JPH03188066A - 2.2.6.6―テトラメチル―4―オキソメチルピペリジンの製造法 - Google Patents

2.2.6.6―テトラメチル―4―オキソメチルピペリジンの製造法

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JPH03188066A
JPH03188066A JP1325638A JP32563889A JPH03188066A JP H03188066 A JPH03188066 A JP H03188066A JP 1325638 A JP1325638 A JP 1325638A JP 32563889 A JP32563889 A JP 32563889A JP H03188066 A JPH03188066 A JP H03188066A
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JP
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acetone
acid
reaction
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triacetonamine
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JP1325638A
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Giichi Shimada
嶋田 義一
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Daicel Corp
Original Assignee
Daicel Chemical Industries Ltd
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Publication date
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    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
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  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は2. 2.6.6−テトラメチル−4−オキソ
メチルピペリジン(以下トリアセトンアミンという)の
製造法に関するものである。
さらに詳しくは、本発明は合成高分子材料安定剤、また
医薬などの中間体として有用なトリアセトンアミン誘導
体の原料であるトリアセトンアミンの製造法に関するも
のである。
[従来の技術〕 従来、トリアセトンアミンの製造法としては、例えば、 ■2.2.4.4.6−ペンタメチル−2.3゜4.5
.−テトラヒドロピリミジン(以下アセトニンという)
を水の存在下で塩化亜鉛もしくは塩化カルシウムなどの
ルイス酸と反応させる方法(特公昭44−12141号
公報);■アセトニンに塩化アンモニウムなど酸触媒を
作用させる方法(特公昭58−30308号公報、特公
昭58−43392号公報); ■アセトン及び(または)アセトンの酸性縮合物に塩化
アンモニウムなど酸触媒を作用させ、さらにアセトン及
び(または)アセトンの酸性縮合物を加え、アセトニン
を単離精製することな(one−potで反応させる方
法(特公昭59−29589号公報); などが開示されている。
なお、アセトン等とアンモニアから塩化アンモニウムや
塩化カルシウムなどを触媒としてアセトニンを収率70
〜80%で合成する技術はJ、C。
S、 、1947、p  1394〜p1397に記載
されている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記■の方法は収率が最高60%程度で
あり、また触媒からくる反応副生成物も多く、その処理
に繁雑な手段をとらなければならない。
また、上記■方法は、収率における問題点は解決された
ものの、触媒の使用量が原料アセトニンに対して等モル
以上と多く、触媒というよりむしろ反応原料といった量
を使用しなければ反応が十分進行しない。
かつ、また、これらの方法の原料アセトニンはアセトン
とアンモニアから製造されるが、原料として用いるには
アセトニンを生成混合物から単離し、場合によってはさ
らに精製することを必要とするため、多大な労力を要し
、工業的不利益をまぬがれないといった問題点がある。
上記■方法は、アセトニンを単離精製することな(on
e−potで反応させる方法により上記問題点を解決し
たが、使用アセトンに対する収率は30〜40%程度で
あり、十分とはいいがたい。
また、これら、いずれの方法もハロゲン化物を主触媒と
し、また助触媒にもハロゲン化物を用いており、設備に
耐蝕材料、例えばニッケルもしくはニッケル合金、ある
いはグラスライニングなどを用いなけばならず、設備に
かかるコストへの不利益はまぬがれないという問題もあ
り、工業的価値が低いため、その改良が要望されていた
[発明の目的] 本発明の目的はトリアセトンアミンを製造する方法にお
いて、複数の工程を組み合わせることにより、かつハロ
ゲンを含有しない、すなわち、耐蝕材料を必要としない
触媒を用いて高収率でトリアセトンアミンを工業的に製
造する方法を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明者は、上記問題点を克服するために鋭意研究を行
った結果、高収率でトリアセトンアミンを製造する方法
を見出だし、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明の製造方法は 「鉄のカルボン酸触媒の存在下、アセトンまたはアセト
ンとアセトンの酸性縮合物とアンモニアから2.2.−
6.6−テトラメチル−4−オキソメチルピペリジンを
製造する方法であって、(a)アセトンまたはアセトン
とアセトンの酸性縮合物とアンモニアから2.2.4.
4.6−ペンタメチル−2.3.4.5. −テトラヒ
ドロピリミジンを製造する工程 (b)上記反応液中の2.2.4.4.6−ペンタメチ
ル−2. 3.4. 5.−テトラヒドロピリミジンを
塩析によって単離精製する工程(c)単離精製された2
、2.4.4.6−ペンタメチル−2. 3.4. 5
.−テトラヒドロピリミジンとアセトンとから2.2゜
6.6−テトラメチル−4−オキソメチルピペリジンを
製造する工程 からなることを特徴とする製造法」 である。
つぎに、本発明の方法を詳細に説明する。
本発明のポイントは中間体であるアセトニンを単離精製
してこれにアセトンを反応させてtw。
−potでトリアセトンアミンを製造するところにある
(a)の工程ではアセトンまたはアセトンとアセトンの
酸性縮合物とアンモニアとを、使用するアセトンまたは
アセトンとアセトンの酸性縮合物を基準にして、0.0
5ないし10モル%、好ましくは0.1ないし5モル%
、より好ましくは0゜1ないし1モル%の量の、鉄のカ
ルボン酸塩触媒の存在下、温度0〜60℃が適当である
が、アンモニアの溶解度、あるいは温度制御のうえから
、5〜35℃、より好ましくは10〜25℃で反応させ
てアセトニンを製造する。
アンモニアガスは計算量(化学量論的量)ないし飽和量
を反応終了まで通じるが、未反応あるいは吸収されない
アンモニアガスは循環させるほうが有利である。
反応時間は反応条件、使用する触媒の量、柾順によって
異なるが、通常5〜10時間で行なう。
(a)の工程で用いられるアセトンまたはアセトンと併
用されるアセトンの酸性縮合物としては、ジアセトンア
ルコール、メシチルオキシド、ホロン、ジアセトンアミ
ン(およびアセトニン)などがあげられる。
溶媒は特に必要ではないが、有機溶媒を使用することに
より反応を円滑に進行することができる。
用いられる有機溶媒としては、ペンタン、ヘプタン、ヘ
キサン、ベンゼン、トルエン、シクロヘキサン、メチレ
ンクロライド、クロロホルム、四塩化炭素、テトラヒド
ロフラン、ジエチルエーテル、ジオキサン、アセトン、
メチルセロソルブ、セロソルブ、メトキシプロパツール
、ジメチルホルムアミド、メタノール、エタノール、プ
ロパツール、イソプロパツール、ブタノール、t−ブタ
ノール、シクロヘキサノール、ベンジルアルコール、エ
チレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレン
グリコールなどがあげられるが、好ましくはメタノール
、エタノール、プロパツール、イソプロパツールのよう
な低級−価アルコール、より好ましくはメタノールであ
る。
(a)の工程において、触媒は反応液に不溶性であって
も触媒量は極めて少量であるため、反応中にかたまりを
形成することがなく、反応操作は極めて容易である。
反応終了後、触媒を濾別し、(反応混合物は粘稠な液体
であるため、濾別する前にアセトンを加え、粘度を低く
しておくことは、操作のうえからも、時間短縮のうえか
らも好ましい)得られた触媒は再び、反応に供せられる
(b)の工程では、触媒を濾別したのち、アセトニンを
主成分とする反応混合物中の生成水を塩析操作によって
分離、除去する。
(b)の工程は、高収率でトリアセトンアミンを製造す
るための重要な工程であり、アセトニンを生成混合物か
ら単離し、場合によってはさらに精製することなく、簡
単な操作で次工程の原料としうる。
即ち、■で開示されている方法においては、生成水を分
離、除去する手段が講じられていないため、生成物の加
水分解反応が起こり、このため満足しない収率としてあ
られれる。
また、■、■で開示されている方法における晶析または
蒸留操作を行わずに、塩析という簡単な操作で次工程の
原料とじうることは驚きですらある。
塩析剤としては公知の塩類が使用できる。
例えば、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化カルシウ
ム、塩化アンモニウム、硫酸ナトリウム、硫酸アンモニ
ウム、硫酸マグネシウム、酢酸ナトリウム、水酸化ナト
リウム、水酸化カリウムなどがあげられるが、好ましく
は、水酸化ナトリウムのような強塩基性塩であり、固体
あるいは水溶液のいずれでも使用できるが、取扱いのう
えからも、設備コストのうえからも水溶液が有利である
(C)の工程ではアセトニンを主とする塩析上層液とア
セトンを鉄のカルボン酸塩触媒の存在下、反応温度0〜
120℃、好ましくは、アセトンの還流温度である50
〜60℃で反応させて、トリアセトンアミンを製造する
アセトンの使用量は、アセトニンに対して等モル以上用
い、多量に用いるほうが反応は速く進行するが実用上3
〜6モルを用いるのが好ましく、反応はアセトンの還流
温度である50〜60℃で行うのが、副生成物も少なく
好適である。
触媒の使用量に関しては特に限定はなく、多量に用いれ
ば反応時間は短縮される。
しかし、経済性、作業性の面から使用アセトニン1モル
に対して0.01〜0.2モルが好ましい。反応時間は
、反応条件、触媒の使用量、種類によって異なるが、通
常0.5〜10時間で完結する。また、反応は常圧で行
っても加圧下で行ってもよい。
本発明の方法において、(a)および(C)の工程で用
いられる触媒は鉄のカルボン酸塩であって、このような
塩を形成するために用いられるカルボン酸としては、−
塩基性、二塩基性及び三塩基性の脂肪族及び芳香族のカ
ルボン酸があげられる。
例示すれば、好ましくは炭素数1乃至18の飽和もしく
は不飽和の一塩基性脂肪族カルボン酸、例えば蟻酸、酢
酸、プロピオン酸、酪酸、ラウリン酸、バルミチン酸、
ステアリン酸、乳酸、アクリル酸およびメタアクリル酸
など、好ましくは炭素数2乃至12の飽和もしくは不飽
和の二塩基性脂肪族カルボン酸、例えば蓚酸、マロン酸
、コハク酸、アジピン酸、セパチン酸、酒石酸、リンゴ
酸、フマル酸、マレイン酸など、三塩基性脂肪族カルボ
ン酸、例えばクエン酸;置換されていてもよい一塩基性
芳香族カルボン酸、例えば安息香酸、トリイル酸、桂皮
酸、ナフトエ酸、二塩基性芳香族カルボン酸、例えばフ
タル酸およびテレフタル酸、および三塩基性芳香族のカ
ルボン酸、例えばトリメリット酸である。
これらのうちで、特に好ましいカルボン酸は酢酸、乳酸
、蓚酸、クエン酸である。
これらに存在する正塩、酸性塩、塩基性、さらにはこれ
らの水和物もそれぞれ使用することが可能である。また
、これらの触媒は単独または併用して用いることもでき
る。
本発明で用いられる触媒は、工業的に安価に製造され入
手の容易な鉄またはその化合物およびカルボン酸を使用
することが有利である。
また、従来から知られているルイス酸、プロトン酸ある
いは、プロトン酸とアンモニアもしくは窒素含有の有機
塩基との塩などと、本発明の触媒を併用して使用するこ
ともできる。
ルイス酸としては、塩化亜鉛、塩化スズ、塩化アルミニ
ウム、塩化鉄、塩化カルシウム、沃化カリウム、沃化ナ
トラム、沃化リチウム、三フッ化ホウ素などがあげられ
る。
プロトン酸としては、塩酸、硝酸、硫酸、燐酸、フッ化
水素、沃化水素などの無機酸、メタンスルホン酸、ベン
ゼンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸、ナフタレン
スルホン酸などの脂肪族または芳香族スルホン酸、メチ
ルホスホン酸、ベンジルホスホン酸、フェニルホスホン
酸などの脂肪族または芳香族ホスホン酸、ジメチルホス
フィン酸、ジエチルホスフィン酸、ジフェニルホスフィ
ン酸などの脂肪族または芳香族ホスフィン酸、蟻酸、酢
酸、モノクロル酢酸、ジクロル酢酸、プロピオン酸、酪
酸、ラウリン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、乳酸、
アクリル酸、メタアクリル酸、安息香酸、桂廓酸、ナフ
トエ酸、−塩基性の脂肪族または芳香族カルボン酸、蓚
酸、マロン酸、コハク酸、アジピン酸、セパチン酸、酒
石酸、リンゴ酸、フマル酸、マレイン酸、フタル酸、テ
レフタル酸などの二塩基性の脂肪族または芳香族カルボ
ン酸、クエン酸、トリメリット酸などの三塩基性の脂肪
族または芳香族カルボン酸があげられる。
また、上記プロトン酸のアンモニウム塩としては、塩化
アンモニウム、臭化アンモニウム、沃化アンモニウム、
硝酸アンモニウム、ホウ酸アンモニウムなどの無機酸の
アンモニウム塩、蟻酸アンモニウム、酢酸アンモニウム
、ジクロル酢酸アンモニウム、トリクロル酢酸アンモニ
ウム、トリフルオロ酢酸アンモニウム、プロピオン酸ア
ンモニウム、蓚酸アンモニウム、マロン酸アンモニウム
、安息香酸アンモニウム、p−トルエンスルホン酸アン
モニウムなどの有機酸のアンモニウム塩があげられる。
さらに、上記プロトン酸と塩を形成する有機塩基として
は、メチルアミン、エチルアミン、N−ブチルアミン、
オクチルアミン、ドデシルアミン、ヘキサメチレンジア
ミンなどの脂肪族−級アミン、ジメチルアミン、ジエチ
ルアミン、ジ−n−プロピルアミン、ジイソブチルアミ
ンなどの脂肪族二級アミン、トリエチルアミンなどの脂
肪族三級アミン、シクロヘキシルアミンなどの脂環式−
級アミン、アニリン、トルイジン、ナフチルアミン、ベ
ンジジンなどの芳香族−級アミン、N−メチルアニリン
、ジフェニルアミンなどの芳香族二級アミン、N−N−
ジエチルアニリンなどの芳香族三級アミン、ピロリジン
、ピペリジン、N−メチル−2ピロリドン、ピラゾリジ
ン、ピペラジン、ピリジン、ピコリン、インドリン、キ
ヌクリジン、モルホリン、N−メチルモルホリン、トリ
アセトンアミンなどの複素環塩基、尿素、チオ尿素、強
塩基もしくは弱塩基性イオン交換樹脂などのような飽和
もしくは不飽和の窒素含有の有機塩基などがあげられる
併用する場合の留意点としては、装置材料に影響を及ぼ
すハロゲン化物をさけることである。
反応終了後、触媒を濾別し、得られた触媒は再び、反応
に供せられる。
このようにして得られた反応混合物(濾液)から目的と
するトリアセトンアミンを取り出すには公知の方法でよ
く、例えば水を添加して水和物として得る方法、塩酸、
硫酸、蓚酸などの酸を加えて塩として得る方法、または
水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどの濃アルカリ水
溶液の過剰量を加え、水層を除いて、蒸留によって得る
方法などが用いられる。
[作用及び発明の効果] 本発明の方法に従えば、従来の方法より少量の触媒の存
在下短時間の反応でアセトニンの最高収率が得られ、晶
析または蒸留操作を行わずに、塩析という簡単な操作で
、次工程の原料であるアセトニンが得られ、トリアセト
ンアミンを高収率で製造できる。
また、触媒は再利用でき、さらには、溶媒の選択、併用
する触媒の選択により、ハロゲン化物を含有せず、設備
、装置上有利などの利点を有する。
[実施例] 以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、これ
らのものは本発明をなんら限定するものではない。
実施例−1 温度計、還流冷却器、攪拌機、吹込み管付きフラスコに
アセトン348g、酢酸鉄1.5gを仕込み、反応温度
10〜20℃でアンモニアガス102.8gを、10時
間を要して吸収反応させた。
反応終了後、ガスクロマトグラフィーにより定量し、ア
セトニンの定量値267.0g、アセトニン収率86.
7%を得た。
さらに塩析を行って得た、アセトンおよびアセトンの酸
性縮合物を40%含む反応混合物25゜7gを採取し、
アセトン34.0g、酢酸鉄3゜2gを仕込み、温度6
0℃で7時間反応した。
反応終了後、ガスクロマトグラフィーにより定量した。
トリアセトンアミンの定量値は16.5gで、トリアセ
トンアミン収率106.7%を得た(−買収率92.5
%)。
実施例−2 温度計、還流冷却器、攪拌機、吹込み管付きフラスコに
アセトン348g、酢酸鉄3.0gを仕込み、反応温度
10〜20℃でアンモニアガス102.8gを、10時
間を要して吸収反応させた。
反応終了後、ガスクロマトグラフィーにより定量し、ア
セトニンの定量値283.9g、アセトニン収率92.
2%を得た。
さらに塩析を行って得た、アセトンおよびアセトンの酸
性縮合物を40%含む反応混合物25゜7gを採取し、
アセトン40.0g、酢酸鉄1゜6gを仕込み、温度6
0℃で7時間反応した。反応終了後、ガスクロマトグラ
フィーにより定量した。
トリアセトンアミンの定量値は13.0gで、トリアセ
トンアミン収率83.6%を得た(−貫収率77.1%
)。
実施例−3 温度計、還流冷却器、攪拌機、吹込み管付きフラスコに
アセトン348g、酢酸鉄3.0gを仕込み、反応温度
10〜20℃でアンモニアガス102.8.gを、10
時間を要して吸収反応させた。
反応終了後、ガスクロマトグラフィーにより定量し、ア
セトニンの定量値283.9g、アセトニン収率92.
2%を得た。
さらに塩析を行って得た、アセトンおよびアセトンの酸
性縮合物を40%含む反応混合物25゜7gを採取し、
アセトン40.0g、酢酸鉄1゜6gを仕込み、温度6
0℃で7時間反応させた。
反応終了後、ガスクロマトグラフィーにより定量した。
トリアセトンアミンの定量値は13.0gで、トリアセ
トンアミン収率83.6%を得た(−買収率77.1%
)。
実施例−4 温度計、還流冷却器、攪拌機、吹込み管付きフラスコに
アセトン348g、酢酸鉄3.0gを仕込み、反応温度
10〜20℃でアンモニアガス102.8gを、10時
間を要して吸収反応させた。
反応終了後、ガスクロマトグラフィーにより定量し、ア
セトニンの定量値283.9g、アセトニン収率92,
2%を得た。
さらに塩析を行って得た、アセトンおよびアセトンの酸
性縮合物を40%含む反応混合物25゜7gを採取し、
アセトン40.0g、酢酸第一鉄3.2gを仕込み、温
度60℃で7時間反応させた。反応終了後、ガスクロマ
トグラフィーにより定量した。
トリアセトンアミンの定量値は10.5gで、トリアセ
トンアミン収率68.0%を得た(−買収率62.7%
)。
実施例−5 温度計、還流冷却器、攪拌機、吹込み管付きフラスコに
アセトン348g、酢酸鉄3.0gを仕込み、反応温度
10〜20℃でアンモニアガス102.8gを、10時
間を要して吸収反応させた。
反応終了後、ガスクロマトグラフィーにより定量し、ア
セトニンの定量値283.9g、アセトニン収率92,
2%を得た。
ざらに塩析を行って得た、アセトンおよびアセトンの酸
性縮合物を40%含む反応混合物25゜7gを採取し、
アセトン40.0g、酢酸鉄3゜2g、および酢酸3.
2gを仕込み、温度60℃で7時間反応させた。 反応
終了後、ガスクロマトグラフィーにより定量した。
トリアセトンアミンの定量値は12.4gで、トリアセ
トンアミン収率80.4%を得た。
(−買収率74.1%) 実施例−6 温度計、還流冷却器、攪拌機、吹込み管付きフラスコに
アセトン348g、乳酸第一鉄3.0gを仕込み、反応
温度10〜20℃でアンモニアガス102.8gを、1
0時間を要して吸収反応させた。
反応終了後、ガスクロマトグラフィーにより定量し、ア
セトニンの定量値283.9g、アセトニン収率91.
5%を得た。
さらに塩析を行って得た、アセトンおよびアセトンの酸
性縮合物を40%含む反応混合物25゜7gを採取し、
アセトン40.0g、乳酸第一鉄1.6gを仕込み、温
度60”Cで7時間反応した。
反応終了後、ガスクロマトグラフィーにより定量した。
トリアセトンアミンの定量値は12.9gで、トリアセ
トンアミン収率83,6%を得た(−買収率76.5%
)。
実施例−7 温度計、還流冷却器、攪拌機付きフラスコに精製アセト
ニン15.4g、アセトン46.4g。
酢酸鉄2.9gを仕込み、温度60’Cで7時間反応し
た。反応終了後、ガスクロマトグラフィーにより定量し
た。
トリアセトンアミンの定量値は18.9gで、トリアセ
トンアミン収率122.0%を得た。
(アセトニン転化率99.5%) 比較例−1 温度計、還流冷却器、攪拌機、吹込み管付きフラスコに
アセトン340g、メタノール64g1塩化アンモニウ
ムl1gを仕込み、温度10〜20℃でアンモニアガス
を、4時間を要して飽和吸収させ、その後、アセトン9
00g加え、50〜60℃で15時間反応した。反応終
了後、ガスクロマトグラフィーにより定量した。
トリアセトンアミンの定量値は354.6gで、トリア
セトンアミン収率32.1%を得た。
比較例−2 温度計、還流冷却器、攪拌機、吹込み管付きフラスコに
アセトン175.5g、ヒドラジンモノ塩酸塩6.3g
を仕込み、温度40〜45℃でアンモニアガスを、4時
間を要して飽和吸収させ、その後、アセトン457g加
え、40〜45℃で15時間反応した。
反応終了後、ガスクロマトグラフィーにより定量した。
トリアセトンアミンの定量値は47.9gで、トリアセ
トンアミン収率8.5%を得た。
比較例−3 温度計、還流冷却器、攪拌機、吹込み管付きフラスコに
アセトン340g、メタノール64g1酢酸鉄11gを
仕込み、温度10〜20℃でアンモニアガスを、4時間
を要して飽和吸収させ、その後、アセトン900g加え
、50〜60℃で15時間反応した。反応終了後、ガス
クロマトグラフィーにより定量した。
トリアセトンアミンの定量値は220.9gで、トリア
セトンアミン収率20.0%を得た。
比較例−4 温度計、還流冷却器、攪拌機、吹込み管付きフラスコに
アセトン348g、メタノール64g。
塩化アンモニウム15gを仕込み、反応温度10〜20
℃でアンモニアガス120gを、10時間を要して吸収
反応させた。
反応終了後、ガスクロマトグラフィーにより定量し、ア
セトニンの定量値247.6g、アセトニン収率80,
4%を得た。
さらに塩析を行って得た、アセトンおよびアセトンの酸
性縮合物を40%含む反応混合物25゜7gを採取し、
アセトン43.0g、酢酸アンモニウム3.6gを仕込
み、温度60℃で7時間反応させた。反応終了後、ガス
クロマトグラフィーにより定量した。トリアセトンアミ
ンの定量値は10.2gで、トリアセトンアミン収率6
8.7%を得た(−買収率55.2%)。
比較例−5 温度計、還流冷却器、攪拌機付きフラスコに精製アセト
ニン15.4g、アセトン46.4g。
酢酸マンガン・4水和物2.9gを仕込み、温度60℃
で7時間反応させた。
反応終了後、ガスクロマトグラフィーにより定量した。
トリアセトンアミンの定量値は2.3gで、トリアセト
ンアミン収率14.7%を得た(アセトニン転化率24
.0%)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)鉄のカルボン酸触媒の存在下、アセトンまたはア
    セトンとアセトンの酸性縮合物とアンモニアから2.2
    .6.6−テトラメチル−4−オキソメチルピペリジン
    を製造する方法であって、(a)アセトンまたはアセト
    ンとアセトンの酸性縮合物とアンモニアから2.2.4
    .4.6−ペンタメチル−2.3.4.5.−テトラヒ
    ドロピリミジンを製造する工程; (b)上記反応液中の2.2.4.4.6−ペンタメチ
    ル−2.3.4.5.−テトラヒドロピリミジンを塩析
    によって単離精製する工程; (c)単離精製された2.2.4.4.6−ペンタメチ
    ル−2.3.4.5.−テトラヒドロピリミジンとアセ
    トンとから2.2.6.6−テトラメチル−4−オキソ
    メチルピペリジンを製造する工程; からなることを特徴とする製造法。
  2. (2)アセトンまたはアセトンとアセトンの酸性縮合物
    とアンモニアから2.2.4.4.6−ペンタメチル−
    2.3.4.5.−テトラヒドロピリミジンを製造する
    工程において、アルコールを存在させる請求項(1)記
    載の2.2.6.6−テトラメチル−4−オキソメチル
    ピペリジンの製造法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107057218A (zh) * 2017-01-15 2017-08-18 北京化工大学 一种pvc用苯二酸单酯类金属盐/脂肪酸锌复合热稳定剂
CN114853663A (zh) * 2022-05-11 2022-08-05 宿迁联盛助剂有限公司 一种制备2,2,6,6-四甲基-4-哌啶酮的方法

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