JPH03190540A - 電力系統監視制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は電力系統監視制御装置に係り、特に電力系統上
の変電所、開閉所、水力発電所等（以下単に電気所と称
す）に配置された電力系統機器（以下単に機器と称す）
の監視制御を行なう電力系統監視制御装置に関する。

（従来の技術） 一般に電力系統機器は電気所単位にまとめられ、複数の
電気所の電力系統機器を遠方監視制御装置を介して制御
所より監視、制御する方式となっている。

第５図は制御所における従来の電力系統監視制御装置の
構成図で、各機器の状態は遠方監視制御装置子局（以下
ＴＣ子局と称す）１１＾　（又は１１Ｂ）より伝送路１
２Ａ（又は１２Ｂ）を経由して遠方監視制御装置親局（
以下ＴＣ親局と称す）１３へ伝送され、さらにＴＣ親局
１３より電子計算機１４に伝送されて、電子計算ｌ１１
４にてこの信号を表示情報に変換し、マンマシンインタ
フェイス装置１５に表示するものである。

また、制御を行なう場合の信号の流れは、第５図のマン
マシンインタフェイス装置１５から操作員が操作した信
号を前記電子計算機１４にて信号変、換し、ＴＣ親局１
３より伝送路１２Ａ（又は１２Ｂ）を経由してＴＣ子局
１１Ａ（又は１１Ｂ）より機器へ伝達される。さらに、
制御所からの操作員の制御指令に対する機器の動作結果
は、前述のとおりＴＣ子局１１＾（又は１１Ｂ）より伝
送路１２＾　（又は１２Ｂ）を経由しＴＣ親局１３へ伝
送され、さらに電子計算機１４にて表示信号に変換され
てマンマシンインタフェイス装置１５の表示装置に表示
される。

次に、第５図に示した電力系統監視制御装置での制御例
を第６図、第７図、第８図を用いて説明する。

ここで、第６図は操作員が第５図のマンマシンインクフ
ェイス装置１５を用いて制御を行なう流れをフローチャ
ート形式で示したものである。また、第７図は第６図で
操作員のマンマシンインタフェイス装置１５を用いた制
御による出力／入力信号の状態をタイムチャート形式で
示したものである。

以下、第６図〜第８図に従って説明を行なう。

第６図の８３１及び第７図の５１は操作員が第８図のＲ
能釦１５２を用いて必要な電気所の監視制御画面を表示
させることを示す。

続いて、第６図の８３２は、第８図の選択装置１５３を
用いて操作員が必要な機器を選択することを示す。前記
８３２により、第７図の５２で示すように操作員の選択
した機器を電子計算ｌ１１４が選択信号に変換し、ＴＣ
子局に伝送する。

続いて、第６図の３３３で示すように、第８図の機能釦
１５２を用いてＣＬ（入）、ＯＰ（切）等の制御釦を押
下する。前記Ｓ３３で示す操作ｉの制御釦押下により、
第７図の５３で示すように電子計算８１１４にて制御信
号を出力し、順次ＴＣ親局１３．　ＴＣ子局１１＾　（
スは１１Ｂ）を介して制御信号を機器へ伝送する。

この信号により、第７図の５４で示すようにＩｌａが制
御方向に動作することになる。前記５４で示す制御の結
果は、ＴＣ子局１１＾　（スは１１Ｂ）より順次信号伝
送され、電子計算ｍ１４にて表示信号に変換し、第８図
の表示装置１５１に表示することで、第６図の３３４で
示すように操作員が制御の良否を確認できることになる
。

第６図の５３５は、機器の制御がすべて終了したかどう
かの操作員の判断を示し、制御する機器が残っている場
合は、前記Ｓ３２のステップから再度くり返すことにな
る。

（発明が解決しようとする課題） 上記した従来の電力系統監視制御装置の構成では、制御
所からの８１８制御において、遠方監視制御装置を経由
して伝送される機器の開閉状態又は計測値等から制御の
可否を判断しており、機器の周辺の状況（充電部近接作
業、活線作業等）については、操作員は目視確認を行な
えないため制御の安全性に間跋があった。

本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、操作員
の負担を増大させることなく、マンマシンインタフェイ
ス装置からの制御指令にテレビカメラの切替と方向調整
を連動させることにより、電気所の監視制御と目視確認
を合わせて行なうことの可能な電力系統監視Ｍ脚装置を
提供することを目自勺としている。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 上記目的を達成するため、本発明は被制御所内又は電力
系統機器周辺にテレビカメラを設置するとともに、マン
マシンインタフェイス装置からの被制御所機器の操作に
連動してテレビカメラを動作させる手段及びテレビカメ
ラで撮影した映像をモニタする表示手段を付加した構成
とした。

（作　用） マンマシンインタフェイス装置での操作員の機器制御指
令に連動して各電気所のテレビカメラ設置有無と切替、
調整可否を電子計算機にて判断し、切替、調整信号を出
力して電気所に設置されているテレビカメラを作動させ
、制御所に設置した映像をモニタする表示装置に機器周
辺の状況を映像として表示することで、操作員の負担を
増大させることなく操作員の目視確認を可能とし、従来
に・比べてより安全な監視操作を行なうことが可能とな
る６ （実施例） 以下本発明の実施例を図面を用いて説明する。

第１図は本発明による電力系統監視制御装置の構成例を
示すもので、第５図と同一部分は同一符号を付してその
説明を省略し、ここでは異なる部分について述べる。又
、マンマシンインタフェイス装置の構成例としては、第
８図を使用する。

第１図の表示装置１９は、各電気所に設置したテレビカ
メラ１６＾　（又は１６Ｂ）で撮影した映像を表示する
ものであり、映像はモニタ信号伝送路１７Ａ（又は１７
Ｂ）を経由し、表示切替調整器１８を介して表示装置１
９に伝達され、映像として表示される。

テレビカメラ１６＾　（スは１６Ｂ）の切替、調整は電
子計算ｌ１１４からの切替調整信号出力手段により実施
するが、これを第２図、第３図を用いて説明する。

第２図は電子計算′１ｓ１４の有する手段をブロック図
化したものである。ここで、ＩＣ親局１３経出で電子計
算ｔｌ！１１４に伝達される符号化された機器の状態取
込・記憶・表示手段１４＾と、該手段１４＾により入力
された信号を運転員に通知するための機器の監視制御手
段１４Ｂ及び運転員とマンマシンインタフェイス装置を
結びつけるマンマシンインタフェイス入力・出力手段１
４Ｃは従来の電力系統監視制御装置においても既に実現
されているものである。

第２図の１４０はテレビカメラの切替、調整に関する情
報を記憶する手段であり、１４Ｅは１４０の手段により
記憶保存した情報を信号変換し、第１図の表示切替調整
器１８にテレビカメラ切替調整信号を出力する手段を示
す。

第３図は電子計算機１４が記憶する内容をテーブル化し
たものである。ここで、第３図（ａ）で示す監視制御情
報テーブルについては従来より実現されているものであ
る。

第３図の（ｂ）は電気所毎にテレビカメラの設置有無と
テレビカメラの切替情報を記憶したテレビカメラ切替情
報テーブルであり、第３図の（Ｃ）は電気所毎に設置さ
れたテレビカメラの表示位置調整可否情報と、横方向、
縦方向、ズームの調整量とを記憶した表示位置調整情報
テーブルである。

本実施例の作用を第４図に基づいて説明する。

第４図は操作員のオペレーションとそれに伴なう装置の
動きをフローチャート化したものである。

又、必要の都度第１図、第２図、第３図及び第８図を引
用する。

第４図の８６１は、機器の制御を行なう場合に制御対象
の機器が所属する電気所の監視制御画面を第８図の表示
装置１５１に表示させるため、運転員が第８図の機能釦
１５２を押下することを示している。Ｓ６２においては
、電子計算機１４は第８図の表示装置１５１に該当の画
面を表示するとともに、第４図の８７１で示すように、
第２図１４Ｅの手段により第１図の表示切替調整器１８
に対してテレビカメラ１６Ａ（又は１６８）の切替信号
を出力する。

前記８７１の信号出力により、第４図８７２で示すよう
に第１図の表示装置１９に対して制御を行なう電気所の
全景を映像として表示することで目視確認が可能となる
。

次に、第４図の８６３は操作員が制御を行なう機器を選
択するために、第８図の選択装置１５３を用いて前記選
択を行なうことを示し、第４図の３６４は、第１図の電
子計算機１４が第３図（ａ）の情報と第２図１４８の手
段を用いてＴＣ親局１３に対して選択信号を送出するこ
とを示す。

前記Ｓ６３により電子計算′ａ１４は第４図の８７３で
示すように第３図（Ｃ）で示す表示方向調整情報テーブ
ルに記憶した情報に基づき、第２図のテレビカメラ調整
信号出力手段１４Ｅにより第１図の表示切替調整器１８
に信号出力を行なう。

ここで、第３図（Ｃ）の表示方向調整情報テーブルにつ
いて、さらに詳細に説明する゛。

テレビカメラ切替時の撮影基準位置を定め、該基準位置
から制御する機器が目視可能となる位置までの調整量を
Ｘ座標量とＹ座標量とに分割し、構及び縦方向の変化量
とし、またズーム（拡大）についてもＺ座標量として遠
近の変化量とする。

前記ｘ、ｙ、ｚをそれぞれ基準位置からの調整量として
電子計算機１４にて記憶する。

前記３７３の信号出力により、第４図の５７４で示すよ
うに第１図の表示装置１９に選択した機器又は該機器周
辺の映像を表示することで、操作員による目視確認が可
能となる。続いて、第４図の８６５は操作員が第８図の
機能釦１５２を用いて機器の制御指令を行なうことを示
し、第４図の８６６は電子計算１ｉ１４が第３図（ａ）
の情報より第２図１４Ｂの手段にて第１図のＴＣ親局１
３に対して制御信号を出力することを示す。第４図の８
６７は、前記８６６の信号出力により動作した機器の状
態が、第１図のＴＣ子局１１Ａ（又は１１Ｂ）より電子
計算＄１１４に順次伝達され、第８図の表示装置１５１
に表示され、該機器の状態を操作員が監視制御画面にて
確認することを示す。制御した機器の映像については、
第４図の８７３　、８７４　、８７５で示すように、機
器選択時より第１図の表示装置１９に映像として表示さ
れているため、操作員の継続した目視確認が可能となる
。なお、テレビカメラで撮影した映像をモニタす゛る表
示装置１９を独立して設ける代りに、その映像を縮尺し
てマンマシンインタフェイス装置内の表示装置１５１の
一部に表示するようにしてもよい。

Ｌ発明の効果コ 以上述べたように、本発明によれば操作員はマンマシン
インタフェイス装置を介して表示装置へ表示要求を行な
うことで該表示装置に該当の画面を表示するのと連動さ
せて映像をモニタする表示装置に該電気所の全景を映像
として表示し、さらに制御を行なう機器を選択するのと
連動させて映像をモニタする表示装置に当該機器の近景
を映像として表示するよう構成したので、操作員が該当
の画面と合わせて映像のモニタをも目視確認可能となり
、操作員の負担を増大させることなく安全。

確実な制御が可能な電力系統監視制御装置を提供できる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による電力系統監視制御装置の一実施例
を示す構成図、第２図は同実施例における電子計算機の
構成図、第３図は同実施例において記憶装置の各テーブ
ルに書込まれるデータ内容の説明図、第４図は同実施例
の作用を説明するためのフローチャート化した図、第５
図は従来の電力系統監視制御装置を説明するための構成
図、第６図は従来の実施例を説明するためのフローチャ
ート、第７図は第６図をタイムチャート化した図、第８
図はマンマシンインタフェイス装置を説明するための構
成図である。 １・・・電力系統監視制御装置 １１Ａ　、　１１Ｂ・・・遠方監視制御装置子局１２Ａ
　、　１２Ｂ・・・伝送路 １３・・・遠方監視制御装置親局 １４・・・電子計算機 １５・・・マンマシンインタフェイス装置１６＾、１６
Ｂ・・・テレビカメラ １７Ａ　、、　１７Ｂ・・・モニタ信号伝送路１８・・
・表示切替調整器　　　１９・・・表示装置１５１・・
・表示装置　　　　　１５２・・・機能釦１５３・・・
選択装置

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　表示装置を有するマンマシンインタフェイス装置と、
   遠方監視制御装置を経由して被制御所機器の状態を取込
   んで記憶し前記表示装置に表示する手段と、前記マンマ
   シンインタフェイス装置を介して前記被制御所機器毎に
   操作を行なう手段を有する電子計算機からなる電力系統
   監視制御装置において、被制御所内または電力系統機器
   周辺に設置したテレビカメラと、マンマシンインタフェ
   イス装置からの被制御所機器の操作に連動しテレビカメ
   ラを動作させる手段及びテレビカメラで撮影した映像を
   モニタする表示手段とを備えたことを特徴とする電力系
   統監視制御装置。