JPH03189379A - 可変容量往復動コンプレツサ - Google Patents
可変容量往復動コンプレツサInfo
- Publication number
- JPH03189379A JPH03189379A JP1325991A JP32599189A JPH03189379A JP H03189379 A JPH03189379 A JP H03189379A JP 1325991 A JP1325991 A JP 1325991A JP 32599189 A JP32599189 A JP 32599189A JP H03189379 A JPH03189379 A JP H03189379A
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- Japan
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- piston
- piston ring
- cylinder bore
- length
- reciprocating
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- Pending
Links
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 2
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 abstract description 10
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 abstract description 6
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 9
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 7
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 4
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 3
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、自動車空調用カーエアコンの可変容量コンプ
レッサを有するシステムにおいて、コンプレッサのピス
トンリング形状に関する。
レッサを有するシステムにおいて、コンプレッサのピス
トンリング形状に関する。
従来の可変容量往復動コンプレッサにおけるピストンリ
ングは、特開昭61−155665号のように最小スト
ロークの長さより幅があり、同時に、ピストンリング自
体には凹凸は設けてなかった。
ングは、特開昭61−155665号のように最小スト
ロークの長さより幅があり、同時に、ピストンリング自
体には凹凸は設けてなかった。
上記従来技術は、往復動ストロークが変化する圧縮機に
おいて、ビストンストロークが小さい時に、ピストンリ
ングとシリンダボアとの接触面が常に同じ面で行なわれ
ているため、ピストンリングとシリンダボア間に、低温
潤滑油が入り込むときがなく、ピストンリングとシリン
ダボアの間の潤滑油温度が上昇し、粘度が低下し、油膜
厚さが低下して、ピストンリング及び、シリンダボアの
摩耗量を増大させるという点について問題があった。
おいて、ビストンストロークが小さい時に、ピストンリ
ングとシリンダボアとの接触面が常に同じ面で行なわれ
ているため、ピストンリングとシリンダボア間に、低温
潤滑油が入り込むときがなく、ピストンリングとシリン
ダボアの間の潤滑油温度が上昇し、粘度が低下し、油膜
厚さが低下して、ピストンリング及び、シリンダボアの
摩耗量を増大させるという点について問題があった。
本発明は、圧縮機の容量を低下し、ビストンストローク
長さを低下させた時に、低温の潤滑油をピストンリング
とシリンダボア間に供給し、ピス1−シリンダ及びシリ
ンダボアの摩耗を低減することを目的とする。
長さを低下させた時に、低温の潤滑油をピストンリング
とシリンダボア間に供給し、ピス1−シリンダ及びシリ
ンダボアの摩耗を低減することを目的とする。
上記目的を達成するために、ピストンリングに凹凸を設
け、ピストンリングの凸部でシリンダボアと接触させ、
凹部に低温潤滑油を導入する構造にする。
け、ピストンリングの凸部でシリンダボアと接触させ、
凹部に低温潤滑油を導入する構造にする。
ビス1−ンストロークが小さくなるとピストンリングの
移動速度も低下し、ピストンリングの摺動特性のPV値
(面圧と速度の積)は、ビストンストロークの低下に比
例して低下するため、慴動条件は良くなるが、しかし、
ピストンスl−ロータが増々低下していき、ビスl−シ
リング幅より小さくなると、ピストンリングとシリンダ
ボアとが常に接触している面が発生してくる。この面積
が多くなれば、この接触面には新しい油の侵入がなくな
り、接触面にとじこめられた油の温度は上昇し、油膜が
低下し、ピストンリング、及びシリンダボアの摩耗を促
進させる。このため、ピストンリングに凹凸を設け、凹
凸の凸の長さをビストンストローク最小長さより小さく
することにより、必ずシリンダボアとピストンリングと
の間に新油(ピストン吸入行程時に冷媒と共に入ってく
る低温の潤滑油)が入り込み、ピストンリングとシリン
ダボア間の摺動条件を向上させる。
移動速度も低下し、ピストンリングの摺動特性のPV値
(面圧と速度の積)は、ビストンストロークの低下に比
例して低下するため、慴動条件は良くなるが、しかし、
ピストンスl−ロータが増々低下していき、ビスl−シ
リング幅より小さくなると、ピストンリングとシリンダ
ボアとが常に接触している面が発生してくる。この面積
が多くなれば、この接触面には新しい油の侵入がなくな
り、接触面にとじこめられた油の温度は上昇し、油膜が
低下し、ピストンリング、及びシリンダボアの摩耗を促
進させる。このため、ピストンリングに凹凸を設け、凹
凸の凸の長さをビストンストローク最小長さより小さく
することにより、必ずシリンダボアとピストンリングと
の間に新油(ピストン吸入行程時に冷媒と共に入ってく
る低温の潤滑油)が入り込み、ピストンリングとシリン
ダボア間の摺動条件を向上させる。
ピストンが吸入行程に入ると、冷媒が吸入されるが、冷
媒とともに潤滑油もシリンダボア内の圧縮室に導入され
る。導入された潤滑油は、シリンダボアの壁面に付着す
る。次にピストンの圧縮行程に入るとピストンリングは
シリンダボアの壁面に接触しながら移動するが、ピスト
ンリングの間に前述したシリンダボア壁面に付着した油
を入れて摺動する。つまりビス1−ンストロークが小さ
くなっても、ビストンストローク長よりピストンリング
表面凹凸の凸長(シリンダボア接触部)を短くし、同時
に凹部長さを凸長部より長くすることで摺動部に必ず新
油が入り込むことが可能となり、摺動条件が向上する。
媒とともに潤滑油もシリンダボア内の圧縮室に導入され
る。導入された潤滑油は、シリンダボアの壁面に付着す
る。次にピストンの圧縮行程に入るとピストンリングは
シリンダボアの壁面に接触しながら移動するが、ピスト
ンリングの間に前述したシリンダボア壁面に付着した油
を入れて摺動する。つまりビス1−ンストロークが小さ
くなっても、ビストンストローク長よりピストンリング
表面凹凸の凸長(シリンダボア接触部)を短くし、同時
に凹部長さを凸長部より長くすることで摺動部に必ず新
油が入り込むことが可能となり、摺動条件が向上する。
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。
冷媒の吸入、圧縮可能に圧縮室を形成するシリンダ1に
は、少なくとも2つ以上のシリンダボア2を有し、シリ
ンダボア2内には、シャフト4の1回転で1回の往復動
が可能に連結されたピストン3を有している。
は、少なくとも2つ以上のシリンダボア2を有し、シリ
ンダボア2内には、シャフト4の1回転で1回の往復動
が可能に連結されたピストン3を有している。
前記ビス1〜ンの往復動距離(ビストンストローク)が
変化出来る様に、前記シャフト4に、ドライブプレート
5が固定されており、同ドライブプレー1・5に対し、
傾斜角が自由に変更出来る様に連結されたジャーナル6
を有し、前記ジャーナル6には、前記ビスl−ン3に往
復動を発生させるために揺動運動を行なうピストンサポ
ート8とを有し、前記ビス1−ンサポート8とピストン
3とを連結させるコンロッド10を有している。
変化出来る様に、前記シャフト4に、ドライブプレート
5が固定されており、同ドライブプレー1・5に対し、
傾斜角が自由に変更出来る様に連結されたジャーナル6
を有し、前記ジャーナル6には、前記ビスl−ン3に往
復動を発生させるために揺動運動を行なうピストンサポ
ート8とを有し、前記ビス1−ンサポート8とピストン
3とを連結させるコンロッド10を有している。
上記構造のピストン3には、ピストン3とシリンダボア
2間の圧縮ガスシールのためピストンリング12を有し
ている。前記ピストンリング12の形状を第2図に示し
た。
2間の圧縮ガスシールのためピストンリング12を有し
ている。前記ピストンリング12の形状を第2図に示し
た。
ピストンリング表面には、凹凸を有しており、ピストン
リングの少なくとも凸の長さが、最小ストローク長より
短くなっている。更に凹の長さが凸長さより長くなって
いる。この構造にすることで、最小ストロークにおいて
も、シリンダボアとピストンリングの間には、冷媒吸入
時に入る潤滑油で摺動条件が向上すると同時に、常時に
摺動面にさらされる油がなくなり、摺動条件が向上する
。
リングの少なくとも凸の長さが、最小ストローク長より
短くなっている。更に凹の長さが凸長さより長くなって
いる。この構造にすることで、最小ストロークにおいて
も、シリンダボアとピストンリングの間には、冷媒吸入
時に入る潤滑油で摺動条件が向上すると同時に、常時に
摺動面にさらされる油がなくなり、摺動条件が向上する
。
第2図の例は、本発明のほんの一例であり、上記凹凸が
、ピストンリング表面上にランダムにあっても同様の効
果を有することは言うまでもない。
、ピストンリング表面上にランダムにあっても同様の効
果を有することは言うまでもない。
この例を第3図に示した。
又、上記実施例は、ピストンリングとして示したが、ピ
ストンとシリンダボアとの間の圧縮ガスのシールをする
ピストンコーテングに対しても。
ストンとシリンダボアとの間の圧縮ガスのシールをする
ピストンコーテングに対しても。
同様のことが言えることは言うまでもなかった。
この場合の実施例を第4図に示したが、ピストン側に凹
凸を設け、この凹凸部にコーテングすることでピストン
コーテング表面で凹凸を形成することも同様の効果があ
る。
凸を設け、この凹凸部にコーテングすることでピストン
コーテング表面で凹凸を形成することも同様の効果があ
る。
もちろんコーテング厚さを変化させて凹凸を形成しても
良いことは、言うまでもない。
良いことは、言うまでもない。
本発明は以上説明したように構成されているので、ピス
トンとシリンダとの間に潤滑油を供給させることで、シ
リンダの摩耗及びピストンリング及びピストンコーテン
グの摩耗を低減し、圧縮機としての体積効率の低減を抑
えることが出来る効果がある。
トンとシリンダとの間に潤滑油を供給させることで、シ
リンダの摩耗及びピストンリング及びピストンコーテン
グの摩耗を低減し、圧縮機としての体積効率の低減を抑
えることが出来る効果がある。
第1図は本発明を使用した可変容量圧縮機の縦断面図、
第2図は本発明の実施例のピストンリングの形状を示す
図、第3図は本発明の第2の実施例を示す図、第4図は
本発明の第3の実施例を示す図である。
第2図は本発明の実施例のピストンリングの形状を示す
図、第3図は本発明の第2の実施例を示す図、第4図は
本発明の第3の実施例を示す図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、往復動する少なくとも2つ以上のピストンを有し、
前記ピストンに、圧縮ガスをシールするピストンリング
し、且つ、前記ピストンの往復動距離が変化し、吐出流
量を変化させるコンプレッサにおいて、前記ピストンリ
ングに凹凸を設け、ピストン往復動距離(往復動ストロ
ーク)より小さい幅の凸長を設けたことを特徴とする可
変容量往復動コンプレッサ。 2、請求項第1項のコンプレッサにおいて、ピストンリ
ング凹長さを最小ストローク長より長くしたことを特徴
とする可変容量往復動コンプレッサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1325991A JPH03189379A (ja) | 1989-12-18 | 1989-12-18 | 可変容量往復動コンプレツサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1325991A JPH03189379A (ja) | 1989-12-18 | 1989-12-18 | 可変容量往復動コンプレツサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03189379A true JPH03189379A (ja) | 1991-08-19 |
Family
ID=18182880
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1325991A Pending JPH03189379A (ja) | 1989-12-18 | 1989-12-18 | 可変容量往復動コンプレツサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03189379A (ja) |
-
1989
- 1989-12-18 JP JP1325991A patent/JPH03189379A/ja active Pending
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