JPH03188107A - クロロスルホン化オレフイン重合体の架橋方法 - Google Patents

クロロスルホン化オレフイン重合体の架橋方法

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JPH03188107A
JPH03188107A JP2260367A JP26036790A JPH03188107A JP H03188107 A JPH03188107 A JP H03188107A JP 2260367 A JP2260367 A JP 2260367A JP 26036790 A JP26036790 A JP 26036790A JP H03188107 A JPH03188107 A JP H03188107A
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olefin polymer
sulfur
chlorosulfonated olefin
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JP2260367A
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Edward Gus Brugel
エドワード・ガス・ブルーゲル
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EIDP Inc
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EI Du Pont de Nemours and Co
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    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F259/00Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers of halogen containing monomers as defined in group C08F14/00
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F8/00Chemical modification by after-treatment
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C08F8/00Chemical modification by after-treatment
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    • C08F8/32Introducing nitrogen atoms or nitrogen-containing groups by reaction with amines

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  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明はクロロスルホン化オレフィン重合体の加硫方法
及び該方法によって調製しl;新規な架橋したクロロス
ルホン化オレフィン重合体組成物に関する。
本発明を要約すれば: a) 重量で約20〜60%の塩素含量と重量で約0.
5〜10%の硫黄含量を有するクロロスルホン化オレフ
ィン重合体を b) ポリオール、ポリアミン及びそれらの混合物から
成るグループから選択した化合物と接触させ、その際、
化合物のクロロスルホン化オレフィン重合体中に存在す
る硫黄に対する当量比はO3l:■乃至1:lであり且
つ該化合物は1,000に至るまでの化学当量を有し; 但し、b)がポリオールのみであるときは、クロロスル
ホン化オレフィン重合体中に存在する硫黄の1当量当り
に0.1〜2当量の第三アミンを付加的に存在させるこ
とを特徴とするクロロスルホン化オレフィン重合体の架
橋方法並びにその製造方法を開示する。
クロロスルホン化オレフィン重合体、特にクロロスルホ
ン化ポリエチレンは公知のエラストマー及び樹脂である
。重合体骨格上に存在する高い塩素含量によって、これ
らの重合体は、すぐれた耐酸、耐塩基及び耐溶剤性、並
びに高度の柔軟性、耐オゾン性及び耐候性を示す。これ
らの性質は、クロロスルホニル架橋部位と結び付いて、
それらを熱硬化性エラストマー、接着剤、被覆組成物の
ための結合剤、及び屋根板として特に有用なものとして
いる。
クロロスルホン化オレフィン重合体に対する加硫系は、
無機及び有機の両架橋剤に基づいている。
無機系は一般に金属酸化物又は硫黄に基づき、有機架橋
は硫黄含有有機化合物、マレインイミド又は有機過酸化
物に基づいている。多くの場合に、加硫を達成するため
に高い温度が必要であり、常温を用いる二とができる場
合には、完全な加硫を達成するためには長時間、一般に
は週単位の時間を要するというような加硫速度となる。
ここに、加硫したクロロスルホン化オレフィン重合体組
成物は、主重合体を、クロロスルホン化オレフィン重合
体中の硫黄の当量数のポリオール又はポリアミンの当量
数に対する比がIllに等しいか又はそれよりも小さい
ような量で、ポリオール又はポリアミンと反応させると
きに、短かい加硫時間を用いて常温で取得することがで
きるということか見出された。米国特許第2.723,
255号はクロロスルホン化ポリエチレンとエチレング
リコールの反応生成物を開示している。しかしながら、
重合体のジオールに対する比は、安定な組成物か得られ
ず、また反応条件が実用的な加硫系をもたらすものでも
ないというようなものである。
発明の要約 本発明はスルホンアミド又はスルホン酸エステル架橋を
有する加硫したクロロスルホン化オレフィン重合体の製
造方法及び該方法を用いて調製した組成物を目的として
いる。
さらに詳細には、本発明は: a) 重量で約20〜60%の塩素含量と重量で約0.
5〜10%の硫黄含量を有するクロロスルホン化オレフ
ィン重合体を b) ポリオール、ポリアミン及びそれらの混合物から
成るグループから選択した化合物と接触させ、その際、
化合物のクロロスルホン化オレフィン重合体中に存在す
る硫黄に対する当量比は0゜l:l乃至1.lであり且
つ該化合物は1.000に至るまでの化学当量を有し; 但し、b)がポリオールのみであるときは、クロロスル
ホン化オレフィン重合体中に存在する硫黄の1当量当り
に0.1〜2当量の第三アミンを付加的に存在させるこ
とから成るクロロスルホン化オレフィン重合体の架橋方
法に関する。
本発明の方法の上記の実施形態において、重合体と加硫
剤を、それぞれ、反応の開始において存在させる。本発
明の別の実施形態においては、部分的にスルホン化又は
スルホンアミド化したクロロスルホン化オレフィン重合
体誘導体を、クロロスルホン化オレフィン重合体の予備
反応によって形成させる。次いで、その後に、この中間
体を加硫する。この後者の場合には、クロロスルホン化
オレフィン重合体の反応性スルホニルクロリド基の一部
を、−価のアルコール及び第−又は第三アミンから成る
グループから選択した化合物により誘導体化、すなわち
予備反応させる。かくして生じたクロロスルホン化オレ
フィン重合体を、次いでポリオール又はポリアミンと接
触させることによって加硫する。誘導体化剤の量はクロ
ロスルホン化オレフィン重合体中に存在する硫黄の1当
量当りに約0.1〜約1当量の範囲とすることができる
。溶剤と反応物の両方として働らくための、過剰の一価
のアルコールの使用もまた本発明によって意図すること
ができる。タロロスルホン化ポリオレフィン中の硫黄の
1当量当りに1当量よりも多い一価のアルコール誘導体
化剤を存在させる、このような環境下では、ポリオール
又はポリアミンとの最終反応は、エステル交換又はアミ
ド交換反応である。この実施形態にお/1て、架橋剤と
して、ポリオールとポリアミンの混合物ではなくて、ポ
リオールのみを用いる場合には、クロロスルホン化オレ
フィン重合体中に存在する硫黄の1当量当りに0.1〜
2当量の量で第三アミンを存在させる。架橋剤としてポ
リアミン又はポリアミン/ポリオール混合物を使用する
ときは、第三アミンの使用は任意的である。
かくしてスルホン酸エステル又はスルホンアミド結合を
含量する加硫したクロロスルホン化オレフィン重合体組
成物が生じる。かくして、本発明は: a) 重量で約20〜60%の塩素含量と重量で約0.
5〜10%の硫黄含量を有するクロロスルホン化オレフ
ィン重合体:及び b) ポリオール、ポリアミン及びそれらの混合物から
成るグループから選択した化合物の反応生成物を含んで
成り、その際、化合物のクロロスルホン化オレフィン重
合体中に存在する硫黄に対する当量比は0.1 : 1
乃至l:1であり、且つ化合物はI 、000に至るま
での化学当量を有することを特徴とする加硫したクロロ
スルホン化オレフィン重a体組成物をも目的とする。
本発明の方法は、従来の方法を用いて加硫したクロロス
ルホン化オレフィン重合体の望ましい性質を保持してい
る、新規な架橋したクロロスルホン化オレフィン重合体
組成物の製造をみちびく迅速な常温加硫を提供する。
発明の詳細な説明 ここで便用する場合のクロロスルホン化オレフィン重合
体という用語は、クロロスルホン化オレフィン重合体の
重量に基づいて、20〜60重量%の量の塩素と0.5
〜10重量%の硫黄を含有するクロロスルホン化オレフ
ィン重合体を意味する。クロロスルホン化オレフィン重
合体は02〜C,アルファーモノオレフィンのクロロス
ルホン化単独重さ体及びエチレンとC1〜C1゜アル7
アーモノオレフイン、不飽和C3〜C2゜モノカルボン
酸のC,−C,□アルキルエステル、不飽和C3〜C2
゜七ノー又はジカルボン酸及び−酸化炭素から成るグル
ープから選択した少なくとも一つのエチレン性不飽和単
量体のクロロスルホン化した共重合体から成るグループ
から選択することができる。
、これらのクロロスルホン化オレフィン重合体はクロロ
スルポン化ポリエチレン、クロロスルホン化ポリプロピ
レン、クロロスルホン化エチレン/酢酸ヒニル共重合体
、クロロスルホン化エチレン/アクリル酸共重合体、ク
ロロスルホン化エチレン/メタクリル酸共重合体、クロ
ロスルホン化工チシン/アク共電酸メチル共重合体、ク
ロロスルホン化エチレン/メタクリル酸メチル共重合体
、クロロスルホン化エチレン/メタクリル酸n−ブチル
共重合体、クロロスルホン化エチレン/メタクリル酸グ
リ/ジル共重合体、及びエチレンとプロピレン、ブテン
、3−メチル−I−ペンテン又はオクテンとのクロロス
ルホン化した共重合体を包含する。好適なりロロスルホ
ン化オレフィン重合体はクロロスルホン化ポリエチレン
及びエチレント酢酸ビニルのクロロスルホン化した共重
合体である。
クロロスルホン化オレフィン重合体は1.000〜30
0,000の範囲内の平均分子量を有している。l 、
000〜50,000の平均分子量を有スるクロロスル
ホン化オレフィン重合体は、高固体の被覆用架橋重合体
の製造のために適当であり、好適平均分子量は1,00
0〜5,000である。50,000〜300,000
の範囲の平均分子量を有するクロロスルホン化ポリオレ
フィンは接着剤と熱硬化組成物用としての架橋重合体の
製造のためにもつとも適当であり、好適平均分子量は7
5.000〜150,000である。
本発明の架橋重合体を製造するために用いるクロロスル
ホン化オレフィン重合体は、それ自体、アル7アーモノ
オレフインとクロロスルホン化剤を、通常はフリーラジ
カル開始剤と不活性溶剤の存在で、約80〜100 ’
Oの温度で反応させることによって、製造することがで
きる。典型的なりロロスルホン化剤は塩化スルホニルで
あり且つ典型的な開始剤は2,2′−アゾビス(2−メ
チルプロパンニトリル)である。種々のクロロスルホン
化オレフィン重合体及びそれらの製造方法は、たとえば
、米国特許第2.586,363号及び3゜296.2
22号、並びにヨーロッパ特許第0163970号中に
記されており、これらの特許を参考としてここに編入せ
しめる。
本発明において使用するポリオールは約1000に至る
までの化学当量を有し且つ分子当り少なくとも二つのヒ
ドロキシル基を有している。それらはポリエステルに基
づくポリオール、及びポリアクリル又はポリエーテル樹
脂の部類から選択することができ、あるいはそれらは単
なる単量体状のポリオールであってもよい。ポリエーテ
ルポリオールは公知の方法により、たとえばエチレング
リフール、プロピレングリコール、トリメチロールプロ
パンなどのような、脂肪族ジオール及びトリオールと多
価開始剤との反応によって調製する。
ポリカルボン酸はアジピン酸、グルタル酸、こはく酸、
ピメリン酸、しゅう酸、マロン酸、スペリン酸、アセラ
イン酸、マレイン酸、などを包含する。多価アルコール
は、たとえば、エチレングリコール、1.2−プロピレ
ングリコール、1.3−プロピレングリフール、ブタン
ジオール、ベンタンジオール、トリメチロールプロパン
などのような種々のジオールとトリオールを包含する。
ポリアクリル酸ポリオールは、ポリアクリル酸と、たと
えば、エチレングリコール、1,2−プロピレングリコ
ール、1,3−7’ロピレングリコール、ブタン・ジオ
ール、ベンタンジオール、トリメチロールプロパンなど
のような、種々のジオール及びトリオールとの反応によ
って生成させることができる。たとえば、エチレングリ
コール、プロピレングリコール、ブタンジオール、トリ
エタノールアミンおよびジェタノールアミンのような単
なる単量体状のポリオールは、最終生成物中のオレフィ
ン重合体セグメントの最高の重量百分率を有する、加硫
したクロロスルホン化オレフィン重合体を生じることに
よって、好適な架橋剤である。同じく本発明において好
適なものは500未満の化学量を有するポリオールであ
る。
本明細土中で用いるときのポリアミンの用語は、分子当
りに二つ以上の第−又は第ニアミノ官能性を有する脂肪
族及び芳香族アミンを意味する。この用語は、分子当り
に二つ以上の第−又は第ニアミノ官能性を有する脂肪族
アミン又は芳香族アミンと脂肪族又は芳香族ポリカルボ
ン酸との縮合反応によって生成する、少なくとも二つの
第−又は第ニアミノ部分を有するポリアミンをも包含す
る。
本発明の樹脂組成物の調製のために用いることができる
ポリアミンの例は、特に、インホロンジアミン、ヘキサ
メチレンジアミン、エチレンジアミン、■、4−シクロ
ヘキサンビス(メチルアミン)、1.2−;’アミノプ
ロパン、プロピレンジアミン、ジエチルエーテルジアミ
ン、トリメチルへキサメチレンジアミン、メタンジアミ
ン、1.4’−メチレンビスアニリン、トリエチレンテ
トラミン、及びN−アミノエチルピペラジンを包含する
。好適なポリアミンはインホロンジアミンである。使用
することができるポリアミン縮合生成物は、たとえば、
アジピン酸、アゼライン酸、フタル酸、イソフタル酸及
びこはく酸のような、脂肪族又は芳香族カルボン酸との
ポリアミンの縮合生成物である。好適な縮合生成物はイ
ソホロンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、エチレン
ジアミン、1゜4−’i’)ロヘキサンビス(メチルア
ミン)、1゜2−ジアミノプロパン、プロピレンジアミ
ン、ジエチルエーテルジアミン、トリメチルへキサメチ
ルメチレンジアミン、メタンジアミン、4.4’メチレ
ンビスアニリン、トリエチレンテトラミン、ジエチルア
ミノプロビルアミン、ジエチレントリアミン及びN−ア
ミノエチルピペラジンの反応生成物である。
架橋したクロロスルホン化オレフィン重合体は、クロロ
スルホン化オレフィン重合体を適量のポリオール、ポリ
アミン又はそれらの混合物と接触させるという一般的な
手順によって製造する。製造は常温常圧で行なうことが
好ましいが、望ましいときは、高い温度と圧力を用いる
こともできる。
正確な条件は場合によって異なるが、この分野の専門家
による日常的な経験によって容易に決定することができ
る。ポリオール、ポリアミン又はそれらの混合物の当量
数はクロロスルホン化オレフィン重合体中に存在する硫
黄の当量数と等しいか又はそれよりも小さくなければな
らない。それは、架橋反応の完結を保証する。反応性組
成物中に存在するクロロスルホン化オレフィン重合体の
量は、何らかのポリオール又はポリアミンの高い分子量
に適応するように重量で約20%程度の僅かなものとす
る二とができる。逆に、クロロスルホン化ポリオレフィ
ン重合体の量は、高分子量ポリオレフィンを用いるとき
は、1分子当りに少なくとも二つの硫黄環を確保するた
めに比較的値かなスルホニルクロリド基を必要とするに
すぎないから、99重量9゜程度に高くすることができ
る。同じ理由によって、反応性組成物中に存在するポリ
オール又はポリアミンの量は重量で約1〜約80%にわ
たることができる。しかしながら、いずれの場合におい
ても、ポリオール、ポリアミン又はそれらの混合物のク
ロロスルホン化オレフィン重合体中の硫黄に対する当量
比は0.1 + 1乃至1:1の範囲である。
クロロスルホン化オレフィン重合体及びポリオーツ呟 
ポリアミン又はそれらの混合物を同時に接触させて反応
性組成物を生じさせ、次いでそれを架橋して本発明のク
ロロスルホン化重合体生成物を生成させることができる
。ポリオールのみを使用するときは、酸捕集剤として作
用させるために、クロロスルホン化オレフィン重合体中
に存在する硫黄の1島量当りに0.1〜2当量の量で第
三アミンを存在させることが好ましい。第三アミンの使
用は、反応物としてポリオール/ポリアミン混合物を使
用するときには、任意的である。本発明の方法は、溶剤
の不在において、又は、トルエン、キシレン、メチルエ
チルケトン又はメチルイソブチルケトンのような不活性
溶剤中で、あるいは高い温度において溶融物中で、行な
うことができる。
溶剤の使用が望ましくなく且つ反応物が粘稠である場合
には、反応物の粘度を下げるl;めに加熱することがで
きる。第三アミン成分は、クロロスルホン化オレフィン
重合体とポリオールの間の反応に対する酸受容体として
且つポリオール又はポリアミンの間の反応に対する触媒
として、機能することができる。本発明に対して好適な
第三アミンは少なくとも2×10−″のKbを有する化
合物又は化合物の混合物である。適当な第三アミンは、
トリメチルアミン、トリエチルアミン、トリブチルアミ
ン、N−メチルモルホリン、N−ココモルホリン、及び
1.4−ジアザビシクロ−(2,2゜2)オクタンのよ
うな化合物を包含する。本発明において使用する好適な
第三アミンはトリエチルアミンと1−リブチルアミンで
ある。
本発明の別の実施形態においては、クロロスルホン化オ
レフィン重合体中に存在するクロロスルホニル基の一部
を、ポリオール、ポリアミン又はそれらの混合物との反
応以前に、誘導体化剤と予備反応させることかでさる。
そのために有用な化合物は、第−及び第二七ノアミン並
びに−価アルコールである。第−及び第二アミンは脂肪
族、脂環族及び芳a族アミンの部類から選ぶことができ
るが、それらは、たとえば、メチルアミン、エチルアミ
ン、プロピルアミン、アニリン、エタノールアニリン、
ジェタノールアミン、及びN−メチルエタノールアミン
を包含する。使用することができる単官能性アルコール
誘導体化剤は、たとえば、メタノール、エタノール、イ
ンプロパツール、オクタツール、ベンジルアルコール、
シクロヘキサノールなどのような、脂肪族、脂環族又は
芳香族単官能性アルコールを包含することができる。
−fiに、クロロスルホン化オレフィン重合体中に存在
する硫黄の1当量当りに約0.1〜約1当量の誘導体化
剤を使用する。クロロスルホン化オレフィン重合体との
誘導体化剤の反応後に、生成した組成物を、さらに前記
のポリオール又はポリアミンあるいはそれらの混合物の
中の一つによる置換及びエステル交換又はアミド交換の
組合わせによって反応させる。ポリオール、ポリアミン
又はそれらの混合物は、本発明の組成物を取得するため
のこの実施形態においては0.1 : l乃至I:lの
範囲でなければならない。誘導体化剤と溶剤の両方とし
て作用させるために、この実施形態においては、−価の
アルコールを過剰に使用することができる。この場合に
は、クロロスルホン化オレフィン重a体誘導体とポリオ
ール又はポリアミンの反応は全体的にエステル交換又は
アミド交換によるものとなる。
本発明の組成物は、被覆組成物、接着剤、熱硬化樹脂、
膜及び反応射出成形組成物を形成させるために有用であ
る。
以下の実施例は本発明を例証するためのものであって、
本発明を制限するためのものではない。
部数と百分杯は、他のことわりがない限りは、すべて重
量に基づく。
実施例1 0.2gのエチレングリコール(0,0071当量)を
、30,000の分子量を有するポリエチレンから製造
した、2.6%の硫黄(0,0163当量の硫黄)と3
9%の塩素を含有するクロロスルホン化ポリエチレンの
トルエン中における50重量%固体溶液40gと混合し
た。この混合物に対して、0.2gのトリエチルアミン
(0,002当j1)を加えた。混合物の粘度は急速に
増大し、15分以内に樹脂組成物は粘度が測定できない
はと粘itこなった。混合物を室温において終夜放置し
て加硫及び乾燥させた。加硫し且つ乾燥した生成物はゴ
ム状であって、接着剤として使用するために適した。
実施例2 0.74gのインホロンジアミン(0,00g当りを3
0.000の分子量を有するポリエチレンから製造した
、2.0%の硫黄(0,00g当量の硫黄)と39%の
塩素を含有するクロロスルホン化ポリエチレンのトルエ
ン中の45重量%固体溶液32gと混合した。混合物の
粘度は急速に増大して、15分以内に樹脂組成物は粘度
測定ができないはど粘稠になった。混合物を室温で終夜
放置して加硫及び乾燥させた。加硫し且つ乾燥した生成
物はゴム状であって、接着剤として使用するために適し
ていた。
実施例3 98の化学当量を有する0、70 g (0,007当
量)のポリアミン(パーサミド1500.ヘンケルケミ
カル社から市販)を、30.000の分子量を有するポ
リエチレンから製造した、2.0%の硫黄(0,008
当量の硫黄)と39%の塩素を含有するクロロスルホン
化ポリエチレンのトルエン中における45重量%固体溶
液28gと混合した。混合物の粘度は急速に増大し、1
5分以内に粘度が測定できなくなるほど粘稠になった。
混合物を室温で終夜放置して加硫及び乾燥させた。
加硫し且つ乾燥した材料はゴム状であって接着剤として
使用するために適していた。
本発明の主な特徴および態様を記すと次のとおりである
1、a)  重量で約20〜60%の塩素含量と重量で
約0.5〜10%の硫黄含量を有するクロロスルホン化
オレフィン重合体を b) ポリオール、ポリアミン及びそれらの混合物から
成るグループから選択した化合物と接触させ、その際、
化合物のクロロスルホン化オレフィン重合体中に存在す
る硫黄に対する当量比は0゜1:1乃至l:1であり且
つ該化合物は1,000に至るまでの化学当量を有し: 但し、b)がポリオールのみであるときは、クロロスル
ポン化オレフィン重合体中に存在する硫黄のl当量当り
に0.1〜2当量の第三アミンを付加的に存在させるこ
とを特徴とする、クロロスルホン化オレフィン重合体の
架橋のための方法。
2、b)はポリアミン又はポリオール/ポリアミン混合
物であり且つクロロスルホン化オレフィン重合体中に存
在する硫黄の1当量当りに0.1〜2当量の第三アミン
を付加的に存在させる上記第1項記載の方法。
3、溶剤を付加的に存在させる上記第1項記載の方法。
4、溶剤を付加的に存在させる上記第2項記載の方法。
5、1) 誘導体を、 a)  ffi量で約20〜60%の塩素含量と重量で
約0.5〜10%の硫黄含量を有するクロロスルホン化
オレフィン重合体を b) クロロスルホン化オレフィン重合体中に存在する
硫黄の1当量当りに0.1〜1当量の、第一アミン、第
三アミン、単官能性アルコール、及びそれらの混合物か
ら成るグループから選択した化合物と接触させることに
よって、調製し;且つ 2) 取得した誘導体を、さらに C) ポリオール、ポリアミン及びそれらの混合物から
成るグループから選択した化合物と接触させ、その際、
化合物のクロロスルホン化オレフィン重合体中に存在す
る硫黄に対す[F]当量比は0゜l:l乃至l:lであ
り且つ化合物は約1,000に至るまでの化学当量を有
し; 但し、c)がポリオールのみであるときはクロロスルホ
ン化オレフィン重合体中に存在する硫黄の1当量当りに
0.1〜2当量の第三アミンを付加的に存在させること
を特徴とするクロロスルホン化オレフィン重合体の架橋
方法。
6゜C)はポリアミン又はポリオール/ポリアミン混合
物であり且つクロロスルホン化オレフィン重合体中に存
在する硫黄の1当量当り0.1〜2当量のり(三アミン
を付加的に存在させる上記第5項記載の方法。
7、a) 重量で約20〜60%の塩素含量と重量で約
0.5〜10%の硫黄含量を有するクロロスルホン化オ
レフィン重合体;及ヒ b) ポリオール、ポリアミン及びそれらの混合物から
成るグループから選択した化合物の反応生成物を含んで
成り、その際、化合物のクロロスルホン化オレフィン重
合体中に存在する硫黄に対する当量比は0.1 : l
乃至l:1であり、且つ化合物は1.000に至るまで
の化学当量を有することを特徴とする加硫したクロロス
ルホン化オレフィン重a体組成物。
8、クロロスルホン化オレフィン重合体はC7〜C8ア
ルフアーモノオレフインのクロロスルホン化した単独重
合体及びエチレンとC1〜C8゜アルファーモノオレフ
ィン、不飽和C1〜C2゜モノカルボン酸のC,−C,
□アルキルエステル、不飽和C3〜C211モノ−又は
ジカルボン酸、fll和c2〜CI8カルボン酸のビニ
ルエステル及び−酸化炭素から成るグループから選択し
た少なくとも一つのエチレン性不飽和単量体とのクロロ
スルホン化した共重合体から選択する上記第7項記載の
加硫したクロロスルホン化オレフィン重合体組成物。
9、クロロスルホン化オレフィン重合体はクロロスルホ
ン化ポリエチレン、クロロスルホン化ポリプロピレン、
クロロスルホン化エチレン−酢酸ビニル共重合体、クロ
ロスルホン化エチレン−アクリル酸共重合体、クロロス
ルホン化エチレ7−メタクリル酸共重合体、クロロスル
ホン化エチレン−アクリル酸メチル共重合体、クロロス
ルホン化エチレン−メタクリル酸メチル共重合体、クロ
ロスルホン化エチレン−メタクリルOn −メチル共重
合体、クロロスルホン化エチレン−メタクリル酸グリ、
ジル共重合体、及びエチレンとプロピレン、ブテン、3
−メチル−1−ペンテン又はオクテンとのクロロスルホ
ン化した共重合体から成るグループから選択する上記第
7項記載の加硫したクロロスルホン化オレフィン重合体
組成物。
10、 クロロスルホン化オレフィン重合体はクロロス
ルポン化ポリエチレンである上記第7項記載の加硫した
クロロスルホン化オレフィン重合体組成物。
I1,クロロスルホン化オレフィン重合体は約30〜5
0%の塩素含量と約1〜3%の硫黄含量を有する上記第
7項記載の加硫したクロロスルホン化オレフィン重合体
組成物。
12、クロロスルホン化オレフィン重合体は1゜000
〜200,000の重量平均分子量を有する上記第7項
記載の加硫したクロロスルホン化オレフィン重合体組成
物。
13、ポリオールは単量体状のポリオール、ポリエーテ
ルポリオール、ポリアクリル酸ポリオール、及びそれら
の混合物から成るグループから選択する上記第7項記載
の加硫したクロロスルホン化オレフィン重合体組成物。
14、ポリオールの化学当量は500未満である上記第
13項記載のクロロスルホン化オレフィン重合体組成物
15、ポリアミンはインホロンジアミンである上記第7
項記載の加硫したクロロスルホン化オレフィン重合体組
成物。
+6.ポリアミンは1分子当り二つ以上の第−又は第ニ
アミノ官能性を有する脂肪族又は芳香族アミンと脂肪族
ポリカルボン酸、脂環族ポリカルボン酸及び芳香族ポリ
カルボン酸から成るグループから選択した化合物との反
応生成物である上記第7項記載の加硫したクロロスルホ
ン化オレフィン重合体組成物。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、a)重量で約20〜60%の塩素含量と重量で約0
    .5〜10%の硫黄含量を有するクロロスルホン化オレ
    フィン重合体を b)ポリオール、ポリアミン及びそれらの混合物から成
    るグループから選択した化合物と接触させ、その際、化
    合物のクロロスルホン化オレフィン重合体中に存在する
    硫黄に対する当量比は0.1:1乃至1:1であり且つ
    該化合物は1,000に至るまでの化学当量を有し; 但し、b)がポリオールのみであるときは、クロロスル
    ホン化オレフィン重合体中に存在する硫黄の1当量当り
    に0.1〜2当量の第三アミンを付加的に存在させるこ
    とを特徴とする、クロロスルホン化オレフィン重合体の
    架橋のための方法。 2、1)誘導体を、 a)重量で約20〜60%の塩素含量と重量で約0.5
    〜10%の硫黄含量を有するクロロスルホン化オレフィ
    ン重合体を b)クロロスルホン化オレフィン重合体中に存在する硫
    黄の1当量当りに0.1〜1当量の、第一アミン、第二
    アミン、単官能性アルコール、及びそれらの混合物から
    成るグループから選択した化合物と接触させることによ
    って、調製し;且つ 2)取得した誘導体を、さらに c)ポリオール、ポリアミン及びそれらの混合物から成
    るグループから選択した化合物と接触させ、その際、化
    合物のクロロスルホン化オレフィン重合体中に存在する
    硫黄に対する当量比は0.1:1乃至1:1であり且つ
    化合物は約1,000に至るまでの化学当量を有し; 但し、c)がポリオールのみであるときはクロロスルホ
    ン化オレフィン重合体中に存在する硫黄の1当量当りに
    0.1〜2当量の第三アミンを付加的に存在させること
    を特徴とするクロロスルホン化オレフィン重合体の架橋
    方法。 3、a)重量で約20〜60%の塩素含量と重量で約0
    .5〜10%の硫黄含量を有するクロロスルホン化オレ
    フィン重合体;及び b)ポリオール、ポリアミン及びそれらの混合物から成
    るグループから選択した化合物の反応生成物を含んで成
    り、その際、化合物のクロロスルホン化オレフィン重合
    体中に存在する硫黄に対する当量比は0.1:1乃至1
    :1であり、且つ化合物は1,000に至るまでの化学
    当量を有することを特徴とする加硫したクロロスルホン
    化オレフィン重合体組成物。
JP2260367A 1989-09-29 1990-09-28 クロロスルホン化オレフイン重合体の架橋方法 Pending JPH03188107A (ja)

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CA2026460A1 (en) 1991-03-30

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