り
にセラミックスおよび顔料が固着されていて開口率は3
5%である。
この青色布帛(C)と、比較のため上記の樹脂調合液か
ら、セラミックスおよび顔料、染料を除いた調合液で、
同様に処理した布帛(D)を用いて、水稲苗の育苗時に
、暗所で出芽操作を終えた後の生長初期の苗に掛けて、
140間の比較試験を行った。この青色の布帛(C)を
掛けた苗は、比較例の布帛CD)と比べて、葉緑素の形
成も良くまた移植後の生育も良く、苗の充実度は良好で
あった。
実施例3) ポリエステル150dの原糸を使用し、う・7セル編機
でかご目構造に編組した、目付け200g/i、幅22
0cm、開口率35%の布帛を用い電融コージライト 
(比!12、平均粒径2.5μm昭和電工社製)   
         10部酸化亜鉛(比重5.8、平均
粒径0.5μm)3部NKバインダーM302(新中村
化学社製)13部 プラスコートZ248 (互応化学社製)13部ペル力
 オレンジOR(住友化学社1り   3部カヤロン 
ポリエステル フリリアント オレンジ N−N−3部
日本化薬社Iり   2.5部ヨドゾールKAIO(カ
ネボー・エヌエスン社II)            
     2部NKフアスターMEG (新中村化学社
W)2部フォーマスターVL(サンノプコ社1り0.3
Bアンモニア25%水溶液        1部水  
                         
48.2部からなる樹脂調合液(調液粘度250cps
)に浸漬し、ピックアップ85%に絞り、経方向に10
%のオーバフィードを掛け、幅を205Cmに設定し、
190’Cにて2分間の熱処理を行うことで、セラミッ
クスを含有する赤色布帛を得た。
この赤色布帛は、ポリエステルが分散染料によって赤に
染色され、その回りにセラミックスおよび顔料が固着さ
れていて開口率は30%である。
この赤色布帛(E)と、比較のため上記の樹脂調合液か
ら、セラミックスおよび顔料、染料を除いた調合液で、
同様に処理した布帛(F)を用いて、畑作物の菜種の苗
に掛けて、15日間の比較試験を行った。この赤色の布
帛(E)を掛けた苗は、比較例の布帛(F)と比べて、
草丈が9%、葉数が10%また乾燥後の重量が20%増
加していることが認められた。
発明の効果 本発明の合成繊維編目構造布帛は、冬季の植物に掛ける
と保温性が高いこと、および開口率が適正であることに
より、植物の霜枯れを防止し、線保持性が良い、また青
色の合成繊維編目構造布帛は、植物の生育に高い効果を
示し、あぶら虫の着床を防ぐ効果が得られる。赤色の合
成繊維編目構造布帛は、種子の発芽、茎や葉の生長分化
が良く植物組織器官の発達に効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の合成繊維編目構造布帛の中の1本の単
繊維部分の断面図である。第2図は太陽光が本発明の編
目構造布帛を通して、植物に反射および吸収する説明図
である。第3図は本発明の開口部を示す平面図である。 第4図は実施例1)および比較例の遠赤外線放射率曲線
である。 1:合成繊維、2:分散染料、3:樹脂層、4:顔料、
5:セラミックス、 6:編目構造布帛、7:大地、8:太陽光、9 :植物、 :開口部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)開口率が25〜45%であり、セラミックスおよび
    色剤を合成樹脂とともに塗工してなる合成繊維編目構造
    布帛。 2)色剤が410〜500nmの波長域での反射光をも
    つ、特許請求の範囲1)記載の青色の合成繊維編目構造
    布帛。 3)色剤が640〜660nmの波長域での反射光をも
    つ、特許請求の範囲1)記載の赤色の合成繊維編目構造
    布帛。
JP1328061A 1989-12-18 1989-12-18 植物育成用布帛 Pending JPH03191722A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2738110A1 (fr) * 1995-09-05 1997-03-07 Bouillon Dispositif de protection des plantes notamment contre le gel
ES2576794A1 (es) * 2015-01-09 2016-07-11 CAFISSI S.p.A. Tejido de punto de pelo, mezcla de pura lana con fibras de poliéster cargadas con partículas de biocerámica

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2738110A1 (fr) * 1995-09-05 1997-03-07 Bouillon Dispositif de protection des plantes notamment contre le gel
ES2576794A1 (es) * 2015-01-09 2016-07-11 CAFISSI S.p.A. Tejido de punto de pelo, mezcla de pura lana con fibras de poliéster cargadas con partículas de biocerámica

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