JPH031896A - ミシン糸検出装置 - Google Patents

ミシン糸検出装置

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JPH031896A
JPH031896A JP13586789A JP13586789A JPH031896A JP H031896 A JPH031896 A JP H031896A JP 13586789 A JP13586789 A JP 13586789A JP 13586789 A JP13586789 A JP 13586789A JP H031896 A JPH031896 A JP H031896A
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JP
Japan
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thread
sewing
sewing thread
light
detection device
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JP13586789A
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Inventor
Hideo Yasui
安井 英男
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Juki Corp
Original Assignee
Juki Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はミシン糸検出装置、特にミシンにおいて縫製に
供されるミシン糸の有無を検出するミシン糸検出装置に
関するものである。
[従来の技術] 最近の電子ミシンには種々の電子的な機能が設けられて
いて、その1つにミシン糸の有無を検出する機能がある
従来の電子ミシンではミシン糸を検出するために、例え
ば滑車とエンコーダを組み合わせて用いる構成が提案さ
れており、滑車の軸部にエンコーダとしてのパルス発生
器が配置されている。この滑車にミシン糸(以下単に糸
と称する)を1周巻いておき、糸が繰り出されると滑車
が回転するように構成されており(糸がなければ滑車は
回転しない)、その滑車の回転をエンコーダを介してパ
ルスとして検出し、それによって糸の有無を検出してい
る。
また、従来では反射型の光学検出装置を設けて、糸から
反射されてくる光を受光器を介して検出し、糸の有無を
検出する構成が提案されている。
[発明が解決しようとする課題] 上述の従来技術のうち、最初に説明した滑車とエンコー
ダの組合せによって糸を検出する技術の場合には、別部
材としての滑車を設けなければならず、構造が複雑化す
るだけでなく、糸を滑車に巻回して案内しているので、
糸に余分の張力が与えられ、縫いに対する影響が出てし
まう。また、縫い速度が速いと糸がきれても慣性力によ
って滑車がすぐに停止しないので、検出が遅れてしまう
という欠点がある。さらに縫いピッチが小さいと糸の消
費量が少なく、滑車が十分に回転しないので、エンコー
ダからパルスが発生しないという問題がある。また、検
出装置の取り付は場所に関しても、例えば天秤と針の間
では糸が往復するため、滑車の回転を検出するには不適
当であって、検出装置の取り付けが困難である。
また、反射型の光学検出装置の場合には、反射を用いて
検出するためにはある程度の距離が必要であってスペー
スを必要とする。また、糸の色及び太さによって反射率
が異なるので、感度を調節する必要がある。また外乱光
による誤差も排除できず、さらに、反射型の場合にはセ
ンサの先端に糸ぼこりが付着しやすく、はこりによる誤
動作が多いという欠点がある。
本発明の課題は上記のような従来の検出装置の欠点を除
去し、滑車等の別部材を必要とせず、縫いの品質に影響
を与えず、精度よく確実に糸の有無を検出することがで
きる冒頭で述べた種類のミシン糸検出装置を提供するこ
とである。
[課題を解決するための手段] 上記の課題を解決するために本発明によれば、縫製に供
されるミシン糸の有無を検出するミシン糸検出装置にお
いて、発光器と、発光器からの光を通過させる第1と第
2のプレートと、第2のプレートからの通過光を受光す
る受光器からなる検出ユニットをミシン糸供給部分に配
置し、ミシン糸を前記第1と第2のプレート間に通し、
ミシン糸の通過に伴う受光量の変化を検出してミシン糸
の有無を検出する構成が採用されている。
[作用] 本発明は上記のように構成されているので、検出装置の
取り付は場所が限定されず、縫い品質に影響がなく、精
度よくミシン糸の有無を検出することができる。
本発明の実施例においては、検出ユニットをミシン針と
天秤の間に配置する構成が採用されているので、上糸の
糸切れを検出することができる。
また、本発明の実施例においては、検出ユニットを糸調
子皿より糸の上流側に配置する構成が採用されているの
で、糸がなくなったことを検出することができる。
また、本発明の実施例においては、検出ユニットの入口
にミシン糸がプレートのガラス面と接触するのを防止す
る突起手段が設けられているので、ガラス面が糸によっ
てこすられることがないので、検出ユニットの検出精度
が向上する。
また、本発明の実施例においては、検出ユニットの上下
にスリットの中心軸に対して左右に等量オフセットした
ガイドピンを配置した構成が採用されているので、細い
糸でも必ず検出ユニットの中心を通り確実に検出される
[実施例1 以下、添付図面に示す実施例を用いて本発明の詳細な説
明する。
第1図には本発明のミシン糸検出装置が用いられるミシ
ンの全体が概略図示されており、ミシン糸検出装置IO
は例えば天秤2とミシン針部4間に配置され、ミシン針
部4に供給されるミシン糸22の有無を検出する。
このミシン糸検出装置10には、第2図、第3図に詳細
に示すようにガラス、硬質プラスチックなどの光を通す
2枚の透明なプレート12.14が所定距離離して対向
して平行に配置されている。プレー1−12.14間の
距離dは通常糸の太さより大きく設定される。プレート
12の外側にはLEDなどからなる発光器16が配され
、プレート14の外側にはスリット板18が設けられ、
スリット板18のさらに後ろにはフォトトランジスタな
どから構成された受光器20が配置されている。前記発
光器16と受光器20によって検出ユニットが構成され
る。
また、第3図及び第4図に示すように、検出ユニットの
外形中心10aとスリット18aの中心が一致するよう
に配置される。
また、糸22が確実にスリッl−18aの中央を通るよ
うにするために、検出ユニットの上下に例えばそれぞれ
2つのガイドピン24.26ないし28.30がそれぞ
れ互いにオフセットした位置に設けられている。すなわ
ち第1のガイドピン24と第4のガイドピン30によっ
て糸22がおおまかにスリット18aを斜めに横切るよ
うに設定し、次に第2のガイドピン26と第3のガイド
ピン28によって糸22が確実にスリット18aの中心
を通るように案内する。そのために、第2と第3のガイ
ドピン26ないし28のスリット中心軸からのオフセッ
ト量をそれぞれdi、d4とし、かつ両ガイドピン26
.28のスリット中心からの距離をそれぞれd2、d3
として、dl=d4、d2=d3となるように設定され
る(第5図参照)。
次に、以上のように構成された本発明のミシン糸検出装
置の動作について説明する。
まず、糸22は不図示の糸巻から繰り出されて、所定の
経路を経て糸調子皿6及び天秤2を介してミシン針部4
に通されているものとする。天秤2を介して案内されて
きた糸22は、第5図に示すようにまず第1のガイドピ
ン24と第2のガイドピン26を迂回することによって
方向を規制され、さらに第3と第4のガイドピン28.
30を迂回することによって方向を限定される。
この場合にすでに説明したように第2のガイドピン26
と第3のガイドピン28のそれぞれスリット中心軸から
のオフセット量が等しく(dl=d4)、かつスリット
中心から等しい距離を有する(d2=d3)ので、糸2
2はスリットの中心を斜めに横切ることになり、第3図
に示すように確実にスリット18aの中心を通る。なお
、この場合に糸22が太い場合には、糸22はプレート
12.14間を垂直に近い状態で通過し、糸22か細く
なるに従って糸22はプレート12.14間において傾
斜角度を増して斜めに横切ることになる。
検出ユニットの発光器16から送出された光線は、受光
器20によって受光されるが、受光器20の前にスリッ
ト18aが設けられており、スリット18aを通過した
光だけが受光器20で捕捉される。さらにスリット18
aの前に糸22がある場合には糸22の分だけ光が遮ら
れるので、受光器20に達する光量は少な(なる。従っ
て発光器16から発光され、受光器20で受光される光
量の変化によって糸22の有無を検出することができる
また、検出ユニットの後段には公知のように電子処理装
置が接続されており、検出ユニットにより糸のないこと
が検出されると、例えばミシンを自動的に停止させて、
縫製品の傷を防止するとともに、アラーム等を鳴動させ
て、オペレータに知らせる構成が採用されることはもち
ろんである。
なお、上記実施例において前記のスリット板18を別部
材として設けずに、プレート14の外側に印刷によって
スリット18aを形成することも可能である。スリット
18aの幅は、理想的には糸22の太さと同じであるこ
とが望ましいが、糸の太さにも種々の違いがあり、糸案
内の位置ずれや糸のあばれ等による誤動作を防止するた
めには、約1mm弱がよいことが実験的に明らかにされ
ている。
また、前記透明なプレート12.14は、検出ユニット
に赤〜赤外線の光を使用する場合には、透明な暗紫色と
すると外乱光の影響を受けずに効果的である。
検出装置が天秤2と針部分4との間に配置されている場
合には、ミシンの上糸の切れを検出することができるが
、検出装置の取り付は場所としては、第1図に符号Aで
示すように糸調子皿6の糸の上流側に設置することも考
えられる。
このように検出装置が糸調子皿6の上流側に配置されて
いる場合には、前述の説明と同様にして糸22の有無の
検出が行われ、この場合には糸22の残量なしが検出さ
れる。
なお、第1図において2箇所に検出装置IOをもうけて
、上糸の切れと糸の残量なしの両方を別々に検出するこ
とももちろん可能である。
また、検出装置の構造としては、例えば第6図(A)に
示すようにコの字形にしたり、あるいは第6図(B)に
示すようにヒンジを設けて開閉できる構成とし、確実に
糸22を案内することも考えられる。
また、好ましくは、検出ユニットの入口に例えば第2図
に概略的に示すように、糸22の通り路を挟んでセラミ
ックなどの突起38を設けておけば、糸がプレー1−1
2.14のガラス面と当たるのを防止できる。
さらに、糸を2本用いて2本針で縫製を行う機能を有す
るミシンの場合には、第7図に概略示すように、天秤2
からの糸22を2つに分けて針部4に送る途中に2組の
検出ユニットを設ければ在来と左系の糸切れをそれぞれ
別々に検出することができる。
なお、環縫ミシン等の場合には、第8図に示すように、
下糸であるルーパー糸も上部に引き出されているので、
針糸22の他にルーパー糸40にもそれぞれ検出ユニッ
トをC,D、Hの位置に設ければ、それぞれの糸の有無
を別々に検出することができる。
U発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明によれば発光器
と、発光器からの光を通過させる第1と第2のプレート
と、第2のプレートからの通過光を受光する受光器から
なる検出ユニットをミシン糸供給部分に配置し、ミシン
糸を前記第1と第2のプレート間に通し、ミシン糸の有
無に伴う受光量の変化を検出してミシン糸の有無を検出
する構成が採用されているので、滑車等の別部材を必要
とせず、糸に無理な張力を与えないので縫いの品質に影
響を与えず、精度よく確実に糸の有無を検出することが
できるミシン糸検出装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置が用いられる電子ミシンの全体を示
す斜視図、第2図は検出装置の概略を示す側面図、第3
図は第2図に示す検出装置の上面図、第4図はスリット
の正面図、第5図は糸の案内状態を示す説明図、第6図
(A)、(B)は検出装置の種々の形状を示す斜視図、
第7図は2本糸の場合を説明する説明図、第8図は環縫
用ミシンの場合を示す説明図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)縫製に供されるミシン糸の有無を検出するミシン糸
    検出装置において、 発光器と、発光器からの光を通過させる第1と第2のプ
    レートと、第2のプレートからの通過光を受光する受光
    器からなる検出ユニットをミシン糸供給部分に配置し、
    ミシン糸を前記第1と第2のプレート間に通し、ミシン
    糸の有無に伴う受光量の変化を検出してミシン糸の有無
    を検出することを特徴とするミシン糸検出装置。 2)前記受光器の前にスリットを配置することを特徴と
    する請求項第1項に記載のミシン糸検出装置。 3)前記検出ユニットをミシン針と天秤の間に配置する
    ことを特徴とする請求項第1項あるいは第2項に記載の
    ミシン糸検出装置。 4)前記検出ユニットを糸調子皿より糸の上流側に配置
    することを特徴とする請求項第1項あるいは第2項に記
    載のミシン糸検出装置。 5)前記検出ユニットの入口に第1、第2のプレートと
    ミシン糸とのこすれを防止する突起手段を設けたことを
    特徴とする請求項第1項から第4項のいずれか1項に記
    載のミシン糸検出装置。 6)前記検出ユニットの上下にスリットの中心軸に対し
    て左右に等量オフセットしたガイドピンを配置したこと
    を特徴とする請求項第1項から第5項のいずれか1項に
    記載のミシン糸検出装置。
JP13586789A 1989-05-31 1989-05-31 ミシン糸検出装置 Pending JPH031896A (ja)

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