JPH03188804A - 循環式リフトを有する収容家具装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】

本発明は、多量の収容物を収容できる循環式リフトを有
する収容家具装置に関するものである。

【従来技術とその課題点】

家具には様々な種類のものがあるが、肌着やズボン、そ
の他日常的な衣類を収容するには、いわゆる整理箪笥が
主に使用されている。−成約な整理箪笥の構造は、前部
が開口した外枠に所要段数の収容部が設けられており、
各収容部に引出しを収容したものである。 けれども、従来の整理箪笥には次のような課題があった
。即ち、整理箪笥の高さは、普通の背の高さの人が無理
なく使用できる高さを上限としており、−成約には１５
０ｃｍ程度に設定されている。引出し枠の段数は７〜８
段である。このため収容量が限られ、標準的な４〜５人
の家庭では、１棹では足りず、２〜３棹が必要となる。 −か所にまとめておくことができるならば、さほど使い
勝手も悪くはないが、部屋が狭い等の理由てが、何箇所
かに分かれて置かれる場合は使い勝手が悪また、収容量
を増やすため、或は整理しやすいように各殺性の引出し
を奥側と手前側に二分割したものがある。この構造の整
理箪笥は、奥側の引出しを引出すには、手前側の引出し
を収容部から取外す必要があり、作業が面倒である。 更には、衣類の数が多い場合は、これを引出しに収容し
たり取り出したりする作業は、引出しを箪笥から取り外
して行なう方が能率的である。 しかし、収容物が収容された引出しは重い為、引出しを
取り出す位置が箪笥の上の方や下の方の場合は体に負担
がかかり、その上げ下しは重労働となる。特に年配者な
どでは腰などを痛めてしまう心配もある。

【発明の目的】

そこで本発明の目的は、衣類等の収容物を多量に収容で
き、その出し入れ作業も容易な収容家具を提供すること
にある。 設けられる。開口部の位置は、衣類の収容及び取出しの
際に、引出しを持っても体に負担がかからない位置が好
ましい。 引出し枠を水平方向に送る手段は、例えば引出し枠の側
祿部等に当接して駆動する駆動ローラによるもの、或は
前後に往復穆勤する移動爪によるものなどがあげられる
が、これに限定するものではない。

【実施例】

本発明を図面に示した実施例に基き、更に詳細に説明す
る。第１図は一部を切欠した概略斜視図である。 収容家具は、箪笥枠１を備えている。箪笥枠１は箱状に
形成され、前部側（図において右側）の下部には引出し
の三殺性の広さの引出し口１２が形成されている。 箪笥枠１の両側壁１４．１４ａの内側面には、上下の４
隅にそれぞれ一対のスプロケット２１．２２．２３．２
４が取付けである。そのやや内側

【発明の構成】

上記課題点を解決し、目的を達成するために講じた本発
明の構成は次の通りである。 箪笥枠内に、垂直方向に循環動をする無端コンベアチェ
ーンを有し、該無端コンヘアチェーンには複数の引出載
置体を設けて循環式リフトを構成し、前記引出載置体に
は、上昇部の最下部と下降部の最上部を除いて引出しが
載置してあり、前記循環式リフトの方向転換部には、引
出しを載置していない空の引出載置体と同じ高さに位置
する弓出載置体に載置された前記引出しを水平方向に運
んで空の引出載置体に乗せ変える為の手段を備え、更に
箪笥枠には引出しを箪笥枠から引き出す為の開口部が設
けてある、循環式リフトを有する収容家具装置である。 循環式リフトは人力或はモータによって作動される。 箪笥枠が家屋に作り付けられたものでありて、家屋の一
階と二階にわたるようなものであれは、引出しを箪笥枠
から引き出す為の開口部は各階にには、同じく一対のス
プロケット２１ａ、２２ａ、２３ａ、２４ａが取付けで
ある。更にその内側には、上下にスプロケット２５．２
６が取付けである。 スプロケット２１．２２．２３．２４とスプロケット２
１ａ、２２ａ、２３ａ、２４ａ及びスプロケット２５．
２６には、それぞれ無端状のチェーンＣ１、Ｃ２、Ｃ３
が回し掛けである。チェーンＣ１、Ｃ２、Ｃ３には、そ
れぞれ等間隔で昇降ローラ３０が架設して取付けである
。また、隣り合う昇降ローラ３０の高さは同じで平行に
なるように設定されている。 なお、各スプロケットは駆動モータ（図示省略）によっ
て同速度で駆動されるようにしており、チェーンＣ１、
Ｃ２、Ｃ３も同速度で送られ、隣り合う昇降ローラ３０
も垂直移動部においては平行状態のままで移動する。 側壁１４．１４ａの上下部には、スプロケット２５及び
２６の両側に隣接してＢ動ローラ４１．４２．４３．４
４が設けられている。移動口−ラ４１．４２．４３．４
４は摩擦係数の大きな素材、例えばゴムで作られており
、引出し５が所定位置に来たとき、引出し５の一部と当
接するように配設しである。 箪笥枠１内の手前側は、昇降ローラ３０が上昇する上昇
部ＩＡとなっており、奥側は昇降ローラ３０が下降する
下降部ＩＢとなっている。 上昇部ＩＡと下降部ＩＢの昇降ローラ３０には、それぞ
れ上部又は下部に移動用の一箇所を残して引出し５が多
段状態に載置収容されている。 引出し５は上部が開口しており、前部には取手部５２が
設けである。 なお、本実施例における各駆動部の駆動、停止はリミッ
トスイッチ等、公知技術手段によって制御されるもので
ある。 （作用） 図を参照して本実施例の作用を説明する。 ■　引出し口１２に位置する引出し５内に目的の収容物
がなかったら、駆動スイッチ（図示省略）を入れる。

【発明の効果】

本発明は、上記構成を有し次の効果を奏する。 （１）引出載置体及びこれに載置する引出しの数を増加
することによって任意に衣服の収容量を増やすことがで
きる。このため収容家具を一箇所にまとめて設置するこ
とができ、収容家具を分散した場合と比較して衣服の収
容や取出しの作業性が向上する。 （２）従来の家具と異なり、引出しを引き出す開口部の
位置が任意に設定できる。この為、引出しを箪笥枠から
取り出しても体に負担がかからない位置に開口部を設け
ることによって体への負担を減らすことができ、更には
、衣類の収容や取出しの作業性が向上する。 また、収容家具装置の大きさも家屋に納まる範囲内で自
由に設定できる。 （３）奥側の引出しも手前側に順次送り出すことができ
るので、従来の分割式の引出しを備えた収容家具と相違
して、手前側の引出しを取外す面倒はない。 ■　箪笥枠１の側壁１４．１４ａの内側に設けられた各
スプロケットが駆動し、チェーンＣ１、Ｃ２、Ｃ３が図
において反時計回りに周回する。 上昇部ＩＡの引出し５は上昇し、下降部ＩＢの弓出し５
は各−殺性移動して停止し、上昇部ＩＡの最下段と下降
部ＩＢの最上段は、それぞれ空ぎスペースとなる。その
とき、引出し５は移動ローラ４１．４２．４３．４４と
当接している。 ■　上部の移動ローラ４１．４２が駆動され、まず上昇
部ＩＡの最上段の引出し５が、下降部ＩＢ側へ水平に送
られる。また同時に下部の駆動ローラ４３．４４が駆動
され、下降部ＩＢの最下段の引出し５が上昇部ＩＡ側へ
水平に送られ、箪笥枠１の引出し口１２の最下段に現れ
る。 このようにして、目的の引出し５が現れるまで引出し５
を順次送る。 なお、本発明は図示の実施例に限定されるものではなく
、特許請求の範囲の記載内において種々の変形が可能で
ある。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示し、 第１図は一部を切欠した概略斜視図である。 Ａ：収容家具 １：箪笥枠 １２：引出し口 ２１．２２．２３．２４．２１ａ、２２ａ、２３ａ、２
４ａ、２５．２６：スプロケットＣ１、Ｃ２、Ｃ３：チ
ェーン ＩＡ：上昇部 １Ｂ；下降部 ３０：昇降ローラ体 ５：引出し ４１．４２．４３．４４：８動ローラ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、箪笥枠内に、垂直方向に循環動をする無端コンベア
   チェーンを有し、該無端コンベアチェーンには複数の引
   出載置体を設けて循環式リフトを構成し、前記引出載置
   体には、上昇部の最下部と下降部の最上部を除いて引出
   しが載置してあり、前記循環式リフトの方向転換部には
   、引出しを載置していない空の引出載置体と同じ高さに
   位置する引出載置体に載置された前記引出しを水平方向
   に運んで空の引出載置体に乗せ変える為の手段を備え、
   更に箪笥枠には引出しを箪笥枠から引き出す為の開口部
   が設けてある、循環式リフトを有する収容家具装置。