JPH0520182Y2 - - Google Patents

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JPH0520182Y2
JPH0520182Y2 JP1988004265U JP426588U JPH0520182Y2 JP H0520182 Y2 JPH0520182 Y2 JP H0520182Y2 JP 1988004265 U JP1988004265 U JP 1988004265U JP 426588 U JP426588 U JP 426588U JP H0520182 Y2 JPH0520182 Y2 JP H0520182Y2
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gondola
corner
cabinet
winding drum
floor
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えばシステムキツチンユニツトや
ユニツト家具等において、そのコーナー部に配設
されるコーナー棚装置に関する。
〔従来の技術〕
L形に配置されるシステムキツチンユニツトに
おける入隅コーナー部は、奥行きが大きい割に開
口間口が狭く、非常に使いづらかつた。
これを解消するため、回転棚等を備えるフロア
キヤビネツトを床面のコーナー部に組入れたり、
上方の壁面に、ウオールキヤビネツトを設置した
りしてコーナー部の空間を有効に使用するように
したものもある。
〔考案が解決しようとする課題〕
上述のように、コーナー部の上方空間にウオー
ルキヤビネツトを設置すると、通常、ウオールキ
ヤビネツトの奥行きはフロアキヤビネツトの奥行
よりも小さく、特に、コーナー部においてはその
差が大きくなるため、上方の棚に手が届きにく
く、ましてその奥部に収納した収納物の出し入れ
はきわめて面倒である。そのため、上方の棚に
は、使用頻度の高い日常的な物は収納できず、収
納効率が悪かつた。
本考案は、上記問題点を解決するためになされ
たもので、コーナー部のデツドスペースが有効に
利用しうるとともに、収納、取出し性に優れ、か
つ収納効率の良いコーナー棚装置を提供すること
を目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案は、フロア
キヤビネツト3の上にウオールキヤビネツト4を
設けてなるコーナーキヤビネツト3の後部に、上
下複数段の回転棚20を備えるゴンドラ8を昇降
自在として設け、かつフロアキヤビネツト3の上
方、かつウオールキヤビネツト4の前方に、収納
物の出し入れ口6を設けたことを特徴としてい
る。
〔作用〕
本考案のコーナー棚装置によると、昇降装置に
より、ゴンドラを自由に昇降させることができ、
またゴンドラ内の各段の回転棚は、自由に回転さ
せることができる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を、図面に基づいて説明
する。
第1図は、本考案のコーナー棚装置の第1実施
例を備えるコーナーキヤビネツトの外観斜視図、
第2図は、そのコーナーキヤビネツトを組込んだ
システムキツチンユニツト全体の正面図、第3図
は、同じく平面図である。
第2図および第3図において、平面視L字形を
なすシステムキツチンユニツト1のコーナー部に
は、前面に引出し2を備え、かつ後部が中空のフ
ロアキヤビネツト3の後方上部にウオールキヤビ
ネツト4を備えるコーナーキヤビネツト5が配設
されている。
ウオールキヤビネツト4の前面は、弧状をな
し、その下部には、収納物の出し入れ口6が設け
られている。
出し入れ口6には、両開き式の蛇腹状の扉6a
が、出し入れ口6の上下縁部に設けたガイドレー
ル(図示略)に沿つて開閉自在として設けられて
いる。
コーナーキヤビネツト5の内側には、第1図に
詳細に示すように、昇降装置7とゴンドラ8とか
らなるコーナー棚装置9が設けられている。
昇降装置7は、公知のパンタグラフ式のテーブ
ルリフタとしてある。
すなわち、昇降装置7は、ほぼ水平なベース板
10とテーブル11との間に、第1リンク12と
第2リンク13との各中間部を軸14をもつて互
いに連結したX字状の左右1対のパンタグラフ1
5を配設し、各第1リンク12の下端をベース板
10に、また各第2リンク13の上端をテーブル
11に、同一方向を水平軸(図示略)をもつてそ
れぞれ枢着するとともに、各第1リンク12の上
端をテーブル11に、また各第2リンク13の下
端をベース板10に、同一側方に向けて摺動可能
として装置し、かつ左右の第1リンク12の下部
同士を連結する連結軸16の中央と、ベース板1
0の中央との間に、油圧ピストン−シリンダ装置
17を架設したものである。
油圧ピストン−シリンダ装置17を伸長させる
と、両リンク12,13は起立し、テーブル11
を水平状態を保つて上昇させ、また油圧ピストン
−シリンダ装置17を短縮させると、両リンク1
2,13は倒伏し、テーブル11を水平状態を保
つて下降させる。
なお、油圧ピストン−シリンダ装置17に圧油
を供給するポンプ、給油管、制御弁等の図示は省
略してある。
ポンプや制御弁等を作動させる操作スイツチ1
8は、第2図に示すように、フロアキヤビネツト
3の前面適所に設けられている。
ゴンドラ8は、昇降操作7におけるテーブル1
7の上面中央に立設した支軸19と、上下方向に
ほぼ等間隔をもつて支軸19に枢支された複数段
の回転棚20とからなつている。
ゴンドラ8の上下方向の長さと、出し入れ口6
の上下方向の長さとは、ゴンドラ8を下限まで下
降させたとき、最上段の回転棚20に、出し入れ
口6より収納物を出し入れすることができ、また
ゴンドラ8を上限まで上昇させたとき、最下段の
回転棚20に、出し入れ口6より収納物を出し入
れできるように定めてある。
第4図は、本考案の第2実施例を示す。
第2実施例においては、コーナー棚装置21
は、ゴンドラ22と昇降装置23とからなつてい
る。
ゴンドラ22は、円周方向の一部をほぼ45°の
中心角をもつて切欠することにより、縦長の開口
24aを形成した、横断面がC字状の上下方向を
向く円筒体24の上下端部を、円板状の上板25
及び底板26をもつて閉塞し、かつ円筒体22の
中心部に設けた上下方向を向く管状の支軸27の
上下端部を、それぞれ上板25及び底板26の中
央に固着し、さらに円筒体22内における底板2
6と上板25との間において支軸27に、上下複
数段の回転棚28を、適宜の間隔をもつて、かつ
円筒状22に対して相対回転可能として、枢支さ
せたものである。
昇降装置23は、システムキツチンユニツトの
コーナー部に配設したコーナーキヤビネツト等の
中空部分に配設した枠体37と、この枠体37に
おける上板37aと底板37bとに上下の端部が
回転自在に枢支され、かつゴンドラ22における
底板26、支軸27及び上板25の中心を相対回
転可能として貫通する上下方向を向くねじ杆29
と、このねじ杆29に螺合する雌ねじ30aが穿
設され、かつ底板26の下面中央に固着されたナ
ツト部材30と、ねじ杆29の下部に固嵌された
ウオームホイール31と、上記枠体37における
底板37b上に固着された正逆回転可能のモータ
32と、上記ウオームホイール31に噛合し、モ
ータ32により、ウオームホイール31を介して
ねじ杆29を所望方向に回転させるウオーム33
と、ゴンドラ22を、ねじ杆29まわりに回転不
能かつ昇降自在に案内する案内手段34とからな
つている。
案内手段34は、上板25より半径方向に向か
つて突出する軸35の先端部に回転自在に枢支さ
れた適数個のガイドローラ36と、上記枠体37
の側板をなすとともに、各ガイドローラ36を両
側方より挟むようにして案内する上下方向を向く
ガイドレール37aとからなつている。
上述のコーナー棚装置21によると、円筒体2
4の開口24aが、上述のウオールキヤビネツト
4における出し入れ口6と整合するようにして、
ゴンドラ22及び昇降装置23をコーナーキヤビ
ネツト5内に設置し、モータ32により、ねじ杆
29を所望の方向に回転させると、ナツト部材3
0と一体となつたゴンドラ22は、ガイドレール
37に沿つて昇降させられる。
第5図は、本考案の第3実施例を示す。
第3実施例においては、上述のコーナーキヤビ
ネツト5等の中空部分内に配設するようにしたほ
ぼ直方体状の枠体41の下端における底板42上
に、正逆回転可能のモータ43と、該モータ43
により所望方向に互いに同期して回転させられる
ようにした2個一連の巻取りドラム44とを設
け、各巻取ドラム44に一端が止着されて巻取ら
れるようにした1対のワイヤ等の索条45を、枠
体41の適所に枢支したガイドプーリー46によ
り、枠体41の上端部より互いに平行をなして垂
下するように案内し、かつ垂下した各索条45
を、第2実施例のゴンドラ22とほぼ同一構造と
したゴンドラ22(その構成部材には、第2実施
例において用いたのと同一の符号を付してある。)
の上板25の上面に枢支した1対の受けプーリー
47にU字状に巻掛けて、その各端末を、枠体4
1の上端部に架設した連結材48に止着すること
により、ゴンドラ22を吊支している。
第3実施例のコーナー棚装置49によると、第
2実施例のものと同様に、円筒体24の開口24
aが、ウオールキヤビネツト4における出し入れ
口6と整合するようにして、枠体41をコーナー
キヤビネツト5内に設置し、モータ43により、
両巻取りドラム44を互いに同期して、所望の方
向に回転させることにより、両索条45を同時に
同一量だけ巻取つたり、解きもどしたりして、ゴ
ンドラ22を吊上げたり、吊下ろしたりし、第1
実施例及び第2実施例のものと同様の作用及び効
果を奏することができる。
〔考案の効果〕
上段の回転棚に収納物を出し入れしたいとき
は、ゴンドラをその下限まで下降させ、また下段
の回転棚に収納物を出し入れしたいときは、ゴン
ドラをその上限させ、さらに中段の回転棚に収納
物を出し入れしたときは、ゴンドラを適宜の中間
位置で停止させることにより、いずれの段の回転
棚にも、常に、人が床上に立つたときの最適な高
さより、収納物を出し入れすることができる。
また、収納物の出し入れ口の上下の長さを、ゴ
ンドラの長さより著しく小とすることができると
ともに、その出し入れ口を、ゴンドラの昇降軌跡
の中間位置に設けることにより、ゴンドラの前方
で、かつ出し入れ口より下方又は上方の空間を、
引出しその他の物品収納用スペースとして用いる
こともできる。
さらに、各段の回転棚は自由に回転しうるの
で、出し入れ口の左右幅を著しく小とすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案のコーナー棚装置の第1実施
例を備えるコーナーキヤビネツトの外観斜視図、
第2は、そのコーナーキヤビネツトを組込んだシ
ステムキツチンユニツト全体の正面図、第3図
は、同じく平面図、第4図は、本考案のコーナー
棚装置の第2実施例を示す斜視図、第5図は、本
考案のコーナー棚装置の第3実施例を示す斜視図
である。 1……システムキツチンユニツト、2……引出
し、3……フロアキヤビネツト、4……ウオール
キヤビネツト、5……コーナーキヤビネツト、6
……出し入れ口、6a……扉、7……昇降装置、
8……ゴンドラ、9……コーナー棚装置、10…
…ベース板、11……テーブル、12……第1リ
ンク、13……第2リンク、14……軸、15…
…パンタグラフ、16……連結軸、17……油圧
ピストン−シリンダ装置、18……操作スイツ
チ、19……支軸、20……回転棚、21……コ
ーナー棚装置、22……ゴンドラ、23……昇降
装置。24……円筒体、25……上板、26……
底板、27……支軸、28……回転棚、29……
ねじ杆、30……ナツト部材、30a……雌ね
じ、31……ウオームホイール、32……モー
タ、33……ウオーム、34……案内手段、35
……軸、36……ガイドローラ、37……枠体、
37a……上板、37b……底板、37c……ガ
イドレール、41……枠体、42……底板、43
……モータ、44……巻取りドラム、45……索
条、46……ガイドプーリー、47……受けプー
リー、48……連結材、49……コーナー棚装
置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) フロアキヤビネツト3の上にウオールキヤビ
    ネツト4を設けてなるコーナーキヤビネツト3
    の後部に、上下複数段の回転棚20を備えるゴ
    ンドラ8を昇降自在として設け、かつフロアキ
    ヤビネツト3の上方、かつウオールキヤビネツ
    ト4の前方に、収納物の出し入れ口6を設けた
    ことを特徴とするコーナー棚装置。 (2) ゴンドラ8の昇降装置が、フロアキヤビネツ
    ト3の下部に設けたテーブルリフタであり、ゴ
    ンドラ8が.このテーブルリフタ上に載置され
    ている請求項(1)記載のコーナー棚装置。 (3) ゴンドラ8の昇降装置が、コーナーキヤビネ
    ツト3のほぼ中央に枢支され、かつゴンドラ8
    の中央を相対回転可能として貫通する上下方向
    のねじ杆29と、該ねじ杆29に螺合する雌ね
    じ30aが穿設され、かつゴンドラ8に固着さ
    れたナツト部材30と、前記ねじ杆29を正逆
    回転させるモータ32と、ゴンドラ8を、前記
    ねじ杆29まわりに回転不能、かつ昇降自在に
    案内する案内手段34とを備えている請求項(1)
    記載のコーナー棚装置。 (4) 昇降装置が、コーナーキヤビネツト3内に回
    転自在に設けられた巻取りドラム44と、該巻
    取りドラム44を正逆回転させるモータ43
    と、一端部が巻取りドラム44に止着され、か
    つ巻取りドラム44の回転により、他端部で吊
    支したゴンドラ8を、吊り上げたり吊り下ろし
    たりする索条45とからなる請求項(1)記載のコ
    ーナー装置。
JP1988004265U 1988-01-19 1988-01-19 Expired - Lifetime JPH0520182Y2 (ja)

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JPH01110637U JPH01110637U (ja) 1989-07-26
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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4524214B2 (ja) * 2005-03-16 2010-08-11 有限会社杉本工業所 納骨堂における回転棚装置
JP4296166B2 (ja) * 2005-09-08 2009-07-15 茂 萩原 棚体

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JPS5047763A (ja) * 1973-08-28 1975-04-28
JPS514624B1 (ja) * 1970-05-26 1976-02-13

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JPS514624U (ja) * 1974-06-25 1976-01-14

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