JPH03188001A - 臓器保存用溶液 - Google Patents

臓器保存用溶液

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JPH03188001A JP26656590A JP26656590A JPH03188001A JP H03188001 A JPH03188001 A JP H03188001A JP 26656590 A JP26656590 A JP 26656590A JP 26656590 A JP26656590 A JP 26656590A JP H03188001 A JPH03188001 A JP H03188001A
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(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は臓器保存用溶液に関するものである。
(従来の技術及び発明が解決すべき課題)腎臓保存、死
体腎臓の生体外貯蔵は比較的新しい分野である。移植用
死体腎臓の保存は病院で通常実施されているが、進歩は
試行錯誤による実験に限られていた。この研究は臨床的
見地からは一部成功していたけれども、これら成功のか
げにある真実の原理はよく理解されていない。
腎臓移植は厳密な研究操作から進展し末期段階の腎臓疾
患に対する確立した臨床療法となってきたので、腎臓保
存は研究室での研究段階から確立された臨床方法へと進
歩してきた。現在、腎臓保存に最も一般的に用いられて
いる二つの方法は単純低温(hypothermic)
貯蔵法と連続潅流(perfusion)である。臨床
的な腎臓保存の最も一般的方法である単純低温貯蔵では
、死体贈与者から臓器を取り出し急速冷却する。この方
法は中心部温度をできるかぎり迅速に下げるため通常外
部冷却と短時間潅流の組み合わせで行われる。次いで腎
臓が貯蔵され、簡単なプラスチック容器中のフラッシン
グ・アウト(flush−out)溶液中に浸漬され、
容器を水中に浸漬し0〜4℃の温度に保持される。この
方法の利点はその単純性、低コスト、及び内蔵移植の容
易性にある。最適保存を行うためのフラッシング・アウ
ト溶液の組成について広範囲に及ぶ研究が行われてきた
臨床試験と共に広大な研究室調査研究が行なわれてきた
腎臓保存の第二の方法は連続脈動潅流法である。連続潅
流法の基本的な構成要素は(1)脈動流、 (2)低温
化、 (3)脱酸素化及び(4)アルブミン及び脂質の
両方を含有する潅流液(perfusate)である。
多少の変形はあるけれども、現在用いられているすべて
の腎臓保存ユニットはこれらの基本的原理を共有してい
る。臨床移植における連続潅流法にはい(つかの利点が
ある。潅流の第一の利点は死体からの移植を部分的に選
択操作するのに十分な時間が得られることである。第二
は移植前の生活能力試験を可能にすることである。もし
保存時間を現在の混合リンパ球培養試験に必要とされる
5〜7日にまで延長できるならば、死体からの腎臓移植
の結果に対し重要な改善がなされることが期待できる。
最初の細胞内電解質溶液によるフラッシング後の単純冷
却貯蔵又は電解質−タンパク質溶液による脈動潅流によ
って人間の腎臓を2〜3日間成功裡に保存できるように
なって贈与者及び受納者の組織対比試験、移植センター
間の腎臓分配、受納者の注意深い予備手術準備のために
十分な時間が得られるようになり、予備的な贈与者の培
養の時間が得られる結果となり、移植前の贈与腎臓の血
管の補修時間が得られるようになった。低温沈殿したプ
ラズマによる低温脈動潅流を用いて72時間保存した腎
臓は人間の腎臓保存の重要な進歩であることを証明し、
保存の好ましい方法であった。氷冷した細胞内電解質フ
ラッシング液処理後の単純冷却貯蔵による腎臓器官の保
存法は人間の腎臓保存に61時間まで満足に用いられて
いた。
血清アルブミンは種々の形で必要なコロイド浸透圧を作
るため臨床上の臓器保存に広く用いられている。血清ア
ルブミンの形としては低温沈殿したプラズマ、プラズマ
タンパク質画分、人間の血清アルブミン及びシリカゲル
処理プラズマが含まれる。しかしながら、これらの潅流
液は天然由来物質から調製されるので、変動は避けられ
ない。
もし合成コロイドを含有する潅流液が入手できれば特に
有利であろう。
過去において、多数の合成コロイド物質が腎臓保存にお
ける有効性について実験的に試験されてきた。これらの
コロイドにはデキストラン、ポリビニルピロリドン、プ
ルロニック類、ヒドロキシエチル澱粉(HES)、フィ
コール(Ficoll)、アラビアゴム、ポリエチレン
グリコールが含まれる。これらのうち血清アルブミンは
ど有効なものはなかった。しかしながら、HESは24
時間の保存、ある場合には72時間の保存に有効であっ
た。これらのコロイド物質はすべて含塩水を基調とする
潅流液中で試験された。最近、コロイド浸透支持用人間
の血清アルブミン(HSA)の塩素の代わりにグルコン
酸アニオンを含有する潅流液で大の腎臓を72時間うま
く保存できることが観察された。
1960年代のおそくに2つの重要な研究、すなわち、
腎臓が冷温貯蔵により30時間(1)及び連続潅流によ
り72時間もの間(2)安全に保存できたことが示され
た。これら2つの研究は死体腎臓の臨床的移植を緊急操
作から半選択操作へと変えた。多くの研究者が他の冷温
貯蔵溶液について試験しく3)、何人かが48又は72
時間の保存に成功したと主張した(3−5)。しかしな
がらコリンス((:ollins)溶液又は変性ユーロ
コリンス(Eurocollins)溶液(5)が腎臓
を冷温貯蔵により保存している大部分の移植センターで
好まれている。
1980年代に免疫抑圧用にシフロスポーリン(cyc
losporine)が紹介されて他の臓器、特に肝臓
、すい臓、心臓、肺臓、及び心肺域の移植に関する関心
が復活した。しかし、腎臓に対して成功した保存法はこ
れら他の臓器に対しては成功しないことが証明された。
従って、心臓、肝臓及びすい臓の臨床的保存は最低限に
しか維持されず、6〜10時間以上にならなかった。こ
れらの臓器の移植は腎臓の場合よりも数倍複雑であり、
手術は常に贈与者の病院で手術室が利用できる夜間に行
われている。心臓及び肝臓の保存期間が短いことはまた
贈与音用及び受信者用の二つの外科チームを必要として
いる。これら臓器の保存期間を30時間まで延長するこ
とはこれら臓器の移植に対し腎臓移植の場合と同様な衝
撃、すなわち、臓器入手可能性の増大、臓器廃棄の減少
、臓器配分の増大及びコストの低下をもたらすであろう
すべての贈与者臓器、贈与者体中その場での臓器冷却及
び臓器取り出し後の冷温貯蔵の両方に用い得る保存用溶
液が望ましい。
(課題を解決するための手段) 本発明によれば、人間の血清アルブミンの代りに特殊な
合成HESを含有する潅流液もしくは貯蔵用溶液及びそ
れを用いる臓器保存方法が開示される。適切な組成物が
提供される。開示されるのはすい臓の72時間保存、腎
臓の48時間保存及び肝臓の少なくとも24時間保存に
提供された貯蔵用溶液及び潅流液である。
上述したように、血清アルブミン(H3A)に基づく潅
流液は過去17年間実験的及び臨床的両方の腎臓保存用
として標準であった。不幸にして、この型の潅流液では
僅か3日の保存期間しか得られなかった。これら両方の
方法では腎臓の生活活性を3日間までは保存するけれど
も、より長い保存時間を定常的に得るのは困難である。
さらにこれらの方法は生存能力を3日間までは保持する
けれども、腎臓の移植後の血清タレアチニンのレベルが
上昇し、この高いレベルを正常に戻すのに必要な時間が
長くなることによって示されるように腎臓が損傷される
。初期の潅流液は容易に静脈注入用として入手できる電
解質から選ばれ、基本的に細胞外組成物のものであった
現在まで腎臓保存用に受は入れられる方法は得られてい
なかった。臨床的な効果が証明された方法は短時間貯蔵
(3日間)に限られ、生存能力は大いに低下している。
本発明は低体温保存臓器に最も適した潅流液及び貯蔵液
の生化学的組成及び大いに改善された長期保存が得られ
る新規な合成コロイド浸透剤について記載する。
凍結及び連続好気性潅流法は理論的に真の長期間(1月
から数年間)保存が得られる唯一の手段である。単純冷
温貯蔵は臓器が生活活性を失う特定の時間制限を有して
いる。低体温法は細胞内酵素が臓器の生活活性に必要と
される主要な細胞成分を分解する速度を低下させる。低
体温法は代謝を停止させるのではな(、単に反応速度及
び細胞の死亡を遅くする。
カルシら、ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル 
1963;2:651〜655は冷温血液を用いる虚血
腎臓の単純冷却は12時間機能が保持されることを示し
た。コリンズ(ランセット 1969.2 :1219
−1222)は適切な溢流溶液の使用が腎臓の貯蔵時間
を関数3に(30時間まで)増加させたことを示した。
この溶液がすい臓、肝臓及び心臓など他の臓器保存に有
効でなかったのは臓器の特有の代謝の差によると考えら
れる。
フラッシュ・アウト溶液が適切かつ有効であるためには
l)低温化により生起される細胞膨潤を極小化し、2)
細胞内酸性分解を防止し、3)フラッシュ・アウト期間
中の細胞外空間の膨張を防止し、4)特に再潅流中の酸
素を含有しないラジカルによる害を防止し、5)再潅流
中の高エネルギーリン酸塩化合物再生用基質を含む組成
を有していなければならない。低温化により生起される
細胞膨潤は水分の蓄積による。この膨潤傾向は細胞に対
し不浸透性である基質(不浸透剤)を110〜140ミ
リモル(mmol)  (110〜140ミリオスモル
(mOsm)/ k gの浸透圧)添加することにより
打ち消すことができる。この不浸透剤の濃度はコリンの
冷温貯蔵溶液中のグルコース濃度(120ミリモル)及
び他の冷温貯蔵溶液中の不浸透剤の濃度に等しい。した
がって、好結果の冷温貯蔵溶液の鍵となる成分は有効な
不浸透剤の適切な濃度である。
好結果の冷温貯蔵溶液として第二に考慮すべき重要な点
は細胞内酸性分解の防止である。虚血は低温でも解糖及
びグリコーゲン分解(パスツール効果)を刺激し、また
乳酸の生成及び水素イオン濃度を増大させる。組織の酸
性分解は細胞にとって決定的であり、リッツマールの不
安定化を生起し、リッツマール酵素を活性化し、ミトコ
ンドリアの性質を変えることになる。それ故、細胞内酸
性分解の防止は良好な保存の必要条件である。ある研究
では、冷温貯蔵溶液の効果的な緩衝又はアルカリ性pH
を有するフラッシュ・アウト溶液の使用が肝臓(ワー、
ティーニスら、トランスプラント・ブロス 1984.
16:134−137)及びすい臓(アブストラクト、
アメリカン・ソサイエティ・イブ・トランスプラント・
サージョンズ、第13年金、5月28−29日、198
7)の貯蔵を改善することを示している。
有効なフラッシュ・アウト溶液は細胞外空間の膨張、贈
与前臓器のその場のフラッシング中及び臓器を取り出し
た後に生じる膨張を防止しなければならない。このよう
な膨張は毛細管系統を圧迫し、組織内へのフラッシュ・
アウト溶液の分配を悪(することになる。大部分の冷温
貯蔵溶液はコロイド浸透性体(アルブミン又は他のコロ
イド)を作用させる基質を含有していない。それ故、フ
ラッシュ・アウト溶液の成分は迅速に細胞外空間に拡散
し、組織の水腫を生じさせる。したがって、その場合の
理想的なフラッシュ・アウト溶液はコロイド浸透圧をつ
くる基質を含有すべきであり、そのフラッシュ・アウト
溶液の主要成分を細胞外空間を膨張させることなく自由
に交換できるものである。
効果的な冷却貯蔵溶液として第四に考慮すべき重要な点
は再潅流中の酸素を含有しないラジカルによる害である
が、これらの剤の正確な役割はまだ不明である。内生的
キサンチンオキシダーゼはスーベルオキシドアニオンを
捕捉するスーペルオキシドディスムターゼの高い内生的
活性に比較して低い活性を有しているから、酸素を含ま
ないラジカルは人間の肝臓及び腎臓にはあまり重要では
ないと考えられている。これに対し、酸素を含まないラ
ジカルにより生起される害はそのような損害にたいして
敏感な肺臓及び腸にとっては極度に重要である。
考慮すべき最後の重要な点はエネルギー代謝である。ア
デノシントリフオスフェート(ATP)は低温貯蔵中に
急速に分解し、この分解の結果プラズマ膜を自由に浸透
できる最終生成物(アデノシン、イノシン及びハイポキ
サンチン)が形成される。臓器の再潅流にはATPを必
要とするナトリウムポンプ活性の急速な再生が必要であ
る。それ故、ATP前駆物質が得られることが効果的臓
器保存にとって重要であろう。
腎臓、肝臓及びすい臓の代謝には重要な相違点があり、
これらの相違点がこれらの臓器がいかによ(保存される
かに影響する。細胞膨潤の抑制には有効な不浸透剤が必
要である。コリンス溶液の主要な不浸透剤であるグルコ
ースは肝臓又はすい臓に有効でなく、容易に細胞中に入
る。サウザードら、クリオバイオロジイ 1986;2
3:477−482゜もう一つの通常用いられる不浸透
剤であるマニトールは肝臓ではグルコースと同様に浸透
する。このように、グルコース又はマニトールに依存す
る冷温貯蔵溶液が肝臓及びすい臓に有効でない理由の一
つはこれら溶液が有効な不浸透剤を含んでいないことで
ある。
本発明によれば、臓器保存用溶液は細胞に対する不浸透
剤としてラクトビチオン酸アニオンとラフィノースを含
有し、約320ミリオスモル(mOsm) / Qの溶
液オスモル濃度(solutionosmolalit
y) 、120 mMのに◆及び30mMのNa”を有
している。好ましいコロイドは約150.000から約
350.000ドルトン(dalton)の平均重量分
子量及び約0.4から約0.7の置換度を有する変性ヒ
ドロキシエチル澱粉である。より好ましいコロイドは約
200.000から約300.000ドルトンの平均重
量分子量を有するヒドロキシエチル澱粉である。好まし
いコロイドは実質的に約50.000ドルトン未満の分
子量を有するヒドロキシエチル澱粉を含有しないもので
ある。本発明の1実施態様によれば、ヒドロキシエチル
澱粉は蒸留脱イオン水による透析又は他の処理によりヒ
ドロキシエチル澱粉製品の有効性に対し逆効果を有する
予め未知の数種の不純物が除去される。
透析処理により除去される物質は非常に少量のヒドロキ
シエチル澱粉であり、残留アセトン及び塩化ナトリウム
とともにヒドロキシエチル化の副製品であるエチレング
リコール及びエチレンクロロヒドリンを含んでいる。エ
チレングリコール及びエチレンクロロヒドリンは毒性で
あることが知られている。したがってそれらの除去は少
量存在していても望ましいことである。
好ましい実施態様において保存溶液及び潅流液組成には
次のものが含まれるが、これに特定されるものではない
第1表 成分 lρ中の量 ヒドロキシエチル澱粉      50g/lラクトビ
オン酸      35.83g/l−塩基リン酸カリ
ウム     3.4g/l硫酸マグネシウム・7水和
物 1.23g/lラフィノース・5水和物  17.
83g/lアデノシン         1.34g/
lアロプリノール      0.136g/忍グルタ
チオン       0.922g/l水酸化カリウム
         q、s。
水酸化ナトリウム   pH7,4に調整もし必要なら
、最終溶液組成とするため、次の添加物を、使用する前
に無菌状態で添加する。
1、ペニシリンG200,000単位 2、レギュラーインシュリン40単位 3、デキサメタシン16mg 濃度範囲については、 ヒドロキシエチル澱粉 ラクトビオン酸 リン酸イオン 硫酸イオン マグネシウムイオン ラフィノース・ アデノシン アロプリノール グルタチオン pH 次の組成が好ましい: 45.0〜57.5  g/l 32、25〜41.20 g/l 2.16〜2.76g/氾 (−塩基性リン酸カリウム 3.09〜3.96  g/Il当量)0.43〜0.
55 g/l (硫酸7クネシウム・ 7水和物 1、10〜1.41  g/l当量) 0.11〜0.13  gIQ (硫酸マグネシウム・ 7水和物 1、12〜1.32  g/12当量)5水和物 16
.05〜20.50 g/l1.21〜1.54  g
/l 0.12〜0.16  gIQ 0.83〜1.06  g/12 6.8〜8.0 好ましいカリウムのレベルは約120 mEQ/ II
から約150 mEQ/ Qであり、ナトリウムのレベ
ルは約20mEQlρから30 mEQ/ Aである。
もし必要なら、グルタチオンは組成から外して(0%)
、使用直前に最終溶液の組成として添加するように凍結
乾燥添加物などの分離添加物として包装してもよい。
より広い濃度範囲については、次の組成が臓器保存用に
好適な溶液となるであろう: ヒドロキシエチル澱粉    2〜12%ラクトビオン
酸       l〜 7%ラフィノース      
 0.5〜3%アデノシン         0.1〜
0.3%アロプリノール      0.O2N2.3
%グルタチオン        0.0〜0.3%カリ
ウム       約120〜150 mEQ/lナト
リウム       約 20〜30 mEQ/l注入
用水          0.5 保存溶液用の好ましいコロイドは、約200゜000か
ら約350,000ドルトンの重量平均分子量、約0.
4から約0.7の置換度を有し、エチレングリコール、
エチレンクロロヒドリン、アセトン及び塩化ナトリウム
を含む汚染物を実質的に含有せず、約50,000ドル
トン未満のヒドロキシエチル澱粉を実質的に含有しない
ヒドロキシエチル澱粉である。
溶液は腎臓、肝臓及びすい臓を含む臓器を移植前移送用
としてそれらを単純低温フラッシング及び貯蔵するのに
使用することができる。ヒドロキシエチル澱粉は約15
0,000から約350゜000ドルトンの分子量を有
し、エチレングリコール、エチレンクロロヒドリン、塩
化ナトリウム及びアセトン、約50,000ドルトン未
満の分子量を有するヒドロキシエチル澱粉を実質的に含
有しない。
好ましくは、保存用溶液は約2〜12%のヒドロキシエ
チル澱粉、約1〜7%のラクトビオン酸及び約0.5〜
3%のラフィノースを含有する。
(実施例) 次に本発明を実施例に基づきさらに詳細に説明する。
実施例1 ヒドロキシエチル  の 100gのヒドロキシエチル澱粉をII2の蒸留脱イオ
ン水に溶解し10%w/w溶液をつくった。このHES
溶液を50,000ドルトンの分子量を分離する透析バ
ッグ(34mm x 1847チ)中に入れ、蒸留脱イ
オン水10−1542の容器中に入れ72時間撹拌した
。水は毎日とり替え、HESを集めて使用するまで一2
0℃で凍結した。
実施例2 ゛のすい の72 日 体重15−25kgの成人雑種犬を実験に使用した。
手術操作。麻酔ははじめペンタトール (pentathol)で行ない、へロタン(halo
thane)で続けた。中心線切開によりすい臓の左切
片(尾部)を前述のように取り出した。ひ臓をつけた移
植部分(グラフト)をフラッシュアウト直後(コントロ
ール)、冷蔵48時間後及び冷蔵48時間後にそれぞれ
長骨管(iliac vessel)に移植した。
すい管は開けたままにし、すい液を自由に腹腔へ滴下さ
せた。抗凝血剤は使用しなかった。すい臓の右切片は移
植の時に除去した。
実験記録。全ての犬に摘出前及び移植後最初の3日間は
0.5gのマンドール(Mandol) I 、 V 
を与えた。犬にはビオカーセ(Viokase)含有の
標準ドッグフードを給餌した。これら動物は3群(グル
ープ)に分けた。グループ1:臓器摘出、洗浄後直ちに
グラフトを移植、グループ2(48時間冷却貯蔵)、グ
ループ3(72時間冷却貯蔵。血液のグルコース濃度を
移植後1週間は毎日、その後は2週に1回測定した。静
脈内グルコース許容濃度試験(IVGTT)を移植後2
4時間、2週間及び4週間に行った。4週間後にグラフ
トを除去し、その2−3日後にIVGTTを行った。I
VGTTにはグルー1〜ス(0,5g/体重1kg)を
注射し、その後1分、5分、10分、20分、30分、
60分、90分に血液グルコースを測定した。5−60
分測定から得られた血液グルコース濃度からに値を算出
した(9)。
グルコース値が2日間をこえ150mg%よりも大きく
、K値が1.0よりも低い場合を糖尿病の兆候と考えた
保存。保存溶液の比較を第2表に示した。摘出後すい臓
は約250−300yn[lのフラッシュ・アウト溶液
を高さ60cmからフラッシングした。
グラフトは二重プラスチック容器中で保存溶液に浸して
入れ、容器を氷水浴中に置いた。
統計処理。学生用T試験法を用い統計的に評価した。得
られた値は平均値±SEMである。
結果 全ての移植体(グラフト)は移植後、直ちによ(潅流し
た。保存移植体には潅流後5−10分に程度の差はある
が小葉内水腫(intralobularedema)
が生じた。全ての場合ひ臓はよ(潅流した。第2表に示
すように、5匹の犬が死亡した。
そのうち3匹はコントロール群、2匹はグループ3(7
2時間保存)であった、死因は移植とは無関係で、全て
の犬はグラフトが機能したまま死亡した。すい臓機能検
査の際、全てのグラフトは(コントロールでさえも)ひ
臓の場合同様種々の程度の線維症を示した。動脈及び静
脈の血栓症はどのグラフトも明らかでなかった。
移植後血液グルコース値及びIVGTT結果は各動物毎
に第2表に示した。検討した各グループの平均値(+S
EM)も第2表に示した。移植後最初の1週間中の平均
血液グルコース値はグループ3が最も高< (124±
6mg%)、この値はグループ1(94±7mg%)及
びグループ2(107±7mg%)と比較した場合有意
差(p<0.05)があった。日数1の平均に値もグル
ープ3(185±0.15%)がグループ1 (2,4
4±0.14%)及びグループ2(2,53±0.22
%)と比較した場合有意に(p<0.05)低かった。
グループ3において、日数14で試験したに値(1,7
±0.1%)及び日数28のに値(1,61±0,19
%)は日数1のに値と同等にとどまっていた(P=NS
)、グループl及びグループ2においてに値は低下し、
移植後2週間で3グル一プ間の有意差はなくなった。第
4週までは、グループ3のに値はグループ2のそれより
も良かったが、コントロールグループと比較すれば若干
低かった(グループ1内の個数が少ないため統計的有意
は示されなかった)。
全ての犬がすい臓除去後過血糖症(血液グルコース濃度
が200mg%より大)となり、移植された臓器がグル
コース恒常性に太き(関与していたことを示した。グル
ープ3の4匹は長期間生存が観察された。1匹の犬は移
植後7週間に肺炎で死亡したが、正常血糖のままであっ
た。2匹の犬は3月後及び4月後に犠牲にし、1匹の犬
は6月間そのままにした。全ての犬に糖尿の徴候はなく
、正常血糖であった。
実施例3 24時間肝臓保存 臨床的肝臓保存は約6−10時間に制限されており、こ
れを24時間又はそれ以上に増加させることは肝臓移植
に重大な衝撃を与えるであろう。
分離し潅流した兎の肝臓を、冷温貯蔵に続くコリンス溶
液、ケンブリッジ血清タンパク質画分(PPP)、マー
シャル溶液及び本発明の溶液(保存溶液)それぞれの中
での保存特性の評価に使用した。冷温貯蔵した肝臓の正
常温度潅流中での胆汁生産は生活能力の有用なパラメー
タであり、コントロールと24時間冷温貯蔵した兎の肝
臓の胆汁生産速度(TI’t12/ l OOgm/ 
h r±SD)を表に示す。
コントロール    5.4±1.7 ケンブリツジPPP  1.8±0.9ユーロコリンス
   1.9±1.3 マーシヤル     3.1±0.5 保存溶液      4,4±0.5 説明保存溶液は他の冷温貯蔵溶液に比べ24時間冷温貯
蔵(2−4℃)、正常温度潅流での胆汁生産の点で優れ
ていた。
成功的保存溶液の最終的試験は移植モデルである。それ
故、保存溶液を犬の正常肝臓移植モデルに使用した。こ
の溶液を用いる潅流に続いて3匹の犬の肝臓を続けて2
4−26時間貯蔵した。移植はカフ(cuff)及び縫
合技術の組み合わせで行った。すべての肝臓は満足すべ
き外観を呈しており、3匹の犬は敏捷に起きており、処
置終了の4時間内に立ち上がった。血小板数は手術後6
時間正常であった。6時間及びそれに続(7日間のビリ
ルビン及び酵素値を表に記録してあり、正常肝臓機能の
急速な回復を示している。1匹の犬は手術後5日に腸重
積症により死亡した。
6時間  日数1  口数3  日数5  田数70.
6±O,:l  O,7±0.6 0.9±0.7 0
.5±(1,40,4±0.22148±98318:
15±1145 61±16 55±4045±211
86±14 217±47 273±126 311±
64 315±48GOT ビリルビン mgz 燐酸アルカリ 実施例4 腎臓保存 この経験に基づいて、説明した冷温貯蔵(CS)溶液の
腎臓保存に対する潜在的有用性を検討し、再潅流後の腎
臓機能に対するその効果を、l)分離し潅流した犬の腎
臓モデル(IPK)中で、2)犬のオート移植(aut
otransplant)モデル中で検討した。
1)犬の腎臓ユーロコリンス(Eurocollins
)(EC)中又は説明した冷温貯蔵溶液(C3)中でそ
れぞれ48時間冷温貯蔵した。腎臓機能はIPKモデル
の再潅流中にクレブスーヘンセレイ) (Krebs−
Henseleit)溶液を含有した酸素化変性アルブ
ミンを用い37℃で90分より長い時間測定した。10
分ごとに尿サンプルを集め分析した。GFR(クレアチ
ニン除去)、尿/プラズマタンパク質(U/P)及び画
分ナトリウム再吸収(%Na)を算出した。結果は平均
値としてかっこ内の標準偏差とともに第3表に示す。
両方の冷温貯蔵腎臓グループは再潅流時に腎臓機能が低
下(コントロール腎臓に比較して)した。FC−貯蔵腎
臓に比較してC8−貯蔵腎臓はIPK中にGFR及びナ
トリウム再吸収性を有意に改善した。この機能改善はC
8中で保存された腎臓は冷温イシエミック損傷をEC中
で貯蔵された腎臓よりも迅速に回復させることができる
ことを示唆している。
2)48時間C8中で保存した8匹の犬の腎臓を順次オ
ート移植した。3匹の動物は技術的な複雑さ(動脈血塞
、腸重積症)によって犠牲になった。生き残った5匹の
移植後血清クレアチニン(平均値±SD)を第4表に示
す。
この研究はC8溶液を用い48時間冷温貯蔵した場合腎
臓機能がよく保存されることを示している。それ故、こ
の溶液は腎臓、すい臓及び肝臓を保存することができ、
単純冷温貯蔵又は連続潅流に使用することができる。
実施例5 臓器保存用 第1表の溶液は臓器の単純低温フラッシング及び貯蔵用
のうすい黄色で透明な無菌の非パイロ−ジエン性溶液で
ある。溶液は約320m05mの浸透圧モル濃度計算値
、約20 mEq/lのナトリウム濃度、約120mE
q/lのカリウム濃度及び室温で約7.4のpHを有し
ている。溶液は腎臓、肝臓及びすい臓を含む臓器をドナ
ーから取り出した時にそれらを貯蔵、移送及び最終的に
は受容者(レシピエンド)に移植するために調整するフ
ラッシング及び低温貯蔵用に意図されいる。溶液を水中
で約2〜6℃(35,6〜42.8”F) k: 予備
冷却L タ後、この冷却溶液を分離される臓器をドナー
から取り出す直前又はドナーから取り出した直後にフラ
ッシングするのに使用される。溶液は単純低温貯蔵中及
び移送中臓器血管系中に残される。
溶液は臓器の低温貯蔵用のものであり、連続的な機械潅
流用に意図されていない。推薦される温度における溶液
の使用は臓器を有効に冷却し、その代謝必要物を低減す
るものである。臓器に連結する前に、溶液容器は溶液を
変動なく流すことができ、フラッシング中小なくとも3
0mj2/分の流速が得られるよう十分な高さに懸垂す
べきである。フラッシングは臓器が均一に薄い色になり
、流出液が透明になるまで続けるべきである。
提案される最低容量 生体内フラッシュ: 成人 2〜4ρ 幼児 50mg/kg 生体外注入: 肝臓(門脈及び胆のう管系経由) 成人 1200mj2 幼児 50mj2/kg すい臓又は腎臓 成人 300〜500m℃ 幼児 150〜250mI2/kg 臓器を保持する容器中へ追加の溶液を用い、容器を無菌
的に密封する。臓器貯蔵容器は断熱良好な移送用容器内
に保持すべきである。臓器貯蔵容器の周囲に氷を使用す
るが、氷が直接臓器に接触できるような容器内には使用
すべきでない。
溶液は1リットル以上のプラスチック袋内に保持するこ
とができるが、冷凍温度2〜8℃(35,6〜46.6
 F)に貯蔵すべきである。
従って、本発明は延長された臨床的臓器保存時間を提供
するものであり、合成コロイドとして天然由来の物質か
ら調製された潅水から生じる変動を最小限にするもので
ある。
本発明を詳細にかつ特に好ましい態様を特に参照して説
明したが、通常の技術を有する当業者にとって本発明の
精神及び範囲から逸脱することなしに改変をなし得るも
のであることを理解されるべきである。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)内移植を必要とする患者の内移植向けの臓器の保
    存及び貯蔵用溶液であって、 ヒドロキシエチル澱粉50g/l ラクトビオン酸35.83g/l 一塩基性リン酸カリウム3.4g/l 硫酸マグネシウム・7水和物1.23g/lラフィノー
    ス・5水和物17.83g/l アデノシン1.34g/l アロプリノール0.136g/l グルタチオン0.922g/l 水酸化カリウムq.s.(十分) 水酸化ナトリウムpH7.4に調整 注入用水q.s. を含んでなり、 前記ヒドロキシエチル澱粉は約150,000から約3
    50,000ドルトンの重量平均分子量、約0.4から
    約0.7の置換度を有し、エチレングリコール、エチレ
    ンクロロヒドリン、アセトン及び塩化ナトリウムを含む
    汚染物を実質的に含有しない 溶液。
  2. (2)ヒドロキシエチル澱粉が約50,000ドルトン
    未満の分子量を有するヒドロキシエチル澱粉を実質的に
    含有しない請求項1の溶液。
  3. (3)内移植を必要とする患者の内移植向けの臓器の保
    存及び貯蔵用溶液であって、 ヒドロキシエチル澱粉45.0〜57.5g/lラクト
    ビオン酸32.25〜41.20g/lリン酸イオン2
    .16〜2.76g/l 硫酸イオン0.43〜0.55g/l マグネシウムイオン0.11〜0.13g/lラフィノ
    ース・5水和物16.05〜20.50g/lアデノシ
    ン1.21〜1.54g/l アロプリノール0.12〜0.16g/l グルタチオン0.83〜1.06g/l 注入用水q.s. pH6.8〜8.0 を含んでなり、 前記ヒドロキシエチル澱粉は約150,000から約3
    50,000ドルトンの重量平均分子量、約0.4から
    約0.7の置換度を有し、エチレングリコール、エチレ
    ンクロロヒドリン、アセトン及び塩化ナトリウムを含む
    汚染物を実質的に含有しない 溶液。
  4. (4)ヒドロキシエチル澱粉が約50,000ドルトン
    未満の分子量を有するヒドロキシエチル澱粉を実質的に
    含有しない請求項3の溶液。
  5. (5)内移植を必要とする患者の内移植向けの臓器の保
    存及び貯蔵用溶液であって、 ヒドロキシエチル澱粉2〜12% ラクトビオン酸1〜7% ラフィノース0.5〜3% アデノシン0.1〜0.3% アロプリノール0.01〜0.3% グルタチオン0.0〜0.3% カリウム120〜150mEQ/l ナトリウム20〜30mEQ/l 注入用水q.s を含んでなり、 前記ヒドロキシエチル澱粉は約150,000から約3
    50,000ドルトンの重量平均分子量、約0.4から
    約0.7の置換度を有し、エチレングリコール、エチレ
    ンクロロヒドリン、アセトン及び塩化ナトリウムを含む
    汚染物を実質的に含有しない 溶液。
  6. (6)グルタチオンが分離した添加物として包装され、
    溶液へ使用直前に添加される請求項5の溶液。
  7. (7)ヒドロキシエチル澱粉が約50,000ドルトン
    未満の分子量を有するヒドロキシエチル澱粉を実質的に
    含有しない請求項5の溶液。
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