JPH0318795B2 - - Google Patents

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JPH0318795B2
JPH0318795B2 JP9517084A JP9517084A JPH0318795B2 JP H0318795 B2 JPH0318795 B2 JP H0318795B2 JP 9517084 A JP9517084 A JP 9517084A JP 9517084 A JP9517084 A JP 9517084A JP H0318795 B2 JPH0318795 B2 JP H0318795B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
circuit
output
signal
phase
Prior art date
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Expired
Application number
JP9517084A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60239191A (ja
Inventor
Hikari Kondo
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP9517084A priority Critical patent/JPS60239191A/ja
Publication of JPS60239191A publication Critical patent/JPS60239191A/ja
Publication of JPH0318795B2 publication Critical patent/JPH0318795B2/ja
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  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は位相制御回路に係り、例えばカラーテ
レビジヨン受像機において画面全体の色を可変す
る装置に用いられ、比較的簡単な回路にて、出力
信号を入力信号に対してその振幅を変化させずに
その位相のみを可変せしめて取出すようにした回
路を提供することを目的とする。
従来技術 例えばカラーテレビジヨン受像機等において、
画面の色は映像信号中のカラーバースト信号に対
する搬送色信号(3.58MHz)の位相で決定され
る。このため、この位相を可変制御すれば画面の
色を変えることができ、これを実現する手段とし
て位相制御回路が必要となる。
実施例 第1図は本発明になる位相制御回路の一実施例
の回路図を示す。同図においては、説明を簡略化
するために直流阻止用コンデンサ、バイアス電流
供給用抵抗等を省略してある。
同図において、入力信号源1は抵抗R1、トラ
ンジスタQ1を介して出力端子2に接続されてい
る一方、トランジスタQ3,Q4、抵抗R4を介して
アースされている。トランジスタQ3のエミツタ
とトランジスタQ4のコレクタとの接続点はコン
デンサC及びトランジスタQ2に接続されており、
トランジスタQ2のコレクタは出力端子2に接続
されていると共に、抵抗R3を介して電源+Vccに
接続されている。トランジスタQ1のベースは直
流電圧源EBに接続されている。
3は入力信号Vsに対する出力信号Voの位相を
可変制御するための制御信号を供給される位相制
御信号入力端子で、トランジスタQ4のベースに
接続されている。
入力信号源1の入力信号VsはトランジスタQ1
にて増幅され、出力端子2より取出される。この
とき、トランジスタQ1はベース接地動作とされ
ているので、出力信号の位相は入力信号の位相と
同相である。トランジスタQ1の増幅動作によつ
て抵抗R3の両端子間に発生する電圧V1は、 V0=(R3/R1)Vs (1) となる。
一方、入力信号VsはトランジスタQ3、コンデ
ンサCを介してトランジスタQ2に供給され、ト
ランジスタQ2のコレクタよりトンジスタQ1から
の信号に対して逆相とされて取出され、トランジ
スタQ1のコレクタからの信号と加算される。こ
のとき、トランジスタQ3のエミツタ電流をI(m
A)とすると、トランジスタQ3の出力インピー
ダンスは26/I(Ω)となることは周知の通りで
あり、従つてエミツタ電流Iの値を適宜選定すれ
ば、トランジスタQ3の出力インピーダンスre3
コンデンサCとで実質上低域フイルタが形成され
る。
トランジスタQ4は、トランジスタQ3のエミツ
タ電流Iを制御するための定電流回路であり、端
子3に位相可変量に応じた電圧レベルの位相制御
信号を供給すると、トランジスタQ3のエミツタ
電流を可変し得る(即ち、実質上形成された低域
フイルタのカツトオフ周波数を可変制御し得る)。
第1図示の回路を等価的に示すと第2図示の回
路の如くとされ、トランジスタQ3の出力インピ
ーダンス(抵抗re3)とコンデンサCとにて構成
される低域フイルタの抵抗re3の抵抗値を位相可
変操作に応じて可変する。
トランジスタQ2によつて抵抗R3の両端子間に
発生する電圧V2は、角周波数をωとすると、 V2={1/(1+jωCre3)}・(−R3/R
2)・Vs(2) であり、端子2より取出される出力電圧Voは、
(1)式及び(2)式より、 Vo=V1+V2=Vs〔(R3/R1−{1/(1+
jωCre3)}・(R3/R2)〕(3) となる。
いま、後述の(5)式に示すように第2項の絶対値
を1にする目的で、トランジスタQ2のゲインを
トランジスタQ1のゲインの2倍に選定し、R1
2R2とすると、(3)式は、 V0=(R3Vs/2R2)〔1−{2/(1+jωCre3)}
〕 =(R3Vs/2R2){(−1+jωCre3)/(1+j
ωCre3)}(4) となる。
一方、出力電圧Voの絶対値は、 |Vo|=|R3Vs/2R2|・|(−1+jωCre3)/(1
+jωCre3)|=|R3Vs/2R2|×1(5) であり、入力信号Vsのレベルを一定とすれば、
出力信号VoのレベルはトランジスタQ3の出力イ
ンピーダンスre3の値に無関係に一定となる。
又、出力電圧Voの位相角θは、入力信号Vsの
レベルを一定とすれば、(4)式の第2項に示す通り
であり、第3図に示す如く、複素平面図上で考え
れば、出力インピーダンスre3の値に応じて0゜〜
+180゜の範囲内を可変し得る。
効 果 上述の如く、本発明になる位相制御回路は、入
力信号を増幅して同位相で取出す第1の信号伝送
回路と、入力信号を供給され、位相制御信号に応
じてその周波数特性を可変される低域周波数波
回路と、この低域周波数波回路の出力を供給さ
れ、上記第1の信号伝送回路のゲインの2倍のゲ
インを有し、上記第1の信号伝送回路の出力と逆
位相の出力を取出す第2の信号伝送回路と、上記
第1の信号伝送回路の出力と第2の信号伝送回路
の出力とを加算して取出す回路とにて構成したた
め、位相制御信号に応じて低域周波数波回路の
周波数特性を可変することにより、出力信号を入
力信号に対してその振幅を変化させずにその位相
のみ可変せしめ得、例えばカラーテレビジヨン受
像機において、カラーバースト信号に対する搬送
色信号の位相を変化させて画面全体の色を変える
装置例えば電圧制御形の色調可変回路に最適であ
り、更に、低域周波数波回路を、入力信号をベ
ースに供給されて出力をエミツタより取出される
第1のトランジスタと、位相制御信号をベースに
供給されて第1のトランジスタのエミツタ電流を
制御する第2のトランジスタと、第1のトランジ
スタのエミツタとアースとの間に接続されたコン
デンサとにて構成したため、可変抵抗器や機械的
な部品を用いることなく純電子的に位相制御し
得、又、回路を簡単に、安価に構成し得る等の特
長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は夫々本発明回路の一実施例
の回路図及びその等価回路図、第3図は本発明回
路にて得られる出力電圧の位相角を説明するため
の複素数平面図である。 1……入力信号源、2……出力端子、3……位
相制御信号入力端子、Q1〜Q4……トランジスタ、
R1〜R4……抵抗、EB……直流電圧源、C……コ
ンデンサ、re3……トランジスタQ3の出力インピ
ーダンス。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 入力信号を増幅して同位相で取出す第1の信
    号伝送回路と、該入力信号を供給され、位相制御
    信号に応じてその周波数特性を可変される低域周
    波数波回路と、該低域周波数波回路の出力を
    供給され、上記第1の信号伝送回路のゲインの2
    倍のゲインを有し、上記第1の信号伝送回路の出
    力と逆位相の出力を取出す第2の信号伝送回路
    と、上記第1の信号伝送回路の出力と該第2の信
    号伝送回路の出力とを加算して取出す回路とより
    なることを特徴とする位相制御回路。 2 該低域周波数波回路は、該入力信号をベー
    スに供給されて出力をエミツタより取出される第
    1のトランジスタと、該位相制御信号をベースに
    供給されて該第1のトランジスタのエミツタ電流
    を制御する第2のトランジスタと、該第1のトラ
    ンジスタのエミツタとアースとの間に接続された
    コンデンサとよりなることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の位相制御回路。
JP9517084A 1984-05-12 1984-05-12 位相制御回路 Granted JPS60239191A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9517084A JPS60239191A (ja) 1984-05-12 1984-05-12 位相制御回路

Applications Claiming Priority (1)

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JP9517084A JPS60239191A (ja) 1984-05-12 1984-05-12 位相制御回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60239191A JPS60239191A (ja) 1985-11-28
JPH0318795B2 true JPH0318795B2 (ja) 1991-03-13

Family

ID=14130284

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JP9517084A Granted JPS60239191A (ja) 1984-05-12 1984-05-12 位相制御回路

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JP (1) JPS60239191A (ja)

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JPS60239191A (ja) 1985-11-28

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