JPH03190553A - 無刷子直流電動機 - Google Patents

無刷子直流電動機

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Publication number
JPH03190553A
JPH03190553A JP33071289A JP33071289A JPH03190553A JP H03190553 A JPH03190553 A JP H03190553A JP 33071289 A JP33071289 A JP 33071289A JP 33071289 A JP33071289 A JP 33071289A JP H03190553 A JPH03190553 A JP H03190553A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pole
main magnetic
detecting
rotor
magnet
Prior art date
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Pending
Application number
JP33071289A
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English (en)
Inventor
Norikiyo Komoda
薦田 教清
Kazuo Arai
荒井 和男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は唯一の位置検出素子により3相電動機の相切り
替えのための回転子位置信号を発生する無刷子直流電動
機に関するものである。
従来の技術 近年、安価で高性能のフェライトマグネットの普及、小
型で高性能のホール素子や集積回路、パワー素子の進歩
などによって、ビデオテープレコーダやディジタルオー
ディオチーブレコーダ等のAV機器、さらにはレーザプ
リンタ等のOA機器に無刷子直流電動機が使用され、そ
の応用範囲は拡大の一途にある。
通常、無刷子直流電動機は1相につき1つの位置検出素
子と、1つの電機子通電制御回路が必要であり、一般的
には2相あるいは3相の半波駆動方式または全波駆動方
式が主に使用されている。
従来から、3相駆動方式において位置検出素子の数を削
減しようとする試みが数多く行われており、その代表的
な技術が米国特許第3.577.053号(以下、文献
1と略す。)に示されている。
前記文献1には3相半波駆動方式の無刷子直流電動機に
おいて、回転子上に光反射率の異なる第1、第2.第3
の構成要素を存する識別帯を設け、この識別帯に光線を
照射し、反射光を受光素子で検出することによって受光
素子の出力レベルの3段階の変化として回転子の回転位
置の変化を出力している。
また、他の試みとして回転子上にN極区間、中間極であ
るゼロ着磁区間、S極区間を構成する位置検出用マグネ
ットを設け、この位置検出用マグネットの磁束の変化を
磁電変換素子(例えばホール素子)で検出することによ
って、磁電変換素子の出力レベルの3段階の変化として
回転子の回転位置の変化を出力している。
発明が解決しようとする課題 しかしながら文献1に示す方法では、光反射率の異なる
3つの識別帯と、この識別帯に光線を照射する発光素子
、及び反射光を受光する受光素子を設けなければならな
いため、構成要素が増加し複雑になり、且つ、発光素子
、受光素子は現在のところ磁電変換素子等を使用した位
置検出素子と比較すると高価であるため、コスト面にお
いて位置検出素子を削減したメリットがない。
また、位置検出用マグネットに中間極であるゼロ着磁を
行うことは非常に困難であり、着磁を行ったとしても、
その部分は非常に磁界が不安定で経年変化を起こしやす
いという問題点を宵していた。
本発明は上記問題点を解決するもので、簡単な構成及び
方法で、且つ、安価な無刷子直流電動機を提供すること
を目的とする。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明の無刷子直流電動機は
、主磁極N、  S極を一対とし円周方向に沿ってN、
  S極が隣接する部分を基準に同心円上の所定の位置
に所定の区間主磁極と逆極性の部分を備えたマグネット
と、マグネットを固着してなる回転子と、マグネットに
対向する位置に複数相で設置された駆動用コイルと、マ
グネットに対向する所定の位置に設置された位置検出素
子と、駆動用コイルと位置検出素子を固着してなる固定
子から構成される。
作用 本発明は上記した構成により、唯一の位置検出素子で、
3相電動機の相切り替えのための回転子位置信号を発生
することが可能となる。
実施例 以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら説
明する。
第1図(a)は本発明の一実施例における無刷子直流電
動機の構成を断面図、第1図(b)は回転子を固定子側
から(回転子を下側から)見た平面図である。
第1図(a)、(b)において、マグネット3は8等分
された主磁極のN、  S極を一対とし円周方向に沿っ
てN、  S極が隣接する部分を基準に同心円上の所定
の位置に所定の区間主磁極と磁束密度が等しい逆極性の
部分(以後、位置検出極と略す、)を備えている。回転
子4はマグネット3を同心円上に固着し、軸6と共に回
転する。2はマグネット3に対向する位置に3相設置さ
れた駆動用コイル、1はマグネット3の主磁極と位置検
出極が半径方向で隣接する部分を中心とし対向する位置
に設置された位置検出素子であるホール素子、7は駆動
用コイル2とホール素子1を固着してなる固定子、6は
固定子7に固着され回転子4を支持する軸受である。ま
た、本実施例では、マグネット3の位置検出極を主磁極
のN、  S極が隣接する部分を中心に電気角で両側に
80度ずつ主磁極と逆極性で着磁している。
以上のように構成された本実施例の無刷子直流電動機に
ついて、以下その動作について説明するが、その前にホ
ール素子1の動作原理について簡単に説明する。
ホール素子1は4本の端子を存しており、ホール素子1
にバイアス電流を供給する2本の端子と、ホール素子1
の出力電圧を出力する2本の端子から構成される。ここ
で、単位面積当たりの磁束によるホール出力電圧は、次
式の(1)式で表すことができる。
ただし、EH: ホール出力電圧 KH: ホール素子の積密度 B:磁束密度 iH二 ホール素子バイアス電流 ■@二 ホール素子不平衡電圧 d: ホール素子の厚さ θ:磁束の入射角 (1)式から、ホール出力電圧EHはホール素子1を通
過する磁束とバイアス電流に比例することがわかる。ま
た、磁束の方向が変わるとホール出力電圧EHは逆極性
となり、磁極の切り替わりを検出することができる。
第1図において、ホール素子1はマグネット3の主磁極
と位置検出極が半径方向で隣接する部分(第1図(b)
のホール素子センタ)を中心とし対向する位置に設置さ
れているため、主磁極と位置検出極の磁束がホール素子
1の中を通過することになる。今仮に、N極の位置にホ
ール素子1があるとき、ホール出力電圧EHが正極側に
出力されるように一定のバイアス電流を流しているもの
とし、以下、説明を進める。まず始めに、主磁極のN極
のみが存在する位置にホール素子1があるとき正極側に
最大のホール出力電圧E)lが発生する。次に、主磁極
と位置検出極が存在する区間にホール素子1があるとき
、ホール素子1は主磁極と位置検出極の中心にあるため
主磁極と位置検出極の磁束が各々通過するが、互いに逆
極性であり各々の単位面積当たりの磁束が等しいので、
通過する磁束も等しくなり、主磁極と位置検出極が磁束
を互いに打ち消しあい中間電位のホール出力電圧EHが
発生する。さらに主磁極のS極のみが存在する位置にホ
ール素子1があるときは負極側に最大のホール出力電圧
EHが発生する。
第2図は、第1図においてN極と対向する位置にホール
素子1があり、回転子4が固定子7の方向から見て反時
計回り(左回り)に回転しているときのホール出力電圧
を示した波形図である。前述したようにホール出力電圧
は、主磁極のN極のみが存在する位置で正極側の最大値
を、主磁極と位置検出極の各々が存在する位置で中間電
位を、主磁極のS極のみが存在する位置で負極側に最大
値を発生する。
以上のように、マグネット3の着磁方法を工夫すること
によって、簡単な着磁方法でありながら唯一のホール素
子1で、電気角5EiO度に対し3種類の回転子位置信
号を発生することが可能となる。
なお、本実施例において、位置検出素子はホール素子と
したが、磁電変換素子であれば同様の効果が得られる。
また、位置検出極をマグネットの外周に着磁した場合を
説明したが、内周に着磁した場合においても同様の効果
が得られる。従って、本願が実施例のみに留まるもので
ないことは言うまでもない。
発明の効果 以上のように本発明は、主磁極N、  S極を一対とし
円周方向に沿ってN、  S極が隣接する部分を基準に
同心円上の所定の位置に所定の区間主磁極と逆極性の部
分を備えたマグネットを設け、マグネットの主磁極と位
置検出極が半径方向に隣接する部分を中心とし対向する
位置に位置検出素子を設置することにより、唯一の位置
検出素子で3相電動機の相切り替えのための回転子位置
信号を発生することが可能となる。従って、安価な無刷
子直流電動機を簡単な構成及び方法で実現することが可
能となりその実用効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例における無刷子直流電動
機の構成図、第2図は同実施例の動作波形図である。 1・・・位置検出素子、・ 2・・・駆動用コイル、3
・・・マグネット、  4・・・回転子、  7・・・
固定子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)主磁極N、S極を一対とし円周方向に沿ってN、
    S極が隣接する部分を基準に同心円上の所定の位置に所
    定の区間主磁極と逆極性の部分を備えたマグネットと、 前記マグネットを固着してなる回転子と、 前記マグネットに対向する位置に複数相で設置された駆
    動用コイルと、 前記マグネットに対向する所定の位置に設置された位置
    検出素子と、 前記駆動用コイルと前記位置検出素子を固着してなる固
    定子とを具備してなる無刷子直流電動機。
JP33071289A 1989-12-19 1989-12-19 無刷子直流電動機 Pending JPH03190553A (ja)

Priority Applications (1)

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JP33071289A JPH03190553A (ja) 1989-12-19 1989-12-19 無刷子直流電動機

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Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03190553A true JPH03190553A (ja) 1991-08-20

Family

ID=18235720

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JP33071289A Pending JPH03190553A (ja) 1989-12-19 1989-12-19 無刷子直流電動機

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JP (1) JPH03190553A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2760913A1 (fr) * 1996-09-02 1998-09-18 Samsung Electronics Co Ltd Circuit detecteur de repere d'indexage pour moteur a courant continu sans balai, triphase

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