JPH03188395A - 原子力発電所と組合わせた海水揚水発電プラントシステム - Google Patents

原子力発電所と組合わせた海水揚水発電プラントシステム

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JPH03188395A
JPH03188395A JP1329280A JP32928089A JPH03188395A JP H03188395 A JPH03188395 A JP H03188395A JP 1329280 A JP1329280 A JP 1329280A JP 32928089 A JP32928089 A JP 32928089A JP H03188395 A JPH03188395 A JP H03188395A
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JP
Japan
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seawater
nuclear power
cavity
pond
power plant
Prior art date
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Pending
Application number
JP1329280A
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English (en)
Inventor
Tadaharu Ichiki
忠治 一木
Masayuki Tanaka
正之 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Landscapes

  • Structure Of Emergency Protection For Nuclear Reactors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は原子力発電所と組合わせた海水揚水発電プラン
トシステムに関するものである。
(従来の技術) 最近では、電力需要の昼夜のアンバランスに対処するた
め、揚水発電所が多用されるようになってきた。また、
発電所立地の観点がら、海水を利用する海水揚水発電所
が注目されている。
第2図は海水揚水発電所の構成例を示す概略説明図であ
る。
同図において、1は揚水発電所特有の上池を示し、海岸
部から数Kmaれた場所にダム2が築造される。下池3
としては、無尽蔵の海水をたたえた海が利用される。
上池1と下池3との間には水圧管4と放水管5が敷設さ
れており、水圧管4と放水管5の間にはポンプ水車6が
設置されている。
ポンプ水車6には、発電電動機7が直結されている。こ
れらのポンプ水車6と発電電動機7は発電所建屋8内に
設置されている。
このような構成の揚水発電所において、電力需要の多い
昼間には、水圧管部のゲート9を開き、上池1に貯水し
た海水を水圧管4によってポンプ水車6に導き、これに
直結された発電電動機7を回転させる。ポンプ水車6を
駆動した海水は、放水管5を通して、下池(海)3に放
流される。また、発電電動機7によって発電された電力
は送電線10によって、大電力が消費される大都市It
!111へ送電される。
上池1は、昼間必要とする発電量を賄うのに必要な海水
が貯えられる容積とされており、夕方には上池1の海水
は空になる。
一方、夜間になると電力消費が低下するため、大規模火
力プラントおよび原子カプラントの発電電力は一部が余
剰となる。
そこで、この余剰電力を昼間の送電とは逆に、送電線1
0を通して揚水発電所に送電し、この電力で発電電動機
7を駆動してポンプ水車6をポンプ運転させ、下池3の
海水を放水管5および水圧管4を通して上池1に揚水す
る。上池1が満水になる朝方には、ポンプ水車6は停止
させ、昼間の発電開始に備えて待機状態とする。
海水揚水発電所は、このような発電、揚水、待機の繰返
しにより運転される。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上述のように一見、理想的のように見え
る海水揚水発電所にも、次のような問題がある。
すなわち、大量の海水を陸上部に貯える上池1は、海水
の漏洩によって、上池周辺の植物に立枯れを発生させた
り、生態系に多大な影響を及ぼすおそれがある。そこで
、上池1の構造は海水漏洩防止対策が厳重に施されたも
のであることが要求され、この条件を満たすため膨大な
費用が必要になる。
また、海岸線が多い我が国といえども、電力消費地に比
較的近い場所に海水揚水発電所建設の適地を見付けるこ
とはなかなか困難であり、普及上のネックとなっている
本発明は、上述のごとき従来技術の欠点を除去すべくな
されたものである。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の原子力発電所と組合わせた海水揚水発電プラン
トシステムは、電力消費地近くの海底または海岸の陸地
部分に原子力発電所を設置し、この原子力発電所に近接
する場所の地底または海底に空洞を開削して下池とし、
上池である海の海底部と前記空洞を水圧管および放水管
で連絡し、この水圧管と放水管の間にポンプ水車を設置
し、このポンプ水車には発電電動機を連結し、かつ前記
原子力発電所の常用または非常用冷却設備には海水ポン
プにより上記空洞内の海水を給水するよう構成したこと
を特徴とする。
(作用) 上述のように構成した本発明によれば、大都市近郊に、
地上の動植物に海水塩害をもたらすことなく、海水揚水
発電所の利点を生かした、原子力発電所と組合わせた海
水揚水発電プラントシステムを構築することができる。
(実施例) 次に、第1図を参照しながら本発明の詳細な説明する。
なお、第1図において、第2図におけると同一部分には
同一符号を付し、重複する部分の説明は省略する。
本実施例においては、大都市近郊の大深部の地下に原子
力発電所20を建設し、この原子力発電所20に隣接し
た場所に空洞21を開削し、その下半部を下池3として
いる。
空洞21の上半部には原子力発電所2oの出力に見合っ
た容量の発電電動機7、ポンプ水車6およびこれらの機
器を設置する設置床面22を設けである。
上池1として機能する海とポンプ水、1i6との間は、
開閉弁23を備えた水圧管4で連結されている。また、
ポンプ水車6と下池3との間は放水管5で接続される。
空洞21の天井部には、空気抜き前取入口24を設けで
ある。なお、第1図には図示していないが、建設メンテ
ナンス用の縦坑や人間の出入用縦坑も含めて設置するこ
とは言うまでもない。
原子力発電所20内には、原子炉格納容器、原子炉圧力
容器および原子炉(いずれも図示せず)の他、海水ポン
プ25、弁26、熱交換器27およびバイパスライン2
8等からなる冷却系が設置されている。この冷却系は、
配管29を介して下池3に繋がり、また配管30を介し
て上池1に連通している。
上述のように構成した本発明のシステムにおいて、電力
需要の多い昼間には、開閉弁23を開いて、広大な上池
1から海水を水圧管4に導き、ポンプ水車6を水車駆動
し、発電電動機7を回して発電を行う。
本発明においても、従来プラントと同様、下池3は必要
発電量を賄うに必要な海水容量で設計されており、夕方
には発電を停止する。
一方、深夜には、隣接の原子力発電所20および火力発
電所(図示せず)の余剰電力を用いてポンプ水車6をポ
ンプ運転して揚水を行こない、朝方までに、下池3内の
海水を空洞21から上池(海)1に戻し、下池3を空ま
たは空に近い状態の待機にしておく。
このようにして発電・揚水・待機を繰返すことにより、
目的を達成することになる。
なお、原子力発電所20の常用、非常用冷却設備とも、
通常は、原子力発電所20に設置した海水ポンプ25に
より下池3から汲上げ、この海水を原子力発電所20内
各部の機器の冷却に利用する。機器の冷却に使用した後
の海水は上池1 (海)へ戻す。
もし、原子力発電所20の海水ポンプ25が故障した場
合や、電源の喪失等の事故時には、バイパスライン28
を通じて上池1(海)より海水を導入し、冷却設備を機
能させる。
この海水は、ポンプ水車6により、揚水運転時に空洞2
1の下池3から上池1 (海)へ戻される。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明においては、地下の大深部
に空洞を設けて下池とするため、従来問題とされていた
海水漏洩による植物の立枯れや、動植物の生態系に対す
る影響の発生を防止でき、また漏洩防止対策のための膨
大な費用が必要でなくなる。
また、地下大深部に下池を設けるため、電力消費地に近
い都市近郊にも構築が可能なことから多くの地点に建設
を行うことができる。しかも原子力発電所と組合わせて
設置することにより、安全性および信頼性の高い発電プ
ラントシステムとなる。
このため、遠隔地の発電所から大都市圏に送電する設備
の費用と電力損失がなくなるとともに、常に安定した電
力を供給することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の海水揚水発電プラントシステムを例示
する概略説明図、第2図は従来の海水揚水発電プラント
システムの概略説明図である。 1・・・・・・・・・上池 3・・・・・・・・・下池 4・・・・・・・・・水圧管 5・・・・・・・・・放水管 6・・・・・・・・・ポンプ水車 7・・・・・・・・・発?1!電動機 11・・・・・・・・・大都市圏 20・・・・・・・・・原子力発電所 21・・・・・・・・・空洞 22・・・・・・・・・設置床面 23・・・・・・・・・開閉弁 24・・・・・・・・・空気抜き兼取入れ口25・・・
・・・・・・海水ポンプ 28・・・・・・・・・バイパスライン30・・・・・
・・・・配管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 電力消費地近くの海底もしくは海岸の陸地部分に原子力
    発電所を設置し、この原子力発電所に近接する場所の地
    底または海底に空洞を開削して下池とし、上池である海
    の海底部と前記空洞とを水圧管および放水管で連絡し、
    この水圧管と放水管の間にポンプ水車を設置し、このポ
    ンプ水車には発電電動機を連結し、かつ前記原子力発電
    所の常用または非常用冷却設備には海水ポンプにより上
    記空洞内の海水を給水するよう構成したことを特徴とす
    る、原子力発電所と組合わせた海水揚水発電プラントシ
    ステム。
JP1329280A 1989-12-19 1989-12-19 原子力発電所と組合わせた海水揚水発電プラントシステム Pending JPH03188395A (ja)

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